JP2000339769A - 情報記録媒体および情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録媒体および情報記録再生装置

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JP2000339769A
JP2000339769A JP11149445A JP14944599A JP2000339769A JP 2000339769 A JP2000339769 A JP 2000339769A JP 11149445 A JP11149445 A JP 11149445A JP 14944599 A JP14944599 A JP 14944599A JP 2000339769 A JP2000339769 A JP 2000339769A
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Yasuhiro Sato
康弘 佐藤
Takeshi Hino
威 日野
Hiroyasu Mifune
博庸 三船
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トラッキング用溝の作製が困難な記録媒体でも
トラッキングを行うことができ、また高密度用ピックア
ップにSILを用いて高密度記録再生が可能であり、か
つ移動手段を共通化して装置を簡略化する。 【解決手段】媒体表面にトラッキング用溝を設けた低密
度ディスク601と、媒体表面にトラッキング用溝のな
い高密度ディスク602とを貼り合わせ、情報記録媒体
とする。低密度および高密度用ピックアップ603,6
04をそれぞれ搭載する各ピックアップ移動手段60
5,606は、低密度ディスク用ディスク位置検出手段
608、低密度および高密度ディスク用ヘッド移動用信
号発生手段609,610から発生した信号により移動
する。トラッキング用溝を設けた基板601には、媒体
を管理する情報および読み出し専用の情報が記録されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光情報記録媒体の
記録面上に光スポットを照射して情報を記録し、あるい
は情報を再生ないし消去する情報記録媒体および情報記
録再生装置に関し、特に、トラッキング溝の作製が困難
な記録媒体でも、トラッキングを行うことが可能であ
り、またピックアップや記録媒体の破損、あるいは挿入
しても記録再生が不可能な事態を防止することができる
情報記録媒体およびその情報記録媒体を用いた情報記録
再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を、図6〜図10を用いて説
明する。図6は、従来における光メモリ用光ピックアッ
プの構造を示す図である。記録媒体600に対して、記
録のための直線偏光の半導体レーザ714と、コリメー
タレンズ710と偏光ビームスプリッタ711と1/4
波長板712と対物レンズ713と集光レンズ716と
再生のためのフォトダイオード715とで構成される。
先ず、記録および再生のために、半導体レーザ714か
ら放射され、紙面に対して平行な偏光の光は、コリメー
タレンズで平行光にされた後、次に偏光ビームスプリッ
タ711と1/4波長板712で構成された光アイソレ
ータを通って直線偏光から円偏光に変わり、対物レンズ
713を通って記録媒体600の記録面に照射される。
再生の場合には、記録面で反射する際に円偏光の旋回方
向が変化し、1/4波長板712を通過した時点で紙面
に対して垂直な光となる。偏光ビームスプリッタ711
で反射してフォトダイオード715の方向に進行し、対
物レンズ716で集光されてフォトダイオード715に
入射する。なお、実際には、フォーカス検出やトラック
検出のための光学部品が備えられるが、ここでは本発明
に特に関係がないため記載を省略した。図6に示す構成
においては、光の回折限界によって、光のスポットサイ
ズは光の波長程度までしか得ることができない。スポッ
トサイズを小さくできないと、記録密度を上げることは
できない。いま、光のスポットサイズをωとすると、下
記(1)式で表すことができる。 ω∝λ/sinθ′ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1) なお、θ′は対物レンズの出射角であって、レンズの開
口数(NA)との関係はNA=sinθ′である。ま
た、λは光源の波長である。
【0003】そこで、上記(1)式の分母を大きくして
スポットサイズを小くする試みがなされ、実効的にレン
ズの開口数(NA)を上げるような提案が行われてい
る。例えば、特開平5−189796号公報に記載の固
体液浸レンズでは、対物レンズと記録媒体との間に固体
液浸レンズ(半球形レンズ(ソリッドイマージョンレン
ズ:SIL))を介在させることにより、スポットサイ
ズを減少させて光学的記録密度および解像度を増大させ
ている。図7(a)は、上記公報に記載の方法の原理図
であって、対物レンズ713と記録媒体600の間にソ
リッドイマージョンレンズ(SIL)717を挿入し、
