JP2000322674A - 警報装置 - Google Patents

警報装置

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JP2000322674A
JP2000322674A JP11127851A JP12785199A JP2000322674A JP 2000322674 A JP2000322674 A JP 2000322674A JP 11127851 A JP11127851 A JP 11127851A JP 12785199 A JP12785199 A JP 12785199A JP 2000322674 A JP2000322674 A JP 2000322674A
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voltage
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Kazuo Yamashita
一雄 山下
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AIKYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 玄関等からの侵入者をキャッチし、さらにガ
ス漏れ検知や火災防止用のアラームとの共用化も図るこ
とのできる警報装置を提供する。 【解決手段】 開閉口が開放したことを検出する検出手
段110と、該検出手段の検出信号を送る信号線150
と、商用交流電源を受電する受電手段200と、該受電
手段より受電した交流電圧を直流電圧に変換する電圧変
換手段300と、直流電圧で動作し信号線150を介し
て送られた上記検出信号により警報を発する警報発生手
段500と、受電手段200と電圧変換手段300と警
報発生手段500とを収納してコンセントを覆って固定
できるケース700と、上記検出信号に基づいて所定時
間警戒音を発生する警戒音発生手段502と、所定時間
経過後警報音を発生する警報音発生手段520と、上記
警戒音を発生している間の警報発生手段を停止し得るリ
セット手段420と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、留守宅への侵入者
を検知して警報する警報装置に関するもので、さらにガ
ス漏れや火災発生の警報アラームとしても共用化できる
警報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の警報装置を図9によって説明す
る。同図は従来の警報装置を示す全体構成図である。留
守宅などに取りつけられた警報装置1は、玄関扉3など
の開閉口が開放されることで、侵入者を検出する検出部
5と、検出部5からの検出信号を電波などの無線で送信
する送信部7と、この送信部7から送られた検出信号を
集中管理室等で受信する受信部9と、この受信部9の受
信信号に基づいて継続した警報音などを発生するブザー
11を有する制御部13と、商用の交流電源をプラグ1
5により取り出して直流電源に変換せしめて、電源線1
9を介して検出部5,送信部7,受信部9,ブサー1
1,制御部13に直流電源を供給する電圧変換手段たる
直流電源部(AC/DCアダプタ)17とからなってい
る。
【0003】上記のように構成された警報装置の動作を
図9によって説明する。いま、留守宅の玄関扉3を侵入
者が開放すると、検出部5は扉3の開放を検出して送信
部7から検出信号を電波で受信部9に送信し、制御部1
3は、検出信号に基づいてブザー11を動作させて警報
音を発生させる。この警報音の知らせを受けて監視員等
が異常と気付き、警察に通報したり自らその場所に出向
いたりする。こうして、本警報装置を付けて防犯に取り
組んできた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
警報装置1は、直流弱電源を要するブザー等のためのA
C/DCアダプタの接続具や、コンセントへのプラグ差
し込みが露出しているため、侵入者が警報システムに気
付いてプラグ15等を引き抜いてしまうことがあった。
そうすると、警報装置1の電源が遮断されるので、警報
