JP2000329119A - 異径継ぎ具 - Google Patents

異径継ぎ具

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JP2000329119A JP11140516A JP14051699A JP2000329119A JP 2000329119 A JP2000329119 A JP 2000329119A JP 11140516 A JP11140516 A JP 11140516A JP 14051699 A JP14051699 A JP 14051699A JP 2000329119 A JP2000329119 A JP 2000329119A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 異径の2本のレースウェイを直線方向に接続
できるようにする。 【解決手段】 2本の異径のレースウェイ2、2′を直
線方向に連結するためのものであって、大径のレースウ
ェイ2を取付けるための大径レースウェイ取付け部20
と小径のレースウェイ2′を取付けるための小径レース
ウェイ取付け部30とが直線方向に連設されている。大
径レースウェイは断面コ字状を成すように底板2aと互
いに平行な両側板2b、2cとから成り、両側板2b、
2cの上端部から内方へ斜め下方(または水平)に折曲
げられた折曲げ縁部2d、2eとを備えている。小径レ
ースウェイも同様に断面コ字状を成すように底板2′a
と互いに平行な両側板2′b、2′cとから成り、両側
板2′b、2′cの上端部から内方へ斜め下方(または
水平)に折曲げられた折曲げ縁部2′d、2′eとを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、径の異なる2本の
レースウェイを直線方向に接続するための継ぎ具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えばビルディング、工場、駅舎などの
建造物では、図11に示すように、天井あるいは上部梁
から複数の吊り下げ支持具1によってレースウェイ2を
水平に吊り下げ支持し、このレースウェイ2に照明器具
(図示せず)などを固定すると共に、その電気ケーブル
(図示せず)をレースウェイ2内に収容して配線してい
る。そして、1本のレースウェイの長さには限りがある
ので、複数のレースウェイ2の端部をジャンクションボ
ックス4に接続固定して直線方向あるいは直角方向に連
結している。(この種のものは寸法の大小によってレー
スウェイ、金属製線ぴ、金属ダクトなどと称されるが、
以下総称してレースウェイと記す)
【0003】ジャンクションボックス4は図12に示す
ように上面が開口した矩形箱状のボックス本体5から断
面コ字状の同一寸法のソケット6、6、…を四方へ突出
するように取付けてあり、各ソケット6、6、…に同一
寸法レースウェイ2、2、…を取付ける。(なお、図1
1において8はレースウェイ2に取付けた蓋である。)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来では、
ジャンクションボックス4に同一寸法の複数のレースウ
ェイ2、2、…を接続し、あるレースウェイ2内の電気
ケーブルを必要に応じてジャンクションボックス4にお
いて他のレースウェイ2へ分岐して配線している。
【0005】従って、この配線の状況によって、ある方
向のレースウェイ2には多数の電気ケーブルを収容する
が、他の方向のレースウェイ2には少数の電気ケーブル
しか収容しない場合が生じる。
【0006】このため電気ケーブルの収容本数が少ない
レースウェイには、小径(高さの低い)のレースウェイ
を用いた方が、コストダウンにもなり、また重量も軽減
されて好都合である。
【0007】しかるに、ジャンクションボックス4では
複数のソケット6、6、…がすべて同一径のレースウェ
イ用の寸法のため、ジャンクションボックス4に同一径
のレースウェイしか接続できなかった。このため、電気
ケーブルを分岐して少ない本数しか収容しない場合に
は、コスト上の観点から径の小さなレースウェイを用い
たくても、図11、12のように同じく大径のレースウ
ェイを用いなければならず、このためコスト高となって
いた。
【0008】本発明はこのような問題を解決し、2本の
径の異なるレースウェイを直線方向の任意の位置で接続
