JP4546541B2 - 情報伝送方法 - Google Patents

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Description

本発明は情報伝送技術に関し、特に、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(MBMS,Multimedia Broadcast/Multicast Service)におけるMBMS制御情報を伝送する方法に関する。
移動通信ネットワークにおいて、マルチキャストやブロードキャストとは、一つのデータソースから複数の宛先にデータを伝送する技術である。伝統的な移動通信ネットワークにおいて、セルマルチキャストサービス又はブロードキャストサービス(CBS,Cell Broadcast Service)は、低ビットレートのデータが、セル共有ブロードキャストチャネルを通じて、全てのユーザに送信されることを許可する。このようなサービスはメッセージ類のサービスに属する。
現在、移動通信に対する人々の需要は、既に電話やメッセージサービスで満足できず、インターネット(Internet)の高速発展に従って、移動マルチメディアサービスが大量に出現した。その中で、一部分の移動マルチメディアサービス、例えば、ビデオオンデマンド(Video on Demand)、テレビ放送、ビデオ会議、ネットワーク教育及びインタラクティブなゲームなどは、複数のユーザが同時に同じデータを受信するよう要求する。これらの移動マルチメディアサービスは、普通のデータサービスと比べて、データ量が大きく、持続期間が長く、遅延に敏感であるなどの特徴がある。現在のインターネットプロトコル(IP)マルチキャストやブロードキャスト技術は、有線IP通信ネットワークだけに適用され、移動通信ネットワークには適用されない。これは、移動通信ネットワークが有線通信IPネットワークと異なる特定のネットワークアーキテクチャーや、機能エンティティや、無線インターフェースを有しているからである。
移動通信ネットワークのリソースを有効に利用するため、第三世代移動通信システムのグローバル標準化機構(3GPP)は、移動通信ネットワークのMBMSを提出し、これにより、移動通信ネットワークにおいて、一つのデータソースから複数のユーザにデータを送信するポイントツーマルチポイントのサービスを提供して、ネットワークリソースの共有を実現し、ネットワークリソース、特にエアインターフェース(air interface)リソースの利用率を高めるようにする。3GPPにより提出されたMBMSは、低レートのプレーンテキストメッセージ類のマルチキャストやブロードキャストを実現するだけではなく、高速マルチメディアサービスのマルチキャストやブロードキャストを実現することもできる。これは未来の移動データ発展の趨勢に順応しているに違いない。
図1はMBMSのシステムアーキテクチャーを示す図である。図1に示すように、MBMSサービスをサポートするため、移動通信ネットワークに、移動ネットワーク機能エンティティとして、ブロードキャスト・マルチキャストサービスセンター(BM-SC)を追加した。該ブロードキャスト・マルチキャストサービスセンター(BM-SC)は、承認することと、移動通信ネットワークでMBMSベアラサービスを開始し、予定のスケジュールに応じてMBMS内容を伝送することに用いられ、コンテンツプロバイダーの入り口である。その他、MBMSサービスをサポートするため、ユーザ端末(UE)、ユニバ−サル移動通信システム(UMTS)陸上無線アクセスネットワーク(UTRAN)、グローバル移動通信システム/ GSM進化型高速データレート(GSM/EDGE,Enhanced Data Rates for GSM Evolution )無線アクセスネットワーク(GERAN)、サービング汎用パケット無線サービス(GPRS)のサポートノード(SGSN)、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)等の機能エンティティを強化し、MBMS関連の機能を追加している。
MBMSはマルチキャストモードとブロードキャストモードとを含む。マルチキャストモードでは、ユーザは、相応のマルチキャストグループに契約(subscribe)して加入する必要があり、サービスをアクティブにして、相応の課金情報を生成する。一方、ブロードキャストモードでは、ユーザが契約加入しないで、サービスをアクティブにすることができる。このように、マルチキャストモードとブロードキャストモードとでは、サービス需要において異なる点があるため、そのサービスフローも異なることになる。
図2はMBMSマルチキャストモードにおけるサービスフローチャートである。そのフローには、順に、契約、サービスアナウンスメント(service announcement)、ユーザ加入、セッションスタート、MBMS通知、データ伝送、セッションストップ及びユーザ退出が含まれる。
図3はMBMSブロードキャストモードにおけるサービスフローチャートである。そのフローには、順に、サービスアナウンスメント、セッションスタート、MBMS通知、データ伝送及びセッションストップが含まれる。
上記ブロードキャストモードのサービスとマルチキャストモードのサービスとの両方のデータ伝送の段階において、MBMSサービスがUTRANとUEとの間で情報を伝送する方式は、ポイントツーマルチポイント(PTM,Point to Multipoint)モードとポイントツーポイント(PTP,Point to Point)モードという2種類のモードがある。PTMモードでは、MBMSポイントツーマルチポイントトラフィックチャネル(MTCH)を通じて同じデータを送信し、マルチキャストサービスに加入したか、又はブロードキャストに興味があるUEの各々がこれを受信することができる。PTPモードでは、専用のトラフィックチャネル(DTCH)を通じてデータを送信し、相応の一つのUEだけがこれを受信することができる。
MBMS PTM伝送モードでは、サービス情報、アクセス情報、無線ベアラ情報及びFLC(Frequency Layer Convergency)情報などを含む関連の無線制御情報は、全部無線リソース制御(RRC ,Radio Resource Control)層により、論理チャネル、即ちMBMSポイントツーマルチポイント制御チャネル(MCCH,MBMS point-to-multipoint Control Channel)を通じて送信される。図4はMCCHのプロトコルスタックの構造を示す図である。図4に示すように、MCCHのプロトコルユニットは、上から下まで順に、RRC層、無線リンク制御層(RLC)、媒体アクセス制御層(MAC)と物理層(PHY)である。
図5はMAC層の論理チャネルと物理層のFACHチャネルとのマッピング関係を示す図である。図5に示されるように、従来のシステムにおいて、MCCH情報、即ちMBMSの制御情報は、全てフォワードアクセスチャネル(FACH,Forward Access Channel)という伝送チャネルにマッピングされて送信される。
図6はMCCH情報の伝送スケジューリングを示す図である。図6に示されるように、MCCH情報は固定のスケジューリングの方式に基づいて伝送される。且つ、信頼性を高めるため、UTRANはMCCH情報を繰り返して送信する必要がある。MCCH情報を繰り返して送信する期間を繰り返し期間とする。完全なMCCH情報が繰り返し期間に応じて周期的に送信される。修正期間は、整数倍の繰り返し期間に定義され、修正期間ごとに、MCCH情報に対して修正を行う必要がある。MBMSのアクセス情報はアクセス情報期間に応じて、周期的に送信されることができる。ここで、アクセス情報期間は、繰り返し期間を整数で割った期間である。
MCCH情報は更にクリティカル情報(critical info)とノンクリティカル情報と(non-critical info)に分けられる。ここで、クリティカル情報は、MBMS隣接セル情報、MBMSサービス情報及びMBMS無線ベアラ情報からなり、且つ周期的繰り返し送信が必要である情報である。繰り返し期間の各々において、送信されるMCCH情報の内容は変わらず、修正期間にてMCCH情報が初めて送信される時だけに修正されることができる。ノンクリティカル情報は、MBMSアクセス情報であり、且つ周期的繰り返し送信が必要でない情報であり、いかなる時にも修正されることができる。
