JP2000327702A - 単一部位触媒を用いて生成されるポリマーにおける分子量及び分子量分布を制御するための方法 - Google Patents
単一部位触媒を用いて生成されるポリマーにおける分子量及び分子量分布を制御するための方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 重合プロセスにおいて分子量(MW)及び分
子量分布(MWD)を制御する。 【解決手段】 単一部位触媒を採用する重合プロセスに
おいて、脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素、芳香族炭化
水素、及びそれらの混合物からなる群から選択される物
理的性質改質剤を重合に導入する。
子量分布(MWD)を制御する。 【解決手段】 単一部位触媒を採用する重合プロセスに
おいて、脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素、芳香族炭化
水素、及びそれらの混合物からなる群から選択される物
理的性質改質剤を重合に導入する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単一部位触媒(例
えばメタロセン)を用いて生成されるポリマーの分子
量、分子量分布又はその両方を制御する方法に関するも
のである。より特には、単一部位触媒を採用した重合プ
ロセスにおいて、ポリマー(例えば、αオレフィン及び
(又は)ジオレフィンのポリマー)のこれらの特性を、
脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、及びそれらの混合物
からなる群から選択される物理的性質改質剤の使用によ
り制御する。
えばメタロセン)を用いて生成されるポリマーの分子
量、分子量分布又はその両方を制御する方法に関するも
のである。より特には、単一部位触媒を採用した重合プ
ロセスにおいて、ポリマー(例えば、αオレフィン及び
(又は)ジオレフィンのポリマー)のこれらの特性を、
脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、及びそれらの混合物
からなる群から選択される物理的性質改質剤の使用によ
り制御する。
【0002】
【従来の技術】分子量(MW)及び分子量分布(MW
D)は、重合プロセスにおいて生成される最終ポリマー
の特性に影響を及ぼす。より重要なことには、MW及び
MWDは、最終ポリマーを組み込む最終使用又は生成プ
ロセスにおいて役割を果たす。即ち、ポリマーは、最終
使用顧客又は配合者により望まれる望ましいムーニー粘
性特性を欠くことが多い可能性がある。この理由は、ポ
リマーが、必要なMW及びMWD値を有さないからであ
る。
D)は、重合プロセスにおいて生成される最終ポリマー
の特性に影響を及ぼす。より重要なことには、MW及び
MWDは、最終ポリマーを組み込む最終使用又は生成プ
ロセスにおいて役割を果たす。即ち、ポリマーは、最終
使用顧客又は配合者により望まれる望ましいムーニー粘
性特性を欠くことが多い可能性がある。この理由は、ポ
リマーが、必要なMW及びMWD値を有さないからであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、特に望まれた
ポリマー生成物を実現するために、ポリマー自身の重合
の間にMW及びMWDを制御/操作するプロセスについ
ての要求が存在する。この要求は、メタロセンのような
単一部位触媒を用いてポリマーを重合する場合に特に必
要である。
ポリマー生成物を実現するために、ポリマー自身の重合
の間にMW及びMWDを制御/操作するプロセスについ
ての要求が存在する。この要求は、メタロセンのような
単一部位触媒を用いてポリマーを重合する場合に特に必
要である。
【0004】
【課題を解決するための手段】発明の概要 単一部位触媒を採用する重合プロセスにおいて、脂肪族
炭化水素、脂環式炭化水素、芳香族炭化水素、及びそれ
らの混合物からなる群から選択される物理的性質改質剤
を重合に導入することにより、分子量、分子量分布又は
その両方を制御することを含むことを特徴とする。
炭化水素、脂環式炭化水素、芳香族炭化水素、及びそれ
らの混合物からなる群から選択される物理的性質改質剤
を重合に導入することにより、分子量、分子量分布又は
その両方を制御することを含むことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】発明の具体的な説明 物理的性質改良剤 ポリマーにおける分子量(Mw)、
分子量分布(MWD又はMw/Mn)又は両方の性質を
制御又は改質することにおいて有用な化合物を、物理的
性質改質剤と言う。本発明において採用される物理的性
質改質剤は、2つの異なるタイプのもの:(1)環式炭
化水素(即ち、脂環式炭化水素)を含む脂肪族炭化水素
化合物及び(2)芳香族炭化水素化合物からなる。本発
明について、両方のタイプは、液状の形態であることが
好ましい。ポリマーについて所望の分子量及び(又は)
分子量分布を得るために、2つの異なるタイプのいずれ
かを単独で採用してもよく又はそれらの混合物を採用す
ることができる。
分子量分布(MWD又はMw/Mn)又は両方の性質を
制御又は改質することにおいて有用な化合物を、物理的
性質改質剤と言う。本発明において採用される物理的性
質改質剤は、2つの異なるタイプのもの:(1)環式炭
化水素(即ち、脂環式炭化水素)を含む脂肪族炭化水素
化合物及び(2)芳香族炭化水素化合物からなる。本発
明について、両方のタイプは、液状の形態であることが
好ましい。ポリマーについて所望の分子量及び(又は)
分子量分布を得るために、2つの異なるタイプのいずれ
かを単独で採用してもよく又はそれらの混合物を採用す
ることができる。
【0006】脂肪族炭化水素化合物は、約4〜12個の
炭素原子を有する。脂環式炭化水素化合物を除く脂肪族
炭化水素化合物(これらは、本発明のプロセスにおいて
物理的性質改質剤として役立つ)は、7.5(cal/cm3)
1/2以下の溶解パラメーターを有することが好ましい。
脂環式炭化水素は7.7(cal/cm3)1/2以下の溶解パラメ
ーターを有する。これらの飽和化合物を、例えば、ブタ
ン、ペンタン、イソペンタン、ヘキサン、ヘプタン、デ
カン、シクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロ
ヘキサン及びそれらの混合物からなる群から選択するこ
とができる。本発明で採用される液体の脂肪族炭化水素
は、イソペンタン、ヘキサン、ヘプタン及びこれらの混
合物であることが最も好ましい。本発明において、単一
の物理的性質改質剤が脂肪族炭化水素化合物である場合
には、生成されるポリマーは、約50〜150の間の範
囲の高いムーニー値(即ち大きい分子量)及び約1.5
〜4.5の間の範囲の狭い分子量分布(Mw/Mn又は
PDI(多分散性インデックス))を有している。
炭素原子を有する。脂環式炭化水素化合物を除く脂肪族
炭化水素化合物(これらは、本発明のプロセスにおいて
物理的性質改質剤として役立つ)は、7.5(cal/cm3)
1/2以下の溶解パラメーターを有することが好ましい。
脂環式炭化水素は7.7(cal/cm3)1/2以下の溶解パラメ
ーターを有する。これらの飽和化合物を、例えば、ブタ
ン、ペンタン、イソペンタン、ヘキサン、ヘプタン、デ
カン、シクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロ
ヘキサン及びそれらの混合物からなる群から選択するこ
とができる。本発明で採用される液体の脂肪族炭化水素
は、イソペンタン、ヘキサン、ヘプタン及びこれらの混
合物であることが最も好ましい。本発明において、単一
の物理的性質改質剤が脂肪族炭化水素化合物である場合
には、生成されるポリマーは、約50〜150の間の範
囲の高いムーニー値(即ち大きい分子量)及び約1.5
〜4.5の間の範囲の狭い分子量分布(Mw/Mn又は
PDI(多分散性インデックス))を有している。
【0007】芳香族炭化水素化合物は、約6〜20個の
炭素原子を有する。芳香族炭化水素化合物は(これら
は、本発明のプロセスにおいて物理的性質改質剤として
役立つ)は、7.7(cal/cm3)1/2以下の溶解パラメータ
ーを有することが好ましい。これらの化合物を、例えば
ベンゼン、アゾベンゼン、トルエン、キシレン(オル
ト、メタ及びパラ異性体)及びそれらの混合物からなる
群から選択することができる。本発明で採用される液体
の芳香族炭化水素は、トルエン、アゾベンゼン、キシレ
ン(オルト、メタ及びパラ異性体)及びそれらの混合物
であることが最も好ましい。単一の物理的性質改質剤が
芳香族炭化水素化合物である場合には、生成されるポリ
マーは、約10〜100の間の値における範囲の低いム
ーニー値及び約1.5〜4.5の間の範囲の狭いMWD
を有している。
炭素原子を有する。芳香族炭化水素化合物は(これら
は、本発明のプロセスにおいて物理的性質改質剤として
役立つ)は、7.7(cal/cm3)1/2以下の溶解パラメータ
ーを有することが好ましい。これらの化合物を、例えば
ベンゼン、アゾベンゼン、トルエン、キシレン(オル
ト、メタ及びパラ異性体)及びそれらの混合物からなる
群から選択することができる。本発明で採用される液体
の芳香族炭化水素は、トルエン、アゾベンゼン、キシレ
ン(オルト、メタ及びパラ異性体)及びそれらの混合物
であることが最も好ましい。単一の物理的性質改質剤が
芳香族炭化水素化合物である場合には、生成されるポリ
マーは、約10〜100の間の値における範囲の低いム
ーニー値及び約1.5〜4.5の間の範囲の狭いMWD
を有している。
【0008】2つのタイプの物理的性質改質剤(脂環式
及び芳香族のもの)の各々を、単独で採用することがで
きる。物理的性質改質剤(脂肪族及び芳香族のもの)の
2つのタイプの組合せを本発明において採用する場合
は、中位のMW及び広いMWDを得る。タイプ(1)又
は脂肪族物理的性質改質剤をタイプ(2)又は芳香族物
理的性質改質剤と組合せる場合その混合比は、体積を基
準としたものであり、タイプ(1)及びタイプ(2)の
各々から選択される化合物に依ってある程度異なる。し
かしながら、前記混合比は、大概99/1〜1/99、
好ましくは90/10〜10/90、最も好ましくは8
5/15〜60/40である。これらの2つのタイプ、
(1)脂環式及び(2)芳香族炭化水素化合物の好まし
い組合せは:ヘキサン−トルエン、イソペンタン−トル
エン、ヘプタン−トルエン、ヘキサン−キシレン、イソ
ペンタン−キシレン、ヘプタン−キシレンである。最も
好ましい組合せは:ヘキサン−トルエン及びイソペンタ
ン−トルエンである。2つのタイプの物理的性質改質剤
の組合せの混合比を操作することにより、MW及びMW
D特性の全範囲を有するポリマーを生成することができ
る。
及び芳香族のもの)の各々を、単独で採用することがで
きる。物理的性質改質剤(脂肪族及び芳香族のもの)の
2つのタイプの組合せを本発明において採用する場合
は、中位のMW及び広いMWDを得る。タイプ(1)又
は脂肪族物理的性質改質剤をタイプ(2)又は芳香族物
理的性質改質剤と組合せる場合その混合比は、体積を基
準としたものであり、タイプ(1)及びタイプ(2)の
各々から選択される化合物に依ってある程度異なる。し
かしながら、前記混合比は、大概99/1〜1/99、
好ましくは90/10〜10/90、最も好ましくは8
5/15〜60/40である。これらの2つのタイプ、
(1)脂環式及び(2)芳香族炭化水素化合物の好まし
い組合せは:ヘキサン−トルエン、イソペンタン−トル
エン、ヘプタン−トルエン、ヘキサン−キシレン、イソ
ペンタン−キシレン、ヘプタン−キシレンである。最も
好ましい組合せは:ヘキサン−トルエン及びイソペンタ
ン−トルエンである。2つのタイプの物理的性質改質剤
の組合せの混合比を操作することにより、MW及びMW
D特性の全範囲を有するポリマーを生成することができ
る。
【0009】物理的性質改質剤を、重合のタイプ(溶液
/スラリー又は気体)及び採用される触媒の種類(液体
又は担持されたもの)に依り様々な方法で採用できる。
/スラリー又は気体)及び採用される触媒の種類(液体
又は担持されたもの)に依り様々な方法で採用できる。
【0010】液体又は溶液触媒を採用するスラリー/溶
液プロセスにおいて、1種類以上のこれらの物理的性質
改質剤を、それらの一方又は両方に可溶な触媒(固体又
は液体)とともに利用することができる。ただ1種類の
物理的性質改質剤を単独で採用した場合には、触媒前駆
物質を、その改質剤に分散又は溶解させて反応に供給す
ることができる。2種類以上の物理的性質改質剤を採用
することになっている場合には、これを達成する1つの
方法は、単に1種類の物理的性質改質剤に触媒前駆物質
を分散又は溶解して、他の残りの物理的性質改質剤を別
々に及び(又は)引き続いてそこに加えることである。
その代わりに、実行するための第2の方法は、触媒化合
物を、任意の所望の割合の改質剤で2種類以上の物理的
性質改質剤の混合物に分散又は溶解することである。次
いで、この触媒の分散/溶解を、物理的性質改質剤と同
じ又は異なる化合物をスラリー/溶媒(反応媒体)とし
て利用するスラリー/溶液重合プロセスに供給し、モノ
マーを重合反応器に導入することが好ましい。
液プロセスにおいて、1種類以上のこれらの物理的性質
改質剤を、それらの一方又は両方に可溶な触媒(固体又
は液体)とともに利用することができる。ただ1種類の
物理的性質改質剤を単独で採用した場合には、触媒前駆
物質を、その改質剤に分散又は溶解させて反応に供給す
ることができる。2種類以上の物理的性質改質剤を採用
することになっている場合には、これを達成する1つの
方法は、単に1種類の物理的性質改質剤に触媒前駆物質
を分散又は溶解して、他の残りの物理的性質改質剤を別
々に及び(又は)引き続いてそこに加えることである。
その代わりに、実行するための第2の方法は、触媒化合
物を、任意の所望の割合の改質剤で2種類以上の物理的
性質改質剤の混合物に分散又は溶解することである。次
いで、この触媒の分散/溶解を、物理的性質改質剤と同
じ又は異なる化合物をスラリー/溶媒(反応媒体)とし
て利用するスラリー/溶液重合プロセスに供給し、モノ
マーを重合反応器に導入することが好ましい。
【0011】液体又は可溶性触媒を利用する液相プロセ
スにおいて、スラリー/溶液重合において上記のよう
に、触媒前駆物質をただ1種類の物理的性質改質剤に分
散又は溶解することができ、次いでその改質剤を重合に
供給する。又は、2種類以上の物理的性質改質剤を採用
する場合には、触媒化合物を1種類の物理的性質改質剤
に分散又は溶解することができる。他の残りの物理的性
質改質剤を順次それに加える。その代わりに、少なくと
も2種類の物理的性質改質剤を採用する場合には、触媒
前駆物質化合物を、2種類の物理的性質改質剤の混合物
を所望の割合で分散/溶解させることができ、次いで混
合物/溶液を気体流動化重合反応(gas fluidized polym
erization reaction)に供給する。典型的には、触媒分
散/溶液を(連続的又は断続的に)気相重合反応器に助
触媒と別々に又は混合して供給する。一方、モノマー
