JP2000353055A - 無停止システムのバックアップ方法 - Google Patents

無停止システムのバックアップ方法

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JP2000353055A
JP2000353055A JP11166346A JP16634699A JP2000353055A JP 2000353055 A JP2000353055 A JP 2000353055A JP 11166346 A JP11166346 A JP 11166346A JP 16634699 A JP16634699 A JP 16634699A JP 2000353055 A JP2000353055 A JP 2000353055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backup
mirroring
data
area
program
Prior art date
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JP11166346A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Oshima
洋之 大島
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NIPPON DENKI BUSINESS SYST KK
Original Assignee
NIPPON DENKI BUSINESS SYST KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバを停止させることなくデータを短時間
でミラーリングする無停止システムのバックアップ方法
を提供する。 【解決手段】 サーバ上にある無停止システムのバック
アップ方法を実現するプログラムは、グループウェアの
システム領域およびデータ領域を3重化ミラーリングす
る。プログラムは、plex12を切り離した後、切り
離したボリューム10を物理バックアップする。プログ
ラムは、バックアップをおこなっている間、残りの2p
lexで2重化ミラーリングをおこない、システムを運
転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバにおけるデ
ータを、システムを停止することなくミラーリングをお
こなう無停止システムのバックアップ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバックアップ方法では、大容量シ
ステムのバックアップに時間がかかっており、システム
停止を伴うバックアップでは、サービス提供時間が限ら
れていた。つまり、24時間の無停止のサービス提供も
実現できなかった。
【0003】ここで、従来の無停止型のコンピュータの
データ受付方式の一例が、特開平7−160563号公
報に記載されている。この公報に記載されたオンライン
バックアップ方式は、リドゥログとアンドゥログとを主
記憶装置上に格納するログ蓄積手段と、データベースと
ログ蓄積手段とから採取されたログからデータベースの
復旧をおこなうデータベース復旧手段とを備え、第1の
データベース格納手段からバックアップを採取して、第
2のデータベース格納手段でトランザクション処理を続
行する。これによりバックアップ処理中であっても、ト
ランザクションを受け付けることが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平7−16056
3号公報に記載のオンラインバックアップ方式は、第1
の記憶手段に格納されているデータを第2の記憶手段へ
格納することで、バックアップをおこなうものである。
サーバシステムなどの場合は、格納されるデータが複数
であることが多く、また1つ1つバックアップをおこな
っていると、時間がかかるなどの問題が生じてしまう。
【0005】本発明の目的は、複数のPlex(ミラー
リングの構成単位)をシステムを停止することなく短時
間でバックアップする無停止システムのバックアップ方
法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の無停止システム
のバックアップ方法は、サーバの稼働中にミラーリング
から切り離した、ミラーリングの構成単位であるple
xからデータをバックアップすることを特徴とする。
【0007】また、前記ミラーリングの構成を増やすこ
とにより、運転領域およびバックアップ領域を常に前記
ミラーリングすることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、24時間無停止システ
ムのサーバ運転中に、ボリュームの物理バックアップを
おこなうことができるものである。この物理バックアッ
プは、2重化ミラーリングを実現するものである。ボリ
ュームのデータは、ミラーリングされることにより、不
慮のDISK障害にもデータを失うことがないように対
応できる。また、物理バックアップをおこなうことは、
通常バックアップよりバックアップ時間の短縮を実現す
ることが可能である。本発明は、無停止でシステム稼働
中にバックアップができないシステムが対象となる。
【0009】本発明の実施例を図1を参照し説明する。
図1は、本発明の実施例の構成を示す図である。サーバ
上にある無停止システムのバックアップ方法を実現する
プログラムは、グループウェアのシステム領域およびデ
ータ領域を3重化ミラーリングし、そのうちの一つのp
lex12を切り離した後、切り離したボリューム10
を物理バックアップする。プログラムは、バックアップ
をおこなっている間、残りの2plexで2重化ミラー
リングをおこない、システムを運転させる。この方法に
より、グループウェアのサーバは、運転しながらバック
アップをおこなうことができる。ここでplex12
は、ミラーリングの構成単位のことである。このプログ
ラムは、複数のplexでミラーリングを構成する(2
plexであれば、2重化ミラーリング、3plexで
