JP2000348106A - 金融機関のルーティング及び決済システムを介したメッセージ通信に関する方法及びシステム - Google Patents

金融機関のルーティング及び決済システムを介したメッセージ通信に関する方法及びシステム

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JP2000348106A
JP2000348106A JP2000125070A JP2000125070A JP2000348106A JP 2000348106 A JP2000348106 A JP 2000348106A JP 2000125070 A JP2000125070 A JP 2000125070A JP 2000125070 A JP2000125070 A JP 2000125070A JP 2000348106 A JP2000348106 A JP 2000348106A
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Gordon W Zahorik
ダブリュー. ザホリク ゴードン
John Downing
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Citibank NA
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 顧客が慣れ親しんできたホーム端末のルック
アンドフィールと同じインターフェースを表示する決済
システムを提供する。 【解決手段】 ホームデータカーバ8がATMシステム
4からの要求を受けると、サーバは顧客識別データと関
連するホーム取引インターフェースデータを含むデータ
ベースに問い合わせ、ホームバンクの顧客2と関連する
ホーム取引インターフェースデータを決定する。サーバ
がかかる決定を行うと、顧客2に関連したホーム取引イ
ンターフェースデータは、銀行のルーティング及び決済
システム6を経由してATMシステム4に送信される。
ATMシステム4は、受信したホーム取引インターフェ
ースデータに応じて、顧客2にインターフェースを提供
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連出願のクロスリファレンス】本特許出願は、1999
年4月26日出願され、継続中の米国仮特許出願番号第60-
131,066号、“金融機関のルーティング及び決済システ
ムを介したメッセージ通信に関する方法及びシステム”
に対して優先権を主張し、本明細書中に完全に組み込ん
でこれを引用する。
【0002】
【発明の分野】本発明は、電子資金振替(EFT)及び
関連の取引に関する。特に、本発明は、リモート端末イ
ンターフェースが顧客のホームバンク端末インターフェ
ースに応じた動作をするような、あるいはウエブ小売店
とのインターネット取引中に個人データを金融機関と顧
客との間で通信できるような、EFTルーティング及び
決済システムを介した金融取引に関するメッセージ通信
に関するものである。
【0003】
【発明の背景】従来、金融機関のインターフェース端末
を使用する顧客に対して、金融機関がインターフェース
の提供に応じるような、厳格な基準はない。例えば、あ
る国にある銀行の第一の現金自動預入支払機(ATM)
は、何らかのインターフェース、例えば、何らかのグラ
フィカルインターフェース、オプション、ボタン配置、
スクリプト命令を供給する。異なる国にあるその銀行の
ATMは、異なるインターフェースを供給するかもしれ
ない。例えば、グラフィカルインターフェース、オプシ
ョン、ボタン配置、使用される言語、スクリプト命令、
及び他の要素のものは、第一のATMのものとは異なっ
ているかもしれない。また、一般に、第一の銀行の顧客
が第二の銀行により設置されたATMを使用する場合、
顧客は第二の銀行から提供されるインターフェースを使
用しなければならない。
【0004】銀行の顧客は通常、その銀行から提供され
る特定のインターフェースに慣れるようになり、別の場
所や別の銀行から提供されるインターフェースには馴染
まないものである。この結果、不慣れなインターフェー
スにより、顧客の取引の実行をより困難なものとしてい
る。また、顧客のインターフェースに対する不慣れによ
り、顧客が誤取引を行うおそれが増加する。
【0005】更に、顧客は、取引の間、不慣れなインタ
ーフェースに慣れなければならなず、取引に時間がかか
る。また、不慣れなことにより、明らかに顧客の取引を
遅くさせている。この遅れは、他の活動をするためにで
きるだけ素早く取引を終了しようとする顧客にとって不
都合である。この遅れはまた、その顧客の遅れにより他
の客を列を作るよう長時間待たせたり、あるいは別の人
を遅らせたりして、当該端末を提供する金融機関にとっ
ても不利益となる。更に、誤った取引が増加する結果、
顧客や銀行に関係する人(単数または複数)が誤取引を
修正する時間や資源を費やす結果になる。更に、従来の
方法やシステムでは、銀行の顧客にとって銀行のホーム
端末と同じルックアンドフィール(外観及び使用感(lo
ok and feel))を有する窓口(touch point)を、リモ
ート端末において顧客の銀行には提供することがない。
そのような方法とシステムよっては、金融取引を行なう
場合、顧客に対して継続的でなじみのある使用感を提供
することができない。
【0006】また、従来のシステムは、ウエブ業者のサ
イトが個人データへのアクセスができないようなウエブ
小売店のサイトでのインターネット取引に関して、金融
機関の顧客と金融機関との間での暗号化された個人デー
タを伝送するための効果的かつ効率的な手段を提供して
いない。特に、従来のシステムでは、既存のルーティン
グシステム(例えば、既存のEFTインフラストラクチ
ャ)を容易に利用できる手段のようなものは提供してい
ない。
【0007】ホームバンクの顧客に対してリモート取引
端末においてホームバンク端末インターフェースと同じ
使用感を提供するための方法とシステムを提供すること
が望まれている。既存の通信システムを使用できる機密
が保持された環境(secure environment)でのインターネ
ット取引に関し、顧客と金融機関との間で、暗号化され
た個人データを効果的かつ効率的に伝送するための方法
とシステムを提供することは更に望ましい。従来システ
ムに関連する上記の不利益を有さず、更には利益をもた
らす方法とシステムの提供が望ましい。
【0008】
【発明の概要】本発明の実施形態は、金融ネットワーク
における個人データ通信に関する方法とシステムを含
む。一の施形態では、金融取引データ領域と個人データ
領域を含む金融取引メッセージは、プライベートな顧客
情報を含み、金融機関のルーティングシステムを介して
伝送される。ルーティングシステムは、例えば、金融機
関のルーティング及び決済システム及び電子資金振替
(EFT)インフラストラクチャを含む。
【0009】実施形態ではまた、金融取引データ領域と
個人データ領域を備えた金融取引メッセージを含み、こ
こでその個人データ領域は、顧客情報を含んでいる。前
記メッセージはISO8583規格形式のメッセージを
備えていてもよく、個人データ領域は、前記メッセージ
の拡張領域を備えていてもよい。
