JP2000358279A - 移動体通信の輻輳制御装置、方法及びプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

移動体通信の輻輳制御装置、方法及びプログラムを記憶した記憶媒体

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JP2000358279A
JP2000358279A JP11170599A JP17059999A JP2000358279A JP 2000358279 A JP2000358279 A JP 2000358279A JP 11170599 A JP11170599 A JP 11170599A JP 17059999 A JP17059999 A JP 17059999A JP 2000358279 A JP2000358279 A JP 2000358279A
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signal
short message
congestion
call
call signal
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Toshio Sato
利雄 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ショートメッセージ発呼が輻輳すると、他の
通常の電話の発呼も規制されて電話がかかりにくくなる
ので、このときショートメッセージ発呼を規制しこれを
軽減する。 【解決手段】 ショートメッセージ専用移動端末101
からの発呼信号701は、無線基地局201を介して無
線制御装置300に送られて識別され、ショートメッセ
ージ発呼信号と識別された呼数をカウントし、そのカウ
ント数に基づいてショートメッセージ輻輳状態と判定さ
れると、移動端末に通知する報知信号の中にショートメ
ッセージ発呼を規制するための規制信号を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ムにおいて発呼信号の輻輳を制御する移動体通信の輻輳
制御装置、方法及びプログラムを記憶した記憶媒体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】移動体通信システムにおける移動体交換
機においては、移動体端末からの発呼信号による輻輳が
発生した場合は、その発呼信号が一般の音声呼による発
呼信号かショートメッセージ呼による発呼信号かにかか
わらず、無線制御装置に対して、全ての発呼信号を規制
する旨の通知を行い、端末から発呼信号を送信しないよ
うにして、輻輳の制御を行っている。
【0003】また、移動体通信システムによる無線制御
装置は、処理能力を軽減させるために、移動体端末から
上がってきた信号情報の中身については、分析を実施せ
ず、上位の移動体交換機において信号の中身の分析を行
っている。 このため、一般の音声呼による発呼信号な
のか、ショートメッセージ呼による発呼信号なのかを分
析ができないので、無線制御装置では全ての呼を規制す
るしかない。
【0004】この場合、ショートメッセージ呼が大量に
発生して移動体交換機が輻輳した場合、一般の音声によ
る発呼信号も規制対象になってしまい、一般の音声によ
る通信を行いたい人へも電話がかからないという影響を
及ぼしてしまう。
【0005】図4は従来の移動体通信システムの構成を
示す。図4において、移動体交換機400では、無線制
御装置信号受信部401で発呼信号を受信した場合、信
号分析部402において信号の接続先を分析し、他移動
体網なら他移動体網信号処理部403へ、固定網なら固
定網信号処理部404へ、ショートメッセージならSM
S信号処理部へ、その他ならその他信号処理部406へ
処理が渡されると同時に、信号分析部402から輻輳制
御部412へ処理が渡される。
【0006】輻輳制御部412は、呼数チェック部41
3、輻輳判定処理414、信号編集部415から構成さ
れ、呼処理信号の輻輳を判断するが、各々の接続先によ
っての輻輳判断ができず、一般呼であろうがショートメ
ッセージ呼であろうが一律に輻輳規制の対象としてしま
い、輻輳信号704を無線制御装置300に送信する。
【0007】輻輳信号704を受信した無線制御装置3
