JP2000321349A - マリンレーダ装置 - Google Patents

マリンレーダ装置

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JP2000321349A
JP2000321349A JP11134791A JP13479199A JP2000321349A JP 2000321349 A JP2000321349 A JP 2000321349A JP 11134791 A JP11134791 A JP 11134791A JP 13479199 A JP13479199 A JP 13479199A JP 2000321349 A JP2000321349 A JP 2000321349A
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fft
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pdi
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Takahiko Fujisaka
貴彦 藤坂
Tomomasa Kondo
倫正 近藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型船舶が目標である場合、目標を検出する
ことが困難である場合があった。 【解決手段】 送信機1、送受切換手段2、送受信アン
テナ3および受信機4によりレーダ波が送受信され、受
信信号がA/D変換され、パルス圧縮された後、コーナ
ターンメモリ7に記憶される。次に、FFT手段8〜C
FAR手段11により目標からのレーダ反射波を検出
し、その検出結果をAND/OR判定器17に供給す
る。一方、振幅検波手段12〜CFAR手段16により
目標の航行波浪からのレーダ反射波を検出し、その検出
結果をAND/OR判定器17に供給する。そしてAN
D/OR判定器17はそれらの検出結果に基づいて目標
を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水上を航行する
船舶などを検出するマリンレーダ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6は、例えば「RADAR HAND
BOOK second edition」(MERR
ILL SKOLNIK著、McGraw−Hill発
行、no.423、第17.1頁〜第17.9頁、19
90年)に記載のコヒーレントレーダ技術を利用した従
来のマリンレーダ装置を示すブロック図である。
【0003】図において、101はレーダ波を生成し、
送受信アンテナ103を介して送信する送信機であり、
102はレーダ波の送信および受信の切換えを実行する
送受切換手段であり、103はレーダ波を送信するとと
もにレーダ反射波を受信する送受信アンテナであり、1
04は、レーダ反射波に対応する受信信号をI(In−
Phase)成分とQ(Quadrature)成分に
分離する受信機である。
【0004】105は受信機104によるI成分および
Q成分をそれぞれデジタル信号に変換するA/D変換器
であり、106は所定のパルス圧縮方式で受信信号に対
してパルス圧縮処理を実行するパルス圧縮手段であり、
107はパルス圧縮処理後のデジタル信号を一時的に記
憶するコーナターンメモリである。
【0005】108はパルス圧縮処理後のデジタル信号
をレンジセル毎にFFT(FastFourier T
ransform)変換し、目標のドップラ周波数を推
定するFFT手段であり、109はレンジセル毎にFF
T変換された信号の振幅検波をそれぞれ実行する振幅検
波手段である。
【0006】110は、振幅検波手段109により順次
振幅検波された所定の数の信号についての電力信号をレ
ンジセル毎に加算平均する、いわゆるPDI(Post
Detection Integration)処理
を実行するPDI手段であり、111はPDI手段11
0により計算された電力信号に対してCFAR(Con
stant Faulse Alarm Rate)処
理(後述)を実行し、各周波数成分毎に目標を検出する
CFAR手段である。
【0007】次に動作について説明する。送信機101