【0010】本発明の実施形態はまた、金融機関のルー
ティング及び決済システムを介するメッセージ通信方法
とシステムを含む。ある実施形態では、本発明は、リモ
ート取引端末におけるホームバンク端末インターフェー
スの使用感をホームバンクの顧客に提供するための方法
を備える。リモート取引端末の例は、ホームバンクから
地理的に離れたATMがある。
【0011】本発明の実施形態は、ATM等のリモート
取引端末でのホームバンクの顧客識別データの受信を含
んでもよい。このような受信は、例えば顧客のATMカ
ードを読み取ることで実現できる。次に、顧客識別デー
タに関連するホームバンクサーバは、例えばホームバン
クサーバのアドレスデータを有するデータベースを調べ
ることにより特定される。ホーム取引端末インターフェ
ースデータはその後、ホームバンクサーバからの要求に
より、データ送信される。実施形態においては、データ
はホームバンクのATMインターフェース等のホームバ
ンク端末インターフェースのグラフィカルユーザインタ
ーフェースを記述したデータを含んでいてもよい。実施
形態においては、ホーム取引端末インターフェースデー
タは、別の領域中の金融取引データと共に、ISO85
83メッセージのプライベート領域に含まれてもよい。
このようなホーム取引端末インターフェースデータはま
た、ホームバンクの顧客に関連する個人識別データ(bio
metrics data)を含んでもよい。そのようなデータに
は、メニューのオプションや、ボタン配置、使用される
言語、スクリプトの命令と内容、端末インターフェース
の他の要素に関するデータを含むようにしてもよい。
【0012】それらのデータの要求と送信は、金融機関
のルーティング及び決済システムを介してホームバンク
サーバとの通信を含めるようにしてもよい。要求および
データ自体、あるいは両者を、暗号化するようにしても
よい。ホーム取引端末インターフェースデータが受信さ
れ、ホーム端末インターフェースデータに応じたインタ
ーフェースがリモート端末の顧客に提供される。
【0013】本発明の他の実施形態は、リモート取引端
末と金融機関のホームデータセンタ間での顧客に関する
メッセージの通信に関する方法を含んでいる。その実施
形態において、リモート取引端末の顧客からの顧客情報
は、受信され、その後、顧客および顧客のためのホーム
取引端末インターフェースと関連するデータを記憶する
ホームデータセンタの場所とを自動的に認識するために
用いてもよい。一旦、ホームデータセンタの場所が認識
されると、リモート取引端末からの顧客識別情報は、金
融機関のルーティング及び決済システムを介しホームデ
ータセンタに自動的に移送される。ホームデータセンタ
に関連するサーバあるいは他のシステムは、その後、前
記ルーティング及び決済システムを介してホームデータ
センタからリモート取引端末へ、顧客に関するホーム取
引端末インターフェースデータに関するメッセージを移
送する。ここでメッセージは、金融データ及び顧客に関
する一般的なデータを含む。
【0014】このような実施形態においては、ルーティ
ング及び決済システムを介したホームデータセンタから
リモート取引端末への顧客のホーム取引端末インターフ
ェースデータに関するメッセージの自動移送には、個人
データ領域を含むISO8583プロトコルを使用して
もよい。更に、実施形態では、メッセージプロトコル
は、金融データを移送するのに使用してもよく、個人デ
ータ領域は一般的なデータを移送するのに使用してもよ
い。
【0015】他の実施形態は、インターネット上での取
引における、金融機関と金融機関の顧客との間の個人デ
ータの通信に関する方法とシステムを含む。それらのう
ち、ある実施形態において、金融機関は、ウエブ小売店
のサイトに対しては、コントロールアプレットを提供す
るとともに、金融機関の顧客に対し、コンピュータネッ
トワークと(インターネット等)通信可能なインターネ
ットによる支払いを実行するための手段を提供する。イ
ンターネットによる支払いを実行するための手段は、そ
のような機能を実行できる広範なハードウエアから構成
されてもよい。その例としては、スマートカード、スマ
ートカードリーダ、パーソナルコンピュータ、ATMカ
ード、ATMカードリーダが含まれる。
【0016】顧客はウエブ小売店のサイトを訪問し、ウ
エブサイト小売店は顧客のインターネットブラウザにコ
ントロールアプレットを提供する。当該顧客が小売店の
サイトから購入する商品やサービスを選択し、支払いを
完了させる準備ができていることを示した場合、コント
ロールアプレットは、支払いおよびその他の顧客情報を
顧客に指示する。
【0017】当該実施形態においては、顧客は、顧客情
報を暗号化した状態で小売店サイトに送信する。小売店
サイトは、顧客情報を解読するための手段を有していな
い。小売店サイトでは、顧客情報を有する個人データ領
域を含むISO8583規格のメッセージを使用し、E
FTインフラストラクチャを介して金融機関に顧客情報
を送信する。金融機関はウエブ小売店のサイトからのメ
ッセージを受信する。金融機関は、個人データ領域中の
顧客データを解読する手段を有している。
【0018】本発明の実施形態は、種々の望ましい特徴
と効果を提供する。本発明の実施形態は、リモート取引
端末においてホームバンク端末インターフェースの使用
感をホームバンクの顧客に提供するための方法とシステ
ムを提供する。 本発明の実施形態の一つの特徴は、利
用者(例えば銀行の顧客)がリモート端末において馴染
んだインターフェースの提供を受けることである。この
ように、リモート端末での取引は、顧客にとって不慣れ
なインターフェースよりも容易に実行できる。更に、こ
の慣れにより、顧客がリモート端末において誤取引を行
うおそれが減少する。
【0019】他の効果としては、例えば顧客自身が、取
引中にリモート端末インターフェースに慣れる必要がな
いため、リモート端末での取引をより素早く遂行でき
る。不慣れなことによる遅れが減少することにより、他
の活動をするためにできるだけ早く取引を終了しようと
する顧客にとって好都合であり、顧客が端末に慣れるた
めに他の人が長く待つ必要もない点で、リモート端末を
稼動させる金融機関にとって有益である。更に、インタ
ーフェースに慣れていないことによる誤取引の減少によ
り、顧客や顧客のホーム金融機関およびリモート端末の
オペレータが誤取引を修正するために費やす時間および
資源を減少させることができる。
【0020】本発明に係る実施形態の他の効果は、顧客
の金融機関(例えば銀行)に対する窓口(touch poin
t)が、銀行の顧客にとって、顧客のホーム端末と同じ
ルックアンドフィール(外観および使用感(look and fe
el))を有するリモート端末において提供されることで
ある。この実施形態は、確実な取引に資するとともに、
取引を実行する際に顧客に対して継続的でなじみのある
使用感を提供する。
【0021】更に、本発明に係る実施形態の特徴は、ル
ーティング及び決済システムを介してメッセージが世界
中に送信されることであろう。これにより、客は、世界
中のインターフェースにおいて、慣れたインターフェー
ス(例えば顧客が通常使用するインターフェースと同じ
言語、スクリプト、ルックアンドフィール(外観および
使用感(look and feel) )を供されるであろう。さら