00は、報知信号702に「アクセス群規制」を設定し
て無線基地局送信部307から報知信号702を送信す
る。この場合、報知信号702の中身にショートメッセ
ージ識別子が設定されないため、移動体端末は一般の音
声呼も、ショートメッセージ呼も規制するように動作し
ていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年における、移動体
通信においては、音声によるサービスがほぼ普及し終
え、文字情報やデータ等の付加価値をつけたサービスが
求められてきている。現在、移動体通信において、ポケ
ベルに代わり、文字情報の送受信を可能としたショート
メッセージサービスが急速に普及しつつあり、文字情報
を付加した信号が多量に増加することが予想され、この
文字情報を付加した信号のトラヒック増による交換機輻
輳によって、一般音声呼への影響が懸念されており、音
声以外のサービスに関する信号の輻輳を防ぐ方法が求め
られてきている。
【0009】本発明は、上記のような実情に鑑みなされ
たもので、発呼信号の内容によって効果的に輻輳を制御
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による移動体通信の輻輳制御装置は、無線
基地局から受信した発呼信号がショートメッセージ発呼
信号か否かを判定する第1の判定手段と、上記ショート
メッセージ発呼信号であると判定されたときそのショー
トメッセージ発呼信号が輻輳状態にあるか否かを判定す
る第2の判定手段と、上記輻輳状態にあることが判定さ
れたときショートメッセージの発呼を規制する規制信号
を上記無線基地局に送信する送信手段とを設けたもので
ある。
【0011】また、本発明による移動体通信の輻輳制御
方法は、無線基地局から受信した発呼信号がショートメ
ッセージ発呼信号か否かを判定する第1の判定手順と、
上記ショートメッセージ発呼信号であると判定されたと
きそのショートメッセージ発呼信号が輻輳状態にあるか
否かを判定する第2の判定手順と、上記輻輳状態にある
ことが判定されたときショートメッセージの発呼を規制
する規制信号を上記無線基地局に送信する送信手順とを
設けたものである。
【0012】また、本発明によるプログラムを記憶した
記憶媒体は、無線基地局から受信した発呼信号がショー
トメッセージ発呼信号か否かを判定する処理と、上記シ
ョートメッセージ発呼信号であると判定されたときその
ショートメッセージ発呼信号が輻輳状態にあるか否かを
判定する処理と、上記輻輳状態にあることが判定された
ときショートメッセージの発呼を規制する規制信号を上
記無線基地局に送信する処理とを実行するためのプログ
ラムを記憶したものである。
【0013】また、上記上記第2の判定手段は、所定時
間における上記ショートメッセージ発呼信号の呼数をカ
ウントし、そのカウント数に基づいて判定を行うように
してよい。
【0014】また、上記送信手段は、上記第2の判定手
段が輻輳状態にないことを判定したとき、上記規制を解
除する解除信号を送信するようにしてよい。
【0015】また、上記規制信号は、所定時間ショート
メッセージ発呼を規制するものであってよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。本実施の形態は、 移動体通信システ
ムにおける移動体交換機において、ショートメッセージ
による発呼信号が大量に発生した場合には、ショートメ
ッセージによる発呼信号だけ規制すればよいので、発呼
信号の内容によって効果的に輻輳を制御するようにして
いる。即ち、ショートメッセージ呼による輻輳が発生し
た場合、音声呼による発呼は規制しないで、ショートメ
ッセージ呼のみ発呼規制を行うようにしたことを特徴と
するものである。
【0017】一般的に、移動体通信システムにおける輻
輳制御方式は、移動体端末からの発呼信号を大量に受け
付けた場合、輻輳している移動体交換機からの指示、あ
るいは無線制御装置による輻輳検出により、無線制御装
置が無線制御装置の制御する全てのエリアの移動体端末
に対して、発呼信号を上げてこないように規制の通知を
行い、規制通知を受けた移動体端末が発呼信号を上げな
いで、無線制御装置の輻輳を制御する方式になってい
る。
【0018】本実施の形態は、移動体端末に対してこの
ように発呼信号を規制するように通知を行う移動体通信
