JP2000323995A - 誤り訂正積符号ブロックを用いるデータ処理方法及び装置及び記録媒体 - Google Patents

誤り訂正積符号ブロックを用いるデータ処理方法及び装置及び記録媒体

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JP2000323995A
JP2000323995A JP11132725A JP13272599A JP2000323995A JP 2000323995 A JP2000323995 A JP 2000323995A JP 11132725 A JP11132725 A JP 11132725A JP 13272599 A JP13272599 A JP 13272599A JP 2000323995 A JP2000323995 A JP 2000323995A
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Tadashi Kojima
正 小島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明はエラー訂正能力を格段と向上するこ
とを課題とする。 【解決手段】複数のセクタ(0、1、2、3)で構成さ
れる完結型のエラー訂正積符号(ECC)ブロックを複
数個(B0、B1、B2)用意し、この複数のECCブ
ロックと同じ形態、同じ数の新情報データブロック(B
00、B11、B22)を得る場合、前記ECCブロッ
クと新情報データブロックとで対応するIDを含む先頭
行については、配置位置を保持し、他の行のインターリ
ブを、前記同じ数の新情報データブロック(B00、B
11、B22)内で完結させるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルデータの
記録・伝送に用いて好適な誤り訂正積符号ブロックの構
成方法に関わり、特に記録密度が大幅に異なる複数種の
記録媒体に情報データを記録する場合において、誤り訂
正処理を、同じシステムでもブロックインターリーブ処
理導入で、ディフェクト対応能力が物理長で略同程度に
する事が可能なデータ処理方法及び装置及びそのような
データを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】1バイトが8ビットのバイト単位でデジ
タルデータを記録したり伝送したりするシステムに於い
ては、リードソロモン誤り訂正積符号ブロックを構成し
てデータを処理している。即ち、(M×N)バイトのデ
ータをM行×N列の行列に配置し、列毎のMバイトの情
報部にPOバイトの誤り訂正検査ワードを付加し、行毎
にNバイトの情報部にPIバイトの誤り訂正検査ワード
を付加して、(M+PO)行×(N+PI)列のリード
ソロモン積符号ブロックを構成している。そしてこのリ
ードソロモン誤り訂正積符号ブロックを記録・伝送する
事により、再生側や受信側では、ランダム誤り及びバー
スト誤りを効率よく訂正できる。
【0003】このようなリードソロモン誤り訂正積符号
ブロックは、冗長率と言われる符号語全体の大きさ、即
ち(M+PO)×(N+PI)に対する誤り訂正検査ワ
ードの冗長部分(PI×M+PO×N+PO×PI)の
比率が小さい程効率が高い事になる。一方、PI、PO
が大きい程ランダム誤りに対してもバースト誤りに対し
ても訂正能力は高くなる。
【0004】ここで同一の冗長率のリードソロモン誤り
訂正積符号ブロックを比較した場合、M、Nが小さく従
ってPI、POも小さいリードソロモン誤り訂正積符号
ブロックの場合には、誤訂正される確立が相対的に増え
る為に訂正能力が低下する事が知られている。
【0005】逆にM、Nを大きくすれば同一の冗長率で
もPI、POを大きく出来るため高い訂正能力が得られ
る事は知られているものの、以下に述べる制約条件を充
たすもので無ければ実現できない。
【0006】第1に、リードソロモン符号語を構成でき
る為の符号語長として、M+PO及びN+PIは255
バイト以下で無ければならないという制約条件がある
(語長が8ビットの場合)。第2にハードウエア規模か
らくるコスト上の制約がある。
【0007】さて、これらの諸条件を元に近年情報記録
メディアとして、DVD−ROMやDVD−RAM、D
VD−R等の光ディスク規格が発表された。これら規格
の内DVD−ROMとDVD−RAMはISO化がDI
S16448(80mmDVD−ROM)、DIS16
449(120mmDVD−ROM)、DIS1682
5(DVD−RAM)として確定した。
【0008】このDVD規格では、誤り訂正符号化処理
方式に対して上述した考えを採用し、従来の光ディスク
系で用いられている方式に比べ、少ない冗長率の誤り検
査ワードで誤り訂正能力は格段の向上を充たした。
【0009】DVDの誤り訂正方式考案に対しては、基
本的には前記に記述した通りであるが、そのベースとな
る問題は、ランダム誤り訂正能力とバースト誤り訂正能
力の目標値をどの程度とするかにある。これらの決定に
は記録媒体の記録方式や取り扱いからくるディフェクト
発生等を考慮して決定しなくてはならない記録/再生方
式に関しては、光ディスク系では記録波長や光学系特性
から来る記録/再生用ビームスポットサイズから決めら
れる、記録密度が誤り訂正方式決定に大きな要因を持
つ。特にバースト誤りの訂正能力決定では、取り扱いな
どから発生する傷等のディフェクト長は経験から求めら
れるが、誤り訂正能力は物理的なディフェクト長に線記
録密度を乗じたものが情報データのバーストエラー長と
なり、記録密度向上により合わせて訂正能力を上げる必
要がでてくる。記録密度に関して、再生系を例に記述す
ると下記のようになる。
【0010】光源波長をλ、対物レンズの開口をNAと
すれば、 (NA/λ)2 に比例する。DVDに採用された波長は650nm、開
口数NAは0.6である。
【0011】誤り訂正方式は、リードソロモン積符号
で、(M×N)=(192×172)バイトの情報デー
タブロックに対して、夫々PI=10バイト、PO=1
6バイトによる、 行側内符号 RS(182,172,11) 列側外符号 RS(208,192,17) が採用されている。ここでPI系列にて誤り訂正を行
い、訂正不能行にマークフラグをつけPO系列でエラー
マークをエラーポジションとして扱い、エラーパターン
のみを演算抽出する「イレージャー訂正」方式を用いれ
ば、最大16行のバーストエラーが訂正できる。
【0012】DVDでは、記録密度はデータビット長=
0.267μmであるから、 0.000267×8×182×16=6.2mm 約6mmのバーストエラー訂正能力があると言える。
【0013】しかしながら、次世代DVDとして更なる
高密度化による大容量光ディスクの検討が始まった。D
VD以上に大容量化の為には記録密度を上げなくてはな
らない。最近これら要求に答えるべく、波長400nm
のブルーレーザダイオードが発表された。このレーザを
用いれば、DVDと同様の光学系でも、線密度で2倍程
度の向上が見込める。トラック密度も含めれば、3倍程
度の高密度化が可能になり、ディスク1枚にハイビジョ
ン(Hi−vision)等の高精細映像が2時間程度
記録できる。
【0014】この高密度化(線密度2.6倍を例とし
て)に於いては、従来の誤り訂正方式を導入すると、バ
