JP2000316387A - 吊り具 - Google Patents

吊り具

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Publication number
JP2000316387A
JP2000316387A JP11129386A JP12938699A JP2000316387A JP 2000316387 A JP2000316387 A JP 2000316387A JP 11129386 A JP11129386 A JP 11129386A JP 12938699 A JP12938699 A JP 12938699A JP 2000316387 A JP2000316387 A JP 2000316387A
Authority
JP
Japan
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hanging
pot
leg
hanging tool
tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP11129386A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Kageyama
英治 景山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKAI KASEI KK
Tokai Kasei Corp
Original Assignee
TOKAI KASEI KK
Tokai Kasei Corp
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Publication date
Application filed by TOKAI KASEI KK, Tokai Kasei Corp filed Critical TOKAI KASEI KK
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Pending legal-status Critical Current

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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】構造が簡単であり、植木鉢側に係止穴を作製す
る必要がなく、上端縁部を下方に屈曲させた一般的な植
木鉢に簡単に取り付けできる吊り具を提供すること。 【解決手段】脚部6に2股の脚6a,6bを設け、該脚
6a,6bの先端部にそれぞれ内方向に向く係止爪部8
a,8bを設けたところにその構成上の特徴があり、脚
6bと係止爪部8a間に,鍔部25の下端部を挟着さ
せ、且つ2股の脚6a,6b間に鍔部25の全体を挟持
させることができる。また、特にはプラスチックの成形
加工によって極めて容易に製造でき、多量生産に適合す
る点において経済的に極めて有利であり、例えば強風に
煽られても従来の吊り鉢のように吊り部が絡んだりする
ことがない等の優れた作用効果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は植木鉢を吊り下げる
ために使用する吊り具に関するものであり、より詳しく
は、構造が簡単であり、従来の吊り鉢のように植木鉢の
側に吊り具を係止するための例えば係止穴を設ける必要
がなく、さらに鍔部の形状に拘わらず簡単に装着できる
吊り具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より門塀や軒下等に吊り鉢30を吊
り下げるために使用され吊り具は、図7乃至図8に示す
ように、合成樹脂製単一ポット31の上端開口周縁に形
成された鍔部32に複数の係止穴33を設け、この係止
穴33に吊り具35の先端を挿入して装着固定するよう
に構成されたものが一般的であった。そして、これを改
良するものとしては、底部に排水兼通気用の孔を設けた
いわゆる底面吸水式の二重鉢等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
かかる吊り鉢30はいずれもその鍔部に吊り具を着脱自
在に係止して使用するものであり、かかる吊り具は一般
的なポットに対して多様な使用ができず、吊り鉢の形状
などによってそれ専用の吊り具でのみしか吊り鉢に装着
できなかった。例えば、鍔部32に係止穴33を備えた
専用のポットを作製する必要があり、金型を新規に作製
したり、或いは二次加工にて係止穴を穿設する必要があ
った。
【0004】また、従来のこれら係止穴33に装着させ
る吊り具35の先端36は、例えば図7に示すように、
略G字形状に形成されているため、ポット31の係止孔
33に吊り具35の先端を嵌め込みついで下方に向けて
押し込むという一連の装着作業が必要であり、この作業
が誠に面倒であってその作業効率が極めて悪いという問
題があった。
【0005】本発明はかかる実状に鑑みなされたもので
あって、その目的とするところは、構造が簡単であり、
植木鉢に対して予め係止穴を形成しておく必要がなく、
植木鉢の鍔部の形状に拘らずほとんどすべての吊り鉢に
対して簡単容易に装着できる吊り具を提供せんとすると
ころにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の吊り具は、特に
は、剛性を有する樹脂の具有する弾性特性を効果的に活
用することで具体化することができたものである。
【0007】上記課題を解決するために本発明が採用し
た手段の要旨とするところは、叙上の特許請求の範囲の
欄に記載の通りである。
【0008】このような構成を採用した各請求項に記載
の吊り具によると、植木鉢の上端を下方に屈曲してなる
鍔部に対して、脚部が鍔部に対して上方から押し込みさ
れると、2股の脚がそれぞれ剛性を有しているので、2
本の脚は鍔部の外面に沿って外方向に押しやられる。さ
らに押し込まれて植木鉢の鍔部の下端にまでいたると、
一方の脚が内方向に押し戻され、植木鉢の鍔部下端に対
して、脚の先端部に設けた一方の係止爪部を係止させる
ことができ、これにより、脚と係止爪部との間に鍔部の
下端部を挟持できる。すなわち、植木鉢の鍔部に対し
て、脚部を上方から押し込むだけで、吊り具を簡単容
易、且つ確実に装着できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る吊り具の実施の形態
を、図面に示す具体的な実施例に基いてさらに詳細に説
明するが、これは代表的なものを示したものであり、そ
の要旨を越えない限り、以下の実施例により本発明が限
定されるものではない。
【0010】図1は、本発明となる吊り具10を概略的
に示す斜視図であり、図2はこの吊り具10の要部(脚
部6)を模式的に示す正面図である。図3乃至図5は、
吊り具10を植木鉢20に装着している様子を模式的に
