JP2000357157A - 認証システム、電子機器、認証方法および記憶媒体 - Google Patents

認証システム、電子機器、認証方法および記憶媒体

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JP2000357157A
JP2000357157A JP11168201A JP16820199A JP2000357157A JP 2000357157 A JP2000357157 A JP 2000357157A JP 11168201 A JP11168201 A JP 11168201A JP 16820199 A JP16820199 A JP 16820199A JP 2000357157 A JP2000357157 A JP 2000357157A
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JP11168201A
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English (en)
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Takayuki Tanabe
孝幸 田辺
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本人以外が操作できず、重要なデータを保護
できる認証システムを提供する。 【解決手段】 認証システムでは、受信装置の初期設定
を行い(S1)、予め登録されているユーザ固有の認証
コードをロードする(S2)。実際に認証コード送信装
置1から定期的に発せられる認証データの受信を予め設
定された時間行う(S3)。認証データを受信できたか
否かを判別する(S4)。認証コードを受信できない場
合、動作モードを第1次省電力モードに移行させる指示
を出す(S5)。再度の認証データを受信したか否かを
判別し(S7)、再度の認証コードを受信できた場合、
省電力モード(非使用状態)から非省電力モード(使用
状態)に復帰させる指示を出す(S8)。再度の認証コ
ードを受信できない場合、電子機器2の動作モードを第
2次省電力モードに移行させる指示を出す(S9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器を使用す
るユーザの認証を行う認証システム、電子機器、認証方
法および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電池駆動での動作時間の拡大や地
球環境を考えた省エネルギー化などを目的とするパワー
マネジメント機能、およびCRTディスプレイの焼き付
き防止を目的とするスクリーンセーバやパスワードなど
のセキュリティ管理機能を有する電子機器が知られてい
る。
【0003】このような電子機器では、省電力モードお
よびスクリーンセーバモードなどの非通常モードに移行
するトリガは、キーボードやマウスなどの入力デバイス
からの入力が予め任意に設定された時間内に無い場合に
発生する。
【0004】すなわち、その状態は通常の使用状態では
なく、非使用状態であると判断して消費電力を低減する
省電力モードや画像焼き付きを防止するスクリーンセー
バなどの非使用状態モードに移行する。この判断時間を
段階的に設定することで、省電力などの度合いを調節す
ることが可能である。
【0005】また、通常モードに移行(復帰)するトリ
ガも、キーボードやマウスなどの入力デバイスからの入
力により発生する。その際、パスワードなどのセキュリ
ティ管理を有するもの(設定している場合)では、パス
ワード認証が行われ、本人であることをキーボードから
入力されるパスワードで確認し、本人でない場合、操作
の拒否または制限をかける。
【0006】本人でない場合でも、何らかの入力操作で
必ず省電力モードを脱し、再度の省電力モードへの移行
は、再びある一定時間、入力デバイスから入力が無いこ
とを確認した後、行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、以下の(1)〜(4)に掲げる問題があり、
その改善が要望されていた。すなわち、(1)非通常モ
ードに移行するか否かの判断時間を自分の平均的な使用
環境を想定して予め設定するので、想定にない不意の離
席などに対応できない。
【0008】つまり、離席してから非通常モードに移行
するまでの間に、何のセキュリティも利かず、他人に対
して無防備で危険な空白時間が存在することになる。ま
た、離席して使用していない電子機器に対し、本来、電
力を絞れるはずであるが、何もなされずに無駄な電力が
消費されてしまう。
【0009】実際、この事態に対応させるには、判断時
間を極端に短い時間に設定すればよいが、短い時間に設
定すると、頻繁に省電力モードやスクリーンセーバなど
の非通常モードに移行し、通常の使用環境に支障を与え
る事態となる。
【0010】(2)また、通常モードに復帰させるため
に、ユーザは電子機器の入力デバイスを必ず操作しなけ
ればならない。入力操作が可能になるまで復帰に時間が
