JP2000310764A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2000310764A
JP2000310764A JP11120767A JP12076799A JP2000310764A JP 2000310764 A JP2000310764 A JP 2000310764A JP 11120767 A JP11120767 A JP 11120767A JP 12076799 A JP12076799 A JP 12076799A JP 2000310764 A JP2000310764 A JP 2000310764A
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scanning
signal
pulse
voltage
compensation
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Masahito Hara
將人 原
Mamoru Usami
守 宇佐美
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Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】より高精度の実効電圧補正が可能になり、また
コントラストを変化させる際のクロストーク発生を防
ぎ、良好な表示品位を得るようにすること。 【解決手段】走査線における表示オフデータ数から走査
パルスの電圧歪み量h1 を演算し、かつ走査線における
表示データの切り換わり数から信号線駆動波形の切り換
わりによる走査パルスの電圧歪み量h2 を演算する演算
手段と、電圧歪み量h1 ,h2 によって走査パルス幅及
び/又は走査パルス振幅を補正する補正手段とを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単純マトリクス型
の液晶表示装置において、液晶パネルのコントラストを
変化させる際のクロストークの発生を防いで、良好な表
示品質を行うのに適した液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の単純マトリックス型の液晶表示装
置(Liquid Crystal Display:LCD)において、信号
線駆動波形(以下、信号パルスともいう)の切り換わり
により発生する境界横クロストークを低下させる手段と
して、一走査電極線における表示データの切り換わり数
をカウントし、前記カウント数に基づき走査電極線(以
下、走査線と略す)に印加される走査線駆動波形(以
下、走査パルス,選択パルスともいう)の実効電圧値を
補正するものが提案されている(従来例1:特開平10
−133168号公報参照)。
【0003】上記従来例1について以下に説明する。図
5は、単純マトリックス型のLCDであって、走査線駆
動波形を補正することによりクロストークを補償し低減
させるものである。同図において、51は液晶パネルに
おける信号電極線(以下、信号線と略す)、52は走査
線である。前記信号線51と走査線52は、ガラス基板
等からなる2枚の基板上に複数略平行に各々形成されて
おり、信号線51と走査線52とが対向しかつ直交する
状態で液晶層を介して、前記2枚の基板を接合させるこ
とで、マトリックス状に画素50を形成する。そして、
同図に示すように、信号線51と走査線52は抵抗負荷
となり、画素50は負荷容量となる。
【0004】また、53は信号線駆動回路(信号側ドラ
イバ)であり、駆動用IC等を内蔵し各信号線51を表
示データに基づき駆動する。54は走査線駆動回路(走
査側ドライバ)であり、駆動用IC等を内蔵し各走査線
52を表示データに基づき駆動する。55は電源回路で
あり、信号線駆動回路53及び走査線駆動回路54に対
し、それぞれ所定の電源電圧を供給する。56は制御回
路であり、表示データ及び同期信号等の所定の制御信号
を各回路ブロックに供給する。
【0005】59は計数回路であり、制御回路56から
伝送されてくる表示データのうち、画素50をオンさせ
るデータについて着目し、一走査期間におけるオン数を
計数する。また、計数回路59は一つ前の一走査期間で
のオン数も記憶しており、隣接する2つの走査期間にお
けるオン数の差をとることにより、ある走査期間から次
の走査期間に移った際の信号線駆動波形の切り換わり本
数を計数する。
【0006】また、58は演算回路であり、計数回路5
9で得た信号線駆動波形の切り換わり本数に基づき所定
の演算を施す。例えば、信号線駆動波形による微分波形
