JP2000350326A - シールド電線端末部のリング挿入装置 - Google Patents

シールド電線端末部のリング挿入装置

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JP2000350326A
JP2000350326A JP11157675A JP15767599A JP2000350326A JP 2000350326 A JP2000350326 A JP 2000350326A JP 11157675 A JP11157675 A JP 11157675A JP 15767599 A JP15767599 A JP 15767599A JP 2000350326 A JP2000350326 A JP 2000350326A
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electric wire
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Teiji Sakuma
悌二 佐久間
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AutoNetworks Technologies Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールド電線の端末部に露出させた編組シー
スと内部絶縁体との間にリングを機械で正確に効率良く
挿入できるようにする。 【解決手段】 スリット入りリングRを1個ずつ受け渡
し点に送り出し、受渡し点から更に定位置に保持された
電線の前方に移すリング供給機構5と、供給されたリン
グRを保持するチャック6と、リング挿入ガイド8を設
け、リングRを保持したチャック6をスライダ7で前進
させ、そのリングの先端がリング挿入ガイド8のリング
保持孔8aに嵌まったらリング挿入ガイド8もスライダ
9で前進させ、テーパガイド孔8bガイド8を開いて退
避させ、チャック6でリングを必要な位置まで押し込む
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シールド電線の
端末加工において、端末部に露出させた編組シースと内
側の内部絶縁体との間にリングを効率的に均一に挿入す
るための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シールド電線は、図15に示すように、
導体S1 を内部絶縁体S2 で被覆し、さらに、その外側
を導電性の編組シースS3 と絶縁性の外皮S4 で順に被
覆した構造になっている。
【0003】このシールド電線Aの端末部に端子等を取
り付ける場合、端末部の外皮S4 を所定長さ剥ぎ取り、
さらに、編組シースS3 を反転させて外皮S4 上にまく
り上げるか又は適当な長さ剥ぎ取り、しかる後、露出し
た内部絶縁体S2 を所定長さ剥ぎ取って導体S1 を露出
させる。
【0004】なお、編組シースを部分的に剥ぎ取る端末
部に対しては、剥ぎ残した編組シースの外周にアースと
接続する端子を加締めて取付けるが、補強処理をせずに
アース用の端子を取付けると、経年変化により内部絶縁
体が痩せて接続の信頼性低下を来たすことがある。そこ
で、その対策として編組シースの内側(内部絶縁体との
間)にリングを挿入し、そのリングで端子の締め付け圧
を受け止める方法が採られている。そして、この場合の
リングの挿入は、手作業でなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は、端末部の
外皮剥ぎから露出した編組シースの一部分の剥ぎ取りま
でを機械化した装置を開発して別途特許出願した(特願
平11−141392号)。この装置で加工した端末部
は、編組シースの端部がラッパ状に少し開いており、リ
ングの挿入がし易くなっている。
【0006】しかしながら、手作業によるリング挿入で
は作業能率に限界があり、大量処理が難しい。
【0007】また、人手による作業では、リングの挿入
位置がばらつき、品質の安定化面でも好ましくない。さ
らに、挿入したリングが動き易く、端子圧着時にリング
の位置修正が必要になることがあり、作業ロスが発生す
る。
【0008】そこで、この発明は、途中まで加工した端
末部にリングを機械で効率良く正確に挿入できるように
することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明においては、下記のリング挿入装置を提供