音が短時間しか継続できず、不十分であるという問題点
があった。加えて、検出部5が扉3を開放した検出信号
を発生して送信部7が電波により検出信号を受信部9に
送信していたため、他の電気製品,車などから発生する
電波などのノイズによって、受信部9が該検出信号を受
信していないにもかかわらず、誤検出が生じた。このた
め、正常時でも、ブザー11から警報音が発生する不具
合があった。そして、居住者が通常出入りする玄関など
の扉3の開放を検出部5で検出しようとすると、居住者
の出入りによって誤動作するという問題点があった。
【0005】さらに、警備員が到着するまでの時間に侵
入者が留守宅内を物色した後、逃げてしまうケースがあ
り、侵入者を特定できなかった。これを防止するのに、
カメラを設置してビデオ装置で部屋内等を録画する手段
もあるが設備が煩雑で大型化していた。
【0006】一方、近年、各家庭にガス漏れ検知や火災
防止用のアラームが取付けられるケースが増えつつある
が、該警報アラームは個別設置される状況にあった。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、日常の出入りに支障を与えずして玄関等か
らの侵入者をキャッチし、しかも簡易構造ながら、誤動
作がしにくくAC/DCアダプタやプラグなどの引抜き
を防止し、さらにガス漏れ検知や火災防止用のアラーム
との共用化も図ることのできる警報装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1に記載の発明の要旨は、扉などの開閉口が閉じ
られた状態から開放したことを検出する検出手段と、こ
の検出手段の検出信号を送る電線などの有線からなる信
号線と、商用の交流電源を受電する受電手段と、この受
電手段より受電した交流電圧を所定値の直流電圧に変換
する電圧変換手段と、この電圧変換手段の直流電圧で動
作すると共に、上記信号線を介して送られた上記検出信
号により警報を発生する警報発生手段と、上記受電手段
と上記電圧変換手段と上記警報発生手段とを収納して固
定手段によりコンセントを覆ってコンセント周囲の壁や
柱などの面に固定できるケースと、上記警報発生手段は
音であって、上記検出信号に基づいて所定時間を音量が
小さい警戒音を発生する警戒音発生手段と、所定時間経
過後に音量が高くなる警報音を発生する警報音発生手段
と、上記警戒音発生手段又は警報音発生手段の音量を調
節できる音量調節手段と、上記警戒音を発生している間
の警報発生手段を停止し得るリセット手段と、を具備す
ることを特徴とする警報装置にある。ここで、警報発生
手段には、例えば警報音,警報光などあり、プラグなど
の受電手段,電圧変換手段,警報発生手段のケースへの
収納は、一部のみの収納も含み、ケースから受電手段な
どの一部が露出している場合も含む。検出手段の検出信
号を有線からなる信号線を使って警報発生手段に送るの
で、ノイズの影響を受けにくく、また、ケースにAC/
DCアダプタや受電手段として例えばプラグを収納し、
ケースがコンセントを覆って固定手段により固定される
ので、侵入者がプラグ等を簡単には引き抜けなくなり、
警報発生手段の警報が継続される。また、警戒音を発生
している間にリセット手段により警報発生手段を停止し
得るので、玄関の扉を居住者が開放しても、警戒音の段
階で警報発生手段を停止できる。請求項2に記載の発明
たる警報装置は、扉などの開閉口が閉じられた状態から
開放したことを検出する検出手段と、この検出手段の検
出信号を送る電線などの有線からなる信号線と、商用の
交流電源を受電する受電手段と、この受電手段より受電
した交流電圧を所定値の直流電圧に変換する電圧変換手
段と、この電圧変換手段の直流電圧で動作すると共に、
上記信号線を介して送られた上記検出信号により警報を
発生する警報発生手段と、上記受電手段と上記電圧変換
手段と上記警報発生手段とを収納して固定手段によりコ
ンセントを覆ってコンセント周囲の壁や柱などの面に固
定できるケースと、上記玄関などに設置されているイン
ターホンの子機が電線などの有線で接続された上記イン
ターホンの親機の接続を開放すると共に、上記子機に内
蔵されたカメラの映像を録画するビデオ手段に接続する
切換え手段と、上記切換え手段の動作に基づいて上記検
