JP2000324223A - 携帯電話機および情報端末装置 - Google Patents

携帯電話機および情報端末装置

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JP2000324223A
JP2000324223A JP11133203A JP13320399A JP2000324223A JP 2000324223 A JP2000324223 A JP 2000324223A JP 11133203 A JP11133203 A JP 11133203A JP 13320399 A JP13320399 A JP 13320399A JP 2000324223 A JP2000324223 A JP 2000324223A
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JP11133203A
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Hiroshi Kinugasa
洋 衣笠
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機におけるキー入力の操作誤りを防
止する。 【解決手段】 ユーザによりキーが入力されようとして
いることを検知し、この検知されたキーに対応する音声
波形ファイルを再生することで、入力キーの種別を音声
でしかもキー入力前にユーザが確認できるように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機およ
び情報端末装置に係り、特にキーでデータを入力可能な
携帯電話機および情報端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多くの携帯電話機は、電話番号等のキー
入力が行われた後、たとえば、入カキーの照明の明るさ
や色を一時的に変えることによって、そのキーに対応す
るデータが入力されたことをユーザに表示する機能を備
えている。これにより、ユーザはキー入力の完了を毎回
確認しながら一連のキー入力を進めて行くことができ、
不十分なキー押下等による入力漏れや複数キーの同時押
し等による入力ミスの発生を喰い止めることができる。
例えば、特願平6−18070号等に上記技術に関連す
る発明が開示されている。
【0003】しかし、かかる従来の技術は、たとえば、
通話しながら(携帯電話機に耳を当てながら)キー入力
を行う場合や、電話帳を参照しながらダイヤルする等、
何らかの事情で視界からキーを外さざるを得ない場合に
入力キーを確認できなくなる状況が生じる。また、視覚
障害をもつ者にとって、ユーザの視覚に依存する上記従
来の入力キー確認方式は利用不可なものと言える。
【0004】また、上記従来枝術では、確認できるキー
は直前に入力された一つのキーに限られている。このた
め、電話番号等の一連のキーデータの入力において、途
中まで入力してきたデータや入力を終えた全データを確
認することはできなかった。さらに、キー入力が完了し
てはじめてその入力キーを確認可能な状態になるので、
誤ったキー入力操作を未然に阻止するようには機能しな
いという課題もあった。
【0005】また、以上のような課題は携帯電話機に限
らず、携帯電話の機能を有するPDA(Personal Digit
al(Data) Assistants )等の情報端末装置においても同
様である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の入力キーの確認方法の課題を解決するためのもの
で、音声による入力キーの確認を行えるようにした携帯
電話機および情報端末装置の提供を目的とする。
【0007】さらに、本発明は、入力されようとしてい
るキーの確認の機会をキー入力確定前にユーザに音声で
提供することのできる携帯電話機および情報端末装置の
提供を目的とする。
【0008】さらに、本発明は、電話番号等の一連のキ
ーデータの入力において、随時それまで入力してきたキ
ーデータをユーザに音声で報知することを可能とした携
帯電話機および情報端末装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の携帯電話機は、データを入力する複数のキ
ーと、入力されようとしている前記キーを検知するキー
検知手段と、前記キー検知手段により検知されたキーに
対応する音声を出力するキー対応音声出力手段とを具備
することを特徴とする。
【0010】この発明によれば、これから入カされよう
としているキーを検知し、検知されたキーに対応する音
声を出力することによって、音声による入力キーの確認
の機会をキー入力確定前にユーザに提供することがで
き、これによって、たとえば、携帯電話機に耳を当てな
がらキー入力したり、電話帳を参照しながらダイヤルす
る等、何らかの事情で視界からキーを外さざるを得ない
場合においても入力キーを正しく確認することができ
る。
【0011】また、キー入力の完了時を示す音声を出力
するキー入力完了音声出力手段を設けることで、入力前
のキー確認と入力完了の確認を音声によって行うことが
可能となり、ブラインドタッチによるキー入力の操作性
をより高めることができる。
【0012】さらに、本発明の携帯電話機は、データを
入力する複数のキーと、前記キーを用いて入力されたデ