ーストエラーに対しては、2.3mm程度の訂正能力し
か持てない。
【0015】更に、前記で記述したように誤り訂正符号
長は、ワード=8ビット系の処理システムを用いる限
り、255バイトが最大であり、DVD規格が208バ
イトである事から、バーストエラー対応能力は限界に近
く、僅かにしか向上は見込めない。
【0016】訂正符号長を大きくするには、語長を大き
くすれば良い。語長は他のシステムの関係から8の倍数
が利用しやすく、結果として「ワード=16ビット」が
考えられるが、訂正処理回路規模は著しく大きくなり問
題が多い。
【0017】また、次世代システムも現行のDVDシス
テムに近い構造が上位互換の為に好ましい。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】一般にパッケージメデ
ィア等の誤り訂正処理方式は、リードソロモン積符号方
式の導入が多い。製造や流通で生じる欠陥等のディフェ
クトエラーデータを誤り検出・訂正する場合、高い性能
と高率が期待出来るからである。
【0019】処理データの単位は、1ワード=1バイト
(8ビット)が都合が良い。システムの応用展開を考え
ると、処理回路は適切な規模に抑える必要がある。また
この問題は、誤り訂正処理だけで無く、記録媒体への記
録やある伝送路へのデータ伝送では、前後処理回路が存
在し、それらとの結合の容易性も必要である。この様な
中で記録媒体の大幅な記録密度向上に対する、誤り訂正
方式は周辺状況から、現在DVDで用いられている、下
記リードソロモン積符号の利用が最適である。
【0020】 行側内符号 RS(182,172,11) 列側外符号 RS(208,192,17) ここで、問題となるバーストエラー訂正能力向上の解決
が必要になる。
【0021】そこでこの発明は、エラー訂正能力を格段
と向上することができるデータ処理方法及び装置及び記
録媒体を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のセク
タで構成される完結型のエラー訂正積符号(ECC)ブ
ロックを複数個用意し、この複数のECCブロックと同
じ形態、同じ数の新情報データブロックを得る場合、前
記ECCブロックと新情報データブロックとで対応する
IDを含む先頭行、または同順位のセクタについては、
配置位置を保持し、他の行またはセクタのインターリブ
を、前記同じ数の新情報データブロック内で完結させる
ようにしたものである。
【0023】また、この発明は、複数のセクタで構成さ
れる完結型のエラー訂正積符号(ECC)ブロックを複
数個用意し、この複数のECCブロックと同じ形態、同
じ数の新情報データブロックを得る場合、前記完結型の
ECCブロックのブロック順位を、自己と同順位とそれ
以下の順位の新情報データブロックのセクタ順位に対応
させて、かつセクタ単位で配置位置を変更しインターリ
ブするようにしたものである。
【0024】又、インターリーブした情報データブロッ
クを基に戻すためのデ・インターリーブのためにの情報
としては、各ECCブロックの先頭行に挿入されている
ID信号を活用するもので、ここに復元のための情報を
挿入するようにしている。
【0025】本発明は上記の考えに基づく、データ伝送
方法、記録方法、記録装置、再生装置、さらには記録媒
体及びそのデータ構造である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0027】まずこの発明の具体的構成を説明する前
に、この発明の基本的な考え方について説明する。バー
ストエラー訂正能力を高める為には、各訂正系列の誤り
検出・訂正能力内にエラーを分散させれば良い。しかし
ながらDVD規格で採用されているような、一定の情報
データブロック内で完結された誤り検出・訂正システム
では、バーストエラーによるエラーデータの固まり状態
が、最もエラーデータを訂正できる形である。バースト
エラー訂正能力を高める為の基本的考えである、エラー
データの分散は対応できず、分散すれば能力は低下する
事になる。結果として現状では、各訂正系列の訂正能力
内に、バーストエラーデータを分散する事は出来ない。
【0028】そこで、訂正能力内にエラーデータを分散
する為には、他の訂正処理データブロックと合わせて、
大きな情報データブロックを構成しエラーデータの分散
を図るようにすれば、各訂正系列の訂正能力内にエラー
データを分散する事が可能である。即ち「誤り検出訂正
情報データブロックA」は、最大バーストエラー訂正能
力bの誤り訂正方式が採用されている場合、b以上のバ
ーストエラーが発生すると訂正処理が出来ない。しかし
記録時に2組以上の誤り検出訂正情報データブロックを
インターリーブ処理しておけば、誤り訂正処理を行う時
集められた情報データブロックAには、バーストエラー
bがブロックの組数で分散される為、訂正能力以下のエ
ラーデータとなり、訂正処理が可能である。
【0029】この様に、バーストエラー訂正能力を向上
させるには、複数の誤り検出・訂正情報データブロック
で、インターリーブ処理する方式が使われていた。
【0030】しかしながら、複数の情報データブロック
をインターリーブ処理すると、小さな単位の情報データ
ブロックにアドレスを示すID(Identifica
tion Data)等が付加されている場合、それら
の関係が乱され、制御が困難となる。
【0031】例えば、DVD規格では、情報データ20
48バイトにIDやその他制御信号・訂正用パリティー
データを加えた、2366バイトを1セクターとして、
16セクターで1ECCブロック(誤り検出・訂正情報
データブロック)を構成している。
【0032】複数のECCブロックを用いてインターリ
ーブ処理して記録すれば、誤り検出訂正処理にて、各E
CC単位に再結合される為、バーストエラーデータは分
散される。但し、ID番号の連続性等もインターリーブ
で分散され、制御を複雑となる事から、これら問題を考
慮した方式が必要となってきた。
【0033】本発明はこの点を鑑み、IDの連続性(そ
れに準じる構成)を保ちつつ、記録媒体からの再生や伝
送路での伝送におけるバーストエラーデータをID以外
の情報データのみ分散する事で、従来の制御処理がその
まま可能で、大幅なバーストエラーデータの訂正能力向
上を実現する事を可能にしたものである。
【0034】まず第1の発明でのデータ処理方法は、情
報データS単位でIDが含まれ、それをK個集めてEC
CブロックBが構成され、ECCブロックBをL組集合
させ、インターリーブ処理にて、新たな情報データブロ
ックSを構成する時、IDが含まれている、PI訂正系
列は移動させず、他のPI系列をインターリーブ処理す
る事で、従来のサーチ制御等はそのまま利用でき、バー
ストエラー訂正能力は大幅に向上させる事を可能にして
いる。
【0035】また第2の発明でのデータ処理方法は、上
記情報データブロックS内はインターリーブ処理を行わ
ず、情報データブロックSを単位にインターリーブ処理
する方法である。
【0036】この方式は、ECCブロックのバースト訂
正能力より、情報データブロックSがマージンを含めて
小さい場合に有効である。バーストエラーが発生した
時、バーストエラー長がSから(L−1)×Sでも、エ
ラー長がS以下になる為、訂正処理可能となる。
【0037】また、この方法は書込み可能媒体から読み