出手段の検出動作を有効にする検出有効手段と、上記切
換え手段又は上記検出手段の検出信号の動作に基づいて
上記カメラの映像を上記ビデオ手段により録画すること
を開始させる開始手段と、を具備することを特徴とする
警報装置にある。インターホンに内蔵されたカメラの映
像を、警報装置の動作と共に、ビデオ装置に録画して再
生することで、簡易な装置により侵入者を特定できる。
請求項3に係る発明たる警報装置は、請求項1または2
で、扉などの開閉口が閉じられた状態から開放したこと
を検出する前記検出手段に加え、ガス漏れを検知する検
出手段と、火災による温度上昇を検知する検出手段と、
が設けられ、各検出手段の検出信号を警報発生手段に伝
送できるようにしたことを特徴とする。この請求項3の
発明のように、ガス漏れ検出手段や火災の温度上昇検出
手段を備えて警報発生手段を共用化すると、盗難防止,
ガス漏れ対策,火災防止といった安全設備を一つの装置
で低コストでつくりあげることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る警報装置につ
いて詳述する。 (1)実施形態1 図1〜図7は、本発明の警報装置の一形態で、図1は警
報装置の要部の部分断面斜視図、図2は警報装置全体の
説明斜視図、図3は警報装置の正面図、図4は図3のa
−a線矢視図、図5は図3の警報装置本体の内部回路
図、図6は操作部を示す正面図、図7は図5の各部の動
作を示すタイムチャートである。図1〜図7において、
警報装置100は、玄関等の扉3などの開閉口を閉成か
ら開放したことを検出して開放信号(検出信号)を発生
する検出手段としての検出部110と、該検出信号を送
る電線などの有線からなる複数の信号線150と、ガス
漏れを検知する半導体ガスセンサ161及び火災などに
より温度が上昇することを検知する温度センサ163と
をオア素子165を有する検出手段たる検知部160
と、商用の交流電源(家庭用電源AC100V)をコン
セント220から受電する受電手段としてのプラグ20
0と、該受電した交流電圧を所定値の直流電圧に変換す
る電圧変換手段としての電圧変換部(AC/DCアダプ
タ)300と、該直流電圧で動作すると共に、信号線1
50を介して送られた検出信号を保持する検出信号保持
部400と、該検出信号により警報を発生する警報発生
部(警報発生手段)500とを備えている。信号線15
0は天井裏や壁裏などに配設している。なお、制御部6
00は電圧変換部300,検出信号保持部400,警報
発生部500とからなっている。
【0010】ケース700は一面に開口を有する碗状の
蓋750と板状の底板780とからなり、蓋750に
は、警報発生部500のランプ590,ブザー520が
固定されており、底板780には、プラグ200,制御
部600を設置すると共に、プラグ200の充電部20
0aが突出している。該充電部200aがコンセント2
20に差し込まれ、ケース700が底板780に取付け
たプラグ200,制御部600を収納し、コンセント2
00を覆って固定できる。具体的には、ケース700の
フランジ部700fに形成した孔を利用してコンセント
周囲の部屋の壁800の面に固定手段たるネジ720な
どで取付け固定する。なお、図1はプラグ200の位置
を判り易くするために部分断面図としたもので、ケース
700内の制御部600等の図示を省略する。
【0011】電圧変換部300は、プラグ200から得
られた交流電圧を脈動直流電圧に整流する全波ブリッジ
310と、該脈動直流電圧を平滑にする並列接続された
コンデンサ320と、ゼナダイオード330と抵抗34
0とを具備する。平滑された直流電圧を例えば12Vの
低電圧電圧にするゼナダイオード330と抵抗340と
の直列回路とがコンデンサ320に並列接続されてい
る。
【0012】検出部110は磁気センサを用いる。玄関
扉3aには、磁束を発生する磁気テープ112が貼り付
けられ、他方、玄関ぎわの壁裏あるいは扉用フレームに
は、該磁束を誘起せしめる誘起部115が固定される。
そして、誘起部115にはヨーク115aに巻回したコ
イル115bを固着しており、扉3aが開放すると、磁
気テープ112が誘起部115に対し移動することによ
りコイル115bの出力にパルス電圧Vpが発生するよ