歪みの方向が走査線駆動波形と同極性の場合、即ち信号
線駆動波形の切り換わり本数においてオンからオフへの
切り換わり数が多い場合、演算回路58は一走査あたり
における実効電圧を小さくするため、走査線駆動波形の
パルス幅を小さくするように演算する。
【0007】更に、57はパルス幅制御信号発生回路で
あり、演算回路58の演算結果に従って走査線駆動波形
のパルス幅を広めたり、又は狭めたりするパルス幅制御
信号を発生し、走査線駆動回路54に入力する。具体的
には、信号線駆動波形による微分波形歪み方向が走査線
駆動波形と同極性の場合、同じタイミングで選択される
走査線上の画素50に印加される実効電圧は、本来の電
圧より大きくなる。このとき、パルス幅制御信号により
走査パルスのパルス幅を狭くすることによって、実効電
圧を補償することができる。
【0008】このようなLCDの基本動作の詳細につい
て以下に説明する。図6は、図9の表示パターンを表示
する場合の走査線91に関する各制御信号及び駆動波形
を示したタイミングチャート、図7は図9の走査線94
に関する各制御信号及び駆動波形を示したタイミングチ
ャート、図8は図9の走査線95に関する各制御信号及
び駆動波形を示したタイミングチャートである。尚、液
晶の駆動方法としてはAP(Alt Pleshko )法が用いら
れており、液晶に直流電圧を常時印加しないように1フ
レーム(1描画期間)毎に印加電圧の極性を反転させて
駆動する。図6の交流化制御信号63に示すように、電
源回路55から供給される液晶駆動電圧は、その極性を
正極性と負極性に交互に反転させる。
【0009】そして、VHは正極性での走査線選択電
圧、VLは負極性での走査線選択電圧、VMは走査線非
選択電圧(以下、非選択電圧VMとする)である。ま
た、V0は正極性における信号線選択電圧でかつ負極性
での信号線非選択電圧、V1は負極性での信号線選択電
圧でかつ正極性での信号線非選択電圧である。また、V
H>V0>VM>V1>VLの関係にあり、V0−VM
=VM−V1,VH−VM=VM−VLである。
【0010】まず、図5のブロック回路図を用いて説明
すると、走査線駆動回路54は画面上側より走査線52
を一本ずつ順に走査し、走査線選択電圧VH,VL又は
走査線非選択電圧VMを各走査線52に入力する。信号
線駆動回路53は、走査しようとする走査線52上の画
素の表示状態に応じて、各信号線51に所定の信号パル
スを印加することにより、線順次駆動を行う。このと
き、液晶の交流化極性が正極性の時、走査線駆動回路5
4は走査する走査線52に対しては正極性の走査線選択
電圧VHを印加し、残りの走査線52には非選択電圧V
Mを印加する。また、信号線駆動回路53は、走査する
走査線52上の画素のうちオン画素の信号線51につい
てはV1を、オフ画素の信号線51には電圧V0を印加
する。
【0011】一方、液晶の交流化極性が負極性の時、走
査線駆動回路54は走査する走査線52に対しては負極
性の走査線選択電圧VLを印加し、残りの走査線52に
は非選択電圧VMを印加する。また、信号線駆動回路5
3は、走査する走査線52上の画素のうちオン画素の信
号線51についてはV0を、オフ画素の信号線51には
電圧V1を印加する。
【0012】次に、図6を用いてLCDの制御信号及び
駆動波形について詳細に説明する。フレーム信号61は
1フレームの開始タイミングを規定する信号であり、あ
るフレーム信号61から次のフレーム信号61までの期
間をフレーム期間68といい、フレーム期間68で一画
面の描画を終える。走査クロック信号62は、フレーム
期間68を走査線数又はそれ以上の数で分割した制御信
号であり、次のパルスまでの期間は一走査あたりの走査
期間69である。交流化制御信号63は液晶に印加する
駆動信号の極性をフレーム期間68毎に反転させ、液晶
に直流電圧が印加されないように制御する信号である。
尚、同図ではフレーム期間68毎に極性を反転させてい
るが、数走査期間毎に交流化制御を行う方法もある。ま
た、70はパルス幅制御信号(DISP信号)であり、
各走査期間68内において走査線駆動波形を制御するロ
ジック信号である。
【0013】また、走査線駆動回路54(図5)は、走
査クロック62によってフレーム信号61を取り込み、
走査対象の走査線52を順次シフトすることによって各
走査線52を一本ずつ順に走査し、走査線52に対し走
査パルスを入力する。ここで、走査線駆動波形64は図
7の走査線91のそれを示し、信号線駆動波形65は図
7の信号線92のそれであり、信号線駆動波形66は図
7の信号線93のそれを示す。各画素には、信号線駆動