できるようにした異径継ぎ具を提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の請求項1の異径継ぎ具は、大径のレースウェ
イを取付けるための大径レースウェイ取付け部と小径の
レースウェイを取付けるための小径レースウェイ取付け
部とが直線方向に連設され、前記大径レースウェイ取付
け部が、大径レースウェイの底板、両側板、該両側板の
上端の折曲げ縁部によって外側から覆われる第1の底板
及び該第1の底板の両側から垂直に立設された第1の両
側板を備えると共に、該第1の底板にネジ穴を備え、前
記小径レースウェイ取付け部が、小径レースウェイの底
板、両側板、該両側板の上端の折曲げ縁部によって外側
から覆われる第2の底板及び該第2の底板の両側から垂
直に立設された第2の両側板を備えると共に、該第2の
底板にネジ穴を備え、前記大径レースウェイ取付け部が
大径レースウェイによって外側から覆われるように大径
レースウェイの端部から前記大径レースウェイ取付け部
を挿入し、前記大径レースウェイ取付け部の前記第1の
底板のネジ穴に螺着したネジの先端で大径レースウェイ
の底板を前記大径レースウェイ取付け部の第1の底板か
ら離れる方向に押圧して大径レースウェイの折曲げ縁部
の基部内面に前記大径レースウェイ取付け部の第1の両
側板の上端部を押圧させることによって前記大径レース
ウェイ取付け部に大径レースウェイの端部を固定すると
共に、前記小径レースウェイ取付け部が小径レースウェ
イによって外側から覆われるように小径レースウェイの
端部から前記小径レースウェイ取付け部を挿入し、前記
小径レースウェイ取付け部の前記第2の底板のネジ穴に
螺着したネジの先端で小径レースウェイの底板を前記小
径レースウェイ取付け部の第2の底板から離れる方向に
押圧して小径レースウェイの折曲げ縁部の基部内面に前
記小径レースウェイ取付け部の第2の両側板の上端部を
押圧させることによって前記小径レースウェイ取付け部
に小径レースウェイの端部を固定するようにしている。
このため、大径レースウェイと小径レースウェイを直線
方向に任意の位置で簡単に連結することができる。
【0010】また、請求項2では、前記大径レースウェ
イ取付け部の第1の底板と前記小径レースウェイ取付け
部の第2の底板とが同一高さであって、前記大径レース
ウェイ取付け部の第1の両側板の上端部が前記小径レー
スウェイ取付け部の第2の両側板の上端部より高くされ
ているので、大径レースウェイの底板と小径レースウェ
イの底板がほぼ同一高さの状態で大径レースウェイと小
径レースウェイを連結できる。
【0011】また、請求項3では、前記大径レースウェ
イ取付け部の第1の両側板の上端部と前記小径レースウ
ェイ取付け部の第2の両側板の上端部がほぼ同一の高さ
であって、前記大径レースウェイ取付け部の第1の底板
より前記小径レースウェイ取付け部の第2の底板が高く
されているので、大径レースウェイの上面と小径レース
ウェイの上面がほぼ同一高さの状態で大径レースウェイ
と小径レースウェイを連結できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1〜5は本発明の異径継ぎ具1
0の一実施形態を示している。この異径継ぎ具10は2
本の異径のレースウェイ2、2′を直線方向に連結する
ためのものであって、大径のレースウェイ2を取付ける
ための大径レースウェイ取付け部20と小径のレースウ
ェイ2′を取付けるための小径レースウェイ取付け部3
0とが直線方向に連設されている。
【0013】図1に示すように、大径レースウェイ2は
断面コ字状を成すように底板2aと互いに平行な両側板
2b、2cとから成り、両側板2b、2cの上端部から
内方へ斜め下方(または水平)に折曲げられた折曲げ縁
部2d、2eとを備えている。
【0014】小径レースウェイ2′も同様に断面コ字状
を成すように底板2′aと互いに平行な両側板2′b、
2′cとから成り、両側板2′b、2′cの上端部から
内方へ斜め下方(または水平)に折曲げられた折曲げ縁
部2′d、2′eとを備えている。
【0015】そして、大径レースウェイ2と小径レース
ウェイ2′は底板2a、2′aの幅は同じだが、小径レ
ースウェイ2′の側板2′b、2′cは大径レースウェ
イ2の側板2b、2cより高さが小になっている。
【0016】大径レースウェイ取付け部20は、大径
(高さの高い)のレースウェイ2の底板2a及び両側板
2b、2c、該両側板2b、2cの上端の折曲げ縁部2
d、2eによって外側から適合状態で覆われる底板20
