JP2000334569A - プラズマトーチ及びそのリテーナキャップ - Google Patents
プラズマトーチ及びそのリテーナキャップInfo
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Abstract
数のリテーナキャップを取り外す面倒をなくし、かつ、
切断中にリテーナキャップが効率よく冷却されて、切断
終了後に直ぐにリテーナキャップに触れて交換作業に入
れるようにする。 【解決手段】 ノズル17の外周に絶縁体19を介して
シールドキャップ21を設け、このシールドキャップ2
1を保持してトーチ本体1の基端部側に延出し、ノズル
17との間に冷却水通路63を形成するリテーナキャッ
プ23を設け、このリテーナキャップ23にはトーチ本
体1の基端部側からプラズマアークの近傍に供給される
アシストガスを導くアシストガス通路45,55を形成
した。リテーナキャップ23とノズル17とシールドキ
ャップ21で囲まれた空間は冷却水通路63であり、リ
テーナキャップ23とノズル17とシールドキャップ2
1は直接且つ直力に水冷される。
Description
ためのリテーナキャップの構造の改良に関する。
を被覆するように配置されたノズルをトーチ本体の先端
部に備え、当該ノズルのオリフィスを通じて電極と被切
断材間でプラズマアークを発生させるプラズマトーチが
知られている。このプラズマトーチにおいて、プラズマ
アークの周囲の雰囲気を形成するため、又はノズル周辺
部材の冷却効果を高めるため、或いはベベル角を高精度
に調整する等のために、プラズマアークの周囲に二次ガ
ス(アシストガス)を供給するものが知られている。二
次ガスを供給する従来のプラズマトーチは、ノズルの外
側に被せられてノズルを保持しかつノズル外周に冷却水
通路を提供する内側リテーナキャップと、ノズル先端部
を覆ってノズル先端部を保護するシールドキャップと、
シールドキャップの外側に被せられてシールドキャップ
を保持する外側リテーナキャップとを備え、内側リテー
ナキャップと外側リテーナキャップとの間の環状空間が
二次ガスの通路となる。この構成では、ノズルや電極の
部品交換時に、複数のキャップを取り外さなければなら
ず、部品交換作業が困難になる。これを解消するため、
従来、複数のキャップを一体化したものが提案されてい
る(特開平9−285868号公報)。
わらず、従来の一般的なプラズマトーチの構成では、外
側リテーナキャップと内側リテーナキャップとの間の空
間を二次ガス通路とし、内側リテーナキャップの内側の
空間(内側キャップとノズル間の空間)を冷却水通路と
しているため、外側リテーナキャップは2次ガス通路に
よって冷却水通路から隔てられ、故に、外側リテーナキ
ャップの冷却は専ら2次ガスにより空冷で行われる。し
かしながら、切断中、外側リテーナキャップはプラズマ
アークの輻射により加熱されるが、2次ガスによる空冷
だけでは外側リテーナキャップの冷却が不十分になり、
切断終了後の部品交換時に、高温のため、外側リテーナ
キャップに触れることができず、それが冷えるまで待た
ないと部品交換作業に入れないという問題がある。
て冷却効果を高める工夫が提案されている(特公表2−
504603号公報)。しかし、二次ガスとして例えば
窒素や酸素等の工業ガスを利用したとすると、その消費
量の増加によって、ランニングコストが増大する等の問
題が出てくる。一方、外側リテーナキャップを袋形状と
し、そこに冷却水を供給し、外側リテーナキャップを水
冷する構造も提案されている(特開平5−84579号
公報)。しかし、外側リテーナキャップを水冷する構造
のものもキャップは複数存在し、部品交換時の分解、再
組み付け作業等が面倒であるという問題がある。
は、上述した従来技術が有する課題を解消し、プラズマ
トーチの部品交換作業の能率を高めることにある。すな
わち、本発明の目的は、トーチの部品交換時に複数のキ
ャップを取り外す必要をなくし、かつ切断中に外側のリ
テーナキャップが良好に冷却されるようにして、切断終
了後速やかに部品交換作業に入れるようにすることにあ
る。
うプラズマトーチは、プラズマガス通路を隔てて電極を
被覆するように配置されたノズルをトーチ本体の先端部
に備え、ノズルのオリフィスを通じて電極と被切断材間
