JP2000316194A

JP2000316194A - リモコン装置

Info

Publication number: JP2000316194A
Application number: JP11122272A
Authority: JP
Inventors: Shigenori Sato; 重典佐藤; Susumu Uchida; 将内田
Original assignee: Alps Electric Co Ltd
Current assignee: Alps Alpine Co Ltd
Priority date: 1999-04-28
Filing date: 1999-04-28
Publication date: 2000-11-14

Abstract

(57)【要約】【課題】従来のリモコン装置は、クリップによって服
装に取り付けできない場合があるばかりか、イヤホンが
外れ易いという問題がある。【解決手段】本発明のリモコン装置は、イヤホン２２
が接続されると共に、携帯用音響機器２６を制御するリ
モコン装置において、ケース１，２と、このケース１，
２から露出する操作部材９，１１、及び表示部６と、ケ
ース１，２に取り付けられ、首にケース１，２をぶら下
げ可能な閉ループ状のひも状体１９を備えたため、リモ
コン装置を首にぶら下げることにより、耳からイヤホン
２２が外れにくいリモコン装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ミニディ
スク（ＭＤ）装置と一般的に呼称されているような携帯
用音響機器のリモコン装置（リモートコントロール装
置）に係り、特に、ケースをペンダントのように首のぶ
ら下げて、ファッション性を持たせることができると共
に、ぶら下げた状態から所定の角度傾けた時、表示部の
表示の向きが変わって、表示部の見易いものを提供する
ものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の携帯用音響機器に使用されるリモ
コン装置を図９に基づいて説明すると、携帯用音響機器
３１は、十字方向の位置でシーソー動作可能な操作部材
３２を有し、この操作部材３２により、例えば、ディス
クの再生と停止、及びスキップ（一曲飛び越し）とバッ
クスキップ（一曲逆戻り）を行うようになっている。ま
た、リモコン装置Ｒ２は、箱形のケース３３と、ケース
３３から露出され、前記操作部材３２と同様に、十字方
向の位置でシーソー動作可能な操作部材３４と、ケース
３３に取り付けられたコード３５と、コード３５の一端
部に接続されたイヤホン３６と、ケース３３に取り付け
られ、一端にプラグ３７を設けたコード３８とで構成さ
れている。そして、操作部材３４によって、携帯用音響
機器３１の設けられた操作部材３２と同様の操作が行え
るようになっている。

【０００３】そして、このリモコン装置Ｒ２は、プラグ
３７が携帯用音響機器３１のジャック部に差し込み、取
り外し可能となっており、プラグ３７をジャック部に差
し込むことによって、リモコン装置Ｒ２が携帯用音響機
器３１に接続される。なお、リモコン装置Ｒ２の裏面に
は、図示せぬクリップが備えられている。また、このよ
うな携帯用音響機器３１の使用は、携帯用音響機器３１
をポケット、或いはバッグに入れると共に、リモコン装
置Ｒ２を胸ポケット等に前記クリップで止められた状態
で、イヤホン３６を耳に付けて使用される。そして、リ
モコン装置Ｒ２を操作する時は、胸ポケットに取り付け
られたリモコン装置の操作部材３４を操作するものであ
る。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】従来のリモコン装置
は、胸ポケット等にクリップを用いて取り付けられるの
で、服装によっては、リモコン装置Ｒ２をうまく固定で
きないという問題がある。また、リモコン装置Ｒ２を胸
ポケット等に固定できない場合には、リモコン装置Ｒ２
の荷重によりイヤホン３６が耳から外れ易いという問題
がある。また、イヤホン３６がリモコン装置Ｒ２に固定
されたコード３５を介して取り付けられているため、コ
ード３５やイヤホン３６が破損した時、リモコン装置Ｒ
２をも破棄するとこととなり、不経済であるという問題
がある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記課題の少なくとも一
つを解決するための第１の解決手段として、イヤホンが
接続されると共に、携帯用音響機器を制御するリモコン
装置において、ケースと、このケースから露出する操作
部材、及び表示部と、前記ケースに取り付けられ、首に
前記ケースをぶら下げ可能な閉ループ状のひも状体を備
えた構成とした。また、第２の解決手段として、前記ひ
も状体は、前記イヤホンと前記ケースとを接続するコー
ドに一体に形成された構成とした。また、第３の解決手
段として、前記表示部が露出されていない前記ケースの
裏面側には、ジャック部を設け、前記ひも状体に設けた
プラグ部を、前記ジャック部に差し込み、取り外し可能
とした構成とした。

