JP2000341181A - 通信インターフェイス装置 - Google Patents

通信インターフェイス装置

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JP2000341181A
JP2000341181A JP11145974A JP14597499A JP2000341181A JP 2000341181 A JP2000341181 A JP 2000341181A JP 11145974 A JP11145974 A JP 11145974A JP 14597499 A JP14597499 A JP 14597499A JP 2000341181 A JP2000341181 A JP 2000341181A
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lpf
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line
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JP11145974A
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Yasuyuki Kojima
康行 小嶋
Nobuyasu Kanekawa
信康 金川
Yusuke Takeuchi
勇介 武内
Masatake Nametake
正剛 行武
Minehiro Nemoto
峰弘 根本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M19/00Current supply arrangements for telephone systems
    • H04M19/08Current supply arrangements for telephone systems with current supply sources at the substations

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】通信距離の増大。受電手段の送受信手段への影
響改善。装置の経済化。 【解決手段】送受信手段の駆動能力アップ,LPFによ
り、共用バイパス容量,共用定電圧素子の単独または組
合せ使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信回線より電力を
受電して動作するに好適な通信インターフェイス装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】通信回線より電力を受けて(受電と称
す)、動作する通信装置(端末と称す)は電話機や電話
回線用のモデム装置に使われている。この電力は端局
(EO)やリモート局(RT)(:以下単に局と称す)
におかれている加入者線インターフェイスから供給され
る(給電と称す)。このため、端末が局から遠いと加入
者線ロスのために受電電圧が下がって使えなくなる懸念
がある。端末の回路としては、IC化電話機が知られて
いる。
【0003】従来の通信インターフェイスを図9に示
す。図9において、1は電話回線:telephone lineに接
続する端子を有するダイオードブリッジ、2はダイオー
ドブリッジの出力端子を接続する端子を一方の側に有す
るHPF(high pass filter)、3は一方の側の端子をH
PFに接続し他方の側の端子が信号処理装置への接続端
子となっている送受信手段、4はダイオードブリッジの
出力を受けて送受信手段に安定化した直流出力を供給す
る受電手段である。
【0004】ダイオードブリッジ1は、4個のダイオー
ドを内蔵し、一般に言われている交流入力側を電話回線
側の端子とし、直流出力側を反対側の端子としている。
【0005】HPF2は、1μF程度のキャパシタ21
で送受信回路或いは回線に接続した相手端末の終端抵抗
と組み合わせて、HPF特性を示す。
【0006】送受信手段3は、送信アンプ31,受信ア
ンプ32送信終端抵抗33,入力抵抗34,35からな
り、図のように接続することで2線4線変換機能を示
す。
【0007】受電手段4は、送受信手段3の特性に影響
を与えない程度の小容量の入力キャパシタ41,1μF
程度の大容量の出力キャパシタ42と、抵抗43,ツェ
