JP2000350975A - 焼却灰減容処理容器および焼却灰減容処理装置 - Google Patents
焼却灰減容処理容器および焼却灰減容処理装置Info
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- JP2000350975A JP2000350975A JP11164105A JP16410599A JP2000350975A JP 2000350975 A JP2000350975 A JP 2000350975A JP 11164105 A JP11164105 A JP 11164105A JP 16410599 A JP16410599 A JP 16410599A JP 2000350975 A JP2000350975 A JP 2000350975A
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- Japan
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- incineration ash
- container
- port
- volume reduction
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 焼却灰を効率よく減容、かつ無害化できる焼
却灰減容処理容器と焼却灰減容処理装置を提供すること
である。 【解決手段】 焼却炉13の焼却灰排出口14に焼却灰
減容処理容器1の投入口5を接続して、高温の焼却灰2
を容器1に投入し、この容器1に燃焼部17で空気を供
給して、焼却灰2の未燃物を燃焼させるとともに、未燃
物が燃焼した高温の容器1内を、炭化部18で概ね真空
状態に減圧して、焼却灰2の炭化を促進し、焼却灰2を
効率よく減容できるようにしたのである。
却灰減容処理容器と焼却灰減容処理装置を提供すること
である。 【解決手段】 焼却炉13の焼却灰排出口14に焼却灰
減容処理容器1の投入口5を接続して、高温の焼却灰2
を容器1に投入し、この容器1に燃焼部17で空気を供
給して、焼却灰2の未燃物を燃焼させるとともに、未燃
物が燃焼した高温の容器1内を、炭化部18で概ね真空
状態に減圧して、焼却灰2の炭化を促進し、焼却灰2を
効率よく減容できるようにしたのである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、焼却炉から排出
される焼却灰を減容する焼却灰減容処理容器と、焼却灰
減容処理装置に関するものである。
される焼却灰を減容する焼却灰減容処理容器と、焼却灰
減容処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】焼却
炉等で廃棄物を焼却する際に排出される焼却灰は、殆ど
が山間や埋立地等の廃棄場に棄てられている。通常、焼
却灰の量は投入廃棄物の量の10〜20%程度にも達
し、これらの大量に排出される焼却灰の廃棄場の確保
は、近年、社会的に大きな問題となっている。
炉等で廃棄物を焼却する際に排出される焼却灰は、殆ど
が山間や埋立地等の廃棄場に棄てられている。通常、焼
却灰の量は投入廃棄物の量の10〜20%程度にも達
し、これらの大量に排出される焼却灰の廃棄場の確保
は、近年、社会的に大きな問題となっている。
【0003】また、焼却灰には多くの未燃物が含まれ、
これらの未燃物には猛毒のダイオキシン類も含有されて
いるので、棄てられた焼却灰からのダイオキシン類の流
出による河川や土壌の汚染も大きな環境問題となってい
る。
これらの未燃物には猛毒のダイオキシン類も含有されて
いるので、棄てられた焼却灰からのダイオキシン類の流
出による河川や土壌の汚染も大きな環境問題となってい
る。
【0004】そこで、この発明の課題は、焼却灰を効率
よく減容、かつ無害化できる焼却灰減容処理容器と焼却
灰減容処理装置を提供することである。
よく減容、かつ無害化できる焼却灰減容処理容器と焼却
灰減容処理装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明の焼却灰減容処理容器は、焼却炉の焼却
灰排出口に接続される焼却灰投入口を有し、投入された
焼却灰中の未燃物を燃焼させる空気を供給する送風口を
設けた構成を採用したものである(請求項1)。
めに、この発明の焼却灰減容処理容器は、焼却炉の焼却
灰排出口に接続される焼却灰投入口を有し、投入された
焼却灰中の未燃物を燃焼させる空気を供給する送風口を
設けた構成を採用したものである(請求項1)。
【0006】すなわち、焼却灰減容処理容器を焼却炉の
焼却灰排出口に接続可能とし、容器内に投入される高温