従来の技術方案において、RLCは非確認型モード(UM)を採用してMCCH情報を伝送し、且つ同じRLC UMエンティティを用いて、クリティカル情報とノンクリティカル情報とを一つのMCCH論理チャネルを通じて伝送する。MBMS制御情報の伝送方式を示す図7を参照すると、従来の技術において、MBMS制御情報の伝送方法には、主に、送信側(Sender)RLC UMエンティティの送信プロセス、及び受信側(Receiver)RLC UMエンティティの受信プロセスが含まれる。伝送期間ごとに、一つ又は複数のPDU(プロトコルデータユニット)を送信することができる。個々の伝送期間内のPDUのサイズや数はMACにより決められる。
現在、非確認型モードデータのプロトコルデータユニット(UMD PDU)の送信プロセスは以下のようになる。
送信側RLC UMエンティティは、上位層からの非確認型モードデータの伝送要求を受信した後、上位層から受信されたRLCサービスデータユニット(SDU)をスケジューリングして送信する。一つ又は複数のRLC SDUが既にスケジューリングされて送信された場合、RLC UMエンティティは、まず、上位層からSDUの数とサイズを含むデータを受信するように下位層に通知し、次に、下位層より指示されたPDUサイズに基づいて、SDUを分割すると共に、できれば連結も行い、次に、シーケンス番号フィールドをVT(US)に設定し、UMD PDUの中で終了した個々のSDUに長さ指示子フィールドを設定し、最後に、要求された数のUMD PDUを下位層、即ちMAC層に提出し、且つ下位層に提出された個々のUMD PDUに関してVT(US)をアップデートすると同時に、下位層に提出されていないSDUをバッファリングする。
UMD PDUの受信プロセスは以下のようになる。
受信側RLC UMエンティティは、下位層から一組のUMD PDUを受信した後、受信したUMD PDUに基づいて、VR(US)をアップデートし、VR(US)のアップデートステップサイズが1に等しくないと、失ったUMD PDUの中でセグメントがあるSDUを廃棄し、そうでなければ、受信したUMD PDUをRLC SDUに再組み立てし、再組み立てされたRLC SDUを上位層、即ちRRC層に提出する。
具体的に、送信側RLC UMエンティティの送信プロセスについては、現在の一つの修正期間がスタートした後、以下のステップを実行する。
ステップA1で、現在の修正期間がスタートし、第一繰り返し期間において、MCCHの上位層、即ちRRCは、送信する必要がある制御情報をSDUを通じてRLC UMエンティティに送信する。RLC UMエンティティはSDUを受信した後、ステップA2を実行する。
ステップA2で、RLC UMエンティティは受信したSDUに対して分割/連結処理を行い、非確認型モードデータのプロトコルデータユニット(UMD PDU)に組み立て、以下ではPDUと略称する。
ここで、UMD PDUのフォーマットは表1に示すようになる。
Figure 0004546541
RLCプロトコルUMD PDUのフォーマットでは、長さ指示子(LI,Length Indicator)を用いて該PDUの中におけるRLC SDUの終了位置を示している。LIは、一部分の予め定義された特別値以外は、UMD PDU中でのRLCヘッダの終了位置から本PDUでのRLC SDUの最後の一個のバイトまでのバイト数を表示する。LIは7ビット又は15ビットである。UMモードにおいて、最大のUMD PDUサイズ<=125バイトの場合は7ビットのLIを用い、その他の場合は15ビットのLIを用いる。7ビットのLIと15ビットのLIの個々の特別値の意味は、それぞれ表2と表3に示すようになる。表2は7ビットのLIの個々の特別値の意味の説明であり、表3は15ビットのLIの個々の特別値の意味の説明である。
Figure 0004546541
Figure 0004546541
クリティカル情報を含むSDUとノンクリティカル情報を含むSDUは同じPDUに連結できないため、本ステップにおいて、RLC UMエンティティは、受信した個々のSDUの情報タイプをリアルタイムに区別して、SDUの情報タイプに基づいて、分割/連結処理を行う必要がある。即ち、クリティカル情報を含むSDUに対して分割/連結処理を行って、クリティカル情報を含むプロトコルデータユニット(PDU)に組み立て、ノンクリティカル情報を含むSDUに対して分割/連結処理を行って、ノンクリティカル情報を含むPDUに組み立てる。
ステップA3で、RLC UMエンティティは、組み立てられたPDUにシーケンス番号を設定し、1本のMCCH論理チャネルを通じて組み立てられたPDUをMAC層に送信し、送信したPDUにクリティカル情報が含まれるかどうかを判断し、含まれると、RLC UMエンティティ内に該クリティカル情報を含むPDUを保存し、含まれないと、該PDUを保存しない。
従来の技術において、クリティカル情報を含むPDUとノンクリティカル情報を含むPDUは、同じシーケンス番号空間を共通に使用する。7ビットの空間を例として、一つのシーケンス番号空間に含まれるシーケンス番号は0〜127である。
ステップA4で、MAC層は、MCCH論理チャネルを物理層のFACH伝送チャネルにマッピングして、PDUを送信する。この時、一つの繰り返し期間が終了する。
ステップA5で、現在の修正期間が終了したかどうかを判断し、終了したら、ステップA7を実行し、終了しなかったら、次の繰り返し期間を現在の繰り返し期間として、ステップA6を実行する。
ステップA6で、RLC UMエンティティは、現在の繰り返し期間内で、RRCから送信されたSDUを受信し、受信したSDUの情報タイプを区別して、クリティカル情報を含むSDUに対して処理をせずに、RLC UMエンティティ内に保存された、クリティカル情報を含むPDUを直接にMAC層に送信し、ステップA4に戻る。一方、RLC UMエンティティは、ノンクリティカル情報を含むSDUに対して分割/連結処理を行って、PDUに組み立て、該PDUにシーケンス番号を設定し、該PDUをMAC層に送信し、ステップA4に戻る。本繰り返し期間において、ノンクリティカル情報を含むPDUに設定されたシーケンス番号は、この前の繰り返し期間でのPDUのシーケンス番号と同じシーケンス番号空間に属するが、異なる値を有する。
ステップA7で、次の修正期間を現在の修正期間として、RLC UMエンティティを再確立し、即ち上記RLC UMエンティティに保存されたPDUを削除し、且つステータスパラメータを0にリセットして、ステップA1に戻る。
送信側RLC UMエンティティに対応して、受信側RLC UMエンティティにおいて、現在の修正期間がスタートした後、以下のステップを実行する。
ステップB1で、現在の修正期間がスタートし、且つ第一繰り返し期間において、RLC UMエンティティは、一つのPDUを受信するごとに、関連のSDUに再組み立てし、シーケンス番号に応じて該PDUを保存することを試み、再組み立てされたSDUをRRC層に提出する。この時、一つの繰り返し期間が終了する。
ステップB2で、現在の修正期間が終了したかどうかを判断し、終了したら、ステップB4を実行し、終了しなかったら、次の繰り返し期間を現在の繰り返し期間として、ステップB3を実行する。
ステップB3で、現在の繰り返し期間において、受信したPDUのシーケンス番号に基づいて、該シーケンス番号と同じPDUが既に保存されたかどうかを判断し、保存されたら、受信したPDUを廃棄して、ステップB2に戻り、保存されなかったら、該PDUを関連のSDUに再組み立てし、シーケンス番号に応じて該PDUを保存することを試み、再組み立てされたSDUをRRC層に提出して、ステップB2に戻る。
ステップB4で、次の修正期間を現在の修正期間として、RLC UMエンティティを再確立し、即ち上記RLC UMエンティティに保存されたPDUを削除し、且つステータスパラメータを0にリセットして、ステップB1に戻る。
しかしながら、上記の従来の技術方案において、下記のような問題が存在する。