ータまたは一連のデータを記憶する記憶手段と、前記記
憶手段に記憶された個々のデータに対応する音声を出力
する音声出力手段とを具備することを特徴とする。
【0013】この発明は、入力した電話番号等の一連の
キーデータを、入力途中あるいは入力完了直後に音声に
より確認することができる。このような入力済みキーデ
ータの音声による確認機能は、キーの押し間違えが無か
ったかどうかを確認したい場合に有効であり、特に電話
帳等に記載された電話番号と入力済みの電話番号との照
合を容易に(電話帳に記載された電話番号だけを目で追
って)行うことが可能になるという効果がある。
【0014】また、 本発明の情報端末装置は、データを
入力する複数のキー部と、入力されようとしている前記
キー部を検知するキー検知手段と、前記キー検知手段に
より検知されたキー部に対応する音声を出力するキー対
応音声出力手段とを具備することを特徴とする。
【0015】この発明によれば、本発明の携帯電話機と
同様に、キー入力の前に、これから入カされようとして
いるキー部を検知し、検知されたキー部に対応する音声
を出力することによってキー操作ミスの予防を図ること
ができるとともに、音声による入力キーの確認の機会を
ユーザに提供することによって、何らかの事情で視界か
らキーを外さざるを得ない場合においても入力キーを正
しく確認することができる。
【0016】さらに、キー入力の完了時を示す音声を出
力するキー入力完了音声出力手段を設けることで、入力
前のキー確認と入力完了の確認を音声によって行うこと
が可能となり、ブラインドタッチによるキー入力の操作
性をより高めることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を説明する。
【0018】図1に、本発明の一実施形態である携帯電
話機の外観を示す。同図に示すように、本携帯電話機
は、ダイヤル用のテンキーや各種の機能キー等で構成さ
れるキー部1と、液晶表示パネル等で構成される表示部
2と、ユーザの発生した音声を入力するマイク部3と、
通話相手の音声やキー確認のため内部音源より発せられ
た音声等を出力するスピーカ部4と、アンテナ5とを備
えて構成される。
【0019】キー部1に設けられた機能キーには、電源
のON/OFFキー、通話キー、切断キー、リダイヤル
キー、確認キー等がある。確認キーは入力された電話番
号等の一連のキーデータをユーザが確認したいときに操
作されるキーである。表示部2には入力キーに対応する
データが表示され、着呼時には相手先の電話番号等が表
示される。
【0020】図2に、本実施形態の携帯電話機のハード
ウェアの構成を示す。
【0021】同図に示すように、本携帯電話機は、装置
全体の制御を行うCPU11と、CPU11で実行され
るプログラムや各種データが固定的に格納されたROM
12と、CPU11によるプログラム実行用のエリアと
して用いられるプログラム実行用RAM13と、図1の
キー部1に設けられた個々のキーに対応する音声やキー
入力完了時に出力するクリック音等の音声データ(音声
波形ファイル)が格納された波形ファイル用RAM14
と、波形ファイル符号化復号化部27とを備える。
【0022】波形ファイル符号化復号化部27は、キー
入力装置18から入力されたキーすなわちユーザによっ
てキー部1が操作されることによって入力されたキーに
対応して波形ファイル用RAM14から読み出された音
声波形ファイルの復号や、ユーザがマイク部3に向かっ
て発声することによって入力された音声信号を符号化す
る処理を行う。波形ファイル符号化復号化部27によっ
て復号された音声信号はスピーカ部4より可聴音となっ
て出力される。
【0023】なお、波形ファイル符号化復号化部27は
音声合成器を装備するものであってよい。この場合、波
形ファイル用RAM14には個々のキーに対応する音声
波形ファイルに代えて音声合成パラメータが格納され、
音声合成器は波形ファイル用RAM14から読み出され
た音声合成パラメータから音声信号を合成してスピーカ
部4に出力する。
【0024】また、本携帯電話機は、外部電源およびバ
ッテリ等の内部電源からなる電源回路15と、電源回路
15から各部への電源供給を制御する電源制御部16と
を備える。電源制御部16はユーザによる電源のON/
OFFキーの操作に応じて電源のON/OFFを切替る
とともに、音声波形ファイルの記憶を保持するよう電源
OFF時にも波形ファイル用RAM14へバックアップ
電源を供給するように制御を行っている。
【0025】さらに、本携帯電話機は入力デバイス17
として図1のキー部1に相当するキー入力装置18とキ
ー検知装置19とを備える。キー入力装置18はユーザ
により操作されたキーに対応するデータをユーザからの
入力データとして入力制御部20に与える。キー検知装
置19はキーの操作量を基にそのキーが入力されようし
ていることを検知してキー検知信号を入力制御部20に
与える。入力制御部20はキー入力装置18およびキー
検知装置19から与えられた入力キーデータやキー検知
信号をCPU11に伝達する等の制御を行う。
【0026】図3にかかるキー入力装置18およびキー
検知装置19の要部を示す。同図に示すように、個々の
キー31はカバー32のキー保持部33において昇降自
在に保持されている。カバー32の下方にはキー操作を