は、連続的又は断続的のいずれかで別に導入される。
スにおいて、スラリー/溶液重合において上記のよう
に、触媒前駆物質をただ1種類の物理的性質改質剤に分
散又は溶解することができ、次いでその改質剤を重合に
供給する。又は、2種類以上の物理的性質改質剤を採用
する場合には、触媒化合物を1種類の物理的性質改質剤
に分散又は溶解することができる。他の残りの物理的性
質改質剤を順次それに加える。その代わりに、少なくと
も2種類の物理的性質改質剤を採用する場合には、触媒
前駆物質化合物を、2種類の物理的性質改質剤の混合物
を所望の割合で分散/溶解させることができ、次いで混
合物/溶液を気体流動化重合反応(gas fluidized polym
erization reaction)に供給する。典型的には、触媒分
散/溶液を(連続的又は断続的に)気相重合反応器に助
触媒と別々に又は混合して供給する。一方、モノマー
は、連続的又は断続的のいずれかで別に導入される。
【0012】担持された触媒を気相重合に採用して、可
溶性/溶液触媒を溶液/スラリー重合に利用するのが普
通である。本発明において、担持された触媒を、1種類
以上の物理的性質改質剤と共に気体及び溶液/スラリー
プロセスで採用することができる。これを以下の方法で
達成する。触媒前駆物質化合物を、単一の物理的性質改
質剤又は多数の物理的性質改質剤を利用する場合には1
種類若しくは両方の(所望の割合で)物理的性質改質剤
に溶解する。次いで、粒状担体物質(シリカ、カーボン
ブラック、アルミナ、マグネシア)をその混合物に加え
る。担体物質は、シリカ、カーボンブラック又はその2
つの混合物であることが好ましい。かくして生成された
スラリーを乾燥させて不活性雰囲気の下パージング又は
排気により過剰の液体(物理的性質改質剤)除去して易
流動性の粉末触媒を形成する。かくして生成された担持
された触媒を、任意の他の担持された触媒を供給する方
法で連続的又は断続的に重合反応器に供給する。この具
体例についての1つの変形例において、追加の改質剤
を、別に及び(又は)物理的性質改質剤を用いて処理さ
れた担持された触媒と共に供給することができる。
溶性/溶液触媒を溶液/スラリー重合に利用するのが普
通である。本発明において、担持された触媒を、1種類
以上の物理的性質改質剤と共に気体及び溶液/スラリー
プロセスで採用することができる。これを以下の方法で
達成する。触媒前駆物質化合物を、単一の物理的性質改
質剤又は多数の物理的性質改質剤を利用する場合には1
種類若しくは両方の(所望の割合で)物理的性質改質剤
に溶解する。次いで、粒状担体物質(シリカ、カーボン
ブラック、アルミナ、マグネシア)をその混合物に加え
る。担体物質は、シリカ、カーボンブラック又はその2
つの混合物であることが好ましい。かくして生成された
スラリーを乾燥させて不活性雰囲気の下パージング又は
排気により過剰の液体(物理的性質改質剤)除去して易
流動性の粉末触媒を形成する。かくして生成された担持
された触媒を、任意の他の担持された触媒を供給する方
法で連続的又は断続的に重合反応器に供給する。この具
体例についての1つの変形例において、追加の改質剤
を、別に及び(又は)物理的性質改質剤を用いて処理さ
れた担持された触媒と共に供給することができる。
【0013】ポリマー 本発明により生成することがで
きるオレフィンポリマーは、エチレンホモポリマー、3
〜約20個の炭素原子を含む直鎖の又は分岐したより高
級なα−オレフィンのホモポリマー並びにエチレン及び
そのようなより高級なα−オレフィンのインターポリマ
ーであり、密度が約0.84〜約0.96の間の範囲の
ものを含むが、これらには限定されない。プロピレンの
ホモポリマー及びコポリマーを、発明の触媒及びプロセ
スにより生成することもできる。適当なより高級なα−
オレフィンは、また、例えばプロピレン、1−ブテン、
1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテ
ン、1−オクテン及び3,5,5−トリメチル−1−ヘ
キセンを含む。更に、本発明によるオレフィンポリマー
は、約4〜約20、好ましくは4〜12個の炭素原子を
有する直鎖、分岐若しくは環式炭化水素ジエンのような
共役ジエン又は非共役ジエンに基づく又はこれらを含む
ことができるものである。好ましいジエンは、1,4−
ペンタジエン、1,5−ヘキサジエン、5−ビニル−2
−ノルボルネン、1,7−オクタジエン、7−メチル−
1,6−オクタジエン(MOD)、ビニルシクロヘキセ
ン、ジシクロペンタジエン、ブタジエン、イソブチレ
ン、イソプレン、エチリデンノルボルネン(ENB)等
を含む。そのうえ、スチレン及び置換スチレンのような
ビニル不飽和を有する芳香族化合物、並びにアクリロニ
トリル、マレイン酸エステル、ビニルアセテート、アク
リル酸エステルメタクリル酸エステル、ビニルトリアル
キルシラン等のような極性ビニルモノマーを、本発明に
より重合することができる。本発明により作ることがで
きる特定のオレフィンポリマーは、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン/プロピレンゴム(EP
R)、エチレン/プロピレン/ジエンターポリマー(E
PDM)、エチレン−ブテンコポリマー、エチレン−ブ
テン−ジエンポリマー、ポリブタジエン、ポリイソプレ
ン等を含む。本発明において、EPR及びEPDMは、
0.84〜0.89の間の範囲の密度を有するのが典型
的である。
きるオレフィンポリマーは、エチレンホモポリマー、3
〜約20個の炭素原子を含む直鎖の又は分岐したより高
級なα−オレフィンのホモポリマー並びにエチレン及び
そのようなより高級なα−オレフィンのインターポリマ
ーであり、密度が約0.84〜約0.96の間の範囲の
ものを含むが、これらには限定されない。プロピレンの
ホモポリマー及びコポリマーを、発明の触媒及びプロセ
スにより生成することもできる。適当なより高級なα−
オレフィンは、また、例えばプロピレン、1−ブテン、
1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテ
ン、1−オクテン及び3,5,5−トリメチル−1−ヘ
キセンを含む。更に、本発明によるオレフィンポリマー
は、約4〜約20、好ましくは4〜12個の炭素原子を
有する直鎖、分岐若しくは環式炭化水素ジエンのような
共役ジエン又は非共役ジエンに基づく又はこれらを含む
ことができるものである。好ましいジエンは、1,4−
ペンタジエン、1,5−ヘキサジエン、5−ビニル−2
−ノルボルネン、1,7−オクタジエン、7−メチル−
1,6−オクタジエン(MOD)、ビニルシクロヘキセ
ン、ジシクロペンタジエン、ブタジエン、イソブチレ
ン、イソプレン、エチリデンノルボルネン(ENB)等
を含む。そのうえ、スチレン及び置換スチレンのような
ビニル不飽和を有する芳香族化合物、並びにアクリロニ
トリル、マレイン酸エステル、ビニルアセテート、アク
リル酸エステルメタクリル酸エステル、ビニルトリアル
キルシラン等のような極性ビニルモノマーを、本発明に
より重合することができる。本発明により作ることがで
きる特定のオレフィンポリマーは、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン/プロピレンゴム(EP
R)、エチレン/プロピレン/ジエンターポリマー(E
PDM)、エチレン−ブテンコポリマー、エチレン−ブ
テン−ジエンポリマー、ポリブタジエン、ポリイソプレ
ン等を含む。本発明において、EPR及びEPDMは、
0.84〜0.89の間の範囲の密度を有するのが典型
的である。
【0014】重合プロセス及び条件 上記ポリマーを、
公知の装置及び反応条件を使用してサスペンション、ス
ラリー又は気相プロセスにおいて1種類以上のモノマー
(例えば、オレフィン、ジオレフィン、及び/又はビニ
ル芳香族化合物)の重合により生成するもので、特定の
タイプの反応に限定しない。しかしながら、好ましい重
合プロセスは、流動床を採用する気相プロセスである。
本発明で採用することのできる気相プロセスは、周知で
あっていわゆる「従来の」気相プロセス及び「凝縮モー
ド(condensed mode)」プロセス並びに最新の「液体モー
ド(liquid mode)」プロセスを含むことができる。
公知の装置及び反応条件を使用してサスペンション、ス
ラリー又は気相プロセスにおいて1種類以上のモノマー
(例えば、オレフィン、ジオレフィン、及び/又はビニ
ル芳香族化合物)の重合により生成するもので、特定の
タイプの反応に限定しない。しかしながら、好ましい重
合プロセスは、流動床を採用する気相プロセスである。
本発明で採用することのできる気相プロセスは、周知で
あっていわゆる「従来の」気相プロセス及び「凝縮モー
ド(condensed mode)」プロセス並びに最新の「液体モー
ド(liquid mode)」プロセスを含むことができる。
【0015】多くのプロセスにおいて、反応器中にスカ
ベンジャーを入れて含み水又は酸素のような偶発的な触
媒毒を除去すること(それらが触媒活性を低下させ得る
よりも前に)が望ましい。トリアルキルアルミニウム種
をチーグラー触媒のために用いること及びメチルアルモ
キサンをメタロセン触媒を採用するプロセスのためのそ
のような目的のために採用することを推奨する。
ベンジャーを入れて含み水又は酸素のような偶発的な触
媒毒を除去すること(それらが触媒活性を低下させ得る
よりも前に)が望ましい。トリアルキルアルミニウム種
をチーグラー触媒のために用いること及びメチルアルモ
キサンをメタロセン触媒を採用するプロセスのためのそ
のような目的のために採用することを推奨する。
【0016】従来の流動化プロセスは、例えば米国特許
3,922,322;4,035560;4,994,
534及び5,317,036において開示される。
3,922,322;4,035560;4,994,
534及び5,317,036において開示される。
【0017】凝縮モード重合は、誘導式凝縮モード(ind
uced condensed mode)を含み、例えば米国特許4,54
3,399;4,588,790;4,994,53
4;5,317,036;5,352,749;及び
5,462,999に示されている。α−オレフィンホ
モポリマー及びコポリマーを生成する重合については、
凝縮モード(condensing mode)操作が好ましい。
uced condensed mode)を含み、例えば米国特許4,54
3,399;4,588,790;4,994,53
4;5,317,036;5,352,749;及び
5,462,999に示されている。α−オレフィンホ
モポリマー及びコポリマーを生成する重合については、
凝縮モード(condensing mode)操作が好ましい。
【0018】液体モード又は液体モノマー気相重合は、
米国特許5,453,471;米国特許出願番号第51
0,375号;並びにWO96/04322(PCT/
US95/09826)及びWO96/04323(P
CT/US95/09827)に記載されている。1以
上のジエンを採用する場合、液体モードを採用すること
が好ましい。
米国特許5,453,471;米国特許出願番号第51
0,375号;並びにWO96/04322(PCT/
US95/09826)及びWO96/04323(P
CT/US95/09827)に記載されている。1以
上のジエンを採用する場合、液体モードを採用すること
が好ましい。
【0019】エチレン−プロピレンコポリマー(例え
ば、EPMs)、エチレン−プロピレン−ジエンターポ
リマー(例えば、EPDMs)及びジオレフィン(例え
ばブタジエン)のような重合並びにビニル芳香族重合に
ついては、不活性粒状物質、いわゆる流動化助剤を採用
することが好ましい。不活性粒状物質は、例えば米国特
許4,994,534に記載されており、カーボンブラ
ック、シリカ、クレー、タルク及びそれらの混合物を含
む。もちろん、カーボンブラック、シリカ及びそれらの
混合物が好ましい。流動化助剤として採用される場合、
これらの不活性粒状物質を、生成されたポリマーの重量
に基づき約0.3〜約80重量%、好ましくは約5〜5
0%の間の範囲の量で使用する。不活性粒状物質はま
た、WO98/34960に記載されている改質カーボ
ンブラック及び(又は)EP0727,447に記載さ
れている活性炭を含むことができる。不活性粒状物質を
重合における流動化助剤として使用することは、米国特
許5,304,588に記載されているようなコア−シ
ェル(core-shell)コンフィギュレーションを有するポリ
マーを生成することができる。粘着ポリマーの場合にお
いて、これらの樹脂粒子を、その粘着ポリマーの軟化点
以上で流動床重合プロセスにより生成する。
ば、EPMs)、エチレン−プロピレン−ジエンターポ
リマー(例えば、EPDMs)及びジオレフィン(例え
ばブタジエン)のような重合並びにビニル芳香族重合に
ついては、不活性粒状物質、いわゆる流動化助剤を採用
することが好ましい。不活性粒状物質は、例えば米国特
許4,994,534に記載されており、カーボンブラ
ック、シリカ、クレー、タルク及びそれらの混合物を含
む。もちろん、カーボンブラック、シリカ及びそれらの
混合物が好ましい。流動化助剤として採用される場合、
これらの不活性粒状物質を、生成されたポリマーの重量
に基づき約0.3〜約80重量%、好ましくは約5〜5
0%の間の範囲の量で使用する。不活性粒状物質はま
た、WO98/34960に記載されている改質カーボ
ンブラック及び(又は)EP0727,447に記載さ
れている活性炭を含むことができる。不活性粒状物質を
重合における流動化助剤として使用することは、米国特
許5,304,588に記載されているようなコア−シ
ェル(core-shell)コンフィギュレーションを有するポリ
マーを生成することができる。粘着ポリマーの場合にお
いて、これらの樹脂粒子を、その粘着ポリマーの軟化点
以上で流動床重合プロセスにより生成する。
【0020】重合を、単一の反応器又は複合反応器で実
行することができ、2以上で直列のものを採用すること
ができるのが典型的である。気相反応器を採用する場合
には、気体流動化を、機械的撹拌子又はパドル(puddle)
の使用により補助する。反応器の必須の部分は、容器、
床、気体分配板(gas distribution plate)、流入及び流
出配管、少なくとも1個のコンプレッサー、少なくとも
1循環の気体冷却器及び生成物排出システムである。容
器において、床上に減速帯域及び床において反応帯域が
存在する。
行することができ、2以上で直列のものを採用すること
ができるのが典型的である。気相反応器を採用する場合
には、気体流動化を、機械的撹拌子又はパドル(puddle)
の使用により補助する。反応器の必須の部分は、容器、
床、気体分配板(gas distribution plate)、流入及び流
出配管、少なくとも1個のコンプレッサー、少なくとも
1循環の気体冷却器及び生成物排出システムである。容
器において、床上に減速帯域及び床において反応帯域が
存在する。
【0021】重合の上記モードの全てを、生成されるポ
リマーと同一又は異なるポリマーの「シードベッド(see
d bed)」を含む気体流動床において実行する。その床