1、クリティカル情報を含むSDUとノンクリティカル情報を含むSDUは同じシーケンス番号空間を用いるため、RLC UMエンティティのシーケンス番号に厳しい制限があり、ラップアラウンド(wraparound:包括的)に使用することができない。7ビットのシーケンス番号空間を例として、ラップアラウンドに使用することができないということは、繰り返し期間ごとにクリティカル情報を含むPDUが60個あり、ノンクリティカル情報を含むPDUが20個あると仮定し、第一繰り返し期間において、シーケンス番号0〜59を用いてクリティカル情報を含むPDUを表し、シーケンス番号60〜79を用いてノンクリティカル情報を含むPDUを表すと仮定し、第二繰り返し期間において、クリティカル情報を含むPDUの内容が変わらず、RLC UMエンティティがこの前の繰り返し期間に保存されたPDUを再送信し、ノンクリティカル情報を含む新しいPDUに対して、新しいシーケンス番号を採用して送信し、即ち、以前のシーケンス番号0〜79を使用することができず、新しいシーケンス番号を割り当てる必要がある。そのため、ノンクリティカル情報を含むPDUに使用できるシーケンス番号は、ただ79〜127だけであり、一つの修正期間での繰り返し期間が比較的多い場合、現有のシーケンス番号が足りなくて、シーケンス番号空間のビット数を拡張する必要がある。なお、シーケンス番号が、更にPDUのヘッダオーバヘッドを占用するため、PDUのヘッダオーバヘッドが増大し、情報伝送の効率が低下し、コストが増加してしまう。
2、ノンクリティカル情報のシーケンス番号はラップアラウンドに使用することができない。これは、受信側がクリティカル情報を含むPDUであるか、ノンクリティカル情報を含むPDUであるかを区別しないためである。ノンクリティカル情報のシーケンス番号をラップアラウンドに使用すると、例えば、第一繰り返し期間中のシーケンス番号が60〜79であり、受信側が該シーケンス番号を保存し、第二繰り返し期間で該シーケンス番号60〜79をラップアラウンドに使用して新しいPDUを表す場合、受信側は既に該シーケンス番号を保存した結果として、該新しいPDUを廃棄するようになり、データ受信エラーになってしまう。
3、送信側RLC UMエンティティは、受信した個々のSDUの情報タイプをリアルタイムに区別し、SDUの情報タイプに基づいて、それぞれ分割/連結処理を行う必要があるため、RLC UMエンティティが情報を伝送する際の処理プロセスが複雑であり、演算量が大きく、効率が低下し、性能が高くない。
4、また、従来の技術方案では、クリティカル情報とノンクリティカル情報のスケジューリング方法を明確にしなかったため、クリティカル情報とノンクリティカル情報との両方が同時にRLC UMエンティティに到着する場合、又は一つの修正期間の第二繰り返し期間及び後続の繰り返し期間において、クリティカル情報PDUを再送信するときにノンクリティカル情報が到着する場合、RLC UMエンティティはクリティカル情報を含むPDUを先に送信する可能があり、従ってノンクリティカル情報が遅れて送信されるおそれがある。極端な状況において、アクセス情報期間内のノンクリティカル情報を含むPDUが次のアクセス情報期間で送信されることもある。これによって、MBMSのノンクリティカル情報、即ちアクセス情報がUEに遅れて受信されることで、カウントプロセス中のUEの行為に影響を与え、カウントの精度を低め、カウントプロセスを延長し、システムの性能を低下させることになる。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、情報伝送の処理プロセスを簡略化し、情報伝送の効率を高め、誤り率とコストを低減することができる情報伝送方法を提供することを主な目的とする。
また、本発明は情報伝送の信頼性と柔軟性を高め、システム全体の性能を高めることができる別の情報伝送方法を提供することをもう一つの目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の技術方案は具体的に下記のように実現される。
無線通信システムにおける情報伝送方法であって、情報伝送方法は、送信側において、送信しようとする周期的繰り返し送信が必要である情報と周期的繰り返し送信が必要でない情報に対して、それぞれ処理を行って、データユニットに組み立て、それぞれ互いに独立のシーケンス番号空間を利用して、組み立てられたデータユニットにシーケンス番号を設定して、該組み立てられたデータユニットを送信するステップと、受信側において、受信した前記周期的繰り返し送信が必要である情報を伝送する組み立てられたデータユニット、受信した前記周期的繰り返し送信が必要でない情報を伝送する組み立てられたデータユニットに対して、前記送信側で設定されたシーケンス番号に従って、それぞれ受信処理を行うステップと、を含み、前記周期的繰り返し送信が必要である情報はクリティカル情報であり、前記周期的繰り返し送信が必要でない情報はノンクリティカル情報であることを特徴とする。
本発明の好ましい方案として、無線通信システムにおいて、周期的繰り返し送信が必要である情報を処理する論理ユニット、及び周期的繰り返し送信が必要でない情報を処理する論理ユニットをそれぞれ設定し、前記無線通信システムの送信側でのステップにおいて、送信側において、送信する必要のある情報がある場合、情報のタイプを判断し、周期的繰り返し送信が必要である情報であれば、周期的繰り返し送信が必要である情報を処理する論理ユニットに提出し、周期的繰り返し送信が必要でない情報であれば、周期的繰り返し送信が必要でない情報を処理する論理ユニットに提出するステップA1と、周期的繰り返し送信が必要である情報を処理する論理ユニットと周期的繰り返し送信が必要でない情報を処理する論理ユニットは、それぞれ各自が受信した情報に対して処理を行って、データユニットに組み立て、それぞれ異なるシーケンス番号空間を利用して、各自が組み立てたデータユニットにシーケンス番号を設定し、該シーケンス番号付きのデータユニットを出力し、送信側は、データユニットに該データユニットでの情報タイプを明記し、1本の物理チャネルを通じて送信するステップA2と、を含み、前記無線通信システムの受信側でのステップにおいて、受信側は、受信したデータユニットでの情報タイプに基づいて、データユニットを、それぞれ前記周期的繰り返し送信が必要である情報を処理する論理ユニットと周期的繰り返し送信が必要でない情報を処理する論理ユニットに提出して処理させるようにするステップを含む。
前記周期的繰り返し送信が必要である情報を処理する論理ユニットと周期的繰り返し送信が必要でない情報を処理する論理ユニットは、それぞれ異なる論理チャネルを通じて、シーケンス番号付きのデータユニットを出力し、且つデータユニットでの情報タイプが論理チャネルのタイプと番号によって明記される。
前記ステップA2において、周期的繰り返し送信が必要である情報を処理する論理ユニットが、組み立てられたデータユニットを保存するステップを更に含む。
前記ステップA1において、通信システムの現在の修正期間に、前記周期的繰り返し送信が必要である情報が既に提出された場合、周期的繰り返し送信が必要である情報を処理する論理ユニットに、保存したデータユニットを再送信することを指示するステップを更に含む。
前記無線通信システムの受信側でのステップにおいて、周期的繰り返し送信が必要である情報を処理する論理ユニットが受信されたデータユニットを保存し、周期的繰り返し送信が必要でない情報を処理する論理ユニットが受信されたデータユニットを保存しないステップを更に含む。
前記周期的繰り返し送信が必要である情報を処理する論理ユニットは、データユニットを受信した後、受信されたデータユニットのシーケンス番号が保存されたデータユニットのシーケンス番号と同じであるかどうかを更に判断し、同じであれば、該データユニットを廃棄し、そうでなければ、該データユニットに対して処理を行い、且つ該データユニットを保存する。
前記無線通信システムの送信側は、周期的繰り返し送信が必要でない情報を優先して送信する。
前記論理ユニットは、無線リンク制御RLCエンティティである。
前記論理ユニットは、一つのRLCエンティティでの論理モジュールである。
前記クリティカル情報及び前記ノンクリティカル情報は、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(MBMS)制御情報中に存在する
本発明は、それぞれ二つのRLC UMエンティティを用いて、又は一つのRLC UMエンティティにおいて二つのモジュールを採用して、それぞれ異なる情報タイプの制御情報に対して独立の分割/連結処理を行うので、分割/連結の処理プロセスにおいて、受信した個々のSDU情報のタイプをリアルタイムに区別しなければならないことを避け、分割/連結の処理プロセスを大いに簡略化し、RLC UMエンティティの演算量を削減し、RLC UMエンティティの作業効率と全体としての性能を高めるようになる。
本発明において、周期的繰り返し送信が必要である情報を含むPDUと周期的繰り返し送信が必要でない情報を含むPDUは、それぞれ二つの異なるシーケンス番号空間を用いるので、シーケンス番号の数に対する制限を低め、シーケンス番号空間のビット数も間接に下げて、更にPDUのヘッダオーバヘッドを削減し、伝送効率を高めるようになる。