に、本発明に係る実施形態の特徴は、取引のプロトコル
がデータ移送全体を減少させるために使用されることで
あろう。更に、本発明の実施形態の特徴は、個人識別デ
ータ(biometricsdata)および同様のデータがリモート
端末で通信され、提供されたデータが暗号化されること
であろう。
【0022】本発明の実施形態の、企業にとっての他の
効果は、実施することによって、金融機関等の機関が、
既存の通信インフラストラクチャを使用する機関との通
信を必要とする新製品を迅速に紹介することができるこ
とである。他の効果としては、本発明の実施形態が、情
報を移送するために使用する既存の通信インフラストラ
クチャを変更することなく使用できることであろう。
【0023】他の効果としては、本発明の実施形態が、
金融機関への顧客による安全な支払いと通信を促進し、
それら支払いと通信における信用を高めることである。
本発明に関連する効果としては、実施形態が、詐欺を防
止するために顧客と小売店と金融機関を認証するために
使用されることであろう。
【0024】本発明の他の効果は、実施形態が、インタ
ーネットを含む様々なメディアに関連して使用されるこ
とであろう。更に、本発明の別の効果は、実施形態にお
いて、顧客と金融機関双方にとって特有であり、その顧
客と金融機関によってのみアクセス可能な、金融機関の
顧客に関する個人的な顧客データを移送するのに、既存
のEFTインフラストラクチャが利用できることであ
る。
【0025】本発明の他の効果は、実施形態によって、
小売店サイトにおける顧客との取引といった様々な状況
の下で、既存のEFTインフラストラクチャを経由して
金融機関と金融機関の顧客との間の秘密かつ安全な対話
を確保することができるということである。共通のEF
Tインフラストラクチャを共有する限り、そのような効
果によって、種々の金融機関が、金融機関およびその商
品により望まれる、あるいは必要とされるような種々の
顧客との対話(customer dialog)を実行することができ
る。
【0026】当業者にとって、上記記載の、そして以下
の詳細な説明から明らかになるような本発明の効果およ
び特長は、十分に理解されるであろう。
【0027】
【詳細な説明】本発明の実施形態は、金融機関のルーテ
ィング及び決済システムを介してのメッセージ通信に関
する方法とシステムを含んでいる。本発明の実施形態
は、金融機関のルーティング及び決済システムを介して
のメッセージ通信により、リモート取引端末においてホ
ームバンク端末インターフェースと同じ使用感をホーム
バンクの顧客に提供するための方法と装置を含んでい
る。更に、本発明の実施形態を、添付した図面を参照し
つつ、以下の実施形態により説明する。
【0028】図1に、本発明の実施形態を示す。当該実
施形態は、シンガポールにあるリモート取引端末4を含
んでいる。当該実施形態では、リモート端末4は、AT
Mから構成される。電話又はパーソナルコンピュータ端
末等の他のタイプの取引端末も、同様に本発明に関して
使用してもよい。
【0029】図には、ドイツにあるホーム取引端末10
も示されている。図示の実施形態において、当該ホーム
端末10はATMである。ホーム端末10は、顧客の近
くにある銀行の支店(customer’s local branch bank)
等の顧客2のホームバンクと関連づけられている。それ
はまたホームデータセンタ8とも関連付けられ、顧客の
ホームバンクとも関連づけられている。図示されたホー
ム端末10は、ホームバンクの顧客2がドイツの自宅に
いる間に、通常使用するATMであるが、顧客が望め
ば、他の端末を顧客と関連するホームの端末に指定して
もよく、この指定はホームバンク、顧客2、あるいは別
の人や者によって行ってもよい。
【0030】通常、リモート端末は、銀行の顧客のホー
ムの端末とは異なる端末である。当該リモート端末は、
銀行カード等からのデータを読み取るカードリーダを含
んでいる。リモート端末は、図1に図示される実施形態
のように、地理的に相当な距離があろうが(ドイツとシ
ンガポールのように)、あるいは同じ町内や都市内のよ
うに地理的にはあまり距離がなくてもよく、銀行の顧客
のホーム端末とは地理的に離れていてもよい。図示され
た実施形態において、リモート端末4は、世界中の同じ
金融機関の各部にあるホームバンクと関連する。しかし
他の実施形態においては、リモート端末4は、異なる機
関と関連している。
【0031】図1に図示されたホームデータセンタ8
は、顧客2のホームバンクと関連するデータセンタであ
る。ホーム端末、ホームバンクの顧客、及び関連データ
に関するデータは、データセンタ8に記憶される。デー
タセンタ8に記憶されるデータは、表示可能な種々の画
面のテキスト、応答ボタンの設定、ATM画面の図形配
置、質問の順序、質問自体、当該質問に返答するための
押しボタン、スクリプト、質問の順序及び画面の構成と
いった内容を示すデータのような、ホームの端末10の
インターフェースに関するデータ(ホーム取引端末イン
ターフェースデータ)を含んでいる。ホーム取引端末イ
ンターフェースデータは、特定の顧客の識別データと関
連している。顧客識別データ(例えば口座番号)は、特
定の顧客に関連したホーム取引端末インターフェースデ
ータを識別(あるいは特定)するために用いてもよい。
例えば、特定の顧客の口座番号が、特定のホーム取引端
末インターフェースデータとデータベース内で関連づけ
られており、そのホーム取引端末インターフェースデー
タは、その顧客のホームの端末10のインターフェース
を反映する。
【0032】ホームバンクの顧客2に関するデータはま
た、顧客についての個人識別データ(biometrics data)
はもちろん、口座情報(例えば口座番号)も含んでい
る。個人識別データ(biometrics data)は、顧客の身体
的特徴に関するデータを含む。例えば、網膜スキャンデ
ータ、指紋データ及び、関連データを含む。
【0033】図示したセンタ8は、管理、通信、データ
蓄積のためのデータサーバ及びデータベースを含んでい
る。図示したホームデータセンタ8は、ホーム端末10
のように、ドイツに配備されているが、他の実施形態の
ホーム端末とホームデータセンタは、必要に応じて地理
的に離れていてもよい。ホームデータセンタ8は、ホー
ム端末10と通信を行うとともに、顧客に対しインター
フェースを提供するのに必要とされるデータをホーム端
末10に供給する。
【0034】図示された実施形態は、世界中の銀行の一
部から構成される。別の実施形態において、その部分
は、独立した銀行の一部でもよく、通信は、当該銀行の
ルーティング及び決済システム、または他の通信手段を
利用して実行してもよい。例えば、他の実施形態におい
て、ホームの端末10を、第一の銀行と関連させ、リモ
ート端末4を、関係のない第二の銀行と関連させるよう
にしてもよい。
【0035】銀行のルーティング及び決済システム6を
図1に示す。当業者にとって、金融機関のルーティング
及び決済システムは周知である。当該システムは、コン
ピュータ化された通信ネットワークを備え、銀行に対す
る借方及び貸方を管理し、決算取引を含んでいる。ルー
ティング及び決済システム6は、金融取引や他の目的に
関するデータの経路を決めるとともに、取引の決済を行