でプラズマアークを発生させるプラズマトーチであっ
て、このトーチの外殻を構成し、ノズルの外周を覆い、
ノズルを保持してトーチ本体に着脱自在に固定する筒状
のリテーナキャップを備える。そして、このリテーナキ
ャップの壁内部又はリテーナキャップの外側に、トーチ
本体から供給されるアシストガスをオリフィスから噴出
するプラズマアークの近傍に導くアシストガス通路が設
けられている。
ーナキャップに、トーチ本体から供給されるアシストガ
スをプラズマアークの近傍に導くアシストガス通路が形
成されるので、従来のようなアシストガス通路を形成す
るための内側リテーナキャップと外側リテーナキャップ
という二重のリテーナキャップが不要になり、一つのリ
テーナキャップで足りる。従って、部品交と換時におけ
る分解、再組み付け時に、複数のキャップを取り外す必
要がなく、作業の繁雑さが解消される。
は、プラズマガス通路を隔てて電極を被覆するように配
置されたノズルをトーチ本体の先端部に備え、ノズルの
オリフィスを通じて電極と被切断材間でプラズマアーク
を発生させるプラズマトーチであって、このトーチの外
殻を構成し、ノズルの外周を覆い、ノズルを保持してト
ーチ本体に着脱自在に固定する筒状のリテーナキャップ
で、このリテーナキャップの内周面とノズルの外周面と
が臨む空間とを備える。そして、上記空間に冷却水が導
入され、それにより、上記空間が、リテーナキャップと
ノズルを同時に冷却する冷却水通路として機能する。
キャップも水冷されるので、切断中にリテーナキャップ
がプラズマアークから輻射熱を大量に受けても、リテー
ナキャップの加熱が抑制され、よって、ノズルや電極な
どの消耗部品を交換する必要があるとき、切断終了後に
直ちにリテーナキャップに触れてこれを取り外して速や
かに交換作業に入ることができる。
このノズル先端部を保護するためのシールドキャップが
装着されている。そして、リテーナキャップは、その先
端部にてシールドキャップを係止することにより、シー
ルドキャップとノズルとを保持している。この構成によ
り、リテーナキャップとシールドキャップとノズルによ
り囲まれた空間に上述した冷却水通路を作ることがで
き、よって、リテーナキャップとシールドキャップとノ
ズルの3部品が一挙に効果的に水冷される。
のリテーナキャップは、トーチの外殻を構成し、トーチ
内のノズルの外周を覆い、ノズルを保持してトーチに着
脱自在に固定する筒状の部品であって、その壁内部又は
外側に、ノズルから噴出するプラズマアークの近傍にア
シストガスを導くためのアシストガス通路を備えてい
る。このリテーナキャップは、それ自身がアシストガス
通路をもっているため、この一つのリテーナキャップ
で、ノズルを保持することができる。
基端部にてトーチ本体に結合され、先端部にてノズルの
先端部を支持している。そして、アシストガス通路が、
リテーナキャップの基端部から先端部にかけて走ってい
る。そのため、このリテーナキャップが、トーチ本体か
らノズルの先端部までアシストガスを導くので、トーチ
本体からノズルの先端部までの間に、アシストガス通路
を提供するための他の余計な部品を設ける必要が無くな
り、トーチの部品構成が簡素になるとともに、トーチの
小型化も容易になる。それに加え、リテーナキャップの
内側の空間を、基端部から先端部にかけて広い範囲にわ
たって冷却水通路として利用することができるようにな
り、リテーナキャップの冷却効率が向上する。
のリテーナキャップは、トーチの外殻を構成し、トーチ
内のノズルの外周を覆い、ノズルを保持してトーチに着
脱自在に固定する筒状の部品であって、ノズルの外周面
に対面する内周面を有し、この内周面とノズル外周面と
の間に冷却水通路を形成し、それにより、冷却水通路を
流れる冷却水にノズルと共に晒されて水冷されるように
なっている。
かるプラズマトーチの断面構造を示す。図2は、このプ
ラズマトーチに組み込まれるノズル及びノズルを保持す
るためのリテーナキャップの先端部の断面構造を拡大し
て示す。
す。このトーチ本体1は、中心部材を構成するインナー
スリーブ3と、このインナースリーブ3の外周に嵌合さ
れるアウタースリーブ5と、このアウタースリーブ5の
外周に嵌合されるホルダー7と、インナースリーブ3の
先端にマグネットリング8を挟んで嵌合されるノズル台