出し、再度一部の情報ブロックを変更して再書込みを行
う処理に於いては、1ECCブロックを再書込み処理す
れば可能で、第1の発明の場合よりリード・ライトメデ
ィアでの利用に有効である。第1の発明のデータ処理で
同様の対応を行う場合は、L組のECCブロック全てを
再書込み処理する必要がある。
【0038】第3の発明は、第2の発明の変形で、情報
ブロックS単位でインターリーブを行う時、L個完結で
インターリーブ処理が行われている第2の発明に対し
て、情報ブロックS単位で、畳み込み処理によるインタ
ーリーブ処理である為、同様の効果を生み出すと同時
に、目標データの読み出しなどで、スタートポイントが
分散されている為、シーク処理等が容易になる利点があ
る。更にこの方法は、訂正処理での情報バッファーメモ
リーが、少なくて済む利点も併せ持つ。
【0039】上記のように、第1、第2、第3の発明に
よれば、従来DVD規格等で採用されている冗長率が少
ない高効率の誤り検出・訂正積符号をそのまま利用で
き、バーストエラー訂正能力を情報データ長により大幅
に向上させる事が可能である。そして、次世代光ディス
ク用に開発が進められているブルーレーザ対応の高密度
記録媒体の記録再生用に適用しても、従来以上のバース
トエラー訂正能力を実現できる。また場合によっては、
現在DVD規格で採用されているエラー訂正符号化構造
をそのままにして、記録媒体への読み出し/書込みにお
けるデータの順序を制御するだけでこの発明を実現する
ことが可能となり、制御回路の負担を最小限に抑える事
が可能であり、また新システムにより現行DVDの互換
性処理も容易となる利点を持つ。
【0040】次に、この発明の実施の形態を具体的に図
面を参照して説明する。
【0041】この発明は、記録媒体(メモリ、ディス
ク、テープ等)に記録されたり、また再生されたりする
データ構造、或いは通信(送受信)に利用されるデータ
構造を提供するもので、誤り訂正能力を格段に向上した
ものである。
【0042】図1はこの発明の基本的な概念を示すもの
である。この発明では、デジタルデータ(映像や音声、
副映像、制御データなどを含む)を、誤り訂正積符号ブ
ロック処理部100において、誤り訂正積符号ブロック
の形に生成する。この誤り訂正積符号ブロックは、いわ
ゆるECCブロックと称され、1つのブロックでエラー
訂正処理を完結するように構成されている。この誤り訂
正積符号ブロックについては、後で詳しく説明する。
【0043】このようなブロックが、誤り訂正積符号ブ
ロック処理部100において連続して生成され、次段の
完結アンド完結によるインターリーブ処理部110に送
られる。ここで完結アンド完結によるインターリーブ処
理部110と称したのは、1つの誤り訂正積符号ブロッ
ク毎に誤り訂正処理が完結しており、かつインターリー
ブ処理が複数の誤り訂正積符号ブロック毎に完結するか
らである。またこの完結アンド完結インターリブ処理部
110は、上記の誤り訂正積符号ブロックのフォーマッ
トを維持した状態のインターリーブド誤り訂正積符号ブ
ロックを生成している。このインターリーブ処理につい
ては、後で詳しく説明することにする。
【0044】このようにインターリーブが施された誤り
訂正積符号ブロックは、次の変調処理部120に入力さ
れて変調され、記録媒体への記録、或いは伝送路へと送
出される。記録媒体へ記録されるときは、記録に適した
データに変調され、伝送路へ送出される場合には通信に
適したデータに変調される。
【0045】200は、上記のように記録媒体に記録さ
れているデータあるいは伝送されたデータが取り込まれ
る復調部である。ここで復調されたデータは、先の変調
処理部120の入力側の信号と同様な形態で得られる。
復調信号は、完結アンド完結によるデ・インターリーブ
処理部210に入力され、デ・インターリーブされる。
そして、ここでデ・インターリブされた信号が誤り訂正
部220において誤り訂正を行われる。
【0046】上述したECCブロックについて説明す
る。
【0047】情報データブロックに対する誤り訂正コー
ド生成して、当該情報データブロックに付加した誤り検
出訂正情報データブロックの構造は、ランダムエラーと
バーストエラー訂正能力を高める為、リードソロモン誤
り訂正が多く利用される。また、デジタルデータ処理
は、1バイトを8ビットとして、このバイトを単位とし
た処理が一般的であり他の展開を考えると高率が良い。
【0048】下記に、さらに図面とDVD規格とを照ら
し合わせて詳細に説明していく。
【0049】図2(A)は、N列×M行の情報データブ
ロックである。コンピュータ関係では、128の2の倍
数である情報ブロックが、処理情報データブロックとし
て利用される。
【0050】DVD規格では、2048バイトを情報ブ
ロックの単位で用いている。この為2048バイトのメ
インデータにIDや制御コード等を含め、2064バイ
トとし、172列×12行の情報データブロックを構成
している。M×Nのブロックに誤り訂正コードを付加し
たのでは、期待する訂正能力を得る為には訂正コードの
冗長率が高くなりすぎる為、K個の情報データブロック
を集めて、(K×(M×N))バイトの情報データブロ
ックを構成する。
【0051】図2(B)に(K×(M×N))バイトの
情報データブロックを関係を示す。DVD規格ではK=
16が採用されている。図2(B)の情報データブロッ
クにおける、列方向(K×M)バイトのデータでN列の
夫々に誤り訂正コード(K×Q)バイトを生成し、付加
する。次に行方向Nバイトのデータで(K×M)+(K
+Q)行の夫々に誤り訂正コードPバイトを生成し、付
加する。この関係を図2(C)に示す。DVD規格で
は、Q=1バイトでP=10バイトである。
【0052】次に、前記情報データブロック(M×N)
バイトに誤り訂正符号を付加して、各情報データブロッ
クが同じ形態となるように、(K+Q)バイトの訂正コ
ードを分散配置させる。
【0053】この処理は、本発明の処理に直接関係する
ものではないが、DVD規格に合わせて説明する為に、
記載してある。
【0054】分散配置された新ブロック構造を図3
(A)に示す。DVD規格では、(K×(M+1)×
(N+P))、即ち「16×(208×182)」バイ
トの誤り訂正積符号ブロックが構成される。図3(B)
は誤り訂正コードが付加された情報ブロック(M+Q)
×(N+P)の構造を示してある。先頭行には情報ブロ
ックのアドレス情報にもなるIDや制御信号(CNT)
が配置され、最終行は列方向の誤り訂正コードQが配置
されている。DVD規格では、Q=1でありこの構造は
K×(M+Q)が255まで、Kの数を増す事が出来
る。
【0055】図4は、この発明の第1の実施の形態を説
明するために示した図である。この例では、図3(B)
の情報ブロック(セクター)は8行で構成され、誤り検
出訂正積符号ブロック(ECCブロック)は、情報デー
タブロック4個(K=4)である。
【0056】またインターリーブ処理は3ECCブロッ
クで完結処理される構成の一例を示している。ここで
は、第1の発明の内容が含まれている。
【0057】先ず、誤り訂正積符号生成完成後の各EC
Cブロックを用いて、インターリーブ処理して伝送・記
録等へのデータ順を再構築する場合、各情報ブロック
(セクター)の先頭行はそのまま配置し、それ以外の行
を、各ECCブロック内の情報ブロック(セクター)番