は、反応器において生成されることになっているのと同
じ顆粒状樹脂からなることが好ましい。
リマーと同一又は異なるポリマーの「シードベッド(see
d bed)」を含む気体流動床において実行する。その床
は、反応器において生成されることになっているのと同
じ顆粒状樹脂からなることが好ましい。
【0022】床を、重合するモノマー、初期供給、メー
クアップ供給、循環(再循環)ガス、不活性キャリアー
ガス(例えば、窒素、アルゴン、又はエタン、プロパ
ン、ブタン、ペンタン、イソペンタン等のような不活性
炭化水素)及び所望の場合には改質剤(例えば水素)を
含む流動用気体を用いて流動化させる。かくして、重合
の過程の間に、床は、形成されたポリマー粒子、生長ポ
リマー粒子、触媒粒子及び随意のフロー助剤(flow aid
s)(流動化助剤)を、粒子を分離して流体として挙動さ
せるのに十分な流量又は流速で導入される重合用及び改
質用気体成分により流動化させてなる。
クアップ供給、循環(再循環)ガス、不活性キャリアー
ガス(例えば、窒素、アルゴン、又はエタン、プロパ
ン、ブタン、ペンタン、イソペンタン等のような不活性
炭化水素)及び所望の場合には改質剤(例えば水素)を
含む流動用気体を用いて流動化させる。かくして、重合
の過程の間に、床は、形成されたポリマー粒子、生長ポ
リマー粒子、触媒粒子及び随意のフロー助剤(flow aid
s)(流動化助剤)を、粒子を分離して流体として挙動さ
せるのに十分な流量又は流速で導入される重合用及び改
質用気体成分により流動化させてなる。
【0023】気相反応器において重合条件は、温度が雰
囲気以下から雰囲気以上の間の範囲をとることができる
が、約0〜120℃であるのが典型的であり、約40〜
100℃であるのが好ましく、約40〜80℃であるの
が最も好ましいのが普通である。分圧は、採用される粒
状モノマー及び重合温度により変えることになり、その
分圧は約1〜300psi(6.89〜2,067kP
a)をとることができ、1〜100psi(6.89〜
689kPa)であるのが好ましい。ブタジエン、イソ
プレン、スチレンのようなモノマーの凝縮温度は、周知
である。ジエンが唯一のモノマー又はジエンが重合され
るモノマーの大部分のパーセンテージを構成する気体流
動重合においては、モノマー又はモノマーの内の少なく
とも1つの露点温度を若干上回る温度から若干下回る温
度(即ち、例えば±10℃であること)で操作するのが
好ましい。
囲気以下から雰囲気以上の間の範囲をとることができる
が、約0〜120℃であるのが典型的であり、約40〜
100℃であるのが好ましく、約40〜80℃であるの
が最も好ましいのが普通である。分圧は、採用される粒
状モノマー及び重合温度により変えることになり、その
分圧は約1〜300psi(6.89〜2,067kP
a)をとることができ、1〜100psi(6.89〜
689kPa)であるのが好ましい。ブタジエン、イソ
プレン、スチレンのようなモノマーの凝縮温度は、周知
である。ジエンが唯一のモノマー又はジエンが重合され
るモノマーの大部分のパーセンテージを構成する気体流
動重合においては、モノマー又はモノマーの内の少なく
とも1つの露点温度を若干上回る温度から若干下回る温
度(即ち、例えば±10℃であること)で操作するのが
好ましい。
【0024】単一部位触媒 本発明で採用することがで
きる単一部位触媒は、メタロセン即ち元素周期表のIII
B族からVIII族又はランタン系列の金属原子と会合す
る1以上のπ結合部分(シクロアルカジエニル基)の有
機金属配位錯体であってもよい。橋かけ又は非橋かけモ
ノ−、ジ−、トリ−シクロアルカジエニル/金属化合物
は、最も普通のメタロセンであり、一般には、次式のよ
うである。
きる単一部位触媒は、メタロセン即ち元素周期表のIII
B族からVIII族又はランタン系列の金属原子と会合す
る1以上のπ結合部分(シクロアルカジエニル基)の有
機金属配位錯体であってもよい。橋かけ又は非橋かけモ
ノ−、ジ−、トリ−シクロアルカジエニル/金属化合物
は、最も普通のメタロセンであり、一般には、次式のよ
うである。
【化1】 ここで、Mは、周期表のIIIB族からVIII族からの金属
又は希土類金属;L及びL’は、同一又は異なるもので
あってMに配位するπ結合配位子であって、好ましくは
随意に1〜20個の炭素原子を含む1以上の炭化水素基
で置換されたシクロペンタジエニル、インデニル又はフ
ルオレニル基のようなシクロアルカジエニル基;R
1は、C1〜C4置換若しくは未置換アルキレンラジカ
ル、ジアルキル若しくはジアリールゲルマニウム又はシ
リコン基、並びにアルキル又はアリールホスフイン又は
アミンラジカルであってLとL’とを橋かけするもの;
各々のXは、独立に水素、1〜20個の炭素原子を有す
るアリール、アルキル、アルケニル、アルキルアリール
若しくはアリールアルキルラジカル、又は1〜20個の
炭素原子を有するヒドロカルボキシラジカル;yは、
0,1又は2;xは、1,2,3又は4であり、これは
Mの原子価状態に依存する;zは、0又は1かつyが0
の場合は0である;並びにx−y≧1である。
又は希土類金属;L及びL’は、同一又は異なるもので
あってMに配位するπ結合配位子であって、好ましくは
随意に1〜20個の炭素原子を含む1以上の炭化水素基
で置換されたシクロペンタジエニル、インデニル又はフ
ルオレニル基のようなシクロアルカジエニル基;R
1は、C1〜C4置換若しくは未置換アルキレンラジカ
ル、ジアルキル若しくはジアリールゲルマニウム又はシ
リコン基、並びにアルキル又はアリールホスフイン又は
アミンラジカルであってLとL’とを橋かけするもの;
各々のXは、独立に水素、1〜20個の炭素原子を有す
るアリール、アルキル、アルケニル、アルキルアリール
若しくはアリールアルキルラジカル、又は1〜20個の
炭素原子を有するヒドロカルボキシラジカル;yは、
0,1又は2;xは、1,2,3又は4であり、これは
Mの原子価状態に依存する;zは、0又は1かつyが0
の場合は0である;並びにx−y≧1である。
【0025】式Iにより示されるメタロセンの実例とな
るが非限定的な例は、ビス(シクロペンタジエニル)チ
タンジメチル、ビス(シクロペンタジエニル)チタンジ
フェニル、ビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウム
ジメチル、ビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウム
ジフェニル、ビス(シクロペンタジエニル)ハフニウム
メチル及びジフェニル、ビス(シクロペンタジエニル)
チタンジ−ネオペンチル、ビス(シクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジ−ネオペンチル、ビス(シクロペン
タジエニル)チタンジベンジル、ビス(シクロペンタジ
エニル)ジルコニウムジベンジル、ビス(シクロペンタ
ジエニル)バナジウムジメチルのようなジアルキルメタ
ロセンであり;ビス(シクロペンタジエニル)チタンメ
チルクロライド、ビス(シクロペンタジエニル)チタン
エチルクロライド、ビス(シクロペンタジエニル)チタ
ンフェニルクロライド、ビス(シクロペンタジエニル)
ジルコニウムメチルクロライド、ビス(シクロペンタジ
エニル)ジルコニウムエチルクロライド、ビス(シクロ
ペンタジエニル)ジルコニウムフェニルクロライド、ビ
ス(シクロペンタジエニル)チタンメチルブロブロマイ
ドのようなモノアルキルメタロセン;シクロペンタジエ
ニルチタントリメチル、シクロペンタジエニルジルコニ
ウムトリフェニル及びシクロペンタジエニルジルコニウ
ムトリネオペンチル、シクロペンタジエニルジルコニウ
ムトリメチル、シクロペンタジエニルハフニウムトリフ
ェニル、シクロペンタジエニルハフニウムトリネオペン
チル及びシクロペンタジエニルハフニウムトリメチルの
ようなトリアルキルメタロセン;ペンタメチルシクロペ
ンタジエニルチタントリクロライド、ペンタエチルシク
ロペンタジエニルチタントリクロライド、ビス(ペンタ
メチルシクロペンタジエニル)チタンジフェニルのよう
なモノシクロペンタジエニルチタノセン;式ビス(シク
ロペンタジエニル)チタン=CH2により示されるカル
ベン及びこの試薬の誘導体;ビス(インデニル)チタン
ジフェニル又はジクロライド、ビス(メチルシクロペン
タジエニル)チタンジフェニル又はジハライドのような
置換ビス(シクロペンタジエニル)チタン(IV)化合
物;ビス(1,2−ジメチルシクロペンタジエニル)チ
タンジフェニル又はジクロライド、ビス(1,2−ジエ
チルシクロペンタジエニル)チタンジフェニル又はジク
ロライドのようなジアルキル、トリアルキル、テトラア
ルキル及びペンタアルキルシクロペンタジエニルチタン
化合物;ジメチルシリルジシクロペンタジエニルチタン
ジフェニル又はジクロライド、メチルホスフィンシクロ
ペンタジエニルチタンジフェニル又はジクロライド、メ
チレンジシクロペンタジエニルチタンジフェニル又はジ
クロライド及び他のジハライド錯体等のようなシリコ
ン、ホスフィン、アミン又は炭素で橋かけされたシクロ
ペンタジエン錯体;並びにイソプロピル(シクロペンタ
ジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライ
ド、イソプロピル(シクロペンタジエニル)(オクタヒ
ドロフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェ
ニルメチレン(シクロペンタジエニル)(フルオレニ
ル)ジルコニウムジクロライド、ジイソプロピルメチレ
ン(シクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニ
ウムジクロライド、ジイソプロピルメチレン(シクロペ
ンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロラ
イド、ジt−ブチルメチレン(シクロペンタジエニル)
(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、シクロヘ
キシリデン(シクロペンタジエニル)(フルオレニル)
ジルコニウムジクロライド、ジイソプロピルメチレン
(2,5−ジメチルシクロペンタジエニル)(フルオレ
ニル)−ジルコニウムジクロライド、イソプロピル(シ
クロペンタジエニル)(フルオレニル)−ハフニウムジ
クロライド、ジフェニルメチレン(シクロペンタジエニ
ル)−(フルオレニル)ハフニウムジクロライド、ジイ
ソプロピルメチレン−(シクロペンタジエニル)(フル
オレニル)ハフニウムジクロライド、ジイソブチルメチ
レン(シクロペンタジエニル)(フルオレニル)ハフニ
ウムジクロライド、ジt−ブチルメチレン(シクロペン
タジエニル)−(フルオレニル)ハフニウムジクロライ
ド、シクロヘキシリデン(シクロペンタジエニル)(フ
ルオレニル)ハフニウムジクロライド、ジイソプロピル
メチレン(2,5−ジメチルシクロペンタジエニル)
(フルオレニル)−ハフニウムジクロライド、イソプロ
ピル(シクロペンタジエニル)(フルオレニル)チタン
ジクロライド、ジフェニルメチレン(シクロペンタジエ
ニル)(フルオレニル)チタンジクロライド、ジイソプ
ロピルメチレン(シクロペンタジエニル)−(フルオレ
ニル)チタンジクロライド、ジイソブチルメチレン−
(シクロペンタジエニル)(フルオレニル)チタンジク
ロライド、ジt−ブチルメチレン(シクロペンタジエニ
ル)(フルオレニル)チタンジクロライド、シクロヘキ
シリデン(シクロペンタジエニル)(フルオレニル)チ
タンジクロライド、ジイソプロピルメチレン(2,5−
ジメチルシクロペンタジエニル)−(フルオレニル)チ
タンジクロライド、ラセミ体のエチレンビス(1−イン
デニル)ジルコニウム(IV)ジクロライド、ラセミ体
のエチレンビス(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−
インデニル)ジルコニウム(IV)ジクロライド、ラセ
ミ体のジメチルシリルビス(1−インデニル)ジルコニ
ウム(IV)ジクロライド、ラセミ体のジメチルシリル
ビス(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−インデニ
ル)ジルコニウム(IV)ジクロライド、ラセミ体の
1,1,2,2−テトラメチルシラニレンビス(1−イ
ンデニル)ジルコニウム(IV)ジクロライド、ラセミ
体の1,1,2,2−テトラメチルシラニレンビス
(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−インデニル)ジ
ルコニウム(IV)ジクロライド、エチリデン(1−イ
ンデニルテトラメチルシクロペンタジエニル)ジルコニ
ウム(IV)ジクロライド、ラセミ体のジメチルシリル
ビス(2−メチル−4−t−ブチル−1−シクロペンタ
ジエニル)ジルコニウム(IV)ジクロライド、ラセミ
体のエチレンビス(1−インデニル)ハフニウム(I
V)ジクロライド、ラセミ体のエチレンビス(4,5,
6,7−テトラヒドロ−1−インデニル)ハフニウム
(IV)ジクロライド、ラセミ体のジメチルシリルビス
(1−インデニル)ハフニウム(IV)ジクロライド、
ラセミ体のジメチルシリルビス(4,5,6,7−テト
ラヒドロ−1−インデニル)ハフニウム(IV)ジクロ
ライド、ラセミ体の1,1,2,2−テトラメチルシラ
ニレンビス(1−インデニル)ハフニウム(IV)ジク
ロライド、ラセミ体の1,1,2,2−テトラメチルシ
ラニレンビス(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−イ
ンデニル)ハフニウム(IV)ジクロライド、エチリデ
ン(1−インデニル−2,3,4,5−テトラメチル−
1−シクロペンタジエニル)ハフニウム(IV)ジクロ
ライド、ラセミ体のエチレンビス(1−インデニル)チ
タン(IV)ジクロライド、ラセミ体のエチレンビス−
(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−インデニル)チ
タン(IV)ジクロライド、ラセミ体のジメチルシリル
ビス(1−インデニル)チタン(IV)ジクロライド、
ラセミ体のジメチルシリルビス(4,5,6,7−テト
ラヒドロ−1−インデニル)チタン(IV)ジクロライ
ド、ラセミ体の1,1,2,2−テトラメチルシラニレ
ンビス(1−インデニル)チタン(IV)ジクロライ
ド、ラセミ体の1,1,2,2−テトラメチルシラニレ
ンビス(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−インデニ
ル)チタン(IV)ジクロライド及びエチリデン(1−
インデニル−2,3,4,5−テトラメチル−1−シク
ロペンタジエニル)チタン(IV)ジクロライドであ
る。
るが非限定的な例は、ビス(シクロペンタジエニル)チ
タンジメチル、ビス(シクロペンタジエニル)チタンジ
フェニル、ビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウム
ジメチル、ビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウム
ジフェニル、ビス(シクロペンタジエニル)ハフニウム
メチル及びジフェニル、ビス(シクロペンタジエニル)