示す要部断面図である。図6は、吊り具10を植木鉢2
0に装着した状態を模式的に示す斜視図である。以下の
図面において、本発明の理解を容易にするため、その寸
法形状等は誇張して図示されている場合がある。
【0011】図において、この吊り具10は、剛性を有
するプラスチック樹脂を一体成形したものであり、3本
の吊り部2,2,2を有している。各吊り部2の上端は
フック4に連結されており、その下端には略逆U字形状
の2股に形成された脚6a,6bを有する脚部6に連結さ
れている。また、各脚6a,6bの先端部には、内方向
に向く係止爪部8a,8bがそれぞれ設けてある。但
し、吊り部2の数量や寸法形状等は植木鉢20の形状に
より自在に設計変更できる事項である。植木鉢20の鍔
部25に対してほぼ均等に配置できる例えば3〜6本程
度であると、当該植木鉢20を水平方向に安定して吊り
下げできるので好ましい。
【0012】また、脚部6に設ける2股の脚の全体形状
もまた制限するものではなく、植木鉢20の形状により
自在に設計変更できる事項である。略逆U字形状の他、
例えば略逆コ字形状、逆V字形状等が例示できる。
【0013】また、吊り具10の材質は、成型し易さや
コストなどの観点から、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等に代表される硬質
の合成樹脂製であることが好ましいが、これらに限定す
るものではなく、剛性を有する素材であれば何でもよ
く、より具体的には例えば鋼材などが例示できる。
【0014】この吊り具10の使用方法を、その作用と
ともに説明する。
【0015】まず、図3に示したように、植木鉢20の
上端を下方に屈曲させてなる例えば略逆U字若しくは略
逆V字形状に形成された鍔部25に対して、脚部6の部
分を手で持って上方から押し込む。すると、脚6a,6
bが剛性を有しているので、図4に示すように、2股の
脚6a,6bは、植木鉢20の内面と鍔部25の外面に
沿って外方向に押しやられながら押し込みできる。さら
に脚部6を押し込んで植木鉢20の鍔部25の下端にま
でいたると、図5に示すように、一方の脚6aが内方向
に押し戻されて、植木鉢20の鍔部25aの下端部を、
脚6aと係止爪部8aとの間に挟字させることができ
る。すなわち、植木鉢20の鍔部25に対して脚部6を
上方から押し込みするだけで、これを簡単に植木鉢20
に装着できるのである。
【0016】同様に操作して、他の吊り部2,2に備え
た脚部6をすべて、植木鉢20の鍔部25に装着させ、
ついでこれらを均等に離間させると、すべての作業が完
了する(図6)。
【0017】この吊り具10にて吊り下げた吊り鉢20
にあっては、植木鉢20の自重が加わるから、植木鉢2
0を水平方向に安定して吊り下げできる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の吊り具
は、脚部に2股の脚を設け、一方の脚の内面と係止爪部
との間に鍔部の下端部を挟着させ、且つ2股の脚の間に
鍔部全体を挟持させるところにその構成特徴がある。す
なわち、従来公知の吊り鉢用の吊り具のように、植木鉢
の鍔部に係止穴を穿設し、この係止穴に吊り具の係止部
を装着させるものではないから、従来の吊り鉢用吊り具
では得られない次に述べる格別の作用効果が得られる。
【0019】まず、本発明の吊り具は、構造が極めて簡
単であり、特にはプラスチックの成形加工によって極め
て容易に製造でき、多量生産に適合する点において、経
済的に極めて有利なものである。
【0020】また、本発明の吊り具は、植木鉢の鍔部に
沿って比較的自在に移動できるように備えることができ
るから、例えば強風に煽られても従来の吊り鉢のように
吊り部が絡んだりすることがない。
【0021】さらにまた、植木鉢の鍔部の形状に拘わら
ず簡単容易に装着でき、そのまま吊り下げることができ
る。従って、例えば吊り鉢が二重鉢であっても、外側の
鉢に簡単容易に装着できるから、例えば植物を植え替え
することなく育苗中の育苗ポットをそのまま収容し吊り
鉢として楽しむことができる等、極めて実効性に優れた
作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の実施例となる吊り具の全体
を示す斜視図である。
【図2】 図2は、図1の吊り具の要部(脚)を示す斜
視図である。
【図3】 図3は、図1の吊り具を植木鉢に取り付けて
いる様子を模式的に示す要部断面図である。
【図4】 図4は、図1の吊り具を植木鉢に取り付けて
いる様子を模式的に示す他の要部断面図である。
【図5】 図5は、図1の吊り具を植木鉢に取り付けて
いる様子を模式的に示す他の要部断面図である。
【図6】 図6は、図1の吊り具を植木鉢に装着した状
態を示す斜視図である。
【図7】 図7は、従来の吊り鉢を模式的に示す斜視図
である。
【図8】 図8は、図7の吊り鉢を組み付けている様子
を模式的に示す斜視図である。
【符号の説明】
2…吊り部 4…フック 6…脚部 6a…脚 6b…脚 8a…係止爪部 8b…係止爪部 10…吊り具 20…植木鉢 25…鍔部 25a…鍔部の外面 30…従来の吊り具 31…ポット(植木鉢) 32…鍔部 33…係止穴 35…吊り具 36…吊り具の先端

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端がフックに連続する複数の吊り部を有
    し、該吊り部の他端のそれぞれに2股の脚を有する脚部
    を設けた吊り具であって、 該2股の脚の下端部に、内方向に向けて屈曲若しくは折
    曲されてなる互いに対向する係止爪部を形成したことを
    特徴とする吊り具。
  2. 【請求項2】 前記吊り具が合成樹脂製にて一体形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の吊り具。
JP11129386A 1999-05-11 1999-05-11 吊り具 Pending JP2000316387A (ja)

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JP11129386A JP2000316387A (ja) 1999-05-11 1999-05-11 吊り具

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ID=15008305

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003020086A1 (de) * 2001-08-30 2003-03-13 Gebr. Pöppelmann Blumentopf

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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