JP2000346620A - 膜厚測定方法とその装置およびそれを用いたエッチング装置 - Google Patents

膜厚測定方法とその装置およびそれを用いたエッチング装置

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JP2000346620A
JP2000346620A JP11162629A JP16262999A JP2000346620A JP 2000346620 A JP2000346620 A JP 2000346620A JP 11162629 A JP11162629 A JP 11162629A JP 16262999 A JP16262999 A JP 16262999A JP 2000346620 A JP2000346620 A JP 2000346620A
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Yasuo Kanezashi
康雄 金指
Minoru Inomoto
実 井ノ本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定対象とする周期信号を乱して測定精度を
低下させる特定の膜表面からの反射光に起因する干渉周
期成分を排除し、膜厚変化の測定精度を向上させた高精
度な膜厚の測定方法と装置を提供する。 【解決手段】 最上面薄膜と空気の境界に対して、光源
31からブリュースタ角を満たす入射角で光を入射さ
せ、特定膜面である最上面の薄膜上では干渉波形の変調
の原因となる反射光を全く生じさせないで光センサ34
で受光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多層膜の厚み変化を
計測する膜厚測定方法等で、特に、目的の周期信号を乱
して測定精度を低下させる特定の膜表面からの反射光に
起因する干渉周期成分を排除し、膜厚変化の測定精度を
向上させる高精度に膜厚を測定する方法と装置及びそれ
を用いたエッチング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多層膜の厚み変化を計測する膜厚
測定方法で用いられている装置では、通常、無偏光状態
のプローブ光を測定対象とされる多層膜に照射し、膜厚
が時間的に変化する際に生ずる干渉信号を光センサで電
気信号に変換している。その結果を表示あるいはソフト
ウエア処理によってノイズ除去、補正、後処理などを行
って膜厚計算および表示を行っていた。
【0003】なお、その際に用いられる各膜内の繰り返
し反射を考慮した多層膜千渉による振幅反射率は以下の
式によって表わされる。
【数1】 n: 膜総数 j: 各膜表面のフレネル係数 δ: 位相量(=2π/λ×光路差) また、膜厚の時間的変化を光センサで観察する場合には
上式の振幅反射率の代わりに、それの2乗で表わされる
強度反射率の時系列データとして観察される。時系列的
干渉波形が選らばれた後の処理については各装置、方法
によって異なってくるが、例えば、図6に示すように、
干渉波形の干渉強度の経時的に発生する極大点と極小点
をカウントすることによって、時間毎の測定対象の薄膜
の変化量を算出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような方法では、図7に示すように測定対象となる膜以
外の特定の膜厚が変化してしまう場合、測定対象となる
膜の反射光と干渉基準膜面との干渉波形に、特定膜から
の反射光と干渉基準膜面からの反射光に起因する干渉信
号が変調として重畳してしまう。そのため、それがノイ
ズとして作用し、ノイズの影響により変調がかかること
によって本来明瞭であった極点(極大点と極小点)が不
明瞭になったり、極点そのものの位置がずれたりする。
【0005】特に極点位置を基に膜厚算出を行う場合に
は、図8に示すように、極点そのものの位置ずれが時間
とともに発生して、測定精度に直接影響するため精密な
測定が困難である。
【0006】従来、これを避けるために時系列データで
ある干渉信号を、図示しないFIR(Finite I
