JP2000304855A - 航空機監視装置 - Google Patents

航空機監視装置

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JP2000304855A JP11111636A JP11163699A JP2000304855A JP 2000304855 A JP2000304855 A JP 2000304855A JP 11111636 A JP11111636 A JP 11111636A JP 11163699 A JP11163699 A JP 11163699A JP 2000304855 A JP2000304855 A JP 2000304855A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、目標検出率の低下および識別コー
ド解読率の向上をした航空機監視装置及び航空機監視方
法を提供する。 【解決手段】 航空機からの信号を含む受信信号に基づ
いて目標である航空機の監視を行う航空機監視装置にお
いて、受信信号から航空機からの信号をスレッシュホー
ルド制御器7により所定のスレッシュホールド値に基づ
いて抽出する際に、スレッシュホールド値を航空機から
の信号に基づいて制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受動型二次監視レ
ーダ装置(以下受動型SSR:Secondary Surveyillance
Radarと言う。)および受動型SSR方式を用いた自動
従属監視システム(以下ADS−B:Automatic Depend
ent Surveillance-Broadcastと言う。)および地上走行
管制システム(SMGCS:Surface Movement Guidance
Controlと言う。)を構築する航空機監視装置及び航空
機監視方法に関する。
【0002】
【発明の背景】従来から、送信機を有する他のSSRサ
イトから発射されるSSR質問電波に応じて航空機に搭
載されたSSRトランスポンダから送出されるSSR応
答電波を傍受することにより、この航空機の位置を検出
する受動型SSRが知られている。この種の受動型SS
Rでは、航空路、空港周辺を飛行又は空港面を走行する
航空機を安全に運行させるために航空機の監視に利用さ
れる。
【0003】受動型SSRの場合、従来のSSRと異な
り送信タイミングが無いため、送信タイミングに同期さ
せた受信処理を行うことができない。このため、航空機
の位置(受動型SSRから航空機までの距離)により受
信電力レベル変動が発生し、受信信号パルス幅の変動が
生じ、目標検出率の低下および識別コード誤解読の低下
の原因となっていた。一例として、近距離(1海里)に
存在する航空機からの応答信号の受信電力レベルと遠距
離(200海里)に存在する航空機からの応答信号の受
信電力レベルが、46dBの電力レベル差がある。
【0004】また、受動型SSR方式を用いた装置は、
山岳、空港周辺の建物、空港内のターミナルビル、航空
機格納庫等の建物が多く、航空機の応答信号がマルチパ
ス干渉の影響を受け、目標検出率の低下および識別コー
ド誤解読の低下となる原因となっていた。受動型SSR
で受信されるまでに、前述の建物等に反射(マルチパ
ス)して受信される信号と直接の受信信号(本来の反射
なしで受信される信号)とが混在して受信される。この
ため、反射した受信信号により疑似目標の発生および混
信等の問題が発生する。
【0005】従来技術は、レーダ情報処理装置のソフト
ウェア処理により、予め反射による疑似目標の発生する
方位および距離の情報を長期間収集し、この情報をレー
ダ情報処理装置のデータベースに登録して、この登録情
報との相関処理を行い疑似目標の抑圧を行っていたが、
疑似目標の発生位置は、航空機の飛行コース、飛行高度
により反射点変化するため、この従来技術の方法では疑
似目標を完全に抑圧することができなかった。また、こ
の従来技術を空港面監視システムに適用した場合、空港
内のように空港ターミナルビル/航空機格納庫等の建物
が多く乱立している場所では、全方位に複雑な疑似目標
が発生するため、レーダ情報処理装置のデータベースを
作成することが大変困難である。
【0006】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、目標検出率の低下
および識別コード解読率の向上をした航空機監視装置及
び航空機監視方法を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すべく、以下に掲げる構成とした。請求項1記載の発明
