JP2000348183A - 画像処理装置および方法、並びに媒体 - Google Patents

画像処理装置および方法、並びに媒体

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JP2000348183A
JP2000348183A JP15379699A JP15379699A JP2000348183A JP 2000348183 A JP2000348183 A JP 2000348183A JP 15379699 A JP15379699 A JP 15379699A JP 15379699 A JP15379699 A JP 15379699A JP 2000348183 A JP2000348183 A JP 2000348183A
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勝成 宮田
Masashi Ota
正志 太田
Toshimichi Hamada
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動き検出の精度を向上させる。 【解決手段】 動き検出回路26の動領域判定回路63
は、フィールド差分値と、3つのフレーム差分値a乃至
cを用い、さらに、シーンチェンジ、機器のモード情
報、ライン差分値などを考慮して動領域の判定を行う。
フレーム差分値aを算出した画素が位置するラインに対
して、上下のラインに位置する画素を用いて、フレーム
差分値b,cは算出される。孤立領域除去回路66は、
静止領域に囲まれる動領域を検出し、その動領域を静止
領域に転換させる。動領域拡張回路67は、動領域と判
定された領域に隣接する静止領域の所定の画素数を動領
域に転換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置および
方法、並びに媒体に関し、特に、フィールド差分の情
報、フレーム差分の情報、水平エッジ情報、および画像
の特徴情報を用いて動き検出を行う画像処理装置および
方法、並びに媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】入力された画像データから動きを検出す
る手法として、フィールド間での差分を用いる方法と、
フレーム間での差分を用いる方法とがあり、共に、簡単
な回路構成で実現できることから、一般的に用いられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】画像データがインター
レースに入力される場合、フィールド差分だけを用いた
場合、連続する2枚のフィールドには、上下方向に1ラ
イン分のずれがある。従って、差分を算出するために、
一方のフィールドは、隣合うラインから、その間に位置
する画素を補間により算出し上述した1ライン分の補正
を行った上で、他方のフィールドとの差分を算出する。
このように、一方のフィールドからは、補間された画素
データを用いてフィールド差分値を算出することにな
り、その補間のために、画像にぼけが生じてしまい、そ
の結果、動き検出の精度が落ちてしまうといった課題が
あった。
【0004】また、動き検出に、フレーム間での差分を
用いる方法を適用した場合、差分を算出する画像の間に
は、2フィールドの開きがある。従って、フレーム差分
を算出する2枚の画像が一致している場合でも、その2
枚の画像の間にある画像も、同様に一致しているとは限
らず、このことが動き検出を行う上で、検出漏れの原因
となるという課題があった。
【0005】ところで、動き検出における誤検出は、特
に、水平方向のエッジ部分で生じることが多い。エッジ
部分は、コントラストの差が大きいため、対象物のわず
かな振動や、動き検出を行う回路によるわずかなジッタ
などによる影響を大きく受けてしまい、本来動いていな
いと判断されるべき画像に対しても、動き検出の結果
が、めまぐるしく変化してしまう可能性があるといった
課題もあった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、フィールド差分の情報、フレーム差分の情
報、水平エッジ情報、および映像の特徴情報も用いるこ
とにより、動き検出の精度を向上させることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像処
理装置は、画像信号を記憶する記憶手段と、記憶手段に
記憶されている画像信号からフィールド差分値を算出す
るフィールド差分値算出手段と、記憶手段に記憶されて
いる画像信号からフレーム差分値を算出するフレーム差
分値算出手段と、フィールド差分値算出手段により算出
されたフィールド差分値と、フレーム差分値手段により
算出されたフレーム差分値を用いて画像信号に基づく画
像の動領域を検出する検出手段とを含むことを特徴とす
る。
【0008】前記フレーム差分値算出手段は、注目して
いる画素のフレーム差分値と、注目している画素が位置
するラインに対して上側または下側に位置するラインの
うち、少なくとも一方のラインに位置する画素のフレー
ム差分値を算出するようにすることができ、前記検出手
段は、フレーム差分値算出手段により算出された2以上
のフレーム差分値とフィールド差分値を用いて、画像信
号に基づく画像の動領域を検出するようにすることがで
きる。
【0009】請求項3に記載の画像処理装置は、フィー
ルド差分値とフレーム差分値のそれぞれに対応する、複
数のしきい値を保持する保持手段と、画像信号に基づく
画像のエッジを抽出する抽出手段と、抽出手段により抽
出されたエッジの情報に基づいて、複数のしきい値を切
り換える切り換え手段と、フィールド差分値とフレーム
差分値を、切り換え手段により切り換えられたしきい値
と、それぞれ比較する比較手段と、シーンチェンジを検
出し、その結果に応じて、比較手段による比較結果、ま
たは、予め設定されている所定の値を出力する出力手段
とをさらに備え、前記検出手段は、出力手段により出力
された結果の論理積および論理和を算出することによ
り、画像信号に基づく画像の動領域を検出するようにす
ることができる。
【0010】請求項4に記載の画像処理方法は、画像信
号を記憶する記憶ステップと、記憶ステップで記憶され
ている画像信号からフィールド差分値を算出するフィー
ルド差分値算出ステップと、記憶ステップで記憶されて
いる画像信号からフレーム差分値を算出するフレーム差
