JP2000356180A - 発電装置 - Google Patents

発電装置

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JP2000356180A
JP2000356180A JP11203600A JP20360099A JP2000356180A JP 2000356180 A JP2000356180 A JP 2000356180A JP 11203600 A JP11203600 A JP 11203600A JP 20360099 A JP20360099 A JP 20360099A JP 2000356180 A JP2000356180 A JP 2000356180A
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power
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cylindrical body
generator
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JP11203600A
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Toshihiko Yamashita
俊彦 山下
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/30Energy from the sea, e.g. using wave energy or salinity gradient

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  • Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水位の上下動をエネルギーにして発電す
る発電装置を提供することにある。 【解決手段】 フロート1と、このフロートに支持させ
ると共に、上部を水面から上方に突出させた筒状体2
と、この筒状体内に上部から上方に水位の上下動を利用
して昇降させるように設けた昇降体3と、この昇降体の
昇降運動を発電エネルギーに変換させて発電するよう
に、筒状体の上端に搭載した発電機とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術的分野】この発明は、例えば真珠や
牡蛎などの養殖用筏に取付ける照明器の電源、または航
路標識やはえなわ漁法などに用いる照明付き浮子の電源
や、受信器、送信器、位置測定用装置などに供給する電
力の発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】養殖用筏や、はえなわ漁法などに用いる
浮子、或いは航路標識、受信器、送信器、位置測定用装
置のような水上に浮かべる装置には発光器を取付けて、
夜間に他の船からその存在がよく分かるようにしている
が、これらの発光器の電源としては、蓄電池が用いられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような水上に浮
かべる各種設備の発光器は、一晩中点灯しておく必要が
あるため、容量の大きい電池を搭載した電源ボックスが
必要であるが、この電池として乾電池を使用した場合、
寿命が短かいため著しく手数のかかる取り替え作業が必
要になると共に、交換により不要になった乾電池を海洋
投棄してしまう場合が多いなどの問題があった。
【0004】また、バッテリーを使用することもある。
この場合、充電やバッテリーの交換のため著しく手数が
かかる問題などもあった。
【0005】そこで、この発明の課題は、水面の上下に
より発生するエネルギーを利用して発電するようにした
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、フロートと、このフロートに支持さ
せると共に、上部を水面から上方に突出させた筒状体
と、この筒状体の上部内から上方に水位の上下動を利用
して昇降させるように設けた昇降体と、この昇降体の昇
降運動を発電エネルギーに変換させて発電するように上
記筒状体の上端に搭載した発電機とからなる構成を採用
する。
【0007】また、筒状体の下端側が、筒状体の上部に
対し大径になっていることもある。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を添付図面
に基づいて説明する。
【0009】この発明の第1の実施形態では、図1から
図7に示すように、水面Aに浮くフロート1には、上部