波形と走査線駆動波形との差分電圧が印加されることに
なる。
【0014】次に、上記従来例1で提案されているよう
に、信号線駆動波形の切り換わり時の電磁結合により信
号線から走査線に誘導ノイズが生じた場合に、走査線駆
動波形の実効電圧値を補正する方法について、詳細に説
明する。
【0015】図5に示すように、制御回路56から伝送
された表示データは、シリアルに計数回路59に送られ
てくる。計数回路59はデジタル回路によるカウンタ等
を有し、走査クロック信号62によってリセットされ、
表示オンデータが送られてくる毎に加算し、走査期間6
9終了後各走査線52上の表示オンデータの数を出力す
る。また、計数回路59は一つ前の一走査期間69での
表示オンデータの数も記憶しており、二つの表示オンデ
ータの数の差をとることにより、一走査期間前からの信
号線駆動波形の切り換わり数をカウントする。尚、信号
線駆動波形の切り換わり数をカウントするために、表示
オフデータの数をカウントしても符号が反転するのみ
で、同様の結果が得られる。即ち、信号線駆動波形の切
り換わり数が計算できれば他の方法を用いてもよい。ま
た、階調濃淡データに関しても同様の計数が可能であ
る。
【0016】そして、演算回路58は、計数回路59に
よって計数された走査対象の走査線52上の表示オンデ
ータの数、及び、一つ前に走査した走査線52上の表示
オンデータの数を入力し、これら2種の表示オンデータ
数の差をとることにより信号線駆動波形の切り換わり数
を演算し、更に所定の演算を施して演算結果を得る。所
定の演算に関しては、ROM等を用いた演算テーブル、
又はデジタル演算回路等により行う。また、パルス幅制
御信号発生回路57は、演算回路58の演算結果に応じ
て、走査パルスのパルス幅を広めたり、狭めたりするパ
ルス幅制御信号70(図6)を発生する。前記パルス幅
制御信号発生回路57は、デジタル回路によるダウンカ
ウンタ等で構成され、演算回路58の演算結果を初期値
として取り込み、クロック信号によって初期値を減算
(ダウンカウント)することで容易に実現できる。
【0017】また、走査線駆動回路54は、パルス幅制
御信号70が例えばLレベルの時、走査する走査線52
に対して正極性では走査線選択電圧VHを、一方負極性
の場合には走査線選択電圧VLを印加する。一方、パル
ス幅制御信号70がHレベルの時、走査する走査線52
に対して走査線非選択電圧VMを印加する。また、走査
線駆動回路54は、走査しない走査線52に対しては、
パルス幅制御信号70の状態によらず非選択電圧VMを
入力するように動作する。
【0018】ここで、演算回路58の所定の演算とは、
信号線駆動波形の切り換わりによる微分波形歪みが走査
線駆動波形と同極性ならば、走査線駆動波形のパルス幅
を狭くするよう補正し、その際、切り換わり数が多けれ
ば補正量を大きくするものであり、前記演算結果に基づ
いてパルス幅制御信号70を発生する。この場合、各走
査線52に与えられる走査線駆動波形のパルス幅と、信
号線駆動波形の切り換わり数との関係は、前記所定の演
算で変更することが可能である。
【0019】また、信号線駆動波形が切り換わらない状
態、例えば全部の画素をオン状態とする全白パターンの
場合でも、パルス幅制御信号70により走査パルスの休
止期間が存在する。従って、全白パターンを基準に走査
パルスの休止期間を予め設定し、この休止期間、即ちパ
ルス幅制御信号70がHレベルの期間を増加又は減少さ
せることにより、走査パルスのパルス幅を減少または増
加させる。
【0020】上記構成において、歪みの発生するタイミ
ングと同時に走査パルスが印加される走査線52上、即
ち図9の表示パターンでいうと、表示ライン94,95
上の走査線駆動波形は、図7に示す走査線駆動波形74
及び図8に示す走査線駆動波形84のようになる。従っ
て、パルス幅制御信号79,89のパルス幅を制御する
ことにより、走査パルス上に乗った歪み波形による境界
横クロストークの発生を防止するように実効電圧値を補
正し、その結果輝度変化を補償することができる。
【0021】尚、図7において、71はフレーム信号、
72は走査クロック信号、73は交流化制御信号、7
5,76は信号線駆動波形、78はフレーム期間、79
はパルス幅制御信号であり、図8において、81はフレ
ーム信号、82は走査クロック信号、83は交流化制御
信号、85,86は信号線駆動波形、87はフレーム期
間、89はパルス幅制御信号である。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
技術によれば、単純マトリクス型液晶において、走査す
