JP2000341757A - 無線基地局、及び、無線通信制御方式 - Google Patents

無線基地局、及び、無線通信制御方式

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JP2000341757A
JP2000341757A JP14929199A JP14929199A JP2000341757A JP 2000341757 A JP2000341757 A JP 2000341757A JP 14929199 A JP14929199 A JP 14929199A JP 14929199 A JP14929199 A JP 14929199A JP 2000341757 A JP2000341757 A JP 2000341757A
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Osamu Moriya
谷 修 森
Noriyasu Kato
藤 紀 康 加
Takefumi Sakamoto
本 岳 文 坂
Kiyoshi Toshimitsu
光 清 利
Yoshinari Kumaki
木 良 成 熊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動通信における無線基地局や無線端末装置
の小型化を図りつつ、ユーザの多様な品質要求や通信形
態に適応した通信制御を実現する。 【解決手段】 移動通信網1に接続された無線基地局装
置2は、第1情報サーバ4との間に仮想コネクション7
を設定し、第2情報サーバ5との間に仮想コネクション
8を設定する。また、無線基地局装置2は、無線端末装
置3との間に仮想コネクション6を設定する。仮想コネ
クション7、8を用いて無線基地局装置2に伝送された
パケットを、無線基地局装置2は、1つの仮想コネクシ
ョン6を用いて無線端末装置3へ伝送する。これにより
無線区間での再送制御に必要なバッファ量等を削減し、
無線基地局装置2や無線端末装置3の小型化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線基地局、及
び、無線通信制御方式移動通信に関し、特に、無線基地
局や無線端末装置の小型化等を図った無線基地局、及
び、無線通信制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動通信システムは主として音声
通話を前提として構成したものであり、データ通信に対
応したものは少なかった。特にデータ通信では音声通話
と異なり、データの流れる量が時間に伴い可変であるこ
と、1対1通信だけでなく1対多通信も行なわれるとい
う点で大きく異なる。
【0003】一方、データ通信用の無線通信としては、
無線LAN装置が挙げられるが、この無線LAN装置で
は屋内で静止して使うことを前提としており、屋外での
利用や公衆回線を用いた利用は事実上できなかった。
【0004】一部の公衆用移動通信システムではデータ
通信への要求に対応して、このような特性を持つデータ
通信への対応を行なったシステムもあるが、音声通話と
の互換性を重視しているため、伝送速度等の点で十分な
データ通信への対応ができていなかった。
【0005】例えば、データ通信用に現在の公衆システ
ムでは最も対応しているとみられるパーソナル・ハンデ
ィホン・システム(以下、PHSと略記)では、伝送速
度は32kbps〜64kbpsと無線LAN装置と比
較すると3桁程伝送速度が低かった。さらに、1対1通
信で行なうために、パケットを出していない時にも周波
数帯域を占有するとともに課金がされるという欠点があ
った。
【0006】また、データ通信のサービスでは、通常の
1対1通信と同時に、広告を送ることにより通信料金の
一部を広告主が支払うといったサービスが可能であり、
個人ユーザの拡大を望むことができる。しかし、従来の
移動通信システムでは端末1台につき1回線を1対1に
接続するため、このようなサービスを実現することがで
きなかった。
【0007】その例を図17乃至図19を用いて説明す
る。図17において、情報源300A、300Bと端末
装置310A、310Bとは通信網320を介して通信
を行ない、情報を伝送する。この通信網320の中には
ノード装置330A、330Bが置かれ、これらノード
装置330A、330Bを介して通信は行なわれる。こ
こで、例えば、情報源300Aと端末装置310Aとが
通信し、情報源300Bと端末装置310Bとが通信す
る場合には、通信網320内でそれぞれの通信を識別す
る必要がある。図18はそのためのパケット340のパ
ケット構成の一例を示したものである。図18におい
て、パケット340は、ヘッダ341とペイロード34
2とを備えている。ヘッダ341には、通常、宛先であ
る端末装置310A、310Bを識別するための番号が
付けられる。ペイロード342には、データ通信の内容
等が格納される。
【0008】端末装置310A、310Bと情報源30
0A、300Bの間はエンド−エンドの1対1通信であ
り、端末装置310A、310Bと情報源300A、3
00Bの間に接続が確立されている場合には、この接続
を仮想コネクションと呼ぶ。図19は、図17を仮想コ
ネクションの概念を用いて示した図である。通信元であ
る情報源300Aはノード装置330A、330Bを介
して通信先である端末装置310Aと仮想コネクション
350Aを張り、通信を行う。また、通信元である情報
源300Bはノード装置330A、330Bを介して通
信先である端末装置310Bと仮想コネクション350
Bを張り、通信を行う。このように仮想コネクション3
50A、350Bが確立している場合には、図18に示
したパケット340のヘッダ341の情報は、宛先であ
る端末装置310A、310Bを識別する番号ではな
く、コネクション350A、350Bを識別する番号で
もよい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したところから分
かるように、従来の移動通信システムでは、音声通話を
基本とした回線接続方式によりデータ通信も行なうた
め、1台の端末装置で複数の接続単位(通常、仮想コネ
クションと呼ばれる)を用いて複数の端末装置に接続し
たり、端末装置のアプリケーションで利用するデータを
複数の端末装置に同報して通信したりすることができな
かった。このため、端末装置における1つの画面で複数
の情報を扱うようなマルチメディアのデータ通信を実現
することは困難であった。
【0010】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、1つの情報源から複数の端末装置に対し
てデータ通信を行う場合における仮想コネクションの処
理を効率的にすることを目的とする。また、これによ
り、無線基地局及び無線端末装置の小型化及び軽量化等
を図ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係る無線基地局は、有線通信ネットワークに接
続された第1のインターフェースと、無線端末と無線通
信を行なう第2のインターフェースと、前記第1のイン
ターフェースを介し、前記有線通信ネットワークに接続
された通信装置と自無線基地局間に、第1のコネクショ
ンを設定する第1のコネクション設定手段と、前記第1
のコネクションを使って、前記通信装置から前記無線端
末宛のデータを受信する受信手段と、前記第2のインタ
ーフェースを介し、前記無線端末と自無線基地局間に第