分値算出ステップと、フィールド差分値算出ステップで
算出されたフィールド差分値と、フレーム差分値ステッ
プで算出されたフレーム差分値を用いて画像信号に基づ
く画像の動領域を検出する検出ステップとを含むことを
特徴とする。
【0011】請求項5に記載の媒体のプログラムは、画
像信号を記憶する記憶ステップと、記憶ステップで記憶
されている画像信号からフィールド差分値を算出するフ
ィールド差分値算出ステップと、記憶ステップで記憶さ
れている画像信号からフレーム差分値を算出するフレー
ム差分値算出ステップと、フィールド差分値算出ステッ
プで算出されたフィールド差分値と、フレーム差分値ス
テップで算出されたフレーム差分値を用いて画像信号に
基づく画像の動領域を検出する検出ステップとからなる
ことを特徴とする。
【0012】請求項1に記載の画像処理装置、請求項4
に記載の画像処理方法、および請求項5に記載の媒体に
おいては、画像信号からフィールド差分値とフレーム差
分値が算出され、算出されたフィールド差分値とフレー
ム差分値が用いられて画像信号に基づく画像の動領域が
検出される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した記録再
生装置1の一実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。アンテナ2により受信された番組は、チューナ3に
出力され、ユーザが所望とする番組の信号のみ選択さ
れ、スイッチ4に出力される。スイッチ4は、外部入力
端子5に接続されている図示されていない装置からのデ
ータも入力される。スイッチ4は、マイクロコンピュー
タ6の指示により、チューナ3からの出力、または、外
部入力端子5からの出力のうち、どちらか一方を選択
し、映像信号を映像信号処理部7に、音声信号を音声信
号処理部8に、それぞれ出力する。
【0014】映像信号処理部7は、入力された映像信号
にAGC(Automatic Gain Control)などの処理を施し、A
/D(Analog/Digital)変換部9に出力する。同様に、音
声信号処理部8は、入力された音声信号に所定の処理を
施し、A/D変換部10に出力する。A/D変換部9は、入力
された映像信号を、A/D変換部10は、入力された音声
信号を、それぞれ、デジタル信号に変換する。A/D変換
部9によりデジタル信号に変換された映像信号は、映像
信号圧縮器11に出力され、A/D変換部10によりデジ
タル信号に変換された音声信号は、音声信号圧縮器12
に出力される。
【0015】映像信号圧縮器11に入力された映像信号
は、例えば、MPEG(Moving PictureExperts Group)2
方式の圧縮方式が用いられて、圧縮され、メモリ13に
出力され、記憶される。同様に、音声信号圧縮器12に
入力された音声信号は、例えば、MPEGオーディオ方式の
圧縮方式が用いられて、圧縮され、メモリ14に出力さ
れ、記憶される。
【0016】メモリ13に記憶された映像データと、メ
モリ14に記憶された音声データは、マイクロコンピュ
ータ6の指示に従い、メモリコントローラ15がコント
ロールすることにより、読み出され、バス16を介し
て、記録用変調器17に入力される。記録用変調器17
は、入力された映像データまたは音声データに、エラー
訂正データの付加やEFM(Eight to Fourteen Modulatio
n)変調などの処理を施し、ディスク18に出力し、記
録させる。ディスク18は、内蔵型のハードディスク、
着脱可能な光ディスクや磁気ディスクなどである。ディ
スク18へのデータの記録は、マイクロコンピュータ6
の指示により、ディスクコントローラ19がディスク1
8を制御することにより行われる。
【0017】ディスク18に記録されているデータは、
再生用復調器20により、読み出され、EFM復調やエラ
ー訂正などの処理が行われた後、バス16を介して、映
像データはメモリ21に、音声データはメモリ22に、
それぞれ出力され、記憶される。メモリ21に記憶され
た映像データは、マイクロコンピュータ6の指示に従
い、メモリコントローラ15がコントロールすることに
より、読み出され、映像信号伸張器23に出力される。
同様に、メモリ22に記憶されている音声データは、読
み出され、音声信号伸張器24に出力される。
【0018】映像信号伸張部23は、入力された圧縮さ
れている映像データに伸張処理を施し、メモリ25、動
き検出回路26、および映像処理回路27に出力する。
メモリ25に記憶された映像信号は、動き検出回路26
と映像処理回路27に出力される。メモリ25は、動き
検出および映像処理において必要なメモリであり、数フ
ィールド分の映像信号を記憶することができる。
【0019】動き検出回路26は、フィールド差分とフ
レーム差分を適応的に組み合わせ(詳細は後述する)、
動き検出を行う。検出された動き検出結果の情報は、結
果用メモリ28に記憶される。映像処理回路27は、結
果用メモリ28から読み出した動き検出結果の情報と複
数のフィールドの映像データを用いて、例えば、フレー
ム静止画の生成や拡大縮小などの処理を行う。映像処理
回路27からの出力は、D/A変換部29に出力され、ア
ナログ信号に変換される。アナログ信号に変換された映
像データは、映像信号処理部30に出力される。映像信
号処理部30は、入力された映像信号にエンファンシス
などの処理を施し、コンポジット映像信号として、記録
再生装置1に接続されているモニタ41に出力する。
【0020】一方、音声信号伸張器24に入力された音
声データは、伸張処理が施されD/A変換部31に出力さ
れる。D/A変換部31に入力されたデジタル信号の音声
データは、アナログ信号に変換され、音声信号処理部3
2に出力され、増幅などの所定の処理が施され、接続さ
れているスピーカ42に出力される。
【0021】操作部33は、リモートコントローラ、ボ
タン、ジョグダイヤルなどから構成され、ユーザが所望
の処理を記録再生装置1に対して行うときに操作され
る。マイクロコンピュータ6は、操作部33からの操作
信号に従い、各部を制御する。
【0022】図2は、動き検出回路26の詳細を示すブ
ロック図である。メモリ25は、3つのフィールドメモ
リ51−1乃至51−3から構成されている。映像信号
伸張器23から出力された映像データは、メモリ25の
フィールドメモリ51−1に入力されるとともに、動き
検出回路26のシーンチェンジ検出回路61と加算器6