により生成されたレーダ波が送受切換手段102を介し
て送受信アンテナ103から送出され、船舶などの目標
からのレーダ反射波が送受信アンテナ103で検出さ
れ、その検出信号が送受切換手段102を介して受信機
104に供給されてレーダ反射波が受信され、受信信号
がI信号とQ信号とに分離される。それらの信号は、A
/D変換器105によりA/D変換された後、パルス圧
縮手段106に供給される。パルス圧縮手段106はA
/D変換後のデジタル信号に対して所定のパルス圧縮方
式でパルス圧縮処理を実行し、生成されたデジタル信号
をコーナターンメモリ107に記憶させる。
【0008】そして、FFT手段108は、コーナター
ンメモリ107に記憶されたデジタル信号をFFT変換
し、目標のドップラ周波数を推定する。これにより、ド
ップラ周波数の違いに基づいて、目標である船舶などか
らのレーダ反射波が海面からのレーダ反射波より分離さ
れる。
【0009】振幅検波手段109はレンジセル毎にFF
T変換された信号の振幅検波をそれぞれ実行し、PDI
手段110は振幅検波手段109により順次振幅検波さ
れた所定の数の信号についての電力信号をレンジセル毎
に加算平均する。CFAR手段111は、PDI手段1
10により計算された電力信号に対してCFAR処理を
実行し、各周波数成分毎に目標を検出する。そして検出
された目標の位置が図示せぬ表示装置などに表示され
る。
【0010】図7はCFAR処理を説明する図である。
CFAR処理では、ドップラ周波数成分毎に分離された
受信信号が、レーダの距離方向に沿ったレンジセルに格
納され、レンジセルのうちの目標の有無を判定すべき注
目セルを距離方向に沿って1セルずつ移動させていきな
がら目標の検出処理が実行される。図7において斜線で
示すセルが、注目セルである。目標の検出は、注目セル
に隣接するガードセルの外側の所定の数の参照セルの電
力の平均Bと注目セルの電力Aとの比較の結果に基づい
て実行される。
【0011】このとき、受信機雑音および海面反射波の
電力として参照セルの平均電力Bが計算され、式(1)
を満足する場合に目標が検出されたと判断する。 A>k×B ・・・(1) ここで、kは誤警報確率を設定するために予め設定され
るCFAR係数である。
【0012】なお、上述のガードセルは、注目セルに目
標が存在する場合に、隣接するレンジセルに反射波の電
力が漏れることがあるため設けられており、ガードセル
の電力は考慮されない。
【0013】以上のように、コヒーレントレーダ技術を
用いた従来のマリンレーダ装置では、目標の移動速度に
よるドップラ周波数が海面の動きによるドップラ周波数
から十分離れており目標からの反射波の強度が十分であ
れば、FFT手段108により海面反射波成分が抑制さ
れ、CFAR手段111により目標からの反射波成分が
抽出され、船舶などの目標が検出される。
【0014】なお、上記のものの他、従来のレーダ装置
として、特開昭59−200980号公報、特開昭60
−22680号公報、特開平3−262990号公報、
特開平4−186182号公報などに記載のものがあ
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来のマリンレーダ装
置は以上のように構成されているので、レーダ波を良好
に反射する例えば金属製の大型船舶などの目標であれば
検出することが可能であるが、目標が合成樹脂製のレジ
ャーボートや漁船などの小型船舶である場合には、水面
からの高さが低いため、海面のうねりによって船体が波
浪の陰になり目標を検出することが困難である場合があ
るなどの課題があった。
【0016】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、小型船舶などの目標が航行する際
に海面に発生する航行波浪からのレーダ反射波を目標か
らのレーダ反射波とともに検出し、これらの2つのレー
ダ反射波成分に基づいて目標の検出を実行するようにし
たので、小型船舶でも確実に検出することができるマリ
ンレーダ装置を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係るマリンレ
ーダ装置は、レーダ波を送信する送信手段と、レーダ反
射波を受信する受信手段と、所定のパルス圧縮方式で受
信信号に対してパルス圧縮処理を実行するパルス圧縮手
