JP2000349738A - 多重変調波用自動レベル制御装置 - Google Patents

多重変調波用自動レベル制御装置

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JP2000349738A
JP2000349738A JP16022499A JP16022499A JP2000349738A JP 2000349738 A JP2000349738 A JP 2000349738A JP 16022499 A JP16022499 A JP 16022499A JP 16022499 A JP16022499 A JP 16022499A JP 2000349738 A JP2000349738 A JP 2000349738A
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JP16022499A
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Atsushi Inahashi
敦 稲橋
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NEC Saitama Ltd
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 包絡線変動の大きい無線変調波信号における
無線機の温度変動等によるレベル変動を安定化する多重
変調波用自動レベル制御装置を得る。 【解決手段】 信号生成部1が入力されるデジタル信号
系列を論理的な無線変調信号に変換して出力し、可変減
衰器3が制御信号値に対応した任意の減衰量をもって通
過する無線変調信号を減衰させ、演算処理部6が信号生
成部1により生成された無線変調信号の振幅値データ
と、所定のデータとを任意のタイミング毎に比較し、こ
の比較した差分データの分布を求め、差分データの分布
に基づき可変減衰器の減衰量を制御する制御信号を出力
する。この差分データの最頻値に対応する補正値をもっ
て無線変調信号の補償を行う。この構成によれば、出力
する無線変調信号の誤差分を、サンプル値を多く取り、
誤差頻度の大きい補正値に従っての長期的に補正する統
計的制御となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多重変調波用自動
レベル制御装置に関し、例えば多値多重変換された無線
記号を出力する多重変調波用自動レベル制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動レベル制御装置は、例えば、
一般的な信号を送信し自動レベル制御(ALC)機能を
有する送信機へ適用されて構成される。この自動レベル
制御(ALC)では、送信機が出力すべき基準の値(理
論値)と実際に出力したレベル(検出値)とを比較し、
その差分を送信機のレベル調整部にフィードバックす
る。このことにより、温度変動等による送信機のレベル
変動を安定化している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方式は、無線変調波信号として用いられる変調方式
が定包絡線を有する場合、あるいは時間的に電力平均値
が一定である変調方式に限定されている。
【0004】多値多重変調を施された無線信号を出力す
る場合には、その基準となる信号レベル(基準値)が多
重された各々の信号固有の伝送環境に対応した振幅制御
を受けている。このため、時間的に不定であり、且つ大
きな包絡線変動を有し、実電力値との比較動作が行えな
い不具合を有している。
【0005】本発明は、包絡線変動の大きい多値多重変
調を施された無線信号を出力する場合においても、無線
(送信)機の温度変動等によるレベル変動を安定化する
多重変調波用自動レベル制御装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の多重変調波用自動レベル制御装置は、入力
されるデジタル信号系列を論理的な無線変調信号に変換
して出力する信号生成部(1)と、制御信号値に対応し
た任意の減衰量をもって通過する無線変調信号を減衰さ
せる可変減衰器(3)と、信号生成部(1)により生成
された無線変調信号の振幅値データと、所定のデータと
を任意のタイミング毎に比較し、この比較した差分デー
タの分布を求め、差分データの分布に基づき可変減衰器
の減衰量を制御する制御信号を出力する演算処理部
(6)とを有し、差分データの最頻値に対応する補正値
をもって無線変調信号の補償を可能としたことを特徴と
している。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
多重変調波用自動レベル制御装置において、無線変調信
