JP2000322418A - データベース装置 - Google Patents

データベース装置

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JP2000322418A
JP2000322418A JP11126539A JP12653999A JP2000322418A JP 2000322418 A JP2000322418 A JP 2000322418A JP 11126539 A JP11126539 A JP 11126539A JP 12653999 A JP12653999 A JP 12653999A JP 2000322418 A JP2000322418 A JP 2000322418A
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Fumihiko Kozakura
文彦 小櫻
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、識別子をキーにしてレコードを検索
するデータベース装置に関し、レコードの格納場所の変
更に対して簡単に対処できるようにするとともに、レコ
ードの現在値を高速に検索できるようにすることを目的
とする。 【解決手段】インデックス管理機構に、キーから論理レ
コード識別子への変換を行うキー変換インデックスを備
え、データ管理機構に、論理レコード識別子から物理レ
コード識別子への変換を行う識別子変換インデックスを
備える構成を採る。この構成により、レコードを検索す
ることなく、レコードの現在値の検索に必要となる論理
レコード識別子を取得して検索要求元に通知できること
で、検索要求元は高速にレコードの現在値を検索できる
ようになる。そして、この構成により、レコードの格納
場所が変更となる場合に、識別子変換インデックスのみ
をメンテナンスすれば足りることで簡単に対処できるよ
うになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、識別子をキーにし
てレコードを検索するデータベース装置に関し、特に、
レコードの格納場所の変更に対して簡単に対処できるよ
うにするとともに、レコードの現在値を高速に検索でき
るようにするデータベース装置に関するものである。
【0002】オブジェクト指向データベースや文書デー
タベースのようなデータベースでは、オブジェクトID
や文書IDのような識別子を使って、レコードを検索
(取得)できるようにする構成を採っている。このよう
なデータベースでは、その実用性を高めるための技術を
構築していく必要がある。
【0003】
【従来の技術】リレーショナルデータベースでは、レコ
ードを管理するデータ管理機構と、レコードへのインデ
ックスを張るインデックス管理機構というレイヤー構成
を採って、図7に示すように、このインデックス管理機
構に、キーから物理レコード識別子(レコードの格納場
所を示すもの)への変換を行うインデックスを用意する
ことで、検索要求元の指定するキーの指すレコードを検
索していくという構成を採っている。
【0004】この構成に従い、リレーショナルデータベ
ースは、例えば、検索要求元が「鈴木一郎」という名前
の指すレコードの検索要求を発行すると、名前インデッ
クスを使って「鈴木一郎」という名前を持つレコードの
格納場所を取得して、その取得した格納場所に格納され
るレコードを検索要求元に提供していくように処理して
いる。
【0005】このように、リレーショナルデータベース
では、インデックスを索引した時点のレコードを検索要
求元に通知するというスナップショット的な検索機能を
提供している。
【0006】一方、リレーショナルデータベースとは別
に、オブジェクト指向データベースが使われている。
【0007】このオブジェクト指向データベースでは、
レコードにオブジェクトIDを割り当て、検索要求元が
オブジェクトIDを指定して検索要求を発行できるよう
にする構成を採っており、これにより、検索要求元は、
オブジェクトIDを取得した時点のレコードの値ではな
くて、オブジェクトIDを指定して検索要求を発行した
時点のレコードの値を検索できるようになる。
【0008】このオブジェクト指向データベースでは、
図8に示すように、インデックス管理機構に、リレーシ
ョナルデータベースの備えるインデックスの他に、オブ
ジェクトIDから物理レコード識別子への変換を行うイ
ンデックスを用意する構成を採っている。
【0009】この構成に従い、オブジェクト指向データ
ベースは、リレーショナルデータベースと同様のスナッ
プショット的な検索処理を行う他に、オブジェクトID
を指定して発行される検索要求時点のレコードを検索す
る処理を行う。
【0010】すなわち、先ず最初に、例えば、検索要求
元が「鈴木一郎」という名前の指すオブジェクトIDの
取得要求を発行すると、名前インデックスを使って「鈴
木一郎」という名前を持つレコードの格納場所を検索
し、その格納場所に格納されるレコードの持つオブジェ
クトIDを特定して、それを検索要求元に通知する。
【0011】その後、検索要求元が取得したオブジェク
トIDを指定して検索要求を発行すると、オブジェクト
