JP2000329221A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents
自動変速機の制御装置Info
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- JP2000329221A JP2000329221A JP14040699A JP14040699A JP2000329221A JP 2000329221 A JP2000329221 A JP 2000329221A JP 14040699 A JP14040699 A JP 14040699A JP 14040699 A JP14040699 A JP 14040699A JP 2000329221 A JP2000329221 A JP 2000329221A
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- Japan
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- control device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】車両の停止状態における燃費の向上した自動変
速機の制御装置を提供することにある。 【解決手段】状態検出手段110は、車速が0km/h
であり、制動装置がオンであり、スロットル開度が全閉
であり、変速機のレンジが前進レンジであるとき、運転
者が発進の意図がないことを検出する。締結制御手段1
40は、状態検出手段110により、運転者が発進の意
図がないことを検出すると、タービン回転数制御手段1
30は、変速機の出力軸回転数が予め算出された目標回
転数となるように摩擦部材の締結力を制御する。
速機の制御装置を提供することにある。 【解決手段】状態検出手段110は、車速が0km/h
であり、制動装置がオンであり、スロットル開度が全閉
であり、変速機のレンジが前進レンジであるとき、運転
者が発進の意図がないことを検出する。締結制御手段1
40は、状態検出手段110により、運転者が発進の意
図がないことを検出すると、タービン回転数制御手段1
30は、変速機の出力軸回転数が予め算出された目標回
転数となるように摩擦部材の締結力を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機の制御
装置に係り、特に、自動車のエンジンの駆動力を車軸に
伝達する自動車用の自動変速機の制御装置に関する。
装置に係り、特に、自動車のエンジンの駆動力を車軸に
伝達する自動車用の自動変速機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動変速機の制御装置において
は、車両が停止している状態で、シフトレバーがニュー
トラルレンジにあるときは、フォワードクラッチが締結
されておらず、流体継手またはトルクコンバータの出力
軸は解放されており、また、流体継手またはトルクコン
バータの入力軸と出力軸の回転数差は0r/minに近
い状態である。一方、同じく車両が停止している状態で
あるが、シフトレバーが前進レンジにあるときは、フォ
ワードクラッチが締結されているため、流体継手または
トルクコンバータの出力軸は0r/minになってお
り、また、流体継手またはトルクコンバータの入力軸と
出力軸の回転数差が生じる状態となっている。
は、車両が停止している状態で、シフトレバーがニュー
トラルレンジにあるときは、フォワードクラッチが締結
されておらず、流体継手またはトルクコンバータの出力
軸は解放されており、また、流体継手またはトルクコン
バータの入力軸と出力軸の回転数差は0r/minに近
い状態である。一方、同じく車両が停止している状態で
あるが、シフトレバーが前進レンジにあるときは、フォ
ワードクラッチが締結されているため、流体継手または
トルクコンバータの出力軸は0r/minになってお
り、また、流体継手またはトルクコンバータの入力軸と
出力軸の回転数差が生じる状態となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の自動変
速機の制御装置においては、前進レンジで車両停止状態
では、フォワードクラッチが締結されているため、流体
継手またはトルクコンバータの出力軸は0r/minに
なっており、また流体継手またはトルクコンバータの入
力軸と出力軸の回転数差も生じるため、燃費が悪化する
という問題があった。
速機の制御装置においては、前進レンジで車両停止状態
では、フォワードクラッチが締結されているため、流体
継手またはトルクコンバータの出力軸は0r/minに
なっており、また流体継手またはトルクコンバータの入
力軸と出力軸の回転数差も生じるため、燃費が悪化する
という問題があった。
【0004】本発明の目的は、車両の停止状態における
燃費の向上した自動変速機の制御装置を提供することに
ある。
燃費の向上した自動変速機の制御装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、車両のエンジンの出力回転軸の出
力を摩擦部材を介して変速機に伝達するとともに、上記
摩擦部材の締結/解放を制御し、上記変速機を制御する
自動変速機の制御装置において、運転者が発進の意図が
ないことを検出する状態検出手段と、この状態検出手段
により、運転者が発進の意図がないことを検出した際
に、上記変速機の出力軸回転数が予め算出された目標回
転数となるように上記摩擦部材の締結力を制御する締結
制御手段とを備えるようにしたものである。かかる構成
により、トルクコンバータの入力軸と出力軸の回転数差
を小さくできるので、燃費を向上し得るものとなる。
るために、本発明は、車両のエンジンの出力回転軸の出
力を摩擦部材を介して変速機に伝達するとともに、上記
摩擦部材の締結/解放を制御し、上記変速機を制御する
自動変速機の制御装置において、運転者が発進の意図が
ないことを検出する状態検出手段と、この状態検出手段
により、運転者が発進の意図がないことを検出した際
に、上記変速機の出力軸回転数が予め算出された目標回
転数となるように上記摩擦部材の締結力を制御する締結
制御手段とを備えるようにしたものである。かかる構成
により、トルクコンバータの入力軸と出力軸の回転数差
を小さくできるので、燃費を向上し得るものとなる。
【0006】(2)上記(1)において、好ましくは、