する。
【0010】その装置は、前端末部の外皮と編組シース
をそれぞれ所定長さ剥ぎ取って内部絶縁体と編組シース
を露出させ、かつ編組シースの先端を拡開させたシール
ド電線を定位置に保持するクランプ機構と、リングを1
個ずつ受け渡し点に送り出し、さらに、受渡点から前記
クランプ機構に保持されたシールド電線の前方に移すリ
ング供給機構と、供給されたリングの後部を挟持爪で保
持するチャックと、このチャックを電線の長手方向に進
退させるスライダとを有し、前記チャックを前進させて
前記挟持爪で保持したリングを端末部に露出しているシ
ール電線の内部絶縁体上に挿入し、内部絶縁体と編組シ
ースとの間に押し込むようにしたものである。
【0011】この装置は、リング供給機構を、リングの
スリットに入り込んでそのリングを下から支え、自重で
滑り落とす前下り傾斜の帯状供給ガイドレールと、その
ガイドレール上の先頭リングと2番目のリングを交番に
動き止めして先頭リングのみを受け渡し点に送り出す個
別送り出し手段と、受け渡し点に移動したリングを停止
させてそのリングの内側に嵌まるプラグで支えるストッ
パと、このストッパを後退した位置にあるチャックとシ
ールド電線との間に受け渡し点から移動させる押し引き
手段とで構成してスリット入りリングを供給するものが
好ましい。
【0012】また、必要に応じて、リング挿入前にシー
ルド電線の先端を、露出した内部絶縁体の外径がリング
内径よりも小さくなるように加圧変形させる加圧機構を
具備させることができる。リング挿入前に、シールド電
線のリング取付け領域を断面が扁平化するように加圧変
形させる加圧機構や、リング挿入後に、編組シースの外
側からリングを加圧して仮加締めを行う加締め機構を具
備させるのも好ましい。
【0013】さらに、駆動源で開閉する2分割されたリ
ング挿入ガイドと、このリング挿入ガイドを電線の長手
方向に進退させるスライダを具備させ、前記チャックで
保持したリングの前部をリング挿入ガイドの一端に形成
されるリング保持孔に進入させ、この状態を維持してチ
ャックとリング挿入ガイドをシールド電線側に前進さ
せ、リング挿入ガイドの他端側に設けたテーパガイド孔
で電線端を孔中心に案内して電線へのリング挿入を行う
ようしたり、チャックの挟持爪を2分割された円筒体で
形成してその爪の内側にリングの後端を係止させる段差
を設けたりするのも好ましい。
【0014】
【作用】リング供給機構から供給されたリングをチャッ
クで保持して電線に挿入するので、作業者はリング供給
機構にリングをセットするだけでよく、人手が省け、作
業の高能率化を実現できる。また、リングの押込み位置
は、チャックの移動量によって決まり、その移動量を一
定させるのは簡単であるので、リング押込み位置のばら
つきも無くし得る。
【0015】さらに、前下りの供給ガイドレールを有す
るリング供給機構を用いてスリット入りリングを電線に
挿入する装置は、リングを自重で滑り落として供給でき
るので、供給機構の簡素化、低コスト化と装置のランニ
ングコストの削減が図れる。
【0016】このほか、電線のリング取付け領域を事前
に扁平化するように加圧変形させる装置や挿入したリン
グを仮加締めする装置は、挿入済リングの動き止めがな
されて端子圧着時のリングの位置修正が不要になる。
【0017】また、電線の端部は、切断時の圧力で変形
して外径が部分的にリング内径よりも大きくなっている
場合があるが、電線の先端を予め加圧機構で加圧して内
部絶縁体の先端外径をリング内径よりも小さくしておく
装置やリング挿入ガイドを具備させた装置は、リングの
挿入が確実に、円滑になされ、挿入ミスやそれによる装
置の稼働停止が起こらない。
【0018】さらに、チャックの爪の内側に段差を付け
た装置は、リング押込み時に押込み抵抗でリングがスリ
ップすることを防止でき、スリップによる押込み不良が
起こらない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図を参照してこの発明
のリング挿入装置の実施形態について述べる。
【0020】図の1は、電線クランプ装置(以下、単に
クランプ装置と云う)である。このクランプ装置1は、
エアーチャック1aに設けた対向一対のV溝を有するク
ランプ爪1bでシールド電線(以下単に電線と言う)A
を加工中心上に位置決めして保持する。このクランプ装
置1には、クランプ爪1bと一緒に開閉する一対のアー
ム1cを含ませており、そのアーム1cの先端に取付け
た溝付きローラ1dで電線Aの先端側を緩く挟持する。
アーム1cは、スプリング1eで図中左向きに付勢して