なうホームバンクによって用いられるシステムである。
当業者であれば、金融機関のルーティング及び決済シス
テム6が、本発明に関して利用されうるデータ通信シス
テムの一つの例であると認識するであろう。インターネ
ット等の別のシステムを、用いるようにしてもよい。
【0036】図1に図示する実施形態において、ホーム
データセンタ8及びリモート端末4は、銀行のルーティ
ング及び決済システム6と通信を行なう。データ移送等
の通信は、メッセージ又は他の手段によって、リモート
端末4とホームデータセンタ8との間にある銀行のルー
ティング及び決済システムを通過させてもよい。
【0037】本発明に関して、図1に図示されたシステ
ムにより実行されるステップの例は、図3に示され、図
3及び図1に参照しつつ、以下に説明する。当業者であ
れば、図3と以下の説明は、ステップの例を提供するも
のに過ぎず、他のステップ及び形態で本発明に適用して
もよいと認識するであろう。
【0038】普段はドイツにある顧客のホームATM1
0を使用するドイツの銀行と取引するホームバンクの顧
客2が、シンガポールのATMシステム4を利用しよう
とする。顧客2は、リモートATMシステム4に顧客の
銀行カード4を挿入する。図3に示すように、ATM4
はホームバンクの顧客20の銀行カードを受け付ける。
銀行カードは、ホームバンクの顧客の識別データといっ
たホームバンクの顧客情報を含んでいる。ホームバンク
の顧客識別データは、例えば銀行カード番号を含んでい
る。
【0039】ATMシステム4は、銀行カード22から
ホームバンクの顧客識別データを自動的に検出し、取り
込む。他の実施形態において、顧客情報は、顧客あるい
は別の人物によってリモート端末4において入力される
ようにしてもよい。
【0040】図示の実施形態において、ATMシステム
4は、自動的に(例えば顧客による更なる指示やその他
の指示なしに)顧客のホーム取引端末インターフェース
に関連するデータを所有するホームデータセンタの場所
を識別する。ATMシステム4は、ATM4と関連する
データベース5にアクセスするとともに、問い合わせる
ことによって、これを実行する。データベース5は、顧
客識別データと関連づけられたホームバンクサーバアド
レスを含んでいる。特に、データベース5は、顧客2の
顧客識別データと関連づけられたホームバンクサーバア
ドレスを含んでいる。このデータベースにアクセスする
ことにより、システムは、顧客識別データ24に関連づ
けられたホームバンクサーバのアドレス(または場所)
を特定する。他の実施形態では、顧客に関連したホーム
データセンタのアドレスの特定は、ATMシステム4に
よる顧客識別データが供給される場合、銀行のルーティ
ング及び決済システム6によって実行される。
【0041】図1と図3を参照すると、一旦ホームバン
クサーバのアドレスが確定すると、ATMシステム4
は、銀行26のルーティング及び決済システム6を介し
て、ホームバンクの顧客2に関連した、ホームバンクサ
ーバ8からのホーム取引端末インターフェースデータを
要求する。その中で、ATMシステム4は、挿入された
銀行カードから取り込んだ顧客識別データと共に前記要
求を送信、移送(または伝送)する。このデータ伝送
は、暗号化され、本発明の実施形態を適用する場合、ル
ーティング及び決済システム6を介するすべてのデータ
の全伝送についても暗号化されることが好ましい。
【0042】ホームバンクセンタ8は、ホームデータサ
ーバを含む。一旦サーバ8がATMシステム4からの前
記要求を受け付けると、サーバは、例えば顧客識別デー
タと相関関係を有するホーム取引端末インターフェース
データを含むサーバと関連づけられたデータベース(図
示せず)に問い合わせることにより、ホームバンクの顧
客2と関連するホーム取引端末インターフェースデータ
を決定する。例えば、ATMシステム4から顧客識別デ
ータを受け取った後、サーバは、特定の顧客識別データ
と関連したホーム取引端末インターフェースデータを決
定するためのデータベースに問い合わせるために、顧客
識別データを用いる。図示した実施形態において、この
ようなホーム取引端末インターフェースデータは、顧客
2に関連したホームATMに表示されるものと同一のド
イツ語のATM画面を表示するためのデータを含んでい
る。一旦サーバがかかる決定を行なうと、顧客2に関連
したホーム取引端末インターフェースデータは、銀行の
ルーティング及び決済システム6を経由してシンガポー
ルにあるATMシステム4に送信され、28で受信され
る。
【0043】一旦リモートATMシステム4が、銀行の
ルーティング及び決済システム6を介してホーム取引端
末インターフェースデータを受信すると、ATMシステ
ム4は、データ30に応じて、顧客2にインターフェー
スを提供する。例えば、シンガポールにあるATMシス
テム4は、シンガポールのATMシステム4のグラフィ
カルユーザインターフェース上に、顧客に関連したホー
ムATMに表示されるものと同一のドイツ語によるAT
M画面を顧客2に対して表示するため、ホーム取引端末
インターフェースデータを使用する。システム4は、顧
客2が慣れ親しんできた顧客のホーム端末10のインタ
ーフェースのルックアンドフィール(外観および使用感
(look and feel))と同じインターフェースを表示す
る。
【0044】図示した実施形態では、ATMシステム4
は、リモート端末32において顧客2が取引を行なう
間、銀行のルーティング及び決済システム6を介して、
ホームバンクサーバ8からホーム取引端末インターフェ
ースデータの要求及び受信(すなわち対話)を続ける。
例えば、ATMシステム4は更に、ATM画面データ、
ボタン配置データ、他のホーム取引端末インターフェー
スデータ、口座残高データ、以前の取引データの要求及
び受信を行うようにしてもよい。
【0045】図示した実施形態では、ホーム取引端末イ
ンターフェースデータは、ISO8583メッセージプ
ロトコルを用いた金融取引メッセージの個人データ領域
内に含まれ、または埋め込まれる。図4に例を示す。図
4を参照すると、図示される金融取引メッセージ40
は、ISO8583メッセージプロトコル中にあり、金
融取引データ42及び個人データ44を含んでいる。プ
ライベートメッセージ(あるいは個人データ)領域44
は、例えば4000バイトであり、メッセージ40の中
に含まれる。図示実施形態中の個人データ領域44は、
通常顧客が使用するグラフィカルユーザインターフェー
スを記述したデータ等のデータが、金融取引そのものに
とって必要としない場所に配置される領域である。図示
した実施形態では、個人データ領域は、ホーム取引端末
インターフェースデータを含んでいる。このように、当
該ホーム取引端末インターフェースデータは、ホームバ
ンク顧客の取引あるいは他の取引との関係で、ATMシ
ステム4とホームバンクシステムとの間で送信されるメ
ッセージの一部として含まれるようにしてもよい。金融
取引領域42は、金融取引そのもの(例えば、顧客識
別、要求された取引、口座残高に関するデータを含んで
いる。本質的に、個人データ領域44によって、ホーム
取引端末インターフェースデータ等のデータが、使用の
際にリモート端末に通信される。実施形態では、個人デ
ータ領域は、ISO8583プロトコル規格の拡張(例