を水面Aから上方に突出させた筒状体2が設けてある。
また、筒状体2内には、水位の上下動を利用して昇降さ
せる昇降体3が設けてある。
【0010】上記の水位の上下動を利用して昇降させる
昇降体3としては、例えば図1に示すように、筒状体2
の上端から中心に挿入したロッド4と、このロッド4の
下端に取付けた円板状の受圧部材5とで構成し、水位の
上昇圧を受圧部材5の下面に受圧させてロッド4を上昇
させ、水位の降下にともない受圧部材5の上面に受圧さ
せてロッド4を降下させるようにしたが、その他の方
法、例えば図2に示すように筒状体2の上端開口を気密
性に閉鎖するベローズ6の中心にロッド4の下端を気密
状に取付け、筒状体2内の水面とベローズ6との間の封
じ込められた空気が、水位の上昇にともない圧縮され、
この圧縮圧によってベローズ6と共にロッド4を上昇さ
せる方法を採用してもよい。
【0011】要するに、水位の上昇、降下を利用してロ
ッド4を昇降させるようにすればよい。
【0012】また、筒状体2の上端には、昇降体3の昇
降運動を適宜の伝達を介し発電エネルギーに変換させて
発電する発電装置Bを搭載されている。
【0013】上記の発電装置Bは、防水材料で形成して
筒状体2に上端に気密状に取付けたケース11(気密状
な取付け手段としては、図1に示すように筒状体2の上
端とケース11の下端とに設けてあるフランジ12とで
ベローズ13の周縁を挟み込むと共に、その重なり部分
をボルトとナットとからなる締付具を介し固定する。そ
の際ベローズ13の中心にロッド4を貫通させて気密状
に貫通部分を固定する方法や、図2に示すように筒状体
2のフランジ12とケース11のフランジ12とでベロ
ーズ6の周縁を挟み込んで固着する)と、ロッド4の上
昇或いは降下により稼働するようにケース11に組み込
んだ発電機Mとで構成する。
【0014】上記の発電機Mとしては、図3及び図4に
示すように、公知のモーターと同一構造を有するもの
で、本体15の内側にコイル16を巻いた複数の磁極1
7を円形に配置してステーター19とし、このステータ
ー19の各磁極17の端面には、図5に示すような軸方
向の複数の凸条21が設けてあり、ステーター19の内
側に同芯にローター22を装着すると共に、その外周に
は、図5に示すような軸方向の多数条の凸条23が設け
てある。
【0015】勿論、ローター22の軸芯には、入力とし
ての駆動軸24が設けてある。
【0016】また、前記昇降体3の昇降運動を発動機M
に伝達する手段としては、図6及び図7に示すようにケ
ース11内の並列片方の支持部材25に発動機Mを取付
け、もう片方の支持部材25に設けた上下のガイド26
によりロッド4から上向きに連設してあるラックギア2
7を摺動自在にガイドする。
【0017】発動機Mの駆動軸24に駆動用一方クラッ
チ29を介して取付けたピニオンギア30には、前記の
ラックギア27が噛合させてあり、駆動軸24の外端
は、逆止用一方クラッチ31を介してもう一方の支持部
材25に支承する。
【0018】駆動軸24に振り子32を固定しておく。
すると、ロッド4が一往復(水位の上下動にともなう昇
降する)毎にラックギア27からピニオンギア30をへ
て一方クラッチ29の作用で駆動軸24は振り子32と
共に一方向のみに回転し、その逆方向には、一方クラッ
チ31の作用で回転が阻害される。
【0019】上記のようにロッド4の一往復毎に振り子
32は徐々に回転しながら図7鎖線のように上死点に達
してから僅かに回動すると、振り子32は一方クラッチ
29、31を空転させながら、駆動軸24とともに急激
に下方に回転する。
【0020】このように振り子32が急激に回転する
と、ステーター19のコイル16に高圧の起電力が発生
して発電し、この電力のリード線33のより発光器34
に伝わって発光する。
【0021】上記の作用の繰り返しにより、振り子32
が上死点から急速に下方に回動する毎に間欠的に充電し
て発光器34を発光させ、暗夜においても存在を明瞭に
示す。
【0022】なお、上記の作用で振り子32が下方に回
動したときの慣性で振り子32は下死点を通り過ぎた点
で停止するから次の行程では上死点に達する時間が短く
なる。上記の作用において、ローター22は永久磁石で
あるから、その各凸条23はステーター19の各凸条2
1に吸収され、駆動軸24が自由状態のときは、図8
(I)のように凸条21と凸条23が正対している。
【0023】しかし、上記のように、駆動軸24ととも
にローター22が回ろうとしたときに、回動しようとす
るローター22の凸条23とステーター19の凸条21
の間に図8(I)の位置に引き戻そうとする吸引力が図