号の補償は、差分データの最頻値に対応する補正値、ま
たは一定の区間における誤差を元にした平均値や積分値
等の演算値をもって行うとよい。
【0008】請求項3記載の発明では、請求項1または
2記載の多重変調波用自動レベル制御装置において、信
号生成部(1)は、デジタル信号系列を分離し任意の数
の副搬送波へ割り当て、且つ、位相振幅平面(IQ平
面)上に分離するとよい。
【0009】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
多重変調波用自動レベル制御装置において、信号生成部
(1)は各々の副搬送波のI(実数)成分とQ(虚数)
成分を加算し、この加算後の信号はIQ分離後あるいは
加算器出力後に帯域制限され、さらに無線変調を施さ
れ、且つ、任意の周波数に変換されるとよい。
【0010】請求項5記載の発明では、請求項1から4
の何れかに記載の多重変調波用自動レベル制御装置は、
論理的無線信号をアナログ電圧信号に変換し不要成分の
除去を行った後にD/A変換し無線変調信号とするD/
A変換部(2)をさらに有するとよい。
【0011】請求項6記載の発明では、請求項1から5
の何れかに記載の多重変調波用自動レベル制御装置は、
無線変調信号を可変減衰器(3)により一定の減衰を受
けた後、第一の出力端子に通過させると共に、通過する
無線変調信号の一部を固定された比率で分配し第二の出
力端子に出力するカプラ(5)と、第二の出力端子に出
力された無線変調信号をデジタルデータ化して出力する
A/D変換部(8)と、このA/D変換部8により変換
されたデータと信号生成部1により生成された無線変調
信号の振幅値データとを演算処理部(6)が任意のタイ
ミング毎に比較して差分を検出し、この検出された差分
データはデータ値により区分けされ積算されるカウンタ
とをさらに有し、カウンタによりカウントされたデータ
に所定量の分布が得られた時点で、最大カウントされた
差分データ値を選び出し、その値に基づき補償を実行す
るとよい。
【0012】請求項7記載の発明では、請求項1から6
の何れかに記載の多重変調波用自動レベル制御装置は、
D/A変換及びA/D変換に必要なアナログ値とデジタ
ル値の変換テーブルを保持するメモリ部(10)をさら
に有し、変換テーブルは演算処理部(6)の制御動作に
おいて用いられるとよい。
【0013】請求項8記載の発明では、請求項1から7
の何れかに記載の多重変調波用自動レベル制御装置は、
演算処理部(6)が比較を実行するタイミングを供給す
るタイミング発生部(9)をさらに有するとよい。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
による多重変調波用自動レベル制御装置の実施の形態を
詳細に説明する。図1〜図8を参照すると、本発明の多
重変調波用自動レベル制御装置の一実施形態が示されて
いる。
【0015】図1において、本実施形態の多重変調波用
自動レベル制御装置は、信号生成部1、D/A変換部
2、可変減衰器3、増幅器4、カプラ5、演算処理部
6、D/A変換部7、A/D変換部8、タイミング発生
部9、メモリ部10、を有して構成される。なお、入力
信号のデジタル信号系列は、複数の信号(チャネル)が
時間的に直列化された信号系列である。
【0016】上記の信号生成部1は、デジタル信号系列
を分離し任意の数の副搬送波へ割り当て、且つ、位相振
幅平面(IQ平面)上に分離する。さらに、各々の副搬
送波のI成分とQ成分を加算する。加算後の信号は、I
Q分離後あるいは加算器出力後に帯域制限され、さらに
無線変調を施され、且つ、任意の周波数に変換される。
このようにして信号生成部1は、デジタル信号系列を論
理的な無線変調信号に変換し、変換した信号をD/A変
換部2と演算処理部6へ出力する。
【0017】D/A変換部2は、デジタルの論理的無線
信号を実際のアナログ電圧に変換し、不要成分の除去を
行った後に無線変調信号へ変換する。
【0018】可変減衰器3は、外部からの制御信号(例
えば、直流電圧)値に対応した任意の減衰量をもって、
通過する無線変調信号を減衰させる。
【0019】増幅器4は、無線変調信号を所望のレベル
まで増幅する。カプラ5は、入力した無線変調信号を一
定の通過(物理)損失の減衰を受けた後、第一の出力端
子に通過させると共に、通過する無線変調信号の一部を
固定された比率で分配し、第二の出力端子に出力する。
【0020】A/D変換部8は、無線変調信号の一部を
直流電圧化した後の値を、デジタルデータ化して出力す
る。
【0021】演算処理部6は、任意のタイミング毎に、
信号生成部1により生成された無線変調信号の振幅値デ
ータと、A/D変換部8により変換されたデータとを入
力して比較し、差分を検出する。検出された差分データ
は、データ値により区分けされた任意の箇所のカウンタ
