JP2000323118A - リテーナ式モノブロック電池 - Google Patents
リテーナ式モノブロック電池Info
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- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 claims description 4
- 238000005192 partition Methods 0.000 abstract description 23
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract 1
- 239000008151 electrolyte solution Substances 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
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Landscapes
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 隔壁の撓みによる緊圧の低下が防止でき、耐
震性が向上できるリテーナ式モノブロック電池を得る。 【解決手段】 複数のセル室6a〜6fが内部に形成さ
れ、側面の開口部7が、セル間接続部18を有する蓋体
8によって閉鎖されるように構成された電池であって、
前記セル室6a〜6fに配置された極群の正極用ストラ
ップ12または負極用ストラップ13の少なくとも一方
は端部がセル室6a〜6fの高さ方向の内壁に当接させ
てなる。
震性が向上できるリテーナ式モノブロック電池を得る。 【解決手段】 複数のセル室6a〜6fが内部に形成さ
れ、側面の開口部7が、セル間接続部18を有する蓋体
8によって閉鎖されるように構成された電池であって、
前記セル室6a〜6fに配置された極群の正極用ストラ
ップ12または負極用ストラップ13の少なくとも一方
は端部がセル室6a〜6fの高さ方向の内壁に当接させ
てなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリテーナ式モノブロ
ック電池に関するもので、さらに詳しく言えば、その耐
震性が向上できる構造に関するものである。
ック電池に関するもので、さらに詳しく言えば、その耐
震性が向上できる構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気自動車用の動力用電源として使用さ
れる電池は、一般に、樹脂製の隔壁によって複数のセル
室に区画された直方体状の樹脂製の電槽を有し、この電
槽の各セル室には、電解液を保持したセパレータを挟ん
で交互に配列された複数の正極板および負極板を備えた
極群が収納され、各セル室の極群が隣接する極群との間
で互いにセル間接続されるとともに上部に配置された一
対の正極端子と負極端子に接続されたモノブロック構造
のものである。
れる電池は、一般に、樹脂製の隔壁によって複数のセル
室に区画された直方体状の樹脂製の電槽を有し、この電
槽の各セル室には、電解液を保持したセパレータを挟ん
で交互に配列された複数の正極板および負極板を備えた
極群が収納され、各セル室の極群が隣接する極群との間
で互いにセル間接続されるとともに上部に配置された一
対の正極端子と負極端子に接続されたモノブロック構造
のものである。
【0003】近年、このようなモノブロック構造の電池
としては、上述したようなセパレータに電解液を保持し
たリテーナ式のものが知られ、補水をするといったメン
テナンスが不要になっているが、セパレータを挟んで交
互に正極板および負極板が配列されているため、極群の
上下で電解液に濃度差が生じる成層化現象を起こすこと
があって高率放電特性の低下や寿命の短縮の原因になる
ことがあった。
としては、上述したようなセパレータに電解液を保持し
たリテーナ式のものが知られ、補水をするといったメン
テナンスが不要になっているが、セパレータを挟んで交
互に正極板および負極板が配列されているため、極群の
上下で電解液に濃度差が生じる成層化現象を起こすこと
があって高率放電特性の低下や寿命の短縮の原因になる
ことがあった。
【0004】このような成層化現象を起こし難くするた
めに、極群の正極板と負極板とがセパレータを挟んで水
平状態になるように90度転回して用いる提案がなされ