2のコネクションを設定する第2のコネクション設定手
段と、前記受信手段で受信した前記データを、前記第2
のコネクションを使って、前記無線端末へ転送する転送
手段と、特定の前記無線端末宛の前記データに基づいた
第1のコネクションがN(Nは自然数)個存在した場
合、前記第2のコネクションを、M(M<Nの自然数)
個となるよう制御する制御手段とを具備したことを特徴
とする。
【0012】前記制御手段は、特定の前記無線端末宛の
前記データに基づいた第1のコネクションが複数個存在
した場合、前記第2のコネクションを一つにまとめるよ
う制御するようにしてもよい。
【0013】さらに、前記無線基地局は、前記第1のコ
ネクション設定手段で設定された前記第1のコネクショ
ンの制御情報を検出する第1のコネクション制御情報検
出手段を備え、前記制御手段は、該第1のコネクション
制御情報検出手段で検出された前記制御情報に基づい
て、前記第1のコネクションと前記第2のコネクション
の対応関係を決定し、前記第2のコネクションの数を制
御することを特徴とする。
【0014】この場合、前記制御情報は、前記第1のコ
ネクションの伝品質要求を示す情報でも、前記第1のコ
ネクションの再送制御の有無を示す情報でもよい。
【0015】本発明に係る無線基地局は、有線通信ネッ
トワークに接続された第1のインターフェースと、無線
端末と無線通信を行なう第2のインターフェースと、前
記第1のインターフェースを介し、前記有線通信ネット
ワークに接続された通信装置と自無線基地局間に、第1
のコネクションを設定する第1のコネクション設定手段
と、前記第1のコネクションを使って、前記通信装置か
ら前記無線端末宛のデータを受信する受信手段と、前記
第2のインターフェースを介し、前記無線端末と自無線
基地局間に第2のコネクションを設定する第2のコネク
ション設定手段と、前記受信手段で受信した前記データ
を、前記第2のコネクションを使って、前記無線端末へ
転送する転送手段と、前記第1のコネクションが複数の
前記無線端末宛の同報通信のためのコネクションである
か、特定の前記無線端末宛の個別通信のためのコネクシ
ョンであるかを検出するコネクション検出手段と、前記
コネクション検出手段により、検出された前記第1のコ
ネクションが同報通信のためのコネクションであった場
合、特定の前記第2のコネクションを設定し、検出され
た前記第1のコネクションが個別通信であり、かつ複数
あった場合には、該個別通信のための前記第1のコネク
ションを、前記特定の第2のコネクションとは別の他の
前記第2のコネクションとして設定するよう制御する制
御手段とを具備したことを特徴とする。
【0016】本発明に係る無線基地局は、有線通信ネッ
トワークに接続された第1のインターフェースと、無線
端末と無線通信を行なう第2のインターフェースと、前
記第1のインターフェースを介し、前記有線通信ネット
ワークに接続された通信装置と自無線基地局間に、第1
のコネクションを設定する第1のコネクション設定手段
と、前記第1のコネクションを使って、前記通信装置か
ら前記無線端末宛のデータを受信する受信手段と、前記
第2のインターフェースを介し、前記無線端末と自無線
基地局間に第2のコネクションを設定する第2のコネク
ション設定手段と、前記受信手段で受信した前記データ
を、前記第2のコネクションを使って、前記無線端末へ
転送する転送手段と、特定の前記無線端末宛の前記第1
のコネクションが再送制御を要求しているか否かを検出
するコネクション検出手段と、前記コネクション検出手
段により、検出された前記第1のコネクションが再送制
御を要求しており、かつ複数あった場合は、この複数の
第1のコネクションを一つの第2のコネクションとして
設定し、再送制御を行なう制御手段とを具備したことを
特徴とする。
【0017】本発明に係る無線通信制御方式は、1つの
チャネルを分割して形成された複数の伝送スロットを用
いてデータパケットを無線基地局から無線端末へ伝送
し、前記無線基地局が前記無線端末の受信すべき伝送ス
ロットを指定することにより、前記無線基地局の1つの
チャネルに複数の前記無線端末を収容することが可能な
無線通信制御方式において、前記無線端末は、無線通信
を制御するための制御用同報伝送スロットと、複数の無
線端末装置へ同一のデータパケットを送信するための同
報通信用の伝送スロットと、該無線端末装置別にデータ
パケットを送信する為の個別通信用の伝送スロットとを
同時に受信することにより、同報通信用のデータパケッ
トの受信と、個別通信用のデータパケットの受信を同時
に行ない、該無線通信基地局は、前記同報通信で送信す
るデータパケット及び前記個別通信で送信するデータパ
ケットはそれぞれ、同一の無線端末に送信するものであ
るときは異なるデータリンクとして制御することを特徴
とする。
【0018】この場合、前記無線基地局は、前記同報通
信のデータパケットである場合には、予め定められた同
報通信用の前記伝送スロットにおいて該データパケット
を伝送し、前記個別通信のデータパケットである場合に
は、無線端末装置毎にその都度割り当てられる伝送スロ
ットで該データパケットを伝送するようにしてもよい。
【0019】また、前記無線基地局は、前記同報通信の
データパケットである場合には、該データパケットを受
信する該無線端末のそれぞれに対して、そのデータパケ
ットを割り当てた前記伝送スロットを、受信すべきスロ
ットとして指定するようにしてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図に
基づいて説明する。なお、以下の図において同一部分ま
たは同一対応部分は同符号で示すものとする。
【0021】〔第1実施形態〕図1は、本発明の第1実
施形態に係る移動通信システムの概略構成を示す説明図
である。この図1に示す例では、移動通信システムは、
移動通信網1と無線基地局装置2と無線端末装置3と第
1情報サーバ4と第2情報サーバ5とを備えて構成され
ている。無線基地局装置2と無線端末装置3との間には
仮想コネクション6が設定される。つまり、仮想コネク
ション6は無線区間の仮想コネクションである。第1情
報サーバ4と無線基地局装置2との間には仮想コネクシ
ョン7が設定され、第2情報サーバ5と無線基地局装置
2との間には仮想コネクション8が設定される。つま
り、仮想コネクション7と仮想コネクション8はそれぞ
れコネクション番号の異なる仮想コネクションである。
【0022】次に、図2に基づいて本実施形態に係る移
動通信システムの別の概略構成を説明する。この図2に
示す移動通信システムは、上述した図1の移動通信シス
テムの移動通信網1を第1の移動通信網とし、この第1
の移動通信網1に第2の移動通信網10を接続したもの
である。このため、図2に示す移動通信システムは、上
述した図1の移動通信システムに加えて、第2の移動通
信網10と、この第2の移動通信網10の無線基地局装
置11と、複合型網間接続装置12と、無線端末装置1
4とを備えて構成されている。
【0023】無線端末装置14は、第1の移動通信網1
及び第2の移動通信網10の両方に接続することの可能
な無線端末装置である。この無線端末装置14と無線基
地局装置11との間には仮想コネクション13が設定さ
れる。つまり、無線区間には、上述した仮想コネクショ
ン6に加えて、仮想コネクション13が設定される。複
合型網間接続装置12は、第1の移動通信網1と第2の
移動通信網10とを接続して相互に協調した運用を図る
ことを目的とする装置である。