段と、パルス圧縮処理後の受信信号から、目標からのレ
ーダ反射波を検出する第1の目標検出手段と、パルス圧
縮処理後の受信信号から、目標の航行波浪からのレーダ
反射波を検出する第2の目標検出手段と、第1の目標検
出手段による検出結果または第2の目標検出手段による
検出結果に基づいて目標の検出の判定を実行する判定手
段とを備えるものである。
【0018】この発明に係るマリンレーダ装置は、パル
ス圧縮処理後の受信信号をレンジセル毎にFFT変換
し、目標のドップラ周波数を推定する第1のFFT手段
と、レンジセル毎にFFT変換され生成されたスペクト
ル信号をそれぞれ振幅検波する第1の振幅検波手段と、
振幅検波手段により順次振幅検波された所定の数のスペ
クトル信号についての電力信号をレンジセル毎に加算平
均する第1のPDI手段と、第1のPDI手段により加
算平均された電力信号に対してCFAR処理を実行して
目標を検出する第1のCFAR手段とを第1の目標検出
手段に有し、パルス圧縮処理後の受信信号を振幅検波す
る第2の振幅検波手段と、第2の振幅検波手段による振
幅検波後の受信信号をレンジセル毎にFFT変換する第
2のFFT手段と、レンジセル毎にFFT変換され生成
されたスペクトル信号をそれぞれ振幅検波する第3の振
幅検波手段と、第3の振幅検波手段により順次振幅検波
された所定の数のスペクトル信号についての電力信号を
レンジセル毎に加算平均する第2のPDI手段と、第2
のPDI手段により加算平均された電力信号に対してC
FAR処理を実行して目標を検出する第2のCFAR手
段とを第2の目標検出手段に有するものである。
【0019】この発明に係るマリンレーダ装置は、第1
のFFT手段および第1のPDI手段におけるFFT点
数とPDI回数との積と、第2のFFT手段および第2
のPDI手段におけるFFT点数とPDI回数との積と
が同一になるFFT点数とPDI回数を第1および第2
のFFT手段並びに第1および第2のPDI手段にそれ
ぞれ設定するFFT点数設定手段を備えるものである。
【0020】この発明に係るマリンレーダ装置は、所定
の期間の受信信号の加算平均を計算するプリサムフィル
タを第2の振幅検出手段の前段に備えるものである。
【0021】この発明に係るマリンレーダ装置は、目標
の諸元と航行波浪との対応関係を目標検出の判定条件と
して予め記憶した判定条件記憶手段を備え、その判定条
件に基づいて目標検出の判定を実行するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
マリンレーダ装置の構成を示すブロック図である。図に
おいて、1はレーダ波を生成し送受信アンテナ3を介し
て送信する送信機(送信手段)であり、2はレーダ波の
送信および受信の切換えを実行する送受切換手段であ
り、3はレーダ波を送信するとともにレーダ反射波を受
信する送受信アンテナであり、4はレーダ反射波を受信
し、受信信号をI成分とQ成分に分離する受信機(受信
手段)である。
【0023】5は受信機4による受信信号のI成分およ
びQ成分をそれぞれデジタル信号に変換するA/D変換
器であり、6は所定のパルス圧縮方式で受信信号に対し
てパルス圧縮処理を実行するパルス圧縮手段であり、7
はパルス圧縮処理後のデジタル信号を一時的に記憶する
コーナターンメモリである。
【0024】8はパルス圧縮処理後のデジタル信号をレ
ンジセル毎にFFT変換し、目標のドップラ周波数を推
定するFFT手段(第1のFFT手段、第1の目標検出
手段)であり、9はレンジセル毎にFFT変換された信
号の振幅検波をそれぞれ実行する振幅検波手段(第1の
振幅検波手段、第1の目標検出手段)である。
【0025】10は振幅検波手段9により順次振幅検波
された所定の数(以下、PDI回数という)の信号につ
いての電力信号をレンジセル毎に加算平均する、いわゆ
るPDI処理を実行するPDI手段(第1のPDI手
段、第1の目標検出手段)であり、11はPDI手段1
0により計算された電力信号に対してCFAR処理を実
行し、各周波数成分毎に目標を検出するCFAR手段
(第1のCFAR手段、第1の目標検出手段)である。
【0026】12は、コーナターンメモリ7に記憶され
たデジタル信号を振幅検波して、その信号の位相変動成
分を抑制し、ドップラ周波数の低い目標の航行波浪から
のレーダ反射波の成分を抽出する振幅検波手段(第2の