かつSIL717を記録媒体600に対して波長以下に
近接させる。これにより、レンズ717の端面に集光し
たスポットサイズωは、レンズ717の屈折率をnとす
ると、下記(2)式で表される。 ω∝λ/nsinθ′ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2) さらに、図7(b)に示すように、レンズ(SIL)の
形状を超半球状のレンズ717aにした場合には、SI
Lの表面でスネルの法則が適用されるため、スポットサ
イズωをさらに小さくすることができる。すなわち、 ω∝λ/n2sinθ′ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3)
【0004】しかし、図7(a)(b)に示す構成で
は、記録媒体の記録面とSILとの間隔を100nm前
後の光の波長以下に近接させる必要があり、これは技術
的に難しい。そこで、例えば、米国特許第5,497,
359号またはB.D.Terris,H.J.Mam
in,and D.Rugar,“Near fiel
d optical data strage”,Ap
pl.Phys.Lett.68,No.2,141,1996において
は、光の波長以下に近接させるために、浮上ヘッドを設
けることが提案されている。図8(a)は、上記浮上ヘ
ッドを設けた光ピックアップの構造を示す図である。こ
のヘッドは、図8(a)に示すように、スライダ718
の上部に接着によりSIL717(屈折率=1.83)
を設け、さらにこのレンズ717と間隔を置いて対物レ
ンズ713(NA=0.5)が配置される。このような
構成により、830nmの光源を用いて360nmのス
ポットサイズが得られている。なお、600が光ディス
ク、720はディスクの移動方向であり、またヘッド7
18はsuspension718aにより吊り上げら
れている。ヘッド718の厚さは、r/nである。ま
た、例えば、特開平9−251661号公報には、SI
Lを用いて、記録密度の異なる光ディスクの記録再生を
行う方法および装置が提案されている。この方法では、
第2光学部が第1光学部からの収束光を、データ記録密
度の高い光ディスクに対応する開口数の収束光に変換す
る。すなわち、この装置は、2つのレンズの光軸を一致
あるいは退避することにより、記録密度の異なる光ディ
スクに対応するものである。
【0005】一方、光記録再生装置の高密度化において
は、スポットサイズのみならず、高精度なトラッキング
を行えることも重要となる。CD,DVD等の光ディス
クに対しては、ディスク表面に溝を形成して、それを記
録再生ヘッドから照射されたレーザー光を用いてトレー
スすることにより高密度記録を実現している。この溝の
深さは0.1μm程度で、溝の間隔はCDの場合1.6
μm、DVDの場合0.74μmとなっている。記録密
度が高くなるに従って溝間隔は狭くなるため、トラッキ
ング用溝の形成は困難になることが予想される。この問
題に対処するものとしては、例えば特開平8−3112
5号公報に記載の記録再生装置がある。この装置では、
光ディスクを載せるターンテーブルにトラッキング用の
溝を形成し、光ディスクや磁気ディスク等の情報記録媒
体をその上に載せて、ターンテーブルの溝に沿ってトラ
ッキングを行っている。すなわち、図9に示すように、
回転軸10を中心に情報記録媒体3を載せて回転する光
学的ターンテーブル1を設ける。信号制御器6からの制
御により光学的トラッキングヘッド4で、光学的ターン
テーブル1上にトラッキング溝を形成し、トラッキング
情報信号パターン12を構成する。ターンテーブル1上
に情報記録媒体3を載せて、信号制御器6からの制御に
より情報記録再生ヘッド5で記録再生を行う。情報記録
媒体3が光ディスクの場合には、光記録再生ヘッド5a
が用いられ、磁気ディスクの場合には、磁気記録再生ヘ
ッド5bが用いられる。情報記録再生ヘッド5は、ター
ンテーブル1上のトラッキング情報信号パターン12に
沿ってトラッキングを行う。この提案では、記録媒体自
体にトラッキング用溝を形成する必要がないため、記録
密度が高くなった場合でも、媒体の製造方法が困難にな
ることはない。
【0006】また、他の従来例として、例えば特開平1
0−143920号公報に記載の光ディスクとその製造
方法および記録再生装置がある。この方法では、再生専
用領域の第1ディスクと記録再生領域の第2ディスクを
接着して円盤を形成するのであるが、ディスクの径方向
に分割して接着するものと、ディスクの角度方向に分割
して接着するものとがある。前者では、外周側に再生専
用領域(ROM領域)、内周側に記録再生領域(RAM
領域)が形成され、接着剤で貼り合わせて平面にする。
情報の再生あるいは記録再生を行う光ピックアップによ
り、光ディスクの片面から光の入射または出射を行って
再生または記録再生を行う。後者では、図10に示すよ
うに、光ディスク410を円周方向に分割して、再生専
用領域(ROM領域)412,414と記録再生領域
(RAM領域)416,418を交互に配置し、再生専
用領域のトラッキング溝を利用して記録再生領域のトラ
