JP2000311140A - リソース管理装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

リソース管理装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

Info

Publication number
JP2000311140A
JP2000311140A JP11119662A JP11966299A JP2000311140A JP 2000311140 A JP2000311140 A JP 2000311140A JP 11119662 A JP11119662 A JP 11119662A JP 11966299 A JP11966299 A JP 11966299A JP 2000311140 A JP2000311140 A JP 2000311140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing request
resource
unit
processing
resource management
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11119662A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kubota
宏之 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP11119662A priority Critical patent/JP2000311140A/ja
Publication of JP2000311140A publication Critical patent/JP2000311140A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 グループウェア及びグループウェアシステム
上で動作する各種アプリケーションで作成されたデータ
を、その作成元に関わらず、データを作成したユーザ単
位で統合的に管理することにより、或るユーザの作成し
たデータを削除,移動,複写する際の操作性を向上させ
る。 【解決手段】 リソース管理部12は、グループウェア及
びグループウェアシステム上で動作するアプリケーショ
ンプログラムで作成されたデータを、ユーザ毎に管理す
る。リソース運用処理要求部30は、或るユーザのデータ
の削除,移動,複写を指示する処理要求が入力される
と、上記処理要求を処理するために動作させることが必
要になるリソース管理部の識別情報をディレクトリサー
バ20から取得し、リソース管理制御部40は、上記識別情
報によって示されるリソース管理部に対して上記処理要
求の内容に応じた処理要求を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グループウェアで
作成されたデータやグループウェアシステム上で動作す
るアプリケーションプログラムによって作成されたデー
タを管理,運用する技術に関し、特に、グループウェア
及びグループウェアシステム上で動作するアプリケーシ
ョンプログラムで作成されたデータをユーザ単位で統合
的に管理,運用する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複数のユーザによる共同作業を支
援するグループウェアシステムが利用されるようになっ
てきている。ところで、従来のグループウェアシステム
は、電子メール,CAD,ワードプロセッサ等のグルー
プウェアに対するサーバや、グループウェアシステム上
で動作するスケジューラ等のアプリケーションプログラ
ムに対するサーバを有し、各サーバがそれぞれ自サーバ
と対応するプログラムで作成されたデータを個別に管理
するようにしていた。つまり、グループウェア用サーバ
は、グループウェアで作成されたデータを、例えばユー
ザ単位で記憶装置に格納し、アプリケーションプログラ
ム用サーバは、対応するアプリケーションプログラムで
作成されたデータを、例えば、ユーザ単位で記憶装置に
格納していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のグルー
プウェアシステムは、各サーバが個別にデータを管理し
ていたため、データを運用(削除,移動,複写等)する
際の操作性が悪いという問題があった。例えば、或るユ
ーザのデータを削除する場合には、各サーバで管理され
ている上記或るユーザのデータそれぞれに対して削除操
作を行わなければならず、また、或るユーザのデータを
他のグループウェアシステムに移動させる場合には、各
サーバで管理されている上記ユーザのデータそれぞれに
対して移動操作を行わなければならず、操作性が悪い。
【0004】そこで、本発明の目的は、グループウェア
及びグループウェアシステム上で動作するアプリケーシ
ョンプログラムによって作成されたデータをユーザ単位
で統合的に管理しておくことにより、或るユーザのデー
タを削除,移動,複写するといった運用を操作性良く行
えるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、グループウェアシステムのユーザがグループ
ウェア及びグループウェアシステム上で動作するアプリ
ケーションプログラムを用いて作成したデータをユーザ
単位で管理すると共に、外部から入力された処理要求に
従った処理を行うリソース管理部(図1の12,50)
を複数備え、且つ、各ユーザのデータを管理しているリ
ソース管理部を示す識別情報を管理すると共に、処理要
求中に設定される移動先,複写先を示す情報に対応する
リソース管理部の識別情報を管理するディレクトリサー
バ(図1の20)と、或るユーザのデータの削除,複写
或いは移動を指示する処理要求が入力された時、前記デ
ィレクトリサーバ(図1の20)から前記処理要求を処
理するために動作させることが必要になるリソース管理
部の識別情報を取得するリソース運用処理要求部(図1
の30)と、該リソース運用処理要求部(図1の30)
で取得した識別情報によって示されるリソース管理部に
対して前記処理要求中の処理内容に応じた処理要求を出
力するリソース管理制御部(図1の40)とを備えてい
る。
【0006】この構成によれば、グループウェア及びそ
れに関連するアプリケーションプログラムを用いて作成
された或るユーザのデータを削除,移動,複写する場
合、グループウェアシステム管理者は、上記或るユーザ
のデータに対する処理要求をリソース運用処理要求部
(図1の30)に対して一回処理要求を入力するだけで
良くなるので、操作性が向上する。これは、リソース管
理部において、グループウェア及びそれに関連する各種
アプリケーションプログラムで作成されたデータを、そ
の作成元を区別することなく、ユーザ単位で統合的に管