る走査線に印加する走査信号波形のパルス幅を、信号波
形の切り換わり数に応じて変化させることによって、実
効値の不均一を打ち消すように電圧を制御し、表示むら
を大幅に改善することができる。
【0023】しかしながら、単純マトリクス型のLCD
はそのコントラストを変化させる場合、液晶に印加する
電圧を変化させて行う。その際、クロストークの発生要
因の一つである印加電圧の波形鈍りの表示への影響度が
変化する。例えば、コントラストの調整に関して、最も
表示の明るくなるVch電圧から0Vに変化する場合は波
形鈍りは大きくなり、最も表示の暗くなるVcl電圧から
0Vに変化する場合は波形鈍りは小さくなる。従って、
波形鈍りによって発生するクロストークはVchのとき強
くなり、Vclのとき弱くなる。
【0024】また、上記従来例1の技術では、コントラ
スト変化によるクロストークの変化が考慮されていない
ため、中間コントラストのVcmでクロストークの補正レ
ベルを最適に設定した場合、Vchではクロストークの補
正レベルが弱く、Vclではクロストークの補正レベルが
強くなってしまう。その様子を図10に示す。従来、
(B1),(B2)に示すように、Vcmでクロストーク
の補正レベルを最適化しており、表示データがオフから
オンに変化した場合、走査パルスは下方(低電圧方向)
に引き下げられ実効電圧が変化し、それを補正するため
に走査パルスの幅を広げている(B2)。しかしなが
ら、前記補正はコントラスト調整電圧がVcmの場合に最
適になるよう設定してあり、(A1),(A2)のよう
にVclの場合には補正レベルが強くなり、(C1),
(C2)のようにVchの場合には補正レベルが弱くな
る。
【0025】従って、本発明は上記事情に鑑みて完成さ
れたものであり、その目的は液晶パネルのコントラスト
を変化させる際のクロストーク発生、及びクロストーク
変化を防ぎ、表示品質を向上させることである。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、複数の走査線を一主面に設けた第一の透明基板と、
複数の信号線を一主面に設けた第二の透明基板を有し、
前記走査線と信号線を対向させかつ交差させた状態で、
液晶層を介して第一の透明基板と第二の透明基板を接合
した単純マトリックス型の液晶表示装置であって、走査
線における表示オフデータ数から走査パルスの電圧歪み
量h1 を演算し、かつ走査線における表示データの切り
換わり数から信号線駆動波形の切り換わりによる走査パ
ルスの電圧歪み量h2 を演算する演算手段と、前記電圧
歪み量h1 ,h2 によって走査パルス幅及び/又は走査
パルス振幅を補正する補正手段とを具備することを特徴
とする。
【0027】本発明は、上記構成により、電圧歪み量h
1 ,h2 によって走査パルス幅及び/又は走査パルス振
幅を調整することで実効電圧を補正することができ、従
来よりもより高精度の補正が可能になる。また、補正量
を決定するDISP信号の非表示期間(非選択期間)
を、液晶のコントラストを変化させるためのコントラス
ト調整電圧に応じて制御することができ、従ってコント
ラスト調整電圧の変化によって生じるクロストークの発
生を低減し、更に良好な表示品位を得ることができる。
【0028】本発明において、好ましくは、前記補正手
段は、前記信号線駆動波形の切り換わりによる微分波形
歪みの極性変化方向が走査パルスと同極性の場合、走査
パルス幅及び/又は走査パルス振幅を小さくするよう補
正し、信号線駆動波形の切り換わりによる微分波形歪み
の極性変化方向が走査パルスと逆極性の場合、走査パル
ス幅及び/又は走査パルス振幅を大きくするように補正
すると共に、その補正量をコントラスト調整電圧の大き
さに伴って変化させることを特徴とする。
【0029】本発明はこのような構成により、従来コン
トラスト調整電圧の最大値と最小値の中間値において補
正量を決定していたのを、最小値〜最大値の間で補正量
を自在に調整して最適な実効電圧補正ができる。
【0030】また本発明の前記補正手段は、好ましく
は、演算手段の演算結果に応じて走査線に印加される走
査パルスに、非選択電位期間を決定する補償パルス信号
を加える補償手段と、液晶のコントラストを制御するコ
ントラスト調整手段と、コントラスト調整電圧Vc に応
じて補償パルス信号幅を制御する補償パルス信号幅制御
手段とを含む。
【0031】上記構成により、液晶のコントラストを変
化させる際のコントラスト調整電圧を検出し、それに応
じて走査パルスに加える補償パルス信号幅を変化させる
ことで、走査パルスに加える非選択電位期間(補正量)
を自在に制御でき、その結果、コントラスト変化によっ