かかり、ユーザにストレスを与えてしまうことになる。
【0011】(3)さらに、セキュリテイに関し、非通
常モードからの復帰の際、必要となる認証手段が物理的
な認証媒体でなく、入力デバイスから予めユーザが設定
しておいた特定の文字列を入力することで認証を行うパ
スワード方式である場合、特定の文字列が他人に漏れる
おそれがあり、漏れた場合、唯一の防備が崩れることに
なる。
【0012】(4)非使用状態にあるときに何らかの入
力操作で、必ず非使用状態を脱し、通常の使用状態に復
帰する。パスワード認証で確認できればよいが、できな
かった場合、すぐに非使用状態に移行せず、所定時間、
入力デバイスからの未入力を確認できるまで使用状態に
留まり、省電力などを行わず、無駄な電力が消費され
る。
【0013】そこで、本発明は、本人以外が操作でき
ず、重要なデータを保護できる認証システム、電子機
器、認証方法および記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0014】また、本発明は、予め設定しておいた省電
力モードに移行する判断時間に達しなくとも、突発的で
予知しがたい急用で離席する場合、すぐに省電力モード
に移行できる認証システム、電子機器、認証方法および
記憶媒体を提供することを他の目的とする。
【0015】さらに、本発明は、単純なパスワードのよ
うに、他人に盗み見されて覚えられる心配がない認証シ
ステム、電子機器、認証方法および記憶媒体を提供する
ことを他の目的とする。
【0016】また、本発明は、入力デバイスからの未入
力を確認できるまで使用状態に留まることなく、無駄な
電力を消費することを防止できる認証システム、電子機
器、認証方法および記憶媒体を提供することを他の目的
とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の認証システムは、電子機
器を使用するユーザの認証を行う認証システムにおい
て、前記ユーザに携帯され、認証コードを発する送信装
置を備え、前記電子機器は、前記発せられた認証コード
の受信を行う受信手段と、前記送信装置から発せられた
認証コードを受信できたか否かを判別する受信判別手段
と、前記認証コードを受信できない場合、省電力モード
に移行する省電力モード移行手段とを備えたことを特徴
とする。
【0018】請求項2に記載の認証システムは、請求項
1に係る認証システムにおいて、前記省電力モードに移
行する場合、前記電子機器の使用を制限する使用制限手
段を備えたことを特徴とする。
【0019】請求項3に記載の認証システムでは、請求
項1に係る認証システムにおいて、前記受信判別手段
は、前記認証コードを受信できたか否かを複数の段階で
判別し、前記省電力モード移行手段は、前記認証コード
を受信できない場合、前記段階に応じた省電力モードに
移行することを特徴とする。
【0020】請求項4に記載の認証システムは、請求項
1または請求項2に係る認証システムにおいて、前記省
電力モードに移行した後、前記認証コードの受信を行
い、該認証コードを受信できた場合、前記省電力モード
から通常モードに復帰する通常モード復帰手段を備えた
ことを特徴とする。
【0021】請求項5に記載の認証システムは、請求項
4に係る認証システムにおいて、前記省電力モードから
通常モードに復帰する場合、前記電子機器の使用の制限
を解除する制限解除手段を備えたことを特徴とする。
【0022】請求項6に記載の認証システムでは、請求
項2に係る認証システムにおいて、前記受信手段は、複
数の認証コードの受信を行い、前記使用制限手段は、前
記受信した認証コードの識別結果に基づき、前記電子機
器の使用を制限することを特徴とする。
【0023】請求項7に記載の認証システムは、請求項
1または請求項2に係る認証システムにおいて、前記認
証コードの受信にかかわらず、一時的に省電力モードに
移行させる省電力モード強制移行手段を備えたことを特
徴とする。
【0024】請求項8に記載の認証システムは、請求項
1に係る認証システムにおいて、前記認証コードを受信
できない場合、省電力モードへの移行を指示する省電力
モード移行指示手段、前記受信手段および前記受信判別
手段を含む認証コード受信装置が装着自在に設けられた
ことを特徴とする。
【0025】請求項9に記載の認証システムは、請求項
4に係る認証システムにおいて、前記認証コードの受信
感度を計測する受信感度計測手段を備え、前記省電力モ
ードに移行した後、前記認証コードを受信できた場合、
前記通常モード復帰手段は、前記計測された受信感度に
適した省電力モードに一旦、移行することを特徴とす
る。
【0026】請求項10に記載の認証システムは、請求
項1に係る認証システムにおいて、定期的に受信が行わ
れる前記認証コードを一時的に受信できなくても、所定
期間内である場合、前記省電力モードに移行しないこと
を特徴とする。
【0027】請求項11に記載の認証システムは、請求
項2に係る認証システムにおいて、パスワードを入力し
てユーザの認証を行うパスワード認証手段を備え、前記
認証コードおよび前記パスワードが予め登録されたもの
と合致した場合、該認証コードに割り当てられたファイ