上記状態検出手段は、車速が0km/hであり、制動装
置がオンであり、スロットル開度が全閉であり、変速機
のレンジが前進レンジであるとき、運転者が発進の意図
がないことを検出するようにしたものである。
上記状態検出手段は、車速が0km/hであり、制動装
置がオンであり、スロットル開度が全閉であり、変速機
のレンジが前進レンジであるとき、運転者が発進の意図
がないことを検出するようにしたものである。
【0007】(3)上記(1)において、好ましくは、
トルクコンバータの入力トルクまたはエンジン回転数ま
たはエンジン吸入空気量から、目標タービン回転数を求
める目標タービン回転数算出手段を備え、上記締結制御
手段は、上記変速機の出力軸回転数が、上記目標タービ
ン回転数算出手段により算出された目標回転数となるよ
うに上記摩擦部材の締結力を制御するようにしたもので
ある。
トルクコンバータの入力トルクまたはエンジン回転数ま
たはエンジン吸入空気量から、目標タービン回転数を求
める目標タービン回転数算出手段を備え、上記締結制御
手段は、上記変速機の出力軸回転数が、上記目標タービ
ン回転数算出手段により算出された目標回転数となるよ
うに上記摩擦部材の締結力を制御するようにしたもので
ある。
【0008】(4)上記(3)において、好ましくは、
上記目標タービン回転数算出手段は、自動変速機の油温
により、算出する目標タービン回転数を可変するように
したものである。
上記目標タービン回転数算出手段は、自動変速機の油温
により、算出する目標タービン回転数を可変するように
したものである。
【0009】(5)上記(3)において、好ましくは、
上記目標タービン回転数算出手段は、算出された目標タ
ービン回転数に見合ったフォワードクラッチへの初期油
圧司令値を出力するようにしたものである。かかる構成
により、目標タービン回転数によるフィードバックの収
束を速くさせ得るものとなる。
上記目標タービン回転数算出手段は、算出された目標タ
ービン回転数に見合ったフォワードクラッチへの初期油
圧司令値を出力するようにしたものである。かかる構成
により、目標タービン回転数によるフィードバックの収
束を速くさせ得るものとなる。
【0010】(6)上記(3)において、好ましくは、
上記目標タービン回転数算出手段は、自動変速機の油温
が第1の所定温度以上若しくは第2の所定温度以下の場
合には、目標タービン回転数を0r/minとするもの
である。かかる構成により、AT油が高温状態における
摩擦部材の劣化を低減し、また、AT油が低温状態にお
けるフィードバック制御の応答性を向上し得るものとな
る。
上記目標タービン回転数算出手段は、自動変速機の油温
が第1の所定温度以上若しくは第2の所定温度以下の場
合には、目標タービン回転数を0r/minとするもの
である。かかる構成により、AT油が高温状態における
摩擦部材の劣化を低減し、また、AT油が低温状態にお
けるフィードバック制御の応答性を向上し得るものとな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を用いて、本発
明の一実施形態による自動変速機の制御装置の構成につ
いて説明する。最初に、図1を用いて、本実施形態によ
る自動変速機の制御装置を用いる車両システムの全体構
成について説明する。図1は、本発明の一実施形態によ
る自動変速機の制御装置を用いる車両システムの全体構
成を示すシステムブロック図である。
明の一実施形態による自動変速機の制御装置の構成につ
いて説明する。最初に、図1を用いて、本実施形態によ
る自動変速機の制御装置を用いる車両システムの全体構
成について説明する。図1は、本発明の一実施形態によ
る自動変速機の制御装置を用いる車両システムの全体構
成を示すシステムブロック図である。
【0012】エンジン10の駆動力は、自動変速機(A
T)20によって変速され、プロペラシャフト30及び
終減速機を兼ねる差動装置32を介して、駆動輪34に
伝達される。AT20の内部は、さらに、トルクコンバ
ータ22とギアトレイン24とに分かれている。AT2
0は、マイクロコンピュータ内蔵のAT電子制御装置
(ATCU)100によって制御される。ATCU10
0は、油圧回路26の油圧制御ソレノイドバルブ28を
介して、AT20を制御する。エアークリーナ40から
吸入された空気の吸入量は、スロットル制御器42によ
って制御される。吸気マニホールド44には、インジェ
クタ46が取り付けられており、吸入された空気に燃料
を噴射する。
T)20によって変速され、プロペラシャフト30及び
終減速機を兼ねる差動装置32を介して、駆動輪34に
伝達される。AT20の内部は、さらに、トルクコンバ
ータ22とギアトレイン24とに分かれている。AT2
0は、マイクロコンピュータ内蔵のAT電子制御装置
(ATCU)100によって制御される。ATCU10
0は、油圧回路26の油圧制御ソレノイドバルブ28を
介して、AT20を制御する。エアークリーナ40から
吸入された空気の吸入量は、スロットル制御器42によ
って制御される。吸気マニホールド44には、インジェ
クタ46が取り付けられており、吸入された空気に燃料
を噴射する。
【0013】マイクロコンピュータ内蔵のエンジン電子
制御装置(ECU)50には、クランク角センサ60,
吸入空気量を検出するエアーフローセンサ62,スロッ
トル制御器42に取り付けられたスロットルセンサ6
4,図示しないエンジン冷却水温センサ,エンジン排気
管中の排気ガスの酸素濃度を検出する酸素濃度センサ,
排気温度センサ等のセンサ情報が入力され、エンジン回
転数他の諸演算を実行して、インジェクタ46に開弁駆
動信号を出力し燃料量を制御する。また、アイドルスピ
ードコントロールバルブ(ISC)48に開弁駆動信号
を出力し、補助空気量を制御し、さらに、図示しない点
火プラグに点火信号を出力して点火時期を制御する等、
種々の制御を実行する。
制御装置(ECU)50には、クランク角センサ60,
吸入空気量を検出するエアーフローセンサ62,スロッ
トル制御器42に取り付けられたスロットルセンサ6
4,図示しないエンジン冷却水温センサ,エンジン排気
管中の排気ガスの酸素濃度を検出する酸素濃度センサ,
排気温度センサ等のセンサ情報が入力され、エンジン回
転数他の諸演算を実行して、インジェクタ46に開弁駆
動信号を出力し燃料量を制御する。また、アイドルスピ
ードコントロールバルブ(ISC)48に開弁駆動信号
を出力し、補助空気量を制御し、さらに、図示しない点
火プラグに点火信号を出力して点火時期を制御する等、
