JP2000339074A - プレファレンス検出装置および方法、並びに媒体 - Google Patents

プレファレンス検出装置および方法、並びに媒体

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JP2000339074A JP14602599A JP14602599A JP2000339074A JP 2000339074 A JP2000339074 A JP 2000339074A JP 14602599 A JP14602599 A JP 14602599A JP 14602599 A JP14602599 A JP 14602599A JP 2000339074 A JP2000339074 A JP 2000339074A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 私意性を排除して、正確かつ迅速に、人のプ
レファレンスを検出する。 【解決手段】 表示部11に表示されているゲームを被
験者に実行させつつ、その周囲の表示部12乃至19
に、任意のタイミングで任意のオブジェクトの画像を表
示させる。被験者に表示部11に表示されているゲーム
を実行させることで、被験者に対して時間的な圧力を付
加し、私意性を排除して、被験者がはじめて注視したオ
ブジェクトの画像をプレファレンスとして検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレファレンス検
出装置および方法、並びに媒体に関し、特に、被験者に
対して時間的な圧力を付加することにより、被験者の私
意性を排除して、迅速かつ正確に、被験者のプレファレ
ンスを検出することができるようにした、プレファレン
ス検出装置および方法、並びに媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】人が、興味を示す対象は、人によって異
なる。人の選好(以下、これをプレファレンス(prefer
ence)と称する)を検出することにより、それぞれの人
に対して、その人が好む情報を提供することができる。
そこで、人のプレファンス(どのような対象に対して興
味を持っているのか)を検出するのに、各種の方法が提
案されている。
【0003】第1の方法は、各人に、自分の好みを申告
させ、予め登録する方法である。第2の方法は、各人の
挙動を長時間観察し、その観察結果から、その人のプレ
ファンスを検出する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各人に
プレファレンスを予め申告させ、登録する方法は、対象
の分類方法が困難であり、対象を網羅することが困難で
ある課題があった。さらに、この方法は、人の申告によ
るものであるので、私意的なプレファレンスを排除する
ことができない課題があった。
【0005】さらに、各人の挙動を長時間観察する方法
は、プレファレンスを絞り込むのが困難であり、最終的
にプレファレンスを検出するのに長い時間がかかる課題
があった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、被験者の私意性を排除して、プレファレン
スを正確に、かつ、迅速に検出することができるように
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のプレフ
ァレンス検出装置は、被験者に所定の情報を提示する提
示手段と、提示手段により提示された情報に対する被験
者の反応を検出する検出手段と、被験者の提示手段によ
り提示された情報に対する反応に時間的な圧力を付加す
る付加手段と、検出手段により検出された結果から、被
験者のプレファレンスを決定する決定手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0008】前記提示手段は、被験者に対して、所定の
情報として画像を提示するようにすることができる。
【0009】前記画像は、カテゴリ毎に分類された画像
とすることができる。
【0010】前記検出手段は、画像に対する被験者の注
視の状態から被験者の反応を検出するようにすることが
できる。
【0011】前記検出手段は、被験者が最初に注視した
画像を検出するようにすることができる。
【0012】前記決定手段は、被験者が注視した画像
の、提示された回数に対する割合に基づいて、被験者の
プレファレンスを決定するようにすることができる。