IDから物理レコード識別子への変換を行うインデック
スを使って、そのオブジェクトIDの指すレコードの格
納場所を検索して、その格納場所に格納されるレコード
を検索要求元に通知していくという検索処理を行うので
ある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】オブジェクト指向デー
タベースによれば、検索要求元は、オブジェクトIDを
取得した時点のレコードではなくて、オブジェクトID
を指定して検索要求を発行した時点のレコードを検索で
きるようになる。
【0013】しかしながら、従来のオブジェクト指向デ
ータベースでは、リレーショナルデータベースと同様
に、インデックス管理機構に、物理レコード識別子を索
引するインデックスを備える構成を採っており、これか
ら、レコードの生成や削除や更新などによりレコードの
格納場所が変更になることで物理レコード識別子が変更
になると、その都度、全てのインデックスを更新しなけ
ればならず、大きな負荷がかかるという問題点があっ
た。
【0014】更に、従来のオブジェクト指向データベー
スでは、検索要求元は、オブジェクトIDを得るため
に、レコードの格納場所まで辿る必要のあるオブジェク
トIDの取得要求を発行しなければならず、これから、
レコードの現在値を高速に検索できないという問題点が
あった。
【0015】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、識別子をキーにしてレコードを検索する構成
を採るときにあって、レコードの格納場所の変更に対し
て簡単に対処できるようにするとともに、レコードの現
在値を高速に検索できるようにする新たなデータベース
装置の提供を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のデータベース装置では、識別子をキーにし
てレコードを検索する構成を採るときにあって、レコー
ドへのインデックスを張るインデックス管理機構に、識
別子以外のキーに対応付けて用意されて、そのキーから
論理レコード識別子への変換を行うキー変換インデック
スを備えるとともに、レコードを管理するデータ管理機
構に、論理レコード識別子から物理レコード識別子への
変換を行う識別子変換インデックスを備える構成を採
る。
【0017】そして、インデックス管理機構に、キーを
指定して論理レコード識別子の取得要求が発行されると
きに、そのキーに対応付けて用意されるキー変換インデ
ックスを使って、そのキーの指す論理レコード識別子を
取得して取得要求元に通知する論理識別子通知手段を備
える構成を採る。
【0018】そして、データ管理機構に、論理レコード
識別子を指定してレコードの検索要求が発行されるとき
に、識別子変換インデックスを使って、その論理レコー
ド識別子の指す物理レコード識別子を特定して、その物
理レコード識別子の指定する格納先に格納されるレコー
ドを検索要求元に提供する検索手段を備える構成を採
る。
【0019】このように構成される本発明のデータベー
ス装置では、検索要求元がキーを指定して論理レコード
識別子の取得要求を発行すると、インデックス管理機構
に備えられる論理識別子通知手段は、そのキーに対応付
けて用意されるキー変換インデックスを使って、そのキ
ーの指す論理レコード識別子を取得して発行元に通知す
ることで、データ管理機構の管理するレコードを検索す
ることなく、論理レコード識別子を取得して検索要求元
に通知する。
【0020】この論理レコード識別子の通知を受けて、
検索要求元は、レコードの現在値が必要となるときに
は、取得した論理レコード識別子を指定して検索要求を
発行し、これを受けて、データ管理機構に備えられる検
索手段は、識別子変換インデックスを使って、その論理
レコード識別子の指す物理レコード識別子を特定して、
その物理レコード識別子の指定する格納先に格納される
レコードを検索要求元に提供する。
【0021】このように、本発明のデータベース装置で
は、論理レコード識別子という新たな識別子を導入し
て、インデックス管理機構に、キーから論理レコード識
別子への変換を行うキー変換インデックスを備えるとと
もに、データ管理機構に、新たに導入した論理レコード
識別子から物理レコード識別子への変換を行う識別子変
換インデックスを備える構成を採ることで、データ管理
機構の管理するレコードを検索することなく、レコード
の現在値の検索に必要となる論理レコード識別子を取得
して検索要求元に通知し、これにより、検索要求元は、
従来技術よりも高速にレコードの現在値を検索できるよ
うになる。
【0022】そして、この構成に従って、本発明のデー
タベース装置では、レコードの格納場所が変更となる場
合には、データ管理機構に備えられる識別子変換インデ
ックスのみをメンテナンスすれば足りることから、レコ
ードの格納場所の変更に対して簡単に対処できるように
なる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
を詳細に説明する。
【0024】図1に、本発明の一実施例を図示する。
【0025】図中、1は本発明を具備するオブジェクト
