JP2000346763A - 循環式ベントス自動ふるい装置 - Google Patents
循環式ベントス自動ふるい装置Info
- Publication number
- JP2000346763A JP2000346763A JP11190864A JP19086499A JP2000346763A JP 2000346763 A JP2000346763 A JP 2000346763A JP 11190864 A JP11190864 A JP 11190864A JP 19086499 A JP19086499 A JP 19086499A JP 2000346763 A JP2000346763 A JP 2000346763A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mud
- seawater
- benthos
- sieve
- vents
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベントス（底生生物）採集時のふるい
作業の時間短縮、精度向上、作業者数の減少、作業者の
疲労度の軽減及び泥水排出による海面汚損の防止。 【解決手段】 エアーコンプレッサー適正選択による
ベントス吸引能力の向上、ステンレスメッシュ上のふる
い能力の向上（振動機設置も考慮）、底質容器と自動ふ
るい器の間の循環能力の向上（適正配管による）、装置
全体のコンパクト化、軽量化、及び捨泥用容器による残
存汚泥処理。
作業の時間短縮、精度向上、作業者数の減少、作業者の
疲労度の軽減及び泥水排出による海面汚損の防止。 【解決手段】 エアーコンプレッサー適正選択による
ベントス吸引能力の向上、ステンレスメッシュ上のふる
い能力の向上（振動機設置も考慮）、底質容器と自動ふ
るい器の間の循環能力の向上（適正配管による）、装置
全体のコンパクト化、軽量化、及び捨泥用容器による残
存汚泥処理。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は循環式ベントス自
動ふるい装置に関する。
動ふるい装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ベントスの採集は従来よりグラブ採泥器
による採泥と、船上の人手によるふるい作業の一連の作
業の中で行われている。この人手によるふるい作業は通
常２人作業で且つ長時間を要することや、海面上で泥を
ふるい流す際にベントス自体を流失することや、作業者
の疲労度が大きいこと並びに海面上に泥水を流して海面
を汚損するなど多くの問題点がある。
による採泥と、船上の人手によるふるい作業の一連の作
業の中で行われている。この人手によるふるい作業は通
常２人作業で且つ長時間を要することや、海面上で泥を
ふるい流す際にベントス自体を流失することや、作業者
の疲労度が大きいこと並びに海面上に泥水を流して海面
を汚損するなど多くの問題点がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
問題点を解消する循環式ベントス自動ふるい装置を提供
することを目的とする。
問題点を解消する循環式ベントス自動ふるい装置を提供
することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は底質容器、泥吸引器、ベントス自動ふる
い器、エアーコンプレッサーおよびそれらを連結する配
管の５つの部分より構成されることを特徴とする。
め、この発明は底質容器、泥吸引器、ベントス自動ふる
い器、エアーコンプレッサーおよびそれらを連結する配
管の５つの部分より構成されることを特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】この循環式ベントス自動ふるい装
置によって、従来人力で行われたふるい作業に比べて、
ふるい時間の短縮、ふるい精度の向上、作業者数の減
少、作業者の疲労度の軽減ができ、さらに泥水による海
面汚損を防止することができる。
置によって、従来人力で行われたふるい作業に比べて、
ふるい時間の短縮、ふるい精度の向上、作業者数の減
少、作業者の疲労度の軽減ができ、さらに泥水による海
面汚損を防止することができる。
【０００６】
【実施例】図１で、１は底質容器、２は泥吸引器、６は
エアーコンプレッサー、７はエアー配管ホース、８は泥
・海水吸引管、９はベントス自動ふるい器、１０はステ
ンレスメッシュであり、３の泥及び４の海水の混合体を
コンプレスエアーにより吸引し、１４の海水排出口から
海水を底質容器にもどし、また１０のステレスメッシュ
上に残された１１ベントスを採集し、さらに１５泥取出
口から残存汚泥を取り出す一連の機能を有する全体装置
図を示している。図２及び図３で底質容器の構造を示