ナーダイオ−ド44で構成されている。
【0008】受電手段は伝送信号が交流で、信号の終端
回路が不平衡型で構成されている。すなわち、平衡回線
の2線の一方を基準にして他方の線を送信では駆動し、
また受信ではその他方の線から受信信号を検出する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】送受信手段3の送信出
力信号の振幅は一般に電源電圧よりも小さいために、端
末が局から遠く離れていると、低い電圧しか受電できな
いことと相まって、通信できる範囲が限定される。
【0010】また、受電手段は、1μF程度のキャパシ
タにて出力電圧を安定化しているが、安定度や雑音特性
から、電話通話のような比較的ラフな用途に限定され
る。
【0011】なお、性能の良いボルテージレギュレータ
回路の適用は出力電圧の安定化に効果があるが、一方
で、受電手段の出力キャパシタを大きくすると出力電圧
の安定度を増すことができるが、後述するように安定度
を増すほど数kHzといった信号周波数領域において
は、電源の入力インピーダンスが伝送終端インピーダン
スよりも小さくなって、送受信手段3の出力信号が電源
に吸い取られ信号伝送ができない。
【0012】また、ボルテージレギュレータはIC化さ
れて3端子レギュレータなどとして広く使われている
が、これらの用途では端末と局との間の距離によって受
電手段の入力電圧が大きく変化するために単独では使用
できない。
【0013】公衆通信の普及は目覚しいものがあり、さ
らに通信サービス範囲を拡充つまり通信距離の増大が求
められている。通信距離の増大のためには送信振幅を大
きくすればよい。送信振幅を大きくするには、電源電圧
をあげれば良いが、局給電を受けて動作する端末におい
ては、従来技術では限界がある。
【0014】本発明は、上記問題を考慮し通信性能を向
上する受電手段を備えた通信インターフェイス装置を提
供するにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による通信インタ
ーフェイス装置では、次の手段を単独あるいは組み合わ
せて用いる。
【0016】送受信手段において、平衡型回路を用いて
受電電圧が低くても振幅が取れるようにする。
【0017】受電回路の前段にLPFを付加すること
で、受電手段と送受信手段の電気的な干渉をなくすため
受電手段の入力インピーダンス周波数特性を改善する。
【0018】平衡型回路においては、受電回路のプラス
及びマイナスの両方の入力へLPFを接続して、バイパ
スコンデンサを共用して、動作特性バランスに優れた回
路にできる。
【0019】ツェナダイオードを用いたLPFにより2
段構成の安定化回路とすることで、受電回路の入力電圧
が高い場合でも、IC化ボルテージレギュレータを使用
することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下の本発明の実施例を説明す
る。
【0021】図1は、本発明の実施例の機能ブロック図
で、モデム装置内の電話回線と接続する回線インターフ
ェイス回路の機能ブロック図である。なお、以下の実施
例においても、保護手段及び直流閉結手段については説
明を省略する。
【0022】図1において、1は電話回線(telephone
line)に接続する端子を有するダイオードブリッジ、2
はダイオードブリッジ1の出力端子と接続される端子を
一方の側に有するHPF(high pass filter)、3は一
方の側の端子をHPF2に接続し他方の側の端子が信号
処理装置への接続端子となっている送受信手段、5はダ
イオードブリッジの出力を受けて直流分のみを出力する
LPF(Low PassFilter)、6は送受信手段3に安定化
した直流出力を供給するボルテージレギュレータ(安定
化電源)で、LPF5とボルテージレギュレータ6にて
受電回路を構成している。ダイオードブリッジ1とHP
F2は従来とほぼ同様である。なお、保護回路は省略し
ている。また、この回路においても、電話回線には直流
電圧を重畳した交流の伝送信号が入力される。
【0023】回路の特性を図2を用いて説明する。図2
にはHPF2,LPF5,電源7の入力インピーダンス
の周波数特性を示しており、Z1はHPFのパスバンド
インピーダンスで電話回線の終端インピーダンスが見
え、その最小値は直流抵抗は600オーム、Z2はLP