本発明は、2本の論理チャネルを採用して、周期的繰り返し送信が必要である制御情報と周期的繰り返し送信が必要でない制御情報をそれぞれ伝送し、且つ送信されるPDUに制御情報のタイプを示す指示子を追加する。受信側は該指示子に基づいて、周期的繰り返し送信が必要である制御情報と周期的繰り返し送信が必要でない制御情報に対してそれぞれ処理を行う。それで、周期的繰り返し送信が必要でない情報を含むPDUのシーケンス番号をラップアラウンドに使用することができ、更にPDUのヘッダオーバヘッドを削減し、伝送効率を高めるようになる。
本発明における別の情報伝送方法は、特別なスケジューリングメカニズムを採用して、優先して処理する必要があるSDU情報を先に処理し、例えば、MBMS制御情報中のアクセス情報、即ちノンクリティカル情報を優先して処理・送信することで、アクセス情報の遅延を避け、カウントの精度を高め、カウントプロセスを短縮し、且つ情報伝送の信頼性と柔軟性を高め、システム全体としての性能を高めるようになる。
以下、図面と具体的な実施例を参照して、本発明の実施形態を更に説明する。
本発明に提供された第一種の情報伝送方法の主な構想として、サービス制御情報の伝送プロセスにおいて、周期的繰り返し送信が必要である情報と周期的繰り返し送信が必要でない情報に対して、それぞれ互いに独立に分割/連結と番号付けなどの処理操作を行ってから送信し、且つ各種の情報に対して、それぞれ独立のシーケンス番号空間を利用して番号を付けて、それぞれ異なる論理チャネルを利用して伝送し、受信側において、周期的繰り返し送信が必要である情報と周期的繰り返し送信が必要でない情報に対して、それぞれ受信処理と再組み立て処理を行うことである。
以下、MBMS制御情報のクリティカル情報とノンクリティカル情報とを例として、本発明の方法を詳しく説明する。ここで、クリティカル情報は周期的繰り返し送信が必要である情報であり、ノンクリティカル情報は周期的繰り返し送信が必要でない情報である。
上記主な構想に基づいて、本発明の実施例1では、サービス制御情報を生成する論理エンティティRRCにおいて、二つのリンク層論理エンティティRLCを確立し、それぞれがクリティカル情報とノンクリティカル情報を処理する。且つ2本の論理チャネルを通じて該情報を伝送し、またMAC層において、2本の論理チャネルを1本のFACHに多重して情報を伝送する。該実施例1において、MBMS制御情報の伝送方法は主に、送信側RLC UMエンティティの送信プロセス、及び受信側RLC UMエンティティの受信プロセスを含む。
図8Aは本実施例1に係る前記制御情報の伝送方法の送信側での実行フローチャートを示す図である。ここで、送信側RLC UMエンティティは、現在の修正期間がスタートした後、以下のステップを実行する。
ステップ8A1で、現在の修正期間がスタートし、第一繰り返し期間において、MCCHの上位層、即ちRRCは、送信する必要がある制御情報のタイプを区別して、クリティカル情報を含むSDUを、前記クリティカル情報を処理するRLC UMエンティティに送信し、ノンクリティカル情報を含むSDUを、前記ノンクリティカル情報を処理するRLC UMエンティティに送信する。RLC UMエンティティは、SDUを受信した後、ステップ8A2を実行する。
ステップ8A2で、クリティカル情報を処理するRLC UMエンティティとノンクリティカル情報を処理するRLC UMエンティティは、各自が受信したSDUに対して、それぞれ互いに独立に分割/連結処理を行って、PDUに組み立てる。
クリティカル情報を含むSDUとノンクリティカル情報を含むSDUとの両方は、同じPDUに連結できないため、本発明は従来の技術と比べて、二つのRLC UMエンティティを用いて、それぞれ異なる情報タイプの制御情報に対して独立の分割/連結処理を行うことで、分割/連結の処理プロセスにおいて、受信された個々のSDU情報のタイプをリアルタイムに区別しなければならないことを避け、分割/連結の処理プロセスを大いに簡略化し、RLC UMエンティティの演算量を削減し、RLC UMエンティティの作業効率と全体としての性能を高めるようになる。
ステップ8A3で、前記クリティカル情報を処理するRLC UMエンティティとノンクリティカル情報を処理するRLC UMエンティティは、それぞれ異なるシーケンス番号空間を利用して、互いに独立に各自により組み立てられたPDUにシーケンス番号を設定し、それぞれ異なるMCCH論理チャネルを通じて、組み立てられたPDUをMAC層に送信し、且つクリティカル情報を処理するRLC UMエンティティは該送信されるPDUを保存する。
本発明において、クリティカル情報を含むPDUとノンクリティカル情報を含むPDUは、それぞれ二つの異なるシーケンス番号空間を用いる。7ビットの空間を例として、二つのシーケンス番号空間に含まれるシーケンス番号はいずれも0〜127であり得る。情報伝送のプロセスにおいて、二つのRLC UMエンティティの処理プロセスは、互いに独立するので、シーケンス番号のため衝突が生ずることはない。従来の技術に比べて、シーケンス番号に対する制限が軽減される。例えば、7ビットのシーケンス番号空間にとって、クリティカル情報を含むPDUのシーケンス番号の数は128個に制限され、ノンクリティカル情報を含むPDUのシーケンス番号の数は128個に制限されるが、従来の技術において、7ビットのシーケンス番号空間にとって、クリティカル情報を含むPDUとノンクリティカル情報を含むPDUとのシーケンス番号の数の和が128個に制限されるため、本発明はシーケンス番号の数に対する制限を低めて、シーケンス番号空間のビット数を間接的に下げることで、PDUのヘッダオーバヘッドを削減し、伝送効率を高めるようになる。
ステップ8A4で、MAC層において、前記2本のMCCH論理チャネルを物理層上の1本のFACHチャネルに多重し、即ち、RLCエンティティからのPDUを受信した後、該PDUを伝送する論理チャネルに基づいて、該PDUに含まれた情報のタイプを判断し、且つ該PDUにそれに含まれた情報のタイプを明記し、前記FACHチャネルを通じてPDUを送信する。この時、一つの繰り返し期間が終了する。
本ステップにおいて、本発明は、アウトオブオーダ(out-of-order)伝送機能を追加するために、MAC層において2本のMCCH論理チャネルの多重機能を更に追加する必要がある。本発明において、MAC層のMACプロトコルは、C/Tフィールドを用いて、同じMCCHタイプの異なる論理チャネルを区別し、即ち、異なる情報タイプを含むPDUを区別する。例えば、1ビットのC/Tフィールドを用いて、2本のMCCH論理チャネルを区別することができる。C/Tフィールドの値は、0又は1であり得る。C/Tフィールドの値が0である場合、ノンクリティカル情報を伝送することを表し、C/Tフィールドの値が1である場合、クリティカル情報を伝送することを表す。
また、本発明のC/Tフィールドはその他の方式で実現されることができる。例えば、拡張の角度から見ると、2ビットを用いてC/Tフィールドを表すことができるが、その原理は同様である。
その代わりに、MAC層において、前記2本のMCCH論理チャネルを物理層上の1本のFACHチャネルに多重した後、前記PDUをMAC PDUのフォーマットに拡張してから、受信側に伝送する。ここで、MAC PDUのフォーマットは表4に示すようになる。
Figure 0004546541
また、本発明において、MAC層にて2本のMCCH論理チャネルの多重機能を実現するのにC/Tフィールドを使用せず、二つのTCTF値を採用することにより、同じMCCHタイプの異なる論理チャネルを区別することもできる。即ち、従来の技術に基づくTCTFの符号において、二つの値を採用して、クリティカル情報を伝送するMCCH論理チャネルとノンクリティカル情報を伝送するMCCH論理チャネルとの両方をそれぞれ示す。従来の技術におけるFACHチャネル上のTCTFの符号は表5に示すようになる。
Figure 0004546541
本発明において、FACHチャネル上のTCTFの符号は表6に示すようになる。
Figure 0004546541
上記表6において、01000001を用いてクリティカル情報を伝送するMCCH論理チャネルを示し、01000010を用いてノンクリティカル情報を伝送するMCCH論理チャネルを示すので、TCTF値だけで同じMCCHタイプの異なる論理チャネルを区別することができる。もちろん、それは一種の実施形態に過ぎない。これと同様に、その他の二つの異なるTCTF符号値を用いて、クリティカル情報を伝送するMCCH論理チャネルとノンクリティカル情報を伝送するMCCH論理チャネルとの両方を区別することもできる。