mpulse Response Filter)やI
IR等の、ハイパスデジタルフィルタに通して変調成分
の影響を排除する処理を行っていた。しかしながら、ハ
イパスフィルタによる信号処理は変調成分の低減には効
果的であるが、反面、入出力間に時間遅れが発生するた
め、干渉信号変化に基づいたリアルタイム処理を行う際
には、それが欠点となり不適当である。
【0007】本発明はこれらの事情にもとづいて成され
たもので、測定対象とする周期信号を乱して測定精度を
低下させる特定の膜表面からの反射光に起因する干渉周
期成分を排除し、膜厚変化の測定精度を向上させた高精
度に膜厚を測定する方法と装置及びそれを用いたエッチ
ング装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による手
段によれば、光源からの測定光を測定対象の膜に照射
し、この膜からの干渉光を光センサで受光し、それを用
いて前記膜の時間的変化を測定する膜厚測定方法におい
て前記測定光は、前記膜に対してブリュースター角を満
足していることを特徴とする膜厚測定方法である。
【0009】また請求項2の発明による手段によれば、
前記光センサで受光した信号は、増幅器と微分器で処理
された後にゼロクロスカウンタで極点がカウントされる
ことを特徴とする膜厚測定方法である。
【0010】また請求項3の発明による手段によれば、
前記ゼロクロスウンタで極点の数をカウントし、所定回
数になったら信号を出力することを特徴とする膜厚測定
方法である。
【0011】また請求項4の発明による手段によれば、
測定光を測定対象の膜に照射する光源と、前記膜からの
干渉光を受光する光センサとを具備し、前記光センサか
らの信号にもとづいて前記膜の時間的変化を測定する膜
厚測定装置において前記測定光は、前記膜に対してブリ
ュースター角を満足していることを特徴とする膜厚測定
装置である。
【0012】また請求項5の発明による手段によれば、
前記光センサは、出力側に増幅器を接続し、この増幅器
は出力側に微分器を接続し、この微分器は出力側にゼロ
クロスカウンタを接続していることを特徴とする膜厚測
定装置である。
【0013】また請求項6の発明による手段によれば、
上記に記載の膜厚測定装置を用いていることを特徴とす
るエッチング装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】まず、本発明の高精度干渉膜厚測
定方法に用いた光束干渉法の原理について説明する。
【0015】図1に示すように、基板Ns上に厚さhの
透明膜Ncを成長させ、これが空気等の媒質Noの中に
存在する場合について説明すると、反射顕微鏡の平行光
線下で、点Aに焦点を合わせた場合、Sを出発した光は
点Aで一部反射され、対物レンズDEを通り、焦平面上
のP点で点Aの像を結ぶ、入射した光は媒質Noと透明
膜Ncの界面で一部反射されるが、大部分の光は透明膜
Ncの底面に達し、そこでも一部反射される。したがっ
て、B点て反射された光は、対物レンズを通り、焦平面
上で点Aの像と重ね合わされ、その結果干渉効果が生ず
る干渉条件としては、図1で明らかなように、A点で反
射された光と、B点で反射された光では、結像時にAN
に相当する光路差(Δl)を生じている。干渉条件は、
この光路差に直接左右されるので、干渉条件は以下のよ
うになる。
【0016】ここで AB=BC=h/cosθ´ (1) AN=ACsinθ=2htanθ´sinθ (2) である。また、スネルの法則により nsinθ´=nsinθ (3) が得られる。ここに、n、nは、それぞれNc、N
oの屈折率を示している。
【0017】式(1)〜(3)より、光路差Δlは Δl=2nhcosθ´ (4) と導かれる。光の波長λに対する相対比、つまり位相差
Δφで表現すると Δφ=(4π/λ)nhcosθ´ (5) が得られる。
【0018】光は屈折率の異なる物質界面で反射された
とき、位相がπだけずれることを考慮して、焦平面上の
P点での像は、次の場合に2波が重なり合い、最大の強
度を持ち明るくなる。