種々の制御を実行する。
【0014】ATCU100は、タービン回転数を検出
するタービンセンサ66,AT出力軸回転数を検出する
車速センサ68,ATFの油温センサ70,フットブレ
ーキが踏まれているかどうかを検出するフットブレーキ
SW72,パーキングブレーキが動作しているかどうか
を検出するパーキングブレーキSW74,シフトレバー
のレンジ位置を検出するインヒビターSW76等のセン
サ情報、およびECU50からのエンジン回転数やスロ
ットル開度等の信号等が入力され、演算を実行する。さ
らに、ATCU100は、最適なギヤを選択して、油圧
回路26に装着された切換用ソレノイドバルブ28aに
開弁駆動信号を出力し、また、摩擦要素を締結するため
の圧力であるライン圧PLを制御する制御ソレノイドバ
ルブ28bに制御信号を出力する。ATCU100は、
本実施形態による自動変速機の制御装置を備えている。
するタービンセンサ66,AT出力軸回転数を検出する
車速センサ68,ATFの油温センサ70,フットブレ
ーキが踏まれているかどうかを検出するフットブレーキ
SW72,パーキングブレーキが動作しているかどうか
を検出するパーキングブレーキSW74,シフトレバー
のレンジ位置を検出するインヒビターSW76等のセン
サ情報、およびECU50からのエンジン回転数やスロ
ットル開度等の信号等が入力され、演算を実行する。さ
らに、ATCU100は、最適なギヤを選択して、油圧
回路26に装着された切換用ソレノイドバルブ28aに
開弁駆動信号を出力し、また、摩擦要素を締結するため
の圧力であるライン圧PLを制御する制御ソレノイドバ
ルブ28bに制御信号を出力する。ATCU100は、
本実施形態による自動変速機の制御装置を備えている。
【0015】なお、以上の例では、エンジン吸入空気量
の検出をエアーフローセンサ62により直接行う方式に
ついて示しているが、本発明はこれに限定されることな
く、例えば、吸入マニホールド44内の圧力と吸入空気
温度より計算により空気量を算出する方式、スロットル
開度とエンジン回転数より計算により空気量を算出する
方式等いずれでも良いものである。また、本例では、A
TCUとECUを各々別個に設けたものを示している
が、本発明はこれに限定されることはなく、ATCUと
ECUを一体にしたものでもよいものである。さらに、
本例では、フロントエンジン,リアドライブ方式の構成
例を示したが、本発明はこれに限定されることなく、フ
ロントエンジン,フロントドライブ方式、リアエンジ
ン,リアドライブ方式、4輪駆動方式等いずれの方式で
もよいものである。
の検出をエアーフローセンサ62により直接行う方式に
ついて示しているが、本発明はこれに限定されることな
く、例えば、吸入マニホールド44内の圧力と吸入空気
温度より計算により空気量を算出する方式、スロットル
開度とエンジン回転数より計算により空気量を算出する
方式等いずれでも良いものである。また、本例では、A
TCUとECUを各々別個に設けたものを示している
が、本発明はこれに限定されることはなく、ATCUと
ECUを一体にしたものでもよいものである。さらに、
本例では、フロントエンジン,リアドライブ方式の構成
例を示したが、本発明はこれに限定されることなく、フ
ロントエンジン,フロントドライブ方式、リアエンジ
ン,リアドライブ方式、4輪駆動方式等いずれの方式で
もよいものである。
【0016】次に、図2を用いて、本実施形態による自
動変速機のギア構成について説明する。図2は、本発明
の一実施形態による自動変速機のギア構成を示す模式図
である。
動変速機のギア構成について説明する。図2は、本発明
の一実施形態による自動変速機のギア構成を示す模式図
である。
【0017】本図は最も基本的な前進1〜4速を実現す
るギア構成を示しており、後退やエンジンブレーキ用の
クラッチは省略してある。構成要素は、2個の遊星ギア
と4個の摩擦部材である。接続としては、AT20の入
力軸Pinには、ハイクラッチ20Aと、リア側サンギア
20Bが接続され、ハイクラッチ20Aの逆側はフロン
トピニオンギア20Cと、ローワンウェイクラッチ20
Dと、フォワードワンウェイクラッチ20Eが接続され
る。ローワンウェイクラッチ20Dは、ハイクラッチ側
から正転(入力回転と同一方向)トルクが発生すると締
結状態になり、結果的に回転停止状態となる。また、フ
ォワードワンウェイクラッチ20Eの逆側は、リアイン
ターナルギア20Fに接続されている。フロントサンギ
ア20Gは、ブレーキドラム20Hに接続され、ブレー
キドラム20Hは、バンドブレーキ20Iの締結により
回転停止状態になる。また、フロントインターナルギア
20Jは、リアピニオンギア20Kと、出力軸Poutに
接続されている。
るギア構成を示しており、後退やエンジンブレーキ用の
クラッチは省略してある。構成要素は、2個の遊星ギア
と4個の摩擦部材である。接続としては、AT20の入
力軸Pinには、ハイクラッチ20Aと、リア側サンギア
20Bが接続され、ハイクラッチ20Aの逆側はフロン
トピニオンギア20Cと、ローワンウェイクラッチ20
Dと、フォワードワンウェイクラッチ20Eが接続され
る。ローワンウェイクラッチ20Dは、ハイクラッチ側
から正転(入力回転と同一方向)トルクが発生すると締
結状態になり、結果的に回転停止状態となる。また、フ
ォワードワンウェイクラッチ20Eの逆側は、リアイン
ターナルギア20Fに接続されている。フロントサンギ
ア20Gは、ブレーキドラム20Hに接続され、ブレー
キドラム20Hは、バンドブレーキ20Iの締結により
回転停止状態になる。また、フロントインターナルギア
20Jは、リアピニオンギア20Kと、出力軸Poutに
接続されている。
【0018】各摩擦部材とギア位置は、(表1)に示す
締結状態である。
締結状態である。
【0019】
【表1】
【0020】これらの状態は、ATCU100の指令を
受けて、油圧制御用ソレノイドバルブ28が油圧回路2
6を切り換えることで実現される。
受けて、油圧制御用ソレノイドバルブ28が油圧回路2
6を切り換えることで実現される。
【0021】次に、図3を用いて、本実施形態による自
動変速機の制御装置の構成について説明する。図3は、
本発明の一実施形態による自動変速機の制御装置の構成
を示すブロック図である。
動変速機の制御装置の構成について説明する。図3は、
本発明の一実施形態による自動変速機の制御装置の構成
を示すブロック図である。
【0022】本実施形態による自動変速機の制御装置