その操作量に応じて多段階に検知する手段として3枚の
電気切片34,35,36が配設されている。これらの
電気切片34,35,36は十分なバネ性を持った導電
材料で構成されたものである。これら3枚の電気切片3
4,35,36は隣り合うものどうしの間に一定の間隔
を置きかつキー31の操作方向に沿って並設されてい
る。これら3枚の電気切片34,35,36は短絡され
る電気切片の組合せからキー操作量に対応した各段階を
電気的に検出する回路と接続されている。
【0027】キー31に操作荷重が加えられていないと
き、図3(a)に示すように、キー31は最上位の電気
切片34の上に載った状態にある。この状態からユーザ
によりキー31が押し込まれると、図3(b)に示すよ
うに、最上位の電気切片34が撓むことによってこの電
気切片34と中間の電気切片35とが接触し、これら電
気切片34,35間の接続をセンスする第1のセンス信
号が有効になる。
【0028】キー検知装置19はこの第1のセンス信号
を監視しており、この第1のセンス信号が有効になった
とき当該キーが入力されようとしていることを判断し、
この旨を示すキー検知信号を入力制御部20を通じてC
PU11に通知する。
【0029】さらにキー31が押し込まれると、図3
(c)に示すように、中間の電気切片35と最下位の電
気切片36とが接触し、これら電気切片35,36間の
接続をセンスする第2のセンス信号が有効になる。キー
入力装置18はこの第2のセンス信号が有効になったと
き当該キーに対応するデータをユーザからの入力データ
として入力制御部20を通じてCPU11に通知する。
【0030】本携帯電話機の構成の説明に戻る。本携帯
電話機は、さらに図1に示した表示部2を構成する表示
デバイス21と表示制御部22とを備えている。表示制
御部22はCPU11から与えられた表示データを表示
デバイス21に表示する制御を行うものである。
【0031】また、本携帯電話機は、無線回路23、通
信制御部24、音声入出力回路25及び音声制御部26
を備えている。無線回路23は図1に示したアンテナ5
を用いて無線による信号の送受信を行う回路である。通
信制御部24はCPU11からの命令を受けて無線回路
23の制御を行う。音声入出力回路25は図1に示した
マイク部3による音声入力とスピーカ部4による音声出
力を行う回路である。また、音声入出力回路25は波形
ファイル符号化復号化部27により復号化された波形フ
ァイルのデータをD/A変換し増幅して音声出力するこ
ともできる。音声制御部26は音声入出力回路25との
間で入出力される音声信号の符号化と復号化を行う。
【0032】また、本携帯電話機では、波形ファイル用
RAM14に格納されたキー対応の各音声波形ファイル
をユーザの発声した音声で置き換えることが可能であ
る。
【0033】さらに、本携帯電話機は、着信の発生をた
とえば音、振動、表示(LEDの点滅)等によりユーザ
に通知する手段である通知デバイス28と、CPU11
からの制御命令を受けて通知デバイス28を制御する通
知制御部29とを備える。
【0034】次に、本実施形態の動作を説明する。
【0035】この携帯電話機では、ユーザによりキーが
入力されようとしていることを検知し、この検知された
キーに対応する音声波形ファイルを再生することで、入
力キーの種別を音声でしかもキー入力前にユーザが確認
できるようにしたものである。
【0036】以下、この処理の手順を主に図4に示すフ
ローチャートを参照して説明する。ユーザからキー入力
処理開始の指示が与えられると、CPU11はキー入力
処理を開始し、入力デバイス17であるキー入力装置1
8およびキー検知装置19を起動させ、これらキー入力
装置18およびキー検知装置19からのキー入力および
キー検知の通知を待つ(ステップ41)。
【0037】ユーザにより、電話番号等の入力を意図し
ていずれかのキーが押圧されると、まず、キー検知装置
19によって当該キーが入力されようとしていることが
検知され(ステップ42)、キー検知装置19より当該
キーのデータを含む検知信号が入力制御部20を通じて
CPU11に伝達される(ステップ43)。CPU11
は検知信号を受けると、当該検知されたキーのデータを
波形ファイル符号化復号化部27に通知する(ステップ
44)。波形ファイル符号化復号化部27は当該キーデ
ータに対応する波形ファイルを波形ファイル用RAM1
4より読み込み、復号して(ステップ45)、この復号
信号を音声入出力回路25に出力する。これにより、ユ
ーザによって入力されようとしているキーに対応する音
声が出カされる(ステップ46)。
【0038】この後、入力制御部20においてキー入力
装置18からのキー入力の有無が判断される(ステップ
47)。キー入力が有る場合、入力制御部20を通じて
当該キーのデータがCPU11へ通知される(ステップ
48)。この後、入力されたキーデータに対して所定の
処理が実行される。
【0039】また、ステップ47でキー入力が無いこと
が判断されると、キー検知装置19による、入力されよ
うとしているキーの有無が再び判断され(ステップ4
9)、入力されようとしているキーが有る場合は、ステ
ップ47に移って再びキー入力装置18からのキー入力
の有無が判断される。また、入力されようとしているキ
ーが無い場合はキー入力処理を終了する。
【0040】以上のように、本実施形態では、キー入力