ている。
めに、極群の正極板と負極板とがセパレータを挟んで水
平状態になるように90度転回して用いる提案がなされ
ている。
【0005】上記した構造のものは、側面に開口部を有
しかつ複数のセル室が内部に形成された電槽と、前記セ
ル室のそれぞれに配置された、電解液を保持したセパレ
ータを挟んで交互に水平に積層された複数の正極板およ
び負極板を備えた極群と、正極側端部と負極側端部とを
有しかつ前記セル室のそれぞれに配置された前記極群間
を接続するためのセル間接続部を有する、前記開口部を
閉鎖するための蓋体と、前記電槽の上部に配置された、
一対の正極端子および負極端子と、前記正極側端部と前
記正極端子とを接続するための正極接続体と、前記負極
側端部と前記負極端子とを接続するための負極接続体と
を備えたものであり、前記極群の、複数の正極板の耳部
は正極用ストラップによって一体的に連結され、複数の
負極板の耳部は負極用ストラップによって一体的に連結
されている。
しかつ複数のセル室が内部に形成された電槽と、前記セ
ル室のそれぞれに配置された、電解液を保持したセパレ
ータを挟んで交互に水平に積層された複数の正極板およ
び負極板を備えた極群と、正極側端部と負極側端部とを
有しかつ前記セル室のそれぞれに配置された前記極群間
を接続するためのセル間接続部を有する、前記開口部を
閉鎖するための蓋体と、前記電槽の上部に配置された、
一対の正極端子および負極端子と、前記正極側端部と前
記正極端子とを接続するための正極接続体と、前記負極
側端部と前記負極端子とを接続するための負極接続体と
を備えたものであり、前記極群の、複数の正極板の耳部
は正極用ストラップによって一体的に連結され、複数の
負極板の耳部は負極用ストラップによって一体的に連結
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した構造のリテー
ナ式モノブロック電池では、電槽の側面に開口部を有し
た、複数のセル室が内部に形成されているため、セル室
が上下にあると、上下のセル室間の隔壁に上部のセル室
に収納された極群の重量が加わって隔壁が撓んで該極群
の緊圧が低下し、それによって電池性能が低下するとい
う問題があり、該電池が電気自動車の動力用電源であれ
ば、前記隔壁が振動の影響を受けて隔壁自体や隔壁と蓋
体との接着部が破損するという問題があり、信頼性の点
で好ましいものではなかった。
ナ式モノブロック電池では、電槽の側面に開口部を有し
た、複数のセル室が内部に形成されているため、セル室
が上下にあると、上下のセル室間の隔壁に上部のセル室
に収納された極群の重量が加わって隔壁が撓んで該極群
の緊圧が低下し、それによって電池性能が低下するとい
う問題があり、該電池が電気自動車の動力用電源であれ
ば、前記隔壁が振動の影響を受けて隔壁自体や隔壁と蓋
体との接着部が破損するという問題があり、信頼性の点
で好ましいものではなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、側面に開口部を有しかつ複
数のセル室が内部に形成された電槽と、前記セル室のそ
れぞれに配置された、電解液を保持したセパレータを挟
んで交互に水平に積層された複数の正極板および負極板
を備えた極群と、正極側端部と負極側端部とを有しかつ
前記セル室のそれぞれに配置された前記極群間を接続す
るためのセル間接続部を有する、前記開口部を閉鎖する
ための蓋体と、前記電槽の上部に配置された、一対の正
極端子および負極端子と、前記正極側端部と前記正極端
子とを接続するための正極接続体と、前記負極側端部と
前記負極端子とを接続するための負極接続体とを備えた
リテーナ式モノブロック電池であって、前記極群を構成
する、複数の正極板の耳部を一体的に連結する正極用ス
トラップまたは複数の負極板の耳部を一体的に連結する
負極用ストラップの少なくとも一方は端部がセル室の高
さ方向の内壁に当接していることを特徴とするものであ
り、これにより、隔壁に極群の重量が加わっても隔壁が
撓むことはなく、振動の影響を受けても隔壁自体や隔壁
と蓋体との接着部が破損することもない。
め、請求項1記載の発明は、側面に開口部を有しかつ複
数のセル室が内部に形成された電槽と、前記セル室のそ
れぞれに配置された、電解液を保持したセパレータを挟
んで交互に水平に積層された複数の正極板および負極板
を備えた極群と、正極側端部と負極側端部とを有しかつ
