JP2000346540A - 冷蔵庫の扉構造及び扉の製造方法 - Google Patents
冷蔵庫の扉構造及び扉の製造方法Info
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Abstract
にその構造をなし得ることができる冷蔵庫の扉を提供す
る. 【解決手段】 ワイン庫10の扉の構造であって、その
内部が見える窓部42を有する扉面材40の前面に両サ
イド支持部30,30を配した透明板28を固定し、そ
れら上下部分を上下キャップ46,48で嵌合して一体
になし、扉面材40の後面に扉内側板56を取り付けて
断熱材であるウレタンWを注入したものである。
Description
やワイン庫などの冷蔵庫に関するものである。
そのキャビネットに収納したワイン瓶を外部から見える
ようにするために、ワイン庫の扉の一部を透明にする場
合がある。
構成は、例えば、扉外周巻きサッシュ方式や、透明窓部
を切欠き、その外周を巻きサッシュにて固定する方式が
ある。
方式では次のような問題点があった。
いてはデザイン的にも制約があり、外観イメージが悪
く、また、脱塩化ビニルと逆行して、ポリ塩化ビニルを
使用しなければならないという問題点があった。
部などの部品を取付けることができず、そのため、これ
ら表示部を扉に取付ける場合に位置の規制があるという
問題点があった。
窓部を構成するガラス板の交換が困難であるという問題
点があった。
するための構造を設けるのが困難であるという問題点が
あった。
庫の扉に透明窓部を設ける場合に容易にその構造をなし
得ることができる冷蔵庫の扉構造及び製造方法を提供す
るものである。
庫の扉構造は、冷蔵庫のキャビネットの前面開口部に取
付ける扉の構造であって、キャビネットの内部が見える
窓部を有する扉面材の前面に透明板を配し、それら上下
部分に上キャップと下キャップを嵌合して扉面材と透明
板とを一体になし、扉面材の後面に扉内側板を取付けた
ものである。
ものにおいて、透明板の両側部にサイド支持部をそれぞ
れ固定し、両サイド支持部を固定した透明板を扉面材の
前面に配したものである。
ものにおいて、サイド支持部に爪部を設け、扉面材の前
面に爪部と係合する係合孔を設けたものである。
ものにおいて、扉面材の窓部の端縁に窓枠部材を設け、
窓枠部材と扉面材と扉内側板とによって形成された空間
に発泡ウレタンを充填し、積層ガラス板を窓枠部材に配
し、扉内側板の後面に後透明板を取付けたものである。
ものにおいて、透明板の内側に表示部を設けたものであ
る。
ものにおいて、透明板の内側に表示部と共に操作部を設
けたものである。
庫のキャビネットの前部に取付ける扉の製造方法であっ
て、透明板の両側部にサイド支持部をそれぞれ固定する
第1工程と、両サイド支持部を固定した透明板を、キャ
ビネット内部が見える窓部を有する扉面材の前面に固定
する第2工程と、扉面材、サイド支持部、透明板の上下
部分を上キャップと下キャップでそれぞれ嵌合して、れ
ら部材を一体にする第3工程と、扉面材の窓部の端縁に
窓枠部材を嵌入固定する第4工程と、扉面材の後面に扉
内側板を配設する第5工程と、窓枠部材と扉面材と扉内
側板とによって形成された空間に発泡ウレタンを充填す
る第6工程と、を有するものである。
を有する扉面材と透明板を上下キャップによって容易に
固定することができる。
ド支持部によって透明板の両側部を保護するため、透明
板のエッジ保護及び扉面材との隙間の吸収が容易とな
る。
ド支持部の爪部を扉面材の係合孔に係合させることによ
り、両サイド支持部を固定した透明板を扉面材の前面に
容易に固定することができる。
容易に表示部を設けることができる。
容易に操作部を設けることができる。
について図1〜図6に基づいて説明する。
あり、図2はワイン庫10の側面図である。
ャビネット12の前面にヒンジで開閉可能な扉14が設
けられている。
に圧縮機16などを設ける機械室18が設けられ、キャ
ビネット12の背面中央部には冷却器20が設けられ、
この冷却器20の上方には冷気を送風するための送風機
22が設けられている。
4を複数本収納するために、棚26が設けられている。
は、扉14の要部拡大縦断面図であり、図5は扉14の
要部拡大横断面図であり、図6は図1のA−A線断面図
である。
基づいて、扉14の構造を説明する。
がアクリル樹脂製の透明板28であり、その上下寸法は
扉14の高さとほぼ同じであり、左右の寸法は扉14の
約半分ほどである。この透明板28の両側部にパッキン
グの役割を果たすサイド支持部30を嵌合させる。サイ