2−1にも入力される。フィールドメモリ51−1に記
憶された映像データは、フィールドメモリ51−2に順
次入力され、記憶され、フィールドメモリ51−2に記
憶された映像データは、フィールドメモリ51−3に順
次入力され、記憶される。
【0023】従って、時刻tにおいて入力された映像デ
ータが加算器62−1に入力されるとき、フィールドメ
モリ51−1から出力される映像データは、1フィール
ド前の時刻t−1に入力された映像データであり、フィ
ールドメモリ51−2から出力される映像データは2フ
ィールド前の映像データであり、フィールドメモリ51
−3から出力される映像データは、3フィールド前の映
像データである。すなわち、1フィールド毎に、フィー
ルドメモリ51−1からフィールドメモリ51−2へ、
フィールドメモリ51−2からフィールドメモリ51−
3へと映像データは、流れていく。実際に回路を構成す
る場合、画像データを移動させるのではなく、メモリ2
5内に複数のバンクを設け、そのバンクを切り換えるこ
とにより行うようにしても良い。
【0024】以下の説明においては、時刻tにおいてフ
ィールドメモリ51−1から出力される映像データをフ
ィールドnとし、動き検出回路26の加算器62−1に
入力される映像データをフィールドn+1とし、フィー
ルドメモリ51−2から出力される映像データをフィー
ルドn−1とし、フィールドメモリ51−3から出力さ
れる映像データをフィールドn−2とする。
【0025】シーンチェンジ検出回路61は、映像信号
伸張器23からのフィールドn+1の映像データとフィ
ールドメモリ51−1からのフィールドnの映像データ
とを用いて、シーンチェンジを検出する。シーンチェン
ジの検出は、フィールド差分を用いて行う方法やフィー
ルド間のヒストグラムを比較する方法などにより行われ
る。判定された結果は、動領域判定回路63に出力され
る。
【0026】加算器62−1は、映像信号伸張器23か
ら出力されたフィールドn+1の映像データから、フィ
ールドメモリ51−2から出力されたフィールドn−1
の映像データを減算し(以下、この減算された値をフレ
ーム差分値aとする)、動領域判定回路63に出力す
る。
【0027】フィールドメモリ51−1から出力された
フィールドnの映像データは、加算器62−2とディレ
イライン部64−1にも出力される。ディレイライン部
64−1は、加算器62−2に、フィールドメモリ51
−1から直接供給されるフィールドnの所定のライン
(ラインmとする)の前のライン(ラインm−1とす
る)の映像データを加算器62−2に供給する。加算器
62−2は、フィールドnのラインmの映像データとラ
インm−1の映像データとを加算し、その値を乗算器6
5に出力する。乗算器65は、入力された値に1/2を
乗算し、その値を加算器62−3に出力する。このよう
にして、フィールドnに、フィールドn−1に存在する
ラインの映像データと同位置に存在するラインの映像デ
ータが生成される。
【0028】加算器62−3は、フィールドnの生成さ
れたラインの映像データから、フィールドメモリ51−
2から出力されたフィールドn−1の対応する位置に位
置するラインの映像データを減算することにより、フィ
ールド差分値を算出し、動領域判定回路63に出力す
る。
【0029】フィールドメモリ51−1から出力された
フィールドnの映像データは、加算器62−4にも入力
される。加算器62−4には、ディレイライン部64−
1から出力されたフィールドnの映像データも入力され
る。加算器62−4は、フィールドメモリ51−1から
出力されたフィールドnのラインmの映像データから、
ディレイライン部64−1から出力されたフィールドn
のラインm−1の映像データを減算することにより、ラ
イン差分値を算出し、動領域判定回路63に出力する。
【0030】フィールドメモリ51−3から出力された
フィールドn−2の映像データは、加算器62−5とデ
ィレイライン部64−2に入力される。ディレイライン
部64−2は、ディレイライン部64−1と同様に処理
により、例えば、フィールドメモリ51−3から加算器
62−4に供給されているラインの映像データがライン
mの映像データのとき、その前のラインm−1の映像デ
ータを加算器62−6に供給する。
【0031】加算器62−5は、フィールドメモリ51
−3から供給されるフィールドn−2の映像データか
ら、フィールドメモリ51−1から供給されるフィール
ドnの映像データを減算することにより、フレーム差分
値(以下、フレーム差分値cとする)を算出し、動領域
判定回路63に出力する。
【0032】加算器62−6は、ディレイライン部64
−2から出力されたフィールドn−2の映像データか
ら、ディレイライン64−1から出力されたフィールド
nの映像データを減算することにより、フレーム差分値
(以下、フレーム差分値bとする)を算出し、動領域判
定回路63に出力する。
【0033】動領域判定回路63は、各部において算出
された値(入力された値)、シーンチェンジ検出回路6
1からシーンチェンジに関する情報、および、マイクロ
コンピュータ6からのモードに関する情報を用いて、動
きがあると判断される領域を判断し、その結果を孤立領
域除去回路66に出力する。詳細は後述するが、動領域
判定回路63、孤立領域除去回路66、動領域拡張回路
67、およびソフトスイッチング回路68により、動き
検出がされる。
【0034】図3は、動領域判定回路63の詳細を示す
図である。マイクロコンピュータ6(図1)からのモー
ドに関する情報と、シーンチェンジ検出回路61(図
2)から出力されたシーンチェンジに関する情報は、判
定情報選択回路81に入力される。判定情報選択回路8
1は、入力された情報に基づき、スイッチ81−1乃至
81−4を制御する。加算器62−3から出力されたフ
ィールド差分値は、動領域判定回路63の絶対値回路8
3−1に入力され、絶対値が算出され、比較器84−1
に出力される。比較器84−1には、スイッチ85−1
からの出力も入力される。比較器84−1による比較結
果は、スイッチ81−1の端子Aに出力される。
【0035】同様に、加算器62−1から出力されたフ
レーム差分値aは、絶対値回路83−2を介して比較器
84−2に入力される。比較器84−2には、スイッチ
85−2からの出力も入力される。比較器84−2から
の出力は、スイッチ81−2の端子Aに出力される。加
算器62−6から出力されたフレーム差分値bは、絶対