指向データベース、2はオブジェクト指向データベース
1に対して検索要求を発行するアプリケーションプログ
ラムである。
【0026】本発明を具備するオブジェクト指向データ
ベース1は、レコードを管理するデータ管理機構10
と、レコードへのインデックスを張るインデックス管理
機構20というレイヤー構成に従って、アプリケーショ
ンプログラム2の検索要求に応答して、アプリケーショ
ンプログラム2に対してレコードを提供する構成を採っ
ている。
【0027】このデータ管理機構10は、レコードを管
理するレコード管理部11と、レコード管理部11の管
理するレコードを検索するレコード検索プログラム12
とを備える他に、本発明を実現するために、本発明で新
たに導入する論理レコード識別子からレコードの格納場
所を示す物理レコード識別子への変換を行う変換インデ
ックス13を備える構成を採る。
【0028】一方、インデックス管理機構20は、本発
明を実現するために、検索のキーから本発明で新たに導
入する論理レコード識別子への変換を行う複数のインデ
ックス21-i(i=1〜n)と、これらのインデックス
21-iを索引するインデックス索引プログラム22とを
備える構成を採る。
【0029】例えば、図2に示すように、レコード管理
部11が名前や電話番号や趣味などの項目値を持つ個人
情報のレコードを管理する場合には、インデックス管理
機構20は、名前から論理レコード識別子への変換を行
う名前インデックス20aや、電話番号から論理レコー
ド識別子への変換を行う電話番号インデックス20b
や、趣味から論理レコード識別子への変換を行う趣味イ
ンデックス20cなどを備えることになる。
【0030】一方、データ管理機構10は、名前インデ
ックス20aや電話番号インデックス20bや趣味イン
デックス20cなどの出力する論理レコード識別子か
ら、レコードの格納場所を示す物理レコード識別子への
変換を行う変換インデックス13を備えることになる。
【0031】ここで、本発明で新たに導入する論理レコ
ード識別子は、ユニークであることが保証されるなら
ば、どのような識別子であってもよく、これから、ユー
ザが自由に論理レコード識別子の構造を指定できること
になる。
【0032】後述することから分かるように、アプリケ
ーションプログラム2は、この論理レコード識別子を指
定して検索要求を発行することで、自分の必要とするレ
コードの現在値を検索することになる。
【0033】図3及び図5に、インデックス管理機構2
0に備えられるインデックス索引プログラム22の実行
する処理フローの一実施例、図4及び図6に、データ管
理機構10に備えられるレコード検索プログラム12の
実行する処理フローの一実施例を図示する。次に、これ
らの処理フローに従って本発明について詳細に説明す
る。
【0034】インデックス索引プログラム22は、アプ
リケーションプログラム2が検索のキーを指定して論理
レコード識別子の取得要求を発行すると、図3の処理フ
ローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、指定さ
れるキーに対応付けられるインデックス21-iを索引す
ることで、その指定されるキーの指す論理レコード識別
子を索引する。
【0035】例えば、「鈴木一郎」という名前を指定し
て論理レコード識別子の取得要求が発行されるときに
は、名前インデックス21aを索引することで、「鈴木
一郎」という名前の指す論理レコード識別子を索引する
のである。
【0036】続いて、ステップ2で、その索引した論理
レコード識別子をアプリケーションプログラム2に通知
して処理を終了する。
【0037】このようにして、インデックス索引プログ
ラム22は、アプリケーションプログラム2が検索のキ
ーを指定して論理レコード識別子の取得要求を発行する
と、レコード管理部11の管理するレコードを参照する
ことなく論理レコード識別子を取得して、それをアプリ
ケーションプログラム2に通知していくように処理する
のである。
【0038】このようにして検索のキーに対応付けられ
る論理レコード識別子を取得すると、アプリケーション
プログラム2は、そのキーの指すレコードの現在値が必
要となるときには、その取得した論理レコード識別子を
指定して、レコードの現在値の検索要求を発行すること
になる。
【0039】この検索要求が発行されると、レコード検
索プログラム12は、図4の処理フローに示すように、
先ず最初に、ステップ1で、アプリケーションプログラ
ム2の指定する論理レコード識別子を受け取り、続くス
テップ2で、変換インデックス13を索引することで、
その受け取った論理レコード識別子の指す物理レコード
識別子(レコードの格納場所を示す)を索引する。
【0040】続いて、ステップ3で、レコード管理部1
1にアクセスすることで、その索引した物理レコード識
別子の指定する格納先に格納されるレコードを検索し、
続くステップ4で、その検索したレコードをアプリケー
ションプログラム2に提供して処理を終了する。
【0041】このようにして、レコード検索プログラム
12は、アプリケーションプログラム2が論理レコード
識別子を指定してレコードの現在値の検索要求を発行す