8(II)の矢印aのように働き、ローター22の回転
を阻止しようとする抵抗が生じる。
【0024】しかし、上記のように上死点まで上昇した
振り子32が上死点を通り過ぎて勢いよく下方へ回動す
る際の回転力が上記磁力の吸引力による抵抗に打ち勝っ
てローター22の図8(III)の矢印のように勢いよ
く回転する。その際にステーター19のコイル16に高
圧の起電力が発生して発電する。この発電した電力は、
リード線33により発光器34に伝わって発光させる。
【0025】上記の作用により、振り子32が1回転す
る毎に、発光器34が発光するので乾電池のようなもの
は不用になる。
【0026】なお、昇降体3の昇降エネルギーを利用し
て発電装置Bを稼働(発電する)する手段は、上述の手
段に限定されず、ロッド4の昇降をその他の伝達手段
(例えばリンク機構など)を介し発電機Mの駆動軸24
を一方向に駆動するようにしてもよい。
【0027】上記の発光器34は、図示の場合ケース1
1の上面に透明なカバー35を取付けて、このカバー3
5内に設けた基板36に発光灯37を(リード線33に
接続された)設けて構成した。
【0028】なお、発電機Mで発電した電力は、上記の
発光器34の発光に限定されず、例えば受信器、送信
器、位置測定用機器用及び電池の充電用にも用いること
ができる。
【0029】図中(図1)41はベローズ13の下側空
間の空気を逃がす透孔である。
【0030】この発明の第2の実施形態では、図1に示
すように筒状体2の中途から下端迄を、上部の直径より
も直径が大きくなる例えばラッパ状の大径部51に形成
してある。
【0031】この大径部51を設けた要因は、海水の上
昇にともなう昇降体3の上昇が確実に作用するように、
すなわち海水の上昇圧を筒状体2の中途から上端迄の小
径内で増圧され、その圧力が受圧部材5やベローズ6に
有効に作用する。
【0032】
【発明の効果】この発明の発電装置は、以上のように構
成してあるので、取り扱いの面倒な蓄電池や乾電池が不
用になって連続した発電ができる。
【0033】また、筒状体の途中から下端迄の大径部に
より作用圧を増圧して昇降体の確実な上昇が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の発電装置を示す一部切欠正面図
【図2】受圧伝達の他の例を示す一部切欠正面図
【図3】発電機の縦断拡大正面図
【図4】同上の縦断拡大正面図
【図5】ステーターとローターの一部を示す縦断拡大正
面図
【図6】発電装置を示す縦断正面図
【図7】同上の縦断側面図
【図8】発電機の作用図
【符号の説明】
A 水面 B 発電装置 1 フロート 2 筒状体 3 昇降体 4 ロッド 5 受圧部材 6 ベローズ 11 ケース 12 フランジ 13 ベローズ 15 本体 16 コイル 17 磁極 19 ステーター 21 凸条 22 ローター 23 凸条 24 駆動軸 25 支持部材 26 ガイド 27 ラックギヤ 29 一方クラッチ 30 ピニオンギヤ 31 一方クラッチ 32 振り子 33 リード線 34 発光器 51 大径部 M 発電機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロートと、このフロートに支持させる
    と共に、上部を水面から上方に突出させた筒状体と、こ
    の筒状体の上部内から上方に水位の上下動を利用して昇
    降させるように設けた昇降体と、この昇降体の昇降運動
    を発電エネルギーに変換させて発電するように上記筒状
    体の上端に搭載した発電機とからなる発電装置。
  2. 【請求項2】 上記筒状体の下端側が、筒状体の上部に
    対し大径になっていることを特徴とする請求項1に記載
    の発電装置。 【0001】
JP11203600A 1999-06-14 1999-06-14 発電装置 Pending JP2000356180A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6798649B1 (en) 2002-02-25 2004-09-28 Think Outside, Inc. Mobile computer with foldable keyboard
KR101267096B1 (ko) * 2012-09-25 2013-05-27 차봉열 파력발전을 이용한 표식부표
CN112277694A (zh) * 2020-10-29 2021-01-29 株洲瑞尔泰机电科技有限公司 一种新能源汽车用可调节充电桩

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