振幅検波手段、第2の目標検出手段)である。
【0027】13は位相変動成分を抑制されたデジタル
信号をレンジセル毎にFFT変換するFFT手段(第2
のFFT手段、第2の目標検出手段)であり、14はレ
ンジセル毎にFFT変換された信号の振幅検波をそれぞ
れ実行する振幅検波手段(第3の振幅検波手段、第2の
目標検出手段)である。
【0028】15は振幅検波手段14により順次振幅検
波された所定の数の信号についての電力信号をレンジセ
ル毎に加算平均する、いわゆるPDI処理を実行するP
DI手段(第2のPDI手段、第2の目標検出手段)で
あり、16はPDI手段15により計算された電力信号
に対してCFAR処理を実行し、各周波数成分毎に目標
を検出するCFAR手段(第2のCFAR手段、第2の
目標検出手段)である。
【0029】17は、CFAR手段11より順次供給さ
れた所定の回数の検出結果についてAND判定またはO
R判定をして、目標からの反射波に基づく目標の検出判
定をし、CFAR手段16より順次供給された所定の回
数の検出結果についてAND判定またはOR判定をし
て、目標の航行波浪からの反射波に基づく目標の検出判
定をするAND/OR判定器(判定手段)である。な
お、AND判定とは、上記所定の回数の検出結果のすべ
てが目標を検出したというものである場合にだけ目標を
検出したと判定するものであり、OR判定とは、上記所
定の回数の検出結果のいずれかが目標を検出したという
ものである場合に目標を検出したと判定するものであ
る。
【0030】次に動作について説明する。送信機1によ
り生成されたレーダ波が送受切換手段2を介して送受信
アンテナ3から送出され、船舶などの目標からのレーダ
反射波が送受信アンテナ3で検出され、その検出信号が
送受切換手段2を介して受信機4に供給されてレーダ反
射波が受信され、受信信号がI信号とQ信号とに分離さ
れる。それらの信号は、A/D変換器5によりA/D変
換された後、パルス圧縮手段6に供給される。パルス圧
縮手段6は、A/D変換後のデジタル信号に対して所定
のパルス圧縮方式でパルス圧縮処理を実行し、生成され
たデジタル信号をコーナターンメモリ7に記憶させる。
【0031】そして、FFT手段8は、コーナターンメ
モリ7に記憶されたデジタル信号をFFT変換し、目標
のドップラ周波数を推定する。これにより、ドップラ周
波数の違いに基づいて、目標である船舶などからのレー
ダ反射波が海面からのレーダ反射波より分離される。
【0032】振幅検波手段9はレンジセル毎にFFT変
換された信号の振幅検波をそれぞれ実行し、PDI手段
10は振幅検波手段9により順次振幅検波された所定の
数の信号についての電力信号をレンジセル毎に加算平均
する。CFAR手段11は、PDI手段10により計算
された電力信号に対してCFAR処理を実行し、各周波
数成分毎に目標を検出する。そして、この目標からのレ
ーダ反射波に基づく目標の検出結果がAND/OR判定
器17に供給される。
【0033】一方、振幅検波手段12は、コーナターン
メモリ7に記憶されたデジタル信号を振幅検波して、そ
の信号の位相変動成分を抑制して、すなわちその信号を
振幅成分のみの信号に変換し、ドップラ周波数の低い目
標の航行波浪からのレーダ反射波の成分を抽出する。
【0034】ここで目標の航行波浪からのレーダ反射波
について説明する。図2はレーダ反射波の例を示す図で
ある。なお、図2(a)は、受信信号の振幅の時間変化
を示す波形の一例を示す図であり、横軸は単位を秒とす
る時間を表し、縦軸は振幅強度の相対値を表している。
図2(b)は、受信機4出力のI成分を実部とし、Q成
分を虚部として受信信号を複素信号で表現し、その信号
のFFT変換後の信号、すなわち受信信号の周波数スペ
クトルの一例を示す図であり、横軸はドップラ周波数を
表し、縦軸はスペクトルの強度の相対値を表している。
また、図2(c)は、位相変動成分を抑制した受信信号
の振幅の時間変化を示す波形の一例を示す図であり、横
軸は単位を秒とする時間を表し、縦軸は振幅強度の相対
値を表している。図2(d)は、位相変動成分を抑制し
た受信信号の周波数スペクトルの一例を示す図であり、
横軸はドップラ周波数を表し、縦軸はスペクトルの強度
の相対値を表している。
【0035】今、航走波浪の波長をLW とし、その波浪