座9とを備えて構成されている。インナースリーブ3の
先端には袋形状の電極本体13が着脱自在な状態で嵌合
され、この電極本体13のプラズマアーク発生点となる
先端には、プラズマアークの高熱に耐え得る高融点材料
からなる(例えば、酸素プラズマ切断の場合、ハフニウ
ム、ジルコニウム或いはそれらの合金製等の)耐熱イン
サート14が設けられている。この電極の消耗は、この
耐熱インサート14の部分で発生する。
状のガイド15が嵌合され、このガイド15の外周には
先端へ向かってテーパした筒状のノズル17が嵌合され
ている。このノズル17の基端部17aはノズル台座9
に着脱自在な状態で圧接されている。トーチ本体1のノ
ズル台座9には、図示されていないパイロットアーク電
流配線が接続されている(この配線は、トーチ本体内部
に設けられ、図示されていないプラズマアーク電源と接
続されている)。ノズル17の基端部がノズル台座9に
圧接されることによって、両者の圧接面が通電面とな
り、ノズル17がノズル台座9に電気的に接続される。
このようにして、パイロットアーク点火時にノズル17
へ電流を供給するパイロットアーク電流経路が構成され
ている(因みに、従来は、トーチ本体の外殻を構成する
部材、例えばノズルを保持するためリテーニングキャッ
プがパイロットアーク電流経路として用いられ、リーテ
ーニングキャップにノズルが当接することによって、ノ
ズルへのパイロットアーク電流経路が形成されてい
た。)。さらに、ノズル台座9の先端面には、弾性のあ
る電気接触端子65が幾つか設けられており、ノズル1
7をノズル台座9に取りつけた時、その電気接触端子6
5が撓んで、強い弾性力をもって、ノズル17の基端部
外面に接触するようになっている。この電気接触端子6
5により、ノズル17とノズル台座9との電気接続はよ
り確実に確保される。ノズル17の先端には、プラズマ
アークを十分に絞ってジェット流にして前方へ噴出する
ための、十分に細い口径を備えたオリフィス18が形成
されている。
2に分り易く示すように、合成樹脂製の環状絶縁体19
が嵌合され、この絶縁体19の外周には、例えば、ピア
ッシング時のスパッタや被切断材(ワーク)71の跳ね
上がりによるノズル17の損傷を防止するための、フラ
ンジ付きのシールドキャップ21が嵌合されている。ノ
ズル17と絶縁体19とシールドキャップ21は、一体
的につまり互いに固定的に結合されて、通常の取り扱い
では分離されることのない、図2に示す単一部品として
構成されている。よって、ノズル17の交換の際には、
ノズル17と絶縁体19とシールドキャップ21が一緒
に交換される。
ド15や電極本体13などのトーチ本体1から着脱自在
な部品をトーチ本体1から外れないよう保持するための
リテーナキャップ本体23が被せられる。リテーナキャ
ップ本体23は、リテーナとしての役目だけでなく、ト
ーチの外殻としての役目も併せ持つ。リーナキャップ本
体23の先端に形成されたフック23aによって、シー
ルドキャップ21の外周が保持される。すなわち、この
フック23aの基側の段部23bはシールドキャップ2
1のフランジ21aにOリングを挟んで引っかけられ、
フック23aの先端側の段部23cはシールドキャップ
21の段部21bに引っかけられる。そして、このリテ
ーナキャップ本体23の後端は上述した各部材を覆って
トーチ本体1のホルダー7側に延び、固定リング25を
介してホルダー7に連結される。
するプラズマガス通路31が形成されている。このプラ
ズマガス通路31には、(例えば酸素プラズマ切断の場
合には酸素80モル%と窒素20モル%の混合気体から
なるような)プラズマガスが導かれる。このプラズマガ
スは、アウタースリーブ5のプラズマガス通路31を経
た後、ノズル台座9の内部で略くの字状に曲がるプラズ
マガス通路33に入り、ガイド15に形成されたスワラ
(半径方向に対し周方向へ若干傾いてガイド15に穿た
れた複数の貫通孔)35を経て旋回流を与えられ、ノズ
ル・電極間通路37に流出し、耐熱インサート14から
出るアークのエネルギーでプラズマ化され、旋回するプ
ラズマアークとなってノズル17のオリフィス18を経
て外部に噴出する。
を貫通する二次ガス通路41が形成されている。この二
次ガス通路41はアウタースリーブ5の内部で略直角に