上記二つのTCTF値を採用して、同じMCCHタイプの異なる論理チャネルを区別する方法について、その相応のMAC PDUのフォーマットは表7に示すようになる。
Figure 0004546541
MCCHタイプの2本のMCCH論理チャネルについて、ノンクリティカル情報を伝送するMCCH論理チャネルは、クリティカル情報を伝送するMCCH論理チャネルよりもっと高い優先度が要求される。MAC層は、スケジューリングを行うとき、ノンクリティカル情報を伝送するMCCH論理チャネルを優先してスケジューリングする。
ステップ8A5で、現在の修正期間が終了したかどうかを判断し、終了したら、ステップ8A7を実行し、終了しなかったら、次の繰り返し期間を現在の繰り返し期間として、ステップ8A6を実行する。
ステップ8A6で、現在の繰り返し期間において、RRCは、クリティカル情報を処理するRLC UMエンティティに、それに保存されたクリティカル情報を含むPDUを再送信することを要求する。クリティカル情報を処理するRLC UMエンティティは、この要求を受信した後、自身に保存されたPDUをMAC層に直接送信し、ステップ8A4に戻る。同時に、RRCは、ノンクリティカル情報を含むSDUを、前記ノンクリティカル情報を処理するRLC UMエンティティに送信する。該ノンクリティカル情報を処理するRLC UMエンティティは、受信したSDUに対して分割/連結処理を行って、ノンクリティカル情報を含むPDUに組み立て、該PDUにシーケンス番号を設定してから、該PDUをMAC層に送信し、ステップ8A4に戻る。
本繰り返し期間において、ノンクリティカル情報を含むPDUに設定されたシーケンス番号は、この前の繰り返し期間でのPDUのシーケンス番号と同じシーケンス番号空間に属するが、異なる値を有する。
ステップ8A7で、次の修正期間を現在の修正期間として、RLC UMエンティティを再確立し、即ち、上記RLC UMエンティティに保存されたPDUを削除し、且つステータスパラメータを0にリセットして、ステップ8A1に戻る。
図8Bを参照すると、送信側RLC UMエンティティに対応して、受信側RLC UMエンティティにおいて、現在の修正期間がスタートした後、以下のステップを実行する。
ステップ8B1で、現在の修正期間がスタートすると、第一繰り返し期間において、MAC層は、一つのPDUを受信するごとに、該PDUのC/Tフィールドに基づいて、該PDUのタイプを判断し、即ち、クリティカル情報を含むか、それともノンクリティカル情報を含むかを判断して、1本の論理チャネルを通じて、クリティカル情報を含むPDUを、クリティカル情報を処理するRLC UMエンティティに送信し、別のMCCH論理チャネルを通じて、ノンクリティカル情報を含むPDUを、ノンクリティカル情報を処理するRLC UMエンティティに送信する。
ステップ8B2で、クリティカル情報を処理するRLC UMエンティティとノンクリティカル情報を処理するRLC UMエンティティとの両方は、それぞれPDUを受信し、処理する。
ここで、クリティカル情報を処理するRLC UMエンティティは、一つのPDUを受信するごとに、関連のSDUに再組み立てし、シーケンス番号に応じて該PDUを保存することを試み、再組み立てされたSDUをRRC層に提出する。ノンクリティカル情報を処理するRLC UMエンティティは、一つのPDUを受信するごとに、ただ関連のSDUに再組み立てすることだけを試み、再組み立てされたSDUをRRC層に提出する。
ステップ8B3で、この時、一つの繰り返し期間が終了し、現在の修正期間が終了したかどうかを判断し、終了したら、ステップ8B5を実行し、終了しなかったら、次の繰り返し期間を現在の繰り返し期間とする。
ステップ8B4で、現在の繰り返し期間において、クリティカル情報を処理するRLC UMエンティティとノンクリティカル情報を処理するRLC UMエンティティとの両方は、それぞれPDUを受信し、処理する。
ここで、クリティカル情報を処理するRLC UMエンティティは、一つのPDUを受信するごとに、受信したPDUのシーケンス番号に基づいて、該シーケンス番号と同じPDUが既に保存されたかどうかを判断し、保存されたら、受信したPDUを廃棄して、ステップ8B3に戻り、保存されなかったら、該受信したPDUを関連のSDUに再組み立てし、シーケンス番号に応じて該PDUを保存することを試み、再組み立てされたSDUをRRC層に提出して、ステップ8B3に戻る。
ノンクリティカル情報を処理するRLC UMエンティティは、一つのPDUを受信するごとに、直接に関連のSDUに再組み立てすることを試み、再組み立てされたSDUをRRC層に提出して、ステップ8B3に戻る。
ステップ8B5で、次の修正期間を現在の修正期間として、RLC UMエンティティを再確立し、即ち、上記RLC UMエンティティに保存されたPDUを削除し、且つステータスパラメータを0にリセットして、ステップ8B1に戻る。
上記本発明の実施例1では、2種類のRLC UMエンティティを採用して、それぞれクリティカル情報とノンクリティカル情報に対して、分割/連結、番号付け及び再組み立てなどの処理を行い、且つ2種類の論理チャネルを用いて別々に伝送する。
本発明は、1種類のRLC UMエンティティを採用して、それぞれクリティカル情報とノンクリティカル情報に対して、分割/連結、番号付け及び再組み立てなどの処理を行い、且つ2種類の論理チャネルを用いて別々に伝送することもできる。具体的に、下記の実施例2を参照する。
図9Aは本実施例2に係る前記制御情報の伝送方法の送信側での実行フローチャートを示す図である。図9Aを参照すると、本実施例2では、RLC UMエンティティにおいて、二つの処理モジュールを設定して、それぞれクリティカル情報とノンクリティカル情報を処理する。ここで、現在の修正期間がスタートした後、送信側は以下のステップを実行する。
ステップ9A1で、現在の修正期間がスタートすると、第一繰り返し期間において、MCCHの上位層、即ち、RRCは、送信する必要がある制御情報を、SDUを通じて、RLC UMエンティティに送信する。ここでは、クリティカル情報を含むSDUを、RLC UMエンティティにおけるクリティカル情報を処理するモジュールに送信し、ノンクリティカル情報を含むSDUを、RLC UMエンティティにおけるノンクリティカル情報を処理するモジュールに送信する。
ステップ9A2で、RLC UMエンティティにおける二つの異なるモジュールは、クリティカル情報を含むSDUとノンクリティカル情報を含むSDUに対して、それぞれ単独に分割/連結処理を行う。即ち、クリティカル情報を処理するモジュールは、クリティカル情報を含むSDUに対して分割/連結処理を行って、クリティカル情報を含むプロトコルデータユニット(PDU)に組み立てる。ノンクリティカル情報を処理するモジュールは、ノンクリティカル情報を含むSDUに対して分割/連結処理を行って、ノンクリティカル情報を含むPDUに組み立てる。
ステップ9A3で、前記クリティカル情報を処理するモジュールとノンクリティカル情報を処理するモジュールとの両方は、それぞれ異なるシーケンス番号空間を利用して、互いに独立に、各自が組み立てたPDUにシーケンス番号を設定し、且つそれぞれ異なるMCCH論理チャネルを通じて、組み立てられたPDUをMAC層に送信し、その一方で、クリティカル情報を処理するモジュールは該送信されるPDUを保存する。
ステップ9A4で、MAC層において、前記2本のMCCH論理チャネルを物理層上の1本のFACHチャネルに多重して、該FACHチャネルを通じて、クリティカル情報を含むPDUとノンクリティカル情報を含むPDUとを送信する。この時、一つの繰り返し期間が終了する。
上記実施例1と同様に、本ステップにおいて、アウトオブオーダ伝送機能をサポートするため、MAC層は、前記2本のMCCH論理チャネルを物理層の1本のFACHチャネルに多重した後、前記PDUをMAC PDUのフォーマットに拡張してから、受信側に伝送する。ここで、そのMAC PDUのフォーマットは上記表4に示すようになる。
また、MCCHタイプの2本のMCCH論理チャネルについて、ノンクリティカル情報を伝送するMCCH論理チャネルは、クリティカル情報を伝送するMCCH論理チャネルよりもっと高い優先度が要求される。MAC層はスケジューリングを行うとき、ノンクリティカル情報を伝送するMCCH論理チャネルのデータを優先してスケジューリングする。