て生じるクロストークを低減し、コントラストが変化し
ても良好な表示品位を保持することができる。
【0032】本発明の作用について以下に詳細に説明す
る。図11は図10の(A1),(A2)を拡大したも
のであり、これに基づき本発明の制御を説明する。(A
1)において、走査対象の走査線Sに走査パルス(選択
パルス)が印加された際に、信号線には表示オフデータ
が入力された場合、走査パルスの歪みは画素容量及び配
線抵抗によってほぼ決まり、その結果表示オフデータ数
から走査パルスの電圧歪み量はh1 (斜線部)となる。
また、(A2)において、この例では信号線駆動波形の
切り換わりによる微分波形歪みの極性変化方向が走査パ
ルスと逆極性であり、信号線駆動波形が変化し表示オフ
データから表示オンデータに切り換わった場合、走査線
と信号線の電磁結合(クロストーク)により走査パルス
は下方(低電圧方向)に引き下げられ(図中下向きの矢
印)、走査パルスは更に歪み、その電圧歪み量はh2
(斜線部)となる。
【0033】従って、走査パルスの電圧歪み量h1 ,h
2 を補正するために、その先頭部分においてパルス幅を
広げるように制御する(図中横向きの矢印)。この例で
は、コントラスト調整電圧Vc が最小値Vclであるた
め、補正が強く影響し走査パルスの面積が91から93
に増大しており、クロストークの影響が残っている。本
発明では、これを解消するために、コントラスト調整電
圧Vc に応じて制御する。即ち、コントラスト調整電圧
Vc を中間値Vcmより減少させており、この場合中間値
Vcmでの補正量よりも小さくする。逆に、コントラスト
調整電圧Vc を中間値Vcmより増大させた場合{図10
(C1),(C2)}、中間値Vcmでの補正量よりも大
きくする。
【0034】また、信号線駆動波形の切り換わりによる
微分波形歪みの極性変化方向が走査パルスと同極性の場
合、走査パルス幅を狭めるよう補正すれば良く、その後
の制御は上記と同様である。勿論、上記と同様にして走
査パルス振幅を制御してもよく、更には走査パルス幅及
び走査パルス振幅の両方を制御してもよい。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明のLCDについて以下に説
明する。
【0036】(実施形態1)図1は本発明のLCDの第
一の実施形態を示し、そのブロック回路図である。同図
において、1は表示データや同期信号等の描画に必要な
各制御信号を各回路ブロックに供給する制御回路、2は
走査対象の一走査線Sにおける表示オフデータを加算す
ることで走査パルスの電圧歪み量h1 を演算し、かつ前
段の走査線と走査線Sにおける表示データの切り換わり
数から信号線駆動波形の切り換わりによる走査パルスの
電圧歪み量h2 を演算する演算回路2、5は液晶のコン
トラストをアナログ電圧により調節するコントラスト調
整回路、6は前記アナログ電圧をデジタル信号に変換す
るA−D変換回路である。
【0037】また、3は演算回路2の演算結果とA−D
変換回路6の出力デジタル信号に応じ補償パルス信号の
幅をデコード(変換)する補償パルスデコーダ、4は補
償パルスデコーダ3で設定された補償パルス信号幅を、
L(Low)レベルで走査パルスを非選択電位とするD
ISP信号(表示信号)から削るタイミングを制御する
タイミング制御回路である。
【0038】更に、8は補償を加えたDISP信号(以
下、補償DISP信号)に基づいて、液晶パネル10に
走査パルスを印加する走査側ドライバ、9は表示データ
に基づいて液晶パネル10に信号パルスを印加する信号
側ドライバ、7は各電圧レベルを走査側ドライバ8及び
信号側ドライバ9に供給する電源回路、10は画像表示
を行う液晶パネルである。
【0039】図2は、本発明のLCDにおける補償DI
SP信号のタイミングを示したものである。フレーム
(FRM)信号21は1ライン目の走査を開始するタイ
ミングを規定する信号であり、フレーム信号21から次
のフレーム信号21までの期間をフレーム周期25とい
い、1フレーム周期25で一画面の描画を終える。走査
クロック信号22は各走査線の走査開始タイミングを与
える信号であり、走査クロック信号22の立ち下がりか
ら次の走査クロック信号22の立ち下がりまでが、一走
査期間26になる。
【0040】補償DISP信号とは、Lレベルで走査側
ドライバ8の出力を非選択電圧VMにするDISP信号
に、補償パルス信号を加えたものであり、補償DISP
信号23は画面表示が全白のときの補償DISP信号で
あり、表示データの切り換わり数が0の状態でも境界横
クロストーク用の補償パルス信号が、元のDISP信号