エアーチャック1a上に電線長手方向スライド自在に取
り付けている。
【0021】このクランプ装置1は、リニアガイド2に
案内されるスライダ3上に取付け、スライダ3を横移動
させて複数設けられる加工ステーションに送り込むよう
にしてある。スライダ3には、図3に示すインデックス
プランジャ4を取り付けてあり、そのプランジャ4の下
部のピン4aを各加工ステーションに設けるブッシュ4
bに嵌合させてスライダ3を各加工ステーションに位置
決めする。
【0022】電線Aは、先端を位置決めして図1のクラ
ンプ装置で保持し、前段の加工ステーション(図示せ
ず)において外皮剥ぎと編組シース余剰部の切断除去
(剥ぎ取り)を行う。その加工を終えた電線Aの端末部
は、図16に示すように、内部絶縁体S2 と編組シース
3 が順に露出し、しかも、編組シースS3 の先端がラ
ッパ状に少し開いている。
【0023】以上の加工を終了すると、図1のスライダ
3が、電線Aを保持しているクランプ装置1をリング挿
入ステーションに移動させる。
【0024】そのリング挿入ステーションに設置されて
いるリング挿入装置を図2乃至図7に示す。図2〜図4
及び図6の5はスリット入りリングRを供給するリング
供給機構、図2乃至図4の6は供給されたリングを保持
して電線Aに挿入するチャック、7はチャック6を電線
長手方向に進退させるスライダ、図2、図3及び図5の
8はリング挿入ガイド、9は、そのリング挿入ガイド8
を電線長手方向に進退させるスライダ、図2、図5の1
0はリング加締め機構である。
【0025】リング供給機構5は、図3、図6に示すよ
うに前下り傾斜にして図2に示すようにスライダ7の側
方に設ける帯状の供給ガイドレール5aと、そのレール
上の先頭リングR1 と2番目のリングR2 を交番に動き
止めして先頭リングのみを受け渡し点に送り出す2つの
ピンシリンダ5b、5cと、受け渡し点に移動したリン
グRを停止させてプラグPで内側から支えるストッパ5
dと、このストッパ5dをチャック6の前方に移動させ
るスライドシリンダ5e(図3、図4参照)とを備えて
成る。供給ガイドレール11は、そのレール上にセット
されるリングRのスリットに入り込んでリングRを下か
ら支える。
【0026】なお、例示のリング供給機構は、供給ガイ
ドレール5aからストッパ5dにリングRを確実に乗り
移らせるために光電センサ5fと押込みシリンダ5gを
付加し、リングRがガイドレール先端に移動したことを
光電センサ5fで検出して押込みシリンダ5gでガイド
レール先端からリング3をプラグP上に押し移すように
した。
【0027】チャック6は、挟持爪6aを2分割された
円筒体で形成し、その爪をシリンダ6bで駆動し、リニ
アガイド6cで案内して開閉する構造にしてスライダ7
上に立設された支持板11に取付けている。また、挟持
爪6aの内側にはリングRの滑り止めのための段差S
(図7参照)を設けている。
【0028】スライダ7は、図3に示すサーボアクチュ
エータ12で駆動してリニアガイド13上をスライドさ
せるようにしており、位置調整可能なフォトセンサ14
によってスライダ7に取付けたプレート15が検出され
るところまで前進する。このスライダ7はスライダ9上
に設けている。
【0029】スライダ9は、リニアガイド16で案内
し、シリンダ17で押し引きするようにしており、その
スライダ9に取付けたストッパ18がベースプレート1
9上の調整ねじ20に当たったところが移動終点とな
る。
【0030】リング挿入ガイド8と加締め機構10は、
スライダ9上に立設した支持板21に取付けている。
【0031】リング挿入ガイド8は、チャック6と対面
する側にリング保持孔8aを、電線Aと対面する側にテ
ーパガイド孔8bを各々設けた部材を2分割し、各分割
体をシリンダ8cで押し引きして開閉するようにしてい
る。
【0032】加締め機構10は、対向一対の櫛歯状の成
形具10aをシリンダ10bで駆動して噛み合わせ、電
線Aに挿入したリングRを編組シースの外側から加締め
る。
【0033】図3の22はリング挿入ステーションに電
線Aがセットされたことを検出するフォトセンサであ
り、ここからの信号に基づいてリングRの挿入動作が開
始されるようにしたが、これは好ましい要素に過ぎな
い。
【0034】クランプ装置1に保持された電線Aが前段
の加工ステーションから送り込まれるとき、スライダ7
は、支持板21と電線Aとの干渉が回避されるところま
で後退している。
【0035】また、チャック6も、横移動してくるスト
ッパ5dとの干渉が起こらないところまで後退してい