【０００６】また、第４の解決手段として、前記ジャッ
ク部の近傍の前記ケースには、前記ひも状体を保持する
ためのフック部を設けた構成とした。また、第５の解決
手段として、前記表示部の表示の向きを変えるための傾
斜検出手段を備えた構成とした。また、第６の解決手段
として、前記ケースを、鉛直線方向（重力が作用する方
向）に対して９０度を超える角度前記表示部側に傾けた
時、前記傾斜検出手段が作動して、前記表示部の表示の
向きを変えるようにした構成とした。

【０００７】また、第７の解決手段として、イヤホンが
接続されると共に、携帯用音響機器を制御するリモコン
装置において、ケースと、このケースから露出する操作
部材、及び表示部と、前記ケース内に収納され、前記表
示部の表示の向きを変えるための傾斜検出手段とを備え
た構成とした。また、第８の解決手段として、前記ケー
スを、鉛直線方向に対して９０度を超える角度前記表示
部側に傾けた時、前記傾斜検出手段が作動して、前記表
示部の表示の向きを変えるようにした構成とした。

【０００８】

【発明の実施の形態】本発明のリモコン装置を図１〜図
８に基づいて説明すると、図１〜図８は何れも本発明の
リモコン装置に係り、図１は正面図、図２は断面図、図
３は蓋部を取り外した状態を示す裏面図、図４は蓋部の
斜視図、図５はコードのフック状態（取付状態）を示す
断面図、図６は動作を説明するための説明図、図７，図
８は使用状態を示す説明図である。

【０００９】次に、携帯用音響機器に使用される本発明
のリモコン装置を図１〜図８に基づいて説明すると、リ
モコン装置Ｒ１は、ペンダントに適した形状からなる箱
形の第１と第２のケース１，２を有し、第１と第２のケ
ース１，２が組み合わされて、内部に収納部３が形成さ
れている。この第１ケース１は、合成樹脂の成型品等か
らなり、その正面の壁部１ａに設けられた矩形状の孔１
ｂと、この矩形状の孔１ｂを挟んで一方の側（図２で上
側）の壁部１ａに設けられた大きな円形の孔１ｃと、他
方の側の壁部１ａに設けられた複数個の小さな孔１ｄを
有する。

【００１０】また、裏面を形成する第２ケース２は、合
成樹脂の成型品等からなり、裏面の壁部２ａに設けられ
た矩形状の孔２ｂと、この孔２ｂの両側に位置した状態
で、壁部２ａの外側に設けられたＬ字状の一対のフック
部２ｃを有する（図３参照）。合成樹脂の成型品等から
なる蓋部４は、図４に示すようにＬ字状をなし、この蓋
部４は、第２ケース２の孔２ｂを塞ぐように取り付けた
り、或いは、孔２ｂを開放するように取り外しできるよ
うになっている。

【００１１】導電配線パターンを有する回路基板５は、
収納部３内に収納されて、ケース１，２に適宜手段によ
り取り付けられている。液晶装置等からなる表示部６
は、第１ケース１の孔１ｂと対向した状態で、収納部３
内に収納されて、適宜手段により取り付けられ、この表
示部６は、回路基板５に電気的に接続されている。な
お、４個の電気部品Ｄ１のうち２個が図２に図示されて
いる。アクリル樹脂からなる透明な蓋体７は、第１ケー
ス１の孔１ｂを塞ぐように取り付けられて、蓋体７を通
して表示部６の表示を目視できるようになっている。