は、図1に示したATCU100の中に備えられてお
り、状態検出手段110と、目標タービン回転数算出手
段120と、タービン回転数制御手段130と、締結制
御手段140とから構成されている。
は、図1に示したATCU100の中に備えられてお
り、状態検出手段110と、目標タービン回転数算出手
段120と、タービン回転数制御手段130と、締結制
御手段140とから構成されている。
【0023】状態検出手段110は、運転者が発進の意
図がないことを検出するものである。状態検出手段11
0は、インヒビターSW76によって検出されるレンジ
情報により、シフトレバーが前進レンジ状態に位置して
いることを検出する。前進レンジ状態とは、シフトレバ
ーが、Dレンジ、2レンジ、1レンジ等に位置している
状態を意味している。また、状態検出手段110は、車
速センサ68によって検出される車速が0km/hであ
ることを検出する。なお、車速の検出方法としては、自
動変速機の流体継手またはトルクコンバータの出力軸回
転数または自動変速機の出力軸回転数によって検出する
ことができる。
図がないことを検出するものである。状態検出手段11
0は、インヒビターSW76によって検出されるレンジ
情報により、シフトレバーが前進レンジ状態に位置して
いることを検出する。前進レンジ状態とは、シフトレバ
ーが、Dレンジ、2レンジ、1レンジ等に位置している
状態を意味している。また、状態検出手段110は、車
速センサ68によって検出される車速が0km/hであ
ることを検出する。なお、車速の検出方法としては、自
動変速機の流体継手またはトルクコンバータの出力軸回
転数または自動変速機の出力軸回転数によって検出する
ことができる。
【0024】さらに、状態検出手段110は、スロット
ル開度センサ64によって検出されたスロットル開度が
全閉であることを検出する。なお、スロットル開度セン
サ64の代わりに、アイドルSWがONになっているこ
とを検出するようにしてもよいものである。即ち、ここ
では、アクセルペダルが運転者によって踏み込まれてい
ないことを検出している。また、状態検出手段110
は、制動装置情報として、フットブレーキSW72若し
くはパーキングブレーキSW74がONになっているこ
とを検出する。
ル開度センサ64によって検出されたスロットル開度が
全閉であることを検出する。なお、スロットル開度セン
サ64の代わりに、アイドルSWがONになっているこ
とを検出するようにしてもよいものである。即ち、ここ
では、アクセルペダルが運転者によって踏み込まれてい
ないことを検出している。また、状態検出手段110
は、制動装置情報として、フットブレーキSW72若し
くはパーキングブレーキSW74がONになっているこ
とを検出する。
【0025】状態検出手段110は、上述の4つの条
件、即ち、1)前進レンジに入っており、2)車速が0
km/hであり、3)スロットル全閉であり、4)制動
装置の作動ON状態であることが、全て満たされるとと
もに、これらの条件がある一定時間継続すると、運転者
の発進意図がないことを検出する。
件、即ち、1)前進レンジに入っており、2)車速が0
km/hであり、3)スロットル全閉であり、4)制動
装置の作動ON状態であることが、全て満たされるとと
もに、これらの条件がある一定時間継続すると、運転者
の発進意図がないことを検出する。
【0026】目標タービン回転数算出手段120は、油
温センサ70によって検出された油温,または、タービ
ンセンサ66によって検出されたタービン回転数等に基
づいて算出された変速機入力トルク(流体継手入力トル
ク),または、クランク角センサ60によって検出され
たエンジン回転数,または、エアーフローセンサ62に
よって検出されたエンジン吸入空気量等に基づいて、流
体継手またはトルクコンバータの目標タービン回転数を
求める。
温センサ70によって検出された油温,または、タービ
ンセンサ66によって検出されたタービン回転数等に基
づいて算出された変速機入力トルク(流体継手入力トル
ク),または、クランク角センサ60によって検出され
たエンジン回転数,または、エアーフローセンサ62に
よって検出されたエンジン吸入空気量等に基づいて、流
体継手またはトルクコンバータの目標タービン回転数を
求める。
【0027】タービン回転数制御手段130は、タービ
ンセンサ66によって検出されたタービン回転数が、目
標タービン回転数算出手段120によって算出された目
標タービン回転数になるように、フォワードクラッチに
掛かる油圧をフィードバック制御する。これによって、
流体継手若しくはトルクコンバータの入力軸と出力軸の
回転数差が縮小するため、燃費を向上することができ
る。
ンセンサ66によって検出されたタービン回転数が、目
標タービン回転数算出手段120によって算出された目
標タービン回転数になるように、フォワードクラッチに
掛かる油圧をフィードバック制御する。これによって、
流体継手若しくはトルクコンバータの入力軸と出力軸の
回転数差が縮小するため、燃費を向上することができ
る。
【0028】また、締結制御手段140は、タービン回
転数制御手段130によるフィードバック制御中に、フ
ットブレーキ及びパーキングブレーキによる制動装置の
作動OFF状態、またはスロットル開度の開きまたはア
イドルスイッチOFF、または車速が0km/h以上に
なったことを検出した場合、フォワードクラッチを締結
させ、発進に備える。
転数制御手段130によるフィードバック制御中に、フ
ットブレーキ及びパーキングブレーキによる制動装置の
作動OFF状態、またはスロットル開度の開きまたはア
イドルスイッチOFF、または車速が0km/h以上に
なったことを検出した場合、フォワードクラッチを締結
させ、発進に備える。
【0029】次に、図4及び図5を用いて、本実施形態
による自動変速機の制御装置における制御動作の詳細に
ついて説明する。図4は、本実施形態による自動変速機
の制御装置における制御内容を示すフローチャートであ
る。
による自動変速機の制御装置における制御動作の詳細に
ついて説明する。図4は、本実施形態による自動変速機
の制御装置における制御内容を示すフローチャートであ
る。
【0030】図4のステップs200において、状態検
出手段110は、前進レンジ状態で、自動変速機の流体
継手またはトルクコンバータの出力軸回転数または自動
変速機の出力軸回転数を検出する車速センサにより車速
0km/hを検出し、また、スロットル開度信号からス
ロットル全閉またはアイドルスイッチONを検出し、同
