JP2000341142A - 自動送信出力制御装置 - Google Patents

自動送信出力制御装置

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JP2000341142A
JP2000341142A JP15018499A JP15018499A JP2000341142A JP 2000341142 A JP2000341142 A JP 2000341142A JP 15018499 A JP15018499 A JP 15018499A JP 15018499 A JP15018499 A JP 15018499A JP 2000341142 A JP2000341142 A JP 2000341142A
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JP
Japan
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output
transmission
amplifier
transmission output
voltage
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Pending
Application number
JP15018499A
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English (en)
Inventor
Takayuki Numata
貴之 沼田
Tsuneo Miyoshi
経夫 三好
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信出力を変えたり、送信周波数が広帯域な
無線装置で送信周波数を変えても、送信出力を安定して
制御できること。 【解決手段】 増幅器1で増幅された信号は出力端子RF
OUTから出力される。増幅器1の出力側には、入力電圧
によって容量が変化するバリキャップ6が接続され、こ
のバリキャップ6には出力ノード9から所定の制御電圧
aが印加される。出力ノード9に印加する制御電圧aを
送信出力や送信周波数に対応して変えることにより、検
波回路3での検波を安定して正確に行え、APC回路5
による増幅器1を送信出力や送信周波数の変更に係わら
ず正確に制御できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線装置に適用さ
れ、自動的に送信出力を制御する自動送信出力制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】無線装置は、自動送信出力制御装置(以
下APC装置という)を設けることにより、自動的に送
信出力を可変することができる。
【0003】図3は、従来のAPC装置の構成例を示す
回路図である。無線機の送信出力は、増幅器1の増幅率
の変更に基づき可変自在である。この増幅器1の増幅率
は、入力される制御電圧に対応して可変できる。
【0004】送信出力の電力は、検波回路3に対してカ
ップリングコンデンサ2を介して入力され、検波され
る。送信出力の回路上にはアイソレータ4が設けられ、
検波回路3への反射波の入力を防止している。APC回
路5は、検波回路3の検波出力に基づき、増幅器1に対
する増幅率を可変させるために所定の制御電圧を供給す
る。
【0005】上記構成のAPC装置の動作を説明する
と、増幅器1から出力された電力は、カップリングコン
デンサ2を通って、検波回路3に入力される。そして、
この回路3で検波され直流電圧に変換された後にAPC
回路5に供給される。APC回路5は、検波電圧を増幅
器1に対する制御電圧に変換して出力する。上記フィー
ドバック系の構成により増幅器1の送信出力を自動制御
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のAPC装置は、カップリングコンデンサ2の容量が
固定であった。このため、出力モードが複数種類(例え
ば、送信電力が2種類以上)あり、切り替えて使用する
無線装置に適用した際に、カップリングコンデンサ2の
容量が大きく設定されている場合には、送信出力の損失
が大きくなり装置としての効率が下がる問題が生じた。
一方、逆に容量が小さいものを設定した場合には、低出
力モードの際には十分な検波出力が得られず、送信出力
を制御できないという問題が生じた。
【0007】また、周波数範囲が広い無線装置に適用し
た場合には、送信周波数によってはカップリングコンデ
ンサ2の容量に起因して検波回路3に対する十分な入力
が得られず、送信出力を制御できないという問題が生じ
た。
【0008】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、送信出力を変えたり、送信周波数が広帯域な無線装
置で送信周波数を変えても、送信出力を安定して制御で
きる自動送信出力制御装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、増幅器の出力側に接続されるコンデンサと
して入力電圧によって容量を変化させることのできるバ
リキャップを用い、検波回路への入力電力を送信出力や
送信周波数によって変えることができる装置であるた
め、送信出力や送信周波数を変えても優れた送信出力制
御が行える。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、無線装置の送信部に設けられ、増幅器の出力を検波
して自動的に送信出力を制御する自動送信出力制御装置
において、入力された制御電圧に基づき送信出力を可変
する増幅器と、前記増幅器の出力側に接続され、入力さ
れた電圧によって容量を可変自在なバリキャップと、前
記バリキャップを介して前記増幅器の出力に応じた検波
電圧を出力する検波回路と、前記検波回路の検波電圧に
基づき前記増幅器の送信出力を可変制御する制御回路に
て構成されることを特徴とする自動送信出力制御装置で
あり、増幅器出力部に接続されたバリキャップヘの電圧
を変えることで、検波回路への入力電力を変えることが
でき安定した検波が行え、送信出力の制御を安定して行
えるという作用を有する。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、2種類以
上の送信出力を持つ無線装置において、送信出力の切り
替えに応じて増幅器の出力側に接続されたバリキャップ
に所定の制御電圧を印加するための出力ノードを備えた
ことを特徴とした請求項1記載の自動送信出力制御装置
であり、送信出力が変更されても検波回路に安定した電
圧を供給できるという作用を有する。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、所定範囲
の送信周波数を有する無線装置において、送信周波数の
切り替えに応じて増幅器の出力側に接続されたバリキャ
ップに所定の制御電圧を印加するための出力ノードを備
えたことを特徴とした請求項1記載の自動送信出力制御
装置であり、送信周波数帯域が高帯域で送信周波数を変
更して使用しても検波回路に安定した電力を供給できる
という作用を有する。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図1
を用いて説明する。
【0014】図1は本発明におけるAPC装置の実施形
態を示す回路図である。
【0015】入力端子RF INから入力される入力信号
は、増幅器1の所定の増幅率で増幅され、アイソレータ
4を介して出力端子RF OUTから送信出力される。この増
幅率は制御端子1aに入力される制御電圧の値に基づき
変更され、送信出力(送信電力)を可変自在である。
【0016】増幅器1の送信出力の一部は、容量が可変
自在なバリキャップ6、及びコンデンサ7を介して検波
回路3に入力される。検波回路3による送信出力の検波
電圧は、加算回路8の一方の入力端子8aに入力され
る。APC回路5は、加算回路8の出力に基づき増幅器
1に対する制御電圧を制御する。コンデンサ7は、バリ
キャップにかかる直流電圧を他の回路に流れ込ませない
ようになっている。
【0017】バリキャップ6の一端には、出力ノード9
が接続され、この出力ノード9には、装置が有する出力
モードに応じた所定の制御電圧aが印加されるようにな
っている。また、加算回路8の他方の入力端子8bに
は、出力ノード10が接続され、この出力ノード10に
は、出力モードに応じた一定な制御電圧bが入力され
る。これによって加算回路8は、検波回路3の検波電圧
に、出力ノード10から入力される一定の電圧を加算し
てAPC回路3に出力する。APC回路3は、加算回路
8の出力を増幅器1の制御電圧に変換して制御端子1a
に供給する。
【0018】以上のように構成されたAPC装置の動作
を説明する。増幅器1から出力された送信出力は、バリ
キャップ6を通って、検波回路3に入力される。そこで
検波され直流電圧に変換され、加算回路8を介してAP
C回路5に供給される。その検波電圧をAPC回路5に
おいて増幅器1に対する制御電圧に変換し、送信出力の
制御を行う。
【0019】装置は、出力モードを複数切替可能であ
る。例えば送信出力(送信電力)を複数切り替え可能に
構成されている。また、送信周波数についても複数切替
可能となっている。これらは、図示しない操作スイッチ
を用いて任意に切り替えられる。
【0020】そして、出力モードが変更されると、出力
ノード9にはこの出力モードに応じた制御電圧aが供給
され、バリキャップ6に印加される。同時に、加算回路
8に対しても出力モードに対応した一定の制御電圧bが
入力される。これにより、加算回路8は、出力モードに
応じて検波電圧に制御電圧bを加算して出力する。ここ
で、バリキャップ6は、制御電圧aの電圧値に応じて容
量が変わることとなり検波回路3への出力電圧を変更す
る。
【0021】図2は、バリキャップ6の電気特性(電圧
−容量特性)を示す図である。同図に示すように、送信
出力が小さいときは出力ノード9に供給する制御電圧a
を低くすることにより、パリキャップ6の容量が大きく
なり、検波回路3への入力電圧を大きくできる。
【0022】一方、送信出力が大きいときは出力ノード
9の制御電圧aを高くすることにより、バリキャップ6
の容量が小さくなり検波回路3への入力電力を小さくで
きる。このように、検波回路3への入力電力を、出力モ
ードの変更に応じて変えることにより、検波回路3での
検波を安定して精度良く行えるようになる。
【0023】これにより、送信モードの変更によって送
信出力が変更されても、APC回路5における送信出力
制御を安定して精度の高い制御が行えるようになる。同
様に、装置が高帯域の送信周波数を有しており、送信周
波数が所定の周波数に変更された場合であっても、この
送信周波数に対応した制御電圧a,bを出力ノード9,
10に供給することにより、バリキャップ6の容量を変
更することができる。
【0024】なお、以上の説明では、送信出力を制御す
る直接的な手段として、最終段の増幅器1の制御電圧を
変化させる構成を例に説明したが、最終投の増幅器を線
形増幅器とし、その前段の増幅器に対して本発明の上記
構成を用いて出力を制御しても同様に実施可能である。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明は、増幅器の出力側
に接続されるコンデンサを電圧によって容量を変化させ
ることのできるバリキャップにすることにより、検波回
路への入力電力を送信出力や送信周波数に対応して変え
ることができ、検波回路に安定した検波結果を出力する
ことができるので、送信出力や送信周波数を変更しても
送信出力の制御を精度良く行えるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動送信出力制御装置を示す回路図
【図2】バリキャップの電気特性を示す図
【図3】従来の自動送信出力制御装置を示すブロック図
【符号の説明】
1 増幅器 3 検波回路 4 アイソレータ 5 APC回路 6 バリキャップ 7 DCカット用コンデンサ 8 加算回路 9 出力ノードa 10 出力ノードb