ッキングを行うようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のCDまたはDV
D互換の光ディスクと、特開平5−18976号公報に
記載のSIL(ソリッドイマージョンレンズ)による光
ディスクは、記録面の位置がディスクの種類で異なるの
で、同一の光ディスクとして扱うことができない。例え
ば、DVDでは保護膜が0.6mmあるが、SILを具
備する場合には、SILから記録面まで保護層を含めて
光の近接領域である100nm以下としなくてはならな
い。また、レンズのNAも、ディスクの種類により大き
く異なる。さらに、高密度化するためトラック密度を上
げなくてはならず、トラック溝を狭くする技術的な課題
が大きくなり、またトラックを検出する方法も従来の方
法では困難である。また、特開平8−31125号公報
に記載の方法では、ターンテーブルにだけトラック溝を
形成すればよいが、ターンテーブルと記録媒体の間をト
ラックピッチと同程度の精度でアライメントする必要が
あるため、トラックピッチが非常に狭い場合には、適用
が困難である。また、特開平10−143920号公報
に記載の方法では、同一面に再生専用領域(ROM領
域)と記録再生領域(RAM領域)を交互に配置するの
で、それらの領域の材質や形状の違いの影響で、回転方
向に歪が生じ、これが高密度化に影響を及ぼす可能性が
ある。また、特開平9−251661号公報に記載の方
法では、密度の異なる媒体に対して光軸を一致あるいは
退避させる場合に、一致させたときの誤差が問題とな
る。この誤差が大きい場合には、収差が生じて光のスポ
ットサイズが大きくなってしまうという問題がある。
【0008】そこで、本発明の目的は、これら従来の課
題を解決し、トラッキング用溝の作製が困難な記録媒体
でもトラッキングを行うことができ、また高密度用ピッ
クアップにSILを用いて高密度記録再生が可能であ
り、かつ移動手段を共通化して装置を簡略化できる情報
記録媒体および情報記録再生装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の情報記録媒体および情報記録再生装置で
は、低密度と高密度のディスクを裏と表に貼り合わせ、
低密度と高密度に対してそれぞれ異なる記録再生ピック
アップを準備して、高密度記録媒体のトラック検出には
低密度のトラック信号を利用してトラック制御を行う。
すなわち、媒体表面にトラッキング用溝を設けた第1の
基板と、媒体表面にトラッキング用溝のない第2の基板
とを貼り合わせる。これにより、トラッキング用溝の作
製が困難な記録媒体でも、反対側に貼り付けたトラッキ
ング可能な記録媒体のトラッキング用溝を利用して、ト
ラッキングを行うことが可能である。また、第2の基板
は、媒体表面から極く近い位置に記録する層があるの
で、SILや微小開口を利用したエバネッセント光によ
る記録再生が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。 (第1の実施例)図1は、本発明の第1の実施例を示す
情報記録媒体および情報記録再生装置の断面構造図であ
る。図1に示すように、記録ディスクとしては、トラッ
キング用の溝が容易に形成できる低密度ディスク601
と、トラックピッチが狭く、機械的な溝は形成困難な高
密度ディスク602とが表と裏に貼り合わされた構造を
有する。低密度ディスク601としては、従来から用い
られているCD,DVD等の光学的にトラッキングが可
能な媒体を用いることができる。高密度ディスク602
としては、SILを用いてレーザスポットを形成する表
面記録用媒体や、微小開口から漏れるエバネッセント光
を利用した光近接場プローブ記録用媒体等を用いること
ができる。これらの媒体の組合わせは、トラッキングに
用いられる技術の向上に応じて、低密度側には、その時
点で容易にトラッキングが行えるものを用い、高密度側
には、トラッキングが困難なものを用いればよい。ま
た、片面だけに低密度用のトラッキング溝が形成された
基板を用い、溝がある側には低密度用の記録媒体を形成
し、溝のない側には高密度用の記録媒体を形成した記録
ディスクを使用してもよい。2枚のディスクが貼り合わ
された記録ディスクは、回転軸611を中心に回転す
る。
【0011】記録再生装置には、トラッキングを行うた
めの手段として、低密度用、高密度用の最低2つのピッ
クアップ603,604とそれぞれ独立の移動手段(低
密度用ピックアップ移動手段605、高密度用ピックア
ップ移動手段606)、およびピックアップから得られ
た信号を処理して、ピックアップの位置を制御するため
の信号処理手段607が含まれる。信号処理手段607
には、低密度用ピックアップ603から得られたトラッ
キング信号を用いて低密度用ピックアップの位置を検出
する低密度用ピックアップ位置検出手段608、低密度
用ピックアップの位置を元に低密度および高密度ピック
アップの移動量、移動方向等を計算して出力する低密度
および高密度ピックアップ移動用信号発生手段609,
610が含まれる。信号処理手段607としては、それ
ぞれの処理を行うための電子回路や、IC、LSIを組