の要旨は、航空機からの信号を含む受信信号に基づいて
目標である航空機の監視を行う航空機監視装置におい
て、受信信号から航空機からの信号を所定のスレッシュ
ホールド値に基づいて抽出するスレッシュホールド検出
部と、スレッシュホールド値を航空機からの信号に基づ
いて制御するスレッシュホールド制御部とを備えること
を特徴とする航空機監視装置に存する。請求項3記載の
発明の要旨は、受信信号から航空機からの目標信号を抽
出して航空機の監視を行う航空機監視装置において、目
標信号が抽出される毎にその時点における時刻をこの目
標信号に付与する時刻付与部と、同一の航空機からの目
標信号と考えられる複数の目標信号のうち、時刻付与部
により付与された時刻が遅い目標信号を疑似目標信号と
して抑圧する目標信号抑圧部とを備えることを特徴とす
る航空機監視装置に存する。請求項6記載の発明の要旨
は、航空機からの信号を含む受信信号に基づいて目標で
ある航空機の監視を行う航空機監視方法において、受信
信号から航空機からの信号を所定のスレッシュホールド
値に基づいて抽出し、スレッシュホールド値を航空機か
らの信号に基づいて制御することを特徴とする航空機監
視方法に存する。請求項7記載の発明の要旨は、受信信
号から航空機からの目標信号を抽出して航空機の監視を
行う航空機監視方法において、目標信号が抽出される毎
にその時点における時刻をこの目標信号に付与し、同一
の航空機からの目標信号と考えられる複数の目標信号の
うち、時刻付与部により付与された時刻が遅い目標信号
を疑似目標信号として抑圧することを特徴とする航空機
監視方法に存する。
【0008】
【発明の実施の形態】まず、本発明の概要について説明
する。本発明は、上述のように受動型SSR、および受
動型SSR方式を用いたADS−B、およびSMGCS
を構築する機能の一部として利用される。
【0009】本発明の航空機監視装置が受信する信号
は、SSRモードSトランスポンダを搭載した航空機間
で現在運用されている機上衝突防止システム(ACA
S)の機能を利用して、航空機の位置情報を航空機から
全方位の放送形式で地上の航空機監視装置へ送信される
ものである。
【0010】本発明の航空機監視装置は、受動型SS
R、ADS−BおよびSMGCS用として使用するが、
無指向性の空中線装置により全方位の航空機からの応答
信号を受信するため、建物等の障害物(反射物体)によ
り反射しマルチパス現象による干渉信号を多く受信する
ことになる。このマルチパス現象による干渉信号を除去
するためにスレッシュホールド制御機能を備え、目標検
出率の低下および識別コード誤解読の回避をすることを
特徴とする。
【0011】また、ADS−Bとして受動型SSRを運
用する場合、航空機からの応答信号の受信電力レベル
は、航空機の存在距離(R)の二乗に反比例する特性を
持っている。上述の特性は、近距離(1海里)に存在す
る航空機からの応答信号の受信電力レベルと遠距離(2
00海里)に存在する航空機からの応答信号の受信電力
レベルが、46dBの電力レベル差がある。従って、受
動型SSR方式を用いた装置の場合は、送信タイミング
に同期させた受信処理を行うことができないため、この
受信電力レベル差により受信信号パルス幅の変動が生
じ、目標検出率の低下および識別コード誤解読の原因と
なる。
【0012】このため、本発明は、スレッシュホールド
制御機能を具備し受信電力レベル変動に追随させるスレ
ッシュホールド制御を行うことにより、受信信号のパル
ス幅復元を行うことを特徴とする。
【0013】さらに、本発明は、反射波が以下の特徴を
持っていることを利用し、マルチパスによる疑似目標の
抑圧も行う。 1.マルチパスによる航空機応答の反射波は、真の直接
波より電波伝搬経路が長いので受信時間が遅れる。 2.マルチパスによる航空機応答の反射波の受信電力レ
ベルは、真の直接波の受信電力レベルより減衰する。
(反射物体に反射し電力が減衰する。)
【0014】以上のマルチパス第一の特徴から図1に示
すように、基準時刻発生部10からの時刻により航空機
の応答信号に受信時刻を、目標検出部8において受信時
刻のタイムスタンプを行う。この結果をマルチパス抑圧
部9において、航空機からの応答信号の識別情報が同じ
航空機を対象に、前述のタイムスタンプ時刻との比較を
行い受信時刻の遅い目標データの抑圧を行うことを特徴
とする。
【0015】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て詳細に説明する。図1に示すように、本実施の形態に
係る航空機監視装置は、受信を行う空中線1、受信信号
の処理部である受信装置20と受信信号の解読をおこな