に加えられている。補償DISP信号24は、画面表示
が図9のような場合の補償DISP信号であり、横ライ
ンクロストーク(電圧歪み量h1 )補償と境界横クロス
トーク(電圧歪み量h2 )補償が共に加えられている。
【0041】また、27は走査期間30において、表示
オフデータ数の加算結果から加えられた横ラインクロス
トーク補償幅であり、28は走査期間26と走査期間3
0の表示データの切り換わり数によって、走査期間30
に加えられた境界横クロストーク補償幅であり、29は
走査期間26と走査期間30の表示データの切り換わり
数によって、走査期間26に加えられた境界横クロスト
ーク補償幅である。
【0042】次に、前記構成のLCDの動作を説明す
る。このLCDでは、制御回路1で発生した表示データ
は信号側ドライバ9に送られるとともに、演算回路2に
も送られる。演算回路2では、一走査期間の間に送られ
てくる表示データのうちの表示オフデータ数を累積加算
し、所定の演算を行う。また演算回路2は直前の走査期
間の演算結果を保存しておく機能を有しており、隣接す
る二走査線の演算結果を比較する。
【0043】尚、本実施形態では表示オフデータ数を演
算の対象としたが、表示オンデータ数を演算しても同様
の結果が得られる。
【0044】前記コントラスト調整回路5は、ボリュー
ム(可変抵抗)等を用いて、液晶のコントラストを調整
するアナログ電圧(コントラスト調整電圧)Vc を制御
する。Vc は電源回路7に入力され、電源回路7によっ
てVc の値に応じた駆動電圧が走査側ドライバ8と信号
側ドライバ9にそれぞれ供給される。従って、Vc の値
を表示が最も明るく見える最大値Vchに設定すれば、正
極性の選択電圧VHは最も高い値をとり、負極性の選択
電圧VLは最も低い値をとる。即ち、液晶にかかる電位
差は大きくなる。逆にVc の値を表示が最も暗く見える
値Vclに設定すれば、VHは最も低い値をとり、VLは
最も高い値をとる。即ち、液晶にかかる電位差は小さく
なる。
【0045】A−D変換回路6は、前記アナログ電圧V
c をデジタル信号に変換し、補償パルスデコーダ3は、
演算回路2の演算結果とA−D変換回路6からのデジタ
ル信号をデコードし、DISP信号から削るための補償
パルス信号の幅を設定する。コントラスト調整電圧Vc
の中間値Vcmで設定した補償パルス信号幅を基準にする
と、前記Vchでは走査パルスの波形鈍りが大きくなり、
それによってクロストークが強くなるので、補償パルス
信号の幅を広げたり狭めたりする変化量、即ち補正量を
大きくする。一方、Vclでは走査パルスの波形鈍りが小
さくなり、それによってクロストークが弱くなるので、
補正量を小さくする。
【0046】尚、本実施形態1では、A−D変換回路6
の出力であるデジタル信号が補償パルスデコーダ3に入
力される構造をとっているが、別に演算回路2に入力し
ても構わない。演算回路2の演算結果とA−D変換回路
6の出力デジタル信号を演算し、その結果を補償パルス
デコーダ3に送っても同様の効果が得られる。
【0047】タイミング制御回路4は、補償パルスデコ
ーダ3で設定された補償パルス信号幅を、DISP信号
のHレベルから削りとるタイミングを制御する。図2に
示すように、本実施形態1では、走査期間30の表示オ
フデータ数のカウント結果によって加えられる横ライン
クロストーク(電圧歪み量h1 )に対する補償パルス信
号は、走査期間30の先頭部分に加えられる。表示期間
26と表示期間30の表示データの切り換わり数によっ
て加えられる境界横クロストーク(電圧歪み量h2 )に
対する補償パルス信号は、走査期間26の後端部分と走
査期間30の先頭部分にそれぞれ加えられる。このよう
に、補償DISP信号は走査側ドライバ8に送られ、各
走査線の表示期間、即ち走査パルス幅を制御することで
クロストークの発生を防ぎ、良好な表示品位を得ること
ができる。
【0048】また、本実施形態1では、補償に関して、
元のDISP信号に非表示期間(Lレベル)を更に付加
することによって行うという構成を示したが、これに限
らず、走査パルス幅を直接変化させる方式を用いても同
様の結果を得ることが可能である。
【0049】(実施形態2)次に、本発明のLCDの第
二の実施形態について説明する。図3は、本実施形態2
のLCDのブロック回路図である。本実施形態2のLC
Dは、その主要部は上記実施形態1と同様である。即
ち、制御回路31,演算回路32,補償パルスデコーダ
33,コントラスト調整回路35,電源回路37,走査
側ドライバ38,信号側ドライバ39,液晶パネル40
は、実施形態1と同様の動作をする。但し、補償パルス