チタンジ−ネオペンチル、ビス(シクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジ−ネオペンチル、ビス(シクロペン
タジエニル)チタンジベンジル、ビス(シクロペンタジ
エニル)ジルコニウムジベンジル、ビス(シクロペンタ
ジエニル)バナジウムジメチルのようなジアルキルメタ
ロセンであり;ビス(シクロペンタジエニル)チタンメ
チルクロライド、ビス(シクロペンタジエニル)チタン
エチルクロライド、ビス(シクロペンタジエニル)チタ
ンフェニルクロライド、ビス(シクロペンタジエニル)
ジルコニウムメチルクロライド、ビス(シクロペンタジ
エニル)ジルコニウムエチルクロライド、ビス(シクロ
ペンタジエニル)ジルコニウムフェニルクロライド、ビ
ス(シクロペンタジエニル)チタンメチルブロブロマイ
ドのようなモノアルキルメタロセン;シクロペンタジエ
ニルチタントリメチル、シクロペンタジエニルジルコニ
ウムトリフェニル及びシクロペンタジエニルジルコニウ
ムトリネオペンチル、シクロペンタジエニルジルコニウ
ムトリメチル、シクロペンタジエニルハフニウムトリフ
ェニル、シクロペンタジエニルハフニウムトリネオペン
チル及びシクロペンタジエニルハフニウムトリメチルの
ようなトリアルキルメタロセン;ペンタメチルシクロペ
ンタジエニルチタントリクロライド、ペンタエチルシク
ロペンタジエニルチタントリクロライド、ビス(ペンタ
メチルシクロペンタジエニル)チタンジフェニルのよう
なモノシクロペンタジエニルチタノセン;式ビス(シク
ロペンタジエニル)チタン=CH2により示されるカル
ベン及びこの試薬の誘導体;ビス(インデニル)チタン
ジフェニル又はジクロライド、ビス(メチルシクロペン
タジエニル)チタンジフェニル又はジハライドのような
置換ビス(シクロペンタジエニル)チタン(IV)化合
物;ビス(1,2−ジメチルシクロペンタジエニル)チ
タンジフェニル又はジクロライド、ビス(1,2−ジエ
チルシクロペンタジエニル)チタンジフェニル又はジク
ロライドのようなジアルキル、トリアルキル、テトラア
ルキル及びペンタアルキルシクロペンタジエニルチタン
化合物;ジメチルシリルジシクロペンタジエニルチタン
ジフェニル又はジクロライド、メチルホスフィンシクロ
ペンタジエニルチタンジフェニル又はジクロライド、メ
チレンジシクロペンタジエニルチタンジフェニル又はジ
クロライド及び他のジハライド錯体等のようなシリコ
ン、ホスフィン、アミン又は炭素で橋かけされたシクロ
ペンタジエン錯体;並びにイソプロピル(シクロペンタ
ジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライ
ド、イソプロピル(シクロペンタジエニル)(オクタヒ
ドロフルオレニル)ジルコニウムジクロライド、ジフェ
ニルメチレン(シクロペンタジエニル)(フルオレニ
ル)ジルコニウムジクロライド、ジイソプロピルメチレ
ン(シクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニ
ウムジクロライド、ジイソプロピルメチレン(シクロペ
ンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロラ
イド、ジt−ブチルメチレン(シクロペンタジエニル)
(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド、シクロヘ
キシリデン(シクロペンタジエニル)(フルオレニル)
ジルコニウムジクロライド、ジイソプロピルメチレン
(2,5−ジメチルシクロペンタジエニル)(フルオレ
ニル)−ジルコニウムジクロライド、イソプロピル(シ
クロペンタジエニル)(フルオレニル)−ハフニウムジ
クロライド、ジフェニルメチレン(シクロペンタジエニ
ル)−(フルオレニル)ハフニウムジクロライド、ジイ
ソプロピルメチレン−(シクロペンタジエニル)(フル
オレニル)ハフニウムジクロライド、ジイソブチルメチ
レン(シクロペンタジエニル)(フルオレニル)ハフニ
ウムジクロライド、ジt−ブチルメチレン(シクロペン
タジエニル)−(フルオレニル)ハフニウムジクロライ
ド、シクロヘキシリデン(シクロペンタジエニル)(フ
ルオレニル)ハフニウムジクロライド、ジイソプロピル
メチレン(2,5−ジメチルシクロペンタジエニル)
(フルオレニル)−ハフニウムジクロライド、イソプロ
ピル(シクロペンタジエニル)(フルオレニル)チタン
ジクロライド、ジフェニルメチレン(シクロペンタジエ
ニル)(フルオレニル)チタンジクロライド、ジイソプ
ロピルメチレン(シクロペンタジエニル)−(フルオレ
ニル)チタンジクロライド、ジイソブチルメチレン−
(シクロペンタジエニル)(フルオレニル)チタンジク
ロライド、ジt−ブチルメチレン(シクロペンタジエニ
ル)(フルオレニル)チタンジクロライド、シクロヘキ
シリデン(シクロペンタジエニル)(フルオレニル)チ
タンジクロライド、ジイソプロピルメチレン(2,5−
ジメチルシクロペンタジエニル)−(フルオレニル)チ
タンジクロライド、ラセミ体のエチレンビス(1−イン
デニル)ジルコニウム(IV)ジクロライド、ラセミ体
のエチレンビス(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−
インデニル)ジルコニウム(IV)ジクロライド、ラセ
ミ体のジメチルシリルビス(1−インデニル)ジルコニ
ウム(IV)ジクロライド、ラセミ体のジメチルシリル
ビス(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−インデニ
ル)ジルコニウム(IV)ジクロライド、ラセミ体の
1,1,2,2−テトラメチルシラニレンビス(1−イ
ンデニル)ジルコニウム(IV)ジクロライド、ラセミ
体の1,1,2,2−テトラメチルシラニレンビス
(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−インデニル)ジ
ルコニウム(IV)ジクロライド、エチリデン(1−イ
ンデニルテトラメチルシクロペンタジエニル)ジルコニ
ウム(IV)ジクロライド、ラセミ体のジメチルシリル
ビス(2−メチル−4−t−ブチル−1−シクロペンタ
ジエニル)ジルコニウム(IV)ジクロライド、ラセミ
体のエチレンビス(1−インデニル)ハフニウム(I
V)ジクロライド、ラセミ体のエチレンビス(4,5,
6,7−テトラヒドロ−1−インデニル)ハフニウム
(IV)ジクロライド、ラセミ体のジメチルシリルビス
(1−インデニル)ハフニウム(IV)ジクロライド、
ラセミ体のジメチルシリルビス(4,5,6,7−テト
ラヒドロ−1−インデニル)ハフニウム(IV)ジクロ
ライド、ラセミ体の1,1,2,2−テトラメチルシラ
ニレンビス(1−インデニル)ハフニウム(IV)ジク
ロライド、ラセミ体の1,1,2,2−テトラメチルシ
ラニレンビス(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−イ
ンデニル)ハフニウム(IV)ジクロライド、エチリデ
ン(1−インデニル−2,3,4,5−テトラメチル−
1−シクロペンタジエニル)ハフニウム(IV)ジクロ
ライド、ラセミ体のエチレンビス(1−インデニル)チ
タン(IV)ジクロライド、ラセミ体のエチレンビス−
(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−インデニル)チ
タン(IV)ジクロライド、ラセミ体のジメチルシリル
ビス(1−インデニル)チタン(IV)ジクロライド、
ラセミ体のジメチルシリルビス(4,5,6,7−テト
ラヒドロ−1−インデニル)チタン(IV)ジクロライ
ド、ラセミ体の1,1,2,2−テトラメチルシラニレ
ンビス(1−インデニル)チタン(IV)ジクロライ
ド、ラセミ体の1,1,2,2−テトラメチルシラニレ
ンビス(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−インデニ
ル)チタン(IV)ジクロライド及びエチリデン(1−
インデニル−2,3,4,5−テトラメチル−1−シク
ロペンタジエニル)チタン(IV)ジクロライドであ
る。
【0026】本発明に使用するための別のタイプの単一
部位触媒は、例えば米国特許5,527,752に記載
されているような遷移元素、置換又は未置換π結合配位
子及び1以上のヘテロアリル部分の錯体である。そのよ
うな錯体は、次式の内の1つを有するのが好ましい:
部位触媒は、例えば米国特許5,527,752に記載
されているような遷移元素、置換又は未置換π結合配位
子及び1以上のヘテロアリル部分の錯体である。そのよ
うな錯体は、次式の内の1つを有するのが好ましい:
【化2】 ここで、Mは、遷移金属であり、Zr又はHfが好まし
い;Lは、Mに配位する置換又は未置換のπ結合配位子
であり、シクロアルカジエニル配位子が好ましい;各々
のQを、−O−、−NR−、−CR2−及び−S−から
なる群から独立に選択し、酸素が好ましい;Yは、C又
はSのいずれかであり、炭素が好ましい;Zを、−OR
−、−NR2−、−CR3−、−SR、−SiR3、−P
R2、−H及び置換若しくは未置換のアリール基からな
る群から選択し、但し、QがNRである場合にZを−O
R−、−NR2−、−SR、−SiR3、−PR2及び−
Hからなる群から選択し、好ましくはZを−OR−、−
CR3、及び−NR2からなる群から選択する;nは、1
又は2である;Aは、nが2の場合は1価の陰イオン基
であり、又はnが1の場合は2価の陰イオン基であり、
Aがカーバメート、カルボキシレート又はQ、Y、Zに
より記述される他のヘテロアリル部分であることが好ま
しい;並びに各々のRは、独立に炭素、珪素、窒素、酸
素及び(又は)燐を含む基であって、1以上のR基がL
置換基に結合してもよく、Rが1〜20個の炭素原子を
含む炭化水素基であることが好ましく、アルキル、シク
ロアルキル又はアリール基であることが最も好ましく、
1以上がL置換基に結合することができる;
い;Lは、Mに配位する置換又は未置換のπ結合配位子
であり、シクロアルカジエニル配位子が好ましい;各々
のQを、−O−、−NR−、−CR2−及び−S−から
なる群から独立に選択し、酸素が好ましい;Yは、C又
はSのいずれかであり、炭素が好ましい;Zを、−OR
−、−NR2−、−CR3−、−SR、−SiR3、−P
R2、−H及び置換若しくは未置換のアリール基からな
る群から選択し、但し、QがNRである場合にZを−O
R−、−NR2−、−SR、−SiR3、−PR2及び−
Hからなる群から選択し、好ましくはZを−OR−、−
CR3、及び−NR2からなる群から選択する;nは、1
又は2である;Aは、nが2の場合は1価の陰イオン基
であり、又はnが1の場合は2価の陰イオン基であり、
Aがカーバメート、カルボキシレート又はQ、Y、Zに
より記述される他のヘテロアリル部分であることが好ま
しい;並びに各々のRは、独立に炭素、珪素、窒素、酸
素及び(又は)燐を含む基であって、1以上のR基がL
置換基に結合してもよく、Rが1〜20個の炭素原子を
含む炭化水素基であることが好ましく、アルキル、シク
ロアルキル又はアリール基であることが最も好ましく、
1以上がL置換基に結合することができる;
【化3】 ここで、Mは、遷移金属であり、Zr又はHfが好まし
い;Lは、Mに配位する置換又は未置換のπ結合配位子
であり、シクロアルカジエニル配位子が好ましい;各々
のQを、−O−、−NR−、−CR2−及び−S−から
なる群から独立に選択し、酸素が好ましい;Yは、C又
はSのいずれかであり、炭素が好ましい;Zを、−OR
−、−NR2−、−CR3−、−SR、−SiR3、−P
R2、−H及び置換若しくは未置換のアリール基からな
る群から選択し、但し、QがNRである場合にZを−O
R−、−NR2−、−SR、−SiR3、−PR2、−H
及び置換若しくは未置換のアリール基からなる群から選
択し、好ましくはZを−OR−、−CR3、及び−NR2
からなる群から選択する;nは、1又は2である;A
は、nが2の場合は1価の陰イオン基であり、又はnが
1の場合は2価の陰イオン基であり、Aがカーバメー
ト、カルボキシレート又はQ、Y、Zにより記述される
他のヘテロアリル部分であることが好ましい;及び各々
のRは、独立に炭素、珪素、窒素、酸素及び(又は)燐
を含む基であって、1以上のR基がL置換基に結合して
もよく、Rが1〜20個の炭素原子を含む炭化水素基で
あることが好ましく、アルキル、シクロアルキル又はア
リール基であることが最も好ましく、1以上がL置換基
に結合することができる;Tは、1〜10個の炭素原子
を含み、随意にヘテロ原子、ゲルマニウム、シリコン及
びアルキルホスフィンと置換されるアルキレン及びアリ
ーレン基からなる群から選択される橋状基である;並び
にmは、2〜7であり、好ましくは2〜6、最も好まし
くは2又は3である。式II及びIIIにおいて、Q、
Y及びZにより形成される支持性置換基(supportive su
bstituent)が、高い極性のために電子的効果を及ぼす1
価の電荷を有する多座配位子であって、シクロペンタジ
エニル基に類似するものである。本発明の最も好ましい
具体例において、二置換型カーバメート、
い;Lは、Mに配位する置換又は未置換のπ結合配位子
であり、シクロアルカジエニル配位子が好ましい;各々
のQを、−O−、−NR−、−CR2−及び−S−から
なる群から独立に選択し、酸素が好ましい;Yは、C又
はSのいずれかであり、炭素が好ましい;Zを、−OR
−、−NR2−、−CR3−、−SR、−SiR3、−P
R2、−H及び置換若しくは未置換のアリール基からな
る群から選択し、但し、QがNRである場合にZを−O
R−、−NR2−、−SR、−SiR3、−PR2、−H
及び置換若しくは未置換のアリール基からなる群から選
択し、好ましくはZを−OR−、−CR3、及び−NR2
からなる群から選択する;nは、1又は2である;A
は、nが2の場合は1価の陰イオン基であり、又はnが
1の場合は2価の陰イオン基であり、Aがカーバメー
ト、カルボキシレート又はQ、Y、Zにより記述される
他のヘテロアリル部分であることが好ましい;及び各々
のRは、独立に炭素、珪素、窒素、酸素及び(又は)燐
を含む基であって、1以上のR基がL置換基に結合して
もよく、Rが1〜20個の炭素原子を含む炭化水素基で
あることが好ましく、アルキル、シクロアルキル又はア
リール基であることが最も好ましく、1以上がL置換基
に結合することができる;Tは、1〜10個の炭素原子
を含み、随意にヘテロ原子、ゲルマニウム、シリコン及
びアルキルホスフィンと置換されるアルキレン及びアリ
ーレン基からなる群から選択される橋状基である;並び
にmは、2〜7であり、好ましくは2〜6、最も好まし
くは2又は3である。式II及びIIIにおいて、Q、
Y及びZにより形成される支持性置換基(supportive su
bstituent)が、高い極性のために電子的効果を及ぼす1
価の電荷を有する多座配位子であって、シクロペンタジ
エニル基に類似するものである。本発明の最も好ましい
具体例において、二置換型カーバメート、
【化4】 及びカルボキシレート
【化5】 を採用する。
【0027】式II及びIIIによる錯体の例は、イン
デニルジルコニウムトリス(ジエチルカーバメート)、