うに形成している。ここで、扉3aの開放を検出するの
に、光センサなどもあるが、投光器側と受光器側のいず
れにも電源を供給しなければならず、配線が複雑にな
る。検出部110として磁気センサを用いれば、磁気テ
ープ112に配線が不要となるため、配線上より好まし
くなる。
【0013】比較器120は検出部110の誤動作を防
止するもので、パルス電圧Vpと基準電圧Vrとを比較
してVp>Vrの場合にハイ信号を出力する。このた
め、コイル115bの出力が比較器120の一方の入力
に接続され、他方の入力には抵抗125と抵抗127に
より直流電圧が分圧されて基準電圧Vrを得るように形
成されている。よって、基準電圧Vr以下のノイズ電圧
では誤動作しない。
【0014】信号保持部400は、比較器120の出力
から発生するパルス状の検出信号に基づいて出力Qにハ
イ信号(警報信号)を継続保持するフリップフロップ4
10と、このフリップフロップ410のスイッチ端子を
R側に切換えることで、該出力Qをハイからロー信号に
させるリセット手段としてのリセットスイッチ420と
を備えている。なお、該スイッチ420はリセット用又
は解除用である。スイッチ420をS側に切換えること
で、比較器120の出力がローであれば、フリップフロ
ップ410の出力がロー信号になる(セット状態)。信
号線150は端子T1とT11,端子T2とT22,端子T0
とT00に接続されている。
【0015】警報発生部500は比較的小音量の警戒音
及び警戒音よりも音量が大きい警報音と、警報光とから
成り、警戒音は警戒音発生部502により玄関の扉3が
開放されてから警報音に切り替わるまでの所定時間を鳴
り続けるもので、警戒音発生部502は警報信号をワン
ショット回路503により所定時間後にローからハイ信
号にしてノット素子507の出力と抵抗505とをアン
ド素子508を介しトランジスタ510を所定時間オン
動作させており、音量調節手段としての可変抵抗518
を介してブザー小515から小音量の警戒音を発生させ
ている。ここで、該所定時間はワンショット回路503
の可変抵抗503aにより、外出時には例えば5〜10
秒程度、就寝時には20〜25秒程度に設定される。す
なわち、これは家人などが帰宅して、玄関の扉3が開放
されてリセットスイッチ420を押すまでに要する所要
時間に多少の余裕を有するように設定されている。
【0016】警報音は警報音発生部520により警戒音
が終了後に警戒音よりも音量が極めて大きな警報を発生
するもので、警報音発生部520はワンショット回路5
03の出力信号を、可変抵抗521aで調整されたタイ
マ回路521で、所定時間ハイ信号を継続し、抵抗53
0を介してトランジスタ532を所定時間オン動作させ
ており、音量調節手段として可変抵抗537を介してブ
ザー大535から大音量の警報音を発生するように形成
されている。警報光は、警報信号と発振部550からク
ロック信号とを入力してアンド素子555、抵抗560
を介してトランジスタ570をクロック信号に対応して
オン・オフ動作させることで、鮮烈な赤色が点滅する警
報光を発生させるランプ590と、増幅器592と端子
Tuを介して電線594を通じて同様な警報光を発生し
ながら回転する回転灯596とを有している。該回転灯
596は室外の道路に面した庭等に設置される。
【0017】また、図6に示すように、警報装置の本体
内の操作部には、警戒音の音量及び発生時間を調整する
ための可変抵抗518,503aの回転軸に固定された
ツマミ518c,503cと、警報音の音量及び発生時
間を調整するための可変抵抗537,521aの回転軸
に固定されたツマミ535c,521cと、リセットス
イッチ420に連動されたボタン420cとが設けられ
ている。
【0018】上記のように構成された警報装置の動作を
図1から図7によって説明する。図7は図5に示す警報
装置の動作を示すタイムチャートである。先ず、警報装
置100のプラグ200をコンセント220に差し込
み、制御部600などを固定した底板780に蓋750
を被せ、さらにケース700(底板780及び蓋75
0)の孔を利用して該ケースを複数のネジ720により
コンセント周りの壁800に強固に固定する。これで、