ド支持部30,30はABSよりなり、後面には爪部3
2が複数本突出している。
窓部34が形成されている。この透明窓部34以外の部
分はグレーに着色されていて、不透明となっている。
操作スイッチ74が配される取付凹部36が設けられ、
この取付凹部36の内部には取付孔38が3個開口して
いる。
30,30を取り付けた透明板28を扉面材40に取り
付ける。
部を後方へ折曲したものであり、また、中央部において
透明板28を取り付けることが可能なように後方へ凹ん
でいる。扉面材40の中央部には、窓部42が開口して
いる。この扉面材40の窓部42の縁部には縦方向に係
合孔44が複数個開口している。
は、両サイド支持部30の後面から突出した爪部32を
これら孔部44に係合させることによって固定する。
サイド支持部30,30及び扉面材40を一体に固定す
るために、扉面材40の上下方向から上キャップ46と
下キャップ48を嵌合させる。
突出し、また、このリブ62の前部には、透明板28を
固定するための溝64が設けられ、同じく扉面材40を
固定するための溝66も設けられている。下キャップ4
8も同様の構成を有している。
と下キャップ48を取り付けた後に、扉面材40の窓部
42の4辺に窓枠部材50を取り付ける。
ように、前部において、扉面材40の内端部が係合する
ための溝52を有し、また、後述する収納ボックス68
を取り付けるための突出部54を有している。
50を取り付けた後、これらの部材の後部に扉内側板5
6を配設する。
有している。そして、この扉内側板56を配設すること
によって、扉14の内部には額縁状の空間60を形成さ
れる。すなわち、この額縁状の空間60は、扉面材4
0、上キャップ46、下キャップ48、窓枠部材50及
び扉内側板56によって形成されるものである。
部材を型に収納して、額縁状の空間60に、ウレタンW
の注入を行い発泡させる。
後、図4に示すように、透明板28の内側(後方)に、
制御装置の収納ボックス68を固定する。
70が設けられ、この制御基板70の上部には液晶表示
方式の表示部72が取り付けられ、下部には操作スイッ
チ74が取り付けられている。
付ける構造としては、図6に示すように、収納ボックス
68の上端部から吊り下げ部76が突出し、これを窓枠
部材50の突出部54の後方に配してネジ78によって
止める。また、操作スイッチ74と操作スイッチ74と
の間には、雌ネジ部80が突出しているので、この雌ネ
ジ部80に透明板28の前方からネジ82を螺合させて
固定する。
け凹部32に開口した取付孔38から突出する状態とな
っている。そして、この取付凹部36の見栄えをよくす
るために、この位置には装飾用の操作板84を貼り付け
る。そして、操作するときはこの操作板84を押圧する
とその後ろにある操作スイッチ74も押圧されて収納ボ
ックス68の制御基板70を操作することができる。
くするために、収納ボックス68の前面には開口部86
が設けられ、この開口部86の縁部は、図6に示すよう
に、テーパ状になっており外側ほど広がるようになって
いる。これによって、外部から、この表示部72の視認
性がよくなる。
数のガラス板88,90を組み合わせた積層ガラス板9
2を配する。具体的には、4つの窓枠部材50,50,
50,50の段部に積層ガラス板92を支持させる。ガ
ラス板88とガラス板90とは間隙調整用のスペーサ9
4によって取付けられている。
た後、その後方に後透明板96を配し、ネジ98によっ
て固定する。この後透明板96もアクリル板より構成さ
れる。なお、積層ガラス板92は、4つの窓枠部材5
0,50,50,50の段部と後透明板96とに挟まれ
て固定される。
ガスケット98を取付ける。
れる。そして、この扉14であると、次のような効果が
ある。
イド支持部30,30によって挟む構造であるため、透
明板28の端面エッジの保護が可能となる。
48との隙間及び段差の吸収が容易となる。
68の開口部86にはテーパが形成されている。
明板28に対しネジ止めされているため、透明板28の
反りによる弊害、すなわち、操作スイッチ74の距離が
遠くなり、押せない等の問題を除去することができ確実
に操作することができる。
合でも、収納ボックス68を扉14の内部に設けている
ため、基板への水進入を防止することができる。
68及び積層ガラス板92とは直接接していないため、
その交換が容易となる。
説明したが、通常、家庭に置かれる冷凍冷蔵庫であっ
て、扉に透明窓を有する冷蔵庫であっても同様の構成を
取ることができる。
造方法であると、透明板を扉の前面に容易に固定するこ