【００１２】押しボタンスイッチからなる４個の電気部
品Ｄ１は、回路基板５に一面において、十字方向の位置
に配設され、これらの電気部品Ｄ１は、第１ケース１の
孔１ｃに対向した状態となっていると共に、これらの電
気部品Ｄ１は、回路基板５に電気的に接続されている。
合成樹脂の成型品等からなる筒状の支持部材８は、中央
部に孔８ａを有し、この支持部材８は、第１ケース１の
孔１ｃに挿入された状態で、第１ケース１に熱カシメ等
の適宜手段により取り付けられている。

【００１３】合成樹脂の成型品等からなる皿状の第１の
操作部材９は、裏面中央部から突出する軸部９ａと、十
字方向の位置で裏面側に突出た４個の作動部９ｂとを有
し、この第１の操作部材９は、回路基板５上に取り付け
られた軸受け部１０に、軸部９ａを載置した状態で、支
持部材８内に配置すると共に、第１の操作部材９の一部
が支持部材８の孔８ａから外方に突出して、露出した状
態となっている。そして、このようにして取り付けられ
た第１の操作部材９は、軸部９ａを支点として十字方向
の位置でシーソー動作可能となると共に、このシーソー
動作により、作動部９ａによってそれぞれの電気部品Ｄ
１の可動接点を操作可能で、且つ、第１の操作部材９の
未作動時、図示せぬコイルバネ等の付勢手段によって、
第１の操作部材９は中立状態に復帰するようになってい
る。

【００１４】押しボタンスイッチからなる３個の電気部
品Ｄ２は、回路基板５に一面において一列状に配設さ
れ、これらの電気部品Ｄ２は、第１ケース１の孔１ｄの
それぞれに対向した状態となっていると共に、これらの
電気部品Ｄ２は、回路基板５に電気的に接続されてい
る。。合成樹脂の成型品等からなる３個の第２の操作部
材１１は、取付部１１ａと、裏面に突出する作動部１１
ｂとを有し、これらの第２の操作部材１１は、一部が孔
１ｄから突出して露出した状態で、第１ケース１の孔１
ｄに挿入し、取付部１１ａが第１ケース１の壁部１ａに
カシメ等により固着され、この固着部を支点として、こ
れらの第２の操作部材１１は、上下動（前後動）可能に
なっている。そして、第２の操作部材１１を押圧した時
は、作動部１１ｂによって電気部品Ｄ２を操作可能で、
第２の操作部材１１の押圧を解除すると、取付部１１ａ
のバネ性で、第２の操作部材１１が元の状態に戻るよう
になっている。

【００１５】傾斜検出手段１２は、フォトリフレクタ等
と呼ばれ、内部に発光素子と受光素子とを一体的に備え
た反射型光センサー１３と、孔１４ａを有するカバー１
４と、第２ケース２の壁部２ａに設けられた傾斜部１５
とカバー１４とによって形成された俵状の斜行溝１６
と、斜行溝１６内に収納されて移動可能な銀色をした金
属製の球体１７で構成されている。そして、この傾斜検
出手段１２は、収納部３内に配置され、反射型光センサ
ー１３が回路基板５に電気的に接続され、カバー１４の
孔１４ａに対向した状態で、半田付け等の適宜手段によ
り回路基板５に取付られ、また、カバー１４が球体１７
を収納した状態で、壁部２ａに熱カシメ等により取り付
けられている。また、この傾斜検出手段１２は、第１，
第２ケース１，２を傾けることにより、反射型光センサ
ー１３が球体１７の有無を検出して、表示部６の向きを
変えるようになっており、球体１７は、第１，第２ケー
ス１，２の傾きによって斜行溝１６内を移動して、カバ
ー１４の孔１４ａに対向したり、或いは孔１４ａから離
れた位置へと移動する。

【００１６】そして、例えば、球体１７が孔１４ａの位
置にある時、反射型光センサー１３が銀色の球体１７の
明るい反射光を検出して、表示部６の表示を通常の状態
で表示し、また、球体１７が孔１４ａの位置から外れた
時、反射型光センサー１３が球体１７の無い暗い反射光
を検出して、表示部６の表示が通常の状態から上下及び
左右に反転して、表示の向きを変えるようになってい
る。なお、このように表示部６の表示状態を変えて表示
する回路手段（部品）は、図示省略しているが、回路基
板５上に載置されている。