ると、変換インデックス13を索引することで、そのレ
コードの格納場所となる物理レコード識別子を得て、そ
れに従ってそのレコードを取得していくように処理する
のである。
【0042】上述したように、従来技術のオブジェクト
指向データベースでは、 先ず最初に、アプリケーションプログラムからキーを
指定してオブジェクトIDの取得要求が発行されると、
インデックス管理機構に備えられるインデックスを索引
することで、そのキーの指す物理レコード識別子を得
る。
【0043】続いて、その物理レコード識別子の指定
する格納先に格納されるレコードの持つオブジェクトI
Dを特定して、それをアプリケーションプログラムに通
知する。
【0044】そして、アプリケーションプログラムか
らオブジェクトIDを指定してレコードの現在値の検索
要求が発行されると、インデックス管理機構に備えられ
るインデックスを索引することで、そのオブジェクトI
Dの指す物理レコード識別子を得る。
【0045】続いて、その物理レコード識別子の指定
する格納先に格納されるレコードを読み出してアプリケ
ーションプログラムに通知する。という4段階の処理を
実行する必要がある。
【0046】これに対して、この図3及び図4の処理フ
ローから分かるように、本発明のオブジェクト指向デー
タベース1では、 先ず最初に、アプリケーションプログラムからキーを
指定して論理レコード識別子の取得要求が発行される
と、インデックス管理機構に備えられるインデックスを
索引することで、そのキーの指す論理レコード識別子を
得て、それをアプリケーションプログラムに通知する。
【0047】そして、アプリケーションプログラムか
ら論理レコード識別子を指定してレコードの現在値の検
索要求が発行されると、データ管理機構10に備えられ
る変換インデックス13を索引することで、その論理レ
コード識別子の指す物理レコード識別子を得る。
【0048】続いて、その物理レコード識別子の指定
する格納先に格納されるレコードを読み出してアプリケ
ーションプログラムに通知する。という3段階の処理を
実行すれば足りる。
【0049】このようにして、本発明のオブジェクト指
向データベース2に従うと、アプリケーションプログラ
ム2は、従来技術よりも高速にレコードの現在値を取得
できるようになる。
【0050】本発明のオブジェクト指向データベース1
に従うときに、アプリケーションプログラム2は、スナ
ップショット的な検索処理を実行するときには、検索の
キーを指定してレコードの検索要求を発行することにな
る。
【0051】この検索要求が発行されると、インデック
ス索引プログラム22は、図5の処理フローに示すよう
に、先ず最初に、ステップ1で、指定されるキーに対応
付けられるインデックス21-iを索引することで、その
指定されるキーの指す論理レコード識別子を索引する。
【0052】例えば、「鈴木一郎」という名前を指定し
てレコードの検索要求が発行されるときには、名前イン
デックス21aを索引することで、「鈴木一郎」という
名前の指す論理レコード識別子を索引するのである。
【0053】続いて、ステップ2で、その索引した論理
レコード識別子を指定して、レコード検索プログラム1
2に対して検索要求を発行して処理を終了する。
【0054】この検索要求を受け取ると、レコード検索
プログラム12は、図6の処理フローに示すように、先
ず最初に、ステップ1で、インデックス索引プログラム
22の指定する論理レコード識別子を受け取り、続くス
テップ2で、変換インデックス13を索引することで、
その受け取った論理レコード識別子の指す物理レコード
識別子(レコードの格納場所を示す)を索引する。
【0055】続いて、ステップ3で、レコード管理部1
1にアクセスすることで、その索引した物理レコード識
別子の指定する格納先に格納されるレコードを検索し、
続くステップ4で、その検索したレコードをアプリケー
ションプログラム2に提供して処理を終了する。
【0056】このことから分かるように、本発明のオブ
ジェクト指向データベース1に従うと、スナップショッ
ト的な検索処理を実行するときには、インデックス管理
機構20に備えられるインデックス21-iと、データ管
理機構10に備えられる変換インデックス13との両方
を索引しなけれはならず、従来技術に比べて、その検索
に時間がかかるという問題点がでる。
【0057】しかしながら、オブジェクト指向データベ
ースでは、スナップショット的な検索は主処理ではな
く、主処理はあくまでレコードの現在値を得る検索であ
ることから、この問題点は本発明の得る利益からすると
無視できる程度のものであると言える。
【0058】更に、本発明では、レコードに生成や削除
や更新などが発生することでレコード管理部11の管理
するレコードの格納場所が変更となる場合には、論理レ
コード識別子を変更する必要はなく、物理レコード識別
子のみを変更することになる。これから、データ管理機
構10に備えられる変換インデックス13のみをメンテ
ナンスすれば足りることから、レコードの格納場所の変
更に対して簡単に対処できるという大きな利益を得るこ
とができるようになる。
【0059】この本発明に従う場合、レコードを生成す
るときには、生成したレコードを格納していくととも