値回路83−3を介して比較器84−3に入力される。
比較器84−3には、スイッチ85−3からの出力も入
力される。比較器84−3からの出力は、スイッチ81
−3の端子Aに出力される。さらに、加算器62−5か
ら出力されたフレーム差分値cは、絶対値回路83−4
を介して比較器84−4に入力される。比較器84−4
には、スイッチ85−4からの出力も入力される。比較
器84−4からの出力は、スイッチ81−4の端子Aに
出力される。
【0036】加算器62−4から出力されたライン差分
値は、絶対値回路83−5を介して比較器84−5に入
力される。比較器84−5は、予め設定されたしきい値
とライン差分値を比較し、その比較結果に基づいて、ス
イッチ85−1乃至85−4を制御する。
【0037】スイッチ81−1乃至81−4の、それぞ
れのB端子には、VCC(値として1)が供給されてい
る。また、スイッチ81−2乃至81−4の、それぞれ
のC端子には、値として0が供給されている。スイッチ
81−2乃至81−4からの出力は、OR回路86に入力
され、論理和が算出され、その結果が、AND回路87に
出力される。AND回路87は、OR回路86から出力され
た値と、スイッチ81−1から出力された値との論理積
を算出し、その結果を動領域判定の結果として出力す
る。
【0038】次に、図4のフローチャートを参照して、
動き検出回路26の動作について説明する。ステップS
1において、フィールド差分が取られる。ここで、時刻
tにおいて動き検出回路26に入力されるフィールドn
+1、フィールドメモリ51−1から出力されるフィー
ルドn、フィールドメモリ51−2から出力されるフィ
ールドn−1、およびフィールドメモリ51−3から出
力されるフィールドn−2との擬似的な位置関係を図5
に示す。
【0039】図5に示したように、映像信号はインター
レースに入力されるため、隣あうフィールド間には、1
ラインのずれが生じている。すなわち、フィールドn−
2の一番上に位置するラインをラインmとし、その次の
ラインをm+1とすると、フィールドn−1の一番上に
位置するラインnは、ラインmとラインm+1の中間に
位置することになる。図5に示したように、所定のフィ
ールド内の所定のライン上に位置する画素を画素A乃至
Fとする。
【0040】図5の一部分を垂直方向に切り出して、時
間順に並べると、換言すれば、画素A乃至Fを全て含む
平面で切り出し、その一部を取り出すと図6に示したよ
うになる。このように、映像信号はインターレースに入
力されるため、例えば、フィールドnの画素Bと画素C
の間に、フィールドn−1の画素Aが位置するという位
置関係になる。従って、ステップS1において行われる
フィールド差分を算出為には、例えば、図7に示すよう
に、フィールドn−1とフィールドnとのフィールド差
分を算出する為には、フィールドnの画素Bと画素Cと
の間に、フィールドnの画素Aに対応する位置に位置す
る画素Gを補間(生成)する必要がある。すなわち、画
素Bと画素Cとを足し合わし、その足し合わされた値の
半分(平均)の値が画素Gの画素データとなる。
【0041】図2に示した動き検出回路26において、
フィールドメモリ51−1に記憶されてるデータがフィ
ールドnのものであるとき、フィールドメモリ51−2
に記憶されているデータは、フィールドn−1のもので
ある。そのようなときに、フィールドメモリ51−1か
ら画素Cのデータが出力されると、ディレイライン部6
4−1からは画素Bのデータが出力される。そのため、
加算器62−2では、画素Bのデータと画素Cのデータ
とが加算されることになる。その加算されたデータは、
乗算器65に入力され、1/2が乗算されることによ
り、平均値が算出され、加算器62−3に出力される。
加算器62−3には、フィールドメモリ51−2から出
力されたフィールドn−1の画素Aのデータも入力さ
れ、その入力された画素Aのデータを、乗算器65から
出力された画素Bと画素Cとの平均値(画素Gのデー
タ)から減算することにより、フィールド差分値が算出
される。
【0042】このように、各フィールド内に存在する全
ての画素に対して、同様の処理が施されることにより、
フィールド差分値が算出されると、ステップS2に進
み、フレーム差分値が算出される。フレーム差分値は、
同じライン配列をしているフィールド同士の画素データ
が用いられて算出される。すなわち、図8に示したよう
に、フィールドn−2とフィールドn、フィールドn−
1とフィールドn+1との間で、それぞれフレーム差分
値が算出される。例えば、図2に示した動き検出回路2
6において、フィールドn+1の画素Dのデータが入力
されたとき、フィールドメモリ51−2からフィールド
n−1の画素Aのデータが出力される。その結果、加算
器62−1には、画素Aのデータと画素Dのデータとが
入力される。加算器62−1は、画素Aのデータから画
素Dのデータを減算することにより、フレーム差分値a
を算出する。
【0043】本実施の形態においては、1つのフレーム
差分値だけではなく、そのフレーム差分値を算出した画
素(注目画素)があるラインの、上下に位置するライン
内の画素(画素A,Dに対しては、画素B,C,E,
F)も用いられて、さらにフレーム差分値が算出され、
後述する動画領域の判定に用いられる。上述したよう
に、画素Aと画素Dとを用いてフレーム差分値が算出さ
れる処理と並行して、画素Bと画素E、画素Cと画素F
との間でのフレーム差分値が、それぞれ算出される。
【0044】上述したように、フィールドメモリ51−
1からフィールドnの画素Cのデータが出力されている
とき、ディレイライン部64−1からは、画素Bのデー
タが出力されているので、その画素Bのデータを用い
る。また、そのとき、フィールドメモリ51−3から
は、画素Cに対応する位置に位置する、フィールドn−
2の画素Fのデータが出力される。さらに、ディレイラ
イン部64−2からは、画素Eのデータが出力される。
画素Bと画素Eからフレーム差分値b、画素Cと画素F
とからフレーム差分値cが、それぞれ算出される。
【0045】このようにしてステップS2において、フ
レーム差分値が算出されると、ステップS3において、
水平エッジが検出される。水平エッジの検出は、ライン
間の差分値を取ることにより行われ、1つのフィールド
内に存在する上下に隣り合う画素データが用いられる。
すなわち、図9に示したように、フィールドnにおける
エッジを検出する場合、例えば、画素Bと画素Cとの差