F5のオフバンドインピーダンス値で数10kオーム以
上、Z3はLPF5のパスバンドインピーダンス値で単
体特性は数オーム以下、Z4は電源の直流インピーダン
ス値で数100kオーム以上、Z5は信号周波数付近の
電源の入力インピーダンスで数10オーム程度である。
図2にはカットオフ周波数fcが示してあり、HPF2
のカットオフ周波数fc1とLPF6のカットオフ周波
数fc2はボルテージレギュレータ7のカットオフ周波
数fc3に比べて十分(1/100程度以下)に低く設
定してある。このような接続関係で送受信手段3から回
線方向のインピーダンスを観測すると、HPF2を通し
て、ダイオードブリッジ1と電話回線と局とのカスケー
ド接続したインピーダンスと、LPF5とボルテージレ
ギュレータ6をカスケードしたインピーダンスとの並列
インピーダンスが見える。
【0024】この実施例のような構成及び特性にするこ
とにより、送受信手段3から観測されるインピーダンス
は、結局、HPF2を通した回線負荷のインピーダンス
値となるため、送受信手段3の出力が低域の周波数帯に
おいて、受電回路が負荷となって送信信号を吸収するよ
うな現象は生じない。
【0025】図3は本発明の実施例の回路図である。図
3において、1はダイオードブリッジ、2はHPF、3
は送受信手段、5はLPF、6はボルテージレギュレー
タである。ダイオ−ドブリッジはショットキバリヤダイ
オードでオン電圧を通常の整流ダイオードの約1/2と
小さくしている。また、HPF2は10μFのキャパシ
タ21及び22を入出力線間に挿入している。送受信手
段3は送信アンプ311,312と相補信号発生回路31
3,受信アンプ314,315及び演算増幅器316,
抵抗317〜321からなっている。抵抗317および
320は300オームの終端抵抗で送信アンプ311,
312にて2線の回線を両側を駆動する(これを平衡型
駆動と称す)。送信アンプ311,312の入力信号は
相補信号でこれは相補信号発生器により送信信号(Tran
smitter Data)を入力して発生する。抵抗318,31
9の値は20kオームで受信信号を受信アンプの一方の
端子に導く機能を、抵抗321,322は送信信号を受
信アンプ314,315の他方の端子に導く機能を持
ち、受信アンプ314,315は回線側とインピーダン
ス整合が取れたときに受信信号から送信信号を取り除く
よう動作する。受信アンプ314,315の出力は演算
増幅器316にて引き算し、コモンモードノイズを除去
し受信出力信号とする。LPF5はトランジスタ51,
約1uFの共通バイパスコンデンサ52,トランジスタ
53,数kオームの抵抗54,55からなるLPF回路
で、入力線の両側にトランジスタのコレクタ側が入るよ
うにしている。LPF5のカットオフ周波数fc2は抵
抗54又は55と容量52の時定数を設計することで決
めることができる。LPF5の出力はボルテージレギュ
レータ6に入力する。ボルテージレギュレータ6はトラ
ンジスタ61の基準電圧発生用ツェナダイオード62,
約100kオームのバイアス抵抗63,約50μFの出
力容量64からなっている。
【0026】安定化電源回路の動作は良く知られており
詳しくは省略するが、この電源回路の入力端子から見た
インピーダンスのカットオフ周波数は100Hz程度と
低く、音声やモデムの信号周波数帯域では10数オーム
しかない。しかし,HPF2及びLPF5のカットオフ
周波数は数Hzであるために送受信手段3から見た受電
回路のインピーダンスは数Hz以下の直流付近ではHP
F2及びボルテージレギュレータ6の高いインピーダン
スに、信号周波数帯以上ではLPF5の遮断帯のインピ
ーダンスが見えることから、受電回路が送受信手段3の
動作に影響することがない。
【0027】なお、送受信手段3を平衡型回路としたこ
とにより、送受信アンプの内部回路が同じであれば、同
じ電源電圧において、不平衡型回路の2倍の送信出力が
得られる。平衡型回路がこのような特性を示すことは従
来から知られているが、回線から電力を受けて送受信回
路に供給するような回路に適用された例は知られていな
い。なお、この回路は信号回路であるから、IC化する
上で好適な形式である。
【0028】また、平衡型回路のLPFでは、受電回路
のプラス及びマイナスの両方の入力へ、バイパスコンデ
ンサを共用したLPFとしているが、このようにするこ
とでバイパス信号が反対側の回路にも作用して、動作バ