インデニルジルコニウムトリス(トリメチルアセテー
ト)、インデニルジルコニウムトリス(p-トルエン)、
インデニルジルコニウムトリス(ベンゾエート)、(1
−メチルインデニル)ジルコニウムトリス(トリメチル
アセテート)(2−メチルインデニル)ジルコニウムト
リス(ジエチルカーバメート)、(メチルシクロペンタ
ジエニル)ジルコニウムトリス(トリメチルアセテー
ト)、シクロペンタジエニルトリス(トリメチルアセテ
ート)、テトラヒドロインデニルジルコニウムトリス
(トリメチルアセテート)及び(ペンタジエニルシクロ
ペンタジエニル)ジルコニウムトリス(ベンゾエート)
である。好ましい例は、インデニルジルコニウムトリス
(ジエチルカーバメート)、インデニルジルコニウムト
リス(トリメチルアセテート)及び(メチルシクロペン
タジエニル)ジルコニウムトリス(トリメチルアセテー
ト)である。
デニルジルコニウムトリス(ジエチルカーバメート)、
インデニルジルコニウムトリス(トリメチルアセテー
ト)、インデニルジルコニウムトリス(p-トルエン)、
インデニルジルコニウムトリス(ベンゾエート)、(1
−メチルインデニル)ジルコニウムトリス(トリメチル
アセテート)(2−メチルインデニル)ジルコニウムト
リス(ジエチルカーバメート)、(メチルシクロペンタ
ジエニル)ジルコニウムトリス(トリメチルアセテー
ト)、シクロペンタジエニルトリス(トリメチルアセテ
ート)、テトラヒドロインデニルジルコニウムトリス
(トリメチルアセテート)及び(ペンタジエニルシクロ
ペンタジエニル)ジルコニウムトリス(ベンゾエート)
である。好ましい例は、インデニルジルコニウムトリス
(ジエチルカーバメート)、インデニルジルコニウムト
リス(トリメチルアセテート)及び(メチルシクロペン
タジエニル)ジルコニウムトリス(トリメチルアセテー
ト)である。
【0028】好ましい触媒前駆物質(インデニルジルコ
ニウムトリス(ジエチルカーバメート))を生成する1
つの方法は、最初にシクロアルカジエニル配位子源を式
M(NR2)4(ここで、M及びRは、上記で定義された
ものである)である金属化合物と反応させてシクロアル
カジエニル配位子を金属化合物に導入する。次いで、そ
の結果生じた生成物を、不活性溶媒(例えばトルエン)
に溶解させて、ヘテロクムレンCO2を溶解させた生成
物と接触させて1以上のM−NR2結合中に挿入してカ
ーバメートを形成する。
ニウムトリス(ジエチルカーバメート))を生成する1
つの方法は、最初にシクロアルカジエニル配位子源を式
M(NR2)4(ここで、M及びRは、上記で定義された
ものである)である金属化合物と反応させてシクロアル
カジエニル配位子を金属化合物に導入する。次いで、そ
の結果生じた生成物を、不活性溶媒(例えばトルエン)
に溶解させて、ヘテロクムレンCO2を溶解させた生成
物と接触させて1以上のM−NR2結合中に挿入してカ
ーバメートを形成する。
【0029】本発明により用いることができる単一部位
触媒の別のタイプは、次式の拘束された幾何学形状の触
媒(constrained geometry catalyst)である;
触媒の別のタイプは、次式の拘束された幾何学形状の触
媒(constrained geometry catalyst)である;
【化6】 ここで、Mは、周期表のIIIBからVIII族の金属
である;Cpは、Mにη5モードで結合したシクロペン
タジエニル又は置換シクロペンタジエニル基である;
Z’は、ホウ素又は周期表のIVB族の1つ並びに随意
には硫黄又は酸素を含む部分であって、その部分は20
個までの非水素原子を有し、及び随意にCpとZ’は共
に縮合環システムを形成する;X’は、30個までの非
水素原子を有するアニオン配位子基又は中性ルイス塩基
リガンド基である;aは、0,1,2,3又は4であ
り、Mの原子価に依存する;並びにY’は、Z’及びM
に結合するアニオン又は非アニオン配位子基であって、
20個までの非水素原子を有する窒素、燐、酸素又は硫
黄であり、及び随意にY’とZ’は一緒に縮合環システ
ムを形成する。
である;Cpは、Mにη5モードで結合したシクロペン
タジエニル又は置換シクロペンタジエニル基である;
Z’は、ホウ素又は周期表のIVB族の1つ並びに随意
には硫黄又は酸素を含む部分であって、その部分は20
個までの非水素原子を有し、及び随意にCpとZ’は共
に縮合環システムを形成する;X’は、30個までの非
水素原子を有するアニオン配位子基又は中性ルイス塩基
リガンド基である;aは、0,1,2,3又は4であ
り、Mの原子価に依存する;並びにY’は、Z’及びM
に結合するアニオン又は非アニオン配位子基であって、
20個までの非水素原子を有する窒素、燐、酸素又は硫
黄であり、及び随意にY’とZ’は一緒に縮合環システ
ムを形成する。
【0030】拘束された幾何学形状の触媒(constrained
geometry catalyst)は、斯界における当業者に周知で
あり、例えば米国特許5,026,798及び5,05
5,438及び公開された欧州出願0416815A2
に記載されている。
geometry catalyst)は、斯界における当業者に周知で
あり、例えば米国特許5,026,798及び5,05
5,438及び公開された欧州出願0416815A2
に記載されている。
【0031】式IVにおける置換基Z’、Cp、Y’、
X’及びMの実例(しかしこれに限定されない)は下表
のとおりである。
X’及びMの実例(しかしこれに限定されない)は下表
のとおりである。
【0032】
【表1】
【0033】最も好ましい拘束された幾何学形状の触媒
(constrained geometry catalyst)は、シリルアミド触
媒(ACT):(C5Me4)Me2Si(N−t−B
u)TiCl2、である。ここでMeはメチル、Buは
ブチルである。
(constrained geometry catalyst)は、シリルアミド触
媒(ACT):(C5Me4)Me2Si(N−t−B
u)TiCl2、である。ここでMeはメチル、Buは
ブチルである。
【0034】本発明はまた、別のクラスの単一部位触
媒、PCT出願番号WO96/23010に記載されて
いるようにジ(イミン)金属錯体とともに有用である。
そのようなジ(イミン)金属錯体は、次式からなる群か
ら選択される二座配位子の遷移金属錯体である。
媒、PCT出願番号WO96/23010に記載されて
いるようにジ(イミン)金属錯体とともに有用である。
そのようなジ(イミン)金属錯体は、次式からなる群か
ら選択される二座配位子の遷移金属錯体である。
【化7】
【化8】
【化9】 及び
【化10】 ここで、前記遷移金属は、Ti、Zr、Sc、V,C
r、希土類金属、Fe、Co、Ni及びPdからなる群
から選択される R2及びR5は、イミノ窒素原子に結合する炭素原子がそ
れ(イミノ窒素原子)に結合する少なくとも2個の炭素
原子を有する場合には、各々独立にヒドロカルビル又は
置換ヒドロカルビルである;R3及びR4は、各々独立に
水素、ヒドロカルビル又は置換ヒドロカルビル、又はR
3及びR4は、一緒になって炭素環式環を形成するヒドロ
カルビレン又は置換ヒドロカルビレンである;R44は、
ヒドロカルビル若しくは置換ヒドロカルビルであり、及
びR28は水素、ヒドロカルビル若しくは置換ヒドロカル
ビル、又はR44及びR28は一緒になって環を形成する;
R45は、ヒドロカルビル若しくは置換ヒドロカルビルで
あり、及びR29は、水素、置換ヒドロカルビル若しくは
ヒドロカルビル、又はR45及びR29は、一緒になってに
環を形成する;各R30は、独立に水素、置換ヒドロカル
ビル若しくはヒドロカルビル、又はR 30のうち2つは一
緒になって、環を形成する;各R31は、独立に水素、置
換ヒドロカルビル若しくはヒドロカルビルである;R46
及びR47は、イミノ窒素原子に結合する炭素原子がそれ
(イミノ窒素原子)に結合する少なくとも2個の炭素原
子を有する場合には、各々独立にヒドロカルビル又は置
換ヒドロカルビルである;R48及びR49は、各々独立に
水素、ヒドロカルビル若しくは置換ヒドロカルビルであ
る;R20及びR23は、独立にヒドロカルビル若しくは置
換ヒドロカルビルである;R21及びR22は、独立に水
素、ヒドロカルビル若しくは置換ヒドロカルビルであ
る;並びにnは、2若しくは3である。そして、但し、
前記遷移金属はまた、重合されるオレフィンモノマーに
置換又は添加することができる配位子を遷移金属自身に
結合しており;及び前記遷移金属がPdである場合に、
前記二座配位子は(V)、(VII)又は(VIII)
である。
r、希土類金属、Fe、Co、Ni及びPdからなる群
から選択される R2及びR5は、イミノ窒素原子に結合する炭素原子がそ
れ(イミノ窒素原子)に結合する少なくとも2個の炭素
原子を有する場合には、各々独立にヒドロカルビル又は
置換ヒドロカルビルである;R3及びR4は、各々独立に
水素、ヒドロカルビル又は置換ヒドロカルビル、又はR
3及びR4は、一緒になって炭素環式環を形成するヒドロ
カルビレン又は置換ヒドロカルビレンである;R44は、
ヒドロカルビル若しくは置換ヒドロカルビルであり、及
びR28は水素、ヒドロカルビル若しくは置換ヒドロカル
ビル、又はR44及びR28は一緒になって環を形成する;
R45は、ヒドロカルビル若しくは置換ヒドロカルビルで
あり、及びR29は、水素、置換ヒドロカルビル若しくは
ヒドロカルビル、又はR45及びR29は、一緒になってに
環を形成する;各R30は、独立に水素、置換ヒドロカル
ビル若しくはヒドロカルビル、又はR 30のうち2つは一
緒になって、環を形成する;各R31は、独立に水素、置
換ヒドロカルビル若しくはヒドロカルビルである;R46
及びR47は、イミノ窒素原子に結合する炭素原子がそれ
(イミノ窒素原子)に結合する少なくとも2個の炭素原
子を有する場合には、各々独立にヒドロカルビル又は置
換ヒドロカルビルである;R48及びR49は、各々独立に
水素、ヒドロカルビル若しくは置換ヒドロカルビルであ
る;R20及びR23は、独立にヒドロカルビル若しくは置
換ヒドロカルビルである;R21及びR22は、独立に水
素、ヒドロカルビル若しくは置換ヒドロカルビルであ
る;並びにnは、2若しくは3である。そして、但し、
前記遷移金属はまた、重合されるオレフィンモノマーに
置換又は添加することができる配位子を遷移金属自身に
結合しており;及び前記遷移金属がPdである場合に、
前記二座配位子は(V)、(VII)又は(VIII)
である。
【0035】触媒は、可溶性又は不溶性、担持されたも
の又は担持されないものとすることができ、充填剤、プ
レポリマー又は予成型触媒がある場合かない場合の何れ
かで噴霧乾燥することができる。プレポリマー又は予成
型触媒を調製するための技術は、当業者には公知であ
る。
の又は担持されないものとすることができ、充填剤、プ
レポリマー又は予成型触媒がある場合かない場合の何れ
かで噴霧乾燥することができる。プレポリマー又は予成
型触媒を調製するための技術は、当業者には公知であ
る。
【0036】上記に列挙されている前駆物質と共に採用
される助触媒は、メチルアルミノオキサン(methylalumi
noxane)(MAO)又は改変されたメチルアルミノオキ
サン(MMAO)のようなアルミノオキサン(aluminoxa
ne)である。
される助触媒は、メチルアルミノオキサン(methylalumi
noxane)(MAO)又は改変されたメチルアルミノオキ
サン(MMAO)のようなアルミノオキサン(aluminoxa
ne)である。
【0037】触媒及び(又は)助触媒を、連続的又は断
続的に種々の公知技術により反応器中に注入することが
できる。触媒及び重合に不活性な気体又は液体を使用し
て触媒を床に運ぶことが好ましい。
続的に種々の公知技術により反応器中に注入することが
できる。触媒及び重合に不活性な気体又は液体を使用し
て触媒を床に運ぶことが好ましい。
【0038】ここで引用される全ての参考文献が援用さ
れる。
れる。
【0039】本発明は、以下に続く例により示される。
例を含む明細書中の全てのパーセンテージは、他の方法
で明記されなければ重量を基準とする。
例を含む明細書中の全てのパーセンテージは、他の方法
で明記されなければ重量を基準とする。
【0040】
【実施例】例1:ヘキサンを単独で重合媒体として用い
るACT触媒を使用する重合 窒素存在下グローブボックスにおいて、オーブン乾燥し
た小型バイアルにACT触媒0.0184gを装填し
た。バイアルを封止してグローブボックスから取り出し
た。トルエン(10ml、Aldrich製、無水物、
窒素存在下で包装)をフラスコに添加して濃度0.00
5Mを有する溶液を形成した。
るACT触媒を使用する重合 窒素存在下グローブボックスにおいて、オーブン乾燥し
た小型バイアルにACT触媒0.0184gを装填し
た。バイアルを封止してグローブボックスから取り出し
た。トルエン(10ml、Aldrich製、無水物、
窒素存在下で包装)をフラスコに添加して濃度0.00
5Mを有する溶液を形成した。
【0041】1Lのステンレス鋼Fluitron(登
録商標)反応器を1時間100℃で加熱乾燥しつつ、窒
素をそれ(反応器)に通して一定に流した。反応器を、
40℃に冷却して、それにヘキサン500ml、トリイ
ソブチルアルミニウム(TIBA)(ヘプタン中0.8
7M)1ml及びENB(精製したもの)2mlを装填
した。反応器を封止して65℃にした。エチレン
(C2)及びプロピレン(C3)ガス(C3/C2充填比=
0.75〜1)を反応器に装填して、反応器圧力を90
psi(621kPa)にした。次いで、ガスの比を、
C3/C2=0.20に調整した。加圧下Ti5μmol
若しくはトルエン溶液中0.005MのACT1.0m
l及び1.8MのMAOを2.77ml(Al/Ti=
1000)注入することにより、重合を開始した。AC
T及びMAOを注入した後に1時間、重合を実行した。
ENB(0.5ml)を、重合時間各々10分及び30
分で加圧下反応器に注入して、全量3mlのENBを反
応器に添加した。
録商標)反応器を1時間100℃で加熱乾燥しつつ、窒
素をそれ(反応器)に通して一定に流した。反応器を、
40℃に冷却して、それにヘキサン500ml、トリイ
ソブチルアルミニウム(TIBA)(ヘプタン中0.8
7M)1ml及びENB(精製したもの)2mlを装填
した。反応器を封止して65℃にした。エチレン
(C2)及びプロピレン(C3)ガス(C3/C2充填比=
0.75〜1)を反応器に装填して、反応器圧力を90
psi(621kPa)にした。次いで、ガスの比を、
C3/C2=0.20に調整した。加圧下Ti5μmol
若しくはトルエン溶液中0.005MのACT1.0m
l及び1.8MのMAOを2.77ml(Al/Ti=
1000)注入することにより、重合を開始した。AC
T及びMAOを注入した後に1時間、重合を実行した。
ENB(0.5ml)を、重合時間各々10分及び30
分で加圧下反応器に注入して、全量3mlのENBを反
応器に添加した。
【0042】エタノールキラー溶液(ethanol killing s
olution)2ml(エタノール125ml中BHT(即ち
2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール)0.