曲がり、アウタースリーブ5とリテーナキャップ本体2
3間に形成された環状の空間43に連通する。二次ガス
通路41を経た二次ガス(例えば、酸素プラズマ切断の
場合にプラズマプラズマガスより低い酸素濃度をもつ混
合ガスや空気)は、この環状の空間43に入り、ここか
らリテーナキャップ本体23と二次ガス通路カバー24
とで囲まれた多数本の二次ガス通路45に流入する。こ
の二次ガス通路45は、例えば、リテーナキャップ本体
23の外周にその基端部から先端部にかかけてその軸方
向に沿って延びる凹溝23bを形成し、この凹溝23b
に二次ガス通路カバー24を被せて構成される。この二
次ガス通路45を経た二次ガスは、図2に拡大して示す
ように、リテーナキャップ本体23の先端部の内側の壁
に各二次ガス通路45に対応して穿たれた貫通穴23c
を通じて、リテーナキャップ本体23とシールドキャッ
プ21間に形成された環状の空間47に流出し、シール
ドキャップ21に形成された二次ガススワラ(二次ガス
をプラズマガスと同方向へ旋回させるように、半径方向
に対し周方向へ若干傾いてシールドキャップ21に穿た
れた複数の貫通孔)21cを通じて、旋回流となってノ
ズル17とシールドキャップ21間の環状空間49に入
り、シールドキャップ21の開口21dから外部に噴出
する。これによって、旋回するプラズマアーク81の周
囲には同方向へ旋回する二次ガスカーテン82が形成さ
れる。
を貫通する三次ガス通路51が形成されている。この三
次ガス通路51は、ホルダー7とリテーナキャップ本体
23と固定リング25との間に形成された環状の空間5
3に連通する。三次ガス通路51を経た三次ガス(例え
ば、酸素プラズマ切断の場合、二次ガスより高い酸素濃
度をもつ混合ガスや純酸素ガスなど)はこの環状の空間
53に入り、ここからリテーナキャップ本体23と三次
ガス通路カバー54とで囲まれた複数の三次ガス通路5
5を通じて流れる。この三次ガス通路55は、例えば、
リテーナキャップ本体23の外周にその基端部から先端
部にかけてその軸方向に沿って延びる凹溝23dを形成
し、この凹溝23dに三次ガス通路カバー54を被せて
構成される。
ガスは、図2に拡大して示すように、リテーナキャップ
本体23の先端部に形成された三次ガススワラ(三次ガ
スをプラズマガスや二次ガスと同方向へ旋回させるよう
に、半径方向に対し周方向へ若干傾いてリテーナキャッ
プ本体23の先端部を貫通する複数の貫通孔)56を通
じて旋回流を付与されて、シールドキャップ21の外周
に衝突するように噴出し、これにより二次ガス82の周
囲に三次ガスカーテン83が形成される。
チ先端側から見た正面図であるが、ここに示すように、
リテーナキャップ本体23に形成される二次ガス通路4
5及び三次ガス通路55は、トーチ中心軸を中心にした
放射状に略等間隔で交互に配置される。
路55は、リテーナキャップ本体23の内部を貫通して
形成されるものに限定されず、リテーナキャップ本体2
3の外側に外部通路を回し、この外部通路を通じて、二
次ガス或いは三次ガスをプラズマアークの周囲に導く構
成としてもよい。また、二次ガス及び三次ガスを本実施
形態では旋回流としたが、旋回流のメリットを若干犠牲
にして、ガス通路製作の容易な径方向気流(旋回流では
ない)としてもよい。
する冷却水通路61が形成されている。この冷却水通路
61にはトーチ本体1の外部から冷却水が導かれる。こ
の冷却水は袋形状の電極本体13に入り、この電極本体
13の先端部を冷却した後、図2に示すように、冷却水
通路61を構成するパイプ61aと電極本体13の内周
との間の環状空間を逆流し、その先から、図示を省略し
たアウタースリーブ5内の中継流路を通じて、ノズル1
7の外側に形成された冷却水通路63に流出する。
周面の大部分が臨む他に、シールドキャップ21のフラ
ンジ21aと、リテーナキャップ本体23の内周面の大
部分とが同時に臨んでおり、これらの各部材17,2
1,23は、この冷却水通路63を循環する冷却水によ
って直接的、かつ強制的に冷却される。なお、最も高温
になる部分はノズル17の先端近傍であるため、この先
端近傍にまで冷却水を導入できるように、絶縁体19及
びシールドキャップ21は、設計上で可能な限り、ノズ
ル17の最も先端部17bに取りつけることが望まし