ルに対する前記電子機器の使用の制限を解除することを
特徴とする。
【0028】請求項12に記載の電子機器は、使用する
ユーザの認証を行う電子機器において、前記ユーザに携
帯された送信装置から発せられた認証コードの受信を行
う受信手段と、前記送信装置から発せられた認証コード
を受信できたか否かを判別する受信判別手段と、前記認
証コードを受信できない場合、省電力モードに移行する
省電力モード移行手段とを備えたことを特徴とする。
【0029】請求項13に記載の認証方法は、電子機器
を使用するユーザの認証を行う認証方法において、前記
ユーザに携帯された送信装置から認証コードを発する工
程と、前記電子機器に設けられた受信装置で前記発せら
れた認証コードの受信を行う工程と、前記送信装置から
発せられた認証コードを受信できたか否かを判別する工
程と、前記認証コードを受信できない場合、省電力モー
ドに移行する工程とを有することを特徴とする。
【0030】請求項14に記載の記憶媒体は、電子機器
を制御するコンピュータによって実行され、該電子機器
を使用するユーザの認証を行うプログラムが格納された
記憶媒体において、前記プログラムは、前記ユーザに携
帯された送信装置から発せられた認証コードの受信を行
う手順と、前記送信装置から発せられた認証コードを受
信できたか否かを判別する手順と、前記認証コードを受
信できない場合、省電力モードに移行する手順とを含む
ことを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の認証システム、電子機
器、認証方法および記憶媒体の実施の形態について説明
する。
【0032】[第1の実施形態]図1は第1の実施形態
における電子機器を用いた認証システムの構成を示す図
である。図において、1はユーザ固有の認証コードを定
期的に送信する認証コード送信装置である。
【0033】2は認証コード送信装置1から電波を伝送
媒体として発せられる認証コードを用いて省電力モード
およびセキュリティ管理を行う電子機器である。3は認
証コード送信装置1から発せられた認証データを受信す
る認証コード受信装置である。4は電子機器2の本来の
機能を司るコンピュータ部である。
【0034】5は電子機器2の主電源であるバッテリで
ある。6はバッテリ5からコンピュータ部4で使用する
電源電圧を生成する電源部である。7はコンピュータ部
4の頭脳としてのCPUである。8はCPU7のプログ
ラムなどが格納されているROMである。9はCPU7
によって使用される書き換え可能なメモリ(RAM)で
ある。
【0035】10は表示用データを生成する表示制御部
である。11は電子機器2の表示媒体としての表示装置
である。12は認証コード送信装置2を常に携帯するユ
ーザである。13は電子機器2の入力媒体として、現在
もっとも広く用いられている認証方法の1つであるパス
ワードの入力などに用いられるキーボードである。
【0036】図2は認証コード受信装置3の構成を示す
図である。認証コード受信装置3は、バス30を介して
周知のCPU31、ROM32、RAM33、受信部3
4、受信タイマ35およびインターフェース(I/F)
36が接続された構成を有する。ROM32には、後述
する認証コード確認処理プログラムなどが格納されてい
る。
【0037】上記構成を有する電子機器を用いた認証シ
ステムでは、ユーザ12は認証コード送信装置1を常に
携帯しており、電子機器2を操作可能である。認証コー
ド送信装置1は、ユーザ12の意志に関わらず、定期的
に周囲に認証コードを発信する。認証コード送信装置1
から発せられた認証データは、電子機器2の認証コード
受信装置3によって受信され、電子機器2によって本来
のユーザであるか否かのチェックに使用される。
【0038】電子機器2は、その認証コードが予め登録
されたコードと一致、つまり本人である場合、何の制限
もなく使用可能であるが、もし本人でなければ、全ての
入力装置からの入力データを受け付けなくするために、
ソフトウェア的に電子ロックをかける。また、電子機器
2は、認証コード送信装置1からのデータ受信が途切れ
た場合、ユーザ12が本電子機器2の操作可能エリア外
にいると判断して省電力モードを実行する。
【0039】図3はユーザ12が離席する場面を想定し
た図である。図において、20はユーザ12の使用する
部屋である。21はその隣の部屋である。22は部屋2
0、21に壁で仕切られている廊下である。23はユー
ザ12のデスクである。ユーザ12が急な用事で電子機
器上のアプリケーションソフトを閉じるまもなく席を立
って隣の部屋21を通り、電子機器2から離れていくと
き、携帯している認証コード送信装置1から発せられる
認証データは電子機器2に届かなくなる。
【0040】このとき、電子機器2は、後述する図4に
示す認証コード確認処理プログラムの処理にしたがっ
て、省電力モードに移行する。つまり、ユーザ12が意
識しないでも、電子機器2は、ユーザ12が操作可能な
エリアにいないことを認識し、不必要なエネルギの消費
を低減するべく省電力モードに移行する。
【0041】さらに、セキュリティに関してもユーザ1
2がいなくなったことで、電子機器2は、キーボード1