号が同じもののみでインターリーブ処理を行う。この処
理でインターリーブ後の各情報ブロックの各行番号は変
更されておらず、情報ブロックのみ異なる事から、再生
処理におけるデインターリーブ処理が容易になる。尚こ
の処理におけるバーストエラーデータは、デインターリ
ーブで3分配される為、バーストエラー訂正能力(デー
タ長で)は3倍となる。
【0058】上記のように第1の発明でのデータ処理方
法は、情報データS単位(セクタ単位)でIDが含ま
れ、それをK個(4個)集めてECCブロックBが構成
され、ECCブロックBをL個(B0、B1、B2の3
個)集合させ、インターリーブ処理にて、新たな情報デ
ータブロックS(B00、B11、B22の3個)を構
成する時、IDが含まれている、PI訂正系列は移動さ
せず、他のPI系列をインターリーブ処理する事で、従
来のサーチ制御等はそのまま利用でき、バーストエラー
訂正能力は大幅に向上させる事を可能にしている。
【0059】また別の言い方をすると、複数のセクタ
(0、1、2、3)で構成される完結型のエラー訂正積
符号(ECC)ブロックを複数個(B0,B1,B2の
4個)用意し、この複数のECCブロックと同じ形態、
同じ数の新情報データブロック(B00,B11,B2
2)を得る場合、前記ECCブロックと新情報データブ
ロックとで対応するIDを含む先頭行については、配置
位置を保持し、他の行またはセクタのインターリブを、
前記同じ数の新情報データブロック内で完結させるよう
にしたものである。
【0060】図5は、第2の発明の一実施の形態であ
る。この例では、情報ブロック(セクター)の各行単位
ではインターリーブ処理を行わず、情報ブロック(セク
タ)単位でインターリーブ処理を行う一実施例である
る。4つのECCブロックでインターリーブ処理が完結
する構造を示している。インターリーブ処理後の各情報
ブロックのID情報は、ECCブロック番号は一方向累
進性が損なわれるが、ECCブロック内の情報ブロック
番号は累進性がある為、ECCブロック番号をインター
リーブ処理ECCブロック数で除算(小数点以下無視)
する事で、インターリーブ情報ブロック単位の累進性番
号が生成され、インターリーブ処理内では、ECCブロ
ック番号と情報ブロック番号で累進性を検出できる。
【0061】上記のように第2の発明では、複数のセク
タで構成される完結型のエラー訂正積符号(ECC)ブ
ロックを複数個(B0〜B3の4個)を用意し、この複
数のECCブロックと同じ形態、同じ数の新情報データ
ブロック(B00〜B33の4個)を得る場合、前記E
CCブロックと新情報データブロックとで対応する同順
位のセクタ(0,1,2,3)については、配置位置を
保持し(B0のセクタ0はB0−0へ、B1のセクタ1
はB1−1へ、B2のセクタ2はB2−2へ、B3のセ
クタ3はB3−3へ配置)、他のセクタのインターリブ
を、前記同じ数の新情報データブロック(B00〜B3
3の4個)内で完結させるようにしたものである。
【0062】図6は、第3の発明の一実施の形態を示し
ており、図5の実施の形態の変形である。各ECCブロ
ックが生成されたら、情報ブロック単位で畳み込み処理
を行い、情報ブロック単位での連続したインターリーブ
処理を行う。インターリーブを畳み込みで連続処理する
が、各ECCブロックは内部で閉じた完結情報ブロック
になっている為、リライタブルメディアでの利用に支障
は無い。データ(ここではブロックデータ)が畳み込み
で再配置されている為、インターリーブ及びデインター
リーブ処理に用いられるバッファーメモリー容量を削減
できる。先の実施の形態で示した方法では、インターリ
ーブ処理を複数ブロックで完結処理している為、連続的
な処理に於いては、通常2ブロック処理の容量が必要に
なる。しかし図6の様な方式では「1ブロック+α」で
処理が可能になる。
【0063】なお、図5や6の様なインターリーブ処理
は情報ブロック単位で処理している為、リライタブルデ
ィスク等の記録媒体において、一部の情報を修正して再
書込みを行う場合、従来通り1ECCブロックのみを取
り扱えば良い。但し、ECCの能力がマージンも含めて
1情報ブロックが全てエラーデータになっても訂正可能
である事が必要。
【0064】図7(A)は上記した情報ブロック(セク
タとしてのデータブロック)のDVD規格での構成を示
す。最初の1行には、このIDと、制御データが記述さ
れている。残りはメインデータであり、最後には4バイ
トの誤り検査符号(EDC)が付加されている。ID
は、4バイトでありこのセクタを識別させるための識別
データである。制御データとしては、ID誤り検出符号
(IED)や著作権権利情報(CPR_MAI)があ
る。またEDCは、データセクタ内の2060バイトに
付けられたチェック符号である。
【0065】図7(B)は、本発明に関わるもので、情
報ブロックの先頭に配置されるID情報に於いて、本発
明の求めるインターリーブ処理をしたものか、していな
いものかを示すフラグ(I−F)の設置例である。ID
としては、セクタ情報とセクタ番号が記述されている
が、そのセクタ情報の中に予備のビットがあるために、
ここを利用している。
【0066】即ち、セクタ情報としては、第1のビット
(セクターフォーマットタイプ)が、再生専用ディスク
及び追記用ディスク用に規定されたCLVフォーマット
タイプであるか、書換用ディスク用に規定されたゾーン
フォーマットタイプであるかを示している。また第2ビ
ット(トラッキング方法)がピットトラッキングである
か、書換用ディスク用に規定されたグルーブトラッキン
グであるかを規定している。第3ビットは反射率であ
り、40%を超えるかそれ以下であるかを規定し、第
5、第6ビットが領域タイプ(データ領域、リードイン
領域、リードアウト領域、再生専用ディスクのミドル領
域)を示し、第7ビットが出たタイプ(再生専用デー
タ、または追記用データ(リンクデータ))と書換用デ
ータの予備として利用される)を規定し、最後が層番号
を示している。ここで第4ビットがインターリーブされ
ているのか否かを示す情報として利用される。
【0067】光ディスク等に於いて、記録密度が向上し
ても、メディア保護をカートリッジ等で徹底すれば、大
きなバーストエラーは発生し難い。しかしオープンディ
スクでは外的要因で傷等がつきやすく、メディアによっ
て処理方式を選択する必要がある。
【0068】図7(C)は、別の実施の形態である。セ
クターナンバー(Sector number)は、物理的な累進番
号が使われていたが、ここを分割して、ブロック番号
(Block number)とECCセクター番号(ECC Sector
No)とインターリーブブロック番号(Interleave
Block No)等に分割して対応する例である。あるい
は、セクターナンバー(Sector number)を、ECCブ
ロック番号(ECC Blocknumber)とECCセクター番号
(ECC Sector No)とに分けて使用する例である。
【0069】以上のように本発明を用いれば、バイトデ
ータを基本にしたエラー訂正方式に於いても従来同等の
訂正フラグ冗長率でありながら、大幅なバーストエラー
訂正能力を向上でき、現在開発がスタートした、ブルー
レーザを用いた高密度光ディスクでのエラー訂正処理を
可能にする事が出来る。
【0070】図8には、再生装置あるいは受信装置或い
