JP2000315292A - Pcカードによる最適機能選択可能な無線計測装置 - Google Patents

Pcカードによる最適機能選択可能な無線計測装置

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JP2000315292A
JP2000315292A JP15999599A JP15999599A JP2000315292A JP 2000315292 A JP2000315292 A JP 2000315292A JP 15999599 A JP15999599 A JP 15999599A JP 15999599 A JP15999599 A JP 15999599A JP 2000315292 A JP2000315292 A JP 2000315292A
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Zenzo Hashimoto
善三 橋本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のPCカード(PCMCIAカード)、
を多段収納可能とし、通信カード、制御カード、メモリ
ーカード、入出力カード、バッテリーカード等の必用な
機能をその都度PCカードの組み合わせによって選択で
きることを特徴としたPCカードによる最適機能選択可
能な無線計測装置。 【構成】 PCカードタイプの通信部2と、PCカード
タイプの制御部3と、PCカードタイプのセンサー部5
と、それらに電源を供給する電源またはバッテリーカー
ド部6とPCカード型コンピューターバスボード8、カ
ードスロット収納部9からなるPCカードによる最適機
能選択可能な無線計測装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は計測を行い、測定
DATAを収集する分野。
【0002】
【従来の技術】 従来型の計測器は専用機で構成されて
いるものが多く特にコンピュータ装置を構成するものに
は、本体を構成するマザーボード、ハードディスク、メ
モリー、フロッピーディスク、CD−ROM、電源、マ
ウスポート、パラレルポート、シリアルポート、USB
ポートなどがあり、外部装置としてキーボード、マウ
ス、ディスプレイ、外部記憶装置などがある。
【0003】 また、これらを構成する機器の多くは本
体の中に一体構造で組み込まれており、OSの変更やC
PUの処理スピードアップによるマザーボードの変更な
どを行う場合には装置毎交換か、それぞれを構成する機
器の交換が必要であり容易に行うことは出来なかった。
この為、装置の再利用には適さなかった。
【0004】 また、ネットワークの技術が発達しCD
−ROM、ハードディスク等をネットワーク共有する事
により装置本体に組み込む必要がなくなってきた。
【0005】 また、マウスポート、シリアルポート、
パラレルポート、ディスプレイ用の信号等をUSBポー
トに纏めることができるようになってきたので、外部ポ
ートを一個に纏めることができるようになった。
【0006】 また、モバイル機として利用する場合、
必要以外の機能に電力を消費してしまい、長くても2〜
3時間程度しか持たない場合が多く、外部バッテリーを
装着してもせいぜい10時間程度で、それ以上は非常に
困難であった。
【0007】 また、屋外でノート型パソコン等で測定
したデータを収集する場合、不必要な機能が多いために
高価となり利用できない場合や、不必要な機能がある為
に長時間使用するには装置が大きすぎて設置場所を選ん
でしまう欠点があった。
【0008】 また、データを収集し通信で送出する専
用装置は、通信部分とセンサー部分が一体であった。こ
の為、通信コスト、通信距離の最適な組み合わせと、タ
ーゲットとする事象毎の最適なセンサー部の組み合わせ
が出来ず、広く普及しているセンサーPCカードや、通
信部分にも広く一般に普及している通信PCカードでの
組み合わせが出来なかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の計測装
置は、装置の再利用が困難で必要以外の機能がある場
合、消費電力が多くなりやすく、高価、大きくなりやす
い欠点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるPCカード
による最適機能選択可能な無線計測装置は、PCカード
モジュールの組み合わせで全て完結する構造とし、スロ
ットにカードを差し込むことによって、機能ごとに最適
化される構造とする。これにより各種センサー部で検出
したデータを制御部で処理し、無線部から収集したデー
タを送出することを可能とし無線型の計測器を構築でき
る、さらに現在はPCカードに使用される信号がデジタ
ル化されたことにより、DATAの信頼性も向上した。
【0011】 また、困難を解決するには、用途にあっ
た最小機能のパソコンを簡単に組み合わせ可能で、各機
能の性能UPには相当するPCカードの交換で実現可能
で装置の再利用が可能になり、モバイルで使用したとき
には最適な組み合わせが可能になるので、長時間使用可
能なPCカードによる最適機能選択可能な無線計測装置
が提供可能である。
【0012】 また、従来の技術では、通信部分の発達
による、有線通信によるモデム通信、無線における携帯
電話やPHSにおけるパケット通信など、その時代にあ
った最適な通信環境に柔軟に対応出来ないばかりではな