【0019】 2nhcosθ´±(λ/2)=mλ m=0,1,2… (6) また 2nhcosθ´±(λ/2)=mλ m=1/2,3/2,5/2… (7) のときには、2波が干渉時に打ち消し合い、P点では最
小の強度を持ち暗くなる。したがって、この薄膜が平行
光線で照明されるならば、点Pを含む焦平面上には、式
(6)、(7)の条件に応じて、一般に明暗の縞模様が
形成される。
【0020】この原理を用いて、時間とともに変動する
膜厚を測定する場合、図2(a)に示すように光源LS
から測定光を薄膜hの上面に照射し、薄膜hの上面と下
面との反射を利用し、レンズlの焦平面上に光センサS
を置き干渉強度を時間とともに記録し測定する。図2
(b)に示すように、隣り合う最小強度の間隔は、式
(7)より、 (λ/2)ncosθ に対応するから容易に厚さの変化を測定することができ
る。
【0021】これらの原理を基本とした高精度干渉膜厚
測定方法では、より高精度に膜厚を測定するために膜面
からの反射を抑えている。すなわち、測定に際して変調
の基となる特定膜面を多層膜最上面と仮定した場合、こ
の膜面からの反射を押さえる方法は、最上面の法線と入
射光で作られる面を入射面とし、入射面と平行な方向に
磁場の振動方向を持つ成分をP偏光、これと垂直方向に
磁場振動面を持つ成分をS偏光とし、さらに最上面薄膜
と触れている媒質が空気であるとし、この屈折率を
、最上面薄膜の屈折率をnとした場合、入射角が
特定の条件を満たせばP偏光の反射率がゼロになること
が知られている。この角度iはブリュースター角と呼ば
れ、以下の式で定義されている。
【0022】i=tan−l(n/n) ここで最上面薄膜と空気の境界に対して上式を満たす入
射角でプローブ光を入射させると特定膜面である最上面
の薄膜上では干渉波形の変調の原因となる反射光を全く
生じない。
【0023】これにより目的の信号に重畳する変調を根
本的に排除することが可能になり、高精度な膜厚測定を
可能とするとともに電気的なフィルタリングを行った際
に発生するような測定時間遅れが生じないために、リア
ルタイム処理が可能となる。
【0024】次に、本発明の実施の形態をエッチング装
置に適用した場合について図面を参照して説明する。ま
ず、プラズマ処理(エッチング)装置について説明す
る。
【0025】図3はプラズマ処理(エッチング)装置の
概略断面図である。このプラズマ処理装置の処理室1
は、アルミニウム等の材質で気密構造で電気的に接地さ
れ、底部にはセラミック等の絶縁板2を介して支持台3
が設けられている。この絶縁板2は、処理室1と支持台
3とを電気的に絶縁している。
【0026】支持台3の内部には、冷却ジャケットなど
の冷却室4が設けられ、この冷却室4には、支持台3を
所望の温度に冷却するための冷媒が循環可能なように、
冷媒を導入する冷媒導入管5と冷媒を排出する冷媒排出
管6が接続されている。
【0027】支持台3の上面には、アルミニウム等の材
質からなる下部電極7が着脱可能に設けられている。こ
の下部電極7の上面には、被処理体である、例えば半導
体のウエハWをクーロン力により吸着保持する静電チャ
ック8が設けられている。この静電チャック8は、例え
ば電解箔銅からなる導電層8aを両側から、例えばポリ
イミドフイルムやセラミックからなる絶縁層8bで挟ん
で接着剤により接着された構成となっている。導電層8
aには、供給リード線9を介して処理室1の外部に設け
られた直流電源10が接続され、この直流電源10によ
り導電層8aに静電チャック用の直流電圧を印加する
と、分極によるクーロン力よって基板は静電チヤツク8
上に吸着保持される。そして、下部電極7には、処理室
1の外部に設けられている高周波電源11からの、例え
ば周波数13.56MHzの高周波電力が、マッチング
回路12、ブロッキングコンデンサ13をそれぞれ介し
て、電力供給線14によって供給される。
【0028】支持台3および下部電極7には、冷却室4
の温度を基板に伝達する伝熱媒体、例えば不活性ガスの
へリウムガスを伝熱ガス供給源15から供給するための
伝熱ガス供給路16が設けられている。この伝熱ガス供
給路16は、下部電極7の内部に設けられた伝熱ガス分
散室17を介して、下部電極7および静電チャック8内