【0024】本実施形態においては、第1の移動通信網
1のデータ伝送速度より、第2の移動通信網10のデー
タ伝送速度は遅いように構成されている。これ以外の部
分は、上述した図1の移動通信システムと同様の構成で
ある。
【0025】次に、無線基地局装置2と無線端末装置3
の内部構成について説明する。図3は、図1で示した無
線基地局装置2と無線端末装置3の内部構成を概略的に
示す図である。この図3において、無線基地局装置2
は、有線インターフェース部21と、有線パケット解析
部22と、バッファ23A、23Bと、無線パケット構
成部24と、無線インターフェース部25と、無線パケ
ット解析部26と、有線パケット構成部27と、データ
転送制御部28と、データリンク制御部29とを備えて
構成されている。これら各部の間は、制御信号30がや
りとりされる。また、無線インターフェース部25には
無線アンテナ33が接続されている。
【0026】無線端末装置3は、無線インターフェース
部25と、無線パケット解析部26と、バッファ23
A、23Bと、ユーザインターフェース部31と、アプ
リケーションハードウェア32と、無線パケット構成部
24と、データ転送制御部28と、データリンク制御部
29とを備えて構成されている。これら各部の間は、制
御信号30がやりとりされる。また、無線インターフェ
ース部25には無線アンテナ33が接続されている。
【0027】図4は、図2で示した無線基地局装置2と
無線端末装置14の内部構成を概略的に示す図である。
この図4に示す無線基地局装置2は、上述した図2に示
す無線基地局装置2と同様に構成されている。図4に示
す無線端末装置14は、2つの無線インターフェース部
41A、41Bと2つの無線アンテナ33A、33Bを
有する点で、上述した図3に示す無線端末装置3と異な
る。
【0028】すなわち、無線端末装置14における無線
アンテナ33Aと無線インターフェース部41Aは、第
1の移動通信網1からのデータを受信する。つまり、仮
想コネクション6を用いてデータ受信を行う。無線アン
テナ33Bと無線インターフェース部41Bは、第2の
移動通信網10へデータを送信する。つまり、仮想コネ
クション13を用いてデータ送信を行う。
【0029】図5は、本実施形態に係るパケット構成の
一例を示す説明図である。図5において、パケット50
は、仮想パス識別子51と、仮想チャネル識別子52
と、ペイロード53と呼ばれる情報内容を含んでいる。
【0030】次に、図1乃至図5に基づいて、本実施形
態に係る移動通信システムの動作を詳細に説明する。
【0031】図1において、無線端末装置3は第1情報
サーバ4と第2情報サーバ5の両方からデータを受信す
るサービスが提供されているとする。これら第1情報サ
ーバ4と第2情報サーバ5の情報は、有線伝送路におい
ては仮想コネクション7及び仮想コネクション8を介し
て無線基地局装置2まで送信される。そして、無線基地
局装置2において1つのパスとしてまとめられ、無線伝
送路においては仮想コネクション6を介して、無線端末
装置3に送信される。すなわち、仮想コネクション6に
おいては、同一の無線端末装置3宛の仮想コネクション
7及び8のデータは、同一の仮想コネクション6にまと
められ、無線区間のデータリンクとして伝送される。
【0032】なお、図6に示すように、仮想コネクショ
ン7及び8は無線基地局装置2において終端されるので
はなく、それぞれ別の仮想コネクション7及び8として
無線端末装置3まで伝送されるが、無線区間では仮想コ
ネクション7及び8を同一の仮想コネクション9として
伝送しているかのようにデータリンクの制御を行なうこ
とも可能である。さらにこの場合、無線区間における仮
想コネクション番号は、有線区間における番号をそのま
ま使うのではなく、より短縮した番号に無線基地局装置
3でマッピングすることにより、無線区間でのオーバー
ヘッドをより少なくすることも可能である。
【0033】図3に示すように、仮想コネクション7及
び8のパケットは有線インターフェース部21において
受信される。有線パケット解析部22では、仮想パス識
別子51または仮想チャネル識別子52(図5参照)に
示される宛先識別情報によって、そのパケットが仮想コ
ネクション7のパケットであるか、又は、仮想コネクシ
ョン8のパケットであるかを判断する。さらに、このパ
ケットの宛先識別情報は制御信号30によりデータ転送
制御部28に送信され、このデータ転送制御部28から
データリンク制御部29にパケットの番号が通知され
る。
【0034】ところで、仮想コネクション7及び8は同
一の無線端末装置3に送信されるパケットであるが、そ
の宛先に関する情報は仮想コネクション7及び8を設定
する時にデータ転送制御部28において記憶されてい
る。この宛先に関する情報の記憶は、仮想コネクション
の設定の都度記憶されるものでもよいし、あるいは恒常
的にデータ転送制御部28に記憶されるものでもよい。
【0035】このようにデータ転送制御部28はパケッ
トの仮想コネクション7及び8が同一の無線端末装置3
宛てであることを記憶しているので、両者を同一の種別
のコネクションとしてデータリンク制御部29に通知す
る。データリンク制御部29では、有線区間で仮想コネ
クション番号の異なるコネクションであっても、無線区
間では同一のコネクションとして制御を行なう。
【0036】図7に、無線基地局装置2での動作の一例
を示す。パケット61Aは仮想コネクション7において
伝送されるパケットであり、パケット61Bは仮想コネ
クション8において伝送されるパケットである。パケッ
ト61A、61Bは、仮想パス識別子51または仮想チ
ャネル識別子52を含むパケットヘッダ62を有してい
る。
【0037】無線基地局装置2では、これらパケット6
1Aとパケット61Bとに基づいて、パケット61Cを
生成する。このパケット61Cは、パケットの誤りを検
出するための誤り検出符号63と、パケットのシーケン
ス番号64と、仮想パス識別子51または仮想チャネル
識別子52を含むパケットヘッダ65とを有している。
【0038】図3に示したデータリンク制御部29で
は、パケット61A及びパケット61Bを合わせて、新
たな誤り検出符号63とシーケンス番号64を計算す
る。そして、無線パケット構成部24において無線部の
パケット61Cを構成する。
【0039】パケット61A及びパケット61Bは本来
別々の仮想コネクション7、8で伝送されているが、無
線伝送路においては同一の無線端末装置3に対して伝送
されるため、1つの仮想コネクション6としてシーケン
ス番号64によりデータリンク制御部29で管理する。
【0040】以上のように、移動通信網1では複数の仮
想コネクション7、8であっても、パケットの宛先が同
一の無線端末装置3である場合においては、無線区間で
は同一の仮想コネクション6としてデータリンク制御部
29で管理することにより、無線基地局装置2及び無線
端末装置3の回路構成を簡略化し効率のよい移動通信シ
ステムの実現を可能とする。
【0041】なお、上記説明では、移動通信網1での仮
想コネクションが2個であり、無線区間での仮想コネク
ションが1個の場合を説明したが、これに限るものでは
なく、移動通信網1での仮想コネクションをN個とし、
無線区間での仮想コネクションをM個とした場合、M<
Nの関係があれば足りる。但し、M、Nは自然数であ
る。
【0042】また、図2及び図4において説明した複数
の移動通信網1、10を備えた移動通信システムにおい
ても、同様の動作と効果を有する。
【0043】〔第2実施形態〕次に、図8及び図9に基