3などの入力装置からの入力を受け付けなくするととも
に、重要なデータが表示されている表示装置11の表示
を止めることで、省電力を図りつつ、他人からのデータ
盗難などの不慮の事態を防止する。つまり、認証コード
送信装置1がなければ、パスワードを入力できる段階ま
で至らず、他人からすると、表示されないので、何がな
んだかわからない状態となる。
【0042】図4は認証コード確認処理手順を示すフロ
ーチャートである。この処理プログラムは認証コード受
信装置3内のROM32に格納されており、CPU31
によって実行される。
【0043】まず、認証コード受信装置3の初期設定を
行い(ステップS1)、予め登録されているユーザ固有
の認証コードをロードする(ステップS2)。予め設定
された時間、実際に認証コード送信装置1から定期的に
発せられる認証データ(認証コード)の受信を行う(ス
テップS3)。
【0044】そして、認証データを受信できたか否かを
判別する(ステップS4)。認証コードを受信できない
場合、動作モードを第1次省電力モードに移行させるた
めの指示をコンピュータ部4に出力する(ステップS
5)。つづいて、第2次省電力モードに移行するか否か
を判断するために、再度、認証コードの受信を行う(ス
テップS6)。
【0045】再度、認証データを受信したか否かを判別
し(ステップS7)、再度の認証コードを受信できた場
合、省電力モード(非使用状態)から非省電力モード
(使用状態)に復帰させるための指示をコンピュータ部
4に出力する(ステップS8)。
【0046】再度、認証コードを受信できない場合、電
子機器2の動作モードを第2次省電力モードに移行させ
るための指示をコンピュータ部4に出力する(ステップ
S9)。
【0047】そして、ユーザが電子機器2を操作できる
エリア外にいる状態からエリア内に戻ったことを認識す
るまで、認証コードを受信し続ける(ステップS10、
S11)。そして、認証コードが受信されると、ステッ
プS8の処理に移行して、通常モードに復帰する。
【0048】一方、ステップS4で認証コードを受信で
きた場合、ステップS3で認証コードを受信したときに
その認証コードをコンピュータ部4に通知し(ステップ
S12)、ステップS3の処理に戻る。
【0049】図5はステップS3、S6およびS10に
おける認証コード受信処理手順を示すフローチャートで
ある。
【0050】まず、認証コードの受信待ち時間を設定す
る(ステップS51)。認証コード送信装置1から発せ
られる認証データの受信を行う(ステップS52)。認
証データを受信したか否かを判別する(ステップS5
3)。
【0051】認証コードを受信できなかった場合、受信
待ち時間用の受信タイマ35をデクリメントする(ステ
ップS54)。予め設定された待ち時間に達したか否か
を判別するタイムアウトチェック処理を行う(ステップ
S55)。予め設定された時間に達した場合、つまりタ
イムアウトした場合、認証コードを受信できなかったこ
とを示すフラグをリセットする(ステップS56)。こ
の後、処理を終了する。一方、ステップS55でタイム
アウトしていない場合、ステップS52の処理に戻る。
【0052】また一方、ステップS53で認証コードを
受信できた場合、認証コードを受信できたことを示すフ
ラグをセットする(ステップS57)。この後、処理を
終了する。
【0053】このように、本実施形態では、認証コード
受信装置3はソフトウェア的にユーザ離席(不在)レベ
ル(本実施形態では、離席時間)を複数の段階に設定
し、その段階に応じて第1次省電力モード、第2次省電
力モードを設定させるために、コンピュータ部4に通知
する。
【0054】コンピュータ部4は、この通知を受け、ユ
ーザ離席レベルに対応した省電力モードを実行し、無駄
な電力を低減するとともに、キーボードなどの入力装置
からの入力を拒絶し、表示画面を消すことで、セキュリ
ティに関しても他人が勝手に操作したり、画面上の重要
なデータが盗み見されることを防止できる。
【0055】また、認証コード送信装置1という有形の
認証装置と、従来のパスワードなどの無形のセキュリテ
ィ管理とを併用することにより、2重、3重のセキュリ
ティ確保も容易に実現可能である。
【0056】[第2の実施形態]第2の実施形態におけ
る認証システムについて説明する。第2の実施形態の認
証システムでは、電子機器に登録された認証コードに合
致する認証コードを持つ認証コード送信装置を携帯しな
い全ての人を無条件に排除するのではなく、同様の認証
コード送信装置を携帯した者であれば、未登録ユーザで
あっても、その認証コードに応じた範囲内での操作を可
能にする。
【0057】また、認証コード送信装置を携帯しない者
に対しては、前者とは別の制限をかけることで、他人も
しくは関係者以外に見られては困る重要なデータや、シ
ステム上重要な設定内容など勝手に操作されては困るも
のだけにプロテクトをかける。その他は、予め設定した
範囲内で自由に閲覧したりコピーするなどの作業を使用
者が意識することなく行えるようにする。
【0058】このように、第2の実施形態における認証
システムは、使用者に応じて段階的なセキュリティを確
保する認証コード承認システムである。