ステップ9A5で、現在の修正期間が終了したかどうかを判断し、終了したら、ステップ9A7を実行し、終了しなかったら、次の繰り返し期間を現在の繰り返し期間として、ステップ9A6を実行する。
ステップ9A6で、現在の繰り返し期間において、RRCは、RLC UMエンティティにおけるクリティカル情報を処理するモジュールに、それに保存されたクリティカル情報を含むPDUを再送信することを要求する。クリティカル情報を処理するモジュールは、この要求を受信した後、自身に保存されたPDUをMAC層に直接送信し、ステップ9A4に戻る。同時に、RRCは、ノンクリティカル情報を含むSDUを、前記ノンクリティカル情報を処理するモジュールに送信する。該ノンクリティカル情報を処理するモジュールは、受信したSDUに対して、分割/連結処理を行って、ノンクリティカル情報を含むPDUに組み立て、該PDUにシーケンス番号を設定してから、該PDUをMAC層に送信し、ステップ9A4に戻る。
本繰り返し期間において、ノンクリティカル情報を含むPDUに設定されたシーケンス番号は、この前の繰り返し期間でのPDUのシーケンス番号と同じシーケンス番号空間に属するが、異なる値を有する。
ステップ9A7で、次の修正期間を現在の修正期間として、RLC UMエンティティを再確立し、即ち、上記RLC UMエンティティに保存されたPDUを削除し、且つステータスパラメータを0にリセットして、ステップ9A1に戻る。
図9Bを参照すると、送信側に対応して、現在の修正期間がスタートした後、受信側は以下のステップを実行する。
ステップ9B1で、現在の修正期間がスタートすると、第一繰り返し期間において、MAC層は、一つのPDUを受信するごとに、該PDUのC/Tフィールドに基づいて、該PDUのタイプを判断し、即ち、クリティカル情報を含むか、それともノンクリティカル情報を含むかを判断して、1本のMCCH論理チャネルを通じて、クリティカル情報を含むPDUを、RLC UMエンティティにおけるクリティカル情報を処理するモジュールに送信し、別のMCCH論理チャネルを通じて、ノンクリティカル情報を含むPDUを、RLC UMエンティティにおけるノンクリティカル情報を処理するモジュールに送信する。
ステップ9B2で、クリティカル情報を処理するモジュールとノンクリティカル情報を処理するモジュールとの両方は、それぞれPDUを受信し、処理する。
ここで、クリティカル情報を処理するモジュールは、一つのPDUを受信するごとに、関連のSDUに再組み立てし、シーケンス番号に応じて該PDUを保存することを試み、再組み立てされたSDUをRRC層に提出する。ノンクリティカル情報を処理するモジュールは、一つのPDUを受信するごとに、ただ関連のSDUに再組み立てすることだけを試み、再組み立てされたSDUをRRC層に提出する。
ステップ9B3で、この時、一つの繰り返し期間が終了し、現在の修正期間が終了したかどうかを判断し、終了したら、ステップ9B5を実行し、終了しなかったら、次の繰り返し期間を現在の繰り返し期間とする。
ステップ9B4で、現在の繰り返し期間において、クリティカル情報を処理するモジュールとノンクリティカル情報を処理するモジュールとの両方は、それぞれPDUを受信し、処理する。
ここで、クリティカル情報を処理するモジュールは、一つのPDUを受信するごとに、受信したPDUのシーケンス番号に基づいて、該シーケンス番号と同じPDUが既に保存されたかどうかを判断し、保存されたら、受信したPDUを廃棄して、ステップ9B3に戻り、保存されなかったら、該受信したPDUを関連のSDUに再組み立てし、シーケンス番号に応じて該PDUを保存することを試み、再組み立てされたSDUをRRC層に提出して、ステップ9B3に戻る。
ノンクリティカル情報を処理するモジュールは、一つのPDUを受信するごとに、直接に関連のSDUに再組み立てすることを試み、再組み立てされたSDUをRRC層に提出して、ステップ9B3に戻る。
ステップ9B5で、次の修正期間を現在の修正期間として、RLC UMエンティティを再確立し、即ち、上記RLC UMエンティティに保存されたPDUを削除し、且つRLC UMエンティティのステータスパラメータを0にリセットして、ステップ9B1に戻る。
従来の技術方案において、クリティカル情報を含むPDUとノンクリティカル情報を含むPDUとに対するスケジューリング方法がないので、本発明は別の情報伝送方法を更に開示している。SDU情報に対して処理を行うプロセスにおいて、あるタイプのSDU情報を処理しているとき、別のタイプのSDU情報を受信し、且つ新しく受信したSDU情報を優先して処理する必要がある場合、現在のSDU情報に対する処理を中断して、先に新しく受信したSDU情報に対して処理を行い、新しく受信したSDU情報に対する処理が完了した後、中断されたSDU情報を続けて処理する。ここで、前記SDU情報は、SDUのセグメントの全てとSDUの終了位置識別子を含む。前記SDU情報に対する処理は分割/連結と送信とを含む。
ここで、優先して処理する必要があるかどうかは、優先度によって決定されることができ、この場合に、異なるタイプのSDU情報は異なる優先度に対応し、或いは、異なるタイプのSDU情報の特性によって決定されることができ、例えば、ノンクリティカル情報がクリティカル情報より優先して送信する必要があり、或いは、当時の送信需要によって決定されることができ、例えば、サービス需要によって、タイプCのSDU情報がタイプAのSDU情報より優先する必要がある。以下、いずれもSDU情報の特性によって優先して処理する必要があるかどうかを決定することを例として、本発明の実現方案を更に詳しく説明する。
SDU1とSDU2という2種類のタイプのSDUがあり、2種類のSDU情報の特性によって、SDU2がSDU1より優先して処理する必要があると仮定すると、本発明におけるSDU情報の分割/連結と送信のプロセスは、二つの状況に分けられる。
第一状況として、現在、送信側エンティティが分割/連結と送信をしているSDUはSDU1であり、新しく受信したSDUはSDU2である。この場合に、更に2種類の処理方式があり得る。(1)SDU1に対する分割/連結と送信を中断し、先にSDU2に対して分割/連結と送信を行い、その後、SDU1に対する分割/連結と送信を継続する。(2)SDU1に対する分割/連結を続けて完了するが、SDU2を受信した後にカプセル化したPDUを送信せずに保存し、次いでSDU2に対して、分割/連結と送信を行い、SDU2の情報全てを送信し終わった後、更にSDU1の残りセグメントを送信し、即ち、保存されたSDU1に対応する全てのPDUを送信する。例えば、UM送信エンティティが一つのノンクリティカル情報SDUを送信しようとする場合、現在のバッファにクリティカル情報SDUがあリ、且つ該クリティカル情報SDUの一部分が既に分割/連結処理され、PDUにカプセル化されて送信され、残された一部分がまだ処理されていなかったら、UM送信エンティティは、先に該クリティカル情報SDUの残りデータに分割/連結処理を行って、PDUにカプセル化し、これらのカプセル化されたPDUを保存し、その後、送信する必要があるノンクリティカル情報SDUに対して、分割/連結処理を行って、PDUにカプセル化して送信する。ノンクリティカル情報SDUからカプセル化されたPDUを送信し終った後、保存されたクリティカル情報SDUからカプセル化されたPDUを送信する。
第二状況として、現在の送信側エンティティが分割/連結と送信をしているSDUはSDU2であり、新しく受信したSDUはSDU1である。この場合に、順番に受信したSDU2とSDU1に対して、順次に分割/連結を行って、PDUにカプセル化して送信すればいい。
本発明において、異なるタイプのSDU情報を同じPDUに連結することができない。例えば、ノンクリティカル情報SDUとクリティカル情報SDUとの両方を同じPDUに連結して送信することができない。ここで、前記PDUとは、WCDMA/TD-SCDMA RLCプロトコル下のUMモードでのUMD PDUである。前記SDU情報とは、SDUのセグメント、又はSDUの終了位置識別子、或いは両者の組合せをいう。つまり、一つのノンクリティカル情報SDUのセグメントと一つのクリティカル情報SDUのセグメントを同じPDUに連結することができない。同様に、一つのノンクリティカル情報SDUの終了位置識別子と一つのクリティカル情報SDUのセグメントを同じPDUに連結することができない。その逆も同じである。
第一SDUと第二SDUがそれぞれ異なるタイプのSDUを表し、且つ第二SDUが第一SDUより優先して処理すべきであると仮定すれば、本発明における別の情報伝送方法の基本的な構想は以下のようになる。