えば4000バイトの拡張)から構成される。
【0046】図示した実施形態はISO8583プロト
コルを使用しているが、他のメッセージプロトコルを使
用してもよく、また、他の実施形態では、ホームの端末
インターフェースデータ及びその他のデータは金融取引
データと分離して送信されるようにしてもよい。更に、
個人識別データ(biometrics data)のようなデータが個
人データ領域に含まれてもよい。他の実施形態において
は、ホーム取引端末インターフェースデータは、金融取
引データとは別に送信するようにしてもよい。
【0047】更に、図示した実施形態において、一般的
なデータは、インターフェースを反映するために用いら
れる。すなわち、標準的な表示言語により顧客との対話
(interface)を図る表示を反映するデータを用いること
で、システムのグラフィカルインターフェースを構築す
る。実施形態におけるこのような標準の例としては、H
TMLがある。他の実施形態では、当該インターフェー
スのデータは、インターフェースで使用するグラフィッ
クイメージそのものを含むものであってもよい。
【0048】他の実施形態では、ホームバンクの顧客2
に関するその他のデータは、さらにプライベート領域に
も移送される。個人識別データ(biometrics data)は、
個人データ領域中に含まれ、ATMシステム4に移送さ
れる。このようなデータによって、ATMシステムは、
その人自身を表わす個人識別データ(biometrics data)
を、顧客のホームバンクにより記録されたデータとの関
係において顧客のものとして審査することができる。例
えば、ATMシステム4は、顧客の網膜スキャンに関す
るデータを要求して受信し、そのデータと、顧客2のも
のとしてその人自身を表わす網膜スキャンデータとを比
較してもよい。
【0049】もちろん、本発明を、通常のATM取引と
は別のシステム中で用いられるようにしてもよい。例え
ば、図2のように、ストアードバリュースマートカード
(stored value smart card)のマイクロチップ上に蓄積
された価値(value)を読み出すようなストアードバリュ
ー型取引(stored-value transactions)を、本発明に基
づいて行うようにしてもよい。図2には、ニューヨーク
州ニューヨークにあるATM型リモート端末14を示し
ている。リモート端末14は、データベース15と関連
づけられており、リモート端末14は、スマートカード
取引(smart card transactions)を実行することができ
る。リモート端末14は、銀行のルーティング及び決済
システム6と通信を行っており、コロラド州デンバーに
あるホームデータシステム16と逐次通信を行なう。ホ
ームデータシステム16は、デンバーにあるホーム端末
18と通信を行なう。この場合、ATMは、スマートカ
ード取引を行なうことができる。記憶された価値を記録
するのに十分なマイクロチップを有するスマートカード
を、本発明の実施形態に使用してもよい。例えば、顧客
12が顧客のスマートカードをニューヨーク州ニューヨ
ークにあるリモート端末14に挿入すると、端末14
は、スマートカード上の顧客識別情報を読み取り、銀行
のルーティング及び決済システム6を介して、顧客に関
連するホームデータシステム16と通信を行ない、上記
の通り実際にホーム取引端末インターフェースデータを
要求し、受信する。
【0050】図2に示す実施形態において、(例えばデ
ンバーにいる)顧客18のホーム端末が顧客のスマート
カードとの関係において顧客12と対話するのと同じ方
法で、ホーム端末が顧客12と対話できるようなホーム
取引端末インターフェースデータが、個人データ領域内
に付与されてもよい。例えば、顧客のホーム端末18に
より処理されるであろう方法と全く同じ方法で、リモー
ト端末と通信してスマートカードのマイクロチップ上に
価値を表わすデータを読み出すため、個人データ領域内
にインターフェースデータが付与される。
【0051】図5に本発明の他の実施形態を示す。図5
において、銀行の顧客の(MicrosoftInternet Explorer
またはNetscape Navigatorといったウエブブラウザを搭
載した)パーソナルコンピュータ(PC)58は、イン
ターネット56に接続される。ウエブ小売店のサイト5
4またはウエブ小売店のサーバもまた、インターネット
56に接続される。図示されていないが、多数の小売店
サイトがインターネットに接続されている。図示された
ウエブ小売店のサイト54は、小売店が販売する商品や
提供するサービスを提示するインターネットサイトを備
え、インターネット56を介してサイト54にアクセス
するインターネットユーザから、それら商品及びサービ
スに関する注文や支払いを受け付ける。小売店サイト
は、販売商品及びサービスを表示する複数のウエブペー
ジを含んでいる。ウエブ小売店のサイト54はまた、銀
行50と関連する電子資金振替(EFT)インフラスト
ラクチャ52とも通信を行なう。EFTインフラストラ
クチャのようなものは、当業者にとっては周知である。
その例としては、銀行のルーティング及び決済システム
及びその他のネットワーク通信あるいはコンピュータシ
ステムが含まれる。銀行50は、更にEFTインフラス
トラクチャとも通信を行なう。
【0052】銀行50は、インターネット支払い64実
行するための手段を顧客62に提供する。インターネッ
ト支払いを実行するための手段には、例えばスマートカ
ードとスマートカードリーダ、コンピュータ、ATMカ
ードとATMカードリーダ、あるいはその他、同様のハ
ードウエア等の機密が保護されたトークン及びトークン
システムが含まれる。図示した実施形態においては、イ
ンターネット支払いを提供するための手段はスマートカ
ードである。インターネット支払い64を実行するため
のこの手段は、顧客のPC58と通信を行なう。例え
ば、図示のPC58は、スマートカードリーダ(図示せ
ず)を有し、スマートカード64を受け付ける。
【0053】銀行50はまた、コントロールアプレット
を作成する。ここに記載するコントロールアプレット
は、相対的にサイズが小さく、ユーザに送信されウエブ
ページ上でしばしば送信されるアプリケーションプログ
ラムを備えている。当該アプレットは、別のアプリケー
ション(例えばウエブブラウザ)により実行されるよう
設計されている。アプレットは通常、対話用動画、即時
計算、その他のタスクを実行することができるが、ユー
ザの要求をサーバに返送する必要はない。このアプレッ
トは、Java等の言語で記述される。
【0054】図5に図示した実施形態で使用されるコン
トロールアプレットは、インターネット56を経由して
顧客のPC58上の顧客のブラウザを介し、小売店サイ
ト54と顧客62との間でのやりとり(dialog)を制御す
るよう設計されている。コントロールアプレットは、顧
客のPC58との通信においてインターネット支払い6
4を実行するための手段と通信を行なうようプログラム
されている。
【0055】銀行50は、小売店のサイト54にコント
ロールアプレットを供給する。実際、銀行50は、銀行
50の顧客62及びその他の顧客に製品やサービスを販
売しようとする(あるいは製品やサービスを提供しよう
とする)全ての小売店サイトにアプレットを供給しても