ランス特性に優れ、且つ、経済的な回路を構成できる。
【0029】なお、ボルテージレギュレータ6はこの実
施例では最も簡単な例を示したが、他の、高い増幅率を
持った制御性の良い制御トランジスタ,精度や温度特性
の良い基準電圧源,出力電圧と設定電圧の差を検出して
制御トランジスタを調整する誤差アンプ方式,過電圧や
過電流を検出して回りの回路を保護する保護回路を加え
た高性能の回路も適用できるし、その形態もディスクリ
ート或いは集積化は問わない。ユーザーの要求はコスト
と小型化が優先で仕様が許す限り簡単な回路を適用する
ことは言うまでもない。
【0030】なお、本実施例では保護回路は省略してい
る。
【0031】図4は本発明の実施例の他の回路図であ
り、図4においてLPF5を除いて、各符号は図3と同
一名称同一機能である。LPF5は、図3におけるバイ
パスコンデンサ52をブレークダウン電圧12Vのツェ
ナーダイオード(定電圧素子)とし、10nF程度の小
さい出力容量57を接続したことが特長である。このよ
うにするとLPFとしての特性のほかに出力電圧12V
且つカットオフ周波数fc3の高い安定化電源として動
作するために、ボルテージレギュレータ6の入力電圧仕
様を軽減することができる効果がある。
【0032】図5は、本発明の実施例の更に他の回路図
であり、図5において各符号は図3と同一名称の部分は
同一機能である。この回路の特長は、不平衡型回路形式
であり、ダイオードブリッジ1の出力の負側をHPF
2,送受信手段3,LPF5,ボルテージレギュレータ
6で共通に接続していることである。このようにするこ
とで、HPF2,送受信手段3,LPF5を他方の線だ
けに適用すればよいので回路素指数が少なくなる効果が
ある。但し、送受信手段3は平衡型回路に比べて劣る
が、駆動能力がBiCMOSデバイス,レイルツーレイ
ルアンプ回路など、他の方法によって改善された場合
や、局からの距離が能力以内のRT回線に適用する場合
であれば問題ない。
【0033】なお、LPFの実現方法として、心材(コ
ア)に電線をまいたチョークコイル回路があるが、外に
トランジスタと抵抗とキャパシタとを用いたいわゆる電
子チョークコイル回路が知られている。(CQ出版社発
行の昭和47年4月20日第3版の「安定化電源回路の
設計」の76ページ図5・5(d),特開平9−200388号
公報。) 図6は、本発明の実施例の更に他の回路図であり、図6
において各符号は図5と同一名称の部分は同一機能であ
る。LPF5は、図5におけるバイパスコンデンサ52
をブレークダウン電圧12Vのツェナーダイオード(定
電圧素子)とし、10nF程度の小さい出力容量57を
接続したことが特長である。このようにするとLPFと
しての特性のほかに出力電圧12V、且つ、カットオフ
周波数fc3の高い安定化電源として動作するために、
ボルテージレギュレータ6の入力電圧仕様を軽減するこ
とができる効果がある。
【0034】図7は他の実施例の機能ブロック図であ
り、図7において、1〜3は図1と同一名称同一機能で
ある。7は改良されたボルテージレギュレータでLPF
とボルテージレギュレータ機能とを兼ね備えた一つの回
路が実現できればこのような回路ブロック図になり、簡
素構成になり、IC化やモジュール化する単位として好
適である。
【0035】図8は本発明の更に他の実施例の機能ブロ
ック図で、本発明をモデムシステムに用いた場合の機能
ブロック図である。図8において、1〜6は図1と同一
名称同一機能であり、8はADC:Analog to Digital
Converter及びDAC: Digital to Analog Convert
erを内蔵する音声コーデック、9は入力端子と出力端子
の間を絶縁しつつ信号伝送可能なアイソレータ、110
はデジタルフィルタ、120は電源を含む、DSP:Di
gital Signal Processoer あるいはRISC:Reduced
Instruction Set Processoer などのホストCPU:Cen
tralProcessing Unit に代表される信号処理手段、1
5,16はサージ吸収キャパシタ、接地端子FGはフレ
ームグランドである。
【0036】アイソレータは、2つの回路間を電気的に
は絶縁し信号的には結合するという機能を持った回路ブ
ロックである。アイソレータを利用すると絶縁トランス
を使わないアナログフロントエンドを構成できる。アナ