にカウントされ積算される。カウンタによりカウントさ
れたデータに十分な分布が得られた時点で、最大カウン
トされた差分データ値を選び出し、その値を補償する補
正データを出力する。
【0022】D/A変換部7は、補正データに相当する
電圧を生成し、且つ不要波除去と平滑化された出力電圧
を可変減衰器5に出力する。
【0023】タイミング発生部9は、演算処理部6のサ
ンプリングに必要なタイミングを供給する。
【0024】メモリ部10は、D/A変換及びA/D変
換に必要なアナログ値とデジタル値の変換テーブルを予
め有し、演算処理部6の制御動作において用いられる。
【0025】図2は、上記信号生成部1のより詳細な構
成例を示している。本実施形態へ適用される信号生成部
1は、直列並列変換器111、I/Q符号器112、1
22、…、1n2、ロールオフフィルタ113、12
3、…、1n3、1x3、変調器114、周波数変換器
116、加算器115、125、発振器117、を有し
て構成される。
【0026】上記の直列並列変換器111は、複数の信
号(チャネル)が時間的に直列化された信号系列デジタ
ル信号系列を、任意の副搬送波毎の信号に分離分配す
る。
【0027】IQ符号器112, 122、…、1n2
は、任意の副搬送波に対するデータを実数(I)軸デー
タと虚数(Q)軸データとに分離する。なお、符号n
は、多重される副搬送波の数を示す自然数n=1、2、
3、…を表す。加算器115、125は、副搬送波のす
べての実数軸データと虚数軸データとをそれぞれ振幅加
算する。
【0028】変調器114は、加算された実数軸データ
と虚数軸データとを直交変調する。発振器117は、任
意の無線周波数の信号の信号発生器である。この発振器
117からの出力信号は、周波数変換器116に入力さ
れる。周波数変換器116は、変調器114による変調
波の周波数変換を行い、任意の無線変調信号を出力す
る。
【0029】ロールオフフィルタ113、123、…、
1n3とロールオフフィルタ1x3とは、どちらか一方
の位置に配置されれば足りるフィルタであり、副搬送波
の帯域制限を行う。
【0030】周波数変換された無線変調信号は一般的に
デジタルデータであり、そのデータをD/A変換部2へ
入力することにより実際の無線変調信号が現出する。
【0031】図3は、演算処理部6のより詳細な構成例
を示している。振幅検出部601は、信号生成部1によ
り生成された無線変調信号の振幅値を読みとる。
【0032】遅延部602は、後述するA/D変換部8
より入力するフィードバック経路における処理遅延を補
償する遅延部である。
【0033】比較部603は、信号生成部1により論理
生成された無線変調信号の振幅値と、A/D変換部8に
よりフィードバック検出された実振幅値との差分をタイ
ミング発生部9により生成されたタイミング毎に検出
し、メモリ部606に予め割り当てられた誤差値に対応
するカウンタをカウントアップする。メモリ部6は、例
えば、誤差値−0.2dB、−0.1dB、0dB、+
0.1dB、+0.2dBに対応したカウントアップレ
ジスタを有する。
【0034】カウンタ604は、タイミング発生部9に
よるタイミングで、任意の複数回数をカウントした後の
タイミングを出力する。
【0035】判定/制御部605は、メモリ部606に
蓄えられた誤差値カウンタに統計的分布が現れる時間タ
イミングに設定されたカウンタ604の出力のタイミン
グをもって、メモリ部606の各カウンタのカウント値
を読み取り、最もカウントの高い誤差値を選択してそれ
を補正すべく、選択された誤差値(例えば、−0.2d
B)とは逆の極性を持った補正値(例えば、+0.2d
B)を出力する。
【0036】メモリ部10は、A/D変換部8により変
換された電圧値を、遅延部602を経由して入力された
無線変調信号の振幅値と比較可能な変換テーブル(また
は変換式)情報を有し、比較部603の読み込み指示に
より変換値を提供する。またメモリ部10は、判定/制
御部605によって得られた補正値を実際の電圧に変換
するための変換テーブル(または変換式)情報を有し、
判定/制御部605の読み込み指示により変換値を提供
する。メモリ部10は、電気的書き込み/読み出し可能
なフラッシュメモリに代表される記憶素子を用いて構成
することができる。
【0037】図4においては、図1に各々配置されたD
/A変換部2及び7と、A/D変換部8の構成例を示し
ている。
【0038】D/A変換部2及び7は、使用される変換
速度に違いはあり得るが、同じ構成を有するため同様の
物として説明する。D/A変換部2及び7は、D/A変
換器(D/Aコンバータ)201、701とLPF(低
域ろ波器)202、702より構成される。D/A変換
器201、701は、演算処理部6により生成されたD
/A変換データを基にアナログ電圧を生成する。LPF
202、702はD/A変換器201、701により生