の進行速度をvW とすると、航走波浪の周期Tは重力加
速度gを用いて式(2)で与えられる。
【数1】
【0036】すなわち、航行波浪の周期Tは、波長LW
と重力加速度gの比の平方根に比例し、波長LW と進行
速度vW との比で与えられる。例えば、航行波浪の波長
Wが1.5メートルであり、波浪の進行速度を毎秒
1.5メートルとすると、航行波浪の周期は1秒とな
る。
【0037】このような航行波浪の波長より短い分解能
のセル(レンジセルあるいはアジマスセル)で航行波浪
からのレーダ反射波を観測すると、図2(a)に示すよ
うに、そのレーダ反射波に、航行波浪の周期毎にインパ
ルス状のピークが現れる。このピーク波形は海面の他の
部分からの反射波と異なる信号強度特性であるため、そ
のピーク波形を検出することにより、航行波浪の検出が
可能になる。
【0038】すなわち、位相情報を有する受信信号のス
ペクトル(図7(b))からは、上記の航走波浪の周期
に一致する信号振幅の変動周期は抽出されない。これに
対して、位相変動成分を抑制した受信信号のスペクトル
(図7(d))からは、ピークの現れる周波数に基づ
き、その周波数の逆数である信号の変動周期の航行波浪
が検出される。
【0039】そして、FFT手段13は振幅検波手段1
2により航行波浪からのレーダ反射波の成分を抽出され
たデジタル信号をFFT変換する。振幅検波手段14は
レンジセル毎にFFT変換された信号の振幅検波をそれ
ぞれ実行し、PDI手段15は、振幅検波手段9により
順次振幅検波された所定の数の信号についての電力信号
をレンジセル毎に加算平均する。CFAR手段16は、
PDI手段10により計算された電力信号に対してCF
AR処理を実行し、各周波数成分毎に目標を検出する。
そして、この目標の航行波浪からのレーダ反射波に基づ
く目標の検出結果がAND/OR判定器17に供給され
る。
【0040】そしてAND/OR判定器17は、CFA
R手段11より順次供給された所定の回数の検出結果に
ついてAND判定またはOR判定をして、目標からの反
射波に基づく目標の検出判定をするとともに、CFAR
手段16より順次供給された所定の回数の検出結果につ
いてAND判定またはOR判定をして、目標の航行波浪
からの反射波に基づく目標の検出判定をする。したがっ
て、目標が大型船舶などである場合には、CFAR手段
11からの検出結果に基づいて目標が検出され、目標が
小型船舶などである場合には、CFAR手段16からの
検出結果に基づいて目標が検出される。
【0041】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、目標からのレーダ反射波に加えて、船舶の航行に伴
って発生する航走波浪からのレーダ反射波を利用して目
標を検出するようにしたので、大型船舶などの目標の
他、船体からの反射が少ない小型船舶などを確実に検出
することができるという効果が得られる。
【0042】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2によるマリンレーダ装置の構成を示すブロック図
である。図において、18はFFT手段8,13による
FFT変換の際のFFT点数とPDI手段10,15に
よる平均処理でのデータ数すなわちPDI回数を設定す
るFFT点数設定器(FFT点数設定手段)である。
【0043】なお、図3におけるその他の構成要素につ
いては実施の形態1によるもの(図1)と同様であるの
で、その説明を省略する。
【0044】次に動作について説明する。この発明の実
施の形態2によるマリンレーダ装置では、実施の形態1
によるマリンレーダ装置と同様に、同一の受信信号か
ら、目標からのレーダ反射波と航走波浪からのレーダ反
射波とを検出して目標である船舶を検出する。このと
き、目標からのレーダ反射波のドップラ周波数は、目標
の移動速度によって決まり、航走波浪の周波数(周期T
の逆数)に比較して十分大きい。したがって、FFT手
段8に要求されるFFT点数に対して、FFT手段13
に要求されるFFT点数は大きくなる。一方、CFAR
手段11の出力とCFAR手段16の出力とを組み合わ
せて目標である船舶を検出するAND/OR判定器17
には、これら2つの検出結果が同期して入力される必要
があるため、異なるFFT点数でFFT手段8,13が
動作した場合、PDI手段10,15におけるPDI回