理しているからである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0008】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態は、グループウェアシステム10と、ディレクトリ
サーバ20と、リソース運用処理要求部30と、リソー
ス管理制御部40と、リソース管理部50と、記憶装置
60,70とから構成されている。
【0009】グループウェアシステム10は、共同作業
を行うユーザA,Bがそれぞれ使用するワークステーシ
ョン11A,11Bと、リソース管理部12と、記憶装
置13と、グループウェア用サーバ14と、アプリケー
ション用サーバ15とを備えている。リソース管理部1
2以外は、従来のグループウェアシステムが備えている
構成である。リソース管理部12は、ユーザA,Bがワ
ークステーション11A,11B上で電子メール,ワー
ドプロセッサ,CAD等のグループウェアを使用して作
成したデータと、スケジューラ等のアプリケーションプ
ログラムを使用して作成したデータとを、ユーザ単位で
統合的に記憶装置13に格納する機能を有する。つま
り、各ユーザA,Bが作成したデータは、それがグルー
プウェアを使用して作成したものでも、グループウェア
システム上で動作するアプリケーションプログラムを使
用して作成したものであっても、ユーザ毎に区別されて
記憶装置13に格納される。更に、リソース管理部12
は、リソース管理制御部40からの処理要求に従って、
記憶装置13に格納されているデータを削除したり、記
憶装置13に格納されているデータを他のリソース管理
部によって管理されている記憶装置上に移動,複写させ
るためにリソース管理制御部40に転送したり、他のリ
ソース管理部によって管理されている記憶装置に格納さ
れているデータを自リソース管理部12が管理している
記憶装置13に移動,複写するためにリソース管理制御
部40から送られてきたデータを記憶装置13に格納す
る機能を有する。
【0010】リソース運用処理要求部30は、グループ
ウェアシステム10内のグループウェア用サーバ14か
ら処理内容(データの削除,移動或いは複写)および処
理対象を含む処理要求が加えられたとき、ディレクトリ
サーバ20に問い合わせを行って処理対象のデータを現
在管理しているリソース管理部やデータの移動,複写先
のリソース管理部を特定するための識別情報を取得し、
この識別情報や処理内容を含む処理要求をリソース管理
制御部40に通知する機能を有する。更に、リソース運
用処理要求部30は、リソース管理制御部40から返却
される処理結果を記憶装置60に保存する機能も有す
る。
【0011】リソース管理制御部40は、リソース運用
処理要求部30が取得した識別情報によって示されるリ
ソース管理部に対して、リソース運用処理要求部30か
らの処理要求の内容に応じた新たな処理要求を組み立て
て送信する機能や、リソース管理部50からの処理結果
をリソース運用処理要求部30に返却する機能を有す
る。
【0012】リソース管理部50は、例えば、グループ
ウェアシステム10とは別のグループウェアシステム内
に設けられているリソース管理部であり、リソース管理
部12と同様の機能を有する。このリソース管理部50
で管理するデータは、記憶装置70に格納される。
【0013】リソース管理部12は、管理処理要求受付
手段121と、所有リソース統合管理手段122と、リ
ソース運用処理手段123とを含む。
【0014】リソース運用処理要求部30は、処理要求
受付手段31と、処理先決定手段32と、処理要求手段
33と、処理履歴保存手段34とを含む。
【0015】リソース管理制御部40は、運用管理処理
要求受付手段41と、運用管理処理要求送信手段42
と、処理結果返却手段43とを含む。
【0016】リソース管理部50は、管理処理要求受付
手段51と、所有リソース統合管理手段52と、リソー
ス運用処理手段53とを含む。
【0017】図2はリソース運用処理要求部30の処理
例を示すフローチャート、図3はリソース管理制御部4
0の処理例を示すフローチャート、図4はリソース管理
部50の処理例を示すフローチャートであり、以下各図
を参照して本実施の形態の動作を説明する。
【0018】ワークステーション11A,11Bを使用
しているユーザA,Bは、グループウェアやアプリケー
ションプログラムを使用して作成したデータを保存する
場合、ワークステーション11A,11Bからリソース
管理部12に対してデータの保存要求を行う。
【0019】この保存要求は、リソース管理部12内の
管理処理要求受付手段121で受け付けられ、所有リソ
ース統合管理手段122に渡される。これにより、所有
リソース統合管理手段122は、例えば、保存要求に含
まれている所有者識別子に基づいて要求元が正当である
か否かをチェックする。そして、正当でないと判断しが
場合は、要求元に対してその旨を通知し、正当であると
判断した場合は、保存要求元のユーザのデータの管理情
報を変更すると共にリソース運用処理手段123に保存
要求を渡す。保存要求が渡されると、リソース運用処理
手段123は、ユーザA,Bによって保存要求されたデ
ータを記憶装置13に保存する。
【0020】グループウェアシステムの管理者は、ユー
ザのデータを削除,移動或いは複写する場合には、キー
ボード(図示せず)等を用いてグループウェア用サーバ
14に対して処理要求を入力する。この処理要求には、
処理対象および処理内容(削除,移動,複写)を特定す
るための情報が含まれている。ここで、処理対象を特定
するための情報としては、例えば、そのデータを所有し
ているユーザの所有者識別子や、移動先,複写先のリソ
ース管理部を示す情報を用いることができる。グループ
ウェア用サーバ14は、管理者によって処理要求が入力
されると、それをネットワークを介してリソース運用処
理要求部30に通知する。
【0021】グループウェア用サーバ14からの処理要
求は、リソース運用処理要求部30内の処理要求受付手
段31で受け付けられ、処理先決定手段32に渡される
(図2,ステップ301)。
【0022】処理先決定手段32は、処理要求が渡され
ると、ディレクトリサーバ20に対して問い合わせを行
い、処理対象となるデータが存在するリソース管理部の
識別情報や、データの移動先,複写先となるリソース管
理部の識別情報を取得する。そして、取得したリソース
管理部の識別情報と上記処理要求とを処理要求手段33
に渡す(ステップ302)。ここで、ディレクトリサー
バ20は、各ユーザのデータを管理しているリソース管
理部を示す識別情報を管理すると共に、処理要求中に設
定される移動先,複写先を示す情報に対応するリソース
管理部の識別情報を管理しており、処理先決定手段32
からの問い合わせに応答して該当するリソース管理部の