の輻輳制御装置において、移動体交換機において一般の
音声呼とショートメッセージ呼とを識別し、識別された
ショートメッセージ呼が大量に発生するといった移動体
交換機が輻輳している状態に、移動体交換機は移動体端
末からショートメッセージ呼の発呼信号を上げないよう
に規制して、一般の音声呼による発呼信号は許容するよ
うにした移動体通信の輻輳制御装置である。
【0019】図1に本発明による移動体通信の輻輳制御
装置の実施の形態を示す。まず、概略的に説明する。図
1において、ショートメッセージ専用端末101から送
信された発呼信号(文字情報)は、無線基地局201を
介して無線制御装置300に送られる。この発呼信号
(文字情報)701は、無線制御装置300において、
無線信号801か位置信号802かもしくは呼処理信号
803かの識別が行われ、呼処理信号803であれば、
発呼信号(文字情報)701はトランスペアレントに移
動体交換機400に送信される。
【0020】本実施の形態においては、無線制御装置3
00から送信された発呼信号(文字情報)701が、移
動体交換機400の中で、ショートメッセージ呼と判断
されると、それと同時にSMS(Short Mass
age Servis)のための輻輳制御部407で、
ショートメッセージによる発呼信号の呼数をカウント
し、現在ショートメッセージ輻輳解除中の場合は、予め
定めた時間帯における上記カウントしたショートメッセ
ージ呼数が、ある輻輳しきい値より大きいかを判断し、
大きければ、輻輳状態と判断して、輻輳信号(SM)7
04を無線制御装置300に送信するようにしている。
【0021】また、現在ショートメッセージ輻輳中の場
合は、予め定めた時間帯における上記カウントしたショ
ートメッセージ呼数がある輻輳解除しきい値より小さい
か否かを判断する。この判断において、ある輻輳解除し
きい値より小さい場合、輻輳解除状態と判断して、輻輳
解除信号(SM)705を編集して、無線制御装置30
0に送信するようにしている。
【0022】また、本実施の形態においては、無線制御
装置300が、移動体交換機400から輻輳信号(S
M)704あるいは、輻輳解除信号(SM)705を受
信した場合、輻輳信号(SM)704なら、移動機に通
知する報知信号の中に「アクセス群規制」、ショートメ
ッセージであることを判断するための「ショートメッセ
ージ識別子」を設定し、報知信号(SM、アクセス群規
制)702を無線基地局201〜204を介して移動体
端末101〜104に送信するようにしている。
【0023】さらに、本実施の形態においては、無線制
御装置300は輻輳解除信号(SM)705なら、移動
機に通知する報知信号の中に「アクセス群規制」、ショ
ートメッセージであることを判断するための「ショート
メッセージ識別子」の設定を解除し、報知信号(通常)
702を送信するようにしている。
【0024】上記報知信号702を受け取ったショート
メッセージ端末101は報知信号702の中に「ショー
トメッセージ識別子」と「アクセス群規制」が設定され
ていた場合、無線制御装置300から通知された時間帯
の間、ショートメッセージによる発呼信号(文字情報)
701を送出することを停止する。
【0025】次に、図1の詳細な構成及び動作について
説明する。図1において、101〜104はショートメ
ッセージを送信可能な移動体端末、201〜204は無
線基地局、300は無線制御装置、400は移動体交換
機、500はショートメッセージ制御装置をそれぞれ示
す。
【0026】無線制御装置300において、無線基地局
信号受信部301は、移動体端末101〜104から無
線基地局201〜204を介して送られてくる信号を受
信し、信号分析部302に処理を渡す。信号分析部30
2は無線基地局201から受信した信号が、無線信号8
01か、位置信号802か、あるいは呼処理信号803
かを識別する。また、無線制御部304は無線に関する
処理を行う。
【0027】輻輳制御部305は、移動体交換機信号受
信部308からの指示により、報知信号702に、ショ
ートメッセージ専用移動体端末101、103からのシ
ョートメッセージを規制するためのアクセス群規制を設
定し、無線基地局信号送信部307に処理を渡す。無線
基地局信号送信部307は、無線基地局201〜204
への信号送信処理を行い、移動体交換機信号送信部30