の前に、これから入カされようとしているキーを検知
し、検知されたキーに対応する音声を出力することによ
って、キー操作ミスの予防を図ることができる。また、
通話中にトーン信号を送付する場合など、迅速なキー操
作が必要とされる場合において、ユーザはキー部を見る
ことなく音声でキーの種類を確認しつつ必要なキー操作
を行うことができる。
【0041】本実施形態の携帯電話機において、キーは
多重のバネ支持構造によって二段階に操作することがで
きる。したがって、キーを軽く押すことによってそのキ
ーが検知されて音声が出力され、ユーザはこの音声を聴
いて正しいキーであることを確認した後、キーを強く押
すことによってキー入力が行われる。
【0042】また、本実施形態の携帯電話機には、キー
入力を通して記憶された電話番号等のデータを随時音声
で確認することのできる機能が設けられている。
【0043】次に、かかる動作の手順を図5のフローチ
ャートを参照して説明する。なお、この動作説明におい
て前述したキー検知装置19によるキー検知の動作につ
いては省く。
【0044】キー入力処理が開始された後、キー入力装
置18からのキー入力が開始されたものとする(ステッ
プ51)。CPU11はキー入力装置18からのキー入
力の有無を判断し(ステップ52)、キー入力が無けれ
ばキー入カ処理を終了する。キー入力が有る場合、CP
U11は入力されたキーが確認キーであるかどうかを判
断する(ステップ53)。入力キーが確認キーで無けれ
ば、続いてそのキーがその他の機能キーであるかどうか
を判断する(ステップ54)。入力キーがその他の機能
キーならば、その機能キーに対応した機能処理が開始さ
れる(ステップ55)。入力されたキーが確認キーでも
その他の機能キーでも無い場合、当該キーのデータはプ
ログラム実行用RAM13のキーバッファに格納される
(ステップ56)。この後、再びステップ51に戻って
キー入力の処理が行われる。
【0045】なお、プログラム実行用RAM13のキー
バッファに保持されたキーデータは、たとえば、このキ
ーデータが電話番号である場合、この電話番号による回
線接続が完了したところで消去される。
【0046】以上ステップ51からステップ56までの
繰り返し処理で確認キーの入力が判断された場合(ステ
ップ53)、CPU11はキーバッファの先頭よりキー
データを読み出し(ステップ57)、読み出したキーデ
ータを波形ファイル符号化復号化部27に通知する。波
形ファイル符号化復号化部27は当該キーデータに対応
する音声波形ファイルを波形ファイル用RAM14より
読み込み、復号し、復号信号を音声入出力回路25に出
力する。これにより、既に入力されているキーデータに
対応する音声が出カされる(ステップ58)。この後、
キーバッファに格納された次のキーデータについて同様
に音声出力を行う(ステップ60)。この動作は、キー
バッファ内のすべてのキーデータについて音声出力が終
了するまで繰り返される(ステップ59)。
【0047】以上のように、本実施形態の携帯電話機で
は、入力した電話番号等の一連のキーデータを、入力途
中あるいは入力完了直後に音声により確認することがで
きる。このような入力済みキーデータの音声による確認
機能は、キーの押し間違えが無かったかどうかを確認し
たい場合に有効であり、特に電話帳等に記載された電話
番号と入力済みの電話番号との照合を容易に(電話帳に
記載された電話番号だけを目で追って)行うことが可能
になるという効果がある。
【0048】以上説明した、これから入力されようとし
ているキーの音声による確認と、入力済みのキーデータ
の音声による確認は一つの流れの中で行われるものであ
ってもよい。図6にこの動作の流れを示し、以下にその
詳細を説明する。
【0049】ユーザからキー入力処理開始の指示が与え
られると、CPU11はキー入力処理を開始し、入力デ
バイス17であるキー入力装置18およびキー検知装置
19を起動させ、これらキー入力装置18およびキー検
知装置19からのキー入力およびキー検知の通知を待つ
(ステップ71)。
【0050】ユーザによりいずれかのキーが押圧される
と、まず、キー検知装置19によって当該キーが入力さ
れようとしていることが検知され(ステップ72)、キ
ー検知装置19より当該キーのデータを含む検知信号が
入力制御部20を通じてCPU11に伝達される。CP
U11は検知信号を受けると、当該検知されたキーのデ
ータを波形ファイル符号化復号化部27に通知する。波
形ファイル符号化復号化部27は当該キーデータに対応
する音声波形ファイルを波形ファイル用RAM14より
読み込み、復号し、この復号信号を音声入出力回路25
に出力する。これにより、ユーザによって入力されよう
としているキーに対応する音声が出カされる(ステップ
73)。
【0051】この後、入力制御部20においてキー入力
装置18からのキー入力の有無が判断される(ステップ
74)。キー入力が有る場合、入力制御部20を通じて
当該キーのデータがCPU11へ通知される(ステップ
75)。ここで、CPU11は入力されたキーが確認キ
ーであるかどうかを判断する(ステップ76)。入力キ
ーが確認キーでなければ、続いてそのキーがその他の機
能キーであるかどうかを判断する(ステップ77)。入
力キーがその他の機能キーならば、その機能キーに対応
した機能処理が開始される(ステップ78)。入力され
たキーが確認キーでもその他の機能キーでもない場合、