み合わせたものや、それらを1チップに収容したもの
や、CPUを用いてプログラムによりそれぞれの処理を
行うもの等が含まれる。
【0012】図2は、図1に示す低密度、高密度用ピッ
クアップの組み合わせの例を示す図である。図2の(2
−1)〜(2−3)では、低密度ディスク601の上側
の対物レンズ701が低密度ピックアップの対物レンズ
であって、CD,DVD用のものが用いられる。(2−
1)では、高密度ディスク602の下側の高密度用ピッ
クアップとして、よりNAの高い対物レンズ702を用
いて光源波長を短波長化したものが示される。(2−
2)では、SIL704と対物レンズ705をスライダ
ー703と一体化した構造の浮上型ヘッドを用いたもの
が示されている。(2−3)では、先端を細くエッチン
グした光ファイバ708の先端に微小開口707を設け
て、エバネッセント光が得られる構造にしたものをスラ
イダ706に取り付けたものが示されている。(2−
4)では、レーザー光源からの光をグレーティング70
9、コリメートレンズ710を用いて複数の並行光に分
割し、偏光ミラー711、1/4波長板712、対物レ
ンズ713、SIL704を通して複数のスポットとし
て記録媒体上に照射し、複数のトラックを同時に読み取
れるようにしたものが示されている。
【0013】第1の実施例において、ピックアップの移
動手段605,606としては、電磁力を利用した磁気
アクチュエータやリニアモーターやボイスコイルモータ
ー等を用いることができる。ただし、高密度用ピックア
ップは低密度ピックアップに比べて狭いトラックピッチ
に対応する必要があるため、磁気アクチュエータやボイ
スコイルモーター等により粗動を行い、さらに微小量移
動させるためのアクチュエータを設けた2段階で移動す
る構造にしてもよい。この微小量移動アクチュエータに
は、圧電力または静電力を利用したアクチュエータ等が
ある。第1の実施例の動作を、図1により説明する。先
ず、低密度ディスク用ピックアップ603により低密度
ディスク601のトラッキング信号を検出し、信号処理
手段607に送出する。信号処理手段607は、低密度
ディスク用ピックアップ603からの信号に基づき、低
密度ピックアップ603の位置を検出する。位置検出の
方法としては、従来の方法であるプッシュプル法、サン
プルサーボ、3ビーム法等を用いることができる。ま
た、この信号から、トラックのアドレス情報やディスク
の回転方向の軸振れや歪みの情報も得ることができる。
次に、低密度ディスク用位置検出手段608からの信号
に基づいて、トラッキングを行うための信号が低密度お
よび高密度ディスク用ヘッド移動用信号発生手段60
9,610により発生され、それぞれの移動手段60
5,606に送られる。この場合、高密度用ディスク6
02のトラックピッチは、低密度用ディスク601のト
ラックピッチに比べて狭いため、これらのピックアップ
は異なる動きをする必要がある。次に、低密度用ピック
アップと高密度用ピックアップの動きの例について説明
する。
【0014】図3は、高密度用ピックアップヘッドと低
密度用ピックアップヘッドの動作曲線図である。図(3
−1)は、低密度ディスクのトラックが1本の渦巻き状
になっている場合に、ディスクが1回転する度に数トラ
ック外側(周辺部)に移動する(戻る)状態を示す図で
あり、図(3−2)は、同心円状になっている場合に、
高密度ディスクを周辺部から内側に連続してトレースす
る状態を示す図である。どちらの場合にも、低密度側の
ピックアップは、低密度ディスクのトラックをトレース
した状態を保っているため、高密度用ピックアップの位
置制御には、ディスクの回転方向への歪みや軸振れの情
報が、どの位置でも常に反映させることができる。この
ようにすることにより、異なる記録再生装置間で軸振れ
量等が異なる場合でも、高密度側トラックの正確なトレ
ースが可能になる。この動作方法は、記録再生装置側で
固定しておいてもよいが、他の方法としては、低密度側
のディスクに高密度側のディスクの種類やトラッキング
方法を記録しておき、高密度ディスクにアクセスする前
に、これらの情報を読み取り、それに従って動作させる
ことも可能である。なお、上記高密度側のディスクの種
類やトラッキング方法の記録としては、低密度側ピック
アップと高密度側ピックアップの相対的な動作のさせか
たやアドレスの付けかたを記録することが考えられる。
このような場合には、低密度ディスクが読取り専用でも
差し支えない。
【0015】以上述べたように、本実施例を用いれば、
トラッキング用溝の作製が狭いピッチのために困難な高
密度記録媒体に対しても、トラッキングが可能となる。
また、記録再生装置としては、トラッキングにCD,D
VD等の従来型のディスク用ピックアップを用いるた
め、それらとの互換性も確保することができる。また、
トラッキング用の溝がない高密度記録媒体は、表面から
極く近い位置に記録層を設ける。これにより、SILや
微小開口を利用したエバネッセント光による記録再生が
可能になる。また、トラッキング用の溝を設けた低密度
記録媒体には、予め媒体を管理する情報を記録してお