づいて、本発明の第2実施形態を説明する。図8は本実
施形態に係る無線基地局装置2と無線端末装置3の内部
構成を示す図であり、図9は品質要求の異なる仮想コネ
クションを1つの仮想コネクションにまとめる場合のま
とめ方を説明する図である。
【0044】図8に示すように、無線基地局装置2と無
線端末装置3とはそれぞれ品質管理部71を備えてい
る。本実施形態に係る無線基地局装置2と無線端末装置
3は、この品質管理部71を備えている他は、上述した
図3に示す無線基地局装置2と無線端末装置3と同様の
構成である。
【0045】この図8において、品質管理部71はデー
タリンク管理部29からパケットの品質要求値を受け取
り、パケットの属する仮想コネクションの品質要求値を
管理して必要な制御を行なう。この際、同一の宛先であ
る無線端末装置3に対する複数の仮想コネクションが存
在する場合に、図9(a)に示すように品質要求値がそ
れぞれの仮想コネクションで異なる場合には、図9
(b)に示すようにそのうち最適な1つを選択して他の
コネクションの品質要求値も同じものとする。つまり、
複数の異なる品質要求値を1つの品質要求値に統一す
る。
【0046】図9の例では、3つのコネクション番号
1、2、3の品質要求値の中から、1つの品質要求値に
統一する。すなわち、遅延時間についてはコネクション
番号1の要求値であるa(us)を選択し、誤り率につ
いてはコネクション番号3の要求値であるCを選択す
る。これらの選択の基準としては、一番品質の高いもの
を選択するやり方や、一番品質の低いものを選択するや
り方等が考えられる。
【0047】このように、有線伝送路である移動通信網
1においては複数あるコネクションの品質要求値を、無
線伝送路では1つのコネクションにおける1つの品質管
理値で制御することにより、無線基地局装置2及び無線
端末装置3の構成を簡略化し効率の良い移動通信システ
ムを実現することができる。
【0048】〔第3実施形態〕次に、本発明の第3実施
形態を図10を用いて説明する。この図10において、
パケット91Aとパケット91Bは再送制御を必要とす
るパケットであり、パケット92Aとパケット92Bは
再送制御を必要としないパケットである。これらパケッ
ト91A、91B、92A、92Bには、それぞれ、別
個のコネクション番号がヘッダ部93A、93B、94
A、94Bにおいて付けられている。つまり、有線伝送
路である移動通信網1においては4つの仮想コネクショ
ンが設定されている。
【0049】無線基地局装置2では、パケット91A、
91Bに基づいてパケット91Cを生成し、パケット9
2A、92Bに基づいてパケット92Cを生成する。パ
ケット91Cには、誤り検出ビット95とシーケンス番
号96と、ヘッダ部97Aとが含まれている。一方、パ
ケット92Cには、ヘッダ部98Aが含まれているが、
誤り検出ビット95もシーケンス番号96も含まれてい
ない。
【0050】図3で示したデータリンク管理部29は、
各パケットのヘッダ部93A、93B、94A、94B
を見て、それぞれが再送制御を必要とするコネクション
であるかどうかを判断する。この判断によりデータリン
ク管理部29は、再送制御が必要であって同一の無線端
末装置へ送信するパケット91A、91Bである場合に
は、誤り検出ビット95とシーケンス番号96を付与し
て、パケット91Cを生成する。このパケット91C
は、無線伝送路では同一のデータリンクとしてシーケン
ス番号が順に付けられた上で同一の仮想コネクション9
7を用いて伝送される。これに対して、再送制御を必要
としないパケット92A、92Bは、シーケンス番号を
付けずにパケット92Cを生成し、同一の仮想コネクシ
ョン98を用いて伝送される。このとき、誤り検出ビッ
ト95は図10に示すように付けなくてもよいし、付け
てもよい。
【0051】以上に示すように、本実施形態に係る移動
通信システムにおいては、再送制御を必要とする仮想コ
ネクションと再送制御を必要としない仮想コネクション
とをそれぞれ別々にまとめて無線伝送路で伝送すること
した。ここでは、再送制御を必要とするパケット91
A、91Bは、パケット91Cにまとめた上で仮想コネ
クション97で伝送し、再送制御を必要としないパケッ
ト92A、92Bは、パケット92Cにまとめた上で仮
想コネクション98で伝送する例を示したが、これらパ
ケット91c及びパケット92cにまとめずに、各パケ
ットにシーケンス番号と誤り訂正符号を付与する方法を
用いても良い。したがって、要求品質を満たした上で、
無線基地局装置2及び無線端末装置3の構成を簡略化し
効率の良い移動通信システムを実現することができる。
【0052】〔第4実施形態〕次に、本発明の第4実施
形態を図2及び図4により説明する。図2において、無
線端末装置14は、データの送信には、無線伝送路であ
る仮想コネクション13を用いて第2の移動通信網10
の無線基地局装置11に接続する。この移動通信網10
から、複合型網間接続装置12と第1の移動通信網1を
介して第1情報サーバ4または第2情報サーバ5または
無線基地局装置2と接続する。無線端末装置14は、デ
ータの受信には、第1の移動通信網1の無線基地局装置
2と無線伝送路である仮想コネクション6を介して通信
を行なう。なお、無線端末装置14におけるデータの受
信を、無線伝送路である仮想コネクション13を介して
行なうようにしてもよい。
【0053】無線端末装置14は、第1情報サーバ4及
び第2情報サーバ5から情報を同時に受信するために通
信を行なう場合、無線端末装置14からのデータ送信に
は、伝送速度の遅い第2の移動通信網10を利用するた
め、なるべく送信データ量を少なくして効率化を図りた
い。例えば、第1情報サーバ4からのデータと第2情報
サーバ5からのデータを別々にデータリンク制御を行な
うと、無線伝送路における仮想コネクションの設定が2
つ必要となる。このように仮想コネクションを2つ設定
すると、再送制御のためのバッファが無線基地局装置2
及び無線端末装置14にそれぞれ2つ必要となり、制御
量が増大するため好ましくない。
【0054】また、この場合の無線端末装置14から無
線基地局装置2への伝送は、第2の移動通信網10及び
網間接続装置12を介して行われるため伝送遅延時間が
大きくなるという弊害がある。このため、特に複数の仮
想コネクションを同一の無線端末装置14に対して行な
う際には、同一の仮想コネクションとして制御すること
により、無線基地局装置2から無線端末装置14への下
りのデータ送信が早くなるとともに、無線基地局装置1
4から無線基地局装置2への上りの制御メッセージ量を
減少させることが可能なため、効率の良い移動通信シス
テムを実現することができる。
【0055】〔第5実施形態〕次に、本発明の第5実施
形態を図11により説明する。この図11において、無
線基地局装置2と無線端末装置3には、仮想画面101
が形成され、この仮想画面101には、第1情報サーバ
4より伝送される情報102と、第2情報サーバ5によ
り伝送される情報103とが含まれる。
【0056】図11において、無線端末装置3は無線基
地局装置2に仮想コネクション6を介して接続される。
この無線端末装置3は、移動通信網1を介して第1情報
サーバ4と第2情報サーバ5の情報を受信するものとす
る。一例として、第1情報サーバ4の情報は広告情報で
あり、第2情報サーバ5の情報はユーザの要求した個別
情報であるとする。
【0057】第1情報サーバ4及び第2情報サーバ5か
らの情報は一旦無線基地局装置2で集められ、図11右