コンセント220はケース700に覆われる(図1,図
2,図4)。居住者が警戒音の音量を小、継続時間を例
えば外出5秒にツマミ518c,503cで、警報音の
音量を小、継続時間を例えば5分にツマミ535c,5
21cで、調整する。操作部電源変換部300は、プラ
グ200から交流電源を全波ブリッジ310に供給し
て、全波ブリッジ310が直流電圧に整流してコンデン
サ320により脈動電圧を平滑して、ゼナダイオード3
30と抵抗340とにより例えば12Vの直流定電圧を
得て、検出部110,検出信号保持部400,警報発生
部500等に直流定電圧を供給する。
【0019】いま、侵入者が扉3aを時間Taにおいて
僅かでも開放させると、検出部110では、磁気テープ
112と誘起部115との間で、磁束が変化してコイル
115bに電圧Vpが誘起され、比較器120の一方の
入力電圧がVpで、他方の基準電圧Vrよりも高いの
で、比較器120の出力にパルス電圧Vdが発生し(図
7)、フリップフロップ410の出力がハイ信号(警報
信号)を維持し続け、該警報信号から5秒の間、ワンシ
ョット回路503の出力はローのままにあり、抵抗50
5及びノット素子507の出力はハイ信号であるからア
ンド素子508を介してトランジスタ510をオン動作
し、ブザー小515を5秒間鳴らし続けて時間Tbsで
停止する。同時に、ワンショット回路503が5秒後に
ハイ信号となり、タイマ回路521が5分間ハイ信号を
維持し続け、抵抗530を介してトランジスタ532を
オン動作し、ブザー大535を5分間鳴らし続けて時間
TL1で停止する。なお、スイッチ420はS側になっ
ている。
【0020】一方、発振部550から発生しているクロ
ック信号と警報信号との論理和をアンド素子555で得
て、抵抗560を介してトランジスタ570をクロック
信号でオン・オフ動作させて強烈な赤色ランプ590を
点滅させる。同時に、抵抗560の信号を増幅器59
2、電線594を介して強烈な赤色の回転灯596を回
転点滅させる。ここで、外出していた居住者が帰宅して
玄関の扉3を開放して、警戒音が発生し、赤色ランプ5
90、回転灯596が点灯しても、リセットボタン42
0cを押すことにより警戒音は停止し、赤色ランプ59
0,回転灯596が消灯する。
【0021】既述のごとく、検出部110が動作した場
合について説明したが、検知部160のガスセンサ16
1又は温度センサ163が動作して、その出力がハイ信
号を発生してオア素子165、端子S1、端子T22を介
してフリップフロップ410に入力しても、上記警報発
生部500と同様な動作をする。
【0022】かくのごとくの警報装置によれば、侵入者
が留守宅に侵入すると、所定時間後に発生するブザー大
535のけたたましい警報音及び赤色ランプ590、さ
らには回転灯596の警報光に驚き、留守宅からあわて
て退散することとなる。該警報音により直ちに近所の人
達の駆けつけや警察への通報を得る。遠隔操作で警備員
等が遠くから来ることで、到着時には侵入者が物色を終
えて既に逃げ去っていたという従来の不具合もない。そ
して、警報発生部500へは有線からなる信号線750
で送るので、誤報がない。住居ごとに本発明の警報装置
のシステムを完結できるので、簡易にして重宝でしかも
低コスト化が図れる。また、警報装置本体は、コンセン
ト220を覆って、その表示盤が装飾品のごとく壁80
0に取付けられており、侵入者は電源を切ろうとしても
それを見出せない。侵入者が警報装置100の電源を遮
断しようとしても、ケース700内にアダプタ300や
プラグ200が内蔵され、且つケース700がネジ72
0で強固に壁800に固定されているので、電源を簡単
に遮断できない。たとえ、侵入者が信号線150をハサ
ミなどで切断したとしても、検出信号保持部400が扉
3を開放した検出信号(警報信号)を保持しているの
で、ブザー大535等は所定時間鳴り続け、またランプ
590,回転灯596が点滅し続ける。一方、警戒音を
発生している間に警報装置100内のリセットボタン4
20cを押せば警報発生部500の動作を停止し得るの
で、玄関の扉3を居住者が開放しても、警戒音の段階で
警報音の発生を阻止できる。よって、玄関の扉3などの
開放にも本発明の警報装置100の適用が可能になる。