前記セル室のそれぞれに配置された前記極群間を接続す
るためのセル間接続部を有する、前記開口部を閉鎖する
ための蓋体と、前記電槽の上部に配置された、一対の正
極端子および負極端子と、前記正極側端部と前記正極端
子とを接続するための正極接続体と、前記負極側端部と
前記負極端子とを接続するための負極接続体とを備えた
リテーナ式モノブロック電池であって、前記極群を構成
する、複数の正極板の耳部を一体的に連結する正極用ス
トラップまたは複数の負極板の耳部を一体的に連結する
負極用ストラップの少なくとも一方は端部がセル室の高
さ方向の内壁に当接していることを特徴とするものであ
り、これにより、隔壁に極群の重量が加わっても隔壁が
撓むことはなく、振動の影響を受けても隔壁自体や隔壁
と蓋体との接着部が破損することもない。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のリテーナ式モノブロック電池において、端部がセル
室の高さ方向の内壁に当接している正極用ストラップお
よび負極用ストラップは、端部に形成した突起部がセル
室の高さ方向の内壁に当接していることを特徴とするも
のであり、これにより、突起部を鋳造によって正極用ス
トラップまたは負極用ストラップの端部に形成すること
ができ、正極用ストラップまたは負極用ストラップの少
なくとも一方の端部をセル室の高さ方向の内壁に精度よ
く当接させることができる。
載のリテーナ式モノブロック電池において、端部がセル
室の高さ方向の内壁に当接している正極用ストラップお
よび負極用ストラップは、端部に形成した突起部がセル
室の高さ方向の内壁に当接していることを特徴とするも
のであり、これにより、突起部を鋳造によって正極用ス
トラップまたは負極用ストラップの端部に形成すること
ができ、正極用ストラップまたは負極用ストラップの少
なくとも一方の端部をセル室の高さ方向の内壁に精度よ
く当接させることができる。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載のリテーナ式モノブロック電池において、外
形寸法が日本電動車輛規格協会の電気自動車用シール形
鉛電池の外形寸法および構造に規定された形式Bの外形
寸法である、総高さ175±2mm、幅116±2m
m、長さ388±2mmに設定されていることを特徴と
するものであり、これにより、電気自動車の動力用電源
として該電池を普及させるのに寄与できる。
たは2記載のリテーナ式モノブロック電池において、外
形寸法が日本電動車輛規格協会の電気自動車用シール形
鉛電池の外形寸法および構造に規定された形式Bの外形
寸法である、総高さ175±2mm、幅116±2m
m、長さ388±2mmに設定されていることを特徴と
するものであり、これにより、電気自動車の動力用電源
として該電池を普及させるのに寄与できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0011】本発明の実施の形態に係るリテーナ式モノ
ブロック電池は電槽2の側面の開口部7側から見ると図
1に示した側面図のようになり、前記開口部7は図2の
平面図に示した蓋体8によって閉鎖される。
ブロック電池は電槽2の側面の開口部7側から見ると図
1に示した側面図のようになり、前記開口部7は図2の
平面図に示した蓋体8によって閉鎖される。
【0012】本発明の実施の形態に係るリテーナ式モノ
ブロック電池1は、図1に示した如く、電槽2は内部に
垂直方向の隔壁4と水平方向の隔壁5とによって区画さ
れた6個の均等なセル室6a,6b,6c,6d,6
e,6fを有し、各セル室6a,6b,6c,6d,6
e,6fにはそれぞれ極群3a,3b,3c,3d,3
e,3fが配置され、前記各極群3a,3b,3c,3
d,3e,3fはそれぞれ電解液を保持したセパレータ
11を挟んで正極板9および負極板10が水平に積層さ
れたものが複数層からなり、複数の正極板9の耳部は正
極用ストラップ12によって一体的に連結され、複数の
負極板10の耳部は負極用ストラップ13によって一体
的に連結され、各セル室6a,6b,6c,6d,6
e,6fの正極用ストラップ12からは正極用中間極柱
14が開口部7の方向に突出するように設けられ、負極
用ストラップからは負極用中間極柱15が開口部7の方
向に突出するように設けられている。
ブロック電池1は、図1に示した如く、電槽2は内部に
垂直方向の隔壁4と水平方向の隔壁5とによって区画さ