上側に示すように閲覧用ソフトウェアの機能等により一
旦仮想画面101が構成される。この仮想画面101の
構成には、第1情報サーバ4からの情報102と第2情
報サーバ5からの情報103とが含まれている。この仮
想画面101は仮想的に構成されるものであり、無線基
地局装置2において表示される必要はない。仮想画面1
01はさらに無線伝送路である仮想コネクション6にお
いて伝送され、無線端末装置3において受信されるが、
無線端末装置3は表示装置104により、仮想画面10
1を表示する。
【0058】本実施形態によれば、仮想画面101全体
を無線区間では1つの仮想コネクション6として伝送す
るため、多数の情報サーバと同時に接続するWWWブラ
ウザを利用した情報閲覧の際には、無線区間での制御情
報の量が少なくなり、伝送効率の良い移動通信システム
を実現することができる。
【0059】すなわち、無線端末装置3で表示される画
面が一旦無線基地局装置2で構成されるため、無線区間
でのコネクション制御のための計算量が減少し、無線基
地局2や無線端末装置3の消費電力の低減及びコストの
低減を図ることができ、また、無線基地局装置2や無線
端末装置3の小型化も図ることができる。しかも、無線
端末装置3のソフトウェアに計算量の多いブラウザを使
わずに済むため、計算速度の低い旧型あるいは低価格の
無線端末装置3であっても、高度なアプリケーションを
利用することが可能になる。
【0060】〔第6実施形態〕次に、本発明の第6実施
形態に係る移動通信システムの動作例を図12及び図1
3によって説明する。図12において、無線伝送路に
は、第1情報サーバ4と無線基地局装置2間の仮想コネ
クション7に対応する仮想コネクション111と、第2
情報サーバ5と無線基地局装置2間の仮想コネクション
8に対応する仮想コネクション112とが形成されてい
る。
【0061】また、図13において121Aは仮想チャ
ネル7において伝送されるパケット、121Bは仮想チ
ャネル8において伝送されるパケットである。パケット
121Aはコネクションの識別子52を含むヘッダ12
2Aを有しており、パケット121Bはコネクションの
識別子52を含むヘッダ122Bを有している。また、
123Aは無線伝送路における仮想コネクション111
上のパケット、123Bは無線伝送路における仮想コネ
クション112上のパケットである。パケット123A
は、パケット123Aの伝送誤りを検出するための誤り
検出符号124Aと、パケットのシーケンス番号125
Aと、ヘッダ126Aとを含んでいる。パケット123
Bは、パケット123Bの伝送誤りを検出するための誤
り検出符号124Bと、パケットのシーケンス番号12
5Bと、ヘッダ126Bとを含んでいる。
【0062】パケット123A及びパケット123Bは
同一の宛先である無線端末装置3宛てのパケットである
が、それぞれのコネクションの識別子52に相当する部
分が異なるため、無線伝送路においても別々のデータリ
ンクとして管理する。ただし、それぞれのデータリンク
は図12の仮想コネクション7と仮想コネクション11
1とでは別々に管理することにより、誤り率の高い無線
伝送路のデータリンクの影響を、有線伝送路に波及させ
ないように処理する。
【0063】以上のように、受信する無線端末装置が同
一の場合においても有線伝送路で異なるコネクション番
号のデータリンクに付いては無線伝送路においても異な
るデータリンクで管理することにより、同一の無線端末
装置3が複数の種別のサービスを同時に行なう場合にお
いても、それぞれの品質要求に適応したサービスを実現
することができる。
【0064】また、本実施形態は図2及び図4において
説明される複数の移動通信網を介して提供される場合に
おいても同一の動作と効果を有する。
【0065】〔第7実施形態〕次に、本発明の第7実施
形態に係る移動通信システムの動作例を図14によって
説明する。図14において、移動通信システムは、同報
情報の第3情報サーバ131をさらに備えている。第3
情報サーバ131と無線基地局装置2の間は仮想コネク
ション132が設定されており、第1情報サーバ4と無
線基地局装置2との間は仮想コネクション133が設定
されており、第2情報サーバ5と無線基地局装置2との
間は仮想コネクション134が設定されている。無線基
地局装置2と無線端末装置3A、3Bへの間には同報通
信用のチャネルである仮想コネクション135が設定さ
れており、無線基地局装置2と端末装置3Aの間には個
別通信用のチャネルである仮想コネクション136が設
定されており、無線基地局装置2と端末装置3Bの間に
は個別通信用のチャネルである仮想コネクション137
が設定されている。
【0066】無線基地局装置2において、同報通信用の
仮想コネクション135については特定の情報識別番号
があらかじめ無線基地局装置2及び無線端末装置3A、
3Bにおいて割り当てられており、このチャネルの情報
は同報通信先に該当する端末は全て受信することが可能
である。また、個別通信用の仮想コネクション136、
137については、それぞれ無線端末装置3A、3Bに
対して割り当てられるものであり、該当しない無線端末
装置がこのコネクションを利用することはない。
【0067】図14において、第3情報サーバ131か
らは、同報通信用の情報がパケット形式で仮想コネクシ
ョン132を介して無線基地局装置2に伝送され、また
第1情報サーバ4及び第2情報サーバ5からは、個別通
信用の情報がパケット形式で仮想コネクション133及
び134を介して無線基地局装置2に伝送される。無線
基地局装置2では仮想コネクション132は同報通信用
のコネクションであることを認識し、同報通信用の仮想
コネクション135を用いて無線端末装置3A、3Bに
伝送される。また、個別通信用の仮想コネクション13
3及び134から無線基地局装置2に対して伝送された
情報は、仮想コネクション136及び137をそれぞれ
用いて、宛先の無線端末装置3A、3Bにそれぞれ伝送
される。仮想コネクション135のデータリンクと仮想
コネクション136のデータリンクは同一の無線端末装
置3Aに送られるものであるが、再送制御などについて
は、仮想コネクション番号単位で行なうことにより、同
報通信におけるアクノーレッジパケットが重複して伝送
されることによる混乱や、コネクション毎のサービス要
求の違いに対応することが可能となる。
【0068】なお、本動作例におけるコネクション番号
については、図5に示すような仮想チャネル識別子52
を用いることができる。
【0069】また、本実施形態は図2及び図4において
説明される複数の移動通信網を介して提供される場合に
おいても同一の動作と効果を有する。
【0070】〔第8実施形態〕次に、本発明の第8実施
形態に係る移動通信システムの動作例を図3、図13及
び図15によって説明する。図15は無線基地局装置か
ら無線端末装置への下りチャネルにおける無線伝送路の
状態を時間軸上に示したものである。下りチャネルは、
物理ヘッダ140と、各コネクション毎の伝送パケット
の受信を開始する位置に関する情報を示す受信開始位置
指定部141とを備えている。
【0071】さらに、下りチャネルは、同報通信用の伝
送スロット142と、他の無線端末装置宛ての伝送スロ
ット143と、同一の無線端末宛であるがコネクション
識別番号の異なる伝送パケットの伝送される伝送スロッ
ト144、145とを備えている。つまり、伝送スロッ
ト143〜145が個別通信用の伝送スロットである。
【0072】無線端末装置は物理ヘッダ140に続く受