く、インターネットの普及による、自然界や人間社会で
起こり得るさまざまな現象、変化を知りたい要求に対応
できるシステムを安価にスピーディーに構築することが
できなかった。
【0013】 本発明によれば、通信部分、制御部分、
センサー部分、電源部分を一般に広く普及しているPC
カードを使用可能にしたのを特長とし、最適な組み合わ
せでのセンサー処理、通信制御を提供可能な最適な手段
となる。本発明は、このような従来の欠点を解決し、複
数種類のPCカードを同一収納部で利用でき、かつ、P
Cカードの組み合わせでPCカードによる最適機能選択
可能な無線計測装置を提供することを目的とする。
【0014】
【作用】PCカードスロットに通信カード2、制御カー
ド3、センサーカード5、メモリーカード4や、その他
のハードディスクカード、SCSIカード、等のPCカ
ードを目的に合わせて組み合わせ、これに電源やバッテ
リーを装着する構造とし、長時間モバイルで利用する場
合には高容量バッテリーとソーラーパネル等を組み合わ
せることにより長く使用可能になる。尚、機能毎にモジ
ュールで完結しているので、通信方式、処理スピード、
各種センサー、電源種別、実現コストなどに応じ最適な
組み合わせが可能となる。
【0015】制御カード3、通信カード2、接点入力カ
ード5、バッテリーカード6を組み合わせることによ
り、接点入力カードで接点情報を取り込み、制御カード
で取り込んだ情報を加工し通信カードから加工された接
点情報を送出することが可能なPCカードによる最適機
能選択可能な無線計測装置である。
【0016】制御カード3、通信カード2、温度入力カ
ード5、バッテリーカード6を組み合わせることにより
温度入力カードで温度情報を取り込み、制御カードで取
り込んだ情報を加工し通信カードから加工された温度情
報を送出することが可能なPCカードによる最適機能選
択可能な無線計測装置である。
【0017】制御カード3、通信カード2、画像入力カ
ード5、バッテリーカード6を組み合わせることによ
り、画像入力カードで画像情報を取り込み、制御カード
で取り込んだ情報を加工し通信カードから加工された画
像情報を送出することが可能なPCカードによる最適機
能選択可能な無線計測装置である。
【0018】制御カード3、通信カード2、アナログ、
デジタル入力カード5、バッテリーカード6、に熱、
光、ガス、放射能、PH、地震計、距離計、赤外線、紫
外線、毒物、各種センサーによって情報を取り込み、制
御カードで取り込んだ情報を加工し通信カードから加工
された各種センサー情報を送出することが可能なPCカ
ードによる最適機能選択可能な無線計測装置である。 〔考案の詳細な説明〕
【0019】
【実施例】 実施例については図面を参照して説明す
る。第1図は、PCカードによる最適機能選択可能な無
線計測装置の全体構成を示す。ここで、エジェクトボタ
ン1を押下することにより、挿入されたPCカードを挿
抜することが可能である。通信PCカード2は衛星イン
タフェース、携帯インタフェース、PHSインタフェー
ス、赤外線インタフェース、有線インタフェース等があ
る。ここではPHSインタフェースカード示す。制御カ
ード3は、16bitや32bitマイクロコンピュー
タなどを使用しROM化可能な汎用のOS、例えばTO
RONやUNIXなどでも動作する。メモリー4には制
御カードで必要とする容量のメモリーを適宜搭載する。
システム構成によっては不要な場合もある。センサーカ
ード5は、温度、湿度、酸素、接点、赤外線、など自然
界に存在する事象に対するセンシングや体温、心泊、な
ど人体に関する事象のセンシング、車の台数カウント、
ホテルの空き情報検出など生活に密着した情報のセンシ
ングなどをカウント又は検出する。検出されたデータは
制御部で処理されたあと、通信部などのインタフェース
部から送出される。
【0020】 第2図は各モジュールを分解した所を示
す。ここで、バッテリーカード6はシステムに応じた最
適なバッテリー容量をバッテリーカード枚数で選択可能
であり、太陽発電などと組み合わせることも可能で、野
外での長期使用にも耐えうる構造を可能とする。
【0021】 第3図はカードスロット斜視図並びに雌
型コネクター付PCカード斜視図であり、スロットに挿
入されたPCカードはスロットのコネクター雄とPCカ
ードの雌が互いに雌雄結合することが出きる、又イジェ
クトボタン1を押すことでコネクターの結合がとかれP
Cカードを取り外すことが可能になる。
【0022】 第4図は第3図のスロットを5段にした
もので各スロットをコネクターピン7とPCカード型コ
ンピューター用バスボード8に完全に接続されたもの、
これにより5段PCカードスロット9ができあがり、ス
ロット1段目81a、2段目81b、3段目81c、4
段目81d、5段目81eに必用な機能に応じてPCカ
ードを挿入すれば本発明のPCカードによる最適機能選
択可能な無線計測装置である。
【0023】 第5図はPCカードによる最適機能選択
可能な無線計測装置用バスボードで、各PCカード間に
アドレスバス、データバス、コントロールバス、パワー
を提供する。
【0024】 第6図は最適な通信カード2を選択する
場合のフローを示す。選択作業を開始S1し通信部分の
選択S2を行う。有線か無線かS3を選択する。有線の
場合にはモデムを選択S8する。この場合には通信カー
ドにモデムカードを選択し挿入すれば良い。無線の場合
には衛星通信かS4どうかを選択し、衛星の場合には衛