の焼却灰に空気を供給するようにしたので、未燃物を効
率よく燃焼させ、焼却灰を大幅に減容することができ
る。
焼却灰排出口に接続可能とし、容器内に投入される高温
の焼却灰に空気を供給するようにしたので、未燃物を効
率よく燃焼させ、焼却灰を大幅に減容することができ
る。
【0007】前記容器の外壁を二重構造とし、この二重
構造の外壁内を真空引きする手段を設けることにより
(請求項2)、容器壁に断熱保温性を持たせ、未燃物の
燃焼効率をさらに高めることができる。
構造の外壁内を真空引きする手段を設けることにより
(請求項2)、容器壁に断熱保温性を持たせ、未燃物の
燃焼効率をさらに高めることができる。
【0008】前記未燃物を燃焼させた排ガスを排出し、
容器内を概ね真空状態に減圧するための排気口を設ける
ことにより(請求項3)、焼却灰の炭化を促進して、焼
却灰の減容率をさらに高めることができる。
容器内を概ね真空状態に減圧するための排気口を設ける
ことにより(請求項3)、焼却灰の炭化を促進して、焼
却灰の減容率をさらに高めることができる。
【0009】また、この発明の焼却灰減容処理装置は、
上記請求項1または2として記載した焼却灰減容処理容
器の焼却灰投入口を、焼却炉の焼却灰排出口に接続する
手段と、前記容器の送風口に空気を供給する手段とを備
えた構成を採用したものである(請求項4)。前記焼却
炉は、ストーカ式や流動床式等、任意の型式のものとす
ることができる。
上記請求項1または2として記載した焼却灰減容処理容
器の焼却灰投入口を、焼却炉の焼却灰排出口に接続する
手段と、前記容器の送風口に空気を供給する手段とを備
えた構成を採用したものである(請求項4)。前記焼却
炉は、ストーカ式や流動床式等、任意の型式のものとす
ることができる。
【0010】さらに、この発明の焼却灰減容処理装置
は、上記請求項3に記載の焼却灰減容処理容器の焼却灰
投入口を、焼却炉の焼却灰排出口に接続する手段と、前
記焼却灰が投入された容器の焼却灰投入口を閉塞する手
段と、前記容器の送風口に空気を供給する手段と、前記
容器の排気口から容器内の排ガスを排出し、容器内を概
ね真空状態に減圧する手段とを備えた構成とすることも
できる(請求項5)。
は、上記請求項3に記載の焼却灰減容処理容器の焼却灰
投入口を、焼却炉の焼却灰排出口に接続する手段と、前
記焼却灰が投入された容器の焼却灰投入口を閉塞する手
段と、前記容器の送風口に空気を供給する手段と、前記
容器の排気口から容器内の排ガスを排出し、容器内を概
ね真空状態に減圧する手段とを備えた構成とすることも
できる(請求項5)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、この発明の
実施形態を説明する。図1は、焼却灰減容処理容器1の
実施形態を示す。この容器1は、耐熱ステンレス鋼製
で、有底円筒状の壁が二重構造とされ、焼却灰2の未燃
物を燃焼させる空気を供給する送風口3が底近くに設け
られ、二重構造の壁内を真空引きして、容器1を外部と
断熱するための吸気口4が側壁上部に設けられている。
焼却灰2の投入口5となる上端開口部にはフランジ6が
設けられ、このフランジ6に蓋部材7が取り付けられ
る。
実施形態を説明する。図1は、焼却灰減容処理容器1の
実施形態を示す。この容器1は、耐熱ステンレス鋼製
で、有底円筒状の壁が二重構造とされ、焼却灰2の未燃
物を燃焼させる空気を供給する送風口3が底近くに設け
られ、二重構造の壁内を真空引きして、容器1を外部と
断熱するための吸気口4が側壁上部に設けられている。
焼却灰2の投入口5となる上端開口部にはフランジ6が
設けられ、このフランジ6に蓋部材7が取り付けられ
る。
【0012】前記蓋部材7の上部中央には筒状の開口部
8が設けられており、この開口部8が、後述する各処理
部に設けられた蛇腹の接続管9に接続されて、昇降シリ
ンダ10で昇降される支持部材11に取り付けられてい
る。蓋部材7は、これらの各処理部において、その下端
外周に取り付けられた結合部材12により、前記容器1
のフランジ6にカセット方式で結合されるようになって
いる。
8が設けられており、この開口部8が、後述する各処理
部に設けられた蛇腹の接続管9に接続されて、昇降シリ
ンダ10で昇降される支持部材11に取り付けられてい
る。蓋部材7は、これらの各処理部において、その下端
外周に取り付けられた結合部材12により、前記容器1
のフランジ6にカセット方式で結合されるようになって
いる。
【0013】図2は、前記焼却灰減容処理容器1を用い
た焼却灰減容処理装置の実施形態を示す。この焼却灰減
容処理装置は、容器1をストーカ式焼却炉13の焼却灰
排出口14の下方に搬送して、前記投入口5を焼却灰排
