JP2000316609A - 靴底の製造方法 - Google Patents

靴底の製造方法

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JP2000316609A
JP2000316609A JP11170100A JP17010099A JP2000316609A JP 2000316609 A JP2000316609 A JP 2000316609A JP 11170100 A JP11170100 A JP 11170100A JP 17010099 A JP17010099 A JP 17010099A JP 2000316609 A JP2000316609 A JP 2000316609A
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JP
Japan
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rubber
added
pigment
polymers
luminous
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JP11170100A
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English (en)
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Kazuhiko Shimada
和彦 島田
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 靴底の原料に蓄光性顔料や蛍光性顔料を適量
混入させることによって暗いところでも靴の存在が確認
できる靴底の製造方法を提供する。 【解決手段】 合成ポリマーをムーニー粘度になるまで
錬成した後、フィラー、オイル、加硫促進剤、加硫促進
助剤等を添加してから蓄光性顔料及び加硫剤を加えて混
練した後、必要分量を取りだして予備成型し、更に靴底
の金型に入れ、１５０℃〜１７０℃の温度で５分〜２０
分間加硫成型することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は靴底の原料に蓄光性
顔料や蛍光性顔料を適量混入させることによって暗いと
ころでも靴の存在が確認できるようにする靴底の製造方
法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、夜間又は暗所にある物体の存在や
所在を示すために、蓄光性顔料や蓄光性顔料を含んだテ
ープを塗布したり貼ったりしていた。又、蓄光性顔料や
蛍光性顔料を直接混入することによって物体の存在を示
す手段も開発されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、蓄光性顔料や
蛍光性顔料の製造方法については各種各様提供されてい
るが、これらの顔料を混入して各種物体を作る場合、物
体の材質、使用目的、形状、大きさ等に従ってそれぞれ
の方法で製造しなければならなかった。本発明は蓄光性
顔料又は蛍光性顔料を適量を靴底材に混入することによ
ってユニークな効果のある靴底の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、復数種類の合成ゴムポリマーを錬成機又は圧
延機等でムーニー粘度に至まで充分に錬成して加工性を
よくした後、フィラー、オイル、加硫促進剤、加硫促進
助剤等を合成ゴムポリマー全体に万偏なくゆき亘るよう
に添加してから蓄光性顔料又は蛍光性顔料を加えて更に
錬成した後、必要分量を取り出して予備成形したものを
更に靴の金型に投入して１５０℃〜１７０℃の温度で５
分〜２０分間加硫成型するものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。１種類又は３種類の合成ゴムポリマーを錬
成機又は圧延機を使って合成ゴムポリマーの粘度を下げ
て加工性をよくするために丹念に錬成した後、フィラー
（有機、無機の粉体）、オイル（アルマチック系、ナフ
テン系）、加硫促進剤、加硫促進助剤等を合成ゴムポリ
マー全体に万遍なくゆき亘るように添加してから蓄光性
顔料及び加硫剤を加え、更に念入りに混錬した後、必要
分量を取りだし予備成型する。このように予備成型した
ものを靴の金型に投入し、１５０℃〜１７０℃の温度で
５分から２０分間加硫成型することによって靴底が完成
する。又、前記製造工程の中で、蓄光性顔料の代わりに
蛍光性顔料を使用することも可能で、蛍光性顔料を使用
した場合でも性能、効果、持続性は蓄光性顔料の場合と
変わらない。ゴム製品（合成ゴムを含む）の蓄光性は、
ゴム製品に太陽光や電灯の光、蛍光灯の光等を蓄積し、
夜間や暗所で徐々に蓄積した光を放出する性質をもった
顔料を含ませたもので、優れた透明性を有する合成ゴム
に蓄光性の顔料を１０％以上混入することによって蓄光
性のゴム製品が得られる。蓄光性のゴム製品は、太陽光
や電灯の光、蛍光灯の光等の吸収、蓄積、発光を繰り返
すことが可能で、長期間効果を持続する。本発明の製造
方法は靴底に限らずサンダル、スリッパ、ゴム手袋、ゴ
ム長靴、車両のタイヤ等、各方面に応用できる。
【０００６】
【発明の効果】このような方法によって製造される靴底
を利用て造られた靴は次のような効果がある。 ａ．夜間や光の届かない暗所でも蓄積された光が発生す
るので靴の在処がすぐに確認できる。 ｂ．明るい場所や昼間は普通の靴と変わらないので、意
匠的に問題はなく、経済的にも問題はない。 ｃ．靴底は特別の設備や工程を必要としないで製造でき
るので、安価に大量に提供できる。 ｄ．夜間歩行中、自動車や自転車のライトによって靴底
の部分が発光するので交通安全の一助になる。 ｅ．幼児用の靴底に利用すると、幼児にとって興味のあ
る靴になる。 ｆ．夜会ダンス舞踏会用の靴に利用すると、会場の雰囲
気を引き立たせる効果がある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 復数種類の合成ゴムポリマーを錬成機又
    は圧延機でムーニー粘度に至るまで充分に混錬した後、
    フィラー、オイル、加硫促進剤、加硫促進助剤等を合成
    ゴムポリマー全体に万偏なくゆき亘るように添加してか
    ら蓄光性顔料及び加硫剤を加えて更に混練した後、必要
    分量を取り出して予備成形し、予備成形したものを更に
    靴底の金型に投入して１５０℃〜１７０℃の温度で５分
    〜２０分間加硫成型することを特徴とする靴底の製造方
    法。
  2. 【請求項２】 蓄光性顔料の代わりに蛍光性顔料を加え
    ることを特徴とする請求項１記載の靴底の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100834131B1 (ko) 2007-05-29 2008-06-02 공연섭 신발 깔창 및 그 제조방법
JP2008138938A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Asaya Kyuguten:Kk 矢筈および矢
CN106479009A (zh) * 2016-10-26 2017-03-08 罗娟如 一种具有荧光效果的鞋底

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