い。
略したアウタースリーブ5内の冷却水排出通路を通じ
て、トーチ本体外部に排出される。
冷却水通路63を囲む諸部品間の境界では、それらの境
界に挿入されたOリングによって封水されている。ただ
し、一体的な単一部品として構成されたノズル17と絶
縁体19とシールドキャップ21の間の境界では、樹脂
製の絶縁体19が次のようにして封水するようになって
いる。すなわち、図2に示すように、シールドキャップ
21の内周には、絶縁体19を保持するための環状の段
部21eがあり、この段部21eの表面上に環条状の突
起21fが形成されている。この突起21fが、絶縁体
19の下面に食い込んで、シールドキャップ21と絶縁
体19との境界を封水する。また、絶縁体19の内周に
存在する環状の段部19aに対して、ノズル17の外周
に形成された環状の段部17cが嵌り合う。ノズル17
の段部17cの外角部17dの断面は若干鋭角になった
楔形をしており、この角部17dが絶縁体19の段部1
9aに内角部に食い込んで、絶縁体19とノズル17と
の境界を封水する。
71の切断が開始される場合、まず、所定流量及び所定
圧力のプラズマガスがプラズマガス通路31に流される
と共に、電極本体13とノズル17及び被切断材71と
の間に高電圧が印加される。このときのノズル17への
通電経路は、前述したように、図示しないプラズマ電源
から図示しない配線を通りノズル台座9を経てノズル1
7へ至る経路である。
高電圧により、電極本体13とノズル17間でパイロッ
トアークが形成され、パイロットアークのエネルギーで
プラズマガスがプラズマ化され、ノズル17のオリフィ
ス18を通じて噴出される。これと同時に、パイロット
アークがプラズマガスの流れに押し流されて、オリフィ
ス18を通り抜け、被切断材71につながる。このと
き、ノズル17への通電がターンオフされ、電極本体1
3と被切断材71との間にメインのプラズマアーク81
が確立し、このメインのプラズマアーク81によって、
被切断材71の切断が実行される。
本体13、ノズル17、シールドキャップ21、並びに
リテーナキャップ本体23が常時高温にさらされる。
冷で強力に冷却されることは勿論であるが、それに加
え、冷却水通路63にノズル17の外周面の大部分が臨
むだけでなく、シールドキャップ21のフランジ21a
が冷却水通路63に臨み、更にリテーナキャップ本体2
3の内周面の大部分も冷却水通路63に臨んでいるの
で、これらの各部材17,21,23も直接水冷によっ
て直接かつ強力に冷却される。従って、ノズル17、シ
ールドキャップ21、及びリテーナキャップ本体23を
十分に冷却することができる。
温に維持されるため、ピアッシング時にドロスが吹きあ
がって、高温の溶融金属がシールドキャップ21に付着
しても、このシールドキャップ21が溶損することがな
く、その耐久性が向上する。しかも、シールドキャップ
21の開口21dが溶損しないので、二次ガスのガス流
の均一性が確保され、被切断材71の切断品質を向上さ
せることができ、より板厚の厚い被切断材71のピアッ
シングが可能になる。
の大部分が冷却水に晒されて、直接かつ強力に水冷され
る。リテーナキャップ本体23はトーチの外殻を構成し
ており、その外周面の大部分が外部に露出しているた
め、プラズマアークから大きい輻射熱を受けるが、その
外部露出した外周面の裏側の内周面の大部分が直接且つ
強力に水冷されるため、切断中のリテーナキャップ本体
23の温度上昇が効果的に抑制される。よって、切断終
了後すぐにリテーナキャップ本体23に触れることがで
き、切断終了後速やかに電極やノズルなどの消耗部品の
交換作業に入ることができる。
7、シールドキャップ21及びリテーナキャップ本体2
3の3部品を同時に冷却するので、従来のようにシール
ドキャップ21やリテーナキャップ本体23を水冷する
ためにそれぞれに専用の冷却水通路を設ける必要が無
く、よって、同じ定格電流であっても従来よりトーチの
サイズを小さく設計できる。
5、ノズル17、絶縁体19及びシールドキャップ21
が、単一のリテーナキャップ本体23により、固定リン
グ25を介してトーチ本体1に着脱可能に連結されてい
る。このように単一のリテーナキャップ23で全ての交
換部品を保持できている理由は、トーチ本体1から供給