【0059】図6は第2の実施形態における認証システ
ムを示す図である。前記第1の実施形態と同一の構成要
素については、同一の符号を付すことより、その説明を
省略する。以後の実施形態においても同様である。
【0060】図において、60は各アプリケーションで
使用する固有のファイルである。61はユーザに関する
情報が格納されているユーザ情報部である。62はアプ
リケーションデータ部である。
【0061】63は認証コードとユーザ名の対応表であ
る。64は電子機器に登録されている複数人の認証コー
ドである。65は認証コード64に対応したユーザ名で
ある。図示するように、認証コードのID−1234、
ID−2345、ID−3456は、それぞれユーザ名
のユーザA、ユーザB、ユーザCに対応している。
【0062】ユーザAがユーザBのファイルを開こうと
した場合、電子機器は、アプリケーションデータファイ
ル60内のユーザ情報部61、および認証コードとユー
ザ名対応表63を参照し、本人(ユーザB)でないと判
断した場合、ファイルの取り扱いをできなくなるように
設定する。しかし、ユーザA本人のファイルについて
は、ユーザ名が一致するので、何の制限なく開く(使用
する)ことができる。
【0063】図7は認証コード送信装置を携帯する複数
のユーザが1台の電子機器を共有する環境を示す図であ
る。図において、90はユーザBである。91はユーザ
Bが携帯するユーザB専用認証コード送信装置である。
【0064】92はユーザAである。93はユーザAが
携帯するユーザA専用認証コード送信装置である。94
はユーザCである。95はユーザCが携帯するユーザC
専用認証コード送信装置である。96はユーザBが作成
したドキュメントデータである。97はユーザAが作成
したドキュメントデータである。98はユーザCが作成
したドキュメントデータである。99はユーザA、B、
Cそれぞれのデータが格納された電子機器2内の記録媒
体である。
【0065】ユーザBは、電子機器内の自分が作成した
ドキュメント94を閲覧するために電子機器2に近づ
き、電子機器2に認証コードを受信させる。このとき、
ユーザBがこのことを意識する必要はない。
【0066】電子機器2は、認証コードを受信したとい
うことで省電力モードから脱し、入力デバイスの電子ロ
ックを解除して、周知のパスワード認証を行うために、
パスワードの入力を促す画面を表示する。
【0067】つづいて、電子機器2は、ユーザBから受
け付けたパスワードの認証作業を行い、確認すると、そ
の認証コードに関係するファイルだけをユーザB(9
0)に提供する。このとき、他のユーザCが作成したフ
ァイルの存在自体を知らせない、もしくは閲覧を許可し
ない。
【0068】このように、認証コード送信装置を用いた
認証方式と、周知のパスワード認証方式とを併用するこ
とによって、複数のユーザが1台の電子機器を共用する
場合でも、ユーザ間のプライバシーが保たれると共に、
各認証コードが受信される中で電子機器2を実際に使用
しているユーザを容易に特定することができる。
【0069】[第3の実施形態]電子機器2に時間のか
かる処理をできる限り早く終わらせるためには、電子機
器2が有する最大能力で処理させなければならない。し
かしながら、トイレなどで一時的に離席する場合、不意
の用事ででかけて認証コードを電子機器2に送れない場
合、認証コード送信装置を用いた省電力システムでは、
その都度、省電力モードに入ってしまい、処理能力が極
端に低下もしくは停止する。
【0070】第3の実施形態では、このような場合、例
外的に認証コード送信装置に省電力モードへの移行を別
に制御する離席時間延長ボタンを設けることにより、対
処する。
【0071】ただし、この離席延長ボタンは、省電力モ
ードだけを制限するものであり、セキュリティに関して
は、何も緩和せず、本人以外の入力を受け付けず、表示
もしない状態に設定するものである。
【0072】図8は第3の実施形態における認証コード
送信装置の外観を示す図である。図において、70は離
席延長ボタンが設けられた認証コード送信装置である。
71はボタンを押す毎にある単位時間(例えば、10分
単位)で加算される離席延長ボタンである。
【0073】72は省電力システムを禁止するボタンで
ある。73は本来の認証コードによる省電力およびセキ
ュリティを実施する復帰ボタンである。
【0074】ユーザは少しだけ席を外すような場合、離
席延長ボタン71を1回押す、例えば、1回10分に設
定しておくと、30分離席したい場合、3回押すことに
より、30分間、ユーザとの通信が不通になっても、電
子機器2は省電力モードに移行しない。
【0075】また、かなり長い時間離席する場合、認証
コード送信装置による省電力システムを禁止(無効)に
する禁止ボタン72を押せばよい。再び、認証コード送
信装置による省電力システム機能を有効にさせたい場
合、復帰ボタン73を押す。このように、その場に即し
た対応が敏速に実施可能である。
【0076】[第4の実施形態]第4の実施形態では、
認証コード受信装置3を既存のコンピュータシステムに
接続する場合を示す。図9は第4の実施形態における既
存のコンピュータシステムに認証コード受信装置3が接