成されたアナログ電圧(またはアナログ波形)のサンプ
リング周波数成分を除去し、アナログ電圧(またはアナ
ログ波形)を平滑化する。
【0039】A/D変換部8は、検波器801と積分器
802とA/D変換器(A/Dコンバータ)803とに
より構成される。検波器801は、カプラ5により分配
された無線変調波信号の包絡線を直流検波し、振幅に応
じた直流電圧を出力する。積分器802は、検波された
直流電圧を平滑化する機能を有する。A/D変換器80
3は、平滑化された直流電圧を、演算処理部6において
処理可能なデジタル値に変換する。
【0040】以上、詳細に実施例の構成を述べたが、図
1の可変減衰器3、増幅器4、カプラ5、及び図2のロ
ールオフフィルタ113、123、…、1n3、1x
3、変調器114、及び、図4のD/A変換器201、
701、A/D変換器803、検波器801、積分器8
02、LPF202、702は、それぞれ周知の各構成
部の適用でよい。
【0041】なお、上記実施例の、図2のロールオフフ
ィルタ113、123、…、1n3とロールオフフィル
タ1x3は、どちらか片方に配置されれば良く、希望す
る構成において選択することが可能である。また上記実
施例の、図3のメモリ部606は、カウンタ値をメモリ
し且つ書き換えるという点から、メモリ部10と同様の
機能部を用いても良い。また、上記実施例の図4の積分
器802は、電圧の積分機能部としてLPFを用いても
良い。
【0042】(動作)次に、本発明における実施例につ
いて図1を参照し説明する。デジタル信号系列は、複数
の信号(チャネル)が時間的に直列化された信号系列で
ある。信号生成部1は、この直列化された信号を並列変
換し、各々のチャネルに対して無線通信区間伝送に適し
た信号処理を施され多重化される。
【0043】多重化され変調を施された論理的な無線変
調波信号は、D/A変換部2によりアナログ信号化され
出力される。無線変調波信号は、可変減衰器3を所定の
減衰量をもって通過し、増幅器4により所定の電力まで
電力増幅されカプラ5による信号の分配が行われた後、
無線(送信)機の使用される伝送区間網に出力する。こ
の信号は、通常アンテナ等の伝送区間への出力デバイス
により、伝送区間に送出される。
【0044】図2は、無線変調方式、特にCDMA方式
に代表される同一周波数を複数のチャネルにて利用する
方式のブロック図を、例として挙げている。
【0045】直列並列変換器111にデジタル信号系列
Xnが入力される。例えば、nチャネルの多重変調を行
う場合は、1信号点あたりnビット伝送が可能である。
このためデジタル信号系列Xnは、nビット毎にn個の
副変調波に振り分けられ、復号タイミングに同期した信
号列d1〜dnとすることができる。それぞれの信号列
d1〜dnにおいて、信号d1はI/Q符号器112
に、信号d2はI/Q符号器122に、信号dnはI/
Q符号器1n2に、それぞれ入力される。
【0046】I/Q符号器112〜1n2は、変調方式
(例えば、m値QAM変調方式、例えば、m=nの2
乗)に従って、n個の副変調波それぞれに対応するI/
Q平面上に入力信号列d1〜dnの各々nビットを1信
号点とする送信信号点を生成する。
【0047】I/Q符号器112、122、…、1n2
では、それらの送信信号点を実数(i)軸信号d1i、
d2i、…、dni、虚数(q)軸信号d1q、d2
q、…、dnqとして、それぞれ復号タイミング信号の
1/n倍の信号点速度で送信複素信号(d1i、d1
q)、(d2i、d2q)、…、(dni、dnq)を
出力する。
【0048】同複素信号は、そのままでは無限の周波数
成分を含む信号であるから、ロールオフフィルタ11
3、123、…、1n3にて帯域制限される。加算器1
15、125は、複素信号の実数軸成分と虚数軸成分同
士を加算して変調器114へ入力する。
【0049】ここにおいて、ロールオフフィルタ11
3、123、…、1n3とロールオフフィルタ1x3と
は、何れの位置にあっても等価の働きを有し、所望する
回路方式に合った位置付けで使用することができる。変
調器114は、実数軸信号と虚数軸信号とを入力とする
直交変調器によって構成され、上述した複素信号に対応
した無線変調信号を生成する。
【0050】周波数変換器116は、実数軸と虚数軸で
構成されたI/Q平面上の信号点を、発振器117の生
成する周波数回転の変移分を加算して出力する機能を有
し、生成する無線変調波信号の周波数変換を行う。この
ことは、無線変調波信号の搬送波成分の除去を行える
他、無線周波数帯域への変換幅の低減を行うことができ
るという利点を有する。この周波数変換機能は、所望す
る回路方式により取捨選択することができる。
【0051】上述したように、複数のチャネルが多重さ
れた無線変調信号は、信号列のタイミング毎にI/Q平