分値が取られることにより行われる。図2に示した動き
検出回路26においては、フィールドメモリ51−1か
ら出力されたフィールドnの画素Cのデータと、その画
素Cのデータに対応するデータとしてディレイライン部
64−1から出力されたフィールドnの画素Bのデータ
とが、加算器62−4に入力され、画素Cのデータから
画素Bのデータが減算されることにより、ライン差分値
が算出される。
【0046】このようにして、ライン差分値が算出され
ると、ステップS4に進み、ステップS1乃至S3にお
いて算出された差分値が用いられて、動領域判定処理
が、動領域判定回路63により行われる。図10は、ス
テップS4の動領域判定処理の詳細を示すフローチャー
トである。まず、ステップS11において、動領域判定
回路63のスイッチ85−1乃至85−4(図3)の接
続処理が行われる。図11は、スイッチ85の接続処理
の詳細を示すフローチャートである。
【0047】ステップS21において、比較器84−5
において、絶対値回路83−5により絶対値が算出され
たライン差分値が、Edge_th1よりも小さいか否かが判断
される。ライン差分値が、Edge_th1よりも小さいと判断
された場合、ステップS22に進み、スイッチ85−1
乃至85−4が、それぞれ、端子Aと接続される。スイ
ッチ85−1は、端子Aと接続されることにより、フィ
ールド差分値のしきい値Field_th1を比較器83−1に
供給する。同様に、スイッチ85−2が接続されること
により、フレーム差分値aのしきい値Frame_th1Aが比較
器84−2に、スイッチ85−3が接続されることによ
り、フレーム差分値bのしきい値Frame_th1Bが比較器8
4−3に、スイッチ85−4が接続されることにより、
フレーム差分値cのしきい値Frame_th1Cが比較器84−
4に、それぞれ供給される。
【0048】一方、ステップS21において、ライン差
分値はEdge_th1よりも小さくはないと判断された場合、
ステップS23に進み、ライン差分値が、Edge_th1より
大きく、かつ、Edge_th2より小さいか否かが判断され
る。ライン差分値は、Edge_th1より大きく、かつ、Edge
_th2より小さいと判断された場合、ステップS24に進
みスイッチ85−1乃至85−4が、それぞれ端子Bと
接続される。スイッチ85−1乃至85−4は、それぞ
れ端子Bと接続されることにより、所定のしきい値を、
対応する比較器84−1乃至84−4に供給する。
【0049】ステップS23において、ライン差分値が
Edge_th2よりも大きいと判断された場合、ステップS2
5に進みスイッチ85−1乃至85−4は、それぞれ端
子Cと接続される。スイッチ85−1乃至85−4は、
それぞれ端子Cと接続されることにより、所定のしきい
値を、対応する比較器84−1乃至84−4に供給す
る。
【0050】このようにして、スイッチ85−1乃至8
5−4は、ライン差分値に応じて、端子A乃至Cのうち
の、いづれかの端子と接続される。比較器84−1は、
絶対値が算出されたフィールド差分値と、スイッチ85
−1から供給されるしきい値とを比較し、その比較結果
が、フィールド差分値の方がしきい値よりも大きい場
合、動領域候補と見なし、”1”をスイッチ81−1の
端子Aに出力し、フィールド差分値の方がしきい値より
も小さい場合、静止領域候補と見なし、”0”をスイッ
チ81−1の端子Aに出力する。
【0051】比較器84−2乃至84−4も同様に、そ
れぞれ入力されたフレーム差分値a乃至cを、対応する
スイッチ85−1乃至85−4から供給されたしきい値
と比較し、その比較結果に応じた値として、0または1
を、対応するスイッチ81−2乃至81−4の端子Aに
出力する。
【0052】このようにステップS11(図10)にお
いて、スイッチ85の接続処理が行われ、それぞれの差
分値としきい値との比較結果が出力されると、ステップ
S12において、スイッチ81−1乃至81−4の接続
処理が行われる。図12は、ステップS12のスイッチ
81の接続処理の詳細を説明するフローチャートであ
る。
【0053】ステップS31において、動領域判定回路
63の判定情報選択回路81は、フィールド差分モード
であるか否かを判断する。判定情報選択回路81には、
機器モードとシーンチェンジ検出結果が入力される。機
器モードとは、記録再生装置1のモード情報である。例
えば、記録再生装置1が、DVD(Digital Video Disk)
プレーヤである場合、サーチ時などに有効な映像データ
が間欠的にしか入力されないときがある。本実施の形態
においては、通常再生時では、連続する4フィールド分
の映像情報を使用して処理を行っている。仮に、連続す
る2枚のフィールドが間欠的に入力されるような場合、
連続する2フィールド分の映像情報だけを使用して処理
を行うように、処理モードを変更しなくてはならない。
このような場合、フィールド差分情報だけを用いて動領
域の判定を行わなくてはならない。このようなモードの
ことを、フィールド差分モードと称する。
【0054】ステップS31において、判定情報選択回
路81がフィールド差分モードであると判断した場合、
ステップS32に進む。ステップS32において、スイ
ッチ81−1は端子Aに、スイッチ81−2乃至81−
4は端子Bに、それぞれ接続される。スイッチ81−1
乃至81−4の端子Aには、それぞれ対応する比較器8
4−1乃至84−4から出力された”1”または”0”
が供給されており、端子Bには、”1”が供給されてい
る。また、スイッチ81−2乃至82−4の端子Cに
は、”0”が供給されている。
【0055】一方、ステップS31において、判定情報
選択回路81により、フィールド差分モードではないと
判断された場合、ステップS33に進み、シーンチェン
ジありか否かが判断される。シーンチェンジ情報は、シ
ーンチェンジ検出回路61から供給されるようにするほ
かに、予め、検出された情報を記録媒体などに記録し、
必要に応じて読み出すようにしても良い。
【0056】ステップS33において、シーンチェンジ
があると判断された場合、ステップS34以下の処理
で、どのフィールド間で、シーンチェンジがあるのかが
判断され、その判断結果に応じた処理が実行される。ま
ず、ステップS34において、シーンチェンジは、フィ
ールドn+1とフィールドnの間であるか否かが判断さ
れる。シーンチェンジが、フィールドn+1とフィール