は誤り訂正装置に採用されるデータ処理装置の構成例を
示している。
【0071】図4あるいは図5あるいは図6に示したよ
うな処理方法でインターリーブされた後、変調され、か
つ同期信号を付加されたデータが、記録媒体から再生、
あるいは伝送路を介して入力バッファ部300に取り込
まれる。入力バッファ部300から取り込まれたデータ
は、その同期信号が同期検出部301にて検出され、同
期信号が除去されたのち復調部302で復調され、バッ
ファメモリ303に入力される。
【0072】デインターリーブ制御回路304は、同期
検出部301で検出された同期信号に同期して、バッフ
ァメモリ303、メモリ305を制御してデインターリ
ーブ処理を行う。そして基に戻された誤り訂正積符号ブ
ロックは、エラー訂正回路(ECC)306においてエ
ラー訂正処理を施される。
【0073】制御回路304では、バッファメモリ30
4に取り込まれたデータから、図7で説明したインター
リーブフラッグI−Fを認識し、インターリーブされて
いるデータであるかどうかを判定する。インターリーブ
されているデータである場合には、図7(C)に示す情
報からブロック番号や、ECCセクタ番号、インターリ
ーブブロック番号を認識し、いずれの行あるいはずれの
ブロックに戻すのかを、行単位或いはECCブロック単
位で判断するデインターリーブ処理を行い、インターリ
ーブ前のデータ配列(図4、図5、図6参照)に戻す処
理を行う。図7に示すIDの記述内容としては各種の方
法が考えられ、要は、デインターリーブを行うときに、
いずれの行、あるいはいずれのブロックのいずれのセク
タに読み取ったECCの行、或いはECCブロックを戻
せばよいのかを判断できるようにしておけばよい。した
がって、ブロック順番、L組の組織番号等を記述してよ
い。
【0074】次に上述した発明の各種要点をさらに示す
ことにする。各項目の更なる限定要素を別の項目で記述
する場合は上位の項目を従属する形式で示している。
【0075】(1)この発明におけるデータ伝送または
記録媒体に記録するためのデータ処理方法及び処理装置
では、バイト単位でデジタルデータの処理が行われ、1
つの情報データブロックがM行×N列の(M×N)バイ
トで構成され、前記情報データブロック内は、バイト単
位でデータが配置されるもので、行毎には第0列から第
(N−1)列のデータ伝送順で配置され、かつ第0行か
ら第(M−1)行までデータ伝送順に一致させて配置さ
れ、かつ最初の行は情報データブロックのID(Ide
ntification data)や制御データが配
置され、更に、データ伝送順に連続する第0情報ブロッ
クから第(K−1)情報ブロックによるK個の情報デー
タブロックで構成される(K×M)行×N列の行列ブロ
ックが配置され、この行列ブロックの(K×M)バイト
の各列には誤り訂正用検査ワード(K×Q)バイトが付
加され、N列の各列が(K×(M×Q))バイトのリー
ドソロモン符号語C2として形成され(但しQは1以上
の整数)、更にNバイトの各行列毎に誤り訂正検査ワー
ドPバイトが付加され、(K×(M+Q))行の各行が
(N+P)バイトのリードソロモン符号語C1として形
成され、全体のブロックとしては、K個の情報データブ
ロック(K×M×N)バイトを情報部とする(K×(M
+Q)×(N+P))バイトのリードソロモン誤り訂正
積符号が構成され、1情報データブロック(M×N)バ
イトとこれに付加される平均検査ワードバイト数との合
計が、一定値(M+Q)×(N+P)バイトになるよう
に構成された誤り訂正積符号ブロックが構成される。
【0076】そして、(K×(M+Q)×(N+P))
の誤り訂正積符号ブロックを情報データ伝送順に第0E
CCブロックから第(L−1)ECCブロックとして、
L個の誤り訂正積符号ブロックを配置し、(N+P)バ
イトの各行を単位としてL個のECCブロック間でイン
ターリーブ処理して、L個のECCブロックが再配置さ
れた、(L×K)×((M+Q)×(N+P))バイト
の複合誤り訂正処理情報ブロックを構成するシステムと
し、この場合、インターリーブ処理にて再配置されて構
成される、(M+Q)×(N+P)バイトの検査ワード
を含む新情報データブロックの先頭行は配置変更しない
ようにしている。
【0077】(2)項目(1)で再配置された検査ワー
ドを含む(M+Q)×(N+P)バイトの1情報データ
ブロックで、ID等の情報データが含まれる先頭行は、
インターリーブ処理による配置変更は行わないようにし
ている。
【0078】(3)また項目(1)及び(2)でのイン
ターリーブ処理は、L組の(K×(M+Q)×(N+
P))バイトで構成される各誤り訂正処理情報ブロック
で、各組の各n番目のみの(M+Q)×(N+P)バイ
トで構成される誤り検査ワードを含む情報データブロッ
クのL個でインターリーブ処理を行い、情報データブロ
ックの各行を再配置している。
【0079】(4)また、発明のデータ処理方法及び装
置は、M行×N列の情報データブロックをK個集合さ
せ、行方向と列方向にリードソロモン符号C1とC2を
形成し、夫々誤り訂正検査符号Pバイト・(K×Q)バ
イトを生成し、誤り訂正検査ワードを含む1情報データ
ブロックを(M+Q)×(N+P)バイトになるよう構
成し、上記誤り訂正処理情報データブロック(K×(M
+Q)×(N+P))を更にL個集合させ、((L×
K)×(M+Q)(N+P))の集合誤り訂正情報デー
タブロックを配置し、(N+P)バイトの行を単位に、
インターリーブ処理で各情報ブロックを再配置する処理
する場合、上記Lは2または4としている。
【0080】(5)また項目(2)における処理では、
再配置前の誤り検査ワードを含む(M×Q)×(N+
P)バイトの情報データブロックの第0ブロックから第
(L−1)ブロックによるLブロックでのインターリー
ブ処理で、各行を(I行目・Jブロック目)で表現した
時、但しI=(0〜M)・J=(0〜(L−1))、再
配置でj=0〜(L−1)で示す新たに形成されるjブ
ロックの(M+Q)×(N+P)バイトの新情報データ
ブロックは、(I行目・I+jブロック)の各行で構成
している。但し、I+jは(0〜(L−1))の整数
で、範囲以外の整数の場合は、Lの整数倍を減じて得ら
れる(0〜(L−1))の値とする。
【0081】(6)さらに項目(5)では、(M+Q)
×(N+P)バイトで構成される検査ワードを含む情報
データブロックK個で形成される誤り訂正情報データブ
ロックL組によって、インターリーブ処理で新たなL組
の情報データブロックを構成する時、(M+Q)×(N
+P)バイトの情報データブロック番号が同じものを、
L組の各誤り訂正情報データブロックから集め、インタ
ーリーブ処理にて再配置する。
【0082】(7)また項目(1)においてはリードソ
ロモン符号語C2の誤り訂正検査ワード(K×Q)のQ
は1である。
【0083】(8)この発明におけるデータ伝送または
記録媒体に記録するためのデータ処理方法及び装置は、
バイト単位でデジタルデータの処理が行われ、1つの情
報データブロックがM行×N列の(M×N)バイトで構
成され、前記情報データブロック内は、バイト単位でデ
ータが配置されるもので、行毎には第0列から第(N−
1)列のデータ伝送順で配置され、かつ第0行から第
(M−1)行までデータ伝送順に一致させて配置され、
かつ最初の行は情報データブロックのID(Ident