る。
【0036】この状態で図6のピンシリンダ5bが作動
して前から2番目のリングR2 を押え、ピンシリンダ5
cによる先頭リングR1 の動き止めを解除する。これに
より先頭リングR1 が供給ガイドレール5a上を滑り落
ちてレール5aの先端に至る。それを光電センサ5fが
検出すると、そこからの信号で押込みシリンダ5gが作
動してレール先端に移動したリングRをストッパ5dの
プラグP上に押し移す。
【0037】次に、押込みシリンダ5gが引き戻される
とスライドシリンダ5eが作動してストッパ5dをチャ
ック6の前方に移動させる(図8)。次いで、爪6aを
開いているチャック6が前進し、プラグPに支えられて
いるリングRの後部を掴む(図9)。そして、チャック
6が一旦後退してリングRをプラグPから外し、ストッ
パ5dが復帰(退避)するのを待ってチャック6が再び
前進する。そのチャック前進により、閉じた状態になっ
ているリング挿入ガイド8のリング保持孔8aにリング
Rの先端側が嵌まる(図10)。この状態になると、チ
ャック6と共にリング挿入ガイド8も前進し、これによ
り、電線Aの先端がテーパガイド孔8bに案内されて孔
中心に導かれ、内部絶縁体S2 の外側にリングRがスム
ーズに嵌まる(図11)。
【0038】リング挿入ガイドは、以後もチャック6と
共に前進し、移動終点に達したところで開いて退避する
(図12)。その後は、チャック6のみが引き続いて前
進し、編組シースS3 と内部絶縁体S2 との間にリング
Rを押し込む。また、その押込みが完了すると加締め機
構10による押込み直後のリングの仮加締めがなされて
リングRが動き止めされる(図13)。その後、チャッ
ク6が爪を開いて後退し、他の要素も原位置に戻って一
連の動作を完了する。
【0039】なお、電線Aに挿入したリングRの端子取
付け時までの動き止めは、電線Aのリング取付け領域
(図16のlの領域)を図14のように加圧具23で加
圧して扁平に変形させる方法でも行える。リングを挿入
する前に、図のように電線Aを変形させると内部絶縁体
2 の外径が部分的にリング内径よりも大きくなり、挿
入後のリングRが軽く圧入された状態になって動き止め
される。
【0040】このほか、電線Aの先端(内部絶縁体S2
の先端)は、電線切断時の圧力で変形して真円でなくな
っていることがある。その変形で内部絶縁体の外径が部
分的にリング内径よりも大きくなっているとリング挿入
に支障が出るが、リング挿入前に、電線Aの先端を加圧
矯正する機構(図示せず)を設ければ、切断時の電線変
形が著しい場合にも内部絶縁体の先端外径をリング内径
よりも小さくして、リング挿入を確実に行わしめること
ができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のリング
挿入装置は、これまで人手に頼っていたリングの挿入を
機械で行えるようにしたので、作業の高能率化が図れ
る。
【0042】また、リングの挿入位置が一定するので、
製品の品質も安定し、信頼性が高まる。
【0043】このほか、スリット入りリングを帯状の供
給ガイドレールにセットして供給するものは、装置の簡
素化、コスト低減、ランニングコストの低減も図れる。
【0044】また、リング挿入前に電線の先端形状を矯
正する機構やリング挿入ガイドを有するものは、リング
の挿入が確実に安定してなされ、作業ミスによる不良品
の発生、装置の稼働停止のトラブルが起こらない。
【0045】さらに、挿入したリングを仮加締めした
り、リング挿入前に電線のリング挿入部を加圧変形させ
るものは、挿入したリングの位置変動が起こらず、位置
修正の無駄な作業を無くし得る。
【0046】チャックの爪に滑り止めの段差をつけたも
のは、スリップによる挿入ミスも防止され、作業の正確
さがより高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の装置に含まれるクランプ装置の実施
形態の平面図
【図2】実施形態のリング挿入装置の平面図
【図3】同上の装置の中央部の断面図
【図4】図3のX−X線に沿った断面図
【図5】図3のY−Y線に沿った断面図
【図6】リング供給機構の側面図
【図7】チャックの爪の拡大断面図
【図8】動作説明図
【図9】動作説明図
【図10】動作説明図
【図11】動作説明図
【図12】動作説明図
【図13】動作説明図
【図14】リング仮止めの他の機構を示す線図
【図15】シールド電線の一例を示す斜視図