当該キーのデータはプログラム実行用RAM13のキー
バッファに格納される(ステップ79)。この後、再び
ステップ72に戻ってキー入力の処理が行われる。
【0052】以上ステップ71からステップ79までの
繰り返し処理で確認キーの入力が判断された場合(ステ
ップ76)、CPU11はキーバッファの先頭よりキー
データを読み出し(ステップ80)、読み出したキーデ
ータを波形ファイル符号化復号化部27に通知する。波
形ファイル符号化復号化部27は当該キーデータに対応
する音声波形ファイルを波形ファイル用RAM14より
読み込み、復号し、復号信号を音声入出力回路25に出
力する。これにより、既に入力されているキーデータに
対応する音声が出カされる(ステップ81)。この後、
キーバッファに格納された次のキーデータについて同様
に音声出力を行う(ステップ84)。この動作は、キー
バッファ内のすべてのキーデータについて音声出力が終
了するまで繰り返される。
【0053】これから入力されようとしているキーに対
応する音声の出力後のキー入力の確認音を出力するよう
に構成してもよい。この場合の動作手順を図7のフロー
チャートを参照して説明する。
【0054】ユーザからキー入力処理開始の指示が与え
られると、CPU11はキー入力処理を開始し、入力デ
バイス17であるキー入力装置18およびキー検知装置
19を起動させ、これらキー入力装置18およびキー検
知装置19からの入力を待つ(ステップ91)。
【0055】ユーザによりキーが押圧されると、まず、
キー検知装置19によって当該キーが入力されようとし
ていることが検知され(ステップ92)、キー検知装置
19より当該キーのデータを含む検知信号が入力制御部
20を通じてCPU11に伝達される。CPU11は検
知信号を受けると、当該検知されたキーのデータを波形
ファイル符号化復号化部27に通知する。波形ファイル
符号化復号化部27は当該キーデータに対応する音声波
形ファイルを波形ファイル用RAM14より読み込み、
復号し、この復号信号を音声入出力回路25に出力す
る。これにより、ユーザによって入力されようとしてい
るキーに対応する音声が出カされる(ステップ93)。
この後、入力制御部20においてキー入力装置18から
のキー入力の有無が判断され(ステップ95)、キー入
力が有る場合、入力制御部20を通じて当該キーデータ
がCPU11へ通知される。この通知を受けてCPU1
1はクリック音等の音声を出力し(ステップ96)、こ
の後、入力されたキーデータに対して所定の処理が実行
される(ステップ97)。
【0056】このようにキー入力のタイミングでクリッ
ク音等の音声を出力することで、確実にキー入力が行わ
れたことをユーザに知らせることができ、キー入力漏れ
等の操作誤りを防止することができる。
【0057】波形ファイル用RAM14に格納された音
声波形ファイルはユーザの発声した音声により生成され
る音声波形ファイルで変更することが可能である。この
音声波形ファイルの変更の手順について図8のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0058】まず、ユーザは音声波形ファイル変更処理
の開始を指示する。音声波形ファイルの変更処理が起動
されたところで、ユーザは変更すべき音声波形ファイル
に対応するキーを入力する(ステップ101)。このキ
ー入力に応じて音声入出力回路25(マイク部3)によ
る音声の取り込みが開始される(ステップ102)。
【0059】ここで、ユーザはマイク部3に向かって任
意の音声を発声する。マイク部3によって取り込まれた
音声信号はA/D変換後、音声制御部26にて符号化さ
れてテンポラリファイルとして波形ファイル用RAM1
4内に格納される(ステップ103)。
【0060】この後、ユーザからの所定のキー操作によ
り音声入力が終了し(ステップ104)、続いてユーザ
はテンポラリファイルの再生出力を指示して入力音声の
確認を行う(ステップ105)。そしてユーザはこの再
生された入力音声を確認して当該入力音声を登録するか
否かを選択する(ステップ106)。例えば、入力音声
を登録するならば確認キーを操作し、登録しないならば
中止キー等の特定のキーを操作することによって、入力
音声を登録するか中止するかを決定する。
【0061】CPU11は、入力音声の登録を中止する
指示を受けると音声波形ファイルの変更処理を中止して
終了する(ステップ109)。
【0062】一方、入力音声を登録する指示を受けた場
合は、波形ファイル用RAM14に格納されているテン
ポラリファイルを、変更するキーに対応する音声波形フ
ァイルに対して上書きする(ステップ108)。これに
より、キーに対応する音声波形ファイルが更新が完了す
る。
【0063】このように本実施形態では、キーに対応す
る音声波形ファイルをユーザが自由に変更することがで
きるので、例えば、ユーザ個人にとっての聞き取りやす
さを考慮した音声に変更するなどして、操作性の更なる
向上を図ることができる。
【0064】次に、情報端末装置、例えば携帯性を考慮
した個人用の情報端末(PDA:Personal Digital(Dat
a) Assistants )に係る本発明の実施形態について説明
する。
【0065】図9に、かかる本実施形態の情報端末装置
の外観を示す。
【0066】同図に示すように、この情報端末装置は入