面上の振幅値が変動する。このため、信号列のタイミン
グ毎に振幅値、即ち電力値が変動する振幅変調波とな
る。
【0052】図1に示す増幅器4は、トランジスタやF
ET等を用いることができるが、温度条件等により電力
増幅度が変動するため、自動レベル制御(ALC)を用
いてレベルの安定化を図ることが一般的に行われてい
る。代表的には、無線変調波信号を直流検波し、且つそ
の電力値に相当する直流基準電圧値との比較制御により
レベルを安定化する方式が知られている。これは、定包
絡線変調方式であるFM変調方式等の場合に有効であ
る。しかし、CDMA方式のように、無線変調波信号の
包絡線が時間的に変動し、且つ各々収容されているチャ
ネルの増減が頻繁に行われている場合、無線変調波信号
を直流検波することは比較的容易であるが、本来出力し
ているレベル値に相当する基準電圧値を規定することが
非常に困難である。
【0053】図3は、この包絡線変動を有する無線変調
波信号の基準値と検出値とを比較し補正することを実現
するブロック図を示す。
【0054】演算処理部6内部のフローチャートは、基
本的にはDSP(デジタルシグナルプロセッサ)等にて
行われる論理ソフト処理にて動作される。以下にそのフ
ローチャートに機能ブロックを割り当てて説明する。本
フローチャートは、同様の機能を有するよう設計された
ハードウェア処理においても実現は可能である。
【0055】振幅検出部601は、信号発生器により発
生した論理アナログ信号の極性と振幅値(6a)を読み
とる。比較部603は、振幅値の絶対値を2乗し電力値
に変換する。同時に無線変調波信号の振幅値検出情報
(6b)を検出する。この時信号(6b)の情報は、D
/A変換部2、可変減衰器3、増幅器4、カプラ5、A
/D変換部8によるフィードバックループを経由して比
較部603に入力するため、時間的遅延を生じてしま
う。この遅延を補償するため信号(6a)は、遅延部6
02を経由し一定の時間的遅延量を与えられた後、比較
部603に入力する。遅延部602は、物理的には所定
の長さの遅延線を設けて実現できる。しかし、伝送速度
と物理規模から非現実的であり、一般的には、シフトレ
ジスタやソフトタイマー方式や一時的情報記憶手段であ
るRAM等を用いて実現することができる。
【0056】遅延部602による遅延を与えられた信号
(6c)は、信号(6b)の情報とともに比較部603
に入力する。ここで信号(6b)の情報は、電圧値のデ
ジタル化情報であるため、単純に信号(6c)の情報と
は比較不能である。このため、メモリ部10の検波値メ
モリ1001の、領域に予め「電圧値−電力値」の変換
テーブルを蓄えておく。以下にこの変換テーブルの構成
例を示す。
【0057】
【0058】実際のデータは、例えば、電圧値を2進化
したアドレスに割り当て、電力値も2進化して蓄えられ
る。また電力値は、インピーダンスを正規化した値で蓄
え、信号(6c)の2乗化した値との相関を有すること
が必要である。
【0059】比較部603は、まず信号(6c)を電力
変換した値と信号(6b)を電力変換した値とを比較す
る。例えば、信号(6c)を電力変換した値が+2.8
dBm、信号(6b)の値が1.1Vとすると、上記変
換テーブルより実際の電力値は+2.5dBmと判断さ
れる。この時、無線(送信)機全体の有する利得誤差
は、+2.8dBm−(+2.5dBm)=+0.3d
Bと判断することができる。ここまでの演算は、任意の
周期でパルスを発生するタイミング発生部9によるタイ
ミング毎に行われる。
【0060】得られた誤差比電力値は、メモリ部606
に蓄えられる。メモリ部606は、予め誤差比電力値を
アドレスとしたカウンタを複数有する。メモリ部606
に様式化されたカウンタを以下の表に表す。
【0061】 誤差比電力値:カウンタ +0.3dB:0001 +0.2dB:0000 +0.1dB:0000 ±0.0dB:0000 −0.1dB:0000 −0.2dB:0000 −0.3dB:0000
【0062】上記の例では、誤差量が+0.3dBであ
るので、+0.3dBのカウンタが1ステップ、カウン
トアップする。
【0063】比較部603は、タイミング発生部9のパ
ルスを受信する度に演算された誤差比電力値のカウンタ
のみをカウントアップする。
【0064】カウンタ604は、タイミング発生部9の
発生するパルスをカウントし、任意の回数のカウントを
行った後のパルスを判定/制御部605に送出する。任
意の回数とは、前述した誤差比電力カウンタのカウント
値に統計的分布が現れ始める時間(値)に設定する必要
がある。
【0065】これは、本発明の実施例で挙げた時間的に
包絡線変動を有する無線変調波信号は、瞬時的な値を見
る限りでは無線変調波信号の長期的な平均電力の値と等
しくない。このため、この瞬時電力を基準にALC制御