ログフロントエンド(AFE)とは、信号処理装置のため
のインターフェイス回路であり、一般にADC(アナロ
グ信号をデジタル信号に変換する手段),DAC(デジ
タル信号をアナログ信号に変換する手段)又はこれらの
いずれかと、帯域フィルタ手段,レベル調整手段等を含
む回路であり、モデムの回線インターフェイス回路に使
用されている。通信分野では、公共性の高いネットワー
ク設備の保護と端末の保護のために、ネットワークと端
末の境界(以下、回線インターフェイスと称す)に高い
絶縁性を要求しており、従来から絶縁性の高い通信用の
小型トランスが使われてきた。しかし、パーソナル端末
の普及発展に伴いポータブル端末用として更なる小型化
及び軽量化が要求されており、トランスに使用する材料
や構造の改良では小型化の要求に十分答えられない問題
が出てきて、アイソレータの応用が検討されている。ま
た、計測,医療などの用途では、センサと信号処理回路
など、信号検出部分と信号処理部分とを絶縁する必要が
ある場合があり、絶縁カプラは、このような場合に、絶
縁分離手段として知られている。
【0037】アイソレータに要求される特性は異なるが
その挿入位置は3と8との間でも構わない。なお、1〜
6だけではなく、8および9の電話回線側の回路も受電
回路6が出力する電力にて動作するよう接続する。
【0038】このシステムにおいて送信するときには、
Telephone Line側の端子を電話回線に接続し、信号処理
手段120の電源を入れて、信号処理手段120にてデ
ジタルの変調信号を生成し、デジタルフィルタ110の
上りチャネル,アイソレータ9の上りチャネル,コーデ
ック8のDACを経由してアナログの送信信号と成し、
送受信手段3のTransmitter Data端子に入力する。この
ようにすれば、1〜8の回線側の回路が動作可能とな
り、図1にて説明したように送信信号が効率よく電話回
線に送り出される。受信する場合にも同様の接続を行う
と、Telephone Line側の端子に入力した受信信号は図1
にて説明したようにReceive Data端子に現れるから、コ
ーデック8のADCにてデジタル信号と成し、アイソレ
ータ9の下りチャネル,デジタルフィルタ110の下り
チャネルを経由して信号処理手段120に入力し復調処
理等々をへて受信テータを受け取ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、駆動能力の高い回路方式として、平衡型駆動回路或
いはBiCMOSデバイスやレイルツーレイル駆動回路
により、受電電圧が低くても大きな振幅の出力電圧が得
らる。また、受電回路にLPFを付加することで、受電
回路の入力インピーダンス周波数特性を改善し、送受信
手段の出力特性を改善できる。また、平衡型駆動回路に
は、受電回路のプラス及びマイナスの両方の入力へLP
Fを適用して、バイパスコンデンサを共用して、動作特
性バランスに優れ、且つ、経済的な回路を構成できる。
さらに、ツェナダイオードを用いたLPFにより2段構
成の安定化回路とすることで、受電回路の入力電圧が高
い場合でも、IC化ボルテージレギュレータを使用して
経済的な回路を実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の機能ブロック図である。
【図2】入力インピーダンスの周波数特性を示した図で
ある。
【図3】本発明の実施例の回路図である。
【図4】本発明の実施例の他の回路図である。
【図5】本発明の実施例の更に他の回路図である。
【図6】本発明の実施例の更に他の回路図である。
【図7】本発明の他の実施例の機能ブロック図である。
【図8】本発明の更に他の実施例の機能ブロック図であ
る。
【図9】従来例を示した図である。
【符号の説明】
1…ダイオードブリッジ、2…HPF、3…送受信手
段、5…LPF、6…ボルテージレギュレータ、51,
53…トランジスタ、52…バイパス容量、54,55
…バイアス抵抗、57…定電圧素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武内 勇介 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 行武 正剛 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 根本 峰弘 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 5K046 AA03 BB05 CC14 PP02 PS05 PS21 PS41