識別情報を返却するものである。
【0023】処理要求手段33は、リソース管理部の識
別情報と上記処理要求とをリソース管理制御部40に通
知する(ステップ303)。
【0024】処理要求手段33からのリソース管理部の
識別情報及び処理要求は、リソース管理制御部40内の
運用管理処理要求受付手段41で受け付けられ(図3,
ステップ401)、運用管理処理要求送信手段42は、
運用管理処理要求受付手段41が受け付けた識別情報に
よって示されるリソース管理部に対する処理要求を、運
用管理処理要求受付手段41が受け付けた処理要求に基
づいて組み立て、送信する(ステップ402)。ここ
で、運用管理処理要求受付手段41で受け付けた処理要
求がデータの移動,複写の場合は、運用管理処理要求送
信手段42は、データの移動元,複写元のリソース管理
部に対しては、データの移動元,複写元に行わせる処理
内容を含んだ処理要求を組み立て、データの移動先,複
写先のリソース管理部に対しては、データの移動先,複
写先に行わせる処理内容を含んだ処理要求を組み立て
る。また、運用管理処理要求受付手段41で受け付けた
処理要求がデータの削除である場合には、受け付けた処
理要求をそのまま使用する。
【0025】今、例えば、リソース管理制御部40から
リソース管理部50に処理要求が送られたとすると、こ
の処理要求は、リソース管理部50内の管理処理要求受
付手段51で受け付けられる(図4,ステップ50
1)。所有リソース統合管理手段52は、管理処理要求
受付手段51が処理要求を受け付けると、処理対象デー
タの存在チェック,アクセス権のチェックなどを行う
(ステップ502)。これらのチェックが正常に終了
し、処理を実行して良い場合は、所有リソース統合管理
手段52が、データの管理情報を処理内容に応じて変更
(例えば、或るユーザのデータを全て削除する場合は、
データの管理情報を上記ユーザのデータをリソース管理
部50で管理していないことを示すものにする)し、リ
ソース運用処理手段53が、処理要求に従った処理(例
えば、処理要求の処理内容が、「削除」であり、処理対
象が「所有者識別子」によって示されている場合は、リ
ソース運用処理手段53は、記憶装置70に記憶されて
いるデータの内の、上記所有者識別子によって示される
ユーザが所有しているデータを全て削除する)を実行し
て記憶装置70に処理後の状態を記憶させ、その結果を
リソース管理制御部40内の処理結果返却手段43に返
却する(ステップ503)。また、先の各種チェック処
理および処理要求に従った処理が異常終了した場合も同
様にその結果を処理結果返却手段43に返却する。(ス
テップ503)。
【0026】処理結果返却手段43では受け取った処理
結果を編集/整形して処理履歴保存手段34に返却する
(図3,ステップ403)。処理履歴保存手段34で
は、受け取った処理結果を保存形式に変換してその内容
を記憶装置60に保存する(図2,ステップ304)。
【0027】このように、本実施の形態によれば、グル
ープウェアシステムの管理者は、処理要求を1回入力す
るだけで、或るユーザがグループウェアおよびグループ
ウェアシステム上で動作する各種アプリケーションを用
いて作成したデータを削除,移動或いは複写することが
可能となり、操作性が向上する。
【0028】次に本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0029】図1を参照すると、本発明の実施例はグル
ープウェアシステム10のグループウェア用サーバ14
からの処理要求を受け付け、処理対象のデータを管理し
ているリソース管理部の識別情報や、移動先,複写先の
リソース管理部の識別情報をディレクトリサーバ20か
ら取得し、リソース管理制御部40に処理要求,リソー
ス管理部の識別情報を送信するリソース運用処理要求部
30と、リソース運用処理要求部30からの処理要求,
識別情報を受け付け、その処理内容/処理対象をもとに
リソース管理部50と連携して処理を制御するリソース
管理制御部40と、リソース管理制御部40からの処理
要求を受け付け、管理しているデータに対する実処理を
実行するリソース管理部50とから構成される。これら
はそれぞれ独立したプログラムとして形成される。ま
た、以上の独立したそれぞれのプログラムはそれぞれ異
なるコンピュータ上で動作することができるとともに、
同一のコンピュータ上で動作させることも可能である。
【0030】次に、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0031】ワークステーション11A,11Bを使用
しているユーザA,Bは、グループウェアや、グループ
ウェアシステム上で動作するスケジューラ等のアプリケ
ーションプログラムによって作成したデータを保存する
場合、ワークステーション11A,11Bからリソース
管理部12に対してデータの保存要求を出力する。その
際、ユーザA,Bは、自身に割り当てられているフォル
ダにデータを格納する場合には、自身に付与されている
所有者識別子を含む保存要求を出力し、上記フォルダ内
のファイル,フォルダにデータを格納する場合には、自
身に付与されている所有者識別子と上記ファイル,フォ
ルダを示すリソース識別子とを含む保存要求を出力す
る。
【0032】この保存要求は、リソース管理部12内の
管理処理要求受付手段121で受け付けられ、所有リソ
ース統合管理手段122に渡される。これにより、所有
リソース統合管理手段122は、要求の正当性をチェッ
クする。そして、正当でないと判断した場合は、要求元
に対してその旨を通知し、正当であると判断した場合に
は、リソース運用処理手段123に保存要求を渡す。保
存要求が渡されると、リソース運用処理手段123は、
ユーザA,Bによって保存要求されたデータを記憶装置
13に保存する。その際、リソース運用処理手段123
は、保存要求に保存先を示す情報としてユーザA,Bの
所有者識別子のみが含まれている場合は、記憶装置13
上の上記所有者識別子によって示されるユーザA,B用
のフォルダにデータを格納し、保存要求に保存先を示す
情報としてユーザA,Bの所有者識別子とリソース識別
子とが含まれている場合は、ユーザA,B用のフォルダ
内の上記リソース識別子によって示されるフォルダ,フ
ァイル内にデータを格納する。
【0033】次に、ユーザのデータを削除,移動,複写
する場合の動作を説明する。
【0034】先ず、データを削除する場合の動作を説明
する。グループウェアシステムの管理者は、或るユーザ
Xのデータを全て削除する場合には、キーボード等から
グループウェア用サーバ14に対して処理内容として
「削除」、処理対象として上記ユーザXに付与されてい
る「所有者識別子IDx」を含む処理要求を入力する。
これにより、グループウェア用サーバ14は、処理要求
をネットワークを介してリソース運用処理要求部30に
送信する。
