JP2000342696A - 高周波を利用した皺解消装置 - Google Patents

高周波を利用した皺解消装置

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JP2000342696A
JP2000342696A JP11153963A JP15396399A JP2000342696A JP 2000342696 A JP2000342696 A JP 2000342696A JP 11153963 A JP11153963 A JP 11153963A JP 15396399 A JP15396399 A JP 15396399A JP 2000342696 A JP2000342696 A JP 2000342696A
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Japan
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high frequency
wrinkle
wrinkles
face
skin
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JP11153963A
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Soko Moriyama
素幸 森山
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NIPPON BIYO GIJUTSU KENKYUSHO
NIPPON BIYO GIJUTSU KENKYUSHO KK
Original Assignee
NIPPON BIYO GIJUTSU KENKYUSHO
NIPPON BIYO GIJUTSU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波を利用して表皮及び表皮の内側の真皮
にある繊維芽細胞を繊維化させて皺を延ばしたり、コラ
ーゲン繊維、エラスチン繊維の再生を活発にして細胞の
数を増やし皺を簡単に解消することにある。 【解決手段】 14MHz〜28MHzの高周波を発生する
高周波発生器2と、該高周波発生器2に接続され皺を解
消する箇所の顔や皮膚表面に直接接触して高周波を発す
る導子3とを少なくとも備えた構成からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、顔や身体の皮膚
表面に生じた皺を延ばして解消する装置に係り、特に、
高周波を利用して表皮及び表皮の内側の真皮にある繊維
芽細胞を繊維化させて皺を延ばしたり、コラーゲン繊
維、エラスチン繊維の再生を活発にして細胞の数を増や
し皺を解消するようにした高周波を利用した皺解消装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人は中年以降になると、皮膚の弾力性が
低下し、顔や身体の皮膚表面に皺ができ易くなる。特
に、皺は女性にとっては美容上大敵であり、このため、
できた皺を皮膚マッサージや薬などで解消させたり、化
粧品によって隠すための努力が種々なされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、皮膚マ
ッサージや薬などで解消させるやり方では、簡単に解消
させることは困難で、時間がかかり、しかも、その効果
も確かではなかった。また、化粧品で皺を隠すのは本質
的な皺解消には程遠く、また皺を隠すために年々厚化粧
となり、更に化粧品が皮膚の毛穴に入り込んで皮膚が更
に荒れるなどの別の問題を生じるなどの不都合があっ
た。
【0004】この発明は、上記のような課題に鑑み、そ
の課題を解決すべく創案されたものであって、その目的
とするところは、高周波を利用して表皮及び表皮の内側
の真皮にある繊維芽細胞を繊維化させて皺を延ばした
り、コラーゲン繊維、エラスチン繊維の再生を活発にし
て細胞の数を増やし皺を簡単に解消することのできる高
周波を利用した皺解消装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、この発明は、14MHz〜28MHzの高周波を発生
する高周波発生器と、該高周波発生器に接続され皺を解
消する箇所の顔や皮膚表面に直接接触して高周波を発す
る導子とを少なくとも備えた手段よりなるものである。
【0006】ここで、高周波は21MHzが最適である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に記載の発明の実施の