3は、信号分析部302の上記識別に応じて移動体交換
機400への信号送信処理を行う。
【0028】移動体交換機400において、移動体交換
機信号受信部401は、無線制御装置300からの信号
受信を行い、信号分析部402に処理を渡す。信号分析
部402は、移動体端末からの発呼の接続先が他移動体
網なのか、固定網なのか、ショートメッセージ制御装置
500なのか、あるいはそれ以外の接続なのかの判定を
行い、移動体網なら他移動体網信号処理部403、固定
網なら固定網信号処理部404、ショートメッセージ制
御装置500ならSMS信号処理部405、それ以外な
らその他信号処理部406にそれぞれ処理を渡す。
【0029】SMS輻輳制御部407は、SMS信号処
理部405からの指示でショートメッセージ呼の輻輳判
定を行い、輻輳していれば輻輳信号704を生成し、輻
輳が解除されていれば輻輳解除信号705を生成し、無
線制御装置信号送信部411に処理を渡す。
【0030】他移動体信号処理部403は、他移動体端
末との接続処理及びサービス制御を行う。固定網信号処
理部404は、固定網との接続処理及びサービス制御を
行う。SMS信号処理部405は、ショートメッセージ
制御装置500との接続処理及びサービス制御を行う。
その他信号処理部406は、上述した接続先以外への接
続処理及びサービス制御を行う。無線制御装置信号送信
部411は無線制御装置300への信号送信を行う。
【0031】SMS輻輳制御部407において、呼数チ
ェック部408では、ある一定時間あたりの呼数信号の
記録を行い、輻輳判定部409では、ショートメッセー
ジ輻輳と輻輳解除の判定を行い、信号編集部410で
は、報知信号702の編集を行う。また、無線制御装置
300の輻輳制御部305において、信号編集部306
で報知信号702の生成を行う。
【0032】次に動作について説明する。まず、図1の
構成図に基づく動作を説明し、続いて、図1の斜線部の
輻輳制御の動作を図2に示す制御フローと図3に示す信
号シーケンスを用いて説明する。
【0033】図1において、ショートメッセージ専用端
末101から送信された発呼信号(文字情報)701
は、無線基地局201を介して無線制御装置300に送
られる。この発呼信号(文字情報)701は、無線制御
装置300内の信号分析部302で無線信号801か位
置信号802かもしくは呼処理信号803かの識別が行
われる。呼処理信号803であれば、移動体交換機信号
送信部303に送られ、発呼信号(文字情報)701が
トランスペアレントに移動体交換機400に対して、移
動体交換機信号送信部303から送信される。
【0034】無線制御装置300から送信された発呼信
号(文字情報)701は、移動体交換機400内の無線
制御装置信号受信部401で信号受信され、信号分析部
402に渡される。信号分析部402は、送信されてき
た発呼信号の接続先を判断し、接続先が他移動網なら、
他移動網信号処理部403へ、固定網なら固定網信号処
理部404へ、ショートメッセージ制御装置ならSMS
信号処理部405へ、その他の接続先ならその他信号処
理部406へそれぞれ処理を渡す。
【0035】この場合、発呼信号(文字情報)702は
ショートメッセージなので、SMS信号処理部405に
処理が渡される。SMS信号処理部405は、ショート
メッセージ制御装置500との接続処理を行うと共に、
SMS輻輳制御407へ輻輳判定の指示を行う。
【0036】指示を受けた上記輻輳制御部407では、
ショートメッセージによる発呼信号を呼数チェック部4
08でカウントし、輻輳判定部409において、現在シ
ョートメッセージ輻輳中でなければ、予め定めた時間帯
におけるショートメッセージ呼数が、ある輻輳しきい値
より大きいかを判断し、大きければ、輻輳状態と判断し
て、信号編集部410で輻輳信号(SM)704を編集
する。
【0037】また、輻輳判定部409は、ショートメッ
セージ輻輳中であれば、予め定めた時間帯におけるショ
ートメッセージ呼数がある輻輳解除しきい値より小さい
か否かを判断し、ある輻輳解除しきい値より小さいと判
断された場合、輻輳解除状態と判断して、信号編集部4
10で輻輳解除信号(SM)705を編集する。無線制
御装置信号送信部411は、信号編集部410から生成
された輻輳信号(SM)704、あるいは輻輳解除信号
(SM)705を無線制御装置300に送信する。