【0013】前記決定手段は、被験者が最初に注視した
画像の、提示された回数に対する割合に基づいて、被験
者のプレファレンスを決定するようにすることができ
る。
【0014】前記決定手段は、割合のピーク値に基づい
て、被験者のプレファレンスを決定するようにすること
ができる。
【0015】前記決定手段は、割合のピーク値を、付加
手段により付加された時間的な圧力を変化させて検出す
るようにすることができる。
【0016】前記付加手段には、被験者に対して所定の
タスクを実行させる実行手段と、タスクを完了するまで
の期限を調整する調整手段とを有するようにすることが
できる。
【0017】前記タスクはゲームとすることができる。
【0018】請求項12に記載のプレファレンス検出方
法は、被験者に所定の情報を提示する提示ステップと、
提示ステップの処理により提示された情報に対する被験
者の反応を検出する検出ステップと、被験者が提示ステ
ップの処理により提示された情報に対する反応に時間的
な圧力を付加する付加ステップと、検出ステップの処理
により検出された結果から、被験者のプレファレンスを
決定する決定ステップとを含むことを特徴とする。
【0019】請求項13に記載の媒体のプログラムは、
被験者に所定の情報を提示する提示ステップと、提示ス
テップの処理により提示された情報に対する被験者の反
応を検出する検出ステップと、被験者が提示ステップの
処理により提示された情報に対する反応に時間的な圧力
を付加する付加ステップと、検出ステップの処理により
検出された結果から、被験者のプレファレンスを決定す
る決定ステップとを含むことを特徴とする。
【0020】請求項1に記載のプレファレンス検出装
置、請求項12に記載のプレファレンス検出方法、およ
び請求項13に記載の媒体においては、被験者の提示さ
れた情報に対する反応に時間的な圧力が付加される。そ
して、被験者の反応から、被験者のプレファレンスが決
定される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
ついて説明する。図1は、本発明を適用した、プレファ
レンス検出装置10の構成例を表している。抽出点検出
デバイス1は、例えば、アイマークレコーダにより構成
され、被験者の頭部に搭載され、被験者の角膜に赤外線
を照射し、その反射光の位置を検出することで、被験者
の注視点を検出する。アイマークレコーダは、例えば、
1秒間に30フレームの周波数で注視点を検出すること
ができる。人間の視線は、20msec乃至50msecで、1
つの注視点から他の注視点に移ることが知られており、
また、注視点の移動は、1秒間に最大でも5回程度しか
発生しないことが知られている。従って、1秒間に30
フレームの周波数で注視点を検出することができれば、
充分正確に、被験者の注視点を検出することができる。
【0022】注視点座標検出部2は、注視点検出デバイ
ス1の出力から、注視点座標を検出し、その検出した注
視点座標を注視対象物判定部3に出力する。表示画面制
御部4は、所定のオブジェクトの画像を、例えばCRT,L
CDなどにより構成される画像表示部5に出力し、表示さ
せる。表示画面制御部4はまた、画像表示部5に表示さ
せるオブジェクトに関する情報を注視対象物判定部3に
出力する。
【0023】注視対象物判定部3は、注視点座標検出部
2により検出された注視点の座標と、表示画面制御部4
より供給された画像表示部5に表示されているオブジェ
クトの画像に関する情報(座標データ)をもとに、被験
者が、どのオブジェクトの画像(注視対象物)に注視し
ているのかを判定し、その判定結果を選好候補検出部7
に出力する。
【0024】時間圧検出部6は、表示画面制御部4より
供給される信号から、被験者に対して付加される時間圧
(時間的圧力)を検出し、その検出結果を選好候補検出
部7に出力する。
【0025】選好候補検出部7は、注視対象物判定部3
より供給される注視対象物の判定結果と、時間圧検出部
6より供給される、その注視対象物を、被験者が注視し
ているときの時間的圧力をもとに、選好(プレファレン
ス)候補を検出する。同定部8は、選好候補検出部7よ
り供給された選好候補を統計処理し、プレファレンスを
同定する処理を実行する。
【0026】なお、以上の注視点検出デバイス1を除
く、注視点座標検出部2乃至同定部8は、パーソナルコ
ンピュータにより構成することができる。
【0027】図2は、プレファレンス検出装置10の使
用状態を模式的に表している。同図に示すように、被験