数を調整して、CFAR手段11の出力とCFAR手段
16の出力とを同期させる。
【0045】すなわち、FFT点数設定器18は、FF
T手段8およびPDI手段10におけるFFT点数とP
DI回数との積がFFT手段13およびPDI手段15
のFFT点数とPDI回数との積に等しくなるように、
それぞれのFFT点数とPDI回数を設定する。
【0046】なお、その他の動作については実施の形態
1の場合と同様であるので、その説明を省略する。
【0047】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、FFT手段8におけるFFT点数とPDI手段10
におけるPDI回数との積とFFT手段13におけるF
FT点数とPDI手段15におけるPDI回数との積と
が同一になるようにFFT点数およびPDI回数を調整
するようにしたので、2つの検出結果が同期してAND
/OR判定器17に供給され、受信信号を無駄にするこ
となく、目標からのレーダ反射波と航行波浪からのレー
ダ反射波とを組み合わせて目標検出をすることができる
という効果が得られる。
【0048】実施の形態3.図4は、この発明の実施の
形態3によるマリンレーダ装置の構成を示すブロック図
である。図において、19は、振幅検波手段12の前段
に設けられ、所定の期間の信号の加算平均を計算するプ
リサムフィルタである。
【0049】なお、図4におけるその他の構成要素につ
いては実施の形態2によるもの(図3)と同様であるの
で、その説明を省略する。
【0050】次に動作について説明する。この発明の実
施の形態3によるマリンレーダ装置では、実施の形態1
および実施の形態2によるマリンレーダ装置と同様に、
同一の受信信号から、船体からのレーダ反射波と航走波
浪からのレーダ反射波とを検出して目標である船舶を検
出する。
【0051】このとき、実施の形態2においては、上記
のとおりFFT手段8に要求されるFFT点数に対し
て、FFT手段13に要求されるFFT点数が大きくな
り、FFT点数とPDI回数を調整している。この際、
FFT点数がN倍になると所要演算量は(Nlog
2 N)倍となり,PDI回数はN分の1となる。したが
って、FFT変換とPDI処理の総合演算量は、(lo
2 N)倍だけ増加する。
【0052】この発明の実施の形態3によるマリンレー
ダ装置では、目標からのレーダ反射波のドップラ周波数
に比較して航行波浪の周波数(周期Tの逆数)が低いこ
とを利用し、航行波浪からのレーダ反射波の検出を実行
する前に、プリサムフィルタ19が複素受信信号の加算
平均処理を実行して信号対雑音電力比の改善とともにデ
ータ量の低減を実行する。この際、プリサムフィルタ1
9の段数、すなわち加算平均処理に使用するデータ数を
mとすると、データ量がm分の1に減少する。
【0053】なお、その他の動作については実施の形態
2の場合と同様であるので、その説明を省略する。
【0054】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、航行波浪からのレーダ反射波の検出を実行する前に
所定の期間の受信信号を順次加算平均してデータ量を低
減するようにしたので、信号対雑音電力比を劣化させる
ことなく、航行波浪からのレーダ反射波の検出に必要な
演算量を低減することができるという効果が得られる。
【0055】実施の形態4.図5は、この発明の実施の
形態4によるマリンレーダ装置の構成を示すブロック図
である。図において、20は、目標の大きさ、速度など
の諸元と航行波浪の周期との対応関係を目標検出の判定
条件として予め記憶した判定条件記憶手段である。な
お、図5におけるその他の構成要素については実施の形
態3によるもの(図4)と同様であるので、その説明を
省略する。
【0056】次に動作について説明する。この発明の実
施の形態4のマリンレーダ装置では、実施の形態1から
実施の形態3のマリンレーダ装置と同様に、CFAR手
段11による目標からのレーダ反射波の検出結果および
CFAR手段16による航行波浪からのレーダ反射波の
検出結果の2つの検出結果を用いて、AND判定あるい
はOR判定に基づいて小型船舶などの検出を実行する。
【0057】そして、この発明の実施の形態4のマリン
レーダ装置では、さらに、AND/OR判定器17が、