れた6個の均等なセル室6a,6b,6c,6d,6
e,6fを有し、各セル室6a,6b,6c,6d,6
e,6fにはそれぞれ極群3a,3b,3c,3d,3
e,3fが配置され、前記各極群3a,3b,3c,3
d,3e,3fはそれぞれ電解液を保持したセパレータ
11を挟んで正極板9および負極板10が水平に積層さ
れたものが複数層からなり、複数の正極板9の耳部は正
極用ストラップ12によって一体的に連結され、複数の
負極板10の耳部は負極用ストラップ13によって一体
的に連結され、各セル室6a,6b,6c,6d,6
e,6fの正極用ストラップ12からは正極用中間極柱
14が開口部7の方向に突出するように設けられ、負極
用ストラップからは負極用中間極柱15が開口部7の方
向に突出するように設けられている。
【0013】前記電槽1の開口部7を閉鎖する蓋体8
は、図2に示した如く、前記正極用中間極柱14および
負極用中間極柱15を挿通させるための孔部16と、前
記各セル室6a,6b,6c,6d,6e,6fに対応
して設けられた排気口17とを有するとともに、前記孔
部16に正極用中間極柱14および負極用中間極柱15
を挿通して溶接することにより、正極用ストラップ12
または負極用ストラップ13を隣接するセル室の異なる
極性の負極用ストラップ13または正極用ストラップ1
2に接続して各セルの直列接続体とすることができるセ
ル間接続部18と、前記排気口17からの排気を一括し
て外部に導くことができる排気通路19とが形成されて
いる。なお、前記セル間接続部18は各セル室6a,6
b,6c,6d,6e,6f間を接続するための5つの
独立したセル間接続体18−1,18−2,18−3,
18−4,18−5と、正極側端部20と、負極側端部
21とからなり、前記正極側端部20は正極接続片22
を介して図示していない電槽2の上部の正極端子に接続
され、前記負極側端部21は負極接続片23を介して図
示していない電槽2の上部の負極端子に接続される。
は、図2に示した如く、前記正極用中間極柱14および
負極用中間極柱15を挿通させるための孔部16と、前
記各セル室6a,6b,6c,6d,6e,6fに対応
して設けられた排気口17とを有するとともに、前記孔
部16に正極用中間極柱14および負極用中間極柱15
を挿通して溶接することにより、正極用ストラップ12
または負極用ストラップ13を隣接するセル室の異なる
極性の負極用ストラップ13または正極用ストラップ1
2に接続して各セルの直列接続体とすることができるセ
ル間接続部18と、前記排気口17からの排気を一括し
て外部に導くことができる排気通路19とが形成されて
いる。なお、前記セル間接続部18は各セル室6a,6
b,6c,6d,6e,6f間を接続するための5つの
独立したセル間接続体18−1,18−2,18−3,
18−4,18−5と、正極側端部20と、負極側端部
21とからなり、前記正極側端部20は正極接続片22
を介して図示していない電槽2の上部の正極端子に接続
され、前記負極側端部21は負極接続片23を介して図
示していない電槽2の上部の負極端子に接続される。
【0014】本発明は、上記の如き構造からなるリテー
ナ式モノブロック電池の、正極用ストラップ12または
負極用ストラップ13の少なくとも一方の端部を各セル
室6a,6b,6c,6d,6e,6fの高さ方向の内
壁に当接、すなわち、上部のセル室6e,6f,6aの
正極用ストラップ12または負極用ストラップ13は電
槽2の上部の内壁または水平方向の隔壁5の上面の少な
くとも一方に当接させ、下部のセル室6b,6c,6d
の正極用ストラップ12または負極用ストラップ13は
電槽2の下部の内壁または水平方向の隔壁5の下面の少
なくとも一方に当接させたことを特徴とする。
ナ式モノブロック電池の、正極用ストラップ12または
負極用ストラップ13の少なくとも一方の端部を各セル
室6a,6b,6c,6d,6e,6fの高さ方向の内
壁に当接、すなわち、上部のセル室6e,6f,6aの
正極用ストラップ12または負極用ストラップ13は電
槽2の上部の内壁または水平方向の隔壁5の上面の少な
くとも一方に当接させ、下部のセル室6b,6c,6d
の正極用ストラップ12または負極用ストラップ13は
電槽2の下部の内壁または水平方向の隔壁5の下面の少
なくとも一方に当接させたことを特徴とする。
【0015】従って、本発明によれば、水平方向の隔壁
5に、上部のセル室6e,6f,6aに収納された極群