く。すなわち、トラッキング用の溝がない側の高密度記
録媒体の種類やエラー情報信号やトラッキング方法等を
低密度記録媒体に記録しておくことにより、これらの情
報を高密度記録媒体にアクセスすることなく、低密度記
録媒体にアクセスするだけで検出することができる。ま
た、既に作成されている記録媒体基板の裏表をそのまま
使用する場合に、基板の一方の面にトラッキング用溝を
設け、他方の面にはトラッキング用溝を設けないように
すれば、貼り合わせ作業が不要になるため、作成が容易
になる。なお、トラッキング溝が片面しかない1枚の基
板の両面に記録再生可能な媒体を設けることによって
も、貼り合わせ作業がなくなる。
【0016】(第2の実施例)図4は、本発明の第2の
実施例を示すピックアップ移動手段の断面構造図であ
る。本実施例では、ディスクの構造等は第1の実施例と
同じであるが、ピックアップを移動させるための移動手
段に工夫が施されている。すなわち、第1の実施例で
は、低密度用ピックアップ用移動手段と高密度用ピック
アップ用移動手段の2つの独立した移動手段を用いた
が、本実施例では、高密度用ピックアップと低密度用ピ
ックアップを同時に動かす移動手段901と、高密度用
ピックアップを低密度用ピックアップに対して微小量だ
け相対的に移動させるための高密度用ピックアップ微動
手段902とが用いられる。また、低密度用ピックアッ
プと高密度用ピックアップの相対位置を合わせるための
アライメント手段903も追加されている。高密度ピッ
クアップ微動手段902は、基本的には低密度ディスク
601のトラックピッチ分だけ移動できるようにすれ
ば、高密度ディスク602の全面にわたってアクセスが
可能になるため、数μm程度の移動が可能であればよ
く、圧電力や静電力を用いたアクチュエータ等を用いる
ことができる。このため、第1の実施例に比較して装置
の小型化に有利である。また、低密度用ヘッドと高密度
用ヘッドとがほぼ一体化されて動くため、記録媒体上の
どの位置に移動しても、低密度ヘッドと高密度ヘッドの
間の位置ずれを発生し難くすることができる。
【0017】次に、図4の動作を説明する。本実施例で
は、ディスクを挿入する前に、先ず低密度用ピックアッ
プと高密度用ピックアップ間のずれを補正するためのア
ライメント動作を行う。すなわち、先ず図(4−2)に
示すように、2つのピックアップ901,902の間に
アライメント手段903を挟んで、対向させる。このア
ライメント手段903は、低密度用ピックアップから射
出された光を高密度用ピックアップ上に設けられたアラ
イメントマーク上にフォーカスさせ、さらにアライメン
トマークからの反射光を低密度用ピックアップ側に戻す
ための光学系である。この状態で、高密度用ピックアッ
プ上のアライメントマークの位置を低密度用ピックアッ
プにより検出し、高密度用ピックアップの位置が低密度
用ピックアップに対して所定の位置になるように高密度
用ピックアップを移動させる。その後、記録再生装置に
導入された記録媒体への記録・再生動作を行う。さら
に、正確なアライメントを行うために、アライメント手
段903にもアライメントマークを形成しておき、最初
に低密度用ピックアップをピックアップアライメント手
段903に対してアライメントし、それから上記の動作
を行うようにしてもよい。本実施例における高密度用記
録媒体へのトラッキング動作は、ヘッドの移動手段の構
造が異なるだけで、基本的には第1の実施例と同じであ
るため、トラッキング動作については説明を省略する。
【0018】図5は、アライメントマークを設けた記録
媒体の例を示す図である。高密度用ピックアップと低密
度用ピックアップのアライメントについては、装置内に
アライメント手段を持たせることなく、記録媒体の両面
にアライメントマークを持たせることも可能である。図
5に示すように、低密度ディスク601上に低密度ディ
スク側アライメントマーク1001が、また高密度ディ
スク602上に高密度ディスク側アライメントマーク1
002が、それぞれ設定されている。なお、1004は
ディスクを搬送する搬送トレイであり、1003は搬送
トレイ内の段差である。このようなマークは、トラッキ
ング用溝とは異なり、微細なピッチの溝を形成する必要
がないため、容易に製作することができる。この場合に
は、図4(4−1)のように記録媒体を記録再生装置内
に導入した状態で、各ピックアップヘッドをアライメン
トマークがある位置まで移動させ、各々のピックアップ
からアライメントマークによる信号を検出する。そして
得られた信号を元に、ピックアップが所定の位置関係に
なるように高密度ピックアップ微動手段901を用いて
ピックアップの相対位置を調整する。
【0019】また、図5の記録ディスクには、表裏の入
れ間違いを防止するために、ディスクのエッジに段差1
003を設けてある。この段差1003により目視や手
に持ったときの感触でも容易に表裏が判別できるが、こ
の段差を利用して表裏が逆の場合には記録再生装置に導
入できないようにすることも可能である。図5には、デ
ィスクを装置内に搬送するための搬送トレイ1004
に、ディスクの段差1003に合わせた段差を設けて、
表裏逆の場合には、記録再生装置に導入できないように