ドnの間であると判断された場合、ステップS35に進
む。図13に示すように、シーンチェンジがフィールド
nとフィールドn+1の間にある場合、フィールドn+
1の画素Dのデータを用いて算出された差分値、すなわ
ち、フレーム差分値aからの情報は、動領域の判定に用
いないようにする。換言すれば、フィールド差分値、フ
レーム差分値b,cから得られる情報のみで、動領域の
判定を行うようにする。
【0057】従って、ステップS35において、スイッ
チ81−1が端子A(フィールド差分値からの比較結
果)に、スイッチ81−2が端子C(フレーム差分値a
からの情報は用いないため、”0”)に、スイッチ81
−3,81−4が端子A(フレーム差分値b,cからの
比較結果)に、それぞれ接続される。
【0058】ステップS34において、シーンチェンジ
がフィールドn+1とフィールドnの間ではないと判断
された場合、ステップS36において、シーンチェンジ
がフィールドnとフィールドn−1の間にあるか否かが
判断される。図14に示すように、シーンチェンジがフ
ィールドnとフィールドn−1の間にあると判断された
場合、ステップS37に進む。このように、シーンチェ
ンジがフィールドnとフィールドn−1の間にある場
合、フィールドnとフィールドn−1の間には、相関が
ないものと見なし、画面全体を動領域とする。従って、
フィールド差分値およびフレーム差分値a乃至cから得
られる比較結果に関係なしに、動領域と判定されるよう
に、スイッチ81−1乃至81−4が、それぞれ端子B
と接続され、OR回路86およびAND回路87に”1”が
供給されるようにする。
【0059】ステップS36において、シーンチェンジ
がフィールドnとフィールドn−1の間にはないと判断
された場合、図15に示すように、シーンチェンジがフ
ィールドn−1とフィールドn−2の間にあることにな
る。そこで、ステップS38に進み、スイッチ81−
1,81−2を端子Aに、スイッチ81−3,81−4
を端子Cに、それぞれ接続する。このようにするのは、
フィールドn−2の画素E,Fから得られる情報を用い
ないようにするためである。すなわち、画素E,Fから
算出されるフレーム差分値bとフレーム差分値cとから
得られる比較結果(比較器84−3,84−4から出力
される値)を用いないようにする。そのため、スイッチ
81−3,81−4は、それぞれ端子Cと接続され、OR
回路86には”0”が供給される。
【0060】シーンチェンジがある場合は、上述したよ
うに、シーンチェンジの存在する位置により、動領域を
判定するために用いる差分値を選択するようにしたが、
ステップS33において、シーンチェンジが存在しない
と判断された場合は、図6に示したような状態なので、
画素A乃至Fから得られる全ての情報を用いて動領域の
判定を行う。すなわち、ステップS39において、スイ
ッチ81−1乃至81−4が、それぞれ端子Aと接続さ
れることにより、画素A乃至Fを用いて算出されたフィ
ールド差分値およびフレーム差分値a乃至cとしきい値
との比較により得られた比較結果が用いられて動領域の
判定が行なわれる。
【0061】このようにして、ステップS12(図1
0)において、スイッチ81−1乃至81−4が、端子
A、端子B、または端子Cのうちのいずれかの端子と接
続されると、ステップ13に進む。ステップS13にお
いて、OR回路86とAND回路87は、入力されたデータ
を用いて、それぞれ論理和と論理積を算出する。OR回路
86は、スイッチ81−2乃至81−4から供給される
データから論理和を算出するわけだが、これは、3つの
フレーム差分値a乃至cから得られる結果が全て静止で
ある場合のみ、フレーム差分情報による判定結果が静止
であるというデータを出力させるために設けられてい
る。
【0062】AND回路87は、フィールド差分値から得
られた動領域の結果(スイッチ81−1から出力された
結果)と、フレーム差分値から得られた動領域の結果
(OR回路86から出力された結果)との論理積を算出す
ることにより、動領域判定回路63における最終的な動
領域の判定結果を出力する。フィールド差分値から得ら
れた動領域の結果とフレーム差分値から得られた動領域
の結果、両方とも動領域である(”1”)場合のみ、動
領域判定結果として、動領域であることを示す”1”が
出力される。
【0063】このように、シーンチェンジ情報などの映
像特徴情報、水平エッジ情報、機器のモード情報などに
より、使用するフィールド差分情報とフレーム差分情報
を適応的に切り換えながら、動領域を検出することによ
り、動き検出の精度を向上させることが可能となる。
【0064】ステップS4(図4)において、動領域判
定処理が終了されると、ステップS5に進み、孤立領域
除去回路66により、孤立領域除去が行われる。ここ
で、孤立領域とは、静止領域であると判断された領域内
に存在する、動領域と判断された領域のことをいう。図
16に示すように、画素a乃至dが動領域であると判断
された場合でも、それらの画素を囲む画素が、静止領域
であると判断された場合、画素a乃至dは、全て静止領
域に転換され、静止領域として取り扱われる。ただし、
このように、動領域が静止領域に転換されるのは、その
動領域が所定の大きさの範囲内である場合に限られる。
この孤立領域除去の処理は、ノイズによる影響を軽減す
る、換言すれば、ノイズにより誤って動領域と判断され
た領域をなくすために行われる。
【0065】ステップS5において、孤立領域除去の処
理が終了されると、ステップS6に進み、動領域拡張回
路67により、動領域の拡張処理が行われる。動領域の
拡張は、動領域と判断された領域の水平方向の両端に位
置する所定数の画素を、静止領域から動領域に転換させ
る処理である。ステップS6における動領域拡張処理が
終了されたら、ステップS7において、ソフトスイッチ
ング回路68により、ソフトスイッチング処理が行われ
る。ソフトスイッチング処理は、動領域と静止領域との
境界部分を滑らかに変化する係数を持たせることを目的
としている。これは、動き検出回路26による結果を用
いて、映像処理回路27が映像信号を生成する際に、検
出された動き検出結果を2枚のフィールド画像のミック
ス比率として使用するため、緩やかに係数値を変化させ
た方がよいからである。
【0066】ここで、図17を参照して、映像処理回路
27の行う映像処理について説明する。フィールドnと
フィールドn−1から動きぶれのないフレーム静止画を
作成する際、例えば、画素Wのデータは、隣接する画素