a及び互いに平行な第1の両側板20b、20cを備え
ると共に、第1の底板20aに例えば2個のネジ穴2
1、21(図4)を直線方向に備えている。
【0017】小径レースウェイ取付け部30は、小径
(高さの低い)のレースウェイ2′の底板2′a及び両
側板2′b、2′c、該両側板2′b、2′cの上端の
折曲げ縁部2′d、2′eによって外側から適合状態で
覆われる底板30a及び互いに平行な第2の両側板30
b、30cを備えると共に、該第2の底板30aに例え
ば2個のネジ穴31、31(図4)を直線方向に備えて
いる。
【0018】前記大径レースウェイ取付け部20と前記
小径レースウェイ30とは一体的に形成されていて、大
径レースウェイ取付け部20の第1の底板20aと前記
小径レースウェイ取付け部30の第2の底板30aとは
一体的に連続していて同一高さであり、前記大径レース
ウェイ取付け部20の第1の両側板20b、20cと前
記小径レースウェイ取付け部30の第2の両側板30
b、30cもそれぞれ一体的に連続していて側板20
b、20c間の間隔と側板30b、30c間の間隔は同
一であって、大径レースウェイ取付け部20の第1の両
側板20b、20cの上端部が小径レースウェイ取付け
部30の第2の両側板30b、30cの上端部より高く
なるように、小径レースウェイ取付け部30の第2の両
側板30b、30cの上部が水平に切り欠かれている。
【0019】大径レースウェイ取付け部20の第1の両
側板20b、20c及び小径レースウェイ取付け部30
の第2の両側板30b、30cの互いに反対側の先端部
の上端には、レースウェイの内側に差し込みやすいよう
にテーパー部22、32が設けられている。
【0020】大径レースウェイ取付け部20の第1の底
板20aには、長手方向の2ケ所においてネジ穴21、
21が設けてあり、弾性を有するプラスチック製の保護
台座40の2ケ所の凹部41、41の中央の穴41a、
41aを貫通して、ネジ42、42がその先端42a、
42aが底板20aの下面側に突出しない状態でネジ穴
21、21に螺着されている。
【0021】同様に、小径レースウェイ取付け部30の
第2の底板30aには、長手方向の2ケ所においてネジ
穴31、31が設けてあり、弾性を有するプラスチック
製の保護台座40の2ケ所の凹部41、41の中央の穴
41a、41aを貫通して、ネジ42、42がその先端
42a、42aが底板30aの下面側に突出しない状態
でネジ穴31、31に螺着されている。
【0022】従って、図2〜5に示すように、大径レー
スウェイ取付け部20が大径レースウェイ2によって外
側から覆われるように、大径レースウェイ2の内側に端
部から大径レースウェイ取付け部20をその全長にわた
って挿入し、大径レースウェイ取付け部20の第1の底
板20aの2つのネジ穴21、21に螺着したネジ4
0、40をドライバで回転させて、ネジ40、40の先
端40a、40aで大径レースウェイ2の底板2aを大
径レースウェイ取付け部20の第1の底板20aから離
れる方向に押圧して、大径レースウェイ2の折曲げ縁部
2d、2eの基部内面に大径レースウェイ取付け部20
の第1の両側板20b、20cの上端部20b′、20
c′を押圧させることによって、大径レースウェイ取付
け部20に大径レースウェイ2の端部を固定することが
できる。
【0023】同様に、小径レースウェイ取付け部30が
小径レースウェイ2′によって外側から覆われるよう
に、小径レースウェイ2′の内側に端部から小径レース
ウェイ取付け部30を挿入し、小径レースウェイ取付け
部30の第2の底板30aの2つのネジ穴31、31に
螺着したネジ40、40をドライバで回転させてネジ4
0、40の先端で小径レースウェイ2′の底板2′aを
小径レースウェイ取付け部30の第2の底板30aから
離れる方向に押圧して、小径レースウェイ2′の折曲げ
縁部2′d、2′eの基部内面に小径レースウェイ取付
け部30の第2の両側板30b、30cの上端部を押圧
させることによって、小径レースウェイ取付け部30に
小径レースウェイ2′の端部を固定することができる。
【0024】ネジ40の頭部40bは前記凹部41内に
位置しているため、レースウェイ2、2′内に収容した
電気ケーブル(図示せず)をネジ40の頭部40bで傷
つけることがない。
【0025】このように本発明の異径継ぎ具10によっ
て大径レースウェイ2と小径レースウェイ2′を直線方
向に接続できるから、例えば図12に示したジャンクシ
ョンボックス4に接続された大径レースウェイ2内に収