に、新しい論理レコード識別子を生成して、その論理レ
コード識別子とレコード格納先の物理レコード識別子と
の間の変換関係を変換インデックス13に登録していく
ことになる。
【0060】また、レコードを削除するときには、変換
インデックス13を使って、削除するレコードの論理レ
コード識別子から物理レコード識別子を求めて、その論
理レコード識別子と物理レコード識別子との間の変換関
係を変換インデックス13から削除するとともに、その
物理レコード識別子の指定する格納先に格納されるレコ
ードを削除していくことになる。
【0061】また、レコードを更新するときには、変換
インデックス13を使って、更新するレコードの論理レ
コード識別子から物理レコード識別子を求めて、その物
理レコード識別子の指定する格納先に格納されるレコー
ドを更新するとともに、その更新に応じてレコードの格
納場所が変更になるのか否かを判断して、レコードの格
納場所が変更になる場合には、変換インデックス13に
登録されるその論理レコード識別子と物理レコード識別
子との間の変換関係を更新していく。
【0062】図示実施例に従って本発明を説明したが、
本発明はこれに限定されるものではない。例えば、実施
例では、オブジェクト指向データベースへの適用を具体
例にして本発明を説明したが、本発明はその適用がオブ
ジェクト指向データベースに限られるものではなく、文
書IDで検索される文書データベースのような識別子を
キーにして検索される全てのデータベースに対して、そ
のまま適用できる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータベ
ース装置では、論理レコード識別子という新たな識別子
を導入して、インデックス管理機構に、キーから論理レ
コード識別子への変換を行うキー変換インデックスを備
えるとともに、データ管理機構に、新たに導入した論理
レコード識別子から物理レコード識別子への変換を行う
識別子変換インデックスを備える構成を採ることで、デ
ータ管理機構の管理するレコードを検索することなく、
レコードの現在値の検索に必要となる論理レコード識別
子を取得して検索要求元に通知し、これにより、検索要
求元は、従来技術よりも高速にレコードの現在値を検索
できるようになる。
【0064】そして、この構成に従って、本発明のデー
タベース装置では、レコードの格納場所が変更となる場
合には、データ管理機構に備えられる識別子変換インデ
ックスのみをメンテナンスすれば足りることから、レコ
ードの格納場所の変更に対して簡単に対処できるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である。
【図2】本発明の一実施例である。
【図3】インデックス索引プログラムの処理フローであ
る。
【図4】レコード検索プログラムの処理フローである。
【図5】インデックス索引プログラムの処理フローであ
る。
【図6】レコード検索プログラムの処理フローである。
【図7】従来技術の説明図である。
【図8】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 オブジェクト指向データベース 2 アプリケーションプログラム 10 データ管理機構 11 レコード管理部 12 レコード検索プログラム 13 変換インデックス 20 インデックス管理機構 21 インデックス 22 インデックス索引プログラム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別子をキーにしてレコードを検索する
    データベース装置において、 インデックス管理機構に、上記識別子以外のキーに対応
    付けて用意されて、該キーから論理レコード識別子への
    変換を行うキー変換インデックスを備えるとともに、 データ管理機構に、上記論理レコード識別子から物理レ
    コード識別子への変換を行う識別子変換インデックスを
    備えることを、 特徴とするデータベース装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータベース装置におい
    て、 インデックス管理機構に、キーを指定して論理レコード
    識別子の取得要求が発行されるときに、該キーに対応付
    けて用意されるキー変換インデックスを使って、該キー
    の指す論理レコード識別子を取得して取得要求元に通知
    する論理識別子通知手段を備えることを、 特徴とするデータベース装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のデータベース装置
    において、 データ管理機構に、論理レコード識別子を指定してレコ
    ードの検索要求が発行されるときに、識別子変換インデ
    ックスを使って、該論理レコード識別子の指す物理レコ
    ード識別子を特定して、その物理レコード識別子の指定
    する格納先に格納されるレコードを検索要求元に提供す
    る検索手段を備えることを、 特徴とするデータベース装置。
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