している。この例では、ディスク自体に表裏判別機能を
設けているが、ディスクをカートリッジに収めた状態で
使用する場合には、カートリッジに表裏が判別できるよ
うな同様の機能を設けることもできる。以上のように、
第2の実施例の装置を用いれば、装置の小型化に有利で
ある。また、低密度用ヘッドと高密度用ヘッドがほぼ一
体になって動作するため、記録媒体上のどの位置に移動
しても、低密度ヘッドと高密度ヘッドの間の位置ずれを
発生し難くすることができる。また、低密度用ピックア
ップと高密度用ピックアップの間を補正する機能を設け
たため、記録再生装置を作製する際のピックアップヘッ
ドの取り付け精度を緩和することができる。
【0020】本発明においては、1)媒体表面にトラッ
キング用溝を設けた基板と、媒体表面にトラッキング用
の溝がない基板を貼り合わせて情報記録媒体を形成して
いるので、トラッキング用溝の作製が困難な記録媒体で
も、反対側に貼り付けたトラッキング可能な記録媒体の
トラッキング溝を利用してトラッキングを行うことがで
きる。また、2)裏表に貼り合わせて形成した情報記録
媒体のうち、トラッキング溝がない側の媒体は、媒体表
面から極く近い位置に記録する層があるので、SILや
微小開口を利用したエバネッセント光による記録再生が
可能である。また、3)トラッキング用溝を設けた基板
には、予め媒体を管理する情報を記録しておくことによ
り、トラッキング用溝のない側の基板の種類やエラー情
報信号やトラッキング方法等を、トラッキング溝がない
媒体にアクセスすることなく検出することができる。ま
た、4)トラッキング用溝がある基板を読み出し専用の
基板にすることにより、両面を記録再生可能にした場合
に比較して容易に作成することができる。また、5)ト
ラッキング溝が片面しかない1枚の基板に対して、両面
に記録再生可能な媒体を設けることにより、貼り合わせ
作業を不要にして、容易に作成することができる。ま
た、6)媒体の表裏にピックアップのアライメントを行
うためのマークを形成することにより、表裏の読取りを
行うためのピックアップをアライメントすることが可能
になって、トラッキング用溝がない側の基板をより正確
にトラッキングすることができる。また、7)搬送トレ
イに段差を設ける等により、挿入時の入れ間違いを防止
する構造になっているため、表裏逆に挿入した場合に起
こり得るピックアップや記録媒体の破損や、挿入しても
記録再生ができなる事態を防止できる。また、8)高密
度用ピックアップと高密度用ピックアップと、低密度用
ピックアップ位置判別手段と、低密度ピックアップおよ
び高密度ピックアップ移動信号発生手段と、低密度用ピ
ックアップおよび高密度用ピックアップ移動手段とを設
けることにより、トラッキング用溝がない媒体に対して
トラッキングを行いながら高密度な記録再生を行うこと
ができる。
【0021】また、9)図4(4−1)から明らかなよ
うに、高密度用ピックアップ604は、高密度ピックア
ップ微動手段902の先端に取り付けられ、近接領域に
位置するので、光近接場を利用した高密度な記録再生が
可能となる。また、10)高密度用ピックアップにSI
Lを用いているので、1以上のNAも実現可能となり、
高密度な記録再生が可能である。また、11)高密度用
ピックアップに微小開口を利用して発生させたエバネッ
セント光を利用しているため、高密度な記録再生が可能
である。また、12)図2(2−4)から明らかなよう
に、高密度用ピックアップは2本以上のビームを同時に
光ディスクに照射する構造であるため、複数のトラック
を同時に読み取ることが可能になり、データの読取速度
を高速化することができる。また、13)高密度記録用
ピックアップは一定間隔で浮上するため、フォーカスの
制御を行う必要がなくなり、ピックアップの位置制御が
容易であり、かつ制御信号生成手段や制御アクチュエー
タが不要となる。また、14)トラッキング用溝のある
記録媒体を利用してトラッキング用溝のない記録媒体へ
記録再生する位置を決定するので、表面にトラッキング
用溝のない情報記録媒体に対してトラッキングを行うこ
とが可能となり、より高密度な記録再生が行える。ま
た、15)2つの異なる記録密度用ピックアップが互い
に相互関係を保持しながら移動するので、移動手段を共
通化することができ、装置を簡略化することができる。
また、16)図4(4−1)から明らかなように、高密
度用ピックアップの位置を微小に移動させる手段を有し
ているため、高密度ディスクに対するトラッキングを高
精度に行うことができ、記録密度を向上させることがで
きる。また、17)図4(4−1)から明らかなよう
に、低密度用ピックアップと高密度用ピックアップを情
報記録媒体の半径方向に移動させるための移動手段が、
低密度用と高密度用を一体にして動かす部分と、高密度
用を低密度用に対して相対的に微動させる部分とから構
成されるので、移動手段を共通化することができ、かつ
高密度用ピックアップは微動移動手段だけ用意すればよ
いため、装置を簡略化することができる。また、18)
低密度用ピックアップと高密度用ピックアップの位置関
係を正確に把握できるので、トラッキング用溝のない高