を行うことは、レベル安定化の意味でも好ましくない。
また、一般的に無線変復調は、変復調区間(例えば、送
信変調〜受信復調でナイキスト帯域制限を満たす)では
無歪条件を満たし安定した信号送受信が行われる。しか
し、送信側のみを見る(例えば、ルートナイキスト帯域
制限)と、必ずしもシンボル点においても実電力値を表
してはいない。このため、時間的に包絡線変動を有する
無線変調波信号に対するALCを行うためには、基準
値、実測値ともにサンプル数を多くとる必要のあること
が、統計を取ることの背景となっている。
【0066】本発明のALC制御回路において補償する
べき特性は、無線(送信)機の構成要件である、D/A
変換部2、可変減衰部3、増幅部4、及びカプラ5の温
度特性による利得変動が主である。一般的に温度変動
は、例えば、±20℃の範囲での利得変動は、±2dB
程度である。従って、誤差比電力の1サンプル数の間に
生ずる温度特性による誤差電力は、極めて小さいはずで
ある。よって、このサンプル数を多く取り、サンプル数
の出揃った時点での統計を見ることにより、瞬時誤差の
影響を排除でき、正確な温度補正を行うことができる。
統計値の出揃った時点でのカウンタ値の例を、以下の表
に示す。カウンタは、2進値でカウントアップされてい
る例を示す。
【0067】 誤差比電力値:カウンタ +0.3dB:0101 +0.2dB:0111 +0.1dB:1011 ±0.0dB:0100 −0.1dB:0011 −0.2dB:0101 −0.3dB:0011
【0068】この場合、統計的にカウント値が最大の+
0.1dBの誤差がもっとも確からしいと判断できる。
判定/制御部606は、+0.1dBの誤差を補正すべ
く動作を行う。統計値を確認した後、カウンタは、リセ
ットされ次回の分布作成に備えることが必要である。
【0069】判定/制御部605による判断が+0.1
dBとされた場合、無線(送信)機の有する温度ドリフ
ト量が+0.1dBということが判断できる。このため
無線(送信)機の利得を0.1dB下げる必要がある。
【0070】可変減衰器3は、外部から与えられる制御
電圧により、通過する無線信号の電力量を制御できる機
能を有する。可変減衰器3は、例として、NECマイク
ロ波デバイスデータブック、1992年度版pp506
(日本電気(株))に記載された可変減衰器を使用する
ことができる。メモリ部10は、その制御値メモリ10
02の領域に可変減衰器3の制御電圧−通過損失の変換
テーブルを有する。以下にその変換テーブルの構成例を
示す。
【0071】 電圧値 : 通過損失値 2.0V:−4.8dB 2.1V:−4.9dB 2.2V:−5.0dB 2.3V:−5.1dB 2.4V:−5.2dB
【0072】可変減衰器3の通常制御電圧値が2.2V
であるとすると、−0.1dB電力値をオフセットする
ためには、2.3Vを与えることが必要となる。判定/
制御部605は、2.3Vを生成するD/A変換部7へ
のデータを生成する。
【0073】以上説明した補正を行うことにより、次ス
テップの統計値(カウンタ606の次の分布)は、以下
のように推移されるはずであり、判定値は0dBとなる
はずである。
【0074】 誤差比電力値:カウンタ +0.3dB:0011 +0.2dB:0101 +0.1dB:0111 ±0.0dB:1111 −0.1dB:0110 −0.2dB:0011 −0.3dB:0001
【0075】0dBと判断された場合、D/A変換部7
への制御データは、前回の値を保持するデータを出力す
る。補正値が+側に転じた場合は、逆極性の動作を行う
ことにより補正が可能となる。
【0076】(他の実施例)本発明の他の実施例とし
て、その基本的構成は上記の通りであるが、補正値の判
定を更に工夫を加えて構成することが可能である。この
構成は、図3に準ずるが、判定部の処理方法を変更し、
カウンタに保持するデータ形式を変更することにより実
現できる。第一の実施例においては、メモリ部606に
は算出された補正値のカウントのみを行ってきたが、時
系列の電力値を入力することにより同様の処理を行うこ
とができる。この場合の入力データ例を、以下に示す。
信号(6c)及び信号(6b)のデータを電力変換する
ところまでは、第一の実施例と同じである。
【0077】 論理電力値(6c):実電力値(6b) +2.4dBm :+2.6dBm +2.6dBm :+2.6dBm +2.8dBm :+2.9dBm +2.2dBm :+2.5dBm +2.6dBm :+2.6dBm
【0078】カウンタ604のパルスをもってデータ入
力を締め切るが、このメモリされた値を以下の論理的積
分手段を用い比較をする。この時の論理波形、実電力波
形、差分演算、区間平均誤差のそれぞれを、図5〜図8
に示す。
【0079】図5は、論理電力値をサンプルタイミング
毎の離散値で示している。図6は、実検出電力値をサン