【0038】無線制御装置300内の移動体交換機信号
受信部308は、移動体交換機400から輻輳信号(S
M)704、あるいは輻輳解除信号(SM)705を受
信した場合、輻輳制御部305に指示をする。
【0039】指示を受けた輻輳制御部305は、輻輳信
号(SM)なら、移動機に通知する報知信号の中に「ア
クセス群規制」、ショートメッセージであることを判断
するための「ショートメッセージ識別子」を設定し、無
線基地局信号送信部307から報知信号(SM、アクセ
ス群規制)702を送信する。また、輻輳解除信号(S
M)なら、移動機に通知する報知信号の中に「アクセス
群規制」、ショートメッセージであることを判断するた
めの「ショートメッセージ識別子」の設定を解除し、無
線基地局信号送信部307から報知信号(通常)702
を送信する。
【0040】次に、図1の斜線部の本実施の形態による
輻輳制御部407及び輻輳制御部305の動作を図2の
制御フローを用いて説明する。移動体交換機400内の
信号分析部402による信号分析処理601において、
ショートメッセージ呼701と判断された場合、SMS
信号処理部405に信号が渡されることでSMS信号処
理610が行われ、SMS信号処理部405から輻輳制
御部407へ輻輳判定の指示が行われる。
【0041】輻輳制御部407は、呼数チェック処理6
06で一定時間当たりのショートメッセージ呼数を記録
する。呼数を記録した後、ショートメッセージ輻輳中か
否かの判定を行い、ショートメッセージ輻輳解除状態な
ら、呼数チェック処理606で記録したショートメッセ
ージ呼数を予め定められた輻輳しきい値と比較して大き
ければ、輻輳と判断し、信号編集処理611で、無線制
御装置300にショートメッセージ輻輳を通知するため
の輻輳信号(SM)704を作成し、無線制御装置信号
送信処理613に渡す。ショートメッセージ輻輳中な
ら、そのまま輻輳判定処理を終了させる。
【0042】また、ショートメッセージ輻輳状態なら、
呼数チェック処理606で記録したショートメッセージ
呼数を予め定められた輻輳解除しきい値と比較して小さ
ければ、輻輳解除と判断し、信号編集処理612で無線
制御装置300にショートメッセージ輻輳解除を通知す
るための輻輳解除信号(SM)705を作成し、無線制
御装置信号送信処理613に渡す。ショートメッセージ
輻輳解除中なら、そのまま輻輳判定処理を終了させる。
【0043】次に、無線制御装置300内の移動体交換
機信号受信処理802で、移動体交換機400からの輻
輳信号(SM)704、あるいは輻輳解除信号(SM)
705を受信した場合、輻輳制御部305の信号編集処
理802で、輻輳信号(SM)なら移動機に通知する報
知信号の中に「アクセス群規制」、ショートメッセージ
であることを判断するための「ショートメッセージ識別
子」を設定し、無線基地局信号送信処理803から報知
信号(SM、アクセス群規制)702を配下の無線基地
局201〜204を介して移動体端末に送信する。
【0044】また、輻輳解除信号(SM)なら、移動機
に通知する報知信号の中に「アクセス群規制」、ショー
トメッセージであることを判断するための「ショートメ
ッセージ識別子」の設定を解除し、無線基地局信号送信
部307から報知信号(通常)702を配下の無線基地
局201〜204を介して移動体端末に送信する。
【0045】次に、図3(a)(b)のシーケンス図を
用いて、本実施の形態による輻輳制1について説明す
る。通常状態においては、無線制御装置300から無線
基地局201を介して各移動体端末101〜103に対
して、報知信号(通常)702が一定周期で送信されて
いる。
【0046】ショートメッセージ専用端末(以下SMS
端末)101が通話を行うために、発信した場合、発呼
信号(一般呼)703がSMS端末101より無線基地
局201を介して無線制御装置300に送られる。無線
制御装置300は、無線信号801か位置信号802か
呼処理信号803かの識別を行い、呼処理信号803の
場合は、発呼信号(一般呼)703をトランスペアレン
トに移動体交換機400に送信する。移動体交換機40
0は、信号分析の結果接続先がショートメッセージ制御
装置(SMS)500以外なら、通常の接続処理及びサ
ービス処理を行う。
【0047】SMS専用移動端末101がショートメッ
セージを送る場合、発呼信号(文字情報)701を無線