目標からのレーダ反射波を検出したとき、そのドップラ
周波数から目標の速度を計算するとともに、受信信号の
強度から目標の大きさを推定し、判定条件記憶手段20
に記憶された目標の大きさ、速度などの諸元と航行波浪
の周期との対応関係に基づき、この目標の航行に伴って
発生する航行波浪の周期を推定し、検出された航行波浪
からのレーダ反射波の信号強度の変動周期と照合する。
【0058】このとき両者の周期が一致する場合には、
AND/OR判定器17は、目標の検出が正しいもので
あると判断し、両者の周期が一致しない場合には、検出
した目標からのレーダ反射波や検出した航行波浪からの
レーダ反射波が誤警報であると判断する。
【0059】なお、その他の動作については実施の形態
3の場合と同様であるので、その説明を省略する。
【0060】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、判定条件記憶手段20に記憶された目標の諸元と航
行波浪の周期との対応関係に基づいて目標の検出が誤警
報であるか否かを判定するようにしたので、誤警報の出
力を低減することができるという効果が得られる。
【0061】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、レー
ダ波を送信する送信手段と、レーダ反射波を受信する受
信手段と、所定のパルス圧縮方式で受信信号に対してパ
ルス圧縮処理を実行するパルス圧縮手段と、パルス圧縮
処理後の受信信号から、目標からのレーダ反射波を検出
する第1の目標検出手段と、パルス圧縮処理後の受信信
号から、目標の航行波浪からのレーダ反射波を検出する
第2の目標検出手段と、第1の目標検出手段による検出
結果または第2の目標検出手段による検出結果に基づい
て目標の検出の判定を実行する判定手段とを備えるよう
にしたので、大型船舶などの目標の他、船体からの反射
が少ない小型船舶などを確実に検出することができると
いう効果がある。
【0062】この発明によれば、第1のFFT手段およ
び第1のPDI手段におけるFFT点数とPDI回数と
の積と、第2のFFT手段および第2のPDI手段にお
けるFFT点数とPDI回数との積とが同一になるFF
T点数とPDI回数を第1および第2のFFT手段並び
に第1および第2のPDI手段にそれぞれ設定するよう
に構成したので、受信信号を無駄にすることなく、目標
からのレーダ反射波と航行波浪からのレーダ反射波とを
組み合わせて目標検出をすることができるという効果が
ある。
【0063】この発明によれば、第2の振幅検出手段の
前段に、所定の期間の受信信号の加算平均を計算するプ
リサムフィルタを備えるようにしたので、信号対雑音電
力比を劣化させることなく、航行波浪からのレーダ反射
波の検出に必要な演算量を低減することができるという
効果がある。
【0064】この発明によれば、目標の諸元と航行波浪
との対応関係を目標検出の判定条件として予め記憶した
判定条件記憶手段を備え、その判定条件に基づいて目標
検出の判定を実行するように構成したので、誤警報の出
力を低減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるマリンレーダ
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 レーダ反射波の例を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるマリンレーダ
装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態3によるマリンレーダ
装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態4によるマリンレーダ
装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 コヒーレントレーダ技術を利用した従来のマ
リンレーダ装置を示すブロック図である。
【図7】 CFAR処理を説明する図である。
【符号の説明】
1 送信機(送信手段)、4 受信機(受信手段)、6
パルス圧縮手段、8FFT手段(第1のFFT手段、
第1の目標検出手段)、9 振幅検波手段(第1の振幅
検波手段、第1の目標検出手段)、10 PDI手段
(第1のPDI手段、第1の目標検出手段)、11 C