よい。銀行50は、暗号や機密保持といった適切なコン
トロールをすることによりかかる動作を行うようにして
もよい。
【0056】顧客62は、ブラウザのアドレス欄に小売
店サイトのウエブアドレスを打ち込むことによるか、ま
たはユーザのブラウザに(リンクをアクティブにするこ
とによって等)小売店のサイトを指示することにより、
小売店サイト54を訪問するため、顧客のPC58上の
インターネットブラウザを使用する。顧客62は、サイ
ト54上で小売店が販売している商品やサービスを選択
するために、顧客のブラウザを使用する。例えば、顧客
62は、購入する商品やサービスを選択する際、電子シ
ョッピングカートを使用してもよい。
【0057】一旦、顧客62が購入しようとして商品や
サービスを選択すると、顧客は、支払いを完了させる準
備ができていることを小売店のサイト54に示す。例え
ば、顧客62は、小売店サイト54に関連したウエブペ
ージ上に表示された“チェックアウト可能(Ready to C
heck Out)”ボタンを動作させるようにしてもよい。小
売店のサイトは、例えばそうであることを示す顧客のP
C58上のクッキー(cookie)を検出することにより、
顧客(50)が銀行50と関連しているかどうかを判断
する。他の実施形態において、小売店サイト54は、そ
の本人あることを示す顧客の名前やパスワードを要求す
ることにより、あるいは顧客がその銀行の顧客であるか
否かを示すよう顧客に求めることにより、あるいは他の
手段によって、顧客50が銀行50の顧客であることを
識別する。
【0058】顧客62に支払いを完了させる準備が完了
したことを小売店のサイト54が検出すると、小売店の
サイト54は、顧客のPC58で動作しているインター
ネットブラウザと対話(interactive)あるいは内部で動
作(run within)するため、顧客のPC58にコントロ
ールアプレットを送信する。他の実施形態において、コ
ントロールアプレットは、顧客のPCに予め送信されて
いてもよい。コントロールアプレットは、実行の際、小
売店のサイト54に対してではなく、銀行50に対して
与えられるであろう顧客のブラウザを使用する個人的な
顧客情報を、顧客62が提供できるように、銀行50に
よってプログラムされたものである。これら顧客情報に
は、顧客のクレジットカード番号、デビットカード番
号、銀行口座番号、PIN番号、口座残高が含まれる。
図示した実施形態において、アプレットは、個人的な顧
客情報を要求し、スマートカード64からそれを受信す
る。
【0059】スマートカード64は、スマートカードの
口座番号及び、現在利用できる残高の形式の顧客の個人
的な情報を含んでいる。他の例において、かかる顧客
(の個人的な情報は、ウエブ上のフォームにそれらの情
報を打ち込んだり、顧客の電子財布からそれらの情報を
要求して受信したり、顧客のPC58と通信を行なう銀
行50から顧客62に提供されたハードウエアからそれ
らの情報を要求し、受信したり、または他の手段によっ
て、顧客62から提供されるようにしてもよい。
【0060】個人的な顧客情報は、機密保持され(例え
ば暗号化され)、アプレットの機能により購入取引の一
部としてインターネット56を介して、小売店のサイト
54に伝送される。図示した実施形態において、小売店
サイト54は、自身が受信したデータから個人的な顧客
情報を読み取ることはできない。小売店のサイト54へ
の個人的な顧客情報伝送に関して、様々な暗号化規格を
使用してもよい。例えば、Secure Sockets Layer(SS
L)やプライベートキーを使用する他のプロトコルを使
用するようにしてもよい。図5に図示した実施形態で
は、送信された個人的な顧客データを読み取るための前
記キー又はその他の手段は、小売店サイト54に提供さ
れることはない。
【0061】小売店のサイト54が個人的な顧客情報及
び、取引に関連する他のデータ(例えば顧客の発送アド
レス、注文された商品やサービスの識別番号、顧客の電
子メールアドレス)を受信すると、小売店は小売店のサ
イト54が接続されているEFTインフラストラクチャ
52を使用して支払処理を実行する。例えば、小売店
は、銀行50により維持されている顧客62のスマート
カード口座から支払いを要求するためにEFTインフラ
ストラクチャ52を用いる。図示した実施形態におい
て、EFTインフラストラクチャ52は、支払処理を実
行するために用いられ、既存かつ従前のEFTインフラ
ストラクチャを備えている。
【0062】図4に示すように、小売店のサイト54か
ら銀行50へ送信された金融取引メッセージ40は、金
融取引データ42と個人データ44を有するISO85
83メッセージを備えている。当該個人データ44は、
スマートカード64からの個人的な顧客情報を含んでい
る。金融取引データ42は、銀行50への支払い要求及
び支払い銀行から小売店への受け取りを実行するのに必
要な標準的なデータを含んでいる。
【0063】銀行50は、金融取引メッセージ40を受
信し、金融取引データ領域42内に付与された通常のE
FTデータ及び、個人データ領域44に付与された個人
的な顧客情報との両方に基づいて支払取引を完了させ
る。銀行50は、個人データ領域中の顧客情報を解読
し、読み取るためのキー、または他の手段を有する。実
施形態において、銀行50は、個人データ領域中に個人
データを含むメッセージに、顧客のPC58へメッセー
ジを伝送する命令を埋め込んで、EFTインフラストラ
クチャ52を介して小売店サイト54に送信することに
より、顧客62に個人データを伝送するようにしてもよ
い。当該メッセージは、小売店のサイト54が前記個人
データを読み取れないように暗号化されている。顧客の
PCは、個人データを解読するのに必要なキーを含んで
いる。図示した実施形態において、小売店のウエブサイ
ト54は、そのようなキーを所有していない。
【0064】本発明の種々の目的を満たすために、種々
の実施形態について説明してきた。これらの実施形態
は、本発明の原理の単なる実例にすぎないことを認識さ
れたい。本発明の精神及び範囲に反することなく、種々
の修正や改良を行いうることは、当業者にとって容易に
理解可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施形態の概略図である。
【図2】図2は、本発明の他の実施形態の概略図であ
る。
【図3】図3は、本発明の実施形態に関するステップの
流れ図である。
【図4】図4は、本発明の実施形態で使用されるデータ
構造を示す図である。
【図5】図5は、本発明の他の実施形態の概略図であ
る。
フロントページの続き (71)出願人 500193732 1 Court Square, L. I.C., New York, New York 11120, U.S.A. (71)出願人 500066067 シティバンク,エヌ.エイ. Citibank, N.A. アメリカ合衆国 ニューヨーク州 10043, ニュー ヨーク,パーク アヴェニュー 399 399 Park Avenue, New York, New York 10043, U.S.A. (72)発明者 ゴードン ダブリュー. ザホリク アメリカ合衆国 ニュージャージー州 08088,サウスハンプトン,ニュー フリ ーダム ロード 203 (72)発明者 ジョン ダウニング 英国 バークス州 SL4 2PT,オー ルド ウインザー,サクソン ウェイ 27