とができる。また、透明板の両側にサイド支持部を設け
ることにより、透明板の端面におけるエッジの保護が可
能となり、扉面材との隙間段差を吸収することができ
る。
る。
である。
Claims (7)
- 【請求項1】冷蔵庫のキャビネットの前面開口部に取付
ける扉の構造であって、 キャビネットの内部が見える窓部を有する扉面材の前面
に透明板を配し、それら上下部分に上キャップと下キャ
ップを嵌合して扉面材と透明板とを一体になし、扉面材
の後面に扉内側板を取付けたことを特徴とする冷蔵庫の
扉構造。 - 【請求項2】透明板の両側部にサイド支持部をそれぞれ
固定し、両サイド支持部を固定した透明板を扉面材の前
面に配したことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の扉
構造。 - 【請求項3】サイド支持部に爪部を設け、扉面材の前面
に爪部と係合する係合孔を設けたことを特徴とする請求
項2記載の冷蔵庫の扉構造。 - 【請求項4】扉面材の窓部の端縁に窓枠部材を設け、 窓枠部材と扉面材と扉内側板とによって形成された空間
に発泡ウレタンを充填し、 積層ガラス板を窓枠部材に配し、 扉内側板の後面に後透明板を取付けたことを特徴とする
請求項1記載の冷蔵庫の扉構造。 - 【請求項5】透明板の内側に表示部を設けたことを特徴
とする請求項1記載の冷蔵庫の扉構造。 - 【請求項6】透明板の内側に表示部と共に操作部を設け
たことを特徴とする請求項5記載の冷蔵庫の扉構造。 - 【請求項7】冷蔵庫のキャビネットの前部に取付ける扉
の製造方法であって、 透明板の両側部にサイド支持部をそれぞれ固定する第1
工程と、 両サイド支持部を固定した透明板を、キャビネット内部
が見える窓部を有する扉面材の前面に固定する第2工程
と、 扉面材、サイド支持部、透明板の上下部分を上キャップ
と下キャップでそれぞれ嵌合して、これら部材を一体に
する第3工程と、 扉面材の窓部の端縁に窓枠部材を嵌入固定する第4工程
と、 扉面材の後面に扉内側板を配設する第5工程と、 窓枠部材と扉面材と扉内側板とによって形成された空間
に発泡ウレタンを充填する第6工程と、 を有することを特徴とする冷蔵庫の扉の製造方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP15214999A JP3859394B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 冷蔵庫の扉構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
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ID=15534114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15214999A Expired - Fee Related JP3859394B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 冷蔵庫の扉構造 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR100975334B1 (ko) | 2003-06-03 | 2010-08-12 | 엘지전자 주식회사 | 김치냉장고의 아웃케이스 |
CN106642889A (zh) * | 2016-11-30 | 2017-05-10 | 青岛海尔特种电冰柜有限公司 | 具有顶部展示功能的立式柜体、制冷设备及组装方法 |
JP2017116234A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 双日マシナリー株式会社 | 電気冷蔵庫 |
-
1999
- 1999-05-31 JP JP15214999A patent/JP3859394B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
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CN106642889B (zh) * | 2016-11-30 | 2019-12-27 | 青岛海尔特种电冰柜有限公司 | 具有顶部展示功能的立式柜体、制冷设备及组装方法 |
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