X,Y,Zのデータを用いて、次式(1)に従って算出
される。
【0067】 W=((Y+Z)/2)×md+X×(1−md) ・・・(1) 式(1)において、X,Y,Z,Wは、それぞれ、画素
X,Y,Z,Wのデータであり、mdは動き検出係数で
ある。また、動き検出係数mdは、0以上、1以下の数
値であり、0のときは静止領域、1のときは動領域を表
す。
【0068】このように画素Wのデータは算出されるた
め、動き検出係数mdの値は、0または1の、どちらか
一方の値しか持たないものではなく、緩やかに変化させ
た方が、動領域と静止領域との境界がきれいに変化する
画像が得られる。
【0069】ステップS7において、動領域と静止領域
との間でのソフトスイッチング処理が終了されると、そ
の結果が、動き検出の検出結果として、結果用メモリ2
8(図1)に出力され、記憶される。結果用メモリ28
に記憶された動き検出結果は、上述したように、映像処
理回路27が映像信号を生成する際に用いられる。
【0070】ここで、ステップS5乃至S7の処理につ
いて、図18を参照してさらに説明する。図18(A)
は、ステップS5において、孤立領域が除去された後の
ライン上の画素を示している。4つの動領域の画素が中
央に位置し、静止領域の画素が、その動領域の両端に位
置している。このように、動領域と静止領域とが存在し
ているときに、ステップS6において、動領域の拡張が
行われると、図18(B)に示したようになる。図18
(B)に示した状態では、動領域の4つの画素の両端に
位置する2つの静止領域の画素が、新たに動領域として
転換されている。図18(B)に示した例では、動領域
に転換された画素数は2であるが、それ以外の画素数で
も、勿論良い。
【0071】図18(B)に示した状態から、さらに、
ステップS7において、ソフトスイッチング処理が行わ
れると、図18(C)に示したようになる。すなわち、
動領域拡張処理により拡張された動領域を含む動領域内
の画素の動き検出係数は、全て1であり、その領域と最
も隣接する静止領域の画素から順に、動き検出係数が
0.75,0.5,0,25というように、段階的に変
化している。この段階的に動き係数が変化する部分が、
ソフトスイッチング処理による領域である。ソフトスイ
ッチング領域以外の静止領域の動き係数は、全て0であ
る。ソフトスイッチングによる動き検出係数は、さらに
細かく段階的な数値を設定するようにしても良い。
【0072】上述した実施の形態は、一例であり、例え
ば、動き検出回路26に入力される映像信号をLPF(Low
Pass Filter)をかけて、ノイズを軽減させたり、また
は、動領域判定回路63に入力されるフィールド差分値
やフレーム差分値にLPFをかけてノイズを軽減させるよ
うにしても良い。
【0073】動領域判定回路63の判定情報選択回路8
1に用いられる情報は、機器モードとシーンチェンジ検
出結果に限らず、他の情報を用いるようにしても良い。
また、上述した実施の形態においては、フレーム差分値
a乃至cを用いたが、さらに、他の差分値を用いるよう
にしても良い。例えば、図19に示したように、画素H
と画素J、画素Iと画素Kを、それぞれ用いて、フレー
ム差分値を算出し、動き検出に用いるようにしても良
い。
【0074】さらに、図3に示した動領域判定回路63
では、比較器84−5において、2つのしきい値を用
い、比較器84−1乃至84−4においては、それぞれ
3つのしきい値を用いて、入力された差分値を比較する
ようにしたが、さらに多くのしきい値を用いて、比較を
行うようにしても良い。
【0075】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウエアとしての記録再生装置1
に組み込まれているコンピュータ、または、各種のプロ
グラムをインストールすることで、各種の機能を実行す
ることが可能な、例えば、汎用のパーソナルコンピュー
タなどにインストールされる。
【0076】次に、図20を参照して、上述した一連の
処理を実行するプログラムをコンピュータにインストー
ルし、コンピュータによって実行可能な状態とするため
に用いられる媒体について、そのコンピュータが汎用の
パーソナルコンピュータである場合を例として説明す
る。
【0077】プログラムは、図20(A)に示すよう
に、コンピュータ101に内蔵されている記録媒体とし
てのハードディスク102や半導体メモリ103に予め
インストールした状態でユーザに提供することができ
る。
【0078】あるいはまた、プログラムは、図20
(B)に示すように、フロッピーディスク111、CD-R
OM(Compact Disk-Read Only Memory)112、MO(M
agneto-Optical)113、DVD(Digital Versatile Dis
k)114、磁気ディスク115、半導体メモリ116
などの記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納し、パ
ッケージソフトウェアとして提供することができる。
【0079】さらに、プログラムは、図20(C)に示
すように、ダウンロードサイト121から、デジタル衛
星放送用の人工衛星122を介してパーソナルコンピュ
ータ123に無線で転送したり、ローカルエリアネット
ワーク、インターネットといったネットワーク131を
介して、パーソナルコンピュータ123に有線で転送
し、パーソナルコンピュータ123において、内蔵する
ハードディスクなどに格納させることができる。
【0080】本明細書における媒体とは、これら全ての
媒体を含む広義の概念を有するものである。
【0081】また、本明細書において、媒体により提供
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に従って、時系列的に行われる処理は勿論、必ずしも
時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実
行される処理をも含むものである。
【0082】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の画像処理
装置、請求項4に記載の画像処理方法、および請求項5
に記載の媒体によれば、画像信号からフィールド差分値
とフレーム差分値を算出し、算出されたフィールド差分
値とフレーム差分値を用いて画像信号に基づく画像の動