う目標検出装置30から構成される。受信装置20は、
図2の従来装置のブロック図に対し、本発明の特徴であ
るスレッシュホールド制御器7を具備している。
【0016】受信装置20は、受信信号を増幅するRF
増幅器2、受信信号を生成するバンドパスフィルタ3、
発振器6からの信号と受信信号との混合処理を行い中間
周波信号に変換する混合/IF増幅器4、混合/IF増
幅器4からの中間周波信号を対数増幅後ビデオ検波を行
う対数増幅器/検波器5、対数増幅器/検波器5からの
対数ビデオ信号を波形整形するためのスレッシュホール
ド制御器7とにより構成される。
【0017】スレッシュホールド制御器7は、図3、図
5および図6に示すように、対数増幅器5から送出され
た対数ビデオ信号を受け、この対数ビデオ信号はディレ
イライン21、ピークホールド回路22、比較器26に
入力される。この対数ビデオ信号はディレイライン21
に供給され、一定時間の遅延処理をした後、比較器23
に入力される。また、対数ビデオ信号は、並列にピーク
ホールド回路22に供給された後、対数ビデオ信号の振
幅(最大値)がサンプリング処理され、比較器23に入
力される。
【0018】さらに、前述のピークホールド回路22に
おいて対数ビデオ信号の振幅(最大値)をサンプリング
処理するためのサンプリングタイミング信号がサンプリ
ングタイミング回路25で生成され、ピークホールド回
路22に入力される構成となっている。
【0019】比較器26は、対数ビデオ信号と基準電圧
との比較処理を行い、対数ビデオ信号からサンプリング
タイミング信号を生成するための前処理を行い量子化信
号に変換処理する。リセットタイミング回路24は、前
述のピークホールド回路22にて対数ビデオ信号の振幅
(最大値)のホールド状態を解除するためのタイミング
パルスを生成し、ピークホールド回路22に入力する構
成となっている。
【0020】目標検出装置30は、目標検出部8、マル
チパス抑圧部9、基準時刻発生部10から構成される。
これら目標検出部8、マルチパス抑圧部9及び基準時刻
発生部10の詳細については後述する。
【0021】次に、本実施形態の動作について説明す
る。まず、スレッシュホールド制御器7の動作につい
て、図3のブロック図と図4のタイミング図を用いて説
明する。
【0022】スレッシュホールド制御器7は、対数ビデ
オ信号を入力しディレイライン21により、遅延対数
ビデオ信号を生成する。また、並列処理により対数ビ
デオ信号の振幅情報を得るために、ピークホールド回
路22において対数ビデオ信号の振幅(最大値)をサ
ンプリング処理して、ピークホールド基準信号を生成
する。さらに並列処理により受信機ノイズを除去するた
めに、対数ビデオ信号を比較器26にて基準電圧と比
較することにより量子化ビデオ信号を生成する。この
量子化ビデオ信号をサンプリングタイミング回路25
に入力し、ピークホールド回路22において対数ビデオ
の振幅(最大値)をサンプリングホールドするためのピ
ークホールドパルスを生成する。リセットタイミング
回路24は、ピークホールドパルスを入力し、ピーク
ホールド基準信号をリセットするためのホールドリセ
ットパルスを生成する。
【0023】以上説明した処理の後、比較器23に前述
の遅延対数ビデオ信号とピークホールド基準信号の
2信号を入力し、ピークホールド基準信号よりも遅延
対数ビデオ信号の大きい信号のみが比較器23を通過
して出力ビデオ信号を生成する。
【0024】次に、図5のタイミング図を用いて本実施
形態の動作説明の詳細を説明する。図5のタイミング図
は、受信信号のパルス幅を復元する回路動作波形を示し
ている。パルス幅の復元とは、対数増幅器5の出力ビデ
オ信号を通常の直線系のビデオ信号に変換することであ
る。通常、パルス幅は電圧振幅における半振幅点(図5
のT2)により規定されるが、対数増幅器5を通した信
号は見かけ上パルス幅が広がるという特性を持ってい
る。
【0025】対数ビデオ信号を従来装置のように一定
の基準値で処理をした場合には、受信信号の受信電力レ
ベルの変化により、本来の信号のパルス幅に差異が生じ
てしまう。受信電力レベルが低い場合(遠距離からの応
答信号)は、パルス幅が狭くなり、受信電力レベルが高
い場合(近距離からの応答信号)は、パルス幅が広くな
る。以上のことより、パルス幅を一定に保つために対数
ビデオ信号のピーク値から常に6dB電圧に相当する
だけ低いレベルでスライスして波形整形を行う必要があ
る。このスライスを行う基準信号(6dB電圧に相当す
るだけ低いレベル)をピークホールド信号とする。
【0026】従って、図5の比較器入力、に示すよ
うに比較器23により処理されることにより、真のパル
ス幅(図5のT1)に復元された出力ビデオ信号を得