あれば、3重化ミラーリングとなる)。
【0010】次に、本発明の実施例の動作を説明する。
サーバ上に存在する無停止システムのバックアップ方法
を実現するプログラムは、グループウェアのシステム運
転(3重化ミラーリング)を開始する。プログラムは、
1plexをミラーリングシステムから切り離す。プロ
グラムは、グループウェアのサーバを停止する。プログ
ラムは、syncコマンドにてメモリキャッシュ情報を
DISKへ書込みplexを切り離し、別ボリュームへ
組み込む。またこのボリュームは、バックアップボリュ
ームと呼ぶ。
【0011】次に、プログラムは、グループウェアのシ
ステムを起動する。プログラムは、グループウェアのサ
ーバを起動する。このとき、グループウェアのシステム
は、2重化ミラーリングとなる。プログラムは、バック
アップを開始する。プログラムは、バックアップボリュ
ームを物理バックアップする。このとき、グループウェ
アのシステムは2重化ミラーリングで稼働中である。プ
ログラムは、バックアップが終了となり、バックアップ
ボリュームのplexをもとのボリュームに戻す(オン
ライン中で可能である。)。このとき、グループウェア
のシステムの停止はいらない。
【0012】サーバは、3重化ミラーリングシステムへ
元に戻したplexへデータ整合を処理おこなう。この
とき、グループウェアのシステムは、2重化ミラーリン
グである。ここでボリュームとは、OSがファイルシス
テムとして認識できる単位のことである。
【0013】次に、本発明の他の実施例を説明する。図
1(b)に示すようにミラーリング構成をn個化する。
ここではPlexが4つとする。サーバは、バックアッ
プ用のplexを常にオフライン化しておくことにより
データの復旧時間を大幅に短縮できる。
【0014】a,b,c,dというplexが4つある
場合、はじめプログラムは、a,b,cでミラーリング
をおこなっている(図1(b)の)。プログラムは、
バックアップをおこなうタイミングで、cplexを切
り離すが、そのタイミングで、dplexを組み込み対
象システム領域は常に3重化ミラーリングとしておく
(図1(b)の)。cplexは、DAT等の媒体に
バックアップをとったあと、そのままオフラインにして
おく(図1(b)の)。この状況では、あるタイミン
グのバックアップデータは、媒体とDISK(cple
x)に存在することになる。
【0015】次のバックアップのタイミングで、プログ
ラムはdplexを切り離し、cplexを組み込む
(図1(b)の)。この方法を繰り返すことにより、
常に媒体とDISK上(cplexかdplex)にあ
るバックアップデータが存在することになる。データを
復旧する場合は、既存のデータ領域(3重化ミラーリン
グ領域)のplexを全て切り離し、バックアップデー
タのあるplex(cかd)を組み込むことにより、対
象システム環境はバックアップ時点の状態となる(図1
(b)の)。DAT等の媒体からデータを戻す場合
は、数時間の要するが、この方法の場合、数分で作業が
完了する。
【0016】また、この方法の応用例として、バックア
ップ用のplexを複数もちミラーリングさせることも
考えられる。この場合、バックアップplexからデー
タを復旧させた場合、すぐにミラーリング構成で運用す
ることが可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明の無停止システムのバックアップ
方法は、通常、バックアップをおこなう場合にシステム
を停止させるシステムにおいて、システム稼働中でもバ
ックアップが可能となる。また、DISKをミラーリン
グすることにより、DISK交換時は運転を停止する必
要あるが、不慮のDISK障害が発生しても、運転を続
行可能であり、データの復旧作業を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示す図である。
【符号の説明】
10 ボリューム 12 Plex
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月11日(1999.11.
11)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーバの稼働中にミラーリングから切り離
    した、ミラーリングの構成単位であるplexからデー
    タをバックアップすることを特徴とする無停止システム
    のバックアップ方法。
  2. 【請求項2】前記ミラーリングの構成を増やすことによ
    り、運転領域およびバックアップ領域を常に前記ミラー
    リングすることを特徴とする請求項1記載の無停止シス
    テムのバックアップ方法。
  3. 【請求項3】グループウェアのシステム領域およびデー
    タ領域を3重化ミラーリングし、そのうちの1つの前記
    plexを切り離した後、切り離したミラーリング領域
    を物理バックアップし、バックアップをおこなっている
    間、前記サーバを停止することなく残りの2つの前記p
    lexで2重化ミラーリングをおこなうことを特徴とす
    る請求項1または2記載の無停止システムのバックアッ
    プ方法。
  4. 【請求項4】物理バックアップをおこなうことで、通常
    バックアップよりバックアップ時間の短縮を実現するこ
    とが可能であることを特徴とする請求項1から3まで記
    載の無停止システムのバックアップ方法。
  5. 【請求項5】ミラーリングの構成である前記plexを
    複数持つことを特徴とする請求項1から4まで記載の無
    停止システムのバックアップ方法。
  6. 【請求項6】バックアップ用のplexを複数もちミラ
    ーリングさせ、バックアップ用plexからデータを復
    旧させた場合、すぐにミラーリング構成で運用すること
    が可能なことを特徴とする請求項1から5まで記載の無
    停止システムのバックアップ方法。
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Effective date: 20040316