5g;Kemamine(登録商標)(#AS−90
0、Witco Corp社の製品)1.0g、Irg
anox(登録商標)(#1076,Ciba−Gei
gyの製品)0.5g)を注入することにより重合を停
止した。C2及びC3気体の供給を停止して、反応器をベ
ントさせて室温に冷却した。
olution)2ml(エタノール125ml中BHT(即ち
2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール)0.
5g;Kemamine(登録商標)(#AS−90
0、Witco Corp社の製品)1.0g、Irg
anox(登録商標)(#1076,Ciba−Gei
gyの製品)0.5g)を注入することにより重合を停
止した。C2及びC3気体の供給を停止して、反応器をベ
ントさせて室温に冷却した。
【0043】ポリマーを除去してメタノール中に混和し
て真空オーブンで40℃で一晩中乾燥した。集められた
ポリマーは、34.4gの重さであり、このときの触媒
活性は6.88kg(EPDM)/mmol Ti/時
であった。ポリマーのフローインデックス(FI)は、
1.7であった。寸法排除クロマトグラフィー(sizeexc
lusion chromatography(SEC))測定に基づき、重量
平均分子量(Mw)は2.04(x105)、及び数平
均分子量(Mn)は0.96(x105)であった。こ
れにより、多分散指数(PDI(Mw/Mn))が2.
1となった。
て真空オーブンで40℃で一晩中乾燥した。集められた
ポリマーは、34.4gの重さであり、このときの触媒
活性は6.88kg(EPDM)/mmol Ti/時
であった。ポリマーのフローインデックス(FI)は、
1.7であった。寸法排除クロマトグラフィー(sizeexc
lusion chromatography(SEC))測定に基づき、重量
平均分子量(Mw)は2.04(x105)、及び数平
均分子量(Mn)は0.96(x105)であった。こ
れにより、多分散指数(PDI(Mw/Mn))が2.
1となった。
【0044】例2:ヘキサン/トルエン=5:1媒体中
のACTを用いた重合 窒素存在下グローブボックスにおいて、オーブン乾燥し
た10mlメスフラスコにACT触媒0.0184gを
装填した。そのバイアルを封止してグローブボックスか
ら取り出した。トルエン(10ml、Aldrich
製、無水物、窒素存在下で包装)をフラスコに添加して
濃度0.005Mを有する溶液を形成した。
のACTを用いた重合 窒素存在下グローブボックスにおいて、オーブン乾燥し
た10mlメスフラスコにACT触媒0.0184gを
装填した。そのバイアルを封止してグローブボックスか
ら取り出した。トルエン(10ml、Aldrich
製、無水物、窒素存在下で包装)をフラスコに添加して
濃度0.005Mを有する溶液を形成した。
【0045】1Lのステンレス鋼Fluitron(登
録商標)反応器を1時間100℃で加熱乾燥させつつ、
窒素を反応器を通して一定に流す。それ(反応器)を、
40℃に冷却してそれにヘキサン500ml、トルエン
100ml(Aldrich製、無水物、窒素存在下で
包装)、TIBA(ヘプタン中0.87M)1ml及び
ENB(精製したもの)2mlを装填した。反応器を封
止して65℃にした。エチレン(C2)及びプロピレン
(C3)ガス(C3/C2充填比=0.75〜1)を反応
器に装填して、反応器圧力を90psi(621kP
a)にした。次いで、ガスの比を、C3/C2=0.20
に調整した。
録商標)反応器を1時間100℃で加熱乾燥させつつ、
窒素を反応器を通して一定に流す。それ(反応器)を、
40℃に冷却してそれにヘキサン500ml、トルエン
100ml(Aldrich製、無水物、窒素存在下で
包装)、TIBA(ヘプタン中0.87M)1ml及び
ENB(精製したもの)2mlを装填した。反応器を封
止して65℃にした。エチレン(C2)及びプロピレン
(C3)ガス(C3/C2充填比=0.75〜1)を反応
器に装填して、反応器圧力を90psi(621kP
a)にした。次いで、ガスの比を、C3/C2=0.20
に調整した。
【0046】加圧下Ti5μmol若しくはトルエン溶
液中0.005MのACT1.0ml及び1.8MのM
AOを2.77ml(Al/Ti=1000)注入する
ことにより、重合を開始した。MAO及びACTを注入
した後に1時間、重合を実行した。ENB(0.5m
l)を、各々10分及び30分の重合時間で加圧下反応
器に注入した。全量3mlのENBを反応器に添加し
た。エタノールキラー溶液2ml(エタノール125m
l中BHT0.5g、Kemamine(登録商標)
1.0g、Irganox(登録商標)0.5g)を注
入することにより重合を停止した。C2及びC3気体の供
給を停止して、反応器をベントさせて室温に冷却した。
液中0.005MのACT1.0ml及び1.8MのM
AOを2.77ml(Al/Ti=1000)注入する
ことにより、重合を開始した。MAO及びACTを注入
した後に1時間、重合を実行した。ENB(0.5m
l)を、各々10分及び30分の重合時間で加圧下反応
器に注入した。全量3mlのENBを反応器に添加し
た。エタノールキラー溶液2ml(エタノール125m
l中BHT0.5g、Kemamine(登録商標)
1.0g、Irganox(登録商標)0.5g)を注
入することにより重合を停止した。C2及びC3気体の供
給を停止して、反応器をベントさせて室温に冷却した。
【0047】ポリマーを取り出してメタノール中に混和
して真空オーブンで40℃で一晩中乾燥した。集められ
たポリマーは、41.3gの重さであり、このときの触
媒活性は8.26kg(EPDM)/mmol Ti/
時間であった。ポリマーのフローインデックス(FI)
は、3.6であった。寸法排除クロマトグラフィー(siz
e exclusion chromatography(SEC))測定に基づ
き、重量平均分子量(Mw)は1.97(x105)、
及び数平均分子量(Mn)は0.93(x105)であ
った。これにより、多分散指数(PDI(Mw/M
n))が2.1となった。
して真空オーブンで40℃で一晩中乾燥した。集められ
たポリマーは、41.3gの重さであり、このときの触
媒活性は8.26kg(EPDM)/mmol Ti/
時間であった。ポリマーのフローインデックス(FI)
は、3.6であった。寸法排除クロマトグラフィー(siz
e exclusion chromatography(SEC))測定に基づ
き、重量平均分子量(Mw)は1.97(x105)、
及び数平均分子量(Mn)は0.93(x105)であ
った。これにより、多分散指数(PDI(Mw/M
n))が2.1となった。
【0048】例3:ヘキサン/トルエン=1:1媒体中
のACTを用いた重合 ヘキサン500ml及びトルエン100mlの代わりに
重合媒体としてヘキサン250ml及びトルエン250
mlを反応器に添加したこと以外は例2を繰り返した。
これにより、ヘキサン/トルエンの割合=1:1となっ
た。重合の後、集められたEPDMポリマーは、51.
3gの重さであり、このときの触媒活性は10.26k
g(EPDM)/mmol Ti/時であった。ポリマ
ーのフローインデックス(FI)は、2.04であっ
た。重量平均分子量(Mw)は2.06(x105)、
及び数平均分子量(Mn)は0.73(x105)であ
り、寸法排除クロマトグラフィー(size exclusion chro
matography(SEC))により測定された。これによ
り、多分散指数(PDI(Mw/Mn))が2.8とな
った。
のACTを用いた重合 ヘキサン500ml及びトルエン100mlの代わりに
重合媒体としてヘキサン250ml及びトルエン250
mlを反応器に添加したこと以外は例2を繰り返した。
これにより、ヘキサン/トルエンの割合=1:1となっ
た。重合の後、集められたEPDMポリマーは、51.
3gの重さであり、このときの触媒活性は10.26k
g(EPDM)/mmol Ti/時であった。ポリマ
ーのフローインデックス(FI)は、2.04であっ
た。重量平均分子量(Mw)は2.06(x105)、
及び数平均分子量(Mn)は0.73(x105)であ
り、寸法排除クロマトグラフィー(size exclusion chro
matography(SEC))により測定された。これによ
り、多分散指数(PDI(Mw/Mn))が2.8とな
った。
【0049】例4:ヘキサン/トルエン=1:5媒体中
のACTを用いた重合 ヘキサン500ml及びトルエン100mlの代わりに
重合媒体としてヘキサン100ml及びトルエン500
mlを反応器に添加したこと以外は例2を繰り返した。
これにより、ヘキサン/トルエンの割合=1:5となっ
た。重合の後、集められたEPDMポリマーは、38.
6gの重さであり、このときの触媒活性は7.72kg
(EPDM)/mmol Ti/時であった。ポリマー
のフローインデックス(FI)は、4.7であった。重
量平均分子量(Mw)は1.89(x105)、及び数
平均分子量(Mn)は0.74(x105)であり、寸
法排除クロマトグラフィー(size exclusion chromatogr
aphy(SEC))により測定された。これにより、多分
散指数(PDI(Mw/Mn))が2.5となった。
のACTを用いた重合 ヘキサン500ml及びトルエン100mlの代わりに
重合媒体としてヘキサン100ml及びトルエン500
mlを反応器に添加したこと以外は例2を繰り返した。
これにより、ヘキサン/トルエンの割合=1:5となっ
た。重合の後、集められたEPDMポリマーは、38.
6gの重さであり、このときの触媒活性は7.72kg
(EPDM)/mmol Ti/時であった。ポリマー
のフローインデックス(FI)は、4.7であった。重
量平均分子量(Mw)は1.89(x105)、及び数
平均分子量(Mn)は0.74(x105)であり、寸
法排除クロマトグラフィー(size exclusion chromatogr
aphy(SEC))により測定された。これにより、多分
散指数(PDI(Mw/Mn))が2.5となった。
【0050】例5:重合媒体としてトルエンのみを用い
たACTを用いた重合 ヘキサン500ml及びトルエン100mlの代わりに
重合媒体としてトルエン500mlを反応器に添加した
こと以外は例2を再度繰り返した。重合の後、集められ
たEPDMポリマーは、9.1gの重さであり、このと
きの触媒活性は1.82kg(EPDM)/mmol
Ti/時であった。ポリマーのフローインデックス(F
I)は、26.2であった。重量平均分子量(Mw)は
0.94(E+05)、及び数平均分子量(Mn)は
0.54(E.05)であり、寸法排除クロマトグラフ
ィー(size exclusion chromatography(SEC))によ
り測定された。これにより、多分散指数(PDI(Mw
/Mn))が1.7となった。
たACTを用いた重合 ヘキサン500ml及びトルエン100mlの代わりに
重合媒体としてトルエン500mlを反応器に添加した
こと以外は例2を再度繰り返した。重合の後、集められ
たEPDMポリマーは、9.1gの重さであり、このと
きの触媒活性は1.82kg(EPDM)/mmol
Ti/時であった。ポリマーのフローインデックス(F
I)は、26.2であった。重量平均分子量(Mw)は
0.94(E+05)、及び数平均分子量(Mn)は
0.54(E.05)であり、寸法排除クロマトグラフ
ィー(size exclusion chromatography(SEC))によ
り測定された。これにより、多分散指数(PDI(Mw
/Mn))が1.7となった。
【0051】例6:重合媒体としてm−キシレンのみを
用いたACT触媒を用いた重合 m−キシレンを用いてACT触媒を溶解させて、ヘキサ
ン500mlの代わりに重合媒体としてm−キシレン5
00mlを反応器に添加したこと以外は例1を繰り返し
た。重合の後、集められたEPDMポリマーは、34.
4gの重さであり、このときの触媒活性は6.88kg
(EPDM)/mmol Ti/時であった。ポリマー
のフローインデックス(FI)は、0.54であり、ム
ーニー値(計算値)は、98であった。
用いたACT触媒を用いた重合 m−キシレンを用いてACT触媒を溶解させて、ヘキサ
ン500mlの代わりに重合媒体としてm−キシレン5
00mlを反応器に添加したこと以外は例1を繰り返し
た。重合の後、集められたEPDMポリマーは、34.