密度媒体に対してより正確なトラッキングを行うことが
可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トラッキング用溝の作製が困難な記録媒体でもトラッキ
ングを行うことができ、また高密度用ピックアップにS
ILを用いて高密度記録再生が可能であり、かつ移動手
段を共通化して装置を簡略化することができる等の種々
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す情報記録媒体およ
び記録再生装置の断面構造図である。
【図2】本発明による低密度用および高密度用ピックア
ップの組合わせの例を示す図である。
【図3】本発明による低密度用ピックアップと高密度用
ピックアップの動作例を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示すピックアップ移動
手段の側断面図である。
【図5】本発明によるアライメントマークを設けた記録
媒体の例を示す斜視図および断面図である。
【図6】従来における光メモリ用光ピックアップの構成
例を示す図である。
【図7】従来における対物レンズと記録媒体の間にソリ
ッドイマージョンレンズ(SIL)を挿入した構成の図
である。
【図8】従来における浮上ヘッドの構造図である。
【図9】従来におけるターンテーブルの溝に従ってトラ
ッキングを行う場合の光ディスクとヘッドの斜視図であ
る。
【図10】従来における円周方向に分割された各領域を
貼り合わせて構成される光ディスクの上面図である。
【符号の説明】
601…低密度ディスク、602…高密度ディスク、6
03…低密度用ピックアップ、604…高密度用ピック
アップ、605…低密度用ピックアップ移動手段、60
6…高密度用ピックアップ移動手段、607…信号処理
手段、608…低密度ディスク用ディスク位置検出手
段、609…低密度ディスク用ヘッド移動用信号発生手
段、610…高密度ディスク用ヘッド移動用信号発生手
段、611…回転軸、701…低密度ピックアップの対
物レンズ、702…高NA対物レンズ、703…スライ
ダー、704…SIL、705…対物レンズ、706…
スライダ、707…微小開口、708…光ファイバ、7
09…グレーティング、710…コリメートレンズ、7
11…偏光ミラー、712…1/4波長板、713…対
物レンズ、714…LD(発光ダイオード)、715…
PD(フォトダイオード)、716…集光レンズ、71
7…SIL(ソリッドイマージョンレンズ)、718a
…サスペンション、719…集光レーザビーム、720
…ディスク移動方向、901…高密度、低密度ピックア
ップ移動手段、902…高密度ピックアップ微動手段、
903…高密度、低密度ピックアップアライメント手
段、1001…低密度ディスク側アライメントマーク、
1002…高密度ディスク側アライメントマーク、10
03…段差、1004…搬送トレイ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三船 博庸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5D029 RA08 RA23 RA41 RA46 RA49 5D090 AA01 BB12 BB20 DD01 FF11 FF50 GG01 GG02 GG22 GG29 KK11 5D118 AA26 BA01 BC02 CA13 CG03 DC03 5D119 AA41 BA01 JA43

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体の裏面と表面のそれぞれに
    対応するピックアップを備えた情報記録媒体であって、 媒体の表面にトラッキング用の溝を設けた基板と、媒体
    の表面にトラッキング用の溝が存在しない基板とを貼り
    合わせて形成したことを特徴とする情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報記録媒体におい
    て、 前記トラッキング用の溝が存在しない媒体は、該媒体の
    表面から極近い位置に記録する層を有することを特徴と
    する情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の情報記録媒体
    において、 前記トラッキング用の溝を設けた媒体には、予め該トラ
    ッキング用の溝を設けた媒体およびトラッキング用の溝
    が存在しない媒体を管理する情報を記録してあることを
    特徴とする情報記録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3のいずれかに記載
    の情報記録媒体において、 前記トラッキング用の溝を設けた媒体には、読み出し専
    用の情報が記録されていることを特徴とする情報記録媒
    体。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の情報記
    録媒体において、 前記利用する基板は、基板の一方の面にトラッキング用