し、２泥吸引器で泥・海水混合体を、１７圧縮空気吹き
出し部から吹き出された圧縮空気により吸引することが
できる。図４及び図５でベントス自動ふるい器の構造を
示し、２泥吸引器により吸引された泥・海水混合体を８
泥・海水吸引管によりベントス自動ふるい器の１０ステ
ンレスメッシュ上まで運び、ここでベントスを１ｍｍス
テンレスメッシュ上に残し、海水及び１ｍｍ未満の泥質
はステンレスメッシュを透過し海水は海水排出口を経由
して底質容器にもどし、１ｍｍ未満の泥質は残存汚泥と
して下部の１５泥取出口上に残し、ベントスの採集が終
了した時点で、捨泥容器を用いて再び海底にもどすこと
ができる。
エアーコンプレッサー、７はエアー配管ホース、８は泥
・海水吸引管、９はベントス自動ふるい器、１０はステ
ンレスメッシュであり、３の泥及び４の海水の混合体を
コンプレスエアーにより吸引し、１４の海水排出口から
海水を底質容器にもどし、また１０のステレスメッシュ
上に残された１１ベントスを採集し、さらに１５泥取出
口から残存汚泥を取り出す一連の機能を有する全体装置
図を示している。図２及び図３で底質容器の構造を示
し、２泥吸引器で泥・海水混合体を、１７圧縮空気吹き
出し部から吹き出された圧縮空気により吸引することが
できる。図４及び図５でベントス自動ふるい器の構造を
示し、２泥吸引器により吸引された泥・海水混合体を８
泥・海水吸引管によりベントス自動ふるい器の１０ステ
ンレスメッシュ上まで運び、ここでベントスを１ｍｍス
テンレスメッシュ上に残し、海水及び１ｍｍ未満の泥質
はステンレスメッシュを透過し海水は海水排出口を経由
して底質容器にもどし、１ｍｍ未満の泥質は残存汚泥と
して下部の１５泥取出口上に残し、ベントスの採集が終
了した時点で、捨泥容器を用いて再び海底にもどすこと
ができる。
【０００７】
【発明の効果】この発明は前記のように構成され、海底
のベントス（底生生物）の従来の人力によるふるい作業
を完全自動化することにより、下記の効果を有する。 （１）ふるい時間の短縮（従来３０分／１地点→１０分
／１地点へ短縮） （２）ふるい精度の向上〔従来７０％（流失ロス３０
％）→１００％へ向上〕 （３）作業者数の減少（従来２人作業→１人作業） （４）作業者の疲労度の減少（人力作業→機械自動化） （５）泥水排出による海面汚損の防止（ふるい後の泥は
海底へもどす）
のベントス（底生生物）の従来の人力によるふるい作業
を完全自動化することにより、下記の効果を有する。 （１）ふるい時間の短縮（従来３０分／１地点→１０分
／１地点へ短縮） （２）ふるい精度の向上〔従来７０％（流失ロス３０
％）→１００％へ向上〕 （３）作業者数の減少（従来２人作業→１人作業） （４）作業者の疲労度の減少（人力作業→機械自動化） （５）泥水排出による海面汚損の防止（ふるい後の泥は
海底へもどす）
【図１】循環式ベントス自動ふるい装置全体図
【図２】底質容器側面断面図
【図３】底質容器平面図
【図４】ベントス自動ふるい器側面図
【図５】ベントス自動ふるい器平面図
１…底質容器、２…泥吸引器、３…泥、４…海水 ５…蓋、６…エアーコンプレッサー、７…エアー配管ホ
ース ８…泥・海水吸引管、９…ベントス自動ふるい器 １０…ステンレスメッシュ、１１…ベントス、１２…海
水面 １３…残存汚泥、１４…海水排出口、１５…泥取出口 １６…空気逃しパイプ、１７…圧縮空気吹き出し部 １８…泥・海水混合体、１９…船上デッキ面、２０…支
脚 ２１…圧縮空気、２２…海水管
ース ８…泥・海水吸引管、９…ベントス自動ふるい器 １０…ステンレスメッシュ、１１…ベントス、１２…海
水面 １３…残存汚泥、１４…海水排出口、１５…泥取出口 １６…空気逃しパイプ、１７…圧縮空気吹き出し部 １８…泥・海水混合体、１９…船上デッキ面、２０…支
脚 ２１…圧縮空気、２２…海水管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ０１Ｄ 29/04 ５１０Ｃ ５３０Ｄ
Claims (1)
- 【請求項１】 採泥器により採取した泥を船上の底質容
器の中に移し、あと海水と混合してこの混合体を圧縮空
気により吸引し、ベントス自動ふるい器の中のステンレ
スメッシュに送り、ここでふるいにかけてベントスを採
集するものである。この底質容器とベントス自動ふるい
器は配管により閉回路となっており、ふるいが終了した
海水は再び底質容器の中にもどり、再び泥と一緒になっ
てふるい器にもどる、これを繰り返しながらふるいを完