ification data)や制御データが配置さ
れ、更に、データ伝送順に連続する第0情報ブロックか
ら第(K−1)情報ブロックによるK個の情報データブ
ロックで構成される(K×M)行×N列の行列ブロック
が配置され、この行列ブロックの(K×M)バイトの各
列には誤り訂正用検査ワード(K×Q)バイトが付加さ
れ、N列の各列が(K×(M×1))バイトのリードソ
ロモン符号語C2として形成され、更にNバイトの各行
列毎に誤り訂正検査ワードPバイトが付加され、(K×
(M+Q))行の各行が(N+P)バイトのリードソロ
モン符号語C1として形成され、全体のブロックとして
は、K個の情報データブロック(K×M×N)バイトを
情報部とする(K×(M+Q)×(N+P))バイトの
リードソロモン誤り訂正積符号が構成される。
【0084】そして、1情報データブロック(M×N)
バイトとこれに付加される平均検査ワードバイト数との
合計が、一定値(M+Q)×(N+P)バイトになるよ
うに構成された誤り訂正積符号ブロックが構成され、
(K×(M+Q)×(N+P))の誤り訂正積符号ブロ
ックを情報データ伝送順に第0ECCブロックから第
(L−1)ECCブロックによるL個の誤り訂正積符号
ブロックを配置し、(M+Q)×(N+P)バイトの1
情報データブロックを単位にしてL組のECCブロック
間でインターリーブ処理して、L組のECCブロックが
再配置された、(L×K)×((M+Q)×(N+
P))バイトの複合誤り訂正処理情報ブロックを構成す
る場合、各情報データブロックの先頭行に含まれるID
信号には、ECCブロック順番と、ECCブロック内の
情報データブロック順番とL組の組織番号を含ませるよ
うにしている。
【0085】(9)またこの発明におけるデータ伝送ま
たは記録媒体に記録するためのデータ処理方法及び装置
では、情報データブロックRをK個集合させ、行方向と
列方向に誤り検出・訂正符号が付加された、誤り検出・
訂正積符号ブロックが構成され、各分割情報ブロックに
はID及び制御信号が付加された情報データブロックを
生成して、伝送または記録媒体に記録する為のデータ処
理方法に於いて、一誤り検出・訂正積符号ブロックを構
成する、情報ブロックRと次Rの間に、他(L−1)組
の誤り検出・訂正積符号ブロックの情報ブロックRがL
個挟まれ、各誤り検出・訂正積符号ブロックの各先頭情
報ブロック間は、情報ブロックSのL個分の距離を設け
るように、誤り検出・訂正積符号ブロックの情報ブロッ
クを畳み込み処理してデータ順を生成する。
【0086】(10)項目(9)における情報ブロック
は(M+Q)×(N+P)で、誤り訂正積符号ブロック
は、(K×(M+Q)×(N+P))である。
【0087】(11)この発明のデータ処理装置は、項
目1乃至10のいずれかの処理方法を採用してデータ伝
送又は記録媒体への記録を行う。
【0088】(12) この発明の記録媒体は、上記の
項目のいずれかの処理方法を採用する記録装置でデータ
が記録されており、そのデータは、連続した番号等で構
成されるID情報を含む情報データブロックの複数ブロ
ックによって構成される誤り訂正情報データブロック
が、複数組をインターリーブ処理で再配置データ処理さ
れ、再構成された情報データブロックのID情報の連続
性が保たれるように処理されたデータとして記録されて
いる。
【0089】(13)この発明に係る通信装置またはデ
ィスクへのデータ記録装置、または誤り訂正処理装置
は、項目(9)に記載した方法を採用した誤り訂正情報
データ処理する手段を有する。
【0090】(14)この発明のデータ再生装置は、誤
り訂正情報データブロックを複数組用いて、インターリ
ーブ処理にて再配置し伝送又は記録の為の情報データブ
ロックが形成された信号を受信し、誤りデータの検出訂
正処理を行う再生システムにおいて、同期信号検出手段
と、ID信号検出手段と、その検出結果に基づいて(N
+P)バイトのリードソロモン符号語C1系列毎に分割
する制御手段と、ID挿入されたC1系列を基点にC1
系列の順番を示すカウンタと、カウンタ出力によって、
データを記憶させるメモリー領域のアドレス制御を行い
リードソロモン符号語C2系列が正しく再配置された誤
り訂正情報データブロックを形成し、誤り訂正処理を行
う。
【0091】(15)項目(1)または(8)のデータ
処理において、(M×N)バイトの前記情報データブロ
ックに埋め込まれたID及び制御信号には、(K×(M
+Q)×(N+P))バイトの誤り誤り訂正情報データ
ブロックが順次記録されているか、L組の誤り訂正情報
データブロックを用いてインターリーブ処理にて、再配
置処理を行ったかを示すフラグを形成している。
【0092】(16)項目(14)の装置では、インタ
ーリーブ処理の有無を示すフラグを、ID検出ともに行
い、データをメモリーに書き込むアドレスを制御する。
【0093】(17)項目(13)における装置では、
情報データを記録する記録媒体やその媒体の取り扱いか
ら任意にインターリーブ処理を施すか対応しないかを決
定し、その結果をインターリーブ処理有無フラグとして
情報データに埋め込み、誤り訂正フラグを生成付加し
て、情報データを記録媒体に記録・又は伝送する。
【0094】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
エラー訂正能力を格段と向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態の信号の流れを示す
ブロック構成図。
【図2】 (A)はこの発明に係る(M×N)バイトの
情報ブロックを示す図、(B)はこの発明に係る(M×
N)バイトの情報ブロックをK個集合させた時(K×
(M×N))の構造を示す図、(C)は(K×(M×
N))に誤り訂正コードを積符号構造で付加した訂正ブ
ロック構成を示す図。
【図3】 (A)は訂正フラグが付加された情報ブロッ
クが同じ構成になるよう、誤り訂正コードPO(K×
Q)をQバイト単位で、各情報ブロックに分配した訂正
ブロックの構成を示す図、(B)は(A)の誤り訂正コ
ードが付加された情報ブロックの構成を示す図。
【図4】 この発明の一実施の形態でデータ処理が行わ
れた際の情報ブロックの配置構成を示す図。
【図5】 この発明の他の実施の形態でデータ処理が行
われた際の情報ブロックの配置構成を示す図。
【図6】 この発明のさらに他の実施の形態でデータ処
理が行われた際の情報ブロックの配置構成を示す図。
【図7】 (A)はセクタの構成をDVD規格で用いら
れている符号長で示した例を図、(B)は本発明に係る
インターリーブ処理の有無を示すフラグ構成例を示す
図、(C)はID番号の付加方法の例を示す図である。
【図8】 この発明に係るデインターリーブ処理装置の
構成例を示す図。
【符号の説明】
100…誤り訂正積符号ブロック作成処理部、110…
完結アンド完結によるインターリーブ処理部、120…
変調処理部、200…復調処理部、210…完結アンド
完結によるデインターリーブ処理部、220…誤り訂正
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 572 G11B 20/18 572C 572F

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バイト単位でデジタルデータの処理が行