者は、頭部に、注視点検出デバイス1を搭載し、画像表
示部5に表示されている画像を見ながらゲームを行う。
そして、注視点検出デバイス1で検出された注視点情報
が、注視点座標検出部2に供給されている。
【0028】次に、図3のフローチャートを参照して、
プレファレンスを検出する処理について説明する。ステ
ップS1において、表示画面制御部4は、画像表示部5
にゲームの画像を表示させ、被験者に対して、そのゲー
ムを実行させる。さらに、ステップS2において、表示
画面制御部4は、ゲームのための画像の周囲に、所定の
オブジェクトの画像を表示させる。
【0029】図4は、画像表示部5における表示例を表
している。画像表示部5の中央の表示部11には、ゲー
ムの画像が表示される。表示部11の周囲の表示部12
乃至19には、所定のオブジェクトの画像が表示され
る。
【0030】図5乃至図8は、表示部12乃至19に表
示されるオブジェクトの画像の例を表している。図5
(A)乃至(D)に示す番号1乃至4のオブジェクトの
画像は無生物のオブジェクトの画像であり、図6(A)
乃至(D)に示す番号5乃至8のオブジェクトの画像は
生物のオブジェクトの画像であり、図7(A)乃至
(D)に示す番号9乃至12のオブジェクトの画像は、
人間の顔のお面のオブジェクトの画像であり、図8
(A)乃至(D)に示す番号13乃至16のオブジェク
トの画像は、風景のオブジェクトの画像である。ここで
は、無生物、生物、お面、および風景の4つのオブジェ
クトカテゴリを用意したが、オブジェクトは、検出する
プレファレンスに対応して、適宜、所定のものを用意す
るようにすることができる。
【0031】画像表示部5には、表示部12乃至19の
内の任意の位置に、任意のオブジェクトの画像が、同時
に、複数個、一定の時間(例えば5秒間)表示される。
【0032】次に、ステップS3において、時間圧検出
部6は、表示画面制御部4が出力する信号から時間圧を
検出する。具体的には、時間圧は、表示部11に表示さ
れるゲームの画像の目標ブロック51の高さHとして検
出される。
【0033】すなわち、この例の場合、表示部11に表
示されるゲームはテトリス(商標)とされ、図9に示す
ように、このゲームにおいては、上方から目標ブロック
51が落下してくるので、被験者は、この目標ブロック
51を所定の位置に積み込む操作を行う。被験者は、目
標ブロック51が、出現した時点(目標ブロック51の
高さが最も高いとき(図9においては、図中、最も上側
が高さ「0」の位置とされ、最も下側が高さ「5」の位
置とされる。従って、高さHは、その値が小さいほど、
高さが高いということになる))において、それをどこ
に積み込むのかを決定する必要があり、その時、被験者
の認知的負荷が最も高くなる。つまり時間的圧力が最も
大きくなる。
【0034】逆に、目標ブロック51の高さが低い場合
には、既に、その目標ブロック51の積み込み先は決定
されていることが多くなり、時間的圧力は小さくなる。
このように、このゲームにおいては、目標ブロック51
の高さHが、被験者に対して付加される時間的圧力とな
る。
【0035】ステップS4において、注視対象物判定部
3は、注視対象物判定処理を実行する。すなわち、被験
者は、視覚認知の負荷が高い実時間タスクとしてゲーム
を行っているのであるが、ゲームの進行に伴って、タス
ク達成に対する時間的緊急性が変化する。すなわち、今
の場合、目標ブロック51の位置が高い場合、時間的緊
急性が高くなり、目標ブロック51の位置が低い場合、
時間的緊急性が低くなる。被験者の視野内には、タスク
に関係した視覚対象(ゲームの画像)以外に、様々なオ
ブジェクトの画像がランダムに提示される。被験者は、
基本的には、表示部11に表示されている画像を見なが
らゲームを行っているのであるが、タスクに関与した視
覚対象以外のオブジェクトの画像が突然出現すると、そ
の刺激に対して無意識の内に反応し、そのオブジェクト
に注視点を移動する。この生理的現象は、断続的眼球運
動(saccadic movement)として知られている。
【0036】そこで、注視点検出デバイス1としてのア
イマークレコーダにより、被験者の眼球の動きを検出
し、注視点座標検出部2により、注視点の座標を検出す
る。注視対象物判定部3は、注視点座標検出部2が出力
する注視点の座標と、表示画面制御部4が出力する画像
表示部5に表示させている画像の情報とから、その時被
験者が注視している注視点(注視対象物)を判定する処
理を行う。
【0037】図3のステップS4の注視対象物判定処理