プルタイミング毎の離散値で示している。判定/制御部
605は、カウンタ604のタイミングをもってカウン
タにメモリされた振幅値間の差分を計算する。計算後の
離散値を図7に示す。
【0080】図7に示された離散値は、上記の5サンプ
ル区間の電力誤差値とみなすことができる。判定/制御
部605は、この誤差区間における平均誤差電力を算出
する。図7より5区間の総誤差量は、+0.6dBであ
り、5区間で平均化すると+0.12dBと計算され
る。この時におけるサンプル区間の論理積分後の様子
を、図8に示す。この時の利得補正量は−0.12dB
となるが、D/A変換部7の解像度が0.1dBの場
合、−0.1dBをオフセットすることになる。このよ
うにして内部処理の方法を変えることにより同等のAL
C特性を得ることができる。
【0081】上記の実施形態によれば、無線通信等に使
用される無線機の出力信号レベル、特に、無線変調方式
の一つであるCDMAに代表される多値多重変調を施さ
れた無線信号を出力する無線機において、無線機の自動
レベル制御(ALC)の基準値となる包絡レベルが時間
的に変動していても、出力するレベルの安定化を行うこ
とができる。
【0082】尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施
の一例である。但し、これに限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施
が可能である。
【0083】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明の
多重変調波用自動レベル制御装置は、入力されるデジタ
ル信号系列を論理的な無線変調信号に変換し、無線変調
信号の振幅値データと所定のデータとを任意のタイミン
グ毎に比較し、この比較した差分データの分布を求め、
差分データの分布に対応した任意の減衰量をもって通過
する無線変調信号を減衰させ減衰量を制御し、差分デー
タの最頻値に対応する補正値をもって無線変調信号の補
償を行う。
【0084】この構成によれば、出力する無線変調信号
の誤差分を、サンプル値を多く取り、誤差頻度の大きい
補正値に従っての長期的に補正する統計的制御となり、
包絡線変動の大きい無線変調波信号におけるALC制御
においても無線(送信)機を安定して動作させることが
可能となる。また、統計値を得られるまで可変減衰器を
制御しない動作を行うことにより、通話中のチャネルに
対する通話品質を保持することができる。さらに、温度
変動分に着目した小ステップの制御のみを行うことによ
り、通話中のチャネルに対する通話品質を保持すること
ができ、無線(送信)機自体の飽和特性の劣化、特に急
速な電力変動により生じる相互変調歪み等の不要輻射の
発生を防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多重変調波用自動レベル制御装置の実
施形態を示すブロック構成図である。
【図2】信号生成部1のより詳細な構成例を示すブロッ
ク図である。
【図3】演算処理部6のより詳細な構成例を示すブロッ
ク図である。
【図4】D/A変換部2及び7と、A/D変換部8のよ
り詳細な構成例を示すブロック図である。
【図5】論理電力値をサンプルタイミング毎の離散値で
示した図である。
【図6】実検出電力値をサンプルタイミング毎の離散値
で示した図である。
【図7】カウンタにメモリされた振幅値間の差分計算後
の離散値を示した図である。
【図8】サンプル区間の論理積分後の様子を示した図で
ある。
【符号の説明】
1 信号生成部 2 D/A変換部 3 可変減衰器 4 増幅器 5 カプラ 6 演算処理部 7 D/A変換部 8 A/D変換部 9 タイミング発生部 10 メモリ部 111 直列並列変換器 112、122、…、1n2 I/Q符号器 113、123、…、1n3、1x3 ロールオフフィ
ルタ 114 変調器 115、125 加算器 116 周波数変換器 117 発振器 201、701 D/A変換器(D/Aコンバータ) 202、702 LPF(低域ろ波器) 601 振幅検出部 602 遅延部 603 比較部 604 カウンタ 605 判定/制御部 606 メモリ部 801 検波器 802 積分器 803 A/D変換器(A/Dコンバータ)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるデジタル信号系列を論理的な
    無線変調信号に変換して出力する信号生成部と、 制御信号値に対応した任意の減衰量をもって通過する無
    線変調信号を減衰させる可変減衰器と、 前記信号生成部により生成された無線変調信号の振幅値
    データと、所定のデータとを任意のタイミング毎に比較
    し、該比較した差分データの分布を求め、該差分データ