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線装置の送信部に設けられ、増幅器の
    出力を検波して自動的に送信出力を制御する自動送信出
    力制御装置において、 入力された制御電圧に基づき送信出力を可変する増幅器
    と、 前記増幅器の出力側に接続され、入力された電圧によっ
    て容量を可変自在なバリキャップと、 前記バリキャップを介して前記増幅器の出力に応じた検
    波電圧を出力する検波回路と、 前記検波回路の検波電圧に基づき前記増幅器の送信出力
    を可変制御する制御回路とを備えたことを特徴とする自
    動送信出力制御装置。
  2. 【請求項2】 2種類以上の送信出力を持つ無線装置に
    おいて、送信出力の切り替えに応じて増幅器の出力側に
    接続されたバリキャップに所定の制御電圧を印加するた
    めの出力ノードを備えたことを特徴とした請求項1記載
    の自動送信出力制御装置。
  3. 【請求項3】 所定範囲の送信周波数を有する無線装置
    において、送信周波数の切り替えに応じて増幅器の出力
    側に接続されたバリキャップに所定の制御電圧を印加す
    るための出力ノードを備えたことを特徴とした請求項1
    記載の自動送信出力制御装置。
JP15018499A 1999-05-28 1999-05-28 自動送信出力制御装置 Pending JP2000341142A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2503700A1 (en) 2011-03-20 2012-09-26 Fujitsu Limited Transmission device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2503700A1 (en) 2011-03-20 2012-09-26 Fujitsu Limited Transmission device
US8712346B2 (en) 2011-03-20 2014-04-29 Fujitsu Limited Transmission device

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