デコーダ33は、演算回路32の演算結果のみによって
補償パルス信号幅をデコードする。本実施形態2では、
補償パルス電圧発生回路36による補償パルス信号電圧
と、電源回路37から送られる走査線選択電圧とを、タ
イミング制御回路34からの出力により、選択し切り換
える電源選択回路41を使用している。尚、タイミング
制御回路34は、走査パルスに補償パルス信号を加える
タイミングを規定している。
【0050】図4は、本実施形態2のLCDにおいて、
補償パルス信号を加えた走査パルス電圧の波形を示して
いる。Vphは補償パルス電圧発生回路36から供給され
る正極性の補償パルス信号であり、Vplは負極性の補償
パルス信号である。また、42は補償パルス信号の幅を
表している。
【0051】次に、前記構成のLCDの動作を説明す
る。前述した如く本実施形態2は、上記実施形態1と大
部分同様の動作をする。従って、実施形態1と共通部分
についての説明は省略する。このLCDでは、コントラ
スト調節回路35から送られてくるコントラスト調整電
圧Vc の値に応じて、補償パルス信号電圧発生回路36
が供給する正極性の補償パルス信号Vphと、負極性の補
償パルス信号Vplを変化させることにより、コントラス
トを変化させる際にクロストークが発生するのを防ぐ。
【0052】即ち、コントラスト調整電圧Vc が大きく
なった場合、走査パルスの波形鈍りが大きくなり、それ
によってクロストークが強くなるので、補償パルス信号
の振幅を大きくする。このとき、Vphの値を小さくし、
Vplの値を大きくすることで補償パルス信号の振幅を広
げる。一方、コントラスト調整電圧Vc が小さくなった
場合、走査パルスの波形鈍りが小さくなり、それによっ
てクロストークが弱くなるので、補償パルス信号の振幅
を小さくする。このとき、Vphの値を大きくし、Vplの
値を小さくすることで補償パルス信号の振幅を狭める。
【0053】タイミング制御回路34は、演算回路32
の演算結果に基づいて補償パルスデコーダによってデコ
ードされた補償パルス信号の幅を、走査パルスに加える
タイミングを生成している。本実施形態2では、図4に
示すように走査パルスの立ち下がり位置から補償パルス
信号の幅分を削っている。
【0054】電源選択回路41は、タイミング制御回路
34から送られてくる補償パルス信号によって、走査側
ドライバ38に供給する電圧を選択している。正極性の
場合、補償パルス信号を加える期間は補償パルス信号電
圧発生回路36から供給されるVphを選択し、補償パル
ス信号を加えない期間は電源回路37から供給されるV
Hを選択する。負極性の場合は、補償パルス信号を加え
る期間はVplを、加えない期間はVLを選択する。
【0055】尚、本実施形態2では、補償パルス信号の
幅は一定であり、振幅の変化のみでコントラスト調整電
圧Vc の変化に対するクロストークの補償を行っている
が、実施形態1の構成を合わせて、補償パルス信号幅の
補正を併せてコントラスト調整電圧Vc の変化に対する
補償を行って良い。
【0056】かくして、本発明は、電圧歪み量h1 ,h
2 によって走査パルス幅及び/又は走査パルス振幅を調
整することで実効電圧を補正することができ、従来より
高精度の補正が可能になる。また、その補正量を、液晶
のコントラストを変化させるためのコントラスト調整電
圧Vc に応じて制御することができ、従ってコントラス
ト調整電圧Vc の変化によって生じるクロストークの発
生を防止し、更に良好な表示品位を得ることができる。
【0057】尚、本発明は上記実施形態に限定されるこ
となく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更
を行うことは何等差し支えない。
【0058】
【発明の効果】本発明は、走査線における表示オフデー
タ数から走査パルスの電圧歪み量h1を演算し、かつ走
査線における表示データの切り換わり数から信号線駆動
波形の切り換わりによる走査パルスの電圧歪み量h2 を
演算する演算手段と、電圧歪み量h1 ,h2 によって走
査パルス幅及び/又は走査パルス振幅を補正する補正手
段を具備することにより、液晶に印加される実効電圧の
補正をより精密に行うことができ、またコントラスト調
整電圧Vc に応じて補正量を変化させることで、コント
ラスト調整電圧Vc の変化によって生じるクロストーク
の発生を防止し、更に良好な表示品位が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1によるLCDの構成を示す
ブロック回路図である。
【図2】図1のLCDにおける補償DISP信号のタイ