【0035】この処理要求は、リソース運用処理要求部
30内の処理要求受付手段31で受け付けられ、処理先
決定手段32に渡される(図2,ステップ301)。処
理先決定手段32は、処理要求に含まれている所有者識
別子IDxをディレクトリサーバ20に渡して問い合わ
せを行うことにより、上記所有者識別子IDxによって
示されるユーザXのデータを管理しているリソース管理
部の識別情報(例えば、リソース管理部50の識別情報
とする)を取得する。そして、取得したリソース管理部
50の識別情報と上記処理要求とを処理要求手段33に
渡す(ステップ302)。
【0036】これにより処理要求手段33は、リソース
管理部50の識別情報と上記処理要求とをリソース管理
制御部40に通知する(ステップ303)。
【0037】処理要求手段33からのリソース管理部5
0の識別情報及び処理要求は、リソース管理制御部40
内の運用管理処理要求受付手段41で受け付けられる
(図3,ステップ401)。運用管理処理要求送信手段
42は、運用管理処理要求受付手段41が受け付けた識
別情報によって示されるリソース管理部50に対する処
理要求を組み立て、リソース管理部50へ送信する(ス
テップ402)。このとき、組み立てられる処理要求に
は、処理内容として「削除」、処理対象として「所有者
識別子IDx」が含まれている。
【0038】この処理要求は、リソース管理部50内の
管理処理要求受付手段51で受け付けられ、所有リソー
ス統合管理手段52に渡される(図4,ステップ50
1)。これにより、所有リソース統合管理手段52は、
処理対象データの存在チェック,アクセス権のチェック
などを行う(ステップ502)。これらのチェックが正
常に終了し、処理を実行して良い場合は、所有リソース
統合管理手段52が、データの管理情報を更新し、リソ
ース運用処理手段53が、記憶装置70上に設けられて
いる所有者識別子IDxに対応するフォルダを削除する
等してユーザXのデータを全て削除する(ステップ50
3)。更に、ステップ503に於いては、例えば、ユー
ザXのデータの削除が正常終了したことを示す情報を処
理結果としてリソース管理制御部40に返却する。この
処理結果は、処理結果返却手段43によって処理履歴保
存手段34に送られ、記憶装置60に格納される。
【0039】ユーザXが所有しているデータを全て削除
する場合には、上述した処理が行われるが、ユーザXが
所有しているデータの内の一部(所有者識別子IDxに
よって示されるフォルダ内の、リソース識別子IDrx
によって示されるファイル或いはフォルダ内のデータ)
を削除する場合には、次のような処理が行われる。
【0040】この場合、グループウェアシステムの管理
者は、キーボード等からグループウェア用サーバ14に
対して、処理内容として「削除」、処理対象として「所
有者識別子IDx+リソース識別子IDrx」を含む処
理要求を入力する。これにより、グループウェア用サー
バ14は、ネットワークを介してリソース運用処理要求
部30に処理要求を送信する。
【0041】リソース運用処理要求部30では、処理要
求受付手段31が、処理要求を受け付け(図2,ステッ
プ301)、処理先決定手段32が、ディレクトリサー
バ20に対して問い合わせを行って所有者識別子IDx
によって示されるユーザXのデータを管理しているリソ
ース管理部50の識別情報を取得し(ステップ30
2)、処理要求手段33が、リソース管理部50の識別
情報と処理要求とをリソース管理制御部40に送信す
る。
【0042】リソース管理制御部40では、運用管理処
理要求受付手段41が、リソース管理部50の識別情報
と処理要求とを受け付け(図3,ステップ401)、運
用管理処理要求送信手段42が、上記識別情報によって
示されるリソース管理部50に対して、処理内容として
「削除」、処理対象として「所有者識別子IDx+リソ
ース識別子IDrx」を含む処理要求を送信する(ステ
ップ402)。
【0043】リソース管理部50では、管理処理要求受
付手段51が、上記処理要求を受け付け(図4,ステッ
プ501)、所有リソース統合管理手段52が、前述し
たと同様のチェック処理を行う(ステップ502)。そ
して、チェック処理が正常終了した場合は、所有リソー
ス統合管理手段52が、データの管理情報を変更し、リ
ソース運用処理手段53が、記憶装置70上に存在する
所有者識別子IDxに対応するフォルダ内の、リソース
識別子IDrxによって示されるフォルダ或いはファイ
ルを削除することにより、ユーザXが所有しているデー
タの一部を削除する(ステップ503)。また、ステッ
プ503に於いては、処理結果をリソース管理制御部4
0に返却する処理も行われる。
【0044】次に、データを移動する場合に動作につい
て説明する。
【0045】今、例えば、リソース管理部12によって
管理されているユーザAのデータをリソース管理部50
が管理している記憶装置70上に移動させるとする。こ
の場合、グループウェアシステムの管理者は、キーボー
ド等を使用して、処理内容として「移動」、移動元とし
てユーザAに付与されている「所有者識別子IDa」、
移動先としてリソース管理部50を示す情報(リソース
管理部50の識別情報でなくて良い)を含む処理要求を
グループウェア用サーバ14に入力する。ここで、移動
元,移動先を示す情報が処理対象を示す情報となる。こ
れにより、グループウェア用サーバ14は、ネットワー
クを介してリソース運用処理要求部30に上記処理要求
を送信する。
【0046】リソース運用処理要求部30では、処理要
求受付手段31が、上記処理要求を受け付け(図2,ス
テップ301)、処理先決定手段32が、ディレクトリ
サーバ20に問い合わせを行って、「所有者識別子ID
a」が付与されているユーザAのデータを管理している
リソース管理部12の識別情報を取得すると共に、移動
先のリソース管理部50の識別情報を取得し(ステップ
302)、処理要求手段33が、処理要求と、移動元の
リソース管理部12の識別情報と、移動先のリソース管
理部50の識別情報とをリソース管理制御部40に送る
(ステップ303)。
【0047】リソース運用処理要求部30からの処理要
求,移動元のリソース管理部12の識別情報および移動
先のリソース管理部50の識別情報は、リソース管理制
御部40内の運用管理処理要求受付手段41で受け付け
られる(図3,ステップ401)。
【0048】これにより、運用管理処理要求送信手段4
2は、先ず、移動元のリソース管理部12に対する処理
要求を組み立てて送信する。この処理要求は、例えば、
所有者識別子IDaのユーザAが所有しているデータの
取得指示および削除指示を含むものである。
【0049】リソース管理部12では、管理処理要求受
付手段121が、上記処理要求を受け付け、所有リソー
ス統合管理手段122が各種チェックを行い、リソース
運用管理処理手段123が、記憶装置13上に存在す