の詳細は、図10に示されている。注視対象物判定部3
は、ステップS21において、注視点座標検出部2から
の注視点座標を取り込み、ステップS22において、取
り込んだ注視点座標に対して停留点の同定処理を行う。
具体的には、注視対象物判定部3は、注視点座標が予め
設定されている所定の時間以上、比較的狭い所定の範囲
内に停留しているか否か(停留点であるか否か)を検出
する。そして、ステップS23において、注視対象物判
定部3は、ステップS21で取り込まれた注視点座標が
停留点ではないと判定した場合、ステップS21に戻
り、それ以降の処理を繰り返し実行する。ステップS2
3において、ステップS21で取り込んだ注視点座標が
停留点であると判定した場合、注視対象物判定部3は、
ステップS24において、表示画面制御部4より供給さ
れた各オブジェクトの表示位置の座標と、ステップS2
1で取り込まれた注視点座標とを比較し、注視点(停留
点)に対応する位置に表示されているオブジェクトを注
視対象物として決定する。
【0038】図3に戻って、以上のようにして注視対象
物判定処理が行われた後、ステップS5において、選好
候補検出部7は、選好候補検出処理を実行する。この選
好候補検出処理の詳細は、図11に示されている。
【0039】ステップS31において選好候補検出部7
は、時間圧検出部6から時間の圧力データを取り込む
(今の例の場合、目標ブロック51の高さデータを取り
込む)。次に、ステップS32において、選好候補検出
部7は、ステップS31で取り込んだ時間の圧力の値
が、予め設定してある所定の閾値より大きいか(高さの
値が所定の閾値より小さいか)否かを判定する。注視対
象物判定部3より供給された注視対象物が注視されたと
きの時間的圧力が、所定の閾値より小さい場合には、プ
レファレンスを確実に検出することが困難であるので
(その理由は後述する)、ステップS31に戻り、それ
以降の処理が繰り返される。ステップS32において、
時間の圧力が閾値より大きいと判定された場合、ステッ
プS33に進み、選好候補検出部7は、その時注視対象
物判定部3より供給された注視対象物を選好候補として
検出する。
【0040】ステップS5の処理の後、ステップS6に
おいて、表示画面制御部4は、そのオブジェクトの画像
表示が終了したか否か、この例の場合、5秒間が経過し
たか否かが判定される。そのオブジェクトの表示を開始
してから、まだ、5秒間が経過していない場合、ステッ
プS3に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
ステップS6において、画像表示部5に所定のオブジェ
クトの画像を表示してから5秒間が経過したと判定され
た場合、ステップS7に進み、表示画面制御部4は、画
像表示部5に表示すべき最後のオブジェクトの画像が表
示されたか否かを判定し、まだ表示していないオブジェ
クトの画像が残っている場合には、ステップS2に戻
り、それ以降の処理が繰り返し実行される。すなわち、
表示部11の周囲の表示部12乃至19のうちの所定の
ものに、前回表示したオブジェクトの画像とは異なるパ
ターンで、任意のオブジェクトの画像が再び5秒間表示
され、同様の処理が実行される。
【0041】ステップS7において、最後のオブジェク
トの画像が表示されたと判定された場合、ステップS8
に進み、同定部8により同定処理が実行される。
【0042】次に、同定部8の同定処理について説明す
るが、その前に、時間的圧力と平均応答時間との関係に
ついて説明する。図12は、実験の結果得られた被験者
Aの時間的圧力と、平均応答時間の関係を表している。
図中、縦軸は、被験者Aがタスク(ゲーム)を遂行中
に、ゲームの画像の周囲に、ゲーム以外の画像が表示さ
れてから、被験者の注視点がその画像に移動するまでの
平均応答時間を表し、横軸は、高さとスペース(時間的
圧力)を表している。
【0043】ここで、スペースSとは、図9に示すよう
に、最も上の位置から既に積み込まれているブロックの
平均の高さHAまでの距離で表され、このスペースSが
大きいほど、被験者が目標ブロック51を積み込む位置
を判定するのに時間的余裕があるということになる。つ
まり時間的圧力が小さいということになる。逆にスペー
スSの値が小さいということは、被験者が目標ブロック
51を積み込む位置を判断するまでの時間が短くなり、
判断の余裕が少なくなって、時間的圧力が高くなること
になる。図13は、同様に、実験の結果得られた被験者
Bの時間的圧力(高さとスペース)と平均応答時間の関