送信側エンティティは、現在の処理しようとするSDUに、第一SDUと第二SDUとの両方が同時に含まれるかどうかを判断する。第一SDUと第二SDUとの両方が同時に含まれる場合、送信側エンティティは、先に第二SDUに対して、分割/連結を行って、PDUにカプセル化し、番号を付けて送信し、その後、第一SDUに対して、分割/連結と送信を行い、且つ分割/連結と送信のプロセスにおいて、第二SDUを受信すると、第一SDUに対する処理を中断して、先に第二SDUに対して、分割/連結と送信を行い、次いで第一SDUに対する処理を継続する。第二SDUのみが含まれる場合、送信側エンティティは、直接に第二SDUに対して、分割/連結を行って、PDUにカプセル化し、番号を付けて送信する。第一SDUのみが含まれる場合、第一SDUに対して、分割/連結と送信を行い、且つ、分割/連結と送信のプロセスにおいて、第二SDUを受信すると、第一SDUに対する処理を中断し、先に第二SDUに対して、分割/連結と送信を行い、次いで第一SDUに対する処理を継続する。
実際には、第一SDUの分割/連結と送信のプロセスにおいて、第二SDUを何度も受信し、第一SDUに対する処理を何度も中断して、第二SDUに対する処理を挿入する可能性があり、また一回のみ挿入するが、一回に複数の第二SDUが含まれる可能性もある。とにかく、いずれの状況にもかかわらず、処理原則は同じである。つまり、第一SDUに対する処理を中断し、第二SDUを優先して処理し、第二SDUを処理し終わった後、第一SDUの処理を継続する。
また、ここでの第一SDUと第二SDUとは、あるタイプに固定的に対応するものではない。即ち、第一SDUがタイプAのSDU情報のみに対応し、第二SDUがタイプBのSDU情報のみに対応することに限定されず、第一SDUと第二SDUとは相対的な言い方である。具体的な例をあげると、A、B、C三つのタイプのSDU情報があり、優先処理の順番として、CタイプがBタイプより優先し、BタイプがAタイプより優先する。その場合に、AタイプのSDU情報に対して処理を行うプロセスにおいて、BタイプのSDU情報を受信すると、AタイプのSDU情報に対する処理を中断して、先にBタイプのSDU情報に対して処理を行う。この場合、第一SDUは、AタイプのSDU情報を指し、第二SDUは、BタイプのSDU情報を指す。BタイプのSDU情報の処理プロセスにおいて、更にCタイプのSDU情報を受信すると、BタイプのSDU情報に対する処理を中断して、先にCタイプのSDU情報に対して処理を行う。この場合、第一SDUは、BタイプのSDU情報を指し、第二SDUは、CタイプのSDU情報を指す。つまり、優先して処理すべきSDU情報を先に処理する原則に従えばいい。第一SDUの処理プロセスにおいて、一回又は複数回、一つ又は複数の同じタイプのSDUを挿入してもいいし、第一SDUの処理プロセスにおいて、一回又は複数回、一つ又は複数の異なるタイプのSDUを挿入してもいい。
UM送信エンティティがクリティカル情報SDUとノンクリティカル情報SDUを処理することを例として、図10に示すように、本発明における情報伝送方法は以下のステップを含む。
ステップ101で、RRC層からRLC UMエンティティにSDUを送信する。RLC UMエンティティは、少なくとも二つのSDUを同時に受信したかどうかを判断し、そうであれば、ステップ102を実行し、そうでなければ、ステップ105を実行する。
ステップ102で、これらのSDUにノンクリティカル情報SDUがあるかどうかを判断し、ノンクリティカル情報SDUがあれば、ステップ103を実行し、そうでなければ、ステップ104を実行する。
ステップ103で、該ノンクリティカル情報SDUを優先的に処理し、具体的には、ノンクリティカル情報SDUに対して、分割/連結を行って、PDUにカプセル化し、番号を付ける操作などを行い、且つカプセル化されたPDUを送信する。
ステップ104で、クリティカル情報SDUに対して処理を行い、具体的には、該クリティカル情報SDUに対して、分割/連結を行って、PDUにカプセル化し、番号を付け、且つカプセル化されたPDUを送信する。このプロセスにおいて、RLC UMエンティティは、新しいノンクリティカル情報SDUを受信するかどうかを、リアルタイムに監視し、受信したら、現在のクリティカル情報SDUに対する処理を中断して、受信した新しいノンクリティカル情報SDUに対してすぐ処理を行って、該ノンクリティカル情報SDUからカプセル化されたPDUを送信し、その後、中断したクリティカル情報SDU及びその他のクリティカル情報SDUを続けて処理し、現在の処理プロセスを終了する。
ここで、前記中断処理は、分割/連結と送信を中断してもいいし、送信のみを中断してもいい。
ステップ105で、受信したSDUがクリティカル情報SDUであるかどうかを判断する。ノンクリティカル情報SDUであれば、該ノンクリティカル情報SDUに対して処理を行い、具体的には、分割/連結を行って、PDUにカプセルし、番号を付ける操作などを行い、且つカプセル化されたPDUを送信する。クリティカル情報SDUであれば、該クリティカル情報SDUを処理して送信し、且つ該プロセスにおいて、RLC UMエンティティは、新しいノンクリティカル情報SDUを受信するかどうかを、リアルタイムに監視し、受信したら、現在のクリティカル情報SDUに対する処理を中断し、受信した新しいノンクリティカル情報SDUに対してすぐ処理を行い、且つ該ノンクリティカル情報SDUからカプセル化されたPDUを送信し、その後、中断したクリティカル情報SDU及びその他のクリティカル情報SDUを続けて処理する。
ここで、前記中断処理は、分割/連結と送信を中断してもいいし、送信のみを中断してもいい。
異なるタイプのSDU情報がノンクリティカル情報SDUとクリティカル情報SDUであることを例として、本発明の別の情報伝送方法の具体的な実現を説明する。ここで、ノンクリティカル情報SDUは、クリティカル情報SDUより優先して処理される。
図11に示すように、UM送信エンティティが現在分割/連結と送信をしているSDUは、クリティカル情報SDUであり、該クリティカル情報SDUからカプセル化されたPDUを、図中では点で埋めている。ノンクリティカル情報SDUを受信する前に、該クリティカル情報SDUは、既に七つのPDUにカプセル化され、そのシーケンス番号はそれぞれ1〜7である。ノンクリティカル情報SDUを受信した後、UM送信エンティティは、クリティカル情報SDUに対する分割/連結と送信を中断して、ノンクリティカル情報SDUに対する分割/連結を開始し、シーケンス番号8のPDUにカプセル化し、その後、シーケンス番号8のPDUを送信する。送信が完了した後、UM送信エンティティは、クリティカル情報SDUの残りの部分に対して、分割/連結と送信を続けて行い、シーケンス番号9〜14のPDUにカプセル化し、且つシーケンス番号9〜14のPDUを順次に送信する。
図12に示すように、現在、UM送信エンティティが分割/連結と送信をしているSDUは、クリティカル情報SDUであり、該クリティカル情報SDUからカプセル化されたPDUを、図中では点で埋めている。ノンクリティカル情報SDUを受信する前に、該クリティカル情報SDUは、既に七つのPDUにカプセル化され、そのシーケンス番号はそれぞれ1〜7である。ノンクリティカル情報SDUを受信した後、UM送信エンティティは、該クリティカル情報SDUの残りの部分に対する分割/連結を続けて完了して、シーケンス番号8〜13のPDUにカプセル化するが、シーケンス番号8〜13のPDUを送信せずに、シーケンス番号8〜13のPDUを保存する。その後、ノンクリティカル情報SDUに対して、分割/連結を行い、シーケンス番号14のPDUにカプセル化し、カプセル化し終わった後、シーケンス番号14のPDUをすぐ送信する。送信が完了した後、UM送信エンティティは、自身に保存されたシーケンス番号8〜13のPDUを順次に送信する。
送信エンティティが上位層からのSDUを受信した後、すぐ分割/連結と送信を行うことを保証するために、カプセル化されるPDUの固定サイズを予め設定することができる。そして、UM送信エンティティは、個々のSDUを受信した後、設定された固定サイズに基づいて、受信したSDUに対して、分割/連結処理を行い、個々のSDUを一つ又は一つ以上の固定サイズのPDUにカプセル化する。この場合に、PDUを送信するたびに、要求された数に基づいて、PDUをスケジューリングして送信を行い、スケジューリングの際に、バッファにノンクリティカル情報SDUのような優先して処理する必要があるSDU情報のPDUがあるかぎり、先に優先して処理する必要があるSDU情報に対応するPDUを送信する。本発明に提供された別の情報伝送方法がアウトオブオーダ伝送をサポートすることができることは明らかである。即ち、同じSDUが複数のシーケンス番号の連続なPDUにカプセル化され、且つ一部分のSDUが優先して処理される必要があるので、PDUがアウトオブオーダ(順不同)に送信されることができる。