信開始位置指定部141の内容を受信し、その指定に自
分の無線端末装置の受信タイミング144が指定されて
いるものとする。つまり、受信開始位置指定部141の
指定により無線端末装置3が受信すべき伝送スロットが
特定される。
【0073】無線基地局装置2において、図13に示さ
れるようにコネクション番号の異なる伝送パケットが1
21A、121Bが有線伝送路より到着し、無線伝送路
に伝送する際には、図3のデータリンク制御部29は、
図13のパケット123A及び123Bに示すように、
別個の誤り検出符号124A、124Bと、シーケンス
番号125A、125Bと、ヘッダ126A、126B
を付与する。但し、誤り検出符号及びシーケンス番号
は、一方を付けなくてもよいし、両方とも付けなくても
よい。図3のデータリンク制御部29はパケット123
A、123Bのシーケンス番号125A、125Bの示
すの番号に基づきパケットの再送等の制御を行ない、正
常な無線通信を提供する。
【0074】ここで、伝送パケット121Aのヘッダ部
122Aにおいて、同報通信を示すヘッダが付与されて
おり、121Bのヘッダ部122Bにおいては、個別通
信を示すヘッダが付与されている場合には、伝送パケッ
ト121Aは図15の同報通信用の伝送スロット142
において伝送され、伝送パケット121Bは同図の個別
通信用の伝送スロット144において伝送される。
【0075】無線端末装置は、あらかじめ同報用に指定
されている受信スロット142と前記受信開始位置指定
部141において指定された受信スロット144とを受
信することにより、図13における同報通信用のパケッ
ト121Aと個別通信用のパケット121Bとを受信す
る。
【0076】以上により、同報通信と個別通信を同一の
無線端末装置において同時に実現することが可能とな
る。
【0077】〔第9実施形態〕次に、本発明の第9実施
形態に係る移動通信システムに関する動作例を図14及
び図15によって説明する。
【0078】図15に示す無線基地局装置2から無線端
末装置3A、3Bへの下り伝送路の時間軸上の状態は、
上述した第8実施形態と同様である。図14に示すよう
に、無線基地局装置2において、第3情報サーバ131
の仮想コネクション132は同報通信のコネクション番
号が割り当てられており、第1情報サーバ4の仮想コネ
クション133、第2情報サーバ5の仮想コネクション
134は個別通信のコネクション番号が割り当てられて
いるものとする。
【0079】無線基地局装置2において、同報通信を示
す仮想コネクション132のパケットは、無線伝送路に
おいて同報通信用の仮想コネクション135として伝送
し、個別通信を示す仮想コネクション133、134の
パケットはそれぞれ無線伝送路における個別通信用の仮
想コネクション136、137として伝送する。
【0080】無線伝送路においては、図15に示すよう
に、仮想コネクション135で伝送されるパケットは全
て同報通信用の伝送スロット142を用いて無線端末装
置3A、3Bに伝送される。仮想コネクション136で
伝送されるパケットは、伝送スロット144を用いて、
このパケットを受信すべき無線端末装置3Aに伝送され
る。無線端末装置3Aがこの伝送スロット144を受信
すべきことは、受信開始位置情報指定部141において
指定される。同様に、仮想コネクション137で伝送さ
れるパケットは、伝送スロット145を用いて、このパ
ケットを受信すべき無線端末装置3Bに伝送される。無
線端末装置3Bがこの伝送スロット145を受信すべき
ことは、受信開始位置情報指定部141において指定さ
れる。
【0081】以上に示すように、同報通信用のコネクシ
ョン番号と無線伝送路での同報用スロット位置とをあら
かじめ対応づけておくことにより、無線端末装置3A、
3Bは同報通信を含むものである場合でも受信すべきス
ロットのみを受信することができ、電力消費量の少なく
効率の良い無線伝送制御方式を実現することができる。
【0082】〔第10実施形態〕次に、本発明の第10
実施形態に係る移動通信システムに関する動作例を図
3、図13及び図16によって説明する。
【0083】図16は無線基地局装置から無線端末装置
への下りチャネルの無線伝送路の状態を時間軸上に示し
たもので、この下りチャネルの無線伝送路は、物理ヘッ
ダ140と、各コネクション毎の伝送パケットの受信を
開始する位置に関する情報を示す受信開始位置指定部1
51とを備えている。さらに、下りチャネルの伝送路
は、各端末あてのデータ伝送スロット152、153、
154、155を備えている。つまり、本実施形態にお
いては同報通信専用の伝送スロットは設けられていな
い。
【0084】無線端末装置は物理ヘッダ140に続く受
信開始位置指定151の内容を受信し、その指定に自分
の無線端末装置の伝送スロット152〜155を受信す
るタイミングが指定されているものとする。つまり、受
信開始位置指定部151の指定により無線端末装置が受
信すべき伝送スロットが特定される。
【0085】無線基地局装置において、図13に示され
るようにコネクション番号の異なるパケット121A、
121Bが有線伝送路より到着し、無線伝送路に伝送す
る際には、図3のデータリンク制御部29は、図13の
パケット123A及び123Bに示すように、別個の誤
り検出符号124A、124Bとシーケンス番号125
A、125Bとヘッダ126A、126Bを付与する。
但し、誤り検出符号及びシーケンス番号は、一方を付け
なくてもよいし、両方を付けなくてもよい。図3のデー
タリンク制御部29は、パケット123A、123Bの
シーケンス番号125A、125Bの番号に基づきパケ
ットの再送等の制御を行ない、正常な無線通信を提供す
る。
【0086】ここで、パケット121Aのヘッダ部12
2Aにおいて、同報通信を示すヘッダが付与されてお
り、パケット121Bのヘッダ部122Bにおいては、
個別通信を示すヘッダが付与されている場合には、無線
基地局装置2は例えばパケット121Aを伝送スロット
153で、パケット121Bを伝送スロット154で伝
送する。ある無線端末装置宛の受信開始位置情報部15
1においては、伝送スロット153と伝送スロット15
4とを指定する。このときに別の無線端末装置が同報通
信のパケット121Aと、パケット121Bとは別の個
別通信のパケットをそれぞれ1つづつ受信するとする
と、この別の無線端末装置には受信開始位置情報部15
1で、伝送スロット153と伝送スロット155が指定
される。このように、伝送スロット153は2つの無線
端末装置に重複して指定されることにより、自動的に同
報通信が実現される。
【0087】各無線端末装置は、伝送スロットで伝送さ
れるパケットが同報通信であるか個別通信であるかを特
に意識することなく受信開始位置情報部151の位置情
報に基づき伝送スロットの受信を行なえばよいので、制
御が単純となり制御用の回路構成、制御ソフトウェア等
を簡略化することができる。
【0088】以上により、同報通信と個別通信を同一の
無線端末装置において同時に実現することが可能とな
る。
【0089】〔第11実施形態〕次に、本発明の第11
実施形態に係る移動通信システムに関する動作例を、図
14及び図16によって説明する。
【0090】図16に示す無線基地局装置2から無線端
末装置3A、3Bへの下り伝送路の時間軸上の状態は、
上述した第10実施形態と同様である。
【0091】図14の無線基地局装置2において、第3
情報サーバ131の仮想コネクション132は同報通信
のコネクション番号が割り当てられており、第1情報サ