力表示装置141を有する。この入力表示装置141
は、例えば液晶表示パネル等の表示器とこの表示器の表
示面上に重ね合わされた筆圧階調の検知が可能なタブレ
ットから構成される。このタブレットには、筆圧を少な
くとも3階調(筆圧なし,筆圧弱,筆圧強)以上に検知
することのできる構造のものが用いられている。
【0067】この入力表示装置141の表示画面には、
携帯電話機能の使用時、例えばダイヤル用のテンキーや
各種の機能キー(通話キー、切断キー、確認キー、表示
を消去するためのクリアキー、その他)が表示されると
ともに、キー入力された電話番号、着呼時の相手先の電
話番号、登録されている各種データ等が表示される。タ
ブレットは個々のキー領域毎に筆圧の検知を行い、ある
一定レベル以上の筆圧の発生したキーをその筆圧階調と
ともに検知し、検知信号をCPUに送る。入力表示装置
141の表示画面には、もちろん携帯電話機能以外の各
種情報処理環境が表示される。
【0068】さらに、本情報端末装置は、通話相手から
の音声や確認音声等を出力するスピーカ部142と、ユ
ーザの音声を入力するマイク部143と、、アンテナ1
45とを備えて構成される。
【0069】図10に、本実施形態の情報端末装置のハ
ードウェアの構成を示す。同図に示すように、本情報端
末装置は、装置全体の制御を行うとともに各種データ処
理のための演算を行うCPU121と、CPU121で
実行されるプログラムや各種データが固定的に格納され
たROM122と、CPU121によるプログラム実行
用のエリアとして用いられるプログラム実行用RAM1
23と、個々のキーに対応する音声やキー入力時に出力
するクリック音等の音声データ(音声波形ファイル)が
格納された波形ファイル用RAM124と、波形ファイ
ル符号化復号化部135とを備える。
【0070】波形ファイル符号化復号化部135は、ユ
ーザによって入力表示装置141の表示入力画面が操作
されることによって入力されたキーに対応して波形ファ
イル用RAM124から読み出された音声波形ファイル
の復号や、ユーザがマイク部143に向かって発声する
ことによって入力された音声信号を符号化する処理を行
う。波形ファイル符号化復号化部135によって復号さ
れた音声信号はスピーカ部142より可聴音となって出
力される。
【0071】また、本情報端末装置は、外部電源および
バッテリ等の内部電源からなる電源回路125と、電源
回路125から各ハードウェアへの電源供給を制御する
電源制御部126とを備える。電源制御部126はユー
ザによる電源のON/OFFキーの操作に応じて電源の
ON/OFFを切替るとともに、たとえば音声波形ファ
イルの記憶を保持するよう電源OFF時にも波形ファイ
ル用RAM124へバックアップ電源を供給するように
制御を行っている。電源投入時に、ROM122に格納
されているプログラムがCPU121にロードされ、本
装置が起動する。
【0072】さらに、本情報端末装置は入力デバイス1
29として、前述した筆圧階調の検知が可能なタブレッ
トを備えた入力表示装置141を有する。入力制御部1
30はタブレットの座標検知信号から筆圧の階調を判定
するとともに、指示されたキー表示領域を判定し、これ
らの判定結果をCPU121に伝達する。
【0073】さらに、本情報端末装置は、前述した液晶
表示パネル等の表示器である表示デバイス127と、こ
の表示デバイス127の表示動作を制御する表示制御部
128とを備えている。
【0074】また、本情報端末装置は、無線回路13
1、通信制御部132、音声入出力回路133及び音声
制御部134を備えている。無線回路131はアンテナ
145を用いて無線による信号の送受信を行う回路であ
る。通信制御部132はCPU121からの命令を受け
て無線回路131の制御を行う。音声入出力回路133
はマイク部143による音声入力とスピーカ部142に
よる音声出力を行う回路である。また、音声入出力回路
133は波形ファイル符号化復号化部124により復号
化された音声波形ファイルのデータをD/A変換し増幅
して音声出力することもできる。音声制御部134は音
声入出力回路133との間で入出力される音声信号の符
号化と復号化を行う。
【0075】また、本情報端末装置では、波形ファイル
用RAM124に格納されたキー対応の音声波形ファイ
ルをユーザの発声した音声で置き換えることが可能であ
る。
【0076】さらに、本情報端末装置は、着信の発生を
たとえば音、振動、表示(LEDの点滅)等によりユー
ザに通知する手段である通知デバイス136と、CPU
121からの制御命令を受けて通知デバイス136を制
御する通知制御部137とを備える。
【0077】次に、本実施形態の動作を説明する。
【0078】この情報端末装置は、携帯電話機能の使用
時、ユーザによりキーが入力されようとしていることを
タブレットの筆圧検知機構より検知し、この検知された
キーに対応する音声の音声波形ファイルを再生すること
によって、ユーザが操作キーの種類を当該キーのデータ
が入力される直前に音声で確認できるようにしたもので
ある。
【0079】以下、この操作キーの音声による確認処理
の手順を説明する。図11にかかる処理手順を示す。
【0080】ユーザによる何らかの操作によって携帯電
話機能を使用することがCPU121に通知されると、
121は携帯電話機能を起動し、入力表示装置141の