を貫通して多数設けられた伝熱ガス流出路18に通じて
いる。すなわち、伝熱ガス供給源15からの伝熱ガス
は、伝熱ガス供給路16を通り、一旦、伝熱ガス分散室
17に入り、その後、伝熱ガス流出路18にそれぞれ分
岐し、静電チャック8表面上に設けられた伝熱ガス吹き
出し口19より静電チャック8の上面に載置されたウエ
ハWの裏面に供給される構成となっている。そして、こ
のようにウエハWの裏面に供給される伝熱ガスは、下部
電極7の熱を効率良くウエハWに伝達する。
【0029】すなわち、処理室1の内部が真空雰囲気で
あっても、ウエハWに支持台3の熱を伝達することがで
きる。また、より効率よく支持台3の熱をウエハWに伝
達するためには、支持台3と下部電極7との間の間隙に
上記と同様に伝熱ガスを供給することが望ましい。
【0030】また、下部電極7の上端周縁部には、被処
理体30を囲むようにして環状のフォーカスリング20
が設けられている。このフォーカスリング20は、絶縁
材料もしくは導電性材料、例えばSiCやCなどから選
択して設けられ、プラズマ領域を調整するために用いら
れる。
【0031】一方、処理室1の内部の上方には、この処
理室1とは電気的に絶縁されている上部電極21が配設
されている。この上部電極21の内部には処理ガス拡散
室22が形成され、この処理ガス拡散室22の中央部に
は、ゲートバルブ23を介してガス供給管24が接続さ
れている。そして、このガス供給管24は、ガス供給源
25に接続されており、このガス供給源25とゲートバ
ルブ23の間には、マスフローコントローラ26が設け
られ所望の流量の所定の処理ガスを処理ガス拡散室22
に供給できるようになっている。
【0032】上部電極21の下側には、処理ガス拡散室
22内から処理ガスを処理室1内に導入するためのガス
供給孔27が形成されている。
【0033】次に、上述のエッチング装置での測定対象
となる薄膜のエッチング終了ポイントの検出について説
明する。
【0034】図4は本発明の高精度干渉膜厚測定方法の
模式図である。すなわち、処理室1a内の静電チャック
8aにはウエハWが保持されている。また、処理室1a
には測定光が透過できる程度の入光用と出光用の小窓3
0a、30bが形成されている。処理室1aの外部に
は、光源側には、入光用小窓30aに向って光軸上に順
次、光源31、コリメータ32、偏光子(偏光フィル
タ)33が設けられている。一方、光センサ34側に
は、出光用小窓30bから光センサ34に向って集光光
学系35、光センサ34が設けられている。
【0035】これらの構成により、光源31からの光を
コリメータ32によって平行光に整え、偏光フィルタ3
3によってP偏光のみを取り出した後、処理室1aの入
光用小窓30aを通して、静電チャック8aに保持され
ているウエハWの表面に照射する。照射の際のウエハW
に対する照射角度は変調膜と雰囲気の反応ガスの屈折率
から求められたブリュースター角に設定してあるため、
照射された光はウエハWに形成された干渉基準面S1
(この面の位置は変化しない)と、測定対象膜面S2
(エッチングによつて膜厚が減少する。この位置を測定
する)の各面で反射する。
【0036】ただし、本来ならば変調膜面S3(エッチ
ングによつて膜厚が減少する)でも反射を起こすが、こ
の膜面S3に対しての照射光がブリュースター角を満足
しているため、この膜面S3での反射は起こらない。こ
のため集光光学系35を通して光センサ34に入射する
光は、干渉基準面S1と測定対象膜面S2の2面からの
光および面間の繰り返し反射光となる。
【0037】また、光センサに入光した信号は、図5に
示すような手順で処理される。すなわち、光センサ34
ではエッチングによる対象膜の後退に応じた干渉信号が
時系列的に得られる。光センサ34から出力された信号
は増幅器36を通して微分器37に入力され、極点位置
をゼロクロス点に置き換えられる。なお、極点位置の間
隔は前述のように[(λ/2)ncosθ]波長の長
さであるからそれにより、極点位置の数をカウントすれ
ば長さが測定できる。
【0038】微分器37からの信号はゼロクロスカウン
タ38によってカウントされ、予め設定されたカウント