星通信を選択S9する。
【0025】 第7図は最適な制御カード3を選択する
場合のフローを示す。制御部の選択作業を開始S21し
制御部分の選択S22を行う。ハードディスク(HD
D)S23を使用するのであれば最適なHDDを選択S
28する。メモリーS24を使用するのであれば、最適
なメモリーを選択S29する。OSを選択S25するの
であれば、最適なOSを選択S30する。全体の構成か
らアプリケーションが必要S26であれば、事象に最適
なアプリケーションを選択S31する。
【0026】 第8図は最適なセンサーカード5を選択
する場合のフローを示す。センサー部の選択作業を開始
S41しセンサー部分の選択S42を行う。接点入力S
43を使用するのであれば最適な接点入力用のセンサー
を選択S48する。音、熱、ガス向けのセンサーS44
を使用するのであれば、最適な音、熱、ガス向けのセン
サーを選択S49する。心泊、体温を選択S45するの
であれば、最適な心泊、体温等向けのセンサーを選択S
50する。画像を伝送S46したいのであれば、ディジ
タルカメラを選択S51する。赤外線、紫外線向けのセ
ンサーS47を使用するのであれば、赤外線、紫外線等
向けのセンサーを選択S52する。これ以外であればそ
の他のセンサーカードを選択S53する。
【0027】 第9図はPCカードによる最適機能選択
可能な無線計測装置のカバーを開いた図である。定期点
検、バッテリー交換などの場合にフロントカバーを開い
てPCカードの交換などを行う。
【0028】 第10図はPCカードによる最適機能選
択可能な無線計測装置のカバーを閉じた図である。カバ
ーをすることにより、密閉構造を実現し、野外、水中な
どに設置される。
【0029】 本考案は、上述のとおり構成されている
ので、次に記す効果を奏する。
【0030】 請求項1のPCカードを必要に応じて最
適な組み合わせにすることで必用なときに、必用最小限
のPCカード組み合わせによって最小限のコストで製作
できる上に、電力消費の無駄を装置に無駄がないことか
らバッテリーによる長時間使用も可能な、PCカードに
よる最適機能選択可能な無線計測装置である。
【0031】 請求項2の密閉構造を採用することによ
って屋外はもちろんのこと、密閉を更に防水構造にする
ことによって水中の使用が可能になる、小型軽量、低消
費電力によって利用範囲がひろがるPCカードによる最
適機能選択可能な無線計測装置である。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用したPCカードによる最適機能選
択可能な無線計測装置の斜視図である。
【図2】第2図はPCカードスロット本体斜視図並びに
機能毎のPCカードの斜視図である。
【図3】第3図はPCカードスロット単体の斜視図並び
に挿入される雌コネクタ付PCカードの斜視図
【図4】第4図はPCカード5段コネクター及びバスボ
ードこれに係合する5段カードスロットの斜視図
【図5】第5図はPCカードパソコン用バスボード構成
【図6】第6図は通信部のPCカードを選択し組み合わ
せる場合の手順を示す。
【図7】第7図は制御部のPCカードを選択し組み合わ
せる場合の手順を示す。
【図8】第8図はセンサー部のPCカードを選択し組み
合わせる場合の手順を示す。
【図9】第9図は持ち運び及び屋外使用時のカバーを付
けた斜視図
【図10】第10図は携帯時のPCカードによる最適機
能選択可能な無線計測装置の斜視図
【符号の説明】
1 エジェクトボタン 2 通信PCカード 3 制御カード 4 メモリーカード 5 センサーカード 6 バッテリーカード 7 コネクターピン 8 PCカード型コンピューターバスボード 9 5段カードスロット 10 PCカードコンピューターカーバー 11 PCグランド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類のPCカードを各々収納し、か
    つ、前記複数種類のPCカードの制御信号、データ信
    号、電源等を収容するコネクタ部と、前記複数種類のP
    Cカードを識別して、PCカード間の制御を行う制御部
    を配置したことを特徴とするPCカード最適機能選択可
    能な無線計測装置。
JP15999599A 1999-04-28 1999-04-28 Pcカードによる最適機能選択可能な無線計測装置 Pending JP2000315292A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003288660A (ja) * 2001-12-22 2003-10-10 F Hoffmann-La Roche Ag 分析システムからデータ処理ユニットにデータを転送する、抜き差し可能なデータ転送モジュールを有するシステム
JP2006501538A (ja) * 2002-06-12 2006-01-12 ナティス コミュニケーションズ コーポレイション モジュール式scada通信装置およびそれを使用するシステム
JP2006313547A (ja) * 2005-05-03 2006-11-16 Krohne Messtechnik Gmbh & Co Kg 測定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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