    溝を設け、もう一方の面にトラッキング用溝を設けない
    基板を使ったことを特徴とする情報記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の情報記
    録媒体において、 前記裏表に基板を貼り合わせた記録媒体のうち、裏表の
    少なくとも1箇所ずつに、アライメントのためのマーク
    が形成されていることを特徴とする情報記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の情報記
    録媒体において、 前記情報記録体上に、裏表を間違って装置に挿入した
    時、適切に挿入できなくなるような構造を設けたことを
    特徴とする情報記録媒体。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の情報記
    録媒体を挿入する情報記録再生装置であって、 情報を記録再生するための低密度用ピックアップと高密
    度用ピックアップの少なくとも2つのピックアップと、 該低密度用ピックアップから読み出したトラッキング信
    号から低密度用ピックアップの位置を判別する低密度用
    ピックアップ位置判別手段と、 各々のピックアップの位置を制御する信号を発生するた
    めの低密度用ピックアップ移動信号発生手段および高密
    度用ピックアップ移動信号発生手段と、 該発生手段からの信号を受けて低密度用ピックアップ、
    高密度用ピックアップをそれぞれ移動させる低密度用ピ
    ックアップ移動手段および高密度用ピックアップ移動手
    段とを有することを特徴とする情報記録再生装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の情報記録再生装置にお
    いて、 前記高密度用ピックアップは、記録媒体の近接領域に常
    時、位置するように配置されることを特徴とする情報記
    録再生装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の情報記録再生装置に
    おいて、 前記高密度用ピックアップは、微小なスポット径を形成
    する光学素子として、ソリッドイマージョンレンズを用
    いることを特徴とする情報記録再生装置。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の情報記録再生装置に
    おいて、 前記高密度用ピックアップは、微小なスポット径を形成
    する光学素子として、微小な開口から出射する光を用い
    て記録再生することを特徴とする情報記録再生装置。
  12. 【請求項12】 請求項8〜11のいずれかに記載の情
    報記録再生装置において、 前記高密度用ピックアップは、2本以上のビームを同時
    に光ディスクに照射することを特徴とする情報記録再生
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項8〜12のいずれかに記載の情
    報記録再生装置において、 前記高密度用ピックアップは、基板から一定の間隔で浮
    上することを特徴とする情報記録再生装置。
  14. 【請求項14】 請求項8〜13のいずれかに記載の情
    報記録再生装置において、 前記トラッキング用溝のない情報記録媒体への記録再生
    する位置を決定するためトラッキング用溝のある情報記
    録媒体を利用し、トラッキング制御を行うことを特徴と
    する情報記録再生装置。
  15. 【請求項15】 請求項8〜13のいずれかに記載の情
    報記録再生装置において、 前記低密度用および高密度用のピックアップは、相互関
    係を保持しながら移動する移動手段を有することを特徴
    とする情報記録再生装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の情報記録再生装置
    において、 前記移動手段には、高密度用ピックアップのトラック位
    置を微小に移動させる手段が付加されていることを特徴
    とする情報記録再生装置。
  17. 【請求項17】 請求項15または16に記載の情報記
    録再生装置において、 前記移動手段は、低密度用ピックアップと高密度用ピッ
    クアップを情報記録媒体の半径方向に移動させるととも
    に、該低密度用ピックアップと高密度用ピックアップを
    一体化して動作させる部分と、該高密度用ピックアップ
    を該低密度用ピックアップに対して相対的に微動させる
    部分とから構成されることを特徴とする情報記録再生装
    置。
  18. 【請求項18】 請求項14〜17のいずれかに記載の
    情報記録再生装置において、 前記低密度用ピックアップと高密度用ピックアップをア
    ライメントする手段を備えたことを特徴とする情報記録
    再生装置。
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