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信線路と信号の送信及び受信を行う送受
    信手段と、前記通信線路から受電して端末回路に電力を
    与える受電手段とを有する通信インターフェイス装置に
    おいて、前記受電手段と前記送受信手段との電気的な干
    渉を防止する干渉防止手段を設けたたことを特徴とする
    通信インターフェイス装置。
  2. 【請求項2】前記干渉防止手段は、前記送受信手段から
    みて前記通信線路と前記受電手段とが並列接続される部
    分に、前記受電手段にはLPFを、前記送受信手段には
    HPF手段を、経由して接続し、前記HPFのカットオフ
    周波数をfc1,前記LPFのカットオフ周波数をfc
    2,前記受電手段内の安定化回路のカットオフ周波数を
    fc3とするときに、fc1とfc2がfc3よりも小
    さいことを特徴とする請求項1記載の通信インターフェ
    イス装置。
  3. 【請求項3】前記HPFは線路インピーダンスと直流カ
    ット容量による回路としたことを特徴とする請求項2記
    載の通信インターフェイス装置。
  4. 【請求項4】前記送受信手段を平衡型回路とし、前記H
    PF,前記LPFを平衡に配置したことを特徴とする請
    求項2記載の通信インターフェイス装置。
  5. 【請求項5】前記LPFはトランジスタ,バイアス抵
    抗,バイパス容量からなり、該トランジスタのコレクタ
    を入力,エミッタを出力とし、また該バイアス抵抗で該
    トランジスタのベースとコレクタ間を接続し、さらに該
    バイパス容量を該トランジスタのベースとLPFの他の
    入力に接続された回路とを有することを特徴とする請求
    項2記載の通信インターフェイス装置。
  6. 【請求項6】前記送受信手段を平衡型回路とし、バイパ
    ス容量を共通化したことを特徴とする請求項5記載の通
    信インターフェイス装置。
  7. 【請求項7】前記LPFはトランジスタ,バイアス抵
    抗,定電圧素子からなり、該トランジスタのコレクタを
    入力,エミッタを出力とし、また該バイアス抵抗で該ト
    ランジスタのベースとコレクタ間を接続し、さらに定電
    圧素子を該トランジスタのベースとLPFの他の入力に
    接続された回路としたことを特徴とする請求項2記載の
    通信インターフェイス装置。
  8. 【請求項8】前記送受信手段を平衡型回路とし、LPF
    回路を平衡型として定電圧素子を共通化したことを特徴
    とする請求項6記載の通信インターフェイス装置。
  9. 【請求項9】前記送受信手段の信号処理手段接続側に、
    アナログフィルタ,アナログデジタル変換回路,デジタ
    ルフィルタ,信号処理手段を、順に直列に接続し、更
    に、これらのいずれかの間にアイソレータを配置して回
    線側と信号処理側の回路を絶縁分離し、該受電手段によ
    ってアイソレータの回線側の回路に電力を供給するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の通信インターフ
    ェイス装置。
  10. 【請求項10】該アイソレータの回線側の回路に、更に
    直流閉結回路及び主伝回路を制御するための回路を含む
    ことを特徴とする請求項8記載の通信インターフェイス
    装置。
  11. 【請求項11】回線から電力を受電する手段,回線を駆
    動して信号を送出する送受信手段,回線と送受信手段と
    を結合するに直流電圧を遮断する手段、とを有する通信
    インターフェイス装置において、少なくとも送受信手段
    は平衡型回路であることを特徴とする通信インターフェ
    イス装置。
JP11145974A 1999-05-26 1999-05-26 通信インターフェイス装置 Pending JP2000341181A (ja)

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