ーバ4の仮想コネクション133、第2情報サーバ5の
仮想コネクション134は個別通信のコネクション番号
が割り当てられているものとする。
【0092】無線基地局装置2において、同報通信を示
すコネクション132のパケットは、無線伝送路におい
て同報通信用のコネクション135として伝送し、個別
通信を示すコネクション133、134のパケットはそ
れぞれ無線伝送路における個別通信用のコネクション1
36、137として伝送する。
【0093】ここで、無線基地局装置2は例えば仮想コ
ネクション135のパケットを伝送スロット153で伝
送し、仮想コネクション136のパケットを伝送スロッ
ト154で伝送し、仮想コネクション137のパケット
を伝送スロット155で伝送する。この場合、無線端末
装置3A宛の受信開始位置情報部151においては、伝
送スロット153と伝送スロット154とを指定する。
無線端末装置3B宛の受信開始位置情報部151におい
ては、伝送スロット153と伝送スロット155とを指
定する。このように、伝送スロット153は無線端末装
置3A、3Bに重複して指定されることにより、自動的
に同報通信が実現される。
【0094】各無線端末装置は、伝送スロットで伝送さ
れるパケットが同報通信であるか個別通信であるかを特
に意識することなく受信開始位置情報部151の情報に
基づき受信を行なえばよいので、制御が単純となり制御
用の回路構成、制御ソフトウェア等を簡略化することが
できる。
【0095】以上により、同報通信と個別通信を同一の
無線端末装置において同時に実現することが可能とな
る。
【0096】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、有線伝
送路における同一の無線端末装置に関するコネクション
が複数ある場合においても、無線伝送路においては1つ
のコネクションとしてデータリンクの制御を行うように
したので、無線区間での再送制御等にかかるバッファ量
が減少し、また、コネクション制御のための計算量が減
少することから、無線基地局や無線端末装置の消費電力
化やコストの軽減を図ることができるとともに、無線基
地局や無線端末装置の小型化等を実現することができ
る。
【0097】また、無線区間におけるデータリンクの制
御をコネクション毎に独立して行なうようにしたので、
1つの無線端末装置のアプリケーション上に複数の品質
の異なる情報を同時に表示させるような場合でも、それ
ぞれの情報毎に要求する品質を満たすようにデータリン
クの制御を行なうことができ、ユーザの様々な要求に応
じた多様な情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る移動通信システム
の構成例を示す図。
【図2】本発明の第1実施形態に係る別の移動通信シス
テムの構成例を示す図。
【図3】図1における無線基地局装置と無線端末装置の
内部構成の一例を示す図。
【図4】図2における無線基地局装置と無線端末装置の
内部構成の一例を示す図。
【図5】本発明に係るパケットの構成の一例を示す説明
図。
【図6】第1実施形態の変形例を示す図。
【図7】無線基地局装置における動作を説明するために
パケットの構成を示した図。
【図8】本発明の第2実施形態に係る無線基地局装置と
無線端末装置の内部構成の一例を示す図
【図9】複数の仮想コネクションの品質要求値が異なる
場合に、これら複数の品質要求値を1つに統合するため
の処理を説明する図。
【図10】本発明の第3実施形態に係る無線基地局装置
における動作を説明するためにパケットの構成を示した
図。
【図11】本発明の第5実施形態に係る移動通信システ
ムの構成例を示す図。
【図12】本発明の第6実施形態に係る移動通信システ
ムの構成例を示す図。
【図13】本発明の第6実施形態に係る無線基地局装置
における動作を説明するためにパケットの構成を示した
図。
【図14】本発明の第7実施形態に係る移動通信システ
ムの構成例を示す図。
【図15】本発明の第8実施形態及び第9実施形態にお
けるパケット伝送の動作の一例を説明するための図。
【図16】本発明の第10実施形態及び第11実施形態
におけるパケット伝送の動作の一例を説明するための
図。
【図17】従来の移動通信システムの構成例を示す図。
【図18】図17に示す移動通信システムにおけるパケ
ット構成の一例を示す図。
【図19】図17に示す移動通信システムに仮想コネク
ションを設定した状態を示す図。
【符号の説明】
1 移動通信網(第1の移動通信網) 2 無線基地局装置 3、3A、3B 無線端末装置 4 第1情報サーバ 5 第2情報サーバ 6 仮想コネクション(無線伝送路) 7、8 仮想コネクション(有線伝送路) 10 移動通信網(第2の移動通信網) 11 無線基地局装置 12 複合型網間接続装置 13 仮想コネクション 14 無線端末装置 21、25 無線インターフェース部 22 無線パケット解析部 23A、23B バッファ 24 無線パケット構成部 26 無線パケット解析部 27 有線パケット構成部 28 データ転送制御部 29 データリンク制御部 30 制御信号 31 ユーザインターフェース部 32 アプリケーションハードウェア 33、33A、33B アンテナ 41A、41B 無線インターフェース部 50 パケット 51 仮想パス識別子 52 仮想チャネル識別子 53 ペイロード 61A、61B、61C パケット 62 ヘッダ部 63 誤り検出符号 64 シーケンス番号 65 ヘッダ部 71 品質管理部 91A、91B、91C パケット(再送制御を必要と
する) 92A、92B、92C パケット(再送制御を必要と
しない) 93A、93B、94A、94B ヘッダ部 95 誤り検出ビット 96 シーケンス番号 97 仮想コネクション(再送制御を必要とする) 98 仮想コネクション(再送制御を必要としない) 97A、98A ヘッダ部 101 仮想画面 102 第1情報サーバより伝送される情報 103 第2情報サーバより伝送される情報 104 表示装置 111、112 仮想コネクション 121A、121B パケット 122A、122B ヘッダ部 123A、123B パケット 124A、124B 誤り検出符号 125A、125B シーケンス番号 126A、126B ヘッダ部 131 第3情報サーバ 132、133、134 仮想コネクション(有線伝送
路) 135 同報通信用の仮想コネクション(無線伝送路) 136、137 個別通信用の仮想コネクション(無線
伝送路) 140 物理ヘッダ 141 受信開始位置情報指定部 142 同報通信用の伝送スロット 143、144、145 個別通信用の伝送スロット 151 受信開始位置情報指定部 152、152、153、154 伝送スロット
フロントページの続き (72)発明者 坂 本 岳 文 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝研究開発センター内 (72)発明者 利 光 清 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝研究開発センター内 (72)発明者 熊 木 良 成 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 5K030 GA05 HA08 HC09 JL01 JT09 5K067 AA42 AA43 BB21 CC08 CC21 DD51 EE04 EE10 EE71 HH17 HH28 JJ12 9A001 BB02 BB03 BB04 CC03 CC05 CC06 DD10 EE02 JJ18 JJ19 JJ26 JJ27 JJ72 JZ55 KK37 KK56 LL02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有線通信ネットワークに接続された第1の