時にフットブレーキまたはパーキングブレーキによる制
動装置の作動ON状態を検出する。これらの条件がある
一定時間継続したら、制御開始条件成立か否か判断し、
成立であれば、ステップs205以降の制御を開始す
る。
出手段110は、前進レンジ状態で、自動変速機の流体
継手またはトルクコンバータの出力軸回転数または自動
変速機の出力軸回転数を検出する車速センサにより車速
0km/hを検出し、また、スロットル開度信号からス
ロットル全閉またはアイドルスイッチONを検出し、同
時にフットブレーキまたはパーキングブレーキによる制
動装置の作動ON状態を検出する。これらの条件がある
一定時間継続したら、制御開始条件成立か否か判断し、
成立であれば、ステップs205以降の制御を開始す
る。
【0031】制御開始条件が成立した場合、ステップs
205において、締結制御手段140は、NまたはPレ
ンジを検出したか否かを判定する。検出すると、ステッ
プs240において、締結制御手段140は、フォワー
ドクラッチを解放する。また、検出しない場合には、ス
テップs210に進む。
205において、締結制御手段140は、NまたはPレ
ンジを検出したか否かを判定する。検出すると、ステッ
プs240において、締結制御手段140は、フォワー
ドクラッチを解放する。また、検出しない場合には、ス
テップs210に進む。
【0032】また、Nレンジ,Pレンジを検出しない場
合,即ち、前進レンジであれば、ステップs210にお
いて、締結制御手段140は、フットブレーキ及びパー
キングブレーキによる制動装置の作動OFF状態、また
はスロットル開度の開きまたはアイドルスイッチOF
F、または車速>0km/h等の情報から制御解除条件
成立するか否かを判断する。制御解除条件が成立すれ
ば、ステップs245において、締結制御手段140
は、フォワードクラッチを締結する。
合,即ち、前進レンジであれば、ステップs210にお
いて、締結制御手段140は、フットブレーキ及びパー
キングブレーキによる制動装置の作動OFF状態、また
はスロットル開度の開きまたはアイドルスイッチOF
F、または車速>0km/h等の情報から制御解除条件
成立するか否かを判断する。制御解除条件が成立すれ
ば、ステップs245において、締結制御手段140
は、フォワードクラッチを締結する。
【0033】一方、制御解除条件が不成立の場合には、
ステップs215において、目標タービン回転数算出手
段120は、油温、または変速機入力トルク、またはエ
ンジン回転数、またはエンジン吸入空気量などから目標
タービン回転数を算出する。
ステップs215において、目標タービン回転数算出手
段120は、油温、または変速機入力トルク、またはエ
ンジン回転数、またはエンジン吸入空気量などから目標
タービン回転数を算出する。
【0034】ここで、図5を用いて、本実施形態の目標
タービン回転数算出手段120による目標タービン回転
数の算出処理について説明する。図5は、本発明の一実
施形態による自動変速機の制御装置に用いる目標タービ
ン回転数算出手段による目標タービン回転数の算出処理
を示すフローチャートである。
タービン回転数算出手段120による目標タービン回転
数の算出処理について説明する。図5は、本発明の一実
施形態による自動変速機の制御装置に用いる目標タービ
ン回転数算出手段による目標タービン回転数の算出処理
を示すフローチャートである。
【0035】ステップs216において、目標タービン
回転数算出手段120は、油温センサ70によって検出
された油温が、予め設定しておいた高温値よりも高いか
否かを判定する。高い場合にはステップs217に進
み、高くない場合にはステップs218に進む。高い場
合には、ステップs217において、目標タービン回転
数算出手段120は、目標タービン回転数を0r/mi
nとする。AT油が高温状態では、動粘度特性が小さ
く、摩擦部材の劣化が進むため、目標タービン回転数を
0r/minとしている。
回転数算出手段120は、油温センサ70によって検出
された油温が、予め設定しておいた高温値よりも高いか
否かを判定する。高い場合にはステップs217に進
み、高くない場合にはステップs218に進む。高い場
合には、ステップs217において、目標タービン回転
数算出手段120は、目標タービン回転数を0r/mi
nとする。AT油が高温状態では、動粘度特性が小さ
く、摩擦部材の劣化が進むため、目標タービン回転数を
0r/minとしている。
【0036】一方、所定温度よりも低い場合には、ステ
ップs218において、目標タービン回転数算出手段1
20は、油温センサ70によって検出された油温が、予
め設定しておいた低温値よりも低いか否かを判定する。
低い場合にはステップs219に進み、低くない場合に
はステップs219に進む。低い場合には、ステップs
219において、目標タービン回転数算出手段120
は、目標タービン回転数を0r/minとする。AT油
が低温状態では、動粘度特性が大きく、フィードバック
制御の応答性が遅くなるため、目標タービン回転数を0
r/minとしている。
ップs218において、目標タービン回転数算出手段1
20は、油温センサ70によって検出された油温が、予
め設定しておいた低温値よりも低いか否かを判定する。
低い場合にはステップs219に進み、低くない場合に
はステップs219に進む。低い場合には、ステップs
219において、目標タービン回転数算出手段120
は、目標タービン回転数を0r/minとする。AT油
が低温状態では、動粘度特性が大きく、フィードバック
制御の応答性が遅くなるため、目標タービン回転数を0
r/minとしている。
【0037】油温が、予め設定した高温値より低く、ま
た、低温値よりも高い場合には、ステップs215xに
おいて、目標タービン回転数算出手段120は、油温ま
たはトルクコンバータの入力トルクまたはエンジン回転
数またはエンジン吸入空気量(またはエンジン吸入空気
量指数)から、定数テーブルまたは計算式により目標タ
ービン回転数を求める。または、油温またはトルクコン
バータの入力トルクまたはエンジン回転数またはエンジ
ン吸入空気量(またはエンジン吸入空気量指数)から、
定数テーブルまたは計算式により目標タービン回転数を
求め、それらの内最も小さいものを目標タービン回転数
とする。
た、低温値よりも高い場合には、ステップs215xに
おいて、目標タービン回転数算出手段120は、油温ま
たはトルクコンバータの入力トルクまたはエンジン回転
数またはエンジン吸入空気量(またはエンジン吸入空気