加えて、警報発生部500を共用してガス漏れセンサ1
61や温度センサ163の検出手段が設けられているの
で、全体コストを抑えてガス漏れや火災の対策が可能に
なり、且つ建屋に必要な安全システムを一本化できる。
【0023】(2)実施形態2 本本実施形態は、図8のごとく、実施形態1の機能に加
えインターホンに内蔵されたカメラを共用して録画機能
を有するものである。図8は警報装置とインターホンと
の連係を示す全体回路図である。その警報装置100の
構成は実施形態1と同様なものである。
【0024】本警報装置100に関し、インターホンと
連係して用いる場合を図8によって説明する。インター
ホンは、玄関の表側に取付けられた通話用の子機700
0を有し、子機7000には、来訪者などを撮影するカ
メラ7100が内蔵されている。子機7000は、電線
などからなる信号線7200、切換え手段としての切換
えスイッチ800の端子a,b、電線などの信号線72
50を介して通話用及びカメラ7100の映像を表示機
能として有する親機7500に接続されている。切換え
スイッチ800の端子cには、電線などの信号線730
0を介してカメラ7100の撮影された映像を切換えス
イッチ800の端子cに投入されたことで、連動して閉
成する開始手段としてのスタート接点870aにより録
画を開始するビデオ装置850が接続されている。警報
装置100の端子T22,T00には、切換えスイッチ80
0の端子cに投入されたことで、連動して開放させる検
出有効手段としての検出接点870bが接続されてい
る。
【0025】上記のように構成された警報装置の動作を
図8によって説明する。まず、切換えスイッチ800が
b端子に投入されている間は、通常のインターホンとし
て、子機7000と親機7500との通話として機能
し、同時に、カメラ7100の撮影した映像を親機75
00に表示する。この状態において、玄関の扉3が開放
して検出部110が動作しても、検出接点870bが閉
成しているから、警報発生部500が動作しない。よっ
て、警戒音及び警報音が鳴ることはなく、ランプ590
及び回転灯596も動作しない。
【0026】一方、切換えスイッチ800がc側に投入
されることで、スタート接点870aが閉成して、ビデ
オ装置850が動作し、玄関の近傍を撮影したカメラ7
100の映像を信号線7200、切換えスイッチ800
のa端子、c端子、信号線7300を介してビデオ装置
850が録画する。同時に、検出接点870bが開放す
るから、侵入者が扉3を開放すると警報発生部500が
上記実施形態1と同様な動作をする。たとえ、侵入者が
逃げ去っても、ビデオ装置850を再生することで、カ
メラ7100の映像が再現でき、侵入者を特定し易い。
本実施形態のビデオ装置850は、スタート接点870
aの閉成により動作するようにしたが、常開の検出接点
で動作させてもよい。
【0027】尚、本発明においては、前記実施形態に示
すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で
種々変更できる。警報装置100,検出部110,電圧
交換部300,警報発生部500,固定手段7200等
の形状,大きさ,種別等は用途に合わせて本発明の範囲
内で適宜選択できる。
【0028】
【発明の効果】以上のごとく、本発明の警報装置は、日
常の玄関等の出入りに支障なく使えて、留守時にはそこ
からの侵入者を映像で残すことが可能であり、そして、
簡易にして誤動作が生じにくく且つ受電手段の引抜き等
を防止し、さらにはガス漏れや火災警報を共用化させた
りして安全性を一段と高める警報装置として動作させる
ことができ極めて優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の警報装置で、その要部の部分断面斜
視図である。
【図2】警報装置全体の説明斜視図である。
【図3】警報装置の正面図である。
【図4】図3のa−a線矢視図である。
【図5】図3の警報装置本体の内部回路図である。
【図6】図3の警報装置本体の操作部の正面図である。
【図7】図5の各部の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図8】図3の警報装置をインターホンと連係させた回