4gの重さであり、このときの触媒活性は6.88kg
(EPDM)/mmol Ti/時であった。ポリマー
のフローインデックス(FI)は、0.54であり、ム
ーニー値(計算値)は、98であった。
【0052】例7:重合媒体としてシクロヘキサンのみ
を用いたACT触媒を用いた重合 シクロヘキサンを用いてACT触媒を溶解させて、ヘキ
サン500mlの代わりに重合媒体としてシクロヘキサ
ン500mlを反応器に添加したこと以外は例1を繰り
返した。重合の後、集められたEPDMポリマーは、3
8.8gの重さであり、このときの触媒活性は7.77
kg(EPDM)/mmol Ti/時であった。ポリ
マーのフローインデックス(FI)は、2.5であり、
ムーニー値(計算値)は、58であった。
を用いたACT触媒を用いた重合 シクロヘキサンを用いてACT触媒を溶解させて、ヘキ
サン500mlの代わりに重合媒体としてシクロヘキサ
ン500mlを反応器に添加したこと以外は例1を繰り
返した。重合の後、集められたEPDMポリマーは、3
8.8gの重さであり、このときの触媒活性は7.77
kg(EPDM)/mmol Ti/時であった。ポリ
マーのフローインデックス(FI)は、2.5であり、
ムーニー値(計算値)は、58であった。
【0053】例8:ヘキサン/m−キシレン=1:1媒
体中のACT触媒を用いた重合 ヘキサン/m−キシレン溶媒を用いてACT触媒を溶解
させて、重合媒体としてヘキサン250ml及びm−キ
シレン250mlを反応器に添加したこと以外は例1を
繰り返した。重合の後、集められたEPDMポリマー
は、39.4gの重さであり、このときの触媒活性は
7.88kg(EPDM)/mmol Ti/時であっ
た。ポリマーのフローインデックス(FI)は、0.7
1であり、ムーニー値(計算値)は、89であった。
体中のACT触媒を用いた重合 ヘキサン/m−キシレン溶媒を用いてACT触媒を溶解
させて、重合媒体としてヘキサン250ml及びm−キ
シレン250mlを反応器に添加したこと以外は例1を
繰り返した。重合の後、集められたEPDMポリマー
は、39.4gの重さであり、このときの触媒活性は
7.88kg(EPDM)/mmol Ti/時であっ
た。ポリマーのフローインデックス(FI)は、0.7
1であり、ムーニー値(計算値)は、89であった。
【0054】例9:ヘキサン/o−キシレン=1:1媒
体中のACT触媒を用いた重合 ヘキサン/o−キシレン溶媒を用いてACT触媒を溶解
させて、重合媒体としてヘキサン250ml及びo−キ
シレン250mlを反応器に添加したこと以外は例1を
繰り返した。重合の後、集められたEPDMポリマー
は、45.9gの重さであり、このときの触媒活性は
9.18kg(EPDM)/mmol Ti/時であっ
た。ポリマーのフローインデックス(FI)は、1.4
であり、ムーニー値(計算値)は、71であった。
体中のACT触媒を用いた重合 ヘキサン/o−キシレン溶媒を用いてACT触媒を溶解
させて、重合媒体としてヘキサン250ml及びo−キ
シレン250mlを反応器に添加したこと以外は例1を
繰り返した。重合の後、集められたEPDMポリマー
は、45.9gの重さであり、このときの触媒活性は
9.18kg(EPDM)/mmol Ti/時であっ
た。ポリマーのフローインデックス(FI)は、1.4
であり、ムーニー値(計算値)は、71であった。
【0055】例1〜9の重合条件及びポリマーの性質を
表1に要約した。
表1に要約した。
【0056】
【表2】
【0057】例10:Cp★ Ti(BzO)3 /MeO
H/DTPB/MMAO触媒システムを用い、及びヘキ
サンを用いて触媒前駆物質を溶解するEPDM重合 窒素存在下グローブボックスにおいて、マグネチックス
ターリングバー(magnetic stirring bar)を備えたバイ
アルにCp★Ti(BzO)30.027gを秤量し
た。バイアルを封止してグローブボックスから取り出し
た。そしてヘキサン(窒素を散布した)5mlを、シリ
ンジを介して添加してCp★Ti(BzO) 3前駆物質
0.01(M)溶液を生成した。次いで、メタノール
(0.123(M))/ヘキサン溶液1.6ml(Ti
を基準にして4当量のMeOH)をその溶液に添加し
て、全容液を半時間室温で撹拌した。
H/DTPB/MMAO触媒システムを用い、及びヘキ
サンを用いて触媒前駆物質を溶解するEPDM重合 窒素存在下グローブボックスにおいて、マグネチックス
ターリングバー(magnetic stirring bar)を備えたバイ
アルにCp★Ti(BzO)30.027gを秤量し
た。バイアルを封止してグローブボックスから取り出し
た。そしてヘキサン(窒素を散布した)5mlを、シリ
ンジを介して添加してCp★Ti(BzO) 3前駆物質
0.01(M)溶液を生成した。次いで、メタノール
(0.123(M))/ヘキサン溶液1.6ml(Ti
を基準にして4当量のMeOH)をその溶液に添加し
て、全容液を半時間室温で撹拌した。
【0058】撹拌バーを含み、ゴム隔壁を用いて封止し
た100mlのガラスびんを、しばらくの間窒素を用い
てパージした。ヘキサン(60ml)をそのびんに添加
した。同一のボトルに1.74(M)MMAO0.8m
l、0.5(M)2,6−ジ−t−ブチルフェノール
(DTBP)1ml、MeOH溶液と予備混合された触
媒前駆物質0.06ml及びENB2mlを撹拌するこ
とにより一緒に混合した。びん中の活性な触媒は、DT
BP/Ti=100、MeOH/Ti=4,MMAO/
Ti=200を有した。ENBは、EPDM重合におい
て三量体として用いた。
た100mlのガラスびんを、しばらくの間窒素を用い
てパージした。ヘキサン(60ml)をそのびんに添加
した。同一のボトルに1.74(M)MMAO0.8m
l、0.5(M)2,6−ジ−t−ブチルフェノール
(DTBP)1ml、MeOH溶液と予備混合された触
媒前駆物質0.06ml及びENB2mlを撹拌するこ
とにより一緒に混合した。びん中の活性な触媒は、DT
BP/Ti=100、MeOH/Ti=4,MMAO/
Ti=200を有した。ENBは、EPDM重合におい
て三量体として用いた。
【0059】1Lのステンレス鋼反応器(Fluitr
on(登録商標))を加熱乾燥しつつ、少なくとも1時
間窒素を反応器を通してパージして、40℃に冷却し
た。反応器にヘキサン500mlを装填した。びん中で
生成された触媒溶液を、窒素圧により反応器中に移し
た。反応器を封止してその温度を60℃に上げた。反応
器を、エチレン(C2)及びプロピレン(C3)で1:1
の比で満たした。反応器の圧力が90psi(621k
Pa)に達した際に、C3及びC2を1:3に調節した。
重合を1時間行った。重合の間に、ENB0.5mlを
加圧下10分及び20分の間隔で反応器中に注入した。
それで全量3mlのENBを重合のために用いた。
on(登録商標))を加熱乾燥しつつ、少なくとも1時
間窒素を反応器を通してパージして、40℃に冷却し
た。反応器にヘキサン500mlを装填した。びん中で
生成された触媒溶液を、窒素圧により反応器中に移し
た。反応器を封止してその温度を60℃に上げた。反応
器を、エチレン(C2)及びプロピレン(C3)で1:1
の比で満たした。反応器の圧力が90psi(621k
Pa)に達した際に、C3及びC2を1:3に調節した。
重合を1時間行った。重合の間に、ENB0.5mlを
加圧下10分及び20分の間隔で反応器中に注入した。
それで全量3mlのENBを重合のために用いた。
【0060】重合の完了後に、抑制剤溶液(エタノール
125ml中BHT0.5g、Kemamine(登録
商標)1.0g、Irganox(登録商標)0.5
g)2mlを、反応器に注入した。C2及びC3ガスの供
給を停止して、反応器を排気状態にして室温まで冷却し
た。ポリマーを、反応器から取り除きメタノールと混和
して40℃で一晩中真空乾燥した。回収したポリマーは
29gの重さであり、このときの触媒活性は6.0kg
(EPDM)/mmol Ti/時間であった。ポリマ
ーのフローインデックスは0.44であり、ムーニー値
(計算値)は、105であった。
125ml中BHT0.5g、Kemamine(登録
商標)1.0g、Irganox(登録商標)0.5
g)2mlを、反応器に注入した。C2及びC3ガスの供
給を停止して、反応器を排気状態にして室温まで冷却し
た。ポリマーを、反応器から取り除きメタノールと混和
して40℃で一晩中真空乾燥した。回収したポリマーは
29gの重さであり、このときの触媒活性は6.0kg
(EPDM)/mmol Ti/時間であった。ポリマ
ーのフローインデックスは0.44であり、ムーニー値
(計算値)は、105であった。
【0061】例11:Cp★ Ti(BzO)3 /MeO
H/DTPB/MMAO触媒システムを用い、及びトル
エンを用いて触媒前駆物質を溶解するEPDM重合 ヘキサンを用いる代わりにトルエンを用いてCp★Ti
(BzO)3前駆物質を溶解してトルエン溶液中でMe
OHと混和することを除いては、例10と同様の実験を
実行した。重合の後に、集められたEPDMポリマーの
重さは22.3gであり、このときの触媒活性は4.4
6kg(EPDM)/mmol Ti/時であった。ポ
リマーのフローインデックスは1.1であり、ムーニー
値(計算値)は、77であった。
H/DTPB/MMAO触媒システムを用い、及びトル
エンを用いて触媒前駆物質を溶解するEPDM重合 ヘキサンを用いる代わりにトルエンを用いてCp★Ti
(BzO)3前駆物質を溶解してトルエン溶液中でMe
OHと混和することを除いては、例10と同様の実験を
実行した。重合の後に、集められたEPDMポリマーの
重さは22.3gであり、このときの触媒活性は4.4
6kg(EPDM)/mmol Ti/時であった。ポ
リマーのフローインデックスは1.1であり、ムーニー
値(計算値)は、77であった。
【0062】条件が同一に保持されている場合には、ヘ
キサンの使用によりEPDMゴムの分子量を増大させた
ということを、例10及び11から明らかに見ることが
できる。
キサンの使用によりEPDMゴムの分子量を増大させた
ということを、例10及び11から明らかに見ることが
できる。
【0063】例12〜15:気相重合における撹拌床反
応器におけるEPDM生成物 採用された反応器は、2相(気体/固体)撹拌床、バッ
クミックスト(back mixed)反応器であった。中心軸上
に水平に設けられた1組の4つのプラウを200rpm
で回転させて反応器中の粒子を機械的に流動化させた。
これらのプラウにより掃かれるシリンダーは、長さ4
0.6cm(16インチ)、直径39.7cm(15.
6インチ)であり、これは、機械的に流動可能な体積が
45リットル(1.65ft3)ということになる。気
体体積は、反応システムにおける垂直なシリンダー状の
室プラス他の補助装置のために機械的に流動可能な体積
よりも大であり、全部で62.6リットル(2.21f
t3)であった。
応器におけるEPDM生成物 採用された反応器は、2相(気体/固体)撹拌床、バッ
クミックスト(back mixed)反応器であった。中心軸上
に水平に設けられた1組の4つのプラウを200rpm
で回転させて反応器中の粒子を機械的に流動化させた。
これらのプラウにより掃かれるシリンダーは、長さ4
0.6cm(16インチ)、直径39.7cm(15.
6インチ)であり、これは、機械的に流動可能な体積が
45リットル(1.65ft3)ということになる。気
体体積は、反応システムにおける垂直なシリンダー状の
室プラス他の補助装置のために機械的に流動可能な体積
よりも大であり、全部で62.6リットル(2.21f
t3)であった。
【0064】反応器の圧力は、350psig(2.5
1MPa)であった。エチレン、プロピレン及びジエン
モノマーを制御弁を介して連続的に反応器に供給した。
エチレンの分圧は、240〜320psia(1.65
〜2.21MPa)の範囲であり、プロピレンの分圧
は、35〜90psia(241〜621kPa)の範
囲であった。気体組成は、ガスクロマトグラフ分析によ
り測定した。窒素が、気体の組成の残りを構成し、反応
器気体の小さい通気孔を介して触媒とともに入ったり出
たりした。通気孔の開口をコンピュータを介して調節し
て反応器内の全圧力を一定に維持した。ジエン(EN
B)供給は、30〜50cc/生成されるポリマー(l
b)(0.014〜0.022リットル/生成されるポ
リマーkg)の間になるようにした。
1MPa)であった。エチレン、プロピレン及びジエン
モノマーを制御弁を介して連続的に反応器に供給した。
エチレンの分圧は、240〜320psia(1.65
〜2.21MPa)の範囲であり、プロピレンの分圧
は、35〜90psia(241〜621kPa)の範
囲であった。気体組成は、ガスクロマトグラフ分析によ
り測定した。窒素が、気体の組成の残りを構成し、反応
器気体の小さい通気孔を介して触媒とともに入ったり出
たりした。通気孔の開口をコンピュータを介して調節し
て反応器内の全圧力を一定に維持した。ジエン(EN
B)供給は、30〜50cc/生成されるポリマー(l
b)(0.014〜0.022リットル/生成されるポ
リマーkg)の間になるようにした。
【0065】反応器を、グリコールの外部ジャケットに
より冷却した。床温度を、サーモウエル内のRTD温度
プローブをプロウの内部取り付け部の間にある床に突き
刺して測定した。反応器温度を制御してEPDM生成に
ついて20℃〜80℃の範囲における値をとるようにし
た。
より冷却した。床温度を、サーモウエル内のRTD温度
プローブをプロウの内部取り付け部の間にある床に突き
刺して測定した。反応器温度を制御してEPDM生成に
ついて20℃〜80℃の範囲における値をとるようにし
た。
【0066】溶液触媒を、連続的にバッチの大部分に関
してエチレン、プロピレン、ジエンモノマーとともに添
加した。溶液触媒を、窒素により溶液触媒フィーダーを
介して運んだ。アルキル助触媒をも、触媒供給速度に対
する一定の固定した分子比で連続的に添加した。流動床
反応器のように、触媒活性を弱めないように、助触媒供
給速度を設定した。顆粒ポリマーのバッチ収量は、4〜
10(lb)(1.8〜4.5kg)であった。運転
は、約2〜10時間続いた。流動化助剤(カーボンブラ
ックN−650)を、粘着性を防止するために10〜2
0重量%レベルで用いた。
してエチレン、プロピレン、ジエンモノマーとともに添
加した。溶液触媒を、窒素により溶液触媒フィーダーを
介して運んだ。アルキル助触媒をも、触媒供給速度に対
する一定の固定した分子比で連続的に添加した。流動床
反応器のように、触媒活性を弱めないように、助触媒供
給速度を設定した。顆粒ポリマーのバッチ収量は、4〜
10(lb)(1.8〜4.5kg)であった。運転
は、約2〜10時間続いた。流動化助剤(カーボンブラ
ックN−650)を、粘着性を防止するために10〜2
0重量%レベルで用いた。
【0067】反応器に要求される量のカーボンブラック
を装填して、それを運転において用いられるアルキル
(助触媒)で不動態化して、運転を開始した。モノマー
を、反応器に装填して供給物(窒素及びモノマー)を所
望のガス組成に到達するまで調節した。触媒供給を開始
した後、モノマーを、ガス濃度を維持するのに十分に反
応器に添加した。触媒インベントリーが増加するにつれ
て、ポリマー生成速度は、3〜10(lb/時間)
(1.4〜4.5kg/時間)に増加した。この点にお
いて、触媒供給を減じて、一定のポリマー生成速度を維
持した。アルキル供給速度を触媒供給速度に比例して維
持した。所望のバッチ重量を生成した後、モノマーをパ
ージして、触媒をイソプロパノールを用いて不活性化し
て、ポリマーをBHT/ZnOを含む適量の安定化剤パ
ッケージを用いて安定化させた。残留ジエンを、数時間
窒素を用いてパージして極めて低レベルのジエンしかポ
リマー中に残っていないようにした。バッチを袋の中へ
排出して大気に開放した。
を装填して、それを運転において用いられるアルキル
(助触媒)で不動態化して、運転を開始した。モノマー
を、反応器に装填して供給物(窒素及びモノマー)を所
望のガス組成に到達するまで調節した。触媒供給を開始
した後、モノマーを、ガス濃度を維持するのに十分に反
応器に添加した。触媒インベントリーが増加するにつれ
て、ポリマー生成速度は、3〜10(lb/時間)
(1.4〜4.5kg/時間)に増加した。この点にお
いて、触媒供給を減じて、一定のポリマー生成速度を維
持した。アルキル供給速度を触媒供給速度に比例して維
持した。所望のバッチ重量を生成した後、モノマーをパ
ージして、触媒をイソプロパノールを用いて不活性化し
て、ポリマーをBHT/ZnOを含む適量の安定化剤パ
ッケージを用いて安定化させた。残留ジエンを、数時間