る、所有者識別子IDaに対応するフォルダ内のデータ
(ユーザAが所有している全てのデータ)をリソース管
理制御部40へ転送した後、上記ユーザAのデータを格
納しているフォルダを削除する。尚、ユーザAのデータ
が削除されるので、所有リソース統合管理手段52は、
ユーザAについてのデータの管理情報を削除することに
なる。
【0050】運用管理処理要求送信手段42は、リソー
ス管理手段12からユーザAのデータが送られてくる
と、移動先のリソース管理部50に対する処理要求を組
み立てて送信すると共に、ユーザAのデータもリソース
管理部50に送信する(ステップ402)。この処理要
求には、例えば、所有者識別子IDaに対応するフォル
ダの作成を指示するフォルダ作成指示と、作成したフォ
ルダにユーザAのデータを格納することを指示する格納
指示とが含まれている。
【0051】リソース管理部50では、管理処理要求受
付手段51が、リソース管理制御部40からの処理要
求,ユーザAのデータを受け付け(図4,ステップ50
1)、所有リソース統合管理手段52が、各種チェック
を行うと共に所有者識別子IDaに対応するフォルダを
作成し(ステップ502)、リソース運用処理手段53
が、記憶装置70上に作成された上記フォルダにユーザ
Aのデータを格納する(ステップ503)。また、ステ
ップ503に於いては、処理結果をリソース管理制御部
40に返却する処理も行われる。
【0052】次にデータを複写する場合について説明す
る。
【0053】今、例えば、リソース管理部12が管理し
ているユーザAのデータを、ユーザXのデータが格納さ
れている、リソース管理部50によって管理されている
記憶装置70上のフォルダ内に複写するとする。この場
合、グループウェアシステムの管理者は、キーボード等
を使用して、処理内容として「複写」、複写元としてユ
ーザAに付与されている「所有者識別子IDa」、複写
先としてユーザXに付与されている「所有者識別子ID
x」を含む処理要求をグループウェア用サーバ14に入
力する。これにより、グループウェア用サーバ14は、
上記処理要求をネットワークを介してリソース運用処理
要求部30に送信する。ここで、複写元,複写先を示す
情報が、処理対象を示す情報となる。
【0054】リソース運用処理要求部30では、処理要
求受付手段31が、上記処理要求を受け付け(図2,ス
テップ301)、処理先決定手段32が、ディレクトリ
サーバ20に対して問い合わせを行って所有者識別子I
Daによって示されるユーザAのデータを管理している
複写元のリソース管理部12の識別情報と、所有者識別
子IDxによって示されるユーザXのデータを管理して
いる複写先のリソース管理部50の識別情報とを取得し
(ステップ302)、処理要求手段33が、処理要求,
複写元のリソース管理部12の識別情報および複写先の
リソース管理部50の識別情報をリソース管理制御部4
0へ送信する(ステップ303)。
【0055】リソース管理制御部40では、運用管理処
理要求受付手段41が、リソース運用処理要求部30か
らの処理要求,複写元のリソース管理部12の識別情報
および複写先のリソース管理部50の識別情報を受け付
ける(図3,ステップ401)。
【0056】これにより、運用管理処理要求送信手段4
2は、先ず、複写元のリソース管理部12に対する処理
要求を組み立て、リソース管理部12へ送信する。ここ
で、リソース管理部12に対する処理要求には、例え
ば、所有者識別子IDaのユーザAが所有しているデー
タの取得指示が含まれている。
【0057】リソース管理部12では、管理処理要求受
付手段121が、処理要求を受け付け、所有リソース統
合管理手段122が各種チェックを行い、リソース運用
処理手段123が、処理要求に従って、記憶装置13上
の所有者識別子IDaと対応するフォルダに格納されて
いるユーザAのデータを全て運用管理処理要求送信手段
42へ送る。
【0058】運用管理処理要求送信手段42は、複写元
のリソース管理部12からユーザAのデータが送られて
くると、複写先のリソース管理部50に対する処理要求
を組み立てて送信すると共に、ユーザAのデータもリソ
ース管理部50へ送信する(ステップ402)。このリ
ソース管理部50への処理要求には、所有者識別子ID
xに対応するフォルダへのデータの格納指示が含まれて
いる。
【0059】リソース管理部50では、管理処理要求受
付手段51が、リソース管理制御部40から送られてく
る処理要求およびユーザAのデータを受け付け(図4,
ステップ501)、所有リソース統合管理手段52が、
各種チェックを行うと共にユーザXのデータの管理情報
を変更し(ステップ502)、リソース運用処理手段5
3が、記憶装置70上に存在する所有者識別子IDxの
フォルダ(ユーザXのフォルダ)に、ユーザAのデータ
を複写すると共に、処理結果をリソース管理制御部40
に返却する(ステップ503)。
【0060】ユーザAが所有しているデータを全て複写
する場合には、上述した処理が行われるが、ユーザAが
所有しているデータの内の一部のみを複写する場合には
次のような処理が行われる。
【0061】今、例えば、所有者識別子IDaによって
示されるユーザAのデータが格納されているフォルダ中
の、リソース識別子IDraによって示されるファイル
或いはフォルダに格納されているデータのみを、所有者
識別子IDxによって示されるユーザXのデータが格納
されているフォルダ中の、リソース識別子IDrxによ
って示されるファイル或いはフォルダに複写するとす
る。この場合、グループウェアシステムの管理者は、キ
ーボード等を使用して、処理内容として「複写」、複写
元として「所有者識別子IDa+リソース識別子IDr
a」、複写先として「所有者識別子IDx+リソース識
別子IDrx」を含む処理要求をグループウェア用サー
バ14に入力する。これにより、グループウェア用サー
バ14は、ネットワークを介して上記処理要求をリソー
ス運用処理要求部30へ送る。
【0062】リソース運用処理要求部30では、処理要
求受付手段31が、処理要求を受け付け(図2,ステッ
プ301)、処理先決定手段32が、ディレクトリサー
バ20に対して問い合わせを行って、所有者識別子ID
aによって示されるユーザAのデータを管理している複
写元のリソース管理部12の識別情報を取得すると共
に、所有者識別子IDxによって示されるユーザXのデ
ータを管理している複写先のリソース管理部50の識別
情報を取得し(ステップ302)、処理要求手段33
が、処理要求と、複写元のリソース管理部12の識別情
報と、複写先のリソース管理部50の識別情報とをリソ
ース管理制御部40に通知する(ステップ303)。
【0063】リソース管理制御部40では、運用管理処
理要求受付手段41が、処理要求,複写元のリソース管
理部12の識別情報,複写先のリソース管理部50の識