ミングを説明するタイミングチャートである。
【図3】本発明の実施形態2によるLCDの構成を示す
ブロック回路図である。
【図4】図3のLCDにおいて、補償パルス信号を加え
て走査パルス信号の振幅を制御した場合の波形図であ
る。
【図5】従来の境界横クロストーク補償機能を備えたL
CDのブロック回路図である。
【図6】図9の表示パターンに関し、図1のLCDの制
御信号及び駆動波形を示した第一のタイミングチャート
である。
【図7】図9の表示パターンに関し、図1のLCDの制
御信号及び駆動波形を示した第二のタイミングチャート
である。
【図8】図9の表示パターンに関し、図1のLCDの制
御信号及び駆動波形を示した第三のタイミングチャート
である。
【図9】LCDパネルの中央部で全黒パターンを表示す
る場合のパターン図である。
【図10】境界横クロストークにより走査パルスが歪む
のを補正する際、コントラスト調整電圧により補正量が
不適合化するのを説明する走査パルスの波形図を示し、
(A1),(A2)はコントラスト調整電圧が最小値V
clの場合の波形図、(B1),(B2)はコントラスト
調整電圧が中間値Vcmの場合の波形図、(C1),(C
2)はコントラスト調整電圧が最大値Vchの場合の波形
図である。
【図11】図10の(A1),(A2)において、本発
明の制御を説明するための波形図である。
【符号の説明】
1:制御回路 2:演算回路 3:補償パルスデコーダ 4:タイミング制御回路 5:コントラスト調整回路 6:A−D変換回路 7:電源回路 8:走査側ドライバ 9:信号側ドライバ 10:液晶パネル 21:フレーム信号 22:走査クロック信号 23:補償DISP信号 24:補償DISP信号 25:フレーム周期 26:走査期間 27:横ラインクロストーク用の補償パルス信号幅 28:後ラインの境界横クロストーク用の補償パルス信
号幅 29:前ラインの境界横クロストーク用の補償パルス信
号幅 30:走査期間 S:走査対象の走査線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA07 NA43 NB13 NB21 NB25 NC03 NC21 NC49 ND15 NF04 5C006 AA15 AF44 AF46 AF52 AF71 BB12 BF22 FA26 FA36 5C080 AA10 BB05 DD04 DD10 EE28 EE29 FF12 JJ02 JJ04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の走査線を一主面に設けた第一の透明
    基板と、複数の信号線を一主面に設けた第二の透明基板
    を有し、前記走査線と信号線を対向させかつ交差させた
    状態で、液晶層を介して第一の透明基板と第二の透明基
    板を接合した単純マトリックス型の液晶表示装置であっ
    て、走査線における表示オフデータ数から走査パルスの
    電圧歪み量h1 を演算し、かつ走査線における表示デー
    タの切り換わり数から信号線駆動波形の切り換わりによ
    る走査パルスの電圧歪み量h2 を演算する演算手段と、
    前記電圧歪み量h1 ,h2 によって走査パルス幅及び/
    又は走査パルス振幅を補正する補正手段とを具備するこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記補正手段は、前記信号線駆動波形の切
    り換わりによる微分波形歪みの極性変化方向が走査パル
    スと同極性の場合、走査パルス幅及び/又は走査パルス
    振幅を小さくするよう補正し、信号線駆動波形の切り換
    わりによる微分波形歪みの極性変化方向が走査パルスと
    逆極性の場合、走査パルス幅及び/又は走査パルス振幅
    を大きくするように補正すると共に、その補正量をコン
    トラスト調整電圧の大きさに伴って変化させることを特
    徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004534968A (ja) * 2001-06-28 2004-11-18 キャンデサント テクノロジーズ コーポレイション 電界放射ディスプレイ装置の計測方法およびシステム
JP2007156080A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Casio Comput Co Ltd 駆動回路及び表示装置

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