続された認証システムを示す図である。
【0077】図において、80は認証コード送信装置1
から発する認証コードである。81は認証コード80を
受信する認証コード受信装置である。82は認証コード
受信装置81と既存の電子機器84と情報交換を行う通
信ラインである。83は電子機器84の表示装置として
のCRTである。85は電子機器84の入力デバイスと
してのキーボードである。
【0078】このように、第4の実施形態では、認証コ
ード受信装置2を内蔵しない既存の電子機器84でも、
認証システムを容易に実現可能である。
【0079】前記第1の実施形態と同様に、ユーザ12
が携帯する認証コード送信装置1から発する認証コード
80を電子機器84に外付けされた認証コード受信装置
81で受信し、通信ライン82を介して電子機器84に
認証コード受信状況を伝え、電子機器84で予め設定し
ておいた省電力モード(スタンバイ、サスペンド、スク
リーンセーバ等)を実現可能にする。
【0080】[第5の実施形態]第5の実施形態では、
認証コード送信装置1から発せられる電波の受信感度
(電界強度)を、省電力モード間を遷移する際の判断要
因として取り込んだ場合を示す。
【0081】図10は第5の実施形態における電子機器
を用いた認証システムの構成を示す図である。図におい
て、100は認証コード受信装置3内で認証コード送信
装置1からの受信感度(電解強度または電波の強さ)を
数値化する受信感度計測部である。
【0082】前記第1の実施形態では、単に認証コード
が受信されたか否かの判別しかしていなかったが、第5
の実施形態では、その認証コードのデータ通信媒体であ
る電波がどの位の強さで受信されているかを数値化し、
省電力モード内でのモード間を遷移する際の判断要因と
して用いる。
【0083】図11および図12は第5の実施形態にお
ける認証コード確認処理手順を示すフローチャートであ
る。この処理プログラムは認証コード受信装置3内のR
OM32に格納されており、CPU31によって実行さ
れる。このフローチャートでは、受信感度計測部100
で数値化された受信感度データを具体的に利用する場合
が示されている。尚、前記第1の実施形態における図4
と同一のステップ処理については、同一のステップ番号
を付すことにより、その説明を省略する。
【0084】ステップS11で認証データを受信した場
合、受信感度計測部100からの電波の強さ(受信感度
もしくは電界強度)のデータをロードする処理を行う
[ステップS13)。そして、受信感度の値が微弱であ
る(本実施形態では、微弱とは、正常に受信できる限界
レベルとして定義される)か否かを判別する(ステップ
S14)。
【0085】受信感度が微弱であると判別された場合、
省電力モードのレベルを一段、落とした(通常モードへ
近づける方向)第1次省電力モードへの移行を、電子機
器2の中核であるコンピュータ部4に宣言する処理を行
う(ステップS15)。この後、ステップS10の処理
に移行する。一方、ステップS14で受信感度の値が微
弱でない場合、ステップS8の処理に移行する。
【0086】図13はステップS10の認証コード受信
処理手順を示すフローチャートである。ステップS53
で認証コードを受信したと判別された場合、電波の感度
(強さもしくは電界強度)値を格納する処理を行う(ス
テップS53A)。
【0087】このように、認証コード送信装置1からの
認証コードが受信不可能な状態が続き、省電力モードレ
ベルが第2次省電力モードまで達した後、認証コード受
信の再開で直ちに省電力モードから安易に脱出するので
はなく、認証コード送信装置1を携帯するユーザ12が
物理的にどのような相対距離に存在するかを受信感度か
ら推測する。
【0088】つまり、受信感度が悪い場合、ユーザ12
がある程度離れた位置にいると判断し、逆に受信感度が
良い場合、ユーザ12がすぐ近くの位置にいると判断す
るのである。
【0089】ステップS14の受信感度チェック処理に
よって、ユーザ12と電子機器2間の物理的相対距離を
推測し、受信感度が微弱である場合、とりあえず省電力
モードレベルを通常モード側に一段近づけた第1次省電
力モードに移行することで、ある程度の省電力状態を維
持したまま、通常モードへの復帰の準備に入らせる。こ
れによって、省電力モードから通常モードへ復帰する際
の待ち時間の短縮を図る。
【0090】尚、本実施形態では、認証コード送信装置
から認証コード受信装置に発せられる認証コードは電波
を伝送媒体としていたが、環境によっては電波の代わり
に赤外線などを伝送媒体としてもよい。
【0091】本発明は複数の機器から構成されるシステ
ムに適用してもよいし、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。また、本発明はシステムあるいは装置にプ
ログラムを供給することによって達成される場合にも適
用できることはいうまでもない。この場合、本発明を達
成するためのソフトウェアによって表されるプログラム
を格納した記憶媒体をシステムあるいは装置に読み出す
ことによってそのシステムあるいは装置が本発明の効果
を享受することが可能となる。
【0092】図14は記憶媒体としてのROM32のメ