の重量が加わっても該隔壁5が撓むことはなく、電池を
電気自動車の動力用電源のような振動の影響を受けやす
い用途に使用しても振動によって前記隔壁5と蓋体8と
の接着部が破損することもない。
5に、上部のセル室6e,6f,6aに収納された極群
の重量が加わっても該隔壁5が撓むことはなく、電池を
電気自動車の動力用電源のような振動の影響を受けやす
い用途に使用しても振動によって前記隔壁5と蓋体8と
の接着部が破損することもない。
【0016】なお、本発明において、各セル室6a,6
b,6c,6d,6e,6fの正極用ストラップ12ま
たは負極用ストラップ13を、あらかじめ各セル室6
a,6b,6c,6d,6e,6fの高さ方向の内壁に
当接する寸法に形成するのが困難である場合には、各ス
トラップの端部にストラップと同材質の突起部を鋳造に
よって形成するようにすれば、微調整が可能であり、精
度よく形成することができる。
b,6c,6d,6e,6fの正極用ストラップ12ま
たは負極用ストラップ13を、あらかじめ各セル室6
a,6b,6c,6d,6e,6fの高さ方向の内壁に
当接する寸法に形成するのが困難である場合には、各ス
トラップの端部にストラップと同材質の突起部を鋳造に
よって形成するようにすれば、微調整が可能であり、精
度よく形成することができる。
【0017】さらに、本発明において、電池を、日本電
動車輛規格協会の電気自動車用シール形鉛電池の外形寸
法および構造に規定された形式Bの外形寸法である、総
高さ175±2mm、幅116±2mm、長さ388±
2mmに設定するようにすれば、電気自動車の動力用電
源として普及させる点で好ましい。
動車輛規格協会の電気自動車用シール形鉛電池の外形寸
法および構造に規定された形式Bの外形寸法である、総
高さ175±2mm、幅116±2mm、長さ388±
2mmに設定するようにすれば、電気自動車の動力用電
源として普及させる点で好ましい。
【0018】
【発明の効果】上記した如く、本発明は、正極用ストラ
ップまたは負極用ストラップの少なくとも一方は端部を
セル室の高さ方向の内壁に当接させているので、水平方
向の隔壁の撓みによる緊圧の低下を防止することがで
き、それによって電池性能が低下するという問題の解消
が図れるとともに、電気自動車のような振動の影響を受
けて前記隔壁自体や隔壁と蓋体との接着部が破損すると
いう問題の解消が図れ、電池の信頼性を向上する上で好
ましいものである。
ップまたは負極用ストラップの少なくとも一方は端部を
セル室の高さ方向の内壁に当接させているので、水平方
向の隔壁の撓みによる緊圧の低下を防止することがで
き、それによって電池性能が低下するという問題の解消
が図れるとともに、電気自動車のような振動の影響を受
けて前記隔壁自体や隔壁と蓋体との接着部が破損すると
いう問題の解消が図れ、電池の信頼性を向上する上で好
ましいものである。
【図1】本発明の実施の形態に係るリテーナ式モノブロ
ック電池の、電槽の側面の開口部側から見た側面図であ
る。
ック電池の、電槽の側面の開口部側から見た側面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態に係るリテーナ式モノブロ
ック電池の、電槽の側面の開口部を閉鎖する蓋体の平面
図である。
ック電池の、電槽の側面の開口部を閉鎖する蓋体の平面
図である。
1 リテーナ式モノブロック電池 2 電槽 3a〜3f 極群 4 垂直方向の隔壁 5 水平方向の隔壁 6a〜6f セル室 7 開口部 8 蓋体 9 正極板 10 負極板 11 セパレータ 12 正極用ストラップ 13 負極用ストラップ 14 正極用中間極柱 15 負極用中間極柱 16 孔部 17 排気口 18 セル間接続部 19 排気通路 20 正極側端部 21 負極側端部 22 正極接続片 23 負極接続片
Claims (3)
- 【請求項1】 側面に開口部を有しかつ複数のセル室が
内部に形成された電槽と、前記セル室のそれぞれに配置
された、電解液を保持したセパレータを挟んで交互に水
平に積層された複数の正極板および負極板を備えた極群
と、正極側端部と負極側端部とを有しかつ前記セル室の
それぞれに配置された前記極群間を接続するためのセル
間接続部を有する、前記開口部を閉鎖するための蓋体
と、前記電槽の上部に配置された、一対の正極端子およ
び負極端子と、前記正極側端部と前記正極端子とを接続
するための正極接続体と、前記負極側端部と前記負極端