ることができる。更に、目標検出装置30においてマル
チパスによる疑似目標発生を抑圧する動作については、
図6のブロック図にしたがって説明する。
【0027】受信装置20からの出力ビデオ信号を目
標データに変換するために目標検出器11、コード解読
器12にて処理を行い、目標データ生成器13に送られ
る。目標検出器11は、航空機の位置情報を算出し、コ
ード解読器12に供給する。コード解読器12は、前記
の航空機の位置情報をコード解読結果に付与する。目標
データ生成器13は、基準時刻発生部10からの時刻を
目標データに付与し、この目標データを追尾処理器14
及び疑似目標判定器15に供給する。
【0028】追尾処理器14は、目標データ生成器13
にて生成された目標データの記憶を行うとともに各目標
データ毎のテーブルを作成し、航空機の識別コード、タ
イムスタンプ時刻の管理を行う。この追尾処理器14に
おける記憶テーブル管理は、目標毎の追尾を行い真の目
標については、受信信号の継続性を管理することによ
り、疑似目標判定の指標とする。この理由は、疑似目標
の場合、応答信号が毎回同一の反射物体に反射するとは
限らないため、応答信号の受信に継続性がない。この継
続性に対する指標Aを算出する。
【0029】この指標Aは、応答信号を受信する毎にカ
ウントアップさせ、受信されない場合はカウントダウン
させ、カウント数の大きい応答信号が真の目標となる。
但し、このカウント数には、しきい値(変更可能なパラ
メータ値)を設定し、本装置の設置される運用環境に合
わせてプリセット値を決定する。すなわち、しきい値以
上の値を持った目標データが真の目標と判定するための
指標Aとする。この指標は、目標データ抑圧器16に供
給される。
【0030】疑似目標判定器15は、目標データ生成器
13からの目標データの識別コードが一致する目標デー
タを対象に、タイムスタンプされた時刻の比較を行い、
この時刻の遅い目標データに疑似目標である指標Bを付
与する。(指標Bは、1の場合有効)次に、目標データ
生成器13からの目標データに前述の指標を付与し、目
標データ抑圧器16に供給する。
【0031】目標データ抑圧器16は、前述の指標A、
指標Bから目標データが疑似目標であるかの判定を次の
よう行う。この判定条件は、(指標A:無効)かつ(指
標B:有効)の目標データを棄却し、疑似目標として抑
圧を行う。
【0032】以上説明したように、応答信号の受信電力
レベルの変動によるパルス幅の変動を抑圧するパルス幅
復元を行い、また、受信時刻の差異と目標の受信継続性
を管理することにより、疑似目標の抑圧と安定した目標
検出が可能となる。
【0033】実施の形態に係る航空機監視装置は上記の
如く構成されているので、以下に掲げる効果を奏する。
すなわち、本実施形態の航空機監視装置は、目標検出率
および識別コード解読率を向上させるために、受信信号
のパルス幅を一定に保つために、受信機のスレッシュホ
ールド制御機能を具備し受信電力レベル変動に追随させ
るスレッシュホールド制御を行うことにより、受信信号
のパルス幅復元を行うことにより目標検出率および識別
コード誤解読率の向上を図ることができる。
【0034】さらに、マルチパスによる疑似目標の信頼
性を向上するために、反射物体によるマルチパス現象の
特徴を利用して、反射波が直接波より電波伝搬経路が長
いため受信時間が遅れるので、航空機の識別情報が同じ
航空機の応答信号をタイムスタンプした時刻を比較する
ことにより、マルチパスによる疑似目標を知ることがで
きる。
【0035】以上の2つの機能を具備することにより、
従来の受動型SSRでは困難であった、目標検出率およ
び識別コード誤解読率の向上とマルチパスによる疑似目
標発生を抑圧することが可能となる。これにより、航空
機監視装置の目標データの信頼性を高くすることがで
き、航空機監視装置の目標データを処理する航空管制情
報処理装置の負荷を軽減すると共に、レーダ航空管制業
務の安全性の向上ができる。
【0036】なお、本実施の形態においては、本発明は
上述の航空機監視装置に限定されず、本発明を適用する
上で好適な航空機監視装置に適用することができる。ま
た、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態
に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、
形状等にすることができる。なお、各図において、同一
構成要素には同一符号を付している。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、目標検出率の低下および識別コード解読率の向上を