別情報を受け付ける(図3,ステップ401)。
【0064】これにより、運用管理処理要求送信手段4
2が、複写元のリソース管理部12に対する処理要求を
組み立ててリソース管理部12へ送信する。このリソー
ス管理部12に対する処理要求には、所有者識別子ID
aとリソース識別子IDraのペアによって示されるデ
ータの取得指示が含まれている。
【0065】リソース管理部12では、管理処理要求受
付手段121が、リソース管理制御部40からの処理要
求を受け付け、所有リソース統合管理手段122が各種
のチェックを行い、リソース運用処理手段123が、記
憶装置13に格納されているデータの内の、所有者識別
子IDaとリソース識別子IDraのペアによって示さ
れるデータをリソース管理制御部40へ送信する。即
ち、リソース運用処理手段123は、所有者識別子ID
aと対応するユーザAのフォルダ中の、リソース識別子
IDraで示されるファイル或いはフォルダに格納され
ているデータを運用管理処理要求送信手段42へ送信す
る。
【0066】運用管理処理要求送信手段42は、複写す
べきデータが送られてくると、複写先のリソース管理部
50に対する処理要求を組み立ててリソース管理部50
へ送信すると共に、複写すべきデータもリソース管理部
50へ送信する(ステップ402)。ここで、リソース
管理50への処理要求には、所有者識別子IDxとリソ
ース識別子IDrxとのペアによって示されるファイル
或いはフォルダにデータを格納することを指示する格納
指示が含まれている。
【0067】リソース管理部50では、管理処理要求受
付手段51が、処理要求,データを受け付け(図4,ス
テップ501)、所有リソース統合管理手段52が、各
種チェックを行うと共にユーザXのデータの管理情報を
変更し(ステップ502)、リソース運用処理手段53
が、記憶装置70上の、所有者識別子IDxとリソース
識別子IDrxとによって示されるファイル或いはフォ
ルダに複写データを格納する(ステップ503)。
【0068】尚、以上の説明は、複写元のユーザAのフ
ォルダと複写先のユーザXのフォルダとが異なるリソー
ス管理部12,50によって管理されている場合を例に
とって説明したが、両者が同じリソース管理部によって
管理されている場合であっても同様の動作を行うことに
より、複写を行うことができる。しかし、複写元,複写
先のフォルダが同じリソース管理部で管理されている場
合には、リソース管理部と運用管理処理要求送信部42
との間でデータをやり取りすることなく、リソース管理
部内のみで複写処理が可能である。従って、複写元のフ
ォルダと複写先のフォルダとが同一のリソース管理部で
管理されている場合には、運用管理処理要求送信手段4
2から該当するリソース管理部へ、複写先を示す情報
(所有者識別子或いは所有者識別子とリソース識別子と
のペア),複写元を示す情報(所有者識別子或いは所有
者識別子とリソース識別子とのペア)及び複写処理指示
を送信するようにし、リソース管理部内に於いて複写処
理を行うようにすることが望ましい。
【0069】図5はリソース管理部12,リソース運用
処理要求部30,リソース管理制御部40,リソース管
理部50のハードウェア構成例を示す図であり、リソー
ス管理部12用のコンピュータC1と、リソース運用処
理要求部30用のコンピュータC2と、リソース管理制
御部40用のコンピュータC3と、リソース管理部50
用のコンピュータC4とを備えている。コンピュータC
1〜C4は、それぞれ記録媒体K1〜K4を備えてい
る。記録媒体K1〜K4は、ディスク,半導体メモリ,
その他の記録媒体である。
【0070】記録媒体K1には、コンピュータC1をリ
ソース管理部12として機能させるためのプログラムが
記録されており、このプログラムはコンピュータC1に
よって読み取られ、コンピュータC1の動作を制御する
ことで、コンピュータC1上に管理処理要求受付手段1
21,所有リソース統合管理手段122,リソース運用
処理手段123を実現する。
【0071】記録媒体K2には、コンピュータC2をリ
ソース運用処理要求部30として機能させるためのプロ
グラムが記録されており、このプログラムはコンピュー
タC2によって読み取られ、コンピュータC2の動作を
制御することでコンピュータC2上に処理要求受付手段
31,処理先決定手段32,処理要求手段33,処理履
歴保存手段34を実現する。
【0072】記録媒体K3には、コンピュータC3をリ
ソース管理制御部40として機能させるためのプログラ
ムが記録されており、このプログラムはコンピュータC
3によって読み取られ、コンピュータC3の動作を制御
することで、コンピュータC3上に運用管理処理要求受
付手段41,運用管理処理要求送信手段42,処理結果
返却手段43を実現する。
【0073】記録媒体K4には、コンピュータC4をリ
ソース管理部50として機能させるためのプログラムが
記録されており、このプログラムはコンピュータC4に
よって読み取られ、コンピュータC4の動作を制御する
ことで、コンピュータC4上に管理処理要求受付手段5
1,所有リソース統合管理手段52,リソース運用処理
手段53を実現する。
【0074】次に本発明の第2の実施の形態について図
面を参照して詳細に説明する。
【0075】図6は本発明の第2の実施の形態を示すブ
ロック図であり、図1に示した第1の実施の形態との相
違点は、リソース運用処理要求部30,リソース管理制
御部40の代わりにリソース運用処理部80を備えてい
る点である。尚、図6に於いて図1と同一符号は同一部
分を表している。
【0076】リソース運用処理部80は、グループウェ
アシステム10内のグループウェア用サーバ14から処
理内容(データの削除,移動或いは複写)および処理対
象を含む処理要求が加えられたとき、ディレクトリサー
バ20に問い合わせを行って処理対象のデータを現在管
理しているリソース管理部やデータの移動,複写先のリ
ソース管理部を特定するためのリソース管理部識別情報
を取得し、このリソース管理部識別情報に従って該当す
るリソース管理部に処理要求を送る機能や、リソース管
理部50から返却される処理結果を記憶装置60に保存
する機能を有する。
【0077】リソース運用処理部80は、処理要求受付
手段81と、処理先決定手段82と、処理要求/制御手
段83と、処理履歴保存手段84とを備えている。
【0078】処理要求受付手段81,処理先決定手段8
2,処理履歴保存手段84は、それぞれ図1に示した処
理要求受付手段31,処理先決定手段32,処理履歴保
存手段34と同様の機能を有する。
【0079】処理要求/制御手段83は、図1に示した
処理要求手段33が備えている機能とリソース管理制御
部40が備えている機能とを併せ持つ。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
或るユーザがグループウェア及びそれに関連するアプリ