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リモート取引端末においてホームバンク端
    末インターフェースの使用感をホームバンクの顧客に提
    供する方法であって:リモート取引端末において顧客識
    別データを受信するステップと;顧客識別データと関連
    づけられたサーバを特定するステップと;サーバからホ
    ーム取引端末インターフェースデータを要求するステッ
    プと;サーバからホーム取引端末インターフェースデー
    タを受信するステップと;リモート端末においてホーム
    端末インターフェースデータに応じたインターフェース
    を供給するステップと;を有すること、 を特徴とするもの。
  2. 【請求項2】請求項1の方法において、 前記サーバからホーム端末インターフェースデータを要
    求するステップは、ルーティングシステムを介してサー
    バと通信を行なうステップを有すること、 を特徴とするもの。
  3. 【請求項3】請求項2の方法において、 更に、前記サーバからのホーム端末インターフェースデ
    ータを要求するステップは、決済システムを介して前記
    サーバと通信を行なうステップを有すること、 を特徴とするもの。
  4. 【請求項4】請求項3の方法において、 前記決済システムは、金融機関の決済システムを備えた
    こと、 を特徴とするもの。
  5. 【請求項5】請求項4の方法において、 前記リモート端末は、ホームバンクとは地理的に離れた
    端末を備えること、 を特徴とするもの。
  6. 【請求項6】 請求項4の方法において、 前記リモート端末は、ATMを備えていること、 を特徴とするもの。
  7. 【請求項7】 請求項4の方法において、 前記サーバからの前記ホーム取引端末インターフェース
    データを受信するステップは、前記ホーム取引端末イン
    ターフェースデータを含む金融取引メッセージを受信す
    るステップを有すること、 を特徴とするもの。
  8. 【請求項8】請求項7の方法において、 前記金融取引メッセージは更に、金融取引データを備え
    ること、 を、特徴とするもの。
  9. 【請求項9】請求項8の方法において、 前記金融取引メッセージは、個人データ領域を備え、前
    記個人データ領域は、ホーム取引端末インターフェース
    データを含むこと、 を特徴とするもの。
  10. 【請求項10】 請求項8の方法において、 前記金融取引データは、顧客が要求する金融取引に関連
    するデータを備えること、 を特徴とするもの。
  11. 【請求項11】請求項8の方法において、 前記複数の金融取引メッセージが受信されること、 を特徴とするもの。
  12. 【請求項12】請求項6の方法において、 前記ホーム取引端末インターフェースデータは、ホーム
    バンク端末インターフェースのグラフィカルユーザイン
    ターフェースを記述するデータを備えること、 を特徴とするもの。
  13. 【請求項13】請求項6の方法において、 前記ホームバンク端末インターフェースは、ホームバン
    クATMインターフェースを備えること、 を特徴とするもの。
  14. 【請求項14】請求項6の方法において、 前記ホーム取引端末インターフェースデータは、顧客に
    関連する個人識別データ(biometrics data)を備えるこ
    と、 を特徴とするもの。
  15. 【請求項15】請求項6の方法において、 更に、前記ホーム取引端末インターフェースデータを暗
    号化するステップを有すること、 を特徴とするもの。
  16. 【請求項16】請求項4の方法において、 前記リモート端末は、スマートカードによる取引が実行
    可能な端末を備えること、 を特徴とするもの。
  17. 【請求項17】請求項8の方法において、 前記金融取引メッセージは、ISO8583規格による
    形式のメッセージを備えること、 を特徴とするもの。
  18. 【請求項18】請求項4の方法において、 前記リモート取引端末で顧客識別データを受信するステ
    ップは、ホームバンク顧客識別データを受信するステッ
    プを有すること、 を特徴とするもの。
  19. 【請求項19】請求項4の方法において、 前記サーバは、ホームバンクと関連づけられているこ
    と、 を特徴とするもの。
  20. 【請求項20】リモート取引端末と金融機関のホームデ
    ータセンタとの間で顧客に関するメッセージを通信する
    ための方法であって:前記リモート取引端末において顧
    客から顧客情報を受信するステップと;前記顧客情報か
    ら前記顧客及び顧客のホーム取引端末インターフェース
    に関するデータを記憶するホームデータセンタの場所を
    自動的に識別するステップと;金融機関のルーティング
    及び決済システムを介して、リモート取引端末からホー
    ムデータセンタに対し顧客に関する識別情報を自動的に
    移送するステップと;ルーティング及び決済システムを
    介してホームデータセンタからリモート取引端末に対し
    顧客のホーム取引端末インターフェースデータに関する
    メッセージを自動的に移送するステップと;備え、前記
    メッセージは金融データ及び顧客に関する一般データを
    含むこと、 を特徴とするもの。
  21. 【請求項21】請求項20の方法において、 前記ルーティング及び決済システムを介してホームデー
    タセンタからリモート取引端末に対し、顧客のホーム取
    引端末インターフェースデータに関連するメッセージを
    自動移送するステップは、個人データ領域を含むISO
    8583プロトコルを使用すること、 を特徴とするもの。
  22. 【請求項22】請求項21の方法において、 前記メッセージプロトコルが、前記金融データの移送に
    使用され、個人データ領域は、一般データの移送に使用
    されること、 を特徴とするもの。
  23. 【請求項23】ホームバンク端末インターフェースの使
    用感を顧客に提供する方法であって:金融機関のルーテ
    ィングシステムにおいて、リモート端末から顧客識別デ
    ータを受信するステップと;金融機関のルーティングシ
    ステムからサーバに対し顧客識別データを送信するステ
    ップと;金融機関のルーティングシステムにおいてサー
    バから顧客識別データと関連するホーム取引端末インタ
    ーフェースデータを受信するステップと;金融機関のル
    ーティングシステムからリモート端末に対しホーム取引
    端末インターフェースデータを送信するステップと;備
    えたこと、 を特徴とするもの。
  24. 【請求項24】請求項23の方法において、 前記金融機関ルーティングシステムからリモート端末に
    対しホーム取引端末インターフェースデータを送信する
    ステップは、ホーム取引端末インターフェースデータを
    含むメッセージを送信するステップを有すること、 を特徴とするもの。