【図16】リング挿入前の電線の加工状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 電線クランプ装置 5 リング供給機構 5a 供給ガイドレール 5b、5c ピンシリンダ 5d ストッパ 5e スライドシリンダ 6 チャック 6a 挟持爪 7、9 スライダ 8 リング挿入ガイド 10 リング加締め機構 12 サーボアクチュエータ 17 シリンダ 23 加圧具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐久間 悌二 名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会 社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 5G355 AA05 BA04 CA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末部の外皮と編組シースをそれぞれ所
    定長さ剥ぎ取って内部絶縁体と編組シースを露出させ、
    かつ編組シースの先端を拡開させたシールド電線を定位
    置に保持する電線クランプ機構と、リングを1個ずつ受
    け渡し点に送り出し、さらに、受け渡し点から前記クラ
    ンプ機構に保持されたシールド電線の前方に移すリング
    供給機構と、供給されたリングの後部を挟持爪で保持す
    るチャックと、このチャックを電線の長手方向に進退さ
    せるスライダとを有し、前記チャックを前進させて前記
    挟持爪で保持したリングを端末部に露出しているシール
    電線の内部絶縁体上に挿入し、内部絶縁体と編組シース
    との間に押し込むようにしたシール電線端末部のリング
    挿入装置。
  2. 【請求項2】 リング供給機構を、リングのスリットに
    入り込んでそのリングを下から支え、自重で滑り落とす
    前下り傾斜の帯状供給ガイドレールと、そのガイドレー
    ル上の先頭リングと2番目のリングを交番に動き止めし
    て先頭リングのみを受け渡し点に送り出す個別送り出し
    手段と、受け渡し点に移動したリングを停止させてその
    リングの内側に嵌まるプラグで支えるストッパと、この
    ストッパを後退した位置にあるチャックとシールド電線
    との間に受け渡し点から移動させる押し引き手段とで構
    成してスリット入りリングを供給するようにした請求項
    1記載のシールド電線端末部のリング挿入装置。
  3. 【請求項3】 リング挿入前に、シールド電線の先端
    を、露出した内部絶縁体の外径がリング内径よりも小さ
    くなるように加圧する加圧機構を具備させた請求項1又
    は2記載のシールド電線端末部のリング挿入装置。
  4. 【請求項4】 駆動源で開閉する2分割されたリング挿
    入ガイドと、このリング挿入ガイドを電線の長手方向に
    進退させるスライダを具備させ、前記チャックで保持し
    たリングの前部をリング挿入ガイドの一端に形成される
    リング保持孔に進入させ、この状態を維持してチャック
    とリング挿入ガイドをシールド電線側に前進させ、リン
    グ挿入ガイドの他端側に設けたテーパガイド孔で電線端
    を孔中心に案内して電線へのリング挿入を行うようにし
    た請求項1乃至3のいずれかに記載のシールド電線端末
    部のリング挿入装置。
  5. 【請求項5】 リング挿入前に、シールド電線のリング
    取付け領域を扁平化するように加圧変形させる加圧機構
    を具備させた請求項1乃至4のいずれかに記載のシール
    ド電線端末部のリング挿入装置。
  6. 【請求項6】 リング挿入後に、編組シースの外側から
    リングを加圧して仮加締めを行う加締め機構を具備させ
    た請求項1乃至4のいずれかに記載のシールド電線端末
    部のリング挿入装置。
  7. 【請求項7】 前記チャックの挟持爪を2分割された円
    筒体で形成してその爪の内側にリングの後端を係止させ
    る段差を設けた請求項1乃至6のいずれかに記載のシー
    ルド電線端末部のリング挿入装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009136531A1 (en) * 2008-05-09 2009-11-12 Yazaki Corporation Sleeve inserting apparatus
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