基地局201を介して無線制御装置300に送信する。
発呼信号(文字情報)701は呼処理信号803なの
で、トランスペアレントに発呼信号(文字情報)701
を移動体交換機400に送信する。移動体交換機400
は、信号分析を行い、発呼信号(文字情報)701をシ
ョートメッセージ呼と識別する。ショートメッセージと
識別された場合は、SMS輻輳チェックに輻輳状態でな
ければ、通常のショートメッセージ制御装置500との
接続処理及びサービス処理を行う。
【0048】移動体交換機400は、ショートメッセー
ジ輻輳と判断された場合、輻輳信号(SM)704を無
線制御装置300に送信する。輻輳信号(SM)704
を受信した無線制御装置300は、報知信号702にシ
ョートメッセージ識別子(以下SM)とアクセス群規制
表示を設定して、無線基地局201を介して各移動体端
末(SMS端末101〜一般端末103)に通知する。
【0049】報知信号(SM、アクセス群規制)702
を受けたSMS端末101、102は、報知信号に設定
されている時間帯の間、発呼信号(文字情報)701を
送信するのを停止する。
【0050】また、一般端末103は、報知信号702
の中身が(SM、アクセス群規制)になっているので、
発呼信号(一般呼)703を規制せずに、無線基地局2
01を介して無線制御装置300に送信でき、移動体交
換機400において通常の接続処理とサービス処理が行
われる。
【0051】次に、報知信号(SM、アクセス群規制)
702により、ショートメッセージの発呼を規制された
SMS専用端末101は、一定時間がくると、発呼信号
(文字情報)701を送信することが可能となる。発呼
信号(文字情報)701を受信した移動体交換機400
は、ショートメッセージ輻輳状態で発呼信号(文字情
報)701が受信数が少なくなった場合、ショートメッ
セージ輻輳状態を解除し、輻輳解除信号(SM)705
を無線制御装置300に送信する。
【0052】輻輳解除信号(SM)705を受信した無
線制御装置300は、報知信号702のショートメッセ
ージ識別子(以下SM)とアクセス群規制表示の設定を
解除して、通常の報知信号702を無線基地局201を
介して各移動体端末(SMS端末101〜一般端末10
3)に通知する。
【0053】SMS専用端末101、102は、報知信
号702の中身が(通常)になっているので、発呼信号
(文字情報)701は常に送信可能となり、移動体交換
機400において通常の接続処理とサービス処理が行わ
れる。
【0054】上述した実施の形態においては、移動体交
換機400において、ショートメッセージか否かの呼の
識別とショートメッセージ信号の輻輳判定を行っている
が、移動体交換機400に上がってくる前に、無線制御
装置300でショートメッセージ呼の識別と輻輳判定を
行い、無線制御装置自身で輻輳制御を行うようにしても
よい。
【0055】その場合、移動体交換機400の前段階で
輻輳処理を行うので、移動体交換機400の輻輳発生を
低くすることが可能となる。しかしながら、無線制御装
置300でショートメッセージ呼か否かを詳細に信号を
分析する必要があるため、無線制御装置内で処理遅延が
発生する可能性がある。また、無線制御装置300にお
いて、発呼信号の信号長によりショートメッセージ呼を
識別することも可能であるが、今後サービスが多様化さ
れていくにあたり、発呼信号の信号長が長くなる傾向に
あり、一概に信号長によってショートメッセージ呼と判
断することが困難になる可能性もある。
【0056】なお、図1のシステムをCPU、MPU及
び記憶装置等によるコンピュータシステムで構成する場
合、上記記憶装置は本発明によるプログラムを記憶した
記憶媒体を構成することになる。この記憶媒体には、図
2のフローチャートによる処理を実行するためのプログ
ラムが格納される。また、この記憶媒体としては、光磁
気ディスク、光ディスク、半導体メモリ、磁気記録媒体
等を用いることが可能である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ショートメッセージ発呼による呼が大量に発生した場合
に、通常の音声による呼については規制をかけないで、
ショートメッセージによる呼に対してのみ規制をかける
ようにしたので、一般の音声による電話がかからなくな