窒素を用いてパージして極めて低レベルのジエンしかポ
リマー中に残っていないようにした。バッチを袋の中へ
排出して大気に開放した。
【0068】例12 乾燥カーボンブラック(2.1(lb)(0.95k
g))を撹拌床反応器中に装填して、MMAO0.19
mM/gを用いて保護した。エチレン、プロピレン及び
水素を装填して、C2圧が240psia(1.65M
Pa)、エチレン/プロピレン比が0.2及び水素が
0.1モル%であるようにした。反応器を60℃に維持
した。濃度がトルエン中1mM/リットルであるACT
触媒をイソペンテン中10%MMAOとインラインで1
0分間接触させて、次いで反応器の中へ移した。重合速
度は定常的であって、エチレン、プロピレン及びENB
レベルをこれらの成分の連続的な流れにより維持した。
助触媒及び触媒を、Al/Ti比が460:1で供給し
た。約10時間後に、反応をイソプロパノールを加える
ことにより停止させた。安定化添加物を加えた。未反応
モノマーを窒素を用いてパージして、バッチを排出し
た。バッチの重さは、6(lb)(2.7kg)であっ
た。
g))を撹拌床反応器中に装填して、MMAO0.19
mM/gを用いて保護した。エチレン、プロピレン及び
水素を装填して、C2圧が240psia(1.65M
Pa)、エチレン/プロピレン比が0.2及び水素が
0.1モル%であるようにした。反応器を60℃に維持
した。濃度がトルエン中1mM/リットルであるACT
触媒をイソペンテン中10%MMAOとインラインで1
0分間接触させて、次いで反応器の中へ移した。重合速
度は定常的であって、エチレン、プロピレン及びENB
レベルをこれらの成分の連続的な流れにより維持した。
助触媒及び触媒を、Al/Ti比が460:1で供給し
た。約10時間後に、反応をイソプロパノールを加える
ことにより停止させた。安定化添加物を加えた。未反応
モノマーを窒素を用いてパージして、バッチを排出し
た。バッチの重さは、6(lb)(2.7kg)であっ
た。
【0069】ポリマー組成は、プロピレン36%、EN
B5.4%及びエチレン58.6%であることが見出さ
れた。ポリマーのTi残留率は、10.6ppmであっ
た。SEC(寸法排除クロマトグラフィー)によりポリ
マーの分子量は、Mw=152,000;Mn=39,
000であると見出された。生成物のガムムーニー値
は、50MLであった。
B5.4%及びエチレン58.6%であることが見出さ
れた。ポリマーのTi残留率は、10.6ppmであっ
た。SEC(寸法排除クロマトグラフィー)によりポリ
マーの分子量は、Mw=152,000;Mn=39,
000であると見出された。生成物のガムムーニー値
は、50MLであった。
【0070】例13 乾燥カーボンブラック(2.1(lb)(0.95k
g))を撹拌床反応器中に装填して、MMAO0.19
mM/gを用いて不動態化した。エチレン、プロピレン
及び水素を装填して、C2圧が240psia(1.6
5MPa)、エチレン/プロピレン比が0.2及び水素
が0.1モル%になるようにした。反応器を60℃に維
持した。濃度がヘキサン中1mM/リットルであるAC
T触媒をイソペンテン中10%MMAOとインラインで
10分間接触させて、次いで反応器の中へ移した。重合
速度は定常的であって、エチレン、プロピレン及びEN
Bレベルをこれらの成分の連続的な流れにより維持し
た。助触媒及び触媒を、Al/Ti比が430:1で供
給した。約9.5時間後に、反応をイソプロパノールを
加えることにより停止させた。添加物を安定化のために
加えた。未反応モノマーを窒素を用いてパージして、バ
ッチを排出した。バッチの重さは、11.3(lbs)
(5.12kg)であった。
g))を撹拌床反応器中に装填して、MMAO0.19
mM/gを用いて不動態化した。エチレン、プロピレン
及び水素を装填して、C2圧が240psia(1.6
5MPa)、エチレン/プロピレン比が0.2及び水素
が0.1モル%になるようにした。反応器を60℃に維
持した。濃度がヘキサン中1mM/リットルであるAC
T触媒をイソペンテン中10%MMAOとインラインで
10分間接触させて、次いで反応器の中へ移した。重合
速度は定常的であって、エチレン、プロピレン及びEN
Bレベルをこれらの成分の連続的な流れにより維持し
た。助触媒及び触媒を、Al/Ti比が430:1で供
給した。約9.5時間後に、反応をイソプロパノールを
加えることにより停止させた。添加物を安定化のために
加えた。未反応モノマーを窒素を用いてパージして、バ
ッチを排出した。バッチの重さは、11.3(lbs)
(5.12kg)であった。
【0071】ポリマー組成は、プロピレン36%、EN
B6.9%及びエチレン57.1%エチレンであること
が見出された。ポリマーのTi残留率は、6.0ppm
であった。SEC(寸法排除クロマトグラフィー)によ
りポリマーの分子量は、Mw=212,000;Mn=
56,000であると見出された。生成物のガムムーニ
ー値は、67MLであった。
B6.9%及びエチレン57.1%エチレンであること
が見出された。ポリマーのTi残留率は、6.0ppm
であった。SEC(寸法排除クロマトグラフィー)によ
りポリマーの分子量は、Mw=212,000;Mn=
56,000であると見出された。生成物のガムムーニ
ー値は、67MLであった。
【0072】条件がほぼ同一に保持されている場合に
は、ヘキサンの使用によりEPDMゴムの分子量を増大
させたということを、例12及び13から明らかに見る
ことができる。
は、ヘキサンの使用によりEPDMゴムの分子量を増大
させたということを、例12及び13から明らかに見る
ことができる。
【0073】例14 乾燥カーボンブラック(2.1(lb)(0.95k
g))を撹拌床反応器中に装填して、MMAO0.19
mM/gを用いて保護した。エチレン及びプロピレンを
装填して、C2圧が320psia(2.21MP
a)、エチレン/プロピレン比が0.2になるようにし
た。反応器を60℃に維持した。濃度がトルエン中7m
M/リットルであるACT触媒をイソペンテン中10%
MMAOとインラインで10分間接触させて、次いで反
応器の中へ移した。重合速度は定常的であって、エチレ
ン、プロピレン及びENBレベルをこれらの成分の連続
的な流れにより維持した。助触媒及び触媒を、Al/T
i比が850で供給した。約8.5時間後に、反応をイ
ソプロパノールを加えることにより停止させた。安定化
添加物を加えた。未反応モノマーを窒素を用いてパージ
して、バッチを排出した。バッチの重さは、13(lb
s)(5.89kg)であった。
g))を撹拌床反応器中に装填して、MMAO0.19
mM/gを用いて保護した。エチレン及びプロピレンを
装填して、C2圧が320psia(2.21MP
a)、エチレン/プロピレン比が0.2になるようにし
た。反応器を60℃に維持した。濃度がトルエン中7m
M/リットルであるACT触媒をイソペンテン中10%
MMAOとインラインで10分間接触させて、次いで反
応器の中へ移した。重合速度は定常的であって、エチレ
ン、プロピレン及びENBレベルをこれらの成分の連続
的な流れにより維持した。助触媒及び触媒を、Al/T
i比が850で供給した。約8.5時間後に、反応をイ
ソプロパノールを加えることにより停止させた。安定化
添加物を加えた。未反応モノマーを窒素を用いてパージ
して、バッチを排出した。バッチの重さは、13(lb
s)(5.89kg)であった。
【0074】ポリマー組成は、プロピレン37.2%、
ENB3.7%及びエチレン59.1%エチレンである
ことが見出された。ポリマーのTi残留率は、4ppm
であった。SEC(寸法排除クロマトグラフィー)によ
りポリマーの分子量は、Mw=159,000;Mn=
38,000であると見出された。生成物のガムムーニ
ー値は、70MLであった。
ENB3.7%及びエチレン59.1%エチレンである
ことが見出された。ポリマーのTi残留率は、4ppm
であった。SEC(寸法排除クロマトグラフィー)によ
りポリマーの分子量は、Mw=159,000;Mn=
38,000であると見出された。生成物のガムムーニ
ー値は、70MLであった。
【0075】例15 乾燥カーボンブラック(2.1(lb)(0.95k
g))を撹拌床反応器中に装填して、MMAO0.19
mM/gを用いて不動態化した。エチレン及びプロピレ
ンを装填して、C2圧が320psia(2.21MP
a)、エチレン/プロピレン比が0.2になるようにし
た。反応器を60℃に維持した。濃度がヘキサン中1m
M/リットルであるACT触媒をイソペンテン中10%
MMAOとインラインで10分間接触させて、次いで反
応器の中へ移した。重合速度は定常的であって、エチレ
ン、プロピレン及びENBレベルをこれらの成分の連続
的な流れにより維持した。助触媒及び触媒を、Al/T
i比を820で供給した。約6.5時間後に、反応をイ
ソプロパノールを加えることにより停止させた。安定化
のために添加物を加えた。未反応モノマーを窒素を用い
てパージして、バッチを排出した。バッチの重さは、1
0.3(lbs)(4.67kg)であった。
g))を撹拌床反応器中に装填して、MMAO0.19
mM/gを用いて不動態化した。エチレン及びプロピレ
ンを装填して、C2圧が320psia(2.21MP
a)、エチレン/プロピレン比が0.2になるようにし
た。反応器を60℃に維持した。濃度がヘキサン中1m
M/リットルであるACT触媒をイソペンテン中10%
MMAOとインラインで10分間接触させて、次いで反
応器の中へ移した。重合速度は定常的であって、エチレ
ン、プロピレン及びENBレベルをこれらの成分の連続
的な流れにより維持した。助触媒及び触媒を、Al/T
i比を820で供給した。約6.5時間後に、反応をイ
ソプロパノールを加えることにより停止させた。安定化
のために添加物を加えた。未反応モノマーを窒素を用い
てパージして、バッチを排出した。バッチの重さは、1
0.3(lbs)(4.67kg)であった。
【0076】ポリマー組成は、プロピレン35%、EN
B7.8%及びエチレン57.2%エチレンであること
が見出された。ポリマーのTi残留率は、3.8ppm
であった。SEC(寸法排除クロマトグラフィー)によ
りポリマーの分子量は、Mw=257,000;Mn=
67,000であると見出された。生成物のガムムーニ
ー値は、112MLであった。
B7.8%及びエチレン57.2%エチレンであること
が見出された。ポリマーのTi残留率は、3.8ppm
であった。SEC(寸法排除クロマトグラフィー)によ
りポリマーの分子量は、Mw=257,000;Mn=
67,000であると見出された。生成物のガムムーニ
ー値は、112MLであった。
【0077】条件がほぼ同一に保持されている場合に
は、ヘキサンの使用によりEPDMゴムの分子量を増大
させたということを、例14及び15から明らかに見る
ことができる。
は、ヘキサンの使用によりEPDMゴムの分子量を増大
させたということを、例14及び15から明らかに見る
ことができる。
【0078】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ナタラジャン・ムルガナンダム アメリカ合衆国ニュージャージー州ベル・ ミード、マッキンタイア・ドライブ4
Claims (14)
- 【請求項1】 単一部位触媒を採用する重合プロセスに
おいて、脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素、芳香族炭化
水素及びそれらの混合物からなる群から選択された物理
的性質の改質剤を導入することにより生成されるポリマ
ーの分子量、分子量分布又は両方を制御することを特徴
とする方法。 - 【請求項2】 前記脂肪族炭化水素が7.5(cal/
cm3)1/2以下の溶解パラメーターを有し、前記脂環式
炭化水素が7.7(cal/cm3)1/2以上の溶解パラ
メーターを有し、前記芳香族炭化水素が7.7(cal
/cm3)1/2以上の溶解パラメーターを有することを特
徴とする請求項1の方法。 - 【請求項3】 前記脂肪族炭化水素及び前記脂環式炭化
水素が各々4〜12個の炭素原子を有し、前記芳香族炭
化水素が6〜20個の炭素原子を有することを特徴とす
る請求項2の方法。 - 【請求項4】 前記物理的性質の改質剤が、ブタン、ペ
ンタン、イソペンタン、ヘキサン、ヘプタン、デカン、
シクロペンタン、シクロヘキサン、ベンゼン、アゾベン
ゼン、トルエン、キシレン、及びそれらの混合物からな
る群から選択されることを特徴とする請求項3の方法。 - 【請求項5】 前記物理的性質の改質剤が、混合比9
0:10〜10:90であるi)脂肪族炭化水素又は脂環
式炭化水素及びii)芳香族炭化水素の組合せであること
を特徴とする請求項2の方法。 - 【請求項6】 前記物理的性質の改質剤が、ヘキサン−
トルエン、イソペンテン−トルエン、ヘプタン−トルエ
ン、ヘキサン−キシレン、イソペンタン−キシレン及び
ヘプタン−キシレンの組合せから選択される脂肪族炭化
水素及び芳香族炭化水素の組合せで在ることを特徴とす
る請求項5の方法。 - 【請求項7】 採用された前記重合プロセスがガス流動
床プロセスであることを特徴とする請求項2の方法。 - 【請求項8】 前記重合プロセスが、(a)エチレン又
はプロピレンのホモポリマー、(b)エチレン及び3〜
20個の炭素原子を含む少なくとも1種のαオレフィン
の共重合体、(c)プロピレン及び4〜20個の炭素原
子を含む少なくとも1種のαオレフィンのコポリマー、
(d)エチレン、プロピレン及びジエンのターポリマ
ー、(e)ビニル不飽和を有する芳香族化合物のポリマ
ー及び(f)スチレン、置換スチレン、アクリロニトリ
ル、マレイン酸エステル、ビニルアセテート、アクリル
酸エステル、メタクリル酸エステル、ビニルトリアルキ
ルシラン及びそれらの混合物からなる群から選択される
極性ビニルモノマーからなる群から選択されるポリマー
を生成することを特徴とする請求項7の方法。 - 【請求項9】 前記重合が、0.3〜80重量%の間の
範囲の量の不活性粒状物質の存在において行われること
を特徴とする請求項1の方法。 - 【請求項10】 前記不活性粒状物質が、カーボンブラ
ック、活性炭、シリカ、クレー、タルク及びそれらの混
合物からなる群から選択されることを特徴とする請求項
9の方法。 - 【請求項11】 前記単一部位触媒が、(C5Me4)M
e2Si(N−t−Bu)TiCl2であることを特徴と
する請求項1の方法。 - 【請求項12】 前記重合プロセスが、触媒前駆物質化
合物が少なくとも1つの物理的性質改良剤に分散又は溶
解された液体の単一部位触媒を用いて行われることを特
徴とする請求項1の方法。 - 【請求項13】 少なくとも1種類の物理的性質改良剤
が、重合に供給されることを特徴とする請求項1の方
法。 - 【請求項14】 前記重合プロセスが、 a.触媒前駆物質化合物を少なくとも1種類の物理的性
質改良剤に溶解させて溶液を形成すること b.担持物質を前記溶液に加えてスラリーを形成するこ
と c.前記スラリーを乾燥して触媒を形成することにより
調製された担持された単一部位触媒を用いて行われるこ
とを特徴とする請求項1の方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US31519499A | 1999-05-19 | 1999-05-19 | |
US09/315194 | 1999-05-19 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000327702A true JP2000327702A (ja) | 2000-11-28 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000147679A Withdrawn JP2000327702A (ja) | 1999-05-19 | 2000-05-19 | 単一部位触媒を用いて生成されるポリマーにおける分子量及び分子量分布を制御するための方法 |
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Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP2000327702A (ja) |
KR (1) | KR20000077306A (ja) |
CN (1) | CN1277211A (ja) |
BR (1) | BR0002755A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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