子とを接続するための負極接続体とを備えたリテーナ式
モノブロック電池であって、前記極群を構成する、複数
の正極板の耳部を一体的に連結する正極用ストラップま
たは複数の負極板の耳部を一体的に連結する負極用スト
ラップの少なくとも一方は端部がセル室の高さ方向の内
壁に当接していることを特徴とするリテーナ式モノブロ
ック電池。 - 【請求項2】 請求項1記載のリテーナ式モノブロック
電池において、端部がセル室の高さ方向の内壁に当接し
ている正極用ストラップおよび負極用ストラップは、端
部に形成した突起部がセル室の高さ方向の内壁に当接し
ていることを特徴とするリテーナ式モノブロック電池。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のリテーナ式モノ
ブロック電池において、外形寸法が日本電動車輛規格協
会の電気自動車用シール形鉛電池の外形寸法および構造
に規定された形式Bの外形寸法である、総高さ175±
2mm、幅116±2mm、長さ388±2mmに設定
されていることを特徴とするリテーナ式モノブロック電
池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11129734A JP2000323118A (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | リテーナ式モノブロック電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11129734A JP2000323118A (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | リテーナ式モノブロック電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000323118A true JP2000323118A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=15016894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11129734A Pending JP2000323118A (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | リテーナ式モノブロック電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000323118A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6760352B2 (en) | 2001-09-19 | 2004-07-06 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Semiconductor laser device with a diffraction grating and semiconductor laser module |
CN109585709A (zh) * | 2018-12-05 | 2019-04-05 | 卧龙电气集团股份有限公司 | 一种大容量蓄电池 |
-
1999
- 1999-05-11 JP JP11129734A patent/JP2000323118A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6760352B2 (en) | 2001-09-19 | 2004-07-06 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Semiconductor laser device with a diffraction grating and semiconductor laser module |
CN109585709A (zh) * | 2018-12-05 | 2019-04-05 | 卧龙电气集团股份有限公司 | 一种大容量蓄电池 |
CN109585709B (zh) * | 2018-12-05 | 2024-12-10 | 卧龙电气驱动集团股份有限公司 | 一种大容量蓄电池 |
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