るということを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による移動体通信の輻輳制御装置の実施
の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態による輻輳制御処理を示す
フローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態による動作における各信号
を示すシーケンスチャートである。
【図4】従来の移動体通信の輻輳制御装置を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
101〜104 移動体端末 201〜204 無線基地局 300 無線制御装置 301 無線基地局信号受信部 302 信号分析部 305 輻輳制御部 306 信号編集部 307 無線基地局信号送信部 400 移動体交換機 402 信号分析部 403 輻輳制御部 408 呼数チェック部 409 輻輳判定部 410 信号編集部
フロントページの続き Fターム(参考) 5K024 AA64 CC11 DD02 5K030 GA13 HA01 HB16 JL01 JT09 LB02 LC11 5K051 AA01 BB02 CC07 FF03 FF07 FF22 5K067 AA25 AA33 BB04 BB21 DD00 DD23 DD53 EE02 EE10 EE16 GG11 HH05 HH12 HH22 HH23

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線基地局から受信した発呼信号がショ
    ートメッセージ発呼信号か否かを判定する第1の判定手
    段と、 前記ショートメッセージ発呼信号であると判定されたと
    き、前記ショートメッセージ発呼信号が輻輳状態にある
    か否かを判定する第2の判定手段と、 前記輻輳状態にあることが判定されたとき、ショートメ
    ッセージの発呼を規制する規制信号を前記無線基地局に
    送信する送信手段とを有することを特徴とする移動体通
    信の輻輳制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の判定手段は、所定時間におけ
    る前記ショートメッセージ発呼信号の呼数をカウント
    し、該カウント数に基づいて判定を行うことを特徴とす
    る請求項1記載の移動体通信の輻輳制御装置。
  3. 【請求項3】 前記送信手段は、前記第2の判定手段が
    輻輳状態にないことを判定したとき、前記ショートメッ
    セージ発呼規制を解除する解除信号を送信することを特
    徴とする請求項1又は2記載の移動体通信の輻輳制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記規制信号は、所定時間ショートメッ
    セージ発呼を規制するものであることを特徴とする請求
    項1から3のいずれかに記載の移動体通信の輻輳制御装
    置。
  5. 【請求項5】 無線基地局から受信した発呼信号がショ
    ートメッセージ発呼信号か否かを判定する第1の判定手
    順と、 前記ショートメッセージ発呼信号であると判定されたと
    き、前記ショートメッセージ発呼信号が輻輳状態にある
    か否かを判定する第2の判定手順と、 前記輻輳状態にあることが判定されたとき、ショートメ
    ッセージの発呼を規制する規制信号を前記無線基地局に
    送信する送信手順とを有することを特徴とする移動体通
    信の輻輳制御方法。
  6. 【請求項6】 無線基地局から受信した発呼信号がショ
    ートメッセージ発呼信号か否かを判定する処理と、 前記ショートメッセージ発呼信号であると判定されたと
    き、前記ショートメッセージ発呼信号が輻輳状態にある
    か否かを判定する処理と、 前記輻輳状態にあることが判定されたとき、ショートメ
    ッセージの発呼を規制する規制信号を前記無線基地局に
    送信する処理とを実行するためのプログラムを記憶した
    記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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