領域を検出するようにしたので、動き検出の精度を向上
させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した記録再生装置の一実施の形態
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の動き検出回路26の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図2の動領域判定回路63の内部構成を示すブ
ロック図である。
【図4】動き検出回路26の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図5】フィールドと画素との関係を説明する図であ
る。
【図6】時間的に示した各画素の位置関係を説明する図
である。
【図7】フィールド差分を説明する図である。
【図8】フレーム差分を説明する図である。
【図9】ライン差分を説明する図である。
【図10】図4のステップS4の処理の詳細を説明する
フローチャートである。
【図11】図10のステップS11の処理の詳細を説明
するフローチャートである。
【図12】図10のステップS12の処理の詳細を説明
するフローチャートである。
【図13】シーンチェンジがあった場合の処理を説明す
る図である。
【図14】シーンチェンジがあった場合の処理を説明す
る図である。
【図15】シーンチェンジがあった場合の処理を説明す
る図である。
【図16】孤立領域除去の処理を説明する図である。
【図17】フレーム静止画作成処理について説明する図
である。
【図18】図4のステップS5乃至S7の処理を説明す
る図である。
【図19】フレーム差分について説明する図である。
【図20】媒体を説明する図である。
【符号の説明】
1 記録再生装置, 26 動き検出回路, 51
フィールドメモリ,61 シーンチェンジ検出回路,
62 加算器, 63 動領域判定回路,64 ディレ
イライン部, 66 孤立領域除去回路, 67 動領
域拡張回路, 68 ソフトスイッチング回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱田 敏道 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C059 KK00 LA01 MA00 NN24 NN43 PP22 RC32 SS18 SS30 TA61 TC02 TD12 UA02 UA29 UA34 UA38 5L096 AA02 AA06 BA18 DA01 FA06 GA08 GA22 GA23 GA51 HA03 LA06 LA10 LA17 9A001 HH30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている前記画像信号からフィー
    ルド差分値を算出するフィールド差分値算出手段と、 前記記憶手段に記憶されている前記画像信号からフレー
    ム差分値を算出するフレーム差分値算出手段と、 前記フィールド差分値算出手段により算出されたフィー
    ルド差分値と、前記フレーム差分値手段により算出され
    たフレーム差分値を用いて前記画像信号に基づく画像の
    動領域を検出する検出手段とを含むことを特徴とする画
    像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記フレーム差分値算出手段は、注目し
    ている画素のフレーム差分値と、前記注目している画素
    が位置するラインに対して上側または下側に位置するラ
    インのうち、少なくとも一方のラインに位置する画素の
    フレーム差分値を算出し、 前記検出手段は、前記フレーム差分値算出手段により算
    出された2以上のフレーム差分値と前記フィールド差分
    値を用いて、前記画像信号に基づく画像の動領域を検出
    することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記フィールド差分値と前記フレーム差
    分値のそれぞれに対応して、複数のしきい値を保持する
    保持手段と、 前記画像信号に基づく画像のエッジを抽出する抽出手段
    と、 前記抽出手段により抽出されたエッジの情報に基づい
    て、前記複数のしきい値を切り換える切り換え手段と、 前記フィールド差分値と前記フレーム差分値を、前記切
    り換え手段により切り換えられたしきい値と、それぞれ
    比較する比較手段と、 シーンチェンジを検出し、その結果に応じて、前記比較
    手段による比較結果、または、予め設定されている所定
    の値を出力する出力手段とをさらに備え、 前記検出手段は、前記出力手段により出力された結果の
    論理積および論理和を算出することにより、前記画像信
    号に基づく画像の動領域を検出することを特徴とする請
    求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 画像信号を記憶する記憶ステップと、 前記記憶ステップで記憶されている前記画像信号からフ
    ィールド差分値を算出するフィールド差分値算出ステッ
    プと、 前記記憶ステップで記憶されている前記画像信号からフ
    レーム差分値を算出するフレーム差分値算出ステップ
    と、 前記フィールド差分値算出ステップで算出されたフィー
    ルド差分値と、前記フレーム差分値ステップで算出され
    たフレーム差分値を用いて前記画像信号に基づく画像の
    動領域を検出する検出ステップとを含むことを特徴とす
    る画像処理方法。
  5. 【請求項5】 画像信号を記憶する記憶ステップと、 前記記憶ステップで記憶されている前記画像信号からフ
    ィールド差分値を算出するフィールド差分値算出ステッ
    プと、 前記記憶ステップで記憶されている前記画像信号からフ
    レーム差分値を算出するフレーム差分値算出ステップ
    と、 前記フィールド差分値算出ステップで算出されたフィー
    ルド差分値と、前記フレーム差分値ステップで算出され
    たフレーム差分値を用いて前記画像信号に基づく画像の
    動領域を検出する検出ステップとからなることを特徴と
    するプログラムをコンピュータに実行させる媒体。
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