  25. 【請求項25】請求項24の方法において、 前記メッセージは更に、金融取引データを含むこと、 を特徴とするもの。
  26. 【請求項26】請求項25の方法において、 前記ホーム取引端末インターフェースデータは、前記メ
    ッセージの個人データ領域に含まれること、 を特徴とするもの。
  27. 【請求項27】リモート取引端末においてホームバンク
    端末インターフェースの使用感をホームバンクの顧客に
    提供するシステムであって:顧客識別データ受信手段
    と;顧客識別データと関連するサーバを識別する手段
    と;サーバからホーム取引端末インターフェースデータ
    を要求する手段と;サーバからホーム取引端末インター
    フェースデータを受信する手段と;リモート端末におい
    てホームの端末インターフェースデータに応じたインタ
    ーフェースを提供する手段と;を備えたこと、 を特徴とするもの。
  28. 【請求項28】請求項27のシステムにおいて、 前記顧客識別データ受信手段は、前記リモート端末を備
    えたこと、 を特徴とするもの。
  29. 【請求項29】請求項28のシステムにおいて、 前記リモート端末はATMであること、 を特徴とするもの。
  30. 【請求項30】請求項27のシステムにおいて、 前記顧客識別データと提携するサーバを識別する手段
    は、データベースを備えたこと、 を特徴とするもの。
  31. 【請求項31】請求項27のシステムにおいて、 前記サーバからホーム取引端末インターフェースデータ
    を要求する手段は、金融機関の決済システムを備えたこ
    と、 を特徴とするもの。
  32. 【請求項32】請求項31のシステムにおいて、 前記サーバからホーム取引端末インターフェースデータ
    を受信する手段は、金融機関の決済システムを備えたこ
    と、 を特徴とするもの。
  33. 【請求項33】請求項27のシステムにおいて、 前記ホームの端末インターフェースデータに応じたイン
    ターフェースを提供する手段は、前記リモート端末を備
    えるたこと、 を特徴とするもの。
  34. 【請求項34】リモート取引端末と金融機関のホームデ
    ータセンタとの間で顧客に関するメッセージを通信する
    ためのシステムであって:リモート取引端末において顧
    客から顧客情報を受信する手段と;顧客情報から顧客及
    び顧客のホーム取引端末インターフェースに関するデー
    タを記憶するホームデータセンタの場所とを自動的に識
    別する手段と;金融機関のルーティング及び決済システ
    ムを介して、リモート取引端末からホームデータセンタ
    に対し顧客の識別情報を自動的に移送する手段と;ルー
    ティング及び決済システムを介して、ホームデータセン
    タからリモート取引端末に対し顧客のホーム取引端末イ
    ンターフェースデータに関するメッセージを自動的に移
    送する手段であって、前記メッセージは金融データ及び
    顧客に関する一般データとを含むもの;を備えたこと、 を特徴とするもの。
  35. 【請求項35】請求項34のシステムにおいて、 前記リモート取引端末において顧客から顧客情報を受信
    する手段は、銀行カードリーダを備えたこと、 を特徴とするもの。
  36. 【請求項36】請求項34の方システムおいて、 前記顧客及び、顧客情報から顧客のホーム取引端末イン
    ターフェースに関するデータを記憶するホームデータセ
    ンタの場所とを自動的に識別する手段は、データベース
    とプロセッサを備えたこと、 を特徴とするもの。
  37. 【請求項37】請求項34のシステムにおいて、 前記リモート取引端末からホームデータセンタに対し顧
    客に関する識別情報を自動移送する手段は、金融機関の
    ルーティング及び決済システムを備えたこと、を特徴と
    するもの。
  38. 【請求項38】請求項34のシステムにおいて、 前記ホームデータセンタからリモート取引端末に対し顧
    客のホーム取引端末インターフェースデータに関連する
    メッセージを自動移送する手段は、 前記ルーティング
    及び決済システムを備えたこと、 を特徴とするもの。
  39. 【請求項39】金融ネットワークにおける通信方法であ
    って:金融機関のルーティングシステムを介し金融取引
    メッセージを送信するステップを有しており、前記金融
    取引メッセージは、金融取引データ領域及び個人データ
    領域とを備え、前記個人データ領域は、顧客情報を備え
    ていること、 を特徴とするもの。
  40. 【請求項40】請求項39の方法において、 前記ルーティングシステムは、ルーティング及び決済シ
    ステムを備えたこと、を特徴とするもの。
  41. 【請求項41】請求項39の方法において、 前記ルーティングシステムは、電子資金振替(EFT)
    インフラストラクチャを備えたこと、 を特徴とするもの。
  42. 【請求項42】金融取引メッセージであって;金融取引
    データ領域及び個人データ領域とを備えており、前記個
    人データ領域は、顧客情報を備えるたこと、 を特徴とするもの。
  43. 【請求項43】請求項42のメッセージにおいて、 前記メッセージは、ISO8583規格形式のメッセー
    ジを備えたこと、 を特徴とするもの。
  44. 【請求項44】請求項43のメッセージにおいて、 前記個人データ領域は、メッセージの拡張領域を備えた
    こと、 を特徴とするもの。
  45. 【請求項45】インターネット上の取引における通信方
    法であって:ウエブ小売店のサイトにコントロールアプ
    レットを供給するステップと;コンピュータネットワー
    クと通信可能なインターネット支払いを実行する手段を
    顧客に提供するステップと;ウエブ小売店のサイトから
    の個人データを備えるメッセージを受信するステップ
    と;を有し、前記個人データは、コマンドアプレットに
    よる指示に応答して顧客からウエブ小売店のサイトに供
    給される機密が保持された顧客情報を含んでいること、 を特徴とするもの。
  46. 【請求項46】請求項45の方法において、 前記インターネット支払いを実行する手段は、スマート
    カードを備えたこと、 を特徴とするもの。
  47. 【請求項47】請求項46の方法において、 前記インターネット支払いを実行する手段は更に、スマ
    ートカードリーダを備えたこと、 を特徴とするもの。
  48. 【請求項48】請求項45の方法において、 前記インターネット支払いを実行する手段は、パーソナ
    ルコンピュータ、ATMカード、ATMカードリーダの
    うちの少なくともひとつを備えたこと、 を特徴とするもの。
  49. 【請求項49】請求項45の方法において、 前記アプレットは、ウエブ小売店のサイトから顧客に提
    供されること、 を、特徴とするもの。
  50. 【請求項50】請求項45の方法において、 前記コンピュータネットワークは、インターネットを含
    むこと、 を特徴とするもの。
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