係を表している。
【0044】これらの図から判るように、いずれの被験
者においても、目標ブロック51の高さが高い(高さH
の値が小さい)場合、平均応答時間が長いことが判る。
これは、このゲームでは、目標ブロック51が出現した
時点において(目標ブロック51の高さが最も高いと
き)、それをどこに当てはめるかを決定する必要があ
り、このとき、被験者の認知的負荷が最も大きく、つま
り、時間的圧力が最も高く、タスクに無関係な刺激の応
答時間が長くなる。目標ブロック51の高さが低い(高
さHの値が大きい)場合には、既にそのブロックの当て
はめ先は決定されており、時間的圧力は低くなり、その
段階で提示された画像への応答は速くなる。
【0045】スペースに関していえば、上方のスペース
が空いているほど(スペースSの値が大きいほど)、平
均応答時間が速くなり、スペースが狭くなるにつれて
(スペースSの値が小さくなるほど)、平均応答時間は
長くなる。すなわち、スペースSの値が小さくなると、
それだけ時間的圧力が高くなる。このように時間的圧力
の大小により、注視点の移動に関する応答の速さが変化
する。
【0046】図14は、作業中(ゲームの遂行中)の注
視点の停留比率を表している。同図の横軸は、図5乃至
図8に示した16種類のオブジェクトの番号を表し、縦
軸は、停留比率を表している。ここで停留比率とは、オ
ブジェクトの画像を提示した回数に対する、被験者が、
そのオブジェクトに対して注視点を移動させ停留した
(注視した)回数(停留回数)の割合を意味する。
【0047】例えば、図14において、ハッチングを施
して示す棒グラフで表される被験者Aの番号1のオブジ
ェクトに対する停留比率は、約0.77となっている
が、これは、図5(A)に示す番号1のオブジェクトの
画像を100回提示したとき、被験者Aは、77回、そ
のオブジェクトの画像を注視したことを意味する。同様
に、図中、白い棒グラフで示す、被験者Bの番号1のオ
ブジェクトに対する停留比率の値は、約0.34となっ
ているが、これは被験者Bは、番号1のオブジェクトの
画像を100回提示したとき、33回その画像を注視し
たことを意味している。
【0048】図14から判断する限り、被験者Aは、番
号10と番号11のオブジェクト、並びに、番号15の
オブジェクトに対してプレファレンスを有しているかの
如く判断できるが、他の番号のオブジェクトに対する停
留比率も比較的高いので、図14からは、被験者Aのプ
レファレンスを検出することが困難である。被験者Bに
ついては、番号3、番号6、番号11および番号14の
オブジェクトに対してプレファレンスを有している傾向
を判断できるが、各オブジェクトに対する停留比率は比
較的平均しているので、やはり、プレファレンスを確実
に求めることは困難である。
【0049】図15は、図14に示した被験者Aの停留
比率の内、高さHが2.5より小さい場合の停留比率
(グラフL1)と、高さHが2.5以上である場合の停
留比率(グラフL2)とを表している。さらに、図15
においては、停留比率が番号1乃至番号4で表される
(図5に示される)無生物のカテゴリ、番号5乃至番号
8の(図6に示される)生物のカテゴリ、番号9乃至番
号12の(図7に示される)人間のお面のカテゴリ、お
よび番号13乃至番号16(図8に示される)風景のカ
テゴリ毎に、停留比率が平均化されている。
【0050】図15から明らかなように、グラフL1で
は、無生物、生物、お面、および風景の内、無生物、生
物、および風景の3つのオブジェクトカテゴリの停留比
率は、ほぼ同一の値であるのに対して、人間のお面のオ
ブジェクトカテゴリの停留比率は、他のオブジェクトカ
テゴリの停留比率に対して大きくなっている。すなわ
ち、お面の停留比率がグラフL1のピークとなってい
る。従って、被験者Aは、お面に関してプレファレンス
を有していると判定することが可能である。
【0051】これに対して、グラフL2においては、無
生物の停留比率が低く、生物、お面、および風景の停留
比率が高くなっている。このことから、生物、お面、お
よび風景について、被験者Aがプレファレンスを有して
いると判定することもできないことはないが、生物、お
面、および風景の停留比率の値が比較的、近似した値と
なっているので、あまり明確にはプレファレンスを判定
することはできない。
【0052】グラフL1は、高さHの値が2.5より小
さい場合のもの、すなわち、時間的圧力が高い場合のグ
ラフである。これに対してグラフL2は、高さHが2.