    われ、1つの情報データブロックがM行×N列の(M×
    N)バイトで構成され、 前記情報データブロック内は、バイト単位でデータが配
    置されるもので、行毎には第0列から第(N−1)列の
    データ伝送順で配置され、かつ第0行から第(M−1)
    行までデータ伝送順に一致させて配置され、かつ最初の
    行は情報データブロックのID(Identifica
    tion data)や制御データが配置され、 更に、データ伝送順に連続する第0情報ブロックから第
    (K−1)情報ブロックによるK個の情報データブロッ
    クで構成される(K×M)行×N列の行列ブロックが配
    置され、 この行列ブロックの(K×M)バイトの各列には誤り訂
    正用検査ワード(K×Q)バイトが付加され、N列の各
    列が(K×(M×Q))バイトのリードソロモン符号語
    C2として形成され(但しQは1以上の整数)、 更にNバイトの各行列毎に誤り訂正検査ワードPバイト
    が付加され、(K×(M+Q))行の各行が(N+P)
    バイトのリードソロモン符号語C1として形成され、 全体のブロックとしては、K個の情報データブロック
    (K×M×N)バイトを情報部とする(K×(M+Q)
    ×(N+P))バイトのリードソロモン誤り訂正積符号
    が構成され、 1情報データブロック(M×N)バイトとこれに付加さ
    れる平均検査ワードバイト数との合計が、一定値(M+
    Q)×(N+P)バイトになるように構成された誤り訂
    正積符号ブロックが構成され、 (K×(M+Q)×(N+P))の誤り訂正積符号ブロ
    ックを情報データ伝送順に第0ECCブロックから第
    (L−1)ECCブロックとして、L個の誤り訂正積符
    号ブロックを配置し、 (N+P)バイトの各行を単位としてL個のECCブロ
    ック間でインターリーブ処理して、L個のECCブロッ
    クが再配置された、(L×K)×((M+Q)×(N+
    P))バイトの複合誤り訂正処理情報ブロックを構成す
    るシステムとし、 この場合、インターリーブ処理にて再配置されて構成さ
    れる、(M+Q)×(N+P)バイトの検査ワードを含
    む新情報データブロックの先頭行は配置変更しない事を
    特徴とする伝送または記録媒体にデータ記録するための
    データ処理方法。
  2. 【請求項2】 M行×N列の情報データブロックをK個
    集合させ、行方向と列方向にリードソロモン符号C1と
    C2を形成し、夫々誤り訂正検査符号Pバイト・(K×
    Q)バイトを生成し、誤り訂正検査ワードを含む1情報
    データブロックを(M+Q)×(N+P)バイトになる
    よう構成し、 上記誤り訂正処理情報データブロック(K×(M+Q)
    ×(N+P))を更にL個集合させ、((L×K)×
    (M+Q)(N+P))の集合誤り訂正情報データブロ
    ックを配置し、(N+P)バイトの行を単位に、インタ
    ーリーブ処理で各情報ブロックを再配置する処理する場
    合、上記Lは2または4である事を特徴とする伝送また
    は記録媒体にデータ記録するためのデータ処理方法。
  3. 【請求項3】 バイト単位でデジタルデータの処理が行
    われ、1つの情報データブロックがM行×N列の(M×
    N)バイトで構成され、 前記情報データブロック内は、バイト単位でデータが配
    置されるもので、行毎には第0列から第(N−1)列の
    データ伝送順で配置され、かつ第0行から第(M−1)
    行までデータ伝送順に一致させて配置され、かつ最初の
    行は情報データブロックのID(Identifica
    tion data)や制御データが配置され、 更に、データ伝送順に連続する第0情報ブロックから第
    (K−1)情報ブロックによるK個の情報データブロッ
    クで構成される(K×M)行×N列の行列ブロックが配
    置され、 この行列ブロックの(K×M)バイトの各列には誤り訂
    正用検査ワード(K×Q)バイトが付加され、N列の各
    列が(K×(M×1))バイトのリードソロモン符号語
    C2として形成され、 更にNバイトの各行列毎に誤り訂正検査ワードPバイト
    が付加され、(K×(M+Q))行の各行が(N+P)
    バイトのリードソロモン符号語C1として形成され、 全体のブロックとしては、K個の情報データブロック
    (K×M×N)バイトを情報部とする(K×(M+Q)
    ×(N+P))バイトのリードソロモン誤り訂正積符号
    が構成され、 1情報データブロック(M×N)バイトとこれに付加さ
    れる平均検査ワードバイト数との合計が、一定値(M+
    Q)×(N+P)バイトになるように構成された誤り訂
    正積符号ブロックが構成され、 (K×(M+Q)×(N+P))の誤り訂正積符号ブロ
    ックを情報データ伝送順に第0ECCブロックから第
    (L−1)ECCブロックによるL個の誤り訂正積符号
    ブロックを配置し、 (M+Q)×(N+P)バイトの1情報データブロック
    を単位にしてL組のECCブロック間でインターリーブ
    処理して、L組のECCブロックが再配置された、(L
    ×K)×((M+Q)×(N+P))バイトの複合誤り
    訂正処理情報ブロックを構成する場合、各情報データブ
    ロックの先頭行に含まれるID信号には、ECCブロッ
    ク順番と、ECCブロック内の情報データブロック順番
    とL組の組織番号を含ませることを特徴とする伝送また
    は記録媒体にデータ記録するためのデータ処理方法。
  4. 【請求項4】 情報データブロックRをK個集合させ、
    行方向と列方向に誤り検出・訂正符号が付加された、誤
    り検出・訂正積符号ブロックが構成され、各分割情報ブ
    ロックにはID及び制御信号が付加された情報データブ
    ロックを生成して、伝送または記録媒体に記録する為の
    データ処理方法に於いて、 一誤り検出・訂正積符号ブロックを構成する、情報ブロ
    ックRと次Rの間に、他(L−1)組の誤り検出・訂正
    積符号ブロックの情報ブロックRがL個挟まれ、各誤り
    検出・訂正積符号ブロックの各先頭情報ブロック間は、
    情報ブロックSのL個分の距離を設けるように、誤り検
    出・訂正積符号ブロックの情報ブロックを畳み込み処理
    してデータ順を生成することを特徴とする、伝送または
    記録媒体にデータ記録するためのデータ処理方法。
  5. 【請求項5】 バイト単位でデジタルデータの処理が
    行われ、1つの情報データブロックがM行×N列の(M
    ×N)バイトで構成され、 前記情報データブロック内は、バイト単位でデータが配
    置されるもので、行毎には第0列から第(N−1)列の
    データ伝送順で配置され、かつ第0行から第(M−1)
    行までデータ伝送順に一致させて配置され、かつ最初の
    行は情報データブロックのID(Identifica
    tion data)や制御データが配置され、 更に、データ伝送順に連続する第0情報ブロックから第