モリマップを示す図である。ROM32には、図4のフ
ローチャートに示す認証コード確認処理プログラムモジ
ュール、図5のフローチャートに示す認証コード受信処
理プログラムモジュール、図11および図12のフロー
チャートに示す認証コード確認処理プログラムモジュー
ル、図13のフローチャートに示す認証コード受信処理
プログラムモジュールが格納されている。
【0093】プログラムモジュールを供給する記憶媒体
としては、ROMに限らず、例えばフロッピー(登録商
標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気デ
ィスク、CD−ROM、CD−R、DVD、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカードなどを用いることができ
る。
【0094】
【発明の効果】本発明によれば、電子機器が認証コード
送信装置から発せられる認証コードを受信できない場
合、本来の使用者が物理的にそこに存在しないと判断
し、省電力モードおよびセキュリティモードに自動的に
移行することができる。
【0095】また、使用者が存在しない状態から、認証
コード送信装置から発せられる認証コードの受信が回復
した場合、現在の省電力モードおよびセキュリティモー
ドから自動的に通常モードに復帰することができる。こ
のとき、電波の受信感度(電界強度)を電子機器と使用
者の相対距離とに置き換え、通常モードに復帰する省電
力の度合いを段階的に制御することができる。
【0096】したがって、ユーザが意識することなく地
球環境に優しい省電力を実施できる。また、省電力モー
ド移行時、入力デバイスや表示装置など他人に情報の漏
れるおそれのあるヒューマンインターフェースブロック
をソフトウェア的に電子ロックすることで、本人以外が
操作できず、重要なデータを保護できる。
【0097】また、予め設定しておいた省電力モードに
移行する判断時間に達しなくとも、突発的で予知しがた
い急用で離席する場合、すぐに省電力モードに移行でき
る。
【0098】さらに、認証コード送信装置という物理的
な認証媒体をユーザに携帯させることで、単純なパスワ
ードのように、他人に盗み見されて覚えられる心配がな
い。
【0099】また、認証コード送信装置から発する電波
(データ)の電界強度を電子機器とユーザとの相対距離
に置き換えることで、近づいている時点から動作モード
の変更を行うことができ、立ち上がりに時間のかかる省
電力モードなどで威力を発揮できる。
【0100】さらに、従来の一般的なパスワードと併用
することでさらに強力なセキュリティを確立できる。
【0101】このように、入力デバイスからの未入力を
確認できるまで使用状態に留まることなく、無駄な電力
を消費することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における電子機器を用いた認証
システムの構成を示す図である。
【図2】認証コード受信装置3の構成を示す図である。
【図3】ユーザ12が離席する場面を想定した図であ
る。
【図4】認証コード確認処理手順を示すフローチャート
である。
【図5】ステップS3、S6およびS10における認証
コード受信処理手順を示すフローチャートである。
【図6】第2の実施形態における認証システムを示す図
である。
【図7】認証コード送信装置を携帯する複数のユーザが
1台の電子機器を共有する環境を示す図である。
【図8】第3の実施形態における認証コード送信装置の
外観を示す図である。
【図9】第4の実施形態における既存のコンピュータシ
ステムに認証コード受信装置3が接続された認証システ
ムを示す図である。
【図10】第5の実施形態における電子機器を用いた認
証システムの構成を示す図である。
【図11】第5の実施形態における認証コード確認処理
手順を示すフローチャートである。
【図12】図11につづく認証コード確認処理手順を示
すフローチャートである。
【図13】ステップS10の認証コード受信処理手順を
示すフローチャートである。
【図14】記憶媒体としてのROM32のメモリマップ
を示す図である。
【符号の説明】
1、70、91、93、95 認証コード送信装置 2、84 電子機器 3、81 認証コード受信装置 4 コンピュータ部 13 キーボード 31 CPU 32 ROM 71 離席延長ボタン 100 受信感度計測部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器を使用するユーザの認証を行う
    認証システムにおいて、 前記ユーザに携帯され、認証コードを発する送信装置を
    備え、 前記電子機器は、 前記発せられた認証コードの受信を行う受信手段と、 前記送信装置から発せられた認証コードを受信できたか
    否かを判別する受信判別手段と、 前記認証コードを受信できない場合、省電力モードに移
    行する省電力モード移行手段とを備えたことを特徴とす
    る認証システム。
  2. 【請求項2】 前記省電力モードに移行する場合、前記