出口14に接続するリフト15付きコンベア16と、焼
却灰2が投入された容器1に空気を供給して、焼却灰2
の未燃物を燃焼させる燃焼部17と、未燃物を燃焼させ
た容器1を概ね真空状態まで減圧して、焼却灰2の炭化
を促進する炭化部18と、この炭化処理が完了した容器
1に空気を送り込んで冷却する冷却部19と、これらの
燃焼部17、炭化部18、冷却部19の各処理部に容器
1を搬送するコンベア20とで基本的に構成されてい
る。
た焼却灰減容処理装置の実施形態を示す。この焼却灰減
容処理装置は、容器1をストーカ式焼却炉13の焼却灰
排出口14の下方に搬送して、前記投入口5を焼却灰排
出口14に接続するリフト15付きコンベア16と、焼
却灰2が投入された容器1に空気を供給して、焼却灰2
の未燃物を燃焼させる燃焼部17と、未燃物を燃焼させ
た容器1を概ね真空状態まで減圧して、焼却灰2の炭化
を促進する炭化部18と、この炭化処理が完了した容器
1に空気を送り込んで冷却する冷却部19と、これらの
燃焼部17、炭化部18、冷却部19の各処理部に容器
1を搬送するコンベア20とで基本的に構成されてい
る。
【0014】前記焼却炉13の焼却灰排出口14の直上
には補助バーナ21が設けられ、概ね容器1の投入口5
と等径の円筒状排出口14には、投入用シャッタ22、
23が上下2段に設けられている。上段のシャッタ22
は、その上に所定量の焼却灰2が堆積したときに開放さ
れ、下段のシャッタ23に焼却灰2を落とし込む。下段
のシャッタ23は、上段のシャッタ22が閉塞されたの
ち開放され、この焼却灰2を排出口14に接続された空
の容器1に投入する。なお、前記リフト15付きコンベ
ア16は、コンベア16、20の搬送方向と直交するレ
ール24上を走行できるようになっており、空の容器1
は、コンベア16が排出口14直下から退避した位置
で、コンベア16上に供給される。コンベア16上に供
給された空の容器1は排出口14直下に搬送され、リフ
ト15で持ち上げられて、排出口14に接続される。
には補助バーナ21が設けられ、概ね容器1の投入口5
と等径の円筒状排出口14には、投入用シャッタ22、
23が上下2段に設けられている。上段のシャッタ22
は、その上に所定量の焼却灰2が堆積したときに開放さ
れ、下段のシャッタ23に焼却灰2を落とし込む。下段
のシャッタ23は、上段のシャッタ22が閉塞されたの
ち開放され、この焼却灰2を排出口14に接続された空
の容器1に投入する。なお、前記リフト15付きコンベ
ア16は、コンベア16、20の搬送方向と直交するレ
ール24上を走行できるようになっており、空の容器1
は、コンベア16が排出口14直下から退避した位置
で、コンベア16上に供給される。コンベア16上に供
給された空の容器1は排出口14直下に搬送され、リフ
ト15で持ち上げられて、排出口14に接続される。
【0015】前記焼却灰2を投入された容器1は、コン
ベア16、20で燃焼部17に搬送され、前記シリンダ
10を下降させて蓋部材7が取り付けられ、前記蛇腹の
接続管9に接続される。こののち、前記吸気口4に真空
ポンプと接続された吸気配管25が接続され、さらに、
送風口3に空気配管26が接続されて、この空気配管2
6から供給される空気で焼却灰2中の未燃物が燃焼さ
れ、焼却灰2が減容される。
ベア16、20で燃焼部17に搬送され、前記シリンダ
10を下降させて蓋部材7が取り付けられ、前記蛇腹の
接続管9に接続される。こののち、前記吸気口4に真空
ポンプと接続された吸気配管25が接続され、さらに、
送風口3に空気配管26が接続されて、この空気配管2
6から供給される空気で焼却灰2中の未燃物が燃焼さ
れ、焼却灰2が減容される。
【0016】前記燃焼部17の接続管9は、吸引ファン
27に接続されており、前記未燃物の燃焼で生じる高温
の排ガスは、接続管9を通して吸引ファン27で吸引さ
れ、焼却炉13に送り込まれる。未燃物の燃焼が終了す
ると、送風口3と吸気口4は閉鎖され、各配管25、2
6が取り外される。このとき、吸気口4を閉鎖された二
重構造の壁内は概ね真空状態に保持される。こののち、
容器1は、シリンダ10を上昇させて蓋部材7を取り外
され、コンベア20で炭化部18へ搬送される。
27に接続されており、前記未燃物の燃焼で生じる高温
の排ガスは、接続管9を通して吸引ファン27で吸引さ
れ、焼却炉13に送り込まれる。未燃物の燃焼が終了す
ると、送風口3と吸気口4は閉鎖され、各配管25、2
6が取り外される。このとき、吸気口4を閉鎖された二
重構造の壁内は概ね真空状態に保持される。こののち、
容器1は、シリンダ10を上昇させて蓋部材7を取り外
され、コンベア20で炭化部18へ搬送される。
【0017】前記炭化部18に搬送された容器1は、燃