例えば、SDU1がPDU1、2、3、4、5にカプセル化され、SDU2がPDU6にカプセル化される。SDU2がもっと高い優先度を持っている。例えば、SDU2はMBMSアクセス情報メッセージである。SDU2を優先して送信するため、PDU1、2を送信し終わった後、先にPDU6を送信し、その後、PDU3、4、5を送信する。それは、以上のようなPDUがアウトオブオーダに伝送されることである。
本発明に提出された情報伝送方法は、MCCH制御情報に適用されるだけではなく、異なる送信順序で異なるタイプのSDU情報を送信する全ての場合、異なる優先度のSDU情報を含む全ての場合などにおいて、本発明の前記方法を用いて、情報伝送を完成することができる。
上記は本発明の好ましい実施例のみであり、本発明の範囲は説明された実施形態に限定されず、当業者が本発明に掲げられた技術範囲内で容易に思い付く変更又は置き換えは、本発明の保護範囲内に含まれるべきである。
MBMSのシステムアーキテクチャーを示す図である。 MBMSマルチキャストモードサービスのフローチャートである。 MBMSブロードキャストモードサービスのフローチャートである。 MCCHのプロトコルスタックの構成を示す図である。 MAC層の論理チャネルと物理層のFACHチャネルとのマッピング関係を示す図である。 MCCH情報の伝送スケジューリングを示す図である。 MBMS制御情報の伝送方式を示す図である。 本発明の実施例1に係る前記制御情報の伝送方法が送信側にあるフローチャートである。 本発明の実施例1に係る前記制御情報の伝送方法が受信側にあるフローチャートである。 本発明の実施例2に係る前記制御情報の伝送方法が送信側にあるフローチャートである。 本発明の実施例2に係る前記制御情報の伝送方法が受信側にあるフローチャートである。 本発明における情報伝送方法の処理フローチャートである。 本発明の情報伝送方法を採用した場合、異なるSDUの一種の伝送関係を示す図である。 本発明の情報伝送方法を採用した場合、異なるSDUのもう一種の伝送関係を示す図である。

Claims (11)

  1. 無線通信システムにおける情報伝送方法であって、
    送信側において、送信しようとする周期的繰り返し送信が必要である情報と周期的繰り返し送信が必要でない情報に対して、それぞれ処理を行って、データユニットに組み立て、それぞれ互いに独立のシーケンス番号空間を利用して、組み立てられたデータユニットにシーケンス番号を設定して、該組み立てられたデータユニットを送信するステップと、
    受信側において、受信した前記周期的繰り返し送信が必要である情報を伝送する組み立てられたデータユニット、受信した前記周期的繰り返し送信が必要でない情報を伝送する組み立てられたデータユニットに対して、前記送信側で設定されたシーケンス番号に従って、それぞれ受信処理を行うステップと、を含み、
    前記周期的繰り返し送信が必要である情報はクリティカル情報であり、前記周期的繰り返し送信が必要でない情報はノンクリティカル情報である
    ことを特徴とする情報伝送方法。
  2. 無線通信システムにおいて、周期的繰り返し送信が必要である情報を処理する論理ユニット、及び周期的繰り返し送信が必要でない情報を処理する論理ユニットをそれぞれ設定し、
    前記無線通信システムの送信側でのステップにおいて、
    送信側において、送信する必要のある情報がある場合、情報のタイプを判断し、周期的繰り返し送信が必要である情報であれば、周期的繰り返し送信が必要である情報を処理する論理ユニットに提出し、周期的繰り返し送信が必要でない情報であれば、周期的繰り返し送信が必要でない情報を処理する論理ユニットに提出するステップA1と、
    周期的繰り返し送信が必要である情報を処理する論理ユニットと周期的繰り返し送信が必要でない情報を処理する論理ユニットは、それぞれ各自が受信した情報に対して処理を行って、データユニットに組み立て、それぞれ異なるシーケンス番号空間を利用して、各自が組み立てたデータユニットにシーケンス番号を設定し、該シーケンス番号付きのデータユニットを出力し、送信側は、データユニットに該データユニットでの情報タイプを明記し、1本の物理チャネルを通じて送信するステップA2と、を含み、
    前記無線通信システムの受信側でのステップにおいて、
    受信側は、受信したデータユニットでの情報タイプに基づいて、データユニットを、それぞれ前記周期的繰り返し送信が必要である情報を処理する論理ユニットと周期的繰り返し送信が必要でない情報を処理する論理ユニットに提出して処理させるようにするステップを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報伝送方法。
  3. 前記周期的繰り返し送信が必要である情報を処理する論理ユニットと周期的繰り返し送信が必要でない情報を処理する論理ユニットは、それぞれ異なる論理チャネルを通じて、シーケンス番号付きのデータユニットを出力し、且つデータユニットでの情報タイプが論理チャネルのタイプと番号によって明記される
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報伝送方法。
  4. 前記ステップA2において、周期的繰り返し送信が必要である情報を処理する論理ユニットが組み立てられたデータユニットを保存するステップを更に含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報伝送方法。
  5. 前記ステップA1において、通信システムの現在の修正期間に、前記周期的繰り返し送信が必要である情報が既に提出された場合、周期的繰り返し送信が必要である情報を処理する論理ユニットに、保存したデータユニットを再送信することを指示するステップを更に含む
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報伝送方法。
  6. 前記無線通信システムの受信側でのステップにおいて、周期的繰り返し送信が必要である情報を処理する論理ユニットが受信されたデータユニットを保存し、周期的繰り返し送信が必要でない情報を処理する論理ユニットが受信されたデータユニットを保存しないステップを更に含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報伝送方法。
  7. 前記周期的繰り返し送信が必要である情報を処理する論理ユニットは、データユニットを受信した後、受信されたデータユニットのシーケンス番号が保存されたデータユニットのシーケンス番号と同じであるかどうかを更に判断し、同じであれば、該データユニットを廃棄し、そうでなければ、該データユニットに対して処理を行い、且つ該データユニットを保存する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報伝送方法。
  8. 前記無線通信システムの送信側は、周期的繰り返し送信が必要でない情報を優先して送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報伝送方法。
  9. 前記論理ユニットは、無線リンク制御RLCエンティティである
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報伝送方法。
  10. 前記論理ユニットは、一つのRLCエンティティでの論理モジュールである
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報伝送方法。
  11. 前記クリティカル情報及び前記ノンクリティカル情報は、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(MBMS)制御情報中に存在する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報伝送方法。
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