容されている電気ケーブルの本数が少ない場合には、こ
の大径レースウェイ2に異径継ぎ具10で小径レースウ
ェイ2′を接続することによってサイズダウンを図るこ
とができ、コストを下げることができる。
【0026】なお、前記実施形態では、図2に示すよう
に大径レースウェイ2と小径レースウェイ2′が各底面
2a、2′aがほぼ同一高さとなった状態で取付けられ
るが、図5〜10の実施形態では、大径レースウェイ2
と小径レースウェイ2′の各上面がほぼ同一高さとなる
ように接続できるようにしている。
【0027】図6〜10に示す異径継ぎ具10も同様に
2本の異径のレースウェイ2、2′を直線方向に連結す
るためのものであって、大径のレースウェイ2を取付け
るための大径レースウェイ取付け部20と小径のレース
ウェイ2を取付けるための小径レースウェイ取付け部3
0とが直線方向に連設されている。
【0028】大径レースウェイ取付け部20は、大径
(高さの高い)のレースウェイ2の底板2a及び両側板
2b、2c、該両側板2b、2cの上端の折曲げ縁部2
d、2eによって外側から適合状態で覆われる底板20
a及び互いに平行な第1の両側板20b、20cを備え
ると共に、該第1の底板20aにネジ穴21を備えてい
る。
【0029】小径レースウェイ取付け部30は、小径
(高さの低い)のレースウェイ2′の底板2′a及び両
側板2′b、2′c、該両側板2′b、2′cの上端の
折曲げ縁部2′d、2′eによって外側から適合状態で
覆われる底板30a及び互いに平行な第2の両側板30
b、30cを備えると共に、該第2の底板30aにネジ
穴31を備えている。大径レースウェイ取付け部20の
側板20b、20c間の間隔と小径レースウェイ取付け
部30の側板30b、30c間の間隔は同一になってい
る。
【0030】前記大径レースウェイ取付け部20と前記
小径レースウェイ取付け部30とは別体で構成されてい
て、小径レースウェイ取付け部30の第2の両側板30
b、30cの一端から段曲げされて延設された取付片3
2b、32cの外面が、大径レースウェイ取付け部20
の第1の両側板20b、20cの内面に溶接などの適宜
手段で固定されて、大径レースウェイ取付け部20の第
1の両側板20b、20cの上端部20b′、20c′
と小径レースウェイ取付け部30の第2の両側板30
b、30cの上端部30b′、30c′がほぼ同一高さ
にされ、大径レースウェイ取付け部20の第1の底板2
0aより小径レースウェイ取付け部30の第2の底板3
0aが高くされている。
【0031】そして、小径レースウェイ取付け部30の
第2の底板30aの大径レースウェイ取付け部20側の
端部には、下方へ垂直に折曲げられた折曲げ片33が突
設されていて、大径レースウェイ取付け部20の底板2
0a上部のすき間を塞いでいる。
【0032】大径レースウェイ取付け部20の第1の両
側板20b、20c及び小径レースウェイ取付け部30
の第2の両側板30b、30cの互いに反対側の先端部
の上端には、レースウェイの内側に差し込みやすいよう
にテーパー部24、34が設けられている。
【0033】大径レースウェイ取付け部20の第1の底
板20aには、長手方向の2ケ所においてネジ穴21、
21が設けてあり、弾性を有するプラスチック製の保護
台座40の2ケ所の凹部41、41の中央の穴41a、
41aを貫通して、ネジ42、42がその先端42a、
42aが底板20aの下面側に突出しない状態でネジ穴
21、21に螺着されている。
【0034】同様に、小径レースウェイ取付け部30の
第2の底板30aには、長手方向の2ケ所においてネジ
穴31、31が設けてあり、弾性を有するプラスチック
製の保護台座40の2ケ所の凹部41、41の中央の穴
41a、41aを貫通して、ネジ42、42がその先端
42a、42aが底板30aの下面側に突出しない状態
でネジ穴31、31に螺着されている。
【0035】従って、図4の場合と同様に、ネジ締めに
よって図9に示すように大径レースウェイ取付け部20
に大径レースウェイ2を固定し、小径レースウェイ取付
け部30に小径レースウェイ2′を固定すればよく、大
径レースウェイ2と小径レースウェイ2′を各上面がほ
ぼ同一高さとなるように連結することができる。
【0036】なお、図1の実施形態でも、図6の実施形
態でも、接続したレースウェイ2、2′の開口面に蓋
(図示せず)を取付ける場合があるが、図1の実施形態
では、大径レースウェイ取付け部20に固定された大径
レースウェイ2の上面開口部と小径レースウェイ取付け