5以上である場合のグラフであり、時間的圧力が低い場
合のグラフである。このことから、被験者に対して大き
い時間的圧力をかけた方が、無意識の内に被験者が各オ
ブジェクトの画像に注視点を移動させることになるの
で、プレファレンスが、より明確に表れることが判る。
すなわち、プレファレンスを検出するには、被験者に対
して大きな時間的圧力を付加すればよいことになる。
【0053】図16は、作業中の注視点の初回停留比率
を表している。この図においても、横軸はオブジェクト
の番号を表し、縦軸は初回停留比率を表している。初回
停留比率とは、同時に、複数の、例えば4個のオブジェ
クトの画像が表示されたような場合において、被験者
が、その内の2個のオブジェクトの画像に注視点を移動
させたようなとき、最初にそのオブジェクトに注視点を
移動させた場合の回数(初回停留回数)の提示回数に対
する割合を意味する。例えば、図16において、被験者
Aの(図中ハッチングを施して示される棒グラフの)番
号6のオブジェクトに対する初回停留比率の値は、約
0.36となっているが、これは、番号6のオブジェク
トが100回提示された場合、被験者Aが、番号6のオ
ブジェクトを最初に注視した回数は36回であることを
意味する。同様に、被験者Bの(図中白い棒グラフで示
す)番号6のオブジェクトに対する初回停留比率は、約
0.18となっているが、これは、被験者Bに対して番
号6のオブジェクトを100回提示したとき、被験者B
が最初に注視したオブジェクトが番号6のオブジェクト
であった場合の回数が18回であったことを意味する。
【0054】この図16からも、被験者Aと被験者Bの
いずれも、番号1乃至番号16で示すオブジェクトのい
ずれに対してプレファレンスを有しているのはあまり明
確に判断することができない。
【0055】図17は、図16に示した被験者Aの初回
停留比率を、高さが2.5より小さい場合(グラフL1
1)と、2.5以上である場合(グラフL12)とで、
分けて示したものである。また、この図においても、図
15における場合と同様に、横軸のオブジェクトは、カ
テゴリ毎にまとめられている。
【0056】図17に示すように、高さHが2.5より
小さい場合の、すなわち被験者Aに対して大きい時間的
圧力が加えられている場合のグラフL11では、無生
物、生物、および風景の初回停留比率がほぼ同一である
のに対して、お面の初回停留比率が大きくなっている。
このことから、被験者Aは、お面に対してプレファレン
スを有していることが明確に判る。さらに、高さHが
2.5以上である場合の、すなわち時間的圧力が小さい
場合のグラフL12においては、風景の初回停留比率の
値が最も大きいが、その値と、お面または生物の初回停
留比率の値との差は、それほど大きくない。従って、被
験者Aは、風景に対して特にプレファレンスを有してい
るとはいえないことも判る。
【0057】このように、初回停留比率を用いた場合の
方が、図15に示した全体の停留比率を用いる場合に比
べて、より確実に、被験者のプレファレンスを検出する
ことが可能となる。
【0058】そこで、同定部8は、図3のステップS8
の同定処理を、図18のフローチャートに示すように実
行する。
【0059】すなわち、最初にステップS61におい
て、同定部8は、所定の値を高さの閾値として設定す
る。上述したように、選好候補検出部7は、図11のス
テップS31,S32の処理により、時間的圧力が所定
の閾値より高い場合に検出された対象物だけを選好候補
として検出している。同定部8は、そこで設定された閾
値の内、最も大きい値(時間的圧力の最も小さい値)を
最初に設定する。
【0060】ステップS62において、同定部8は、選
好候補検出部7より供給されたデータから、図15また
は図17を参照して説明したように、オブジェクト毎
に、停留比率または初回停留比率を求める。ステップS
63において、同定部8は、ステップS62で求められ
た停留比率または初回停留比率にピークが存在するか否
かを判定する。ピークが存在しない場合には、ステップ
S64に進み、同定部8は、ステップS61で設定した
閾値をさらに変更することが可能であるか否かを判定す
る。
【0061】例えば、ステップS61で設定した閾値よ
り、さらに小さい値の閾値が存在する場合には、その値
に閾値を変更することが可能であるので、ステップS6
1に戻り、その値に高さの閾値を設定する。そして、上
述した場合と同様の処理が繰り返し実行される。これに
より、例えば、図15に示す例では、前回のステップS
62の処理でグラフL2が求められていたような場合
に、その次の処理で、グラフL1が得られるようにな
る。また、同様に、図17に示す例では、前回の処理で
グラフL12が得られた場合、次の処理で、グラフL1
1が得られることになる。
【0062】ステップS63において、同定部8は、ス
テップS62で求められた停留比率または初回停留比率