【００１７】ジャック部１８は、収納部３に収納され、
第２ケース２の孔２ｂの近傍において回路基板５に取り
付けられ、このジャック部１８は、回路基板５に電気的
に接続されている。ひも状体１９は、図３に示すよう
に、首にかけることができるような閉ループ状をなす環
状部２０と、環状部２０の途中の一対の分岐部におい
て、互いに分かれた状態で一本ずつが被覆等によって一
体化された２本のコード２１と、２本のコード２１のそ
れぞれの一端に取り付けられたイヤホン２２と、２本の
コード２１の他端部に取り付けられたプラグ部２３とで
構成されている。そして、このひも状体１９は、プラグ
部２３がジャック部１８に差し込み、或いは取り外し可
能となっており、このプラグ部２３は、蓋部４を取り外
した状態で、ジャック部１８に差し込んでイヤホン２２
を接続した後、蓋部４で第２ケース２の孔２ｂを塞ぐと
共に、図５に示すように、ひも状体１９はフック部２ｃ
に掛け止めできるようになっている。なお、蓋部４に
は、図４に示すように、一対の切り欠きが設けられてお
り、この切り欠きからひも状体１９が第２ケース２の外
部に導き出されている。

【００１８】ゴムブッシング２４は、第１，第２ケース
１，２に取り付けられ、このゴムブッシング２４には、
コード２５が保持されている。そして、コード２５は、
一端が回路基板５に電気的に接続されると共に、他端に
は、プラグ部等（図示せず）が取り付けられて、このプ
ラグ部等がミニディスク装置等の携帯用音響機器２６の
ジャック部等に差し込み、或いは、取り外し可能となっ
ている。

【００１９】次に、このような本発明のリモコン装置Ｒ
１の動作を図１，図２，並びに図６において説明する
と、第１の操作部材９をシーソー動作した時、作動部９
ｂによって電気部品Ｄ１が操作されて、例えば、ディス
クのスキップとバックスキップ、及び音量の大小の調整
を行う。また、第２の操作部材１１を個々に押圧する
と、作動部１１ｂによって電気部品Ｄ２が個々に操作さ
れて、例えば、ディスクの再生、停止、一時停止等を行
う。更に、図６に示すように、リモコン装置Ｒ１が表示
部６を上向きにして水平な状態の位置Ｚ１にある時は、
傾斜検出手段１２によって表示部６が通常の状態で表示
され、この状態の位置Ｚ１からリモコン装置Ｒ１が鉛直
線方向の位置Ｚ２の間Ｙ１は、表示部６は通常の状態に
よる表示となるが、リモコン装置Ｒ１が鉛直線方向に対
して９０度を超える角度表示部６側に傾いた位置Ｚ１か
ら位置Ｚ３の間Ｙ２は、傾斜検出手段１２が作動して、
表示部６の表示の向きが変わるようになっている。な
お、本実施例では、図２に示すように、第２ケース２に
傾斜部１５をもたせることにより、鉛直線方向に対して
約１００度乃至１２０度傾けた時に、傾斜検出手段１２
が作動するように設定している。

【００２０】次に、本発明のリモコン装置Ｒ１の使用方
法を図７，図８によって説明すると、図７に示すよう
に、携帯用音響機器２６をポケット等に入れ、ひも状体
１９を首にかけてリモコン装置Ｒ１を胸元にぶら下げる
と共に、イヤホン２２を耳に付けて使用する。この時、
リモコン装置Ｒ１は、表示部６，第１，第２の操作部材
９，１１が前面側に向いた状態で使用する。そして、表
示部６を目視したり、或いは、表示部６を目視しながら
操作する時は、図８に示すように、リモコン装置Ｒ１
を、鉛直線方向に対して９０度を越える角度に傾けて、
表示部６が目視できるようにする。