される二次ガスや三次ガス(アシストガス)をプラズマ
アークの近傍に導くための二次ガス通路45及び三次ガ
ス通路55(アシストガス通路)を、リテーナキャップ
の壁の内部(又は外側)に形成したため、従来のような
内側リテーナキャップと外側リテーナキャップという2
重のリテーナキャップ構造が不要になったからである。
このように単一のリテーナキャップで全ての交換部品を
保持することにより、部品交換時には、単一のリテーナ
キャップを取り外すだけで分解ができ、交換作業が簡単
になる。
通路63が形成され、ノズル17の先端にはノズル17
から電気絶縁されたシールドキャップ21が固定されて
いるため、ノズル17へのパイロットアークの電流経路
を、従来のようにノズル17の先端に設けることが困難
になる。そこで、この実施形態では、ノズル台座9を経
る電流経路を形成し、ノズル17の基端部17aをノズ
ル台座9に押し付け接触させることにより、この電流経
路にノズル17を電気的に接続している。更に、ノズル
17に強い弾性力で接触する電気接続端子65をノズル
台座9に設けることにより、簡単かつ確実に、ノズル1
7を電流経路に接続することができる。
したが、本発明は、これに限定されるものでないことは
明らかである。
す断面図である。
て示した断面図である。
正面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 プラズマガス通路を隔てて電極を被覆す
るように配置されたノズルをトーチ本体の先端部に備
え、当該ノズルのオリフィスを通じて電極と被切断材間
でプラズマアークを発生させるプラズマトーチにおい
て、 前記トーチの外殻を構成し、前記ノズルの外周を覆い、
前記ノズルを保持して前記トーチ本体に着脱自在に固定
する筒状のリテーナキャップを備え、 前記リテーナキャップの壁内部又は前記リテーナキャッ
プの外側に、前記トーチ本体から供給されるアシストガ
スを前記オリフィスから噴出するプラズマアークの近傍
に導くアシストガス通路を有しているプラズマトーチ。 - 【請求項2】 プラズマガス通路を隔てて電極を被覆す
るように配置されたノズルをトーチ本体の先端部に備
え、当該ノズルのオリフィスを通じて電極と被切断材間
でプラズマアークを発生させるプラズマトーチにおい
て、 前記トーチの外殻を構成し、前記ノズルの外周を覆い、
前記ノズルを保持して前記トーチ本体に着脱自在に固定
する筒状のリテーナキャップと、 前記リテーナキャップの内周面と前記ノズルの外周面と
が臨む空間とを備え、 前記空間に冷却水が導入され、それにより、前記空間
が、前記リテーナキャップと前記ノズルを同時に冷却す
る冷却水通路として機能するプラズマトーチ。 - 【請求項3】 前記ノズルの先端部に装着された、前記
ノズルの先端部を保護するためのシールドキャップを更
に備え、 前記リテーナキャップは、その先端部にて前記シールド
キャップを係止することにより、前記シールドキャップ
及び前記ノズルを保持する請求項1又は2記載のプラズ
マトーチ。 - 【請求項4】 プラズマトーチのトーチの外殻を構成
し、前記トーチ内のノズルの外周を覆い、前記ノズルを
保持して前記トーチに着脱自在に固定する筒状のリテー
ナキャップにおいて、 壁内部又は外側に、前記ノズルから噴出するプラズマア
ークの近傍にアシストガスを導くためのアシストガス通
路を備えたリテーナキャップ。 - 【請求項5】 前記リテーナキャップは基端部にてトー
チ本体に結合され、先端部にて前記ノズルの先端部を支
持し、 前記アシストガス通路が、前記リテーナキャップの基端
部から先端部にかけて走っている請求項4記載のリテー
ナキャップ。 - 【請求項6】 プラズマトーチのトーチの外殻を構成
し、前記トーチ内のノズルの外周を覆い、前記ノズルを
保持して前記トーチに着脱自在に固定する筒状のリテー
ナキャップにおいて、 前記ノズルの外周面に対面する内周面を有し、この内周
面と前記ノズルの外周面との間に冷却水通路を形成し、
それにより、前記冷却水通路を流れる冷却水に前記ノズ
ルと共に晒されて水冷されるようになったリテーナキャ
ップ。
Priority Applications (3)
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