形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。こ
こで、図1は高周波を利用した皺解消装置の全体図、図
2は高周波を利用した皺解消装置の内部回路図、図3は
高周波を利用した皺解消装置の使用状態図である。
【0008】図において、高周波を利用した皺解消装置
1は、高周波を利用して顔や身体の皮膚表面にできる皺
を延ばして解消する機器で、14MHz〜28MHzの高周
波を発生する高周波発生器2、皺を解消する箇所の顔や
皮膚表面に直接接触して高周波を発する導子3などから
主に構成されている。
【0009】高周波発生器2は、本体ケース1aの内部
に内装されている。高周波発生器2は家庭用電源の10
0Vで、皺を解消するのに適当な14MHz〜28MHzの
高周波を発生させることができる。皺を解消するのに最
適な高周波は21MHz程度である。
【0010】導子3は棒状のものからなり、さらにその
先端は細くなり、鍼状の形のものである。導子3は配線
ケーブル3a及び内部配線によって本体ケース1a内の
高周波発生器2に接続されていて、その先端からは高周
波を発する。本体ケース1aには配線ケーブル3aの端
部を接続する接続端子3bが設けられている。
【0011】使用に際しては導子3の先端を皺を解消す
る箇所の顔や身体の皮膚表面に直接接触させるのみで、
その先端から高周波を発して、その高周波で皺を解消す
る箇所の顔や身体の皮膚の表皮及び真皮(表皮の内側)
にある繊維芽細胞を熱によって繊維化させて、皺を延ば
して解消させる。
【0012】本体ケース1aは箱状のものから形成さ
れ、内部には上記の高周波発生器2が内装され、又配線
などの回路が内装されている。また、本体ケース1aの
表面には、出力メーター4、ボリューム撮み5、パイロ
ットランプ6、テストスイッチ7、テストランプ7a、
パワースイッチ8、パワーランプ9などが設けられてい
る。更に、本体ケース1aにはフットスイッチ10が接
続されている。
【0013】出力メーター4は高周波発生器2では発生
する高周波の出力状態を表示するもので、L(弱)、M
(中)、H(強)で表示される。ボリューム撮み5は高
周波の出力の強さのL(弱)、M(中)、H(強)を調
整するものであり、上記の出力メーター4で出力状態が
表示される。
【0014】パイロットランプ6は装置が正常に作動し
ている場合に点灯し、異常状態では点灯しない。このパ
イロットランプ6の点灯の有無によって装置の正常運転
を知ることができる。
【0015】テストスイッチ7は本体ケース1aの内部
回路が切れていないかどうかを検査するもので、本体ケ
ース1aの側面に設けられたテスト端子7bに上記の導
子3の先端を差し込んで接続することによって検査す
る。即ち、導子3の先端をテスト端子7bに接続し、テ
ストスイッチ7を押すことにより、内部回路が正常の場
合にはテストランプ7aが点灯して、確認することがで
きる。
【0016】パワースイッチ8は高周波を利用した皺解
消装置1の電源をオン・オフするスイッチである。パワ
ースイッチ8をオンにすると、パワーランプ9が点灯す
る。この皺解消装置1にはフットスイッチ10が設けら
れている。フットスイッチ10はケーブル10aにより
皺解消装置1に接続されており、本体ケース1aにはケ
ーブル10aの端部を接続する接続端子10bが設けら
れている。
【0017】フットスイッチ10は足で踏んでオン・オ
フするスイッチで、パワースイッチ8をオンにしただけ
では高周波は発生せず、フットスイッチ10を踏んでオ
ンにして初めて高周波発生器2が作動して高周波が発生
する。
【0018】次に、上記発明の実施の形態の構成に基づ
く作用について以下説明する。先ず、図示しない電源コ
ードの先端の差込プラグを家庭用電源のプラグ差込穴に
接続し、パワースイッチ8をオンにして電源をいれる。
パワーランプ9が点灯する。
【0019】導子3が正常に作動するかテストする。導
子3のテストは、導子3の先端をテスト端子7bに差し
込んで接続し、この状態でテストスイッチ7を押す。導
子3が正常の場合にはテストランプ7aが点灯する。
【0020】導子3の作動を確認した後、フットスイッ
チ10を足で踏んでオンの状態にして、ボリューム撮み
5を調整して、高周波の出力の強さをL(弱)、M
(中)、H(強)のいずれかに合わせる。高周波の出力
の強さは出力メーター4で表示される。
【0021】その後、導子3の先端を、皺を解消する箇
所の顔や身体の皮膚表面に当てて直接接触させる。一箇
所に1〜3秒程度当てて接触させる。接触させると導子
3の先端からは21MHzの高周波が発せられる。