    インターフェースと、 無線端末と無線通信を行なう第2のインターフェース
    と、 前記第1のインターフェースを介し、前記有線通信ネッ
    トワークに接続された通信装置と自無線基地局間に、第
    1のコネクションを設定する第1のコネクション設定手
    段と、 前記第1のコネクションを使って、前記通信装置から前
    記無線端末宛のデータを受信する受信手段と、 前記第2のインターフェースを介し、前記無線端末と自
    無線基地局間に第2のコネクションを設定する第2のコ
    ネクション設定手段と、 前記受信手段で受信した前記データを、前記第2のコネ
    クションを使って、前記無線端末へ転送する転送手段
    と、 特定の前記無線端末宛の前記データに基づいた第1のコ
    ネクションがN(Nは自然数)個存在した場合、前記第
    2のコネクションを、M(M<Nの自然数)個となるよ
    う制御する制御手段とを具備したことを特徴とする無線
    基地局。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、特定の前記無線端末宛の
    前記データに基づいた第1のコネクションが複数個存在
    した場合、 前記第2のコネクションを一つにまとめるよう制御する
    ことを特徴とした請求項1記載の無線基地局。
  3. 【請求項3】前記第1のコネクション設定手段で設定さ
    れた前記第1のコネクションの制御情報を検出する第1
    のコネクション制御情報検出手段を備え、 前記制御手段は、該第1のコネクション制御情報検出手
    段で検出された前記制御情報に基づいて、前記第1のコ
    ネクションと前記第2のコネクションの対応関係を決定
    し、前記第2のコネクションの数を制御することを特徴
    とする請求項1記載の無線基地局。
  4. 【請求項4】前記制御情報は、前記第1のコネクション
    の伝品質要求を示す情報であることを特徴とする請求項
    3記載の無線基地局。
  5. 【請求項5】前記制御情報は、前記第1のコネクション
    の再送制御の有無を示す情報であることを特徴とする請
    求項3記載の無線基地局。
  6. 【請求項6】有線通信ネットワークに接続された第1の
    インターフェースと、 無線端末と無線通信を行なう第2のインターフェース
    と、 前記第1のインターフェースを介し、前記有線通信ネッ
    トワークに接続された通信装置と自無線基地局間に、第
    1のコネクションを設定する第1のコネクション設定手
    段と、 前記第1のコネクションを使って、前記通信装置から前
    記無線端末宛のデータを受信する受信手段と、 前記第2のインターフェースを介し、前記無線端末と自
    無線基地局間に第2のコネクションを設定する第2のコ
    ネクション設定手段と、 前記受信手段で受信した前記データを、前記第2のコネ
    クションを使って、前記無線端末へ転送する転送手段
    と、 前記第1のコネクションが複数の前記無線端末宛の同報
    通信のためのコネクションであるか、特定の前記無線端
    末宛の個別通信のためのコネクションであるかを検出す
    るコネクション検出手段と、 前記コネクション検出手段により、検出された前記第1
    のコネクションが同報通信のためのコネクションであっ
    た場合、特定の前記第2のコネクションを設定し、検出
    された前記第1のコネクションが個別通信であり、かつ
    複数あった場合には、該個別通信のための前記第1のコ
    ネクションを、前記特定の第2のコネクションとは別の
    他の前記第2のコネクションとして設定するよう制御す
    る制御手段とを具備したことを特徴とする無線基地局。
  7. 【請求項7】有線通信ネットワークに接続された第1の
    インターフェースと、 無線端末と無線通信を行なう第2のインターフェース
    と、 前記第1のインターフェースを介し、前記有線通信ネッ
    トワークに接続された通信装置と自無線基地局間に、第
    1のコネクションを設定する第1のコネクション設定手
    段と、 前記第1のコネクションを使って、前記通信装置から前
    記無線端末宛のデータを受信する受信手段と、 前記第2のインターフェースを介し、前記無線端末と自
    無線基地局間に第2のコネクションを設定する第2のコ
    ネクション設定手段と、 前記受信手段で受信した前記データを、前記第2のコネ
    クションを使って、前記無線端末へ転送する転送手段
    と、 特定の前記無線端末宛の前記第1のコネクションが再送
    制御を要求しているか否かを検出するコネクション検出
    手段と、 前記コネクション検出手段により、検出された前記第1
    のコネクションが再送制御を要求しており、かつ複数あ
    った場合は、この複数の第1のコネクションを一つの第
    2のコネクションとして設定し、再送制御を行なう制御
    手段とを具備したことを特徴とする無線基地局。
  8. 【請求項8】1つのチャネルを分割して形成された複数
    の伝送スロットを用いてデータパケットを無線基地局か
    ら無線端末へ伝送し、前記無線基地局が前記無線端末の
    受信すべき伝送スロットを指定することにより、前記無
    線基地局の1つのチャネルに複数の前記無線端末を収容
    することが可能な無線通信制御方式において、 前記無線端末は、 無線通信を制御するための制御用同報伝送スロットと、
    複数の無線端末装置へ同一のデータパケットを送信する
    ための同報通信用の伝送スロットと、該無線端末装置別
    にデータパケットを送信する為の個別通信用の伝送スロ
    ットとを同時に受信することにより、同報通信用のデー
    タパケットの受信と、個別通信用のデータパケットの受
    信を同時に行ない、 該無線通信基地局は、 前記同報通信で送信するデータパケット及び前記個別通
    信で送信するデータパケットはそれぞれ、同一の無線端
    末に送信するものであるときは異なるデータリンクとし
    て制御することを特徴とする無線通信制御方式。
  9. 【請求項9】前記無線基地局は、前記同報通信のデータ
    パケットである場合には、予め定められた同報通信用の
    前記伝送スロットにおいて該データパケットを伝送し、
    前記個別通信のデータパケットである場合には、無線端
    末装置毎にその都度割り当てられる伝送スロットで該デ
    ータパケットを伝送することを特徴とする請求項8に記
    載の無線通信制御方式。
  10. 【請求項10】前記無線基地局は、前記同報通信のデー
    タパケットである場合には、該データパケットを受信す
    る該無線端末のそれぞれに対して、そのデータパケット
    を割り当てた前記伝送スロットを、受信すべきスロット
    として指定することを特徴とする請求項8に記載の無線
    通信制御方式。
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