ケーションプログラムを用いて作成したデータを、ユー
ザ単位で削除,移動,複写といった処理を操作性良く行
うことが可能になるという効果がある。その理由は、グ
ループウェア及びそれに関連する各種アプリケーション
プログラムで作成されたデータを、その作成元を区別す
ることなく、ユーザ単位で統合的に管理するリソース管
理部と、処理要求が入力されたとき、この処理要求を処
理させるために動作させることが必要になるリソース管
理部の識別情報をディレクトリサーバから取得するリソ
ース運用処理要求部と、リソース運用処理要求部で取得
した識別情報によって示されるリソース管理部に対して
処理内容に応じた処理要求を出力するリソース管理制御
部とを備えており、グループウェアシステムの管理者
は、或るユーザのデータを削除,移動,複写させる場
合、リソース運用処理要求部に対して1回だけ処理要求
を入力するだけて良いからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のブロック図であ
る。
【図2】リソース運用処理要求部30の処理例を示すフ
ローチャートである。
【図3】リソース管理制御部40の処理例を示すフロー
チャートである。
【図4】リソース管理部50の処理例を示すフローチャ
ートである。
【図5】リソース管理部12,リソース運用処理要求部
30,リソース管理制御部40,リソース管理部50の
ハードウェア構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態のブロック図であ
る。
【符号の説明】
10…グループウェアシステム 11A,11B…ワークステーション 12…リソース管理部 121…管理処理要求受付手段 122…所有リソース統合管理手段 123…リソース運用処理手段 13…記憶装置 14…グループウェア用サーバ 15…アプリケーション用サーバ 20…ディレクトリサーバ 30…リソース運用処理要求部 31…処理要求受付手段 32…処理先決定手段 33…処理要求手段 34…処理履歴保存手段 40…リソース管理制御部 41…運用管理処理要求受付手段 42…運用管理処理要求送信手段 43…処理結果返却手段 50…リソース管理部 51…管理処理要求受付手段 52…所有リソース統合管理手段 53…リソース運用処理手段 60,70…記憶装置 80…リソース運用処理部 81…処理要求受付手段 82…処理先決定手段 83…処理要求/制御手段 84…処理履歴保存手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グループウェアシステムのユーザがグル
    ープウェア及びグループウェアシステム上で動作するア
    プリケーションプログラムを用いて作成したデータをユ
    ーザ単位で管理すると共に、外部から入力された処理要
    求に従った処理を行うリソース管理部を複数備え、且
    つ、 各ユーザのデータを管理しているリソース管理部を示す
    識別情報を管理すると共に、処理要求中に設定される移
    動先,複写先を示す情報に対応するリソース管理部の識
    別情報を管理するディレクトリサーバと、 或るユーザのデータの削除,複写或いは移動を指示する
    処理要求が入力された時、前記ディレクトリサーバから
    前記処理要求を処理するために動作させることが必要に
    なるリソース管理部の識別情報を取得するリソース運用
    処理要求部と、 該リソース運用処理要求部で取得した識別情報によって
    示されるリソース管理部に対して前記処理要求中の処理
    内容に応じた処理要求を出力するリソース管理制御部と
    を備えたことを特徴とするリソース管理装置。
  2. 【請求項2】 前記リソース運用処理要求部は、 前記データの削除,複写或いは移動を指示する処理要求
    を受け付ける処理要求受付手段と、 前記ディレクトリサーバに対して問い合わせを行い、前
    記処理要求を処理するために動作させることが必要にな
    るリソース管理部の識別情報を取得する処理先決定手段
    とを備えていることを特徴とする請求項1記載のリソー
    ス管理装置。
  3. 【請求項3】 前記リソース管理部は、 前記グループウェアシステムのユーザがグループウェア
    及びグループウェアシステム上で動作するアプリケーシ
    ョンプログラムを用いて作成したデータをユーザ単位で
    管理する所有リソース統合管理手段と、 前記リソース管理制御部からの処理要求を受け付ける管
    理処理要求受付手段と、 該管理処理要求受付手段が受け付けた処理要求に従って
    前記所有リソース統合管理手段が管理しているデータを
    処理するリソース運用処理手段とを備えていることを特
    徴とする請求項1記載のリソース管理装置。
  4. 【請求項4】 前記リソース管理制御部は、 前記リソース運用処理要求部で取得した識別情報を受け
    付ける運用管理処理要求受付手段と、 該運用管理処理要求受付手段が受け付けた識別情報によ
    って示されるリソース管理部に対して前記処理要求中の
    処理内容に応じた処理要求を出力する運用管理処理要求
    送信手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載
    のリソース管理装置。
  5. 【請求項5】 リソース管理部用のコンピュータを、 グループウェアシステムのユーザがグループウェア及び
    グループウェアシステム上で動作するアプリケーション
    プログラムを用いて作成したデータをユーザ単位で管理
    する所有リソース統合管理手段、 リソース管理制御部からの処理要求を受け付ける管理処
    理要求受付手段、 該管理処理要求受付手段が受け付けた処理要求に従って
    前記所有リソース統合管理手段が管理しているデータを
    処理するリソース運用処理手段として機能させるための
    プログラムと、 リソース運用処理要求部用のコンピュータを、 データの削除,複写或いは移動を指示する処理要求を受
    け付ける処理要求受付手段、 ディレクトリサーバに対して問い合わせを行い、前記処
    理要求を処理するために動作させることが必要になるリ
    ソース管理部の識別情報を取得する処理先決定手段とし
    て機能させるためのプログラムと、 リソース管理制御部用のコンピュータを、 前記リソース運用処理要求部で取得した識別情報を受け
    付ける運用管理処理要求受付手段、 該運用管理処理要求受付手段が受け付けた識別情報によ
    って示されるリソース管理部に対して前記処理要求中の
    処理内容に応じた処理要求を出力する運用管理処理要求
    送信手段として機能させるためのプログラムとを記録し