のグラフにピークが存在すると判定した場合、ステップ
S65に進み、そのピークに対応するオブジェクトカテ
ゴリを、その被験者のプレファレンスとして検出する。
【0063】ステップS64において、それ以上閾値を
変更することができないと判定された場合、ステップS
66に進み、同定部8は、その被験者には、プレファレ
ンスが存在しないと判定する。この場合には、その被験
者に対して提示するオブジェクトを変更するなどして、
同様の処理が実行される。
【0064】上述した一連の処理は、ハードウエアによ
り実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより
実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウエアとしてのプレファレンス
検出装置に組み込まれているコンピュータ、または、各
種のプログラムをインストールすることで、各種の機能
を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコン
ピュータなどにインストールされる。
【0065】次に、図19を参照して、上述した一連の
処理を実行するプログラムをコンピュータにインストー
ルし、コンピュータによって実行可能な状態とするため
に用いられる媒体について、そのコンピュータが汎用の
パーソナルコンピュータである場合を例として説明す
る。
【0066】プログラムは、図19(A)に示すよう
に、パーソナルコンピュータ61に内蔵されている記録
媒体としてのハードディスク62や半導体メモリ63に
予めインストールした状態でユーザに提供することがで
きる。
【0067】あるいはまた、プログラムは、図19
(B)に示すように、フロッピーディスク71、CD-ROM
(Compact Disk-Read Only Disk)72、MO(Magneto-O
ptical)ディスク73、DVD(Digital Versatile Disk)7
4、磁気ディスク75、半導体メモリ76などの記録媒
体に、一時的あるいは永続的に格納し、パッケージソフ
トウエアとして提供することができる。
【0068】さらに、プログラムは、図19(C)に示
すように、ダウンロードサイト81から、デジタル衛星
放送用の人工衛星82を介して、パーソナルコンピュー
タ83に無線で転送したり、ローカルエリアネットワー
ク、インターネットといったネットワーク91を介し
て、パーソナルコンピュータ83に有線で転送し、パー
ソナルコンピュータ83において、内蔵するハードディ
スクなどに格納させることができる。
【0069】本明細書における媒体とは、これら全ての
媒体を含む広義の概念を意味するのである。
【0070】また、本明細書において、媒体により提供
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0071】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載のプレファ
レンス検出装置、請求項12に記載のプレファレンス検
出方法、および請求項13に記載の媒体によれば、提示
された情報に対する被験者の反応を検出するとともに、
提示された情報に対して反応するのに時間的な圧力を付
加するようにしたので、被験者の私意性を排除して、被
験者のプレファレンスを正確かつ迅速に検出することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したプレファレンス検出装置の構
成例を示すブロック図である。
【図2】本発明のプレファレンス検出装置の使用状態を
示す図である。
【図3】図1のプレファレンス検出装置の処理を説明す
るフローチャートである。
【図4】図1の画像表示部5の表示例を示す図である。
【図5】無生物のオブジェクトの画像の例を示す図であ
る。
【図6】生物のオブジェクトの画像の例を示す図であ
る。
【図7】人間のお面のオブジェクトの画像の例を示す図
である。
【図8】風景のオブジェクトの画像の例を示す図であ
る。
【図9】ゲームの表示例を示す図である。
【図10】図3のステップS4の注視対象物判定処理の
詳細を説明するフローチャートである。
【図11】図3のステップS5の選好候補検出処理の詳
細を説明するフローチャートである。
【図12】被験者Aの注視点の平均応答時間を示すグラ
フである。
【図13】被験者Bの平均応答時間を示すグラフであ
る。
【図14】作業中の注視点の停留比率を示すグラフであ
る。
【図15】図14に対応する被験者Aの高さに基づく停
留比率の変化を示すグラフである。
【図16】作業中の注視点の初回停留比率を示すグラフ
である。
【図17】図16に対応する被験者Aの高さに基づく初
回停留比率の変化を示すグラフである。
【図18】図3のステップS8の同定処理の詳細を説明