した航空機監視装置及び航空機監視方法を実現できる、
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である航空機監視装置の概
略回路構成を示すブロック図である。
【図2】従来の航空機監視装置の一例の回路構成を示す
ブロック図である。
【図3】一実施形態のスレッシュホールド制御器の回路
構成を示すブロック図である。
【図4】一実施形態の動作を説明するためのタイミング
図である。
【図5】一実施形態の動作の詳細を説明するためのタイ
ミング図である。
【図6】一実施形態の目標検出装置の回路構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 空中線 2 RF増幅器 3 バンドパスフィルタ 4 混合/IF増幅器 5 対数増幅器/検波器 6 発振器 7 スレッシュホールド制御器 8 目標検出部 9 マルチパス抑圧部 10 基準時刻発生部 11 目標検出器 12 コード解読器 13 目標データ生成器 14 追尾処理器 15 疑似目標判定器 16 目標データ抑圧器 20 受信装置 21 ディレイライン 22 ピークホールド回路 23 比較器 24 リセットタイミング回路 25 サンプリングタイミング回路 26 比較器 30 目標検出装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空機からの信号を含む受信信号に基づ
    いて目標である前記航空機の監視を行う航空機監視装置
    において、 前記受信信号から前記航空機からの信号を所定のスレッ
    シュホールド値に基づいて抽出するスレッシュホールド
    検出部と、 前記スレッシュホールド値を前記航空機からの信号に基
    づいて制御するスレッシュホールド制御部とを備えるこ
    とを特徴とする航空機監視装置。
  2. 【請求項2】 前記スレッシュホールド検出部は、前記
    受信信号の対数増幅値に対して前記スレッシュホールド
    値を適用して前記航空機からの信号を抽出し、 前記スレッシュホールド制御部は、前記受信信号の対数
    増幅値の最大値を検出し、この最大値から所定レベルだ
    け低い値をスレッシュホールド値とすることを特徴とす
    る請求項1記載の航空機監視装置。
  3. 【請求項3】 受信信号から航空機からの目標信号を抽
    出して前記航空機の監視を行う航空機監視装置におい
    て、 前記目標信号が抽出される毎にその時点における時刻を
    この目標信号に付与する時刻付与部と、 同一の前記航空機からの目標信号と考えられる複数の前
    記目標信号のうち、前記時刻付与部により付与された時
    刻が遅い目標信号を疑似目標信号として抑圧する目標信
    号抑圧部とを備えることを特徴とする航空機監視装置。
  4. 【請求項4】 同一の前記航空機からの目標信号と考え
    られる前記目標信号が受信される毎に受信回数を計数す
    る受信回数計数部を備え、 前記目標信号抑圧部は、前記受信回数計数部による計数
    が所定値以下であり、かつ、前記時刻付与部により付与
    された時刻が遅い目標信号を疑似目標信号として抑圧す
    ることを特徴とする請求項3記載の航空機監視装置。
  5. 【請求項5】 前記受信信号から前記航空機からの目標
    信号を所定のスレッシュホールド値に基づいて抽出する
    スレッシュホールド検出部と、 前記スレッシュホールド値を前記航空機からの目標信号
    に基づいて制御するスレッシュホールド制御部とを備え
    ることを特徴とする請求項3または4記載の航空機監視
    装置。
  6. 【請求項6】 航空機からの信号を含む受信信号に基づ
    いて目標である前記航空機の監視を行う航空機監視方法
    において、 前記受信信号から前記航空機からの信号を所定のスレッ
    シュホールド値に基づいて抽出し、 前記スレッシュホールド値を前記航空機からの信号に基
    づいて制御することを特徴とする航空機監視方法。
  7. 【請求項7】 受信信号から航空機からの目標信号を抽
    出して前記航空機の監視を行う航空機監視方法におい
    て、 前記目標信号が抽出される毎にその時点における時刻を
    この目標信号に付与し、 同一の前記航空機からの目標信号と考えられる複数の前
    記目標信号のうち、前記時刻付与部により付与された時
    刻が遅い目標信号を疑似目標信号として抑圧することを
    特徴とする航空機監視方法。
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