    た、プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒
    体。
JP11119662A 1999-04-27 1999-04-27 リソース管理装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 Pending JP2000311140A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11119662A JP2000311140A (ja) 1999-04-27 1999-04-27 リソース管理装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11119662A JP2000311140A (ja) 1999-04-27 1999-04-27 リソース管理装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000311140A true JP2000311140A (ja) 2000-11-07

Family

ID=14766972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11119662A Pending JP2000311140A (ja) 1999-04-27 1999-04-27 リソース管理装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000311140A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002077836A1 (fr) * 2001-03-26 2002-10-03 Tdk Corporation Logiciel de groupe
JP2015114705A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 キヤノン株式会社 ファイル管理装置、その制御方法及びプログラム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0798669A (ja) * 1993-08-05 1995-04-11 Hitachi Ltd 分散データベース管理システム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0798669A (ja) * 1993-08-05 1995-04-11 Hitachi Ltd 分散データベース管理システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002077836A1 (fr) * 2001-03-26 2002-10-03 Tdk Corporation Logiciel de groupe
JP2015114705A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 キヤノン株式会社 ファイル管理装置、その制御方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220321927A1 (en) Providing access to managed content
US6343316B1 (en) Cooperative work support system
US7783737B2 (en) System and method for managing supply of digital content
US7634566B2 (en) Arrangement in a network for passing control of distributed data between network nodes for optimized client access based on locality
TW474077B (en) Method and apparatus and program storage device for a client and adaptive synchronization and transformation server
US6061726A (en) Dynamic rights assignment apparatus and method using network directory services
JP5260333B2 (ja) Nas及びcas統合体でデータをバックアップする為の方法と装置
US8606927B2 (en) Multi-device communication method and system
US7197608B2 (en) Software management method for a storage system, and storage system
JP5584910B2 (ja) 分散ストレージ
US7886053B1 (en) Self-management of access control policy
US9311306B2 (en) Information processing apparatus, information processing method and storage medium in which program thereof is recorded
US7373393B2 (en) File system
JP2001175460A (ja) プログラム配付管理システム
US20080133609A1 (en) Object-based storage system for defferring elimination of shared file and method thereof
CN111382142B (zh) 数据库的操作方法、服务器和计算机存储介质
KR20210082481A (ko) 데이터베이스 관리 서비스 제공 시스템
JP2000311140A (ja) リソース管理装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体
JP2004302564A (ja) ネームサービス提供方法及びその実施装置並びにその処理プログラム
WO2006043322A1 (ja) サーバ管理プログラム、サーバ管理方法、およびサーバ管理装置
JPH11312154A (ja) 協同作業支援システム及び記録媒体
JP4222065B2 (ja) 情報システムにおけるデータアクセス方法および情報システム
JP2022108304A (ja) チャットボット制御装置およびチャットボット制御方法
JP4343056B2 (ja) ストレージ装置割当て方法ならびにそのための管理サーバおよびプログラム
JP3807240B2 (ja) 電子メールシステム