【００２１】すると、傾斜検出手段１２の球体１７が移
動して、表示部６における表示が通常の状態から上下左
右に反転して、表示部６の表示の向きが変わって、表示
部６を見易くする。この状態で、表示部６を目視した
り、目視しながら第１，第２の操作部材９，１１を操作
して、所望の状態に調整する。この時、リモコン装置Ｒ
１は、ひも状体１９によって、イヤホン２２との間の距
離が大きくなることが無く、イヤホン２２が耳から外れ
ることがない。また、操作後に手を離すと、リモコン装
置Ｒ１は首にぶら下がった状態となり、ペンダントのよ
うなファッション性を持たせることができるものであ
る。なお、第２ケース２の壁部２ａの裏面側に従来のも
のと同様、クリップを設けて、リモコン装置を胸ポケッ
トやバッグのベルトに止める機能を合わせ持たせても良
い。

【００２２】

【発明の効果】本発明のリモコン装置は、イヤホン２２
が接続されると共に、携帯用音響機器２６を制御するリ
モコン装置において、ケース１，２と、このケース１，
２から露出する操作部材９，１１、及び表示部６と、ケ
ース１，２に取り付けられ、首にケース１，２をぶら下
げ可能な閉ループ状のひも状体１９を備えたため、服装
によらずリモコン装置を首にぶらさげることができるた
め、リモコン装置の荷重がイヤホン２２に加わって、耳
からイヤホン２２がすぐに外れてしまうというような不
具合を解消することができる。また、リモコン装置をひ
も状体１９で首にぶら下げることができて、ファッショ
ン性を持たせることができる。また、リモコン装置がひ
も状体１９で首にぶら下げられるため、リモコン装置Ｒ
１は、ひも状体１９によって、イヤホン２２との間の距
離が大きくなることが無く、イヤホン２２が耳から外れ
ることのない使用性に優れたリモコン装置を提供でき
る。

【００２３】また、ひも状体１９は、イヤホン２２とケ
ース１，２とを接続するコード２１に一体に構成したた
め、別途、首にリモコン装置をぶら下げるための鎖等は
不要であり、また、イヤホン２２用のコード２１が絡み
合うことが少なく、使用に便利なリモコン装置を提供で
きる。また、表示部６が露出されていないケース１，２
の裏面側には、ジャック部１８を設け、ひも状体１９に
設けたプラグ部２３を、ジャック部１８に差し込み、取
り外し可能としたため、コード２１やイヤホン２２が破
損しても、イヤホン２２を備えたひも状体１９の部分を
交換すれば良く、従来に比して、経済的なリモコン装置
を提供できる。また、プラグ部２３の接続部がケース
１，２を首にぶら下げた時に隠されるので、ファッショ
ン性が損なわれることがない。

【００２４】また、ジャック部１８の近傍のケース２に
は、ひも状体１９を保持するためのフック部２ｃを設け
たため、ケース１，２を首にぶら下げても、ジャック部
１８とプラグ部２３との接続部おいて、直接リモコン装
置の荷重がかからず、両者の接続が外れること無いリモ
コン装置を提供できる。

【００２５】また、表示部６の表示の向きを変えるため
の傾斜検出手段１２と備えたため、所定の角度傾けた
時、表示部６の表示の向きを変えることができて、ケー
ス１，２を首にぶら下げた状態から表示を目視する時の
誤読が無く、表示の見易いリモコン装置を提供できる。
また、ケース１，２を、鉛直線方向に対して９０度を超
える角度表示部６側に傾けた時、傾斜検出手段１２が作
動して、表示部６の表示の向きを変えるようにしたた
め、ケース１，２を首にぶら下げた状態から表示を目視
する時の誤読が無く、表示の見易くなると共に、ケース
１，２をテーブル等に置いて水平状態にした時、通常の
状態で表示を見ることができて、表示の見易いリモコン
装置を提供できる。