    電子機器の使用を制限する使用制限手段を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の認証システム。
  3. 【請求項3】 前記受信判別手段は、前記認証コードを
    受信できたか否かを複数の段階で判別し、 前記省電力モード移行手段は、前記認証コードを受信で
    きない場合、前記段階に応じた省電力モードに移行する
    ことを特徴とする請求項1記載の認証システム。
  4. 【請求項4】 前記省電力モードに移行した後、前記認
    証コードの受信を行い、該認証コードを受信できた場
    合、前記省電力モードから通常モードに復帰する通常モ
    ード復帰手段を備えたことを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の認証システム。
  5. 【請求項5】 前記省電力モードから通常モードに復帰
    する場合、前記電子機器の使用の制限を解除する制限解
    除手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の認証シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記受信手段は、複数の認証コードの受
    信を行い、 前記使用制限手段は、前記受信した認証コードの識別結
    果に基づき、前記電子機器の使用を制限することを特徴
    とする請求項2記載の認証システム。
  7. 【請求項7】 前記認証コードの受信にかかわらず、一
    時的に省電力モードに移行させる省電力モード強制移行
    手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の認証システム。
  8. 【請求項8】 前記認証コードを受信できない場合、省
    電力モードへの移行を指示する省電力モード移行指示手
    段、前記受信手段および前記受信判別手段を含む認証コ
    ード受信装置が装着自在に設けられたことを特徴とする
    請求項1記載の認証システム。
  9. 【請求項9】 前記認証コードの受信感度を計測する受
    信感度計測手段を備え、 前記省電力モードに移行した後、前記認証コードを受信
    できた場合、前記通常モード復帰手段は、前記計測され
    た受信感度に適した省電力モードに一旦、移行すること
    を特徴とする請求項4記載の認証システム。
  10. 【請求項10】 定期的に受信が行われる前記認証コー
    ドを一時的に受信できなくても、所定期間内である場
    合、前記省電力モードに移行しないことを特徴とする請
    求項1記載の認証システム。
  11. 【請求項11】 パスワードを入力してユーザの認証を
    行うパスワード認証手段を備え、 前記認証コードおよび前記パスワードが予め登録された
    ものと合致した場合、該認証コードに割り当てられたフ
    ァイルに対する前記電子機器の使用の制限を解除するこ
    とを特徴とする請求項2記載の認証システム。
  12. 【請求項12】 使用するユーザの認証を行う電子機器
    において、 前記ユーザに携帯された送信装置から発せられた認証コ
    ードの受信を行う受信手段と、 前記送信装置から発せられた認証コードを受信できたか
    否かを判別する受信判別手段と、 前記認証コードを受信できない場合、省電力モードに移
    行する省電力モード移行手段とを備えたことを特徴とす
    る電子機器。
  13. 【請求項13】 電子機器を使用するユーザの認証を行
    う認証方法において、 前記ユーザに携帯された送信装置から認証コードを発す
    る工程と、 前記電子機器に設けられた受信装置で前記発せられた認
    証コードの受信を行う工程と、 前記送信装置から発せられた認証コードを受信できたか
    否かを判別する工程と、 前記認証コードを受信できない場合、省電力モードに移
    行する工程とを有することを特徴とする認証方法。
  14. 【請求項14】 電子機器を制御するコンピュータによ
    って実行され、該電子機器を使用するユーザの認証を行
    うプログラムが格納された記憶媒体において、 前記プログラムは、 前記ユーザに携帯された送信装置から発せられた認証コ
    ードの受信を行う手順と、 前記送信装置から発せられた認証コードを受信できたか
    否かを判別する手順と、 前記認証コードを受信できない場合、省電力モードに移
    行する手順とを含むことを特徴とする記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005208993A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Hitachi Ltd 利用者認証システム
JP2007052617A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 My System:Kk 検針用携帯機器のセキュリティシステム

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