路図である。
【図9】従来の警報装置を示す全体構成図である。
【符号の説明】
3 扉(開閉口) 110 検出部(検出手段) 150 信号線 161 半導体ガスセンサ(検出手段) 163 温度センサ(検出手段) 200 プラグ(受電手段) 300 電圧変換部(電圧変換手段) 420 リセットスイッチ(リセット手段) 500 警報発生部(警報発生手段) 502 警戒音発生部(警戒音発生手段) 520 警報音発生部(警報音発生手段) 518,537 可変抵抗(音量調節手段) 700 ケース 720 ネジ(固定手段) 800 切換えスイッチ(切換え手段) 870a スタート接点(開始手段) 870b 検出接点(検出有効手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C084 AA02 AA07 BB04 BB33 CC02 DD12 DD84 EE03 GG65 HH03 HH10 HH12 5C087 AA02 AA08 AA19 AA23 AA34 AA42 BB03 DD04 DD05 DD07 DD24 EE07 EE14 EE16 EE18 FF04 FF24 GG35 GG66

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉などの開閉口が閉じられた状態から開
    放したことを検出する検出手段と、 この検出手段の検出信号を送る電線などの有線からなる
    信号線と、 商用の交流電源を受電する受電手段と、 この受電手段より受電した交流電圧を所定値の直流電圧
    に変換する電圧変換手段と、 この電圧変換手段の直流電圧で動作すると共に、上記信
    号線を介して送られた上記検出信号により警報を発生す
    る警報発生手段と、 上記受電手段と上記電圧変換手段と上記警報発生手段と
    を収納して固定手段によりコンセントを覆ってコンセン
    ト周囲の壁や柱などの面に固定できるケースと、 上記警報発生手段は音であって、上記検出信号に基づい
    て所定時間を音量が小さい警戒音を発生する警戒音発生
    手段と、 上記所定時間経過後に音量が高くなる警報音を発生する
    警報音発生手段と、 上記警戒音発生手段又は警報音発生手段の音量を調節で
    きる音量調節手段と、 上記警戒音を発生している間の警報発生手段を停止し得
    るリセット手段と、を具備することを特徴とする警報装
    置。
  2. 【請求項2】 扉などの開閉口が閉じられた状態から開
    放したことを検出する検出手段と、 この検出手段の検出信号を送る電線などの有線からなる
    信号線と、 商用の交流電源を受電する受電手段と、 この受電手段より受電した交流電圧を所定値の直流電圧
    に変換する電圧変換手段と、 この電圧変換手段の直流電圧で動作すると共に、上記信
    号線を介して送られた上記検出信号により警報を発生す
    る警報発生手段と、 上記受電手段と上記電圧変換手段と上記警報発生手段と
    を収納して固定手段によりコンセントを覆ってコンセン
    ト周囲の壁や柱などの面に固定できるケースと、 上記玄関などに設置されているインターホンの子機が電
    線などの有線で接続された上記インターホンの親機の接
    続を開放すると共に、上記子機に内蔵されたカメラの映
    像を録画するビデオ手段に接続する切換え手段と、 上記切換え手段の動作に基づいて上記検出手段の検出動
    作を有効にする検出有効手段と、 上記切換え手段又は上記検出手段の検出信号の動作に基
    づいて上記カメラの映像を上記ビデオ手段により録画す
    ることを開始させる開始手段と、を具備することを特徴
    とする警報装置。
  3. 【請求項3】 扉などの開閉口が閉じられた状態から開
    放したことを検出する前記検出手段に加え、ガス漏れを
    検知する検出手段と、火災による温度上昇を検知する検
    出手段と、が設けられ、各検出手段の検出信号を警報発
    生手段に伝送できるようにした請求項1又は2に記載の
    警報装置。
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