FAR手段(第1のCFAR手段、第1の目標検出手
段)、12 振幅検波手段(第2の振幅検波手段、第2
の目標検出手段)、13 FFT手段(第2のFFT手
段、第2の目標検出手段)、14振幅検波手段(第3の
振幅検波手段、第2の目標検出手段)、15 PDI手
段(第2のPDI手段、第2の目標検出手段)、16
CFAR手段(第2のCFAR手段、第2の目標検出手
段)、17 AND/OR判定器(判定手段)、18
FFT点数設定器(FFT点数設定手段)、19 プリ
サムフィルタ、20判定条件記憶手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J070 AB07 AC01 AE02 AH12 AH19 AH31 AH33 AH35 AJ13 AK14 BA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーダ波を送信する送信手段と、 レーダ反射波を受信する受信手段と、 所定のパルス圧縮方式で受信信号に対してパルス圧縮処
    理を実行するパルス圧縮手段と、 パルス圧縮処理後の前記受信信号から、目標からのレー
    ダ反射波を検出する第1の目標検出手段と、 パルス圧縮処理後の前記受信信号から、目標の航行波浪
    からのレーダ反射波を検出する第2の目標検出手段と、 前記第1の目標検出手段による検出結果または前記第2
    の目標検出手段による検出結果に基づいて目標の検出の
    判定を実行する判定手段とを備えたマリンレーダ装置。
  2. 【請求項2】 第1の目標検出手段は、パルス圧縮処理
    後の受信信号をレンジセル毎にFFT変換し、目標のド
    ップラ周波数を推定する第1のFFT手段と、レンジセ
    ル毎にFFT変換され生成されたスペクトル信号をそれ
    ぞれ振幅検波する第1の振幅検波手段と、前記振幅検波
    手段により順次振幅検波された所定の数の前記スペクト
    ル信号についての電力信号をレンジセル毎に加算平均す
    る第1のPDI手段と、前記第1のPDI手段により加
    算平均された電力信号に対してCFAR処理を実行して
    目標を検出する第1のCFAR手段とを有し、 第2の目標検出手段は、パルス圧縮処理後の前記受信信
    号を振幅検波する第2の振幅検波手段と、前記第2の振
    幅検波手段による振幅検波後の前記受信信号をレンジセ
    ル毎にFFT変換する第2のFFT手段と、レンジセル
    毎にFFT変換され生成されたスペクトル信号をそれぞ
    れ振幅検波する第3の振幅検波手段と、前記第3の振幅
    検波手段により順次振幅検波された所定の数の前記スペ
    クトル信号についての電力信号をレンジセル毎に加算平
    均する第2のPDI手段と、前記第2のPDI手段によ
    り加算平均された電力信号に対してCFAR処理を実行
    して目標を検出する第2のCFAR手段とを有すること
    を特徴とする請求項1記載のマリンレーダ装置。
  3. 【請求項3】 第1のFFT手段および第1のPDI手
    段におけるFFT点数とPDI回数との積と、第2のF
    FT手段および第2のPDI手段における前記FFT点
    数と前記PDI回数との積とが同一になる前記FFT点
    数と前記PDI回数を前記第1および第2のFFT手段
    並びに前記第1および第2のPDI手段にそれぞれ設定
    するFFT点数設定手段を備えることを特徴とする請求
    項2記載のマリンレーダ装置。
  4. 【請求項4】 所定の期間の受信信号の加算平均を計算
    するプリサムフィルタを第2の振幅検出手段の前段に備
    えることを特徴とする請求項2または請求項3記載のマ
    リンレーダ装置。
  5. 【請求項5】 目標の諸元と航行波浪との対応関係を目
    標検出の判定条件として予め記憶した判定条件記憶手段
    を備え、 判定手段は、前記判定条件に基づいて判定を実行するこ
    とを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか
    1項記載のマリンレーダ装置。
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