するフローチャートである。
【図19】媒体を説明する図である。
【符号の説明】
1 注視点検出デバイス, 2 注視点座標検出部,
3 注視対象物判定部, 4 表示画面制御部, 5
画像表示部, 6 時間圧検出部, 7 選好候補検出
部, 8 同定部, 10 プレファレンス検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 AA00 AA05 CC00 FF03 GG04 GG09 5B087 AA09 AE00 BC05 BC32 5E501 AA02 AA17 AC15 BA05 BA13 BA17 CA03 CA04 CC08 CC13 DA14 EA33 EB05 FA14 FB13

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被験者に所定の情報を提示する提示手段
    と、 前記提示手段により提示された情報に対する前記被験者
    の反応を検出する検出手段と、 前記被験者の前記提示手段により提示された情報に対す
    る反応に時間的な圧力を付加する付加手段と、 前記検出手段により検出された結果から、前記被験者の
    プレファレンスを決定する決定手段とを備えることを特
    徴とするプレファレンス検出装置。
  2. 【請求項2】 前記提示手段は、前記被験者に対して、
    前記所定の情報として画像を提示することを特徴とする
    請求項1に記載のプレファレンス検出装置。
  3. 【請求項3】 前記画像は、カテゴリ毎に分類された画
    像であることを特徴とする請求項2に記載のプレファレ
    ンス検出装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、前記画像に対する前記
    被験者の注視状態から前記被験者の反応を検出すること
    を特徴とする請求項2に記載のプレファレンス検出装
    置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、前記被験者が最初に注
    視した画像を検出することを特徴とする請求項4に記載
    のプレファレンス検出装置。
  6. 【請求項6】 前記決定手段は、前記被験者が注視した
    画像の、提示された回数に対する割合に基づいて、前記
    被験者のプレファレンスを決定することを特徴とする請
    求項5に記載のプレファレンス検出装置。
  7. 【請求項7】 前記決定手段は、前記被験者が最初に注
    視した画像の、提示された回数に対する割合に基づい
    て、前記被験者のプレファレンスを決定することを特徴
    とする請求項6に記載のプレファレンス検出装置。
  8. 【請求項8】 前記決定手段は、前記割合のピーク値に
    基づいて、前記被験者のプレファレンスを決定すること
    を特徴とする請求項6に記載のプレファレンス検出装
    置。
  9. 【請求項9】 前記決定手段は、前記割合のピーク値
    を、前記付加手段により付加された時間的な圧力を変化
    させて検出することを特徴とする請求項8に記載のプレ
    ファレンス検出装置。
  10. 【請求項10】 前記付加手段は、 前記被験者に対して所定のタスクを実行させる実行手段
    と、 前記タスクを完了するまでの期限を調整する調整手段と
    を有することを特徴とする請求項1に記載のプレファレ
    ンス検出装置。
  11. 【請求項11】 前記タスクはゲームであることを特徴
    とする請求項10に記載のプレファレンス検出装置。
  12. 【請求項12】 被験者に所定の情報を提示する提示ス
    テップと、 前記提示ステップの処理により提示された情報に対する
    前記被験者の反応を検出する検出ステップと、 前記被験者の前記提示ステップの処理により提示された
    情報に対する反応に時間的な圧力を付加する付加ステッ
    プと、 前記検出ステップの処理により検出された結果から、前
    記被験者のプレファレンスを決定する決定ステップとを
    含むことを特徴とするプレファレンス検出方法。
  13. 【請求項13】 被験者に所定の情報を提示する提示ス
    テップと、 前記提示ステップの処理により提示された情報に対する
    前記被験者の反応を検出する検出ステップと、 前記被験者が前記提示ステップの処理により提示された
    情報に対する反応に時間的な圧力を付加する付加ステッ
    プと、 前記検出ステップの処理により検出された結果から、前
    記被験者のプレファレンスを決定する決定ステップとを
    含むことを特徴とするプログラムをコンピュータに実行
    させる媒体。
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