了することを特徴とする循環式ベントス自動ふるい装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11190864A JP2000346763A (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | 循環式ベントス自動ふるい装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11190864A JP2000346763A (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | 循環式ベントス自動ふるい装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000346763A true JP2000346763A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=16265044
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11190864A Pending JP2000346763A (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | 循環式ベントス自動ふるい装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000346763A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITPD20100019A1 (it) * | 2010-01-29 | 2011-07-30 | Istituto Naz Di Oceanografia E Di Geofisica | Dispositivo e procedimento per disgregare campioni di sedimento di fondali acquatici |
| CN105319084A (zh) * | 2015-10-28 | 2016-02-10 | 中国水产科学研究院淡水渔业研究中心 | 一种底泥沉积物收集装置 |
| CN105424415A (zh) * | 2015-11-11 | 2016-03-23 | 南京大学 | 一种水生生物样品在线自动采集及保存装置 |
| CN107469990A (zh) * | 2017-09-30 | 2017-12-15 | 犹银俊 | 多功能研磨棒及研磨装置 |
| CN114018011A (zh) * | 2021-11-23 | 2022-02-08 | 江苏乾禧环保科技有限公司 | 一种城市生活垃圾干燥装置及其使用方法 |
-
1999
- 1999-06-01 JP JP11190864A patent/JP2000346763A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITPD20100019A1 (it) * | 2010-01-29 | 2011-07-30 | Istituto Naz Di Oceanografia E Di Geofisica | Dispositivo e procedimento per disgregare campioni di sedimento di fondali acquatici |
| EP2359937A3 (en) * | 2010-01-29 | 2012-12-19 | Istituto Nazionale di Oceanografia e di Geofisica Sperimentale | Device and method for disgregating samples of water depth sediments |
| CN105319084A (zh) * | 2015-10-28 | 2016-02-10 | 中国水产科学研究院淡水渔业研究中心 | 一种底泥沉积物收集装置 |
| CN105424415A (zh) * | 2015-11-11 | 2016-03-23 | 南京大学 | 一种水生生物样品在线自动采集及保存装置 |
| CN105424415B (zh) * | 2015-11-11 | 2018-02-13 | 南京大学 | 一种水生生物样品在线自动采集及保存装置 |
| CN107469990A (zh) * | 2017-09-30 | 2017-12-15 | 犹银俊 | 多功能研磨棒及研磨装置 |
| CN114018011A (zh) * | 2021-11-23 | 2022-02-08 | 江苏乾禧环保科技有限公司 | 一种城市生活垃圾干燥装置及其使用方法 |
| CN114018011B (zh) * | 2021-11-23 | 2022-11-25 | 江苏乾禧环保科技有限公司 | 一种城市生活垃圾干燥装置及其使用方法 |
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