部30に取付ける小径レースウェイ2′の上面開口部と
に段差があり、レースウェイ2、2′に蓋(図示せず)
を取付けても、大径レースウェイ2の端部の段差開口部
が塞がれないままとなる。
【0037】このため、この大径レースウェイ2の端部
の段差開口部2gを塞ぐため、図2に示す継ぎ具カバー
50を用いる。即ち、図2に示すように、この継ぎ具カ
バー50は大径レースウェイ2の上面開口面を覆う平板
部51と、この平板部51の両側から垂直に屈曲され、
大径レースウェイ2の両側板2b、2c上端に外側から
弾性的に嵌着される両側縁部52a、52bと、前記平
板部51の一端から垂直に屈曲された、前記段差開口部
2g(図4参照)を覆う段差カバー板部53とを備えて
いる。
【0038】従って、大径レースウェイ2の上面開口部
に被せて、両側縁部52a、52bを大径レースウェイ
2の両側板2b、2cの上端部に上側から弾性的に押し
開くようにして嵌着することによって、平板部51で大
径レースウェイ2の上面開口部を覆い、段差カバー板部
53で段差開口部2gを覆った状態に取付けることがで
きる。また、弾性的に取付けられるから、逆に取り外す
ことも簡単にできる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1のの異径
継ぎ具は、大径のレースウェイを取付けるための大径レ
ースウェイ取付け部と小径のレースウェイを取付けるた
めの小径レースウェイ取付け部とが直線方向に連設さ
れ、前記大径レースウェイ取付け部が、大径レースウェ
イの底板、両側板、該両側板の上端の折曲げ縁部によっ
て外側から覆われる第1の底板及び該第1の底板の両側
から垂直に立設された第1の両側板を備えると共に、該
第1の底板にネジ穴を備え、前記小径レースウェイ取付
け部が、小径レースウェイの底板、両側板、該両側板の
上端の折曲げ縁部によって外側から覆われる第2の底板
及び該第2の底板の両側から垂直に立設された第2の両
側板を備えると共に、該第2の底板にネジ穴を備え、前
記大径レースウェイ取付け部が大径レースウェイによっ
て外側から覆われるように大径レースウェイの端部から
前記大径レースウェイ取付け部を挿入し、前記大径レー
スウェイ取付け部の前記第1の底板のネジ穴に螺着した
ネジの先端で大径レースウェイの底板を前記大径レース
ウェイ取付け部の第1の底板から離れる方向に押圧して
大径レースウェイの折曲げ縁部に前記大径レースウェイ
取付け部の第1の両側板の上端部を押圧させることによ
って前記大径レースウェイ取付け部に大径レースウェイ
の端部を固定すると共に、前記小径レースウェイ取付け
部が小径レースウェイによって外側から覆われるように
小径レースウェイの端部から前記小径レースウェイ取付
け部を挿入し、前記小径レースウェイ取付け部の前記第
2の底板のネジ穴に螺着したネジの先端で小径レースウ
ェイの底板を前記小径レースウェイ取付け部の第2の底
板から離れる方向に押圧して小径レースウェイの折曲げ
縁部に前記小径レースウェイ取付け部の第2の両側板の
上端部を押圧させることによって前記小径レースウェイ
取付け部に小径レースウェイの端部を固定するようにし
ている。このため、大径レースウェイと小径レースウェ
イを直線方向に任意の位置で簡単に連結することができ
る。
【0040】また、請求項2では、前記大径レースウェ
イ取付け部の第1の底板と前記小径レースウェイ取付け
部の第2の底板とが同一高さであって、前記大径レース
ウェイ取付け部の第1の両側板の上端部が前記小径レー
スウェイ取付け部の第2の両側板の上端部より高くされ
ているので、大径レースウェイの底板と小径レースウェ
イの底板がほぼ同一高さの状態で大径レースウェイと小
径レースウェイを連結できる。
【0041】また、請求項3では、前記大径レースウェ
イ取付け部の第1の両側板の上端部と前記小径レースウ
ェイ取付け部の第2の両側板の上端部がほぼ同一の高さ
であって、前記大径レースウェイ取付け部の第1の底板
より前記小径レースウェイ取付け部の第2の底板が高く
されているので、大径レースウェイの上面と小径レース
ウェイの上面がほぼ同一高さの状態で大径レースウェイ
と小径レースウェイを連結できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の斜視図
【図2】同実施形態の使用状態の斜視図
【図3】同実施形態の使用状態の平面図
【図4】図3におけるA−A断面図
【図5】図4におけるB−B断面図