量指数)から、定数テーブルまたは計算式により目標タ
ービン回転数を求める。または、油温またはトルクコン
バータの入力トルクまたはエンジン回転数またはエンジ
ン吸入空気量(またはエンジン吸入空気量指数)から、
定数テーブルまたは計算式により目標タービン回転数を
求め、それらの内最も小さいものを目標タービン回転数
とする。
【0038】次に、図4に戻り、ステップs220にお
いて、目標タービン回転数算出手段120は、算出され
た目標タービン回転数に見合ったフォワードクラッチへ
の初期油圧司令値またはデューティソレノイドバルブへ
のデューティ値を出力し、目標タービン回転数によるフ
ィードバックの収束を速くさせる。
いて、目標タービン回転数算出手段120は、算出され
た目標タービン回転数に見合ったフォワードクラッチへ
の初期油圧司令値またはデューティソレノイドバルブへ
のデューティ値を出力し、目標タービン回転数によるフ
ィードバックの収束を速くさせる。
【0039】次に、ステップs225において、タービ
ン回転数制御手段130は、タービン回転数を検出す
る。そして、ステップs230において、タービン回転
数制御手段130は、タービン回転数と目標タービン回
転数を比較する。一致している場合には、ステップs2
35に進み、フォワードクラッチの締結力を維持し、不
一致の場合には、ステップs250に進む。
ン回転数制御手段130は、タービン回転数を検出す
る。そして、ステップs230において、タービン回転
数制御手段130は、タービン回転数と目標タービン回
転数を比較する。一致している場合には、ステップs2
35に進み、フォワードクラッチの締結力を維持し、不
一致の場合には、ステップs250に進む。
【0040】不一致の場合には、ステップs250にお
いて、タービン回転数制御手段130は、フォワードク
ラッチに掛かる油圧を調整する。このようにタービン回
転数が目標タービン回転数になるようにフォワードクラ
ッチの油圧をフィードバック制御する。
いて、タービン回転数制御手段130は、フォワードク
ラッチに掛かる油圧を調整する。このようにタービン回
転数が目標タービン回転数になるようにフォワードクラ
ッチの油圧をフィードバック制御する。
【0041】タービン回転数制御手段130は、実際の
タービン回転数が目標タービン回転数より小さければ、
現在のフォワードクラッチの油圧司令値からある一定の
油圧司令値を減算し、実際のタービン回転数が目標ター
ビン回転数より大きければ、現在のフォワードクラッチ
の油圧司令値からある一定の油圧司令値を加算し、ター
ビン回転数が目標タービン回転数になるようにフィード
バック制御する。ここで、フォワードクラッチにかかる
油圧司令値は、デューティ値に変換され、フォワードク
ラッチをコントロールするデューティソレノイドバルブ
へと出力される。
タービン回転数が目標タービン回転数より小さければ、
現在のフォワードクラッチの油圧司令値からある一定の
油圧司令値を減算し、実際のタービン回転数が目標ター
ビン回転数より大きければ、現在のフォワードクラッチ
の油圧司令値からある一定の油圧司令値を加算し、ター
ビン回転数が目標タービン回転数になるようにフィード
バック制御する。ここで、フォワードクラッチにかかる
油圧司令値は、デューティ値に変換され、フォワードク
ラッチをコントロールするデューティソレノイドバルブ
へと出力される。
【0042】または、タービン回転数制御手段130
は、実際のタービン回転数が目標タービン回転数より小
さければ、フォワードクラッチをコントロールするデュ
ーティソレノイドバルブの現在のデューティ値からある
一定のデューティ値を減算しフォワードクラッチにかか
る油圧を低下させ、実際のタービン回転数が目標タービ
ン回転数より大きければ、フォワードクラッチをコント
ロールするデューティソレノイドバルブの現在のデュー
ティ値からある一定のデューティを加算し、フォワード
クラッチにかかる油圧を増大させ、タービン回転数が目
標タービン回転数になるようにフィードバック制御す
る。
は、実際のタービン回転数が目標タービン回転数より小
さければ、フォワードクラッチをコントロールするデュ
ーティソレノイドバルブの現在のデューティ値からある
一定のデューティ値を減算しフォワードクラッチにかか
る油圧を低下させ、実際のタービン回転数が目標タービ
ン回転数より大きければ、フォワードクラッチをコント
ロールするデューティソレノイドバルブの現在のデュー
ティ値からある一定のデューティを加算し、フォワード
クラッチにかかる油圧を増大させ、タービン回転数が目
標タービン回転数になるようにフィードバック制御す
る。
【0043】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、車両の停止状態には、タービン回転数を目標回転数
に等しくなるように制御するため、流体継手若しくはト
ルクコンバータの入力軸と出力軸の回転数差が縮小する
ため、燃費を向上することができる。
ば、車両の停止状態には、タービン回転数を目標回転数
に等しくなるように制御するため、流体継手若しくはト
ルクコンバータの入力軸と出力軸の回転数差が縮小する
ため、燃費を向上することができる。
【0044】次に、図6及び図7を用いて、本実施形態
による自動変速機の制御装置における制御動作の第2の
例について説明する。図6は、本実施形態による自動変
速機の制御装置における制御内容の第2の例を示すフロ
ーチャートである。なお、図4と同一符号は、同一処理
を示している。
による自動変速機の制御装置における制御動作の第2の
例について説明する。図6は、本実施形態による自動変
速機の制御装置における制御内容の第2の例を示すフロ
ーチャートである。なお、図4と同一符号は、同一処理
を示している。
【0045】図6に示す例では、図4のフローチャート
とは、ステップs215A,ステップ230A,ステッ
プs230B,ステップs250A,ステップs250
Bが異なるものであり、この点を中心に説明する。
とは、ステップs215A,ステップ230A,ステッ
プs230B,ステップs250A,ステップs250
Bが異なるものであり、この点を中心に説明する。
【0046】制御解除条件が不成立の場合には、図6の
ステップs215Aにおいて、目標タービン回転数算出
手段120は、油温、または変速機入力トルク、または
エンジン回転数、またはエンジン吸入空気量などから目
標タービン回転数を算出する。
ステップs215Aにおいて、目標タービン回転数算出