焼部17でと同様に、シリンダ10の下降で蓋部材7が
取り付けられ、接続管9に接続される。この接続管9は
真空ポンプ28に接続されており、容器1内が真空ポン
プ28で概ね真空状態まで減圧される。前記未燃物の燃
焼で高温となった焼却灰2は、この減圧下で保持されて
炭化し、さらに減容される。炭化処理が終了したのち、
容器1は蓋部材7を取り外され、冷却部19へ搬送され
る。
焼部17でと同様に、シリンダ10の下降で蓋部材7が
取り付けられ、接続管9に接続される。この接続管9は
真空ポンプ28に接続されており、容器1内が真空ポン
プ28で概ね真空状態まで減圧される。前記未燃物の燃
焼で高温となった焼却灰2は、この減圧下で保持されて
炭化し、さらに減容される。炭化処理が終了したのち、
容器1は蓋部材7を取り外され、冷却部19へ搬送され
る。
【0018】前記冷却部19に搬送された容器1は、蓋
部材7が取り付けられて、接続管9に接続されるととも
に、前記送風口3が空気配管29に接続されて開放さ
れ、吸気口4も真空解除用の配管30に接続される。冷
却部19の接続管9も吸引ファン31に接続されてお
り、吸引ファン31の作動で空気配管29から容器1内
に冷却空気が導入され、減容処理の完了した容器1内の
焼却灰2が冷却される。焼却灰2を冷却した空気は、ダ
クト32で集塵装置(図示省略)に送られる。冷却され
た容器1は、図2中に一点鎖線で示すように、コンベア
20の排出端に搬送され、容器1の転倒装置(図示省
略)で内部の減容された焼却灰2が排出され、空の容器
1として繰り返し使用される。
部材7が取り付けられて、接続管9に接続されるととも
に、前記送風口3が空気配管29に接続されて開放さ
れ、吸気口4も真空解除用の配管30に接続される。冷
却部19の接続管9も吸引ファン31に接続されてお
り、吸引ファン31の作動で空気配管29から容器1内
に冷却空気が導入され、減容処理の完了した容器1内の
焼却灰2が冷却される。焼却灰2を冷却した空気は、ダ
クト32で集塵装置(図示省略)に送られる。冷却され
た容器1は、図2中に一点鎖線で示すように、コンベア
20の排出端に搬送され、容器1の転倒装置(図示省
略)で内部の減容された焼却灰2が排出され、空の容器
1として繰り返し使用される。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明の焼却灰減容処
理容器は、その投入口を焼却灰排出口に接続可能とし、
容器内に投入された高温の焼却灰に空気を供給するよう
にしたので、未燃物を効率よく燃焼させ、焼却灰を大幅
に減容することができる。前記容器の外壁を二重構造と
し、この二重構造の外壁内を真空引きする手段を設ける
ことにより、容器壁に断熱保温性を持たせ、未燃物の燃
焼効率をさらに高めることができる。さらに、前記未燃
物を燃焼させた排ガスを排出し、容器内を概ね真空状態
に減圧するための排気口を設けることにより、焼却灰の
炭化を促進して、焼却灰の減容率をさらに高めることが
できる。
理容器は、その投入口を焼却灰排出口に接続可能とし、
容器内に投入された高温の焼却灰に空気を供給するよう
にしたので、未燃物を効率よく燃焼させ、焼却灰を大幅
に減容することができる。前記容器の外壁を二重構造と
し、この二重構造の外壁内を真空引きする手段を設ける
ことにより、容器壁に断熱保温性を持たせ、未燃物の燃
焼効率をさらに高めることができる。さらに、前記未燃
物を燃焼させた排ガスを排出し、容器内を概ね真空状態
に減圧するための排気口を設けることにより、焼却灰の
炭化を促進して、焼却灰の減容率をさらに高めることが
できる。
【0020】また、この発明の焼却灰減容処理装置は、
上記焼却灰減容処理容器の焼却灰投入口を、焼却炉の焼
却灰排出口に接続する手段と、容器の送風口に空気を供
給する手段とを備えた構成、または、上記焼却灰減容処
理容器の焼却灰投入口を、焼却炉の焼却灰排出口に接続
する手段と、前記焼却灰が投入された容器の焼却灰投入
口を閉塞する手段と、前記容器の送風口に空気を供給す
る手段と、前記容器の排気口から容器内の排ガスを排出
し、容器内を概ね真空状態に減圧する手段とを備えた構
成としたので、ストーカ式や流動床式等、任意の型式の
焼却炉の付帯設備とすることにより、焼却灰の排出量を
著しく低減し、その廃棄処理を容易にすることができ
る。
上記焼却灰減容処理容器の焼却灰投入口を、焼却炉の焼
却灰排出口に接続する手段と、容器の送風口に空気を供
給する手段とを備えた構成、または、上記焼却灰減容処
理容器の焼却灰投入口を、焼却炉の焼却灰排出口に接続
する手段と、前記焼却灰が投入された容器の焼却灰投入
口を閉塞する手段と、前記容器の送風口に空気を供給す