    の分布に基づき前記可変減衰器の減衰量を制御する前記
    制御信号を出力する演算処理部とを有し、 前記無線変調信号の補償を可能としたことを特徴とする
    多重変調波用自動レベル制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の多重変調波用自動レベル
    制御装置において、 無線変調信号の補償は、前記差分データの最頻値に対応
    する補正値、または一定の区間における誤差を元にした
    平均値や積分値等の演算値をもって行うことを特徴とす
    る多重変調波用自動レベル制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の多重変調波用自
    動レベル制御装置において、 信号生成部は、前記デジ
    タル信号系列を分離し任意の数の副搬送波へ割り当て、
    且つ、位相振幅平面(IQ平面)上に分離することを特
    徴とする多重変調波用自動レベル制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の多重変調波用自動レベル
    制御装置において、 信号生成部は前記各々の副搬送波のI(実数)成分とQ
    (虚数)成分を加算し、該加算後の信号はIQ分離後あ
    るいは加算器出力後に帯域制限され、さらに無線変調を
    施され、且つ、任意の周波数に変換されることを特徴と
    する多重変調波用自動レベル制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4の何れかに記載の多重変
    調波用自動レベル制御装置は、前記論理的無線信号をア
    ナログ電圧信号に変換し不要成分の除去を行った後にD
    /A変換し無線変調信号とするD/A変換部をさらに有
    することを特徴とする多重変調波用自動レベル制御装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5の何れかに記載の多重変
    調波用自動レベル制御装置は、前記無線変調信号を前記
    可変減衰器により一定の減衰を受けた後、第一の出力端
    子に通過させると共に、通過する無線変調信号の一部を
    固定された比率で分配し第二の出力端子に出力するカプ
    ラと、前記第二の出力端子に出力された無線変調信号を
    デジタルデータ化して出力するA/D変換部と、該A/
    D変換部により変換されたデータと信号生成部により生
    成された無線変調信号の振幅値データとを前記演算処理
    部が任意のタイミング毎に比較して差分を検出し、該検
    出された差分データはデータ値により区分けされ積算さ
    れるカウンタとをさらに有し、該カウンタによりカウン
    トされたデータに所定量の分布が得られた時点で、最大
    カウントされた差分データ値を選び出し、その値に基づ
    き前記補償を実行することを特徴とする多重変調波用自
    動レベル制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6の何れかに記載の多重変
    調波用自動レベル制御装置は、前記D/A変換及びA/
    D変換に必要なアナログ値とデジタル値の変換テーブル
    を保持するメモリ部をさらに有し、前記変換テーブルは
    前記演算処理部の制御動作において用いられることを特
    徴とする多重変調波用自動レベル制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から7の何れかに記載の多重変
    調波用自動レベル制御装置は、前記演算処理部が比較を
    実行するタイミングを供給するタイミング発生部をさら
    に有することを特徴とする多重変調波用自動レベル制御
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103647509A (zh) * 2013-12-18 2014-03-19 中国电子科技集团公司第四十一研究所 一种实现信号自动电平控制电路及控制方法
CN106712733A (zh) * 2016-11-15 2017-05-24 中国电子科技集团公司第四十研究所 一种基于延时同步的窄脉冲调制功率控制电路及方法

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CN106712733B (zh) * 2016-11-15 2019-02-26 中国电子科技集团公司第四十一研究所 一种基于延时同步的窄脉冲调制功率控制电路及方法

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