手段120は、油温、または変速機入力トルク、または
エンジン回転数、またはエンジン吸入空気量などから目
標タービン回転数を算出する。
【0047】ここで、図7を用いて、本実施形態の目標
タービン回転数算出手段120による目標タービン回転
数の算出処理について説明する。図7は、本発明の一実
施形態による自動変速機の制御装置に用いる目標タービ
ン回転数算出手段による目標タービン回転数の算出処理
を示すフローチャートである。なお、図5と同一符号
は、同一処理を示している。
タービン回転数算出手段120による目標タービン回転
数の算出処理について説明する。図7は、本発明の一実
施形態による自動変速機の制御装置に用いる目標タービ
ン回転数算出手段による目標タービン回転数の算出処理
を示すフローチャートである。なお、図5と同一符号
は、同一処理を示している。
【0048】本例では、ステップs215Yの処理が、
図5に示したものとは異なっている。油温が、予め設定
した高温値より低く、また、低温値よりも高い場合に
は、ステップs215Yにおいて、目標タービン回転数
算出手段120は、油温またはトルクコンバータの入力
トルクまたはエンジン回転数またはエンジン吸入空気量
(またはエンジン吸入空気量指数)から、定数テーブル
または計算式により目標タービン回転数の上下限を求め
る。または、油温またはトルクコンバータの入力トルク
またはエンジン回転数またはエンジン吸入空気量(また
はエンジン吸入空気量指数)から、定数テーブルまたは
計算式により目標タービン回転数を求め、それらの内最
も小さいものを目標タービン回転数の上下限とする。
図5に示したものとは異なっている。油温が、予め設定
した高温値より低く、また、低温値よりも高い場合に
は、ステップs215Yにおいて、目標タービン回転数
算出手段120は、油温またはトルクコンバータの入力
トルクまたはエンジン回転数またはエンジン吸入空気量
(またはエンジン吸入空気量指数)から、定数テーブル
または計算式により目標タービン回転数の上下限を求め
る。または、油温またはトルクコンバータの入力トルク
またはエンジン回転数またはエンジン吸入空気量(また
はエンジン吸入空気量指数)から、定数テーブルまたは
計算式により目標タービン回転数を求め、それらの内最
も小さいものを目標タービン回転数の上下限とする。
【0049】次に、図6に戻り、ステップs220にお
いて、目標タービン回転数算出手段120は、算出され
た目標タービン回転数に見合ったフォワードクラッチへ
の初期油圧司令値またはデューティソレノイドバルブへ
のデューティ値を出力し、目標タービン回転数によるフ
ィードバックの収束を速くさせる。
いて、目標タービン回転数算出手段120は、算出され
た目標タービン回転数に見合ったフォワードクラッチへ
の初期油圧司令値またはデューティソレノイドバルブへ
のデューティ値を出力し、目標タービン回転数によるフ
ィードバックの収束を速くさせる。
【0050】次に、ステップs225において、タービ
ン回転数制御手段130は、タービン回転数を検出す
る。そして、ステップs230Aにおいて、タービン回
転数制御手段130は、検出されたタービン回転数が目
標タービン回転数の下限値よりも小さいか否かを判定す
る。小さい場合には、ステップs250Aに進み、フォ
ワードクラッチの油圧低下処理を行い、小さくない場合
には、ステップs230Bに進む。
ン回転数制御手段130は、タービン回転数を検出す
る。そして、ステップs230Aにおいて、タービン回
転数制御手段130は、検出されたタービン回転数が目
標タービン回転数の下限値よりも小さいか否かを判定す
る。小さい場合には、ステップs250Aに進み、フォ
ワードクラッチの油圧低下処理を行い、小さくない場合
には、ステップs230Bに進む。
【0051】また、ステップs230Bにおいて、ター
ビン回転数制御手段130は、検出されたタービン回転
数が目標タービン回転数の上限値よりも大きいか否かを
判定する。大きい場合には、ステップs250Bに進
み、フォワードクラッチの油圧上昇処理を行い、大きく
ない場合には、ステップs2305に進む。
ビン回転数制御手段130は、検出されたタービン回転
数が目標タービン回転数の上限値よりも大きいか否かを
判定する。大きい場合には、ステップs250Bに進
み、フォワードクラッチの油圧上昇処理を行い、大きく
ない場合には、ステップs2305に進む。
【0052】油圧上昇/下降処理は、現在のフォワード
クラッチの油圧司令値にある一定の油圧司令値を加算/
減算する方法と、フォワードクラッチをコントロールす
るデューティソレノイドバルブの現在のデューティ値に
ある一定のデューティ値を加算/減算し、フォワードク
ラッチにかかる油圧を上昇/下降させる方法がある。こ
のように目標タービン回転数上下限の間を不感帯とし、
タービン回転数を上下限の中にフィードバックする制御
ようにしている。
クラッチの油圧司令値にある一定の油圧司令値を加算/
減算する方法と、フォワードクラッチをコントロールす
るデューティソレノイドバルブの現在のデューティ値に
ある一定のデューティ値を加算/減算し、フォワードク
ラッチにかかる油圧を上昇/下降させる方法がある。こ
のように目標タービン回転数上下限の間を不感帯とし、
タービン回転数を上下限の中にフィードバックする制御
ようにしている。
【0053】また、実際のタービン回転数が目標タービ
ン回転数上限より小さければ、ステップs235におい
て、現在のフォワードクラッチの油圧司令値を現状のま
ま保持する。
ン回転数上限より小さければ、ステップs235におい
て、現在のフォワードクラッチの油圧司令値を現状のま
ま保持する。
【0054】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、車両の停止状態には、タービン回転数を目標回転数
に等しくなるように制御するため、流体継手若しくはト
ルクコンバータの入力軸と出力軸の回転数差が縮小する
ため、燃費を向上することができる。
ば、車両の停止状態には、タービン回転数を目標回転数
に等しくなるように制御するため、流体継手若しくはト
ルクコンバータの入力軸と出力軸の回転数差が縮小する
ため、燃費を向上することができる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、車両の停止状態におけ
る燃費を向上することができる。
る燃費を向上することができる。
【図1】本発明の一実施形態による自動変速機の制御装