【００２６】また、イヤホン２２が接続されると共に、
携帯用音響機器２６を制御するリモコン装置において、
ケース１，２と、このケース１，２から露出する操作部
材９，１１、及び表示部６と、ケース１，２内に収納さ
れ、表示部６の表示の向きを変えるための傾斜検出手段
１２とを備えたため、所定の角度傾けた時、表示部６の
表示の向きを変えることができて、表示を目視する時の
誤読が無く、表示の見易いリモコン装置を提供できる。
また、ケース１，２を、鉛直線方向に対して９０度を超
える角度表示部６側に傾けた時、傾斜検出手段１２が作
動して、表示部６の表示の向きを変えるようにしたた
め、所定の角度傾けた時に表示部６の常時の向きが変わ
ると共に、ケース１，２を水平状態にした時、通常の状
態で表示を見ることができて、表示の見易いリモコン装
置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のリモコン装置の正面図。

【図２】本発明のリモコン装置の断面図。

【図３】本発明のリモコン装置に係り、蓋部を取り外し
た状態を示す裏面図。

【図４】本発明のリモコン装置に係り、蓋部の斜視図。

【図５】本発明のリモコン装置に係り、コードのフック
状態を示す断面図。

【図６】本発明のリモコン装置係る動作を説明するため
の説明図。

【図７】本発明のリモコン装置の使用状態を示す説明
図。

【図８】本発明のリモコン装置の使用状態を示す説明
図。

【図９】従来のリモコン装置の斜視図。

【符号の説明】

１第１ケース１ａ壁部１ｂ孔１ｃ孔１ｄ孔２第２ケース２ａ壁部２ｂ孔２ｃフック部３収納部４蓋部５回路基板６表示部７蓋体８支持部材８ａ孔９第１の操作部材９ａ軸部９ｂ作動部１０軸受け部１１第２の操作部材１１ａ取付部１１ｂ作動部１２傾斜検出手段１３反射型光センサー１４カバー１４ａ孔１５傾斜部１６斜行溝１７球体１８ジャック部１９ひも状体２０環状部２１コード２２イヤホン２３プラグ部２４ゴムブッシング２５コード２６携帯用音響機器Ｒ１リモコン装置Ｄ１電気部品Ｄ２電気部品

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】イヤホンが接続されると共に、携帯用音
響機器を制御するリモコン装置において、ケースと、こ
のケースから露出する操作部材、及び表示部と、前記ケ
ースに取り付けられ、首に前記ケースをぶら下げ可能な
閉ループ状のひも状体を備えたことを特徴とするリモコ
ン装置。
【請求項２】前記ひも状体は、前記イヤホンと前記ケ
ースとを接続するコードに一体に構成されたことを特徴
とする請求項１記載のリモコン装置。
【請求項３】前記表示部が露出されていない前記ケー
スの裏面側には、ジャック部を設け、前記ひも状体に設
けたプラグ部を、前記ジャック部に差し込み、取り外し
可能としたことを特徴とする請求項１、又は２記載のリ
モコン装置。
【請求項４】前記ジャック部の近傍の前記ケースに
は、前記ひも状体を保持するためのフック部を設けたこ
とを特徴とする請求項３記載のリモコン装置。
【請求項５】前記表示部の表示の向きを変えるための
傾斜検出手段を備えたことを特徴とする請求項１、又は
２，又は３，又は４記載のリモコン装置。
【請求項６】前記ケースを、鉛直線方向に対して９０
度を超える角度前記表示部側に傾けた時、前記傾斜検出
手段が作動するようにしたことを特徴とする請求項５記
載のリモコン装置。
【請求項７】イヤホンが接続されると共に、携帯用音
響機器を制御するリモコン装置において、ケースと、こ
のケースから露出する操作部材、及び表示部と、前記ケ
ース内に収納され、前記表示部の表示の向きを変えるた
めの傾斜検出手段とを備えたことを特徴とするリモコン
装置。
【請求項８】前記ケースを、鉛直線方向に対して９０
度を超える角度前記表示部側に傾けた時、前記傾斜検出
手段が作動するようにしたことを特徴とする請求項７記
載のリモコン装置。