る手段と、前記容器の排気口から容器内の排ガスを排出
し、容器内を概ね真空状態に減圧する手段とを備えた構
成としたので、ストーカ式や流動床式等、任意の型式の
焼却炉の付帯設備とすることにより、焼却灰の排出量を
著しく低減し、その廃棄処理を容易にすることができ
る。
【図1】実施形態の焼却灰減容処理容器を示す縦断面図
【図2】実施形態の焼却灰減容処理装置を示す概略正面
図
図
1 容器 2 焼却灰 3 送風口 4 吸気口 5 投入口 6 フランジ 7 蓋部材 8 開口部 9 接続管 10 シリンダ 11 支持部材 12 結合部材 13 焼却炉 14 排出口 15 リフト 16 コンベア 17 燃焼部 18 炭化部 19 冷却部 20 コンベア 21 補助バーナ 22、23 シャッタ 24 レール 25、26 配管 27 吸引ファン 28 真空ポンプ 29、30 配管 31 吸引ファン 32 ダクト
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F23J 1/00 B09B 3/00 ZAB
Claims (5)
- 【請求項1】 焼却炉の焼却灰排出口に接続される焼却
灰投入口を有し、投入された焼却灰中の未燃物を燃焼さ
せる空気を供給する送風口が設けられた焼却灰減容処理
容器。 - 【請求項2】 前記容器の外壁が二重構造とされ、この
二重構造の外壁内を真空引きする手段が設けられた請求
項1に記載の焼却灰減容処理容器。 - 【請求項3】 前記未燃物を燃焼させた排ガスを排出
し、容器内を概ね真空状態に減圧するための排気口が設
けられた請求項1または2に記載の焼却灰減容処理容
器。 - 【請求項4】 請求項1または2に記載の焼却灰減容処
理容器の焼却灰投入口を、焼却炉の焼却灰排出口に接続
する手段と、前記容器の送風口に空気を供給する手段と
を備えた焼却灰減容処理装置。 - 【請求項5】 請求項3に記載の焼却灰減容処理容器の
焼却灰投入口を、焼却炉の焼却灰排出口に接続する手段
と、前記焼却灰が投入された容器の焼却灰投入口を閉塞
する手段と、前記容器の送風口に空気を供給する手段
と、前記容器の排気口から容器内の排ガスを排出し、容
器内を概ね真空状態に減圧する手段とを備えた焼却灰減
容処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11164105A JP2000350975A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | 焼却灰減容処理容器および焼却灰減容処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11164105A JP2000350975A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | 焼却灰減容処理容器および焼却灰減容処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000350975A true JP2000350975A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=15786863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11164105A Pending JP2000350975A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | 焼却灰減容処理容器および焼却灰減容処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000350975A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101736379B1 (ko) | 2017-04-03 | 2017-05-29 | 주식회사 에치케이텍 | 폐매트리스 처리장치 |
-
1999
- 1999-06-10 JP JP11164105A patent/JP2000350975A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101736379B1 (ko) | 2017-04-03 | 2017-05-29 | 주식회사 에치케이텍 | 폐매트리스 처리장치 |
WO2018186629A1 (ko) * | 2017-04-03 | 2018-10-11 | 주식회사 에치케이텍 | 폐매트리스 처리장치 |
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