置を用いる車両システムの全体構成を示すシステムブロ
ック図である。
置を用いる車両システムの全体構成を示すシステムブロ
ック図である。
【図2】本発明の一実施形態による自動変速機のギア構
成を示す模式図である。
成を示す模式図である。
【図3】本発明の一実施形態による自動変速機の制御装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態による自動変速機の制御装
置における制御内容を示すフローチャートである。
置における制御内容を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態による自動変速機の制御装
置に用いる目標タービン回転数算出手段による目標ター
ビン回転数の算出処理を示すフローチャートである。
置に用いる目標タービン回転数算出手段による目標ター
ビン回転数の算出処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態による自動変速機の制御装
置における制御内容の第2の例を示すフローチャートで
ある。
置における制御内容の第2の例を示すフローチャートで
ある。
【図7】本発明の一実施形態による自動変速機の制御装
置に用いる目標タービン回転数算出手段による目標ター
ビン回転数の算出処理を示すフローチャートである。
置に用いる目標タービン回転数算出手段による目標ター
ビン回転数の算出処理を示すフローチャートである。
10…エンジン 20…AT 22…トルクコンバータ 24…ギアトレイン 26…ATの油圧回路 28…油圧制御用ソレノイドバルブ 30…駆動軸(プロペラシャフト) 32…差動装置 34…駆動輪 40…エアクリーナ 42…スロットル制御器 44…吸入マニホールド 46…インジェクタ 48…アイドルスピードコントロールバルブ(ISC) 50…ECU 60…クラッチ 62…エアフロ−センサ 64…スロットルセンサ 66…タービンセンサ 68…車速センサ 100…ATCU 110…状態検出手段 120…目標タービン回転数算出手段 130…タービン回転数制御手段 140…締結制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒岩 弘 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 野田 淳一 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内 Fターム(参考) 3J052 AA14 CA31 CB11 EA03 GC04 GC13 GC23 GC43 GC46 GC64 GC73 HA02 KA01 LA01
Claims (6)
- 【請求項1】車両のエンジンの出力回転軸の出力を摩擦
部材を介して変速機に伝達するとともに、上記摩擦部材
の締結/解放を制御し、上記変速機を制御する自動変速
機の制御装置において、 運転者が発進の意図がないことを検出する状態検出手段
と、 この状態検出手段により、運転者が発進の意図がないこ
とを検出した際に、上記変速機の出力軸回転数が予め算
出された目標回転数となるように上記摩擦部材の締結力
を制御する締結制御手段とを備えたことを特徴とする自
動変速機の制御装置。 - 【請求項2】請求項1記載の自動変速機の制御装置にお
いて、 上記状態検出手段は、車速が0km/hであり、制動装
置がオンであり、スロットル開度が全閉であり、変速機
のレンジが前進レンジであるとき、運転者が発進の意図
がないことを検出することを特徴とする自動変速機の制
御装置。 - 【請求項3】請求項1記載の自動変速機の制御装置にお
いて、 トルクコンバータの入力トルクまたはエンジン回転数ま
たはエンジン吸入空気量から、目標タービン回転数を求
める目標タービン回転数算出手段を備え、 上記締結制御手段は、上記変速機の出力軸回転数が、上
記目標タービン回転数算出手段により算出された目標回
転数となるように上記摩擦部材の締結力を制御すること
を特徴とする自動変速機の制御装置。 - 【請求項4】請求項3記載の自動変速機の制御装置にお
いて、 上記目標タービン回転数算出手段は、自動変速機の油温
により、算出する目標タービン回転数を可変することを
特徴とする自動変速機の制御装置。 - 【請求項5】請求項3記載の自動変速機の制御装置にお
いて、 上記目標タービン回転数算出手段は、算出された目標タ
ービン回転数に見合ったフォワードクラッチへの初期油
圧司令値を出力することを特徴とする自動変速機の制御
装置。 - 【請求項6】請求項3記載の自動変速機の制御装置にお
いて、 上記目標タービン回転数算出手段は、自動変速機の油温
が第1の所定温度以上若しくは第2の所定温度以下の場
合には、目標タービン回転数を0r/minとすること
を特徴とする自動変速機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14040699A JP2000329221A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 自動変速機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14040699A JP2000329221A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 自動変速機の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000329221A true JP2000329221A (ja) | 2000-11-30 |
Family
ID=15268028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14040699A Pending JP2000329221A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 自動変速機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000329221A (ja) |
-
1999
- 1999-05-20 JP JP14040699A patent/JP2000329221A/ja active Pending
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