【0022】導子3の先端から発する高周波は、導子3
の先端が接触する皮膚の表皮及び表皮の内部側の真皮に
ある繊維芽細胞に熱を生起させて、この熱で繊維芽細胞
を刺激する。高周波による熱で、繊維芽細胞は刺激され
て細胞分裂が活発となって細胞が増えて脹らむ。また、
高周波による熱で、コラーゲン繊維、エラスチン繊維も
刺激され、細胞分裂が早まり数が増える。
【0023】即ち、21MHzの高周波によって生起され
る熱によって、表皮及び表皮の内部側の真皮にある繊維
芽は膨らんで繊維化される。と同時に、コラーゲン繊
維、エラスチン繊維の数も増える。これによって、その
表面の皮膚は延び、皮膚の皺も延びて皺が簡単に解消さ
れることになる。
【0024】しかも、膨らんで繊維化された表皮及び表
皮の内部側の真皮は、短時間で萎縮することがないの
で、短時間で皺が復活することはなく、長期にわたって
皺の発生を回避することが可能となる。
【0025】なお、この発明は上記発明の実施の形態に
限定されるものではなく、この発明の精神を逸脱しない
範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。上記の
実施の形態では、フットスイッチ10がある場合で説明
したが、必要に応じて省略してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上の記載より明らかなように、この発
明に係る高周波を利用した皺解消装置によれば、14M
Hz〜28MHzの高周波を発生する高周波発生器と、該高
周波発生器に接続され皺を解消する箇所の顔や皮膚表面
に直接接触して高周波を発する導子とを少なくとも備え
た構成にしたことにより、高周波発生器に接続される導
子の先端を皺のある皮膚表面に当てて接触させることに
よって、高周波発生器で発生する高周波により、皺のあ
る皮膚の表皮及び表皮の内部側の真皮にある繊維芽細胞
に熱を生起させて、この熱で繊維芽細胞を刺激し、繊維
芽を膨らまかせて繊維化させることができ、コラーゲン
繊維、エラスチン繊維の細胞の数を増やすこともでき、
これにより、その表面の皮膚は延びて、皮膚の皺も延び
て皺が消滅し、皺を簡単に解消させることができる。し
かも、膨らんで繊維化された表皮及び表皮の内部側の真
皮は、短時間で萎縮することがないので、短時間で皺が
復活することはなく、長期にわたって皺の発生を回避す
ることが可能となるという、極めて新規的有益なる効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す高周波を利用した
皺解消装置の全体図である。
【図2】この発明の実施の形態を示す高周波を利用した
皺解消装置の内部回路図である。
【図3】この発明の実施の形態を示す高周波を利用した
皺解消装置の使用状態図である。
【符号の説明】
1 高周波を利用した皺解消装置 1a 本体ケース 2 高周波発生器 3 導子 3a 配線ケーブル 3b 接続端子 4 出力メーター 5 ボリューム撮み 6 パイロットランプ 7 テストスイッチ 7a テストランプ 7b テスト端子 8 パワースイッチ 9 パワーランプ 10 フットスイッチ 10a ケーブル 10b 接続端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 14MHz〜28MHzの高周波を発生する
    高周波発生器と、該高周波発生器に接続され皺を解消す
    る箇所の顔や皮膚表面に直接接触して高周波を発する導
    子とを少なくとも備えた構成からなることを特徴とする
    高周波を利用した皺解消装置。
  2. 【請求項2】 高周波は21MHzが最適である請求項1
    記載の高周波を利用した皺解消装置。
JP11153963A 1999-06-01 1999-06-01 高周波を利用した皺解消装置 Pending JP2000342696A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014082593A (ja) * 2012-10-15 2014-05-08 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 高周波信号発生器
CN113304394A (zh) * 2021-05-28 2021-08-27 陈静艳 一种除皱装置及其使用方法

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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