表示画面に携帯電話機能のための環境を表示するととも
にタブレットの動作を開始させる(ステップ151)。
タブレットにおいて筆圧の発生が検知されると(ステッ
プ152)、入力制御部20によりその筆圧位置がキー
の表示領域であるかどうが判定される(ステップ15
3)。この結果、その筆圧位置がキー表示領域でなけれ
ば入力処理を終了する。筆圧位置がキー表示領域である
場合は筆圧階調の判定が行われる(ステップ154)。
【0081】この筆圧階調の判定は、たとえば、検出さ
れた指示座標のサイズ等から行うことが可能である。こ
れは筆圧に応じてタブレットにおいて検出される指示座
標点の数が異なることに基づく。階調判定のための指示
座標点数のしきい値としてX1とX2(但し、X1<X
2)を設定しておき、検出された指示座標点の数Xがし
きい値X2を越えたときキー入力が成立するようにすれ
ば、検出された指示座標点の数Xがしきい値X1としき
い値X2との間にあるときをこれからキーが入力されよ
うとしている状態として検知することができる。なお、
筆圧階調の判定方法はこれに限らず、例えば、タブレッ
トそのものあるいはその中の信号走査線を多重構造とす
ることによっても可能である。
【0082】以下、検出された指示座標点の数Xがしき
い値X1としきい値X2との間にあるような状態を「筆
圧弱」とし、検出された指示座標点の数Xがしきい値X
2を越えたような状態を「筆圧強」として説明を進め
る。
【0083】ステップ154での筆圧階調の判定の結果
「筆圧弱」が判定された場合、入力制御部130はその
検出された指示座標に対応するキーを判定し、そのキー
のデータを「筆圧弱」の情報とともにCPU121へ通
知する(ステップ155)。この通知を受けたCPU1
21は当該キーのデータを波形ファイル符号化復号化部
135に通知する(ステップ156)。波形ファイル符
号化復号化部135は当該キーデータに対応する音声波
形ファイルを波形ファイル用RAM124より読み込
み、復号し(ステップ157)、この復号信号を音声入
出力回路25に出力する。これにより、ユーザによって
入力されようとしているキーに対応する音声が出カされ
る(ステップ158)。
【0084】また、ステップ154での筆圧階調の判定
の結果「筆圧強」が判定された場合、入力制御部130
はその検出された指示座標に対応するキーを判定し、そ
のキーのデータを「筆圧強」の情報とともにCPU12
1へ通知する(ステップ159)。CPU121はこの
通知を受けて当該キーデータの入力に対応した処理を行
う(ステップ160)。
【0085】以上のように、本実施形態の情報端末装置
では、これから入力されようとしているキーデータを音
声で確認することができる。これにより、ユーザはキー
選択の誤りを入力前に知ることが可能となってキー入力
誤りを減じることができるとともに、表示画面を見ずに
キー操作を行う場合に目的のキーを容易に探すことがで
きる。
【0086】以上、携帯電話機と情報端末装置の実施形
態について説明したが、本発明はその他、キー操作によ
ってデータ入力が行われ、かつ音声出力機能を備えた様
々な機器に適用することが可能であり、それら機器にお
いてキー操作性の向上効果を期待することができる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キー入力の前に、これから入カされようとしているキー
を検知し、検知されたキーに対応する音声を出力するこ
とによってキー操作ミスの予防を図ることができるとと
もに、音声による入力キーの確認の機会をユーザに提供
することによって、たとえば、携帯電話機に耳を当てな
がらキー入力したり、電話帳を参照しながらダイヤルす
る等、何らかの事情で視界からキーを外さざるを得ない
場合においても入力キーを正しく確認することができ
る。
【0088】また、本発明によれば、キー入力の完了時
を示す音声を出力するキー入力完了音声出力手段を設け
ることで、入力前のキー確認と入力完了の確認を音声に
よって行うことが可能となり、ブラインドタッチによる
キー入力の操作性をより高めることができる。
【0089】さらに、本発明によれば、入力した電話番
号等の一連のキーデータを、入力途中あるいは入力完了
直後に音声により確認することができる。このような入
力済みキーデータの音声による確認機能は、キーの押し
間違えが無かったかどうかを確認したい場合に有効であ
り、特に電話帳等に記載された電話番号と入力済みの電
話番号との照合を容易に(電話帳に記載された電話番号
だけを目で追って)行うことが可能になるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である携帯電話機の外観を
示す図。
【図2】図1に示す携帯電話機のハードウェア構成を示
すブロック図。
【図3】図1の携帯電話機において、入力されようとし
ているキーを検知する機構の例を示す図。
【図4】図1の携帯電話機において、入力されようとし
ているキーを音声で確認する処理の手順を示すフローチ
ャート。
【図5】図1の携帯電話機において、入力済みのキーデ
ータを連続して音声で確認する処理の手順を示すフロー
チャート。
【図6】図1の携帯電話機において、入力されようとし
ているキーの音声による確認に続いて入力済みのキーデ
ータの音声による確認が行われる場合の処理の手順を示
すフローチャート。