数に達すると所定の膜厚になるので、その際に、エッチ
ング終了信号をエッチング装置に送り、エッチング装置
の処理を終了させることができる。
【0039】なお、光源にはレーザ発振器、放電管、フ
ィラメント等任意に選択して用いることが可能である。
【0040】また、偏光子を挿入する位置については、
光路中の任意の箇所に挿入することができる。
【0041】また、光源に偏光特性を有するもの、例え
ば直線偏光レーザを使用する場合には偏光子を用いる必
要はない。
【0042】また、光源自身が直進性を有する場合には
コリメータは必ずしも用いなくてもよい。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、光の干渉現象を利用し
て多層膜の厚みの時間的変化を測定する方法と装置及び
それを用いたエッチング装置で、測定対象とする周期信
号を乱して測定精度を低下させる特定の膜表面からの反
射光に起因する干渉周期成分を排除し、対象となってい
る膜表面からの信号を安定して求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光束干渉法の原理の説明図。
【図2】(a)光束干渉法により時間とともに変動する
膜厚測定の説明図、(b)同干渉による光度の強度変化
のグラフ。
【図3】プラズマ処理(エッチング)装置の概略断面
図。
【図4】本発明の高精度干渉膜厚測定方法の模式図。
【図5】本発明の高精度干渉膜厚測定方法の信号処理の
ブロック図。
【図6】干渉波形の干渉強度の経時的に発生する極大点
と極小点のグラフ。
【図7】特定膜からの反射光に干渉基準膜面からの反射
光に起因する干渉信号が重畳する場合の説明図。
【図8】極点の位置ずれを説明するグラフ。
【符号の説明】
1、1a…処理室、8、8a…静電チャック、31…光
源、32…コリメータ、33…偏光子、34…光セン
サ、35…集光光学系

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの測定光を測定対象の膜に照射
    し、この膜からの干渉光を光センサで受光し、それを用
    いて前記膜の時間的変化を測定する膜厚測定方法におい
    て 前記測定光は、前記膜に対してブリュースター角を満足
    していることを特徴とする膜厚測定方法。
  2. 【請求項2】 前記光センサで受光した信号は、増幅器
    と微分器で処理された後にゼロクロスカウンタで極点が
    カウントされることを特徴とする請求項1記載の膜厚測
    定方法。
  3. 【請求項3】 前記ゼロクロスウンタで極点の数をカウ
    ントし、所定回数になったら信号を出力することを特徴
    とする請求項2記載の膜厚測定方法。
  4. 【請求項4】 測定光を測定対象の膜に照射する光源
    と、前記膜からの干渉光を受光する光センサとを具備
    し、前記光センサからの信号にもとづいて前記膜の時間
    的変化を測定する膜厚測定装置において 前記測定光は、前記膜に対してブリュースター角を満足
    していることを特徴とする膜厚測定装置。
  5. 【請求項5】 前記光センサは、出力側に増幅器を接続
    し、この増幅器は出力側に微分器を接続し、この微分器
    は出力側にゼロクロスカウンタを接続していることを特
    徴とする請求項4記載の膜厚測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載の膜厚測定装置を用
    いていることを特徴とするエッチング装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008157834A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Kanazawa Univ 透明層の厚さ測定方法及び測定装置
CN110360941A (zh) * 2018-04-09 2019-10-22 三菱电机株式会社 膜厚测定装置

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