【図6】本発明の他の実施形態の斜視図
【図7】同実施形態の使用状態の斜視図
【図8】同実施形態の使用状態の平面図
【図9】図8におけるC−C断面図
【図10】図9におけるD−D断面図
【図11】レースウェイの設置状態を示す斜視図
【図12】レースウェイとジャンクションボックスの接
続を示す説明図
【符号の説明】
2 大径レースウェイ 2′ 小径レースウェイ 10 異径継ぎ具 20 大径レースウェイ取付け部 30 小径レースウェイ取付け部 40 保護台座 42 ネジ 50 継ぎ具カバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2本の異径のレースウェイを直線方向に連
    結するための異径継ぎ具であって、 大径のレースウェイを取付けるための大径レースウェイ
    取付け部と小径のレースウェイを取付けるための小径レ
    ースウェイ取付け部とが直線方向に連設され、 前記大径レースウェイ取付け部が、大径レースウェイの
    底板、両側板、該両側板の上端の折曲げ縁部によって外
    側から覆われる第1の底板及び該第1の底板の両側から
    垂直に立設された第1の両側板を備えると共に、該第1
    の底板にネジ穴を備え、 前記小径レースウェイ取付け部が、小径レースウェイの
    底板、両側板、該両側板の上端の折曲げ縁部によって外
    側から覆われる第2の底板及び該第2の底板の両側から
    垂直に立設された第2の両側板を備えると共に、該第2
    の底板にネジ穴を備え、 前記大径レースウェイ取付け部が大径レースウェイによ
    って外側から覆われるように大径レースウェイの端部か
    ら前記大径レースウェイ取付け部を挿入し、前記大径レ
    ースウェイ取付け部の前記第1の底板のネジ穴に螺着し
    たネジの先端で大径レースウェイの底板を前記大径レー
    スウェイ取付け部の第1の底板から離れる方向に押圧し
    て大径レースウェイの折曲げ縁部の基部内面に前記大径
    レースウェイ取付け部の第1の両側板の上端部を押圧さ
    せることによって前記大径レースウェイ取付け部に大径
    レースウェイの端部を固定すると共に、 前記小径レースウェイ取付け部が小径レースウェイによ
    って外側から覆われるように小径レースウェイの端部か
    ら前記小径レースウェイ取付け部を挿入し、前記小径レ
    ースウェイ取付け部の前記第2の底板のネジ穴に螺着し
    たネジの先端で小径レースウェイの底板を前記小径レー
    スウェイ取付け部の第2の底板から離れる方向に押圧し
    て小径レースウェイの折曲げ縁部の基部内面に前記小径
    レースウェイ取付け部の第2の両側板の上端部を押圧さ
    せることによって前記小径レースウェイ取付け部に小径
    レースウェイの端部を固定するようにしたことを特徴と
    する異径継ぎ具。
  2. 【請求項2】前記大径レースウェイ取付け部の第1の底
    板と前記小径レースウェイ取付け部の第2の底板とが同
    一高さであって、前記大径レースウェイ取付け部の第1
    の両側板の上端部が前記小径レースウェイ取付け部の第
    2の両側板の上端部より高くされた請求項1記載の異径
    継ぎ具。
  3. 【請求項3】前記大径レースウェイ取付け部の第1の両
    側板の上端部と前記小径レースウェイ取付け部の第2の
    両側板の上端部がほぼ同一の高さであって、前記大径レ
    ースウェイ取付け部の第1の底板より前記小径レースウ
    ェイ取付け部の第2の底板が高くされた請求項1記載の
    異径継ぎ具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101190240B1 (ko) * 2012-05-21 2012-10-12 주식회사 서영산업 레이스 웨이용 원터치식 조이너
JP2014075874A (ja) * 2012-10-03 2014-04-24 Yazaki Corp プロテクタ
KR101393061B1 (ko) 2013-09-17 2014-05-12 주식회사 서영산업 레이스 웨이용 조이너
KR101480480B1 (ko) * 2014-07-25 2015-01-12 (주)석영엔터프라이즈 밀폐형 케이블 트레이 연결장치

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