【図7】図1の携帯電話機において、音声でキーを確認
しキー入力時に確認音を出力する処理の手順を示すフロ
ーチャート。
【図8】図1の携帯電話機において、音声波形ファイル
を変更する処理の手順を示すフローチャート。
【図9】本発明の他の実施形態である情報端末装置の外
観を示す図。
【図10】図9に示す情報端末装置のハードウェア構成
を示すブロック図。
【図11】図9に示す携帯電話機において、入力されよ
うとしているキー部を音声で確認する処理の手順を示す
フローチャート。
【符号の説明】
1…キー部 2…表示部 3…マイク部 4…スピーカ部 5…アンテナ 11…CPU 12…ROM 13…プログラム実行用RAM 14…波形ファイル用RAM 18…キー入力装置 19…キー検知装置 20…入力制御部 23…無線回路 24…通信制御部 25…音声入出力回路 26…音声制御部 27…波形ファイル符号化復号化部 121…CPU 122…ROM 123…プログラム実行用RAM 124…波形ファイル用RAM 127…表示デバイス 128…表示制御部 129…入力デバイス 130…入力制御部 133…音声入出力回路 134…音声制御部 135…波形ファイル符号化復号化部 141…入力表示装置 142…スピーカ部 143…マイク部 145…アンテナ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを入力する複数のキーと、 入力されようとしている前記キーを検知するキー検知手
    段と、 前記キー検知手段により検知されたキーに対応する音声
    を出力するキー対応音声出力手段とを具備することを特
    徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 データを入力する複数のキーと、 入力されようとしている前記キーを検知するキー検知手
    段と、 前記キー検知手段により検知されたキーに対応する音声
    を出力するキー対応音声出力手段と、 キー入力の完了時を示す音声を出力するキー入力完了音
    声出力手段とを具備することを特徴とする携帯電話機。
  3. 【請求項3】 前記キー検知手段が、キーの操作量を基
    にこのキーが入力されようとしているかどうかを判別す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の携帯電話
    機。
  4. 【請求項4】 データを入力する複数のキーと、 前記キーを用いて入力されたデータまたは一連のデータ
    を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された個々のデータに対応する音声
    を出力する音声出力手段とを具備することを特徴とする
    携帯電話機。
  5. 【請求項5】 キーに対応する音声を変更する手段をさ
    らに有することを特徴とする請求項1、2、4記載のい
    ずれかの携帯電話機。
  6. 【請求項6】 携帯電話の機能を有する情報端末装置に
    おいて、 データを入力する複数のキー部と、 入力されようとしている前記キー部を検知するキー検知
    手段と、 前記キー検知手段により検知されたキー部に対応する音
    声を出力するキー対応音声出力手段とを具備することを
    特徴とする情報端末装置。
  7. 【請求項7】 携帯電話の機能を有する情報端末装置に
    おいて、 データを入力する複数のキー部と、 入力されようとしている前記キー部を検知するキー検知
    手段と、 前記キー検知手段により検知されたキー部に対応する音
    声を出力するキー対応音声出力手段と、 キー入力の完了時を示す音声を出力するキー入力完了音
    声出力手段とを具備することを特徴とする情報端末装
    置。
  8. 【請求項8】 前記キー検知手段が、 前記複数のキー部を表示する表示部と、 指示された前記キー部を検出するタブレットと、 前記指示されたキー部への筆圧に基づいて該キー部が入
    力されようとしているかどうかを判別する手段とを有す
    ることを特徴とする請求項6または7記載の情報端末装
    置。
  9. 【請求項9】 携帯電話の機能を有する情報端末装置に
    おいて、 データを入力する複数のキー部と、 前記キー部を用いて入力されたデータまたは一連のデー
    タを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された個々のデータに対応する音声
    を出力する音声出力手段とを具備することを特徴とする
    情報端末装置。
  10. 【請求項10】 キー部に対応する音声を変更する手段
    をさらに有することを特徴とする請求項6、7、9記載
    のいずれかの情報端末装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005120026A1 (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 通信端末及び通信方法
JP2011254554A (ja) * 2003-07-28 2011-12-15 Nec Corp 携帯情報端末

Cited By (4)

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