    (K−1)情報ブロックによるK個の情報データブロッ
    クで構成される(K×M)行×N列の行列ブロックが配
    置され、 この行列ブロックの(K×M)バイトの各列には誤り訂
    正用検査ワード(K×Q)バイトが付加され、N列の各
    列が(K×(M×Q))バイトのリードソロモン符号語
    C2として形成され(但しQは1以上の整数)、 更にNバイトの各行列毎に誤り訂正検査ワードPバイト
    が付加され、(K×(M+Q))行の各行が(N+P)
    バイトのリードソロモン符号語C1として形成され、 全体のブロックとしては、K個の情報データブロック
    (K×M×N)バイトを情報部とする(K×(M+Q)
    ×(N+P))バイトのリードソロモン誤り訂正積符号
    が構成され、 1情報データブロック(M×N)バイトとこれに付加さ
    れる平均検査ワードバイト数との合計が、一定値(M+
    Q)×(N+P)バイトになるように構成された誤り訂
    正積符号ブロックが構成され、 (K×(M+Q)×(N+P))の誤り訂正積符号ブロ
    ックを情報データ伝送順に第0ECCブロックから第
    (L−1)ECCブロックとして、L個の誤り訂正積符
    号ブロックを配置し、 (N+P)バイトの各行を単位としてL個のECCブロ
    ック間でインターリーブ処理して、L個のECCブロッ
    クが再配置された、(L×K)×((M+Q)×(N+
    P))バイトの複合誤り訂正処理情報ブロックを構成し
    ており、 この場合、インターリーブ処理にて再配置されて構成さ
    れる(M+Q)×(N+P)バイトの検査ワードを含む
    新情報データブロックの先頭行は配置変更しない構造の
    データを記録していることを特徴とする記録媒体。
  6. 【請求項6】 M行×N列の情報データブロックをK個
    集合させ、行方向と列方向にリードソロモン符号C1と
    C2を形成し、夫々誤り訂正検査符号Pバイト・(K×
    Q)バイトを生成し、誤り訂正検査ワードを含む1情報
    データブロックを(M+Q)×(N+P)バイトになる
    よう構成し、 上記誤り訂正処理情報データブロック(K×(M+Q)
    ×(N+P))を更にL個集合させ、((L×K)×
    (M+Q)(N+P))の集合誤り訂正情報データブロ
    ックを配置し、(N+P)バイトの行を単位に、インタ
    ーリーブ処理で各情報ブロックを再配置する処理する場
    合、上記Lは2または4である構造のデータを記録して
    いることを特徴とする記録媒体。
  7. 【請求項7】 バイト単位でデジタルデータの処理が行
    われ、1つの情報データブロックがM行×N列の(M×
    N)バイトで構成され、 前記情報データブロック内は、バイト単位でデータが配
    置されるもので、行毎には第0列から第(N−1)列の
    データ伝送順で配置され、かつ第0行から第(M−1)
    行までデータ伝送順に一致させて配置され、かつ最初の
    行は情報データブロックのID(Identifica
    tion data)や制御データが配置され、 更に、データ伝送順に連続する第0情報ブロックから第
    (K−1)情報ブロックによるK個の情報データブロッ
    クで構成される(K×M)行×N列の行列ブロックが配
    置され、 この行列ブロックの(K×M)バイトの各列には誤り訂
    正用検査ワード(K×Q)バイトが付加され、N列の各
    列が(K×(M×1))バイトのリードソロモン符号語
    C2として形成され、 更にNバイトの各行列毎に誤り訂正検査ワードPバイト
    が付加され、(K×(M+Q))行の各行が(N+P)
    バイトのリードソロモン符号語C1として形成され、 全体のブロックとしては、K個の情報データブロック
    (K×M×N)バイトを情報部とする(K×(M+Q)
    ×(N+P))バイトのリードソロモン誤り訂正積符号
    が構成され、 1情報データブロック(M×N)バイトとこれに付加さ
    れる平均検査ワードバイト数との合計が、一定値(M+
    Q)×(N+P)バイトになるように構成された誤り訂
    正積符号ブロックが構成され、 (K×(M+Q)×(N+P))の誤り訂正積符号ブロ
    ックを情報データ伝送順に第0ECCブロックから第
    (L−1)ECCブロックによるL個の誤り訂正積符号
    ブロックを配置し、 (M+Q)×(N+P)バイトの1情報データブロック
    を単位にしてL組のECCブロック間でインターリーブ
    処理して、L組のECCブロックが再配置された、(L
    ×K)×((M+Q)×(N+P))バイトの複合誤り
    訂正処理情報ブロックを構成する場合、各情報データブ
    ロックの先頭行に含まれるID信号には、ECCブロッ
    ク順番と、ECCブロック内の情報データブロック順番
    とL組の組織番号を含ませた構造のデータが記録されて
    いることを特徴とする記録媒体。
  8. 【請求項8】 情報データブロックRをK個集合させ、
    行方向と列方向に誤り検出・訂正符号が付加された、誤
    り検出・訂正積符号ブロックが構成され、各分割情報ブ
    ロックにはID及び制御信号が付加された情報データブ
    ロックを生成されており、 一誤り検出・訂正積符号ブロックを構成する、情報ブロ
    ックRと次Rの間に、他(L−1)組の誤り検出・訂正
    積符号ブロックの情報ブロックRがL個挟まれ、各誤り
    検出・訂正積符号ブロックの各先頭情報ブロック間は、
    情報ブロックSのL個分の距離を設けるように、誤り検
    出・訂正積符号ブロックの情報ブロックを畳み込み処理
    してデータ順を生成した構造のデータが記録されている
    ことを特徴とする記録媒体。
  9. 【請求項9】 誤り訂正情報データブロックを複数組用
    いて、インターリーブ処理にて再配置し伝送又は記録の
    為の情報データブロックが形成された信号を取り込み、
    誤りデータの検出訂正処理を行う装置であり、 前記情報データブロックの同期信号を検出する同期信号
    検出手段と、 前記情報データブロックからID信号を検出するID検
    出手段と、 前記ID信号の検出結果に基づいて(N+P)バイトの
    リードソロモン符号語C1系列毎に分割する制御手段
    と、 前記ID信号が挿入されたC1系列を基点にC1系列の
    順番を示すカウンタ手段と、 前記カウンタ手段の出力によって、データを記憶させる
    メモリー領域のアドレス制御を行いリードソロモン符号
    語C2系列が正しく再配置された誤り訂正情報データブ
    ロックを形成し、誤り訂正処理を行う手段とを具備した
    ことを特徴とするデータ再生処理装置。
  10. 【請求項10】上記請求項1乃至6のいずれかのデータ
    処理方法でインターリブ処理されたデータを、基に戻す
    ために上記IDに含まれている情報を参照して、デイン
    ターリーブするためのデータ配置情報を認識する手段を
    備えたことを特徴とするデータ再生装置。
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