JP2000304564A - 徘徊者探索システムおよび探索用携帯端末機 - Google Patents

徘徊者探索システムおよび探索用携帯端末機

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JP2000304564A
JP2000304564A JP11803299A JP11803299A JP2000304564A JP 2000304564 A JP2000304564 A JP 2000304564A JP 11803299 A JP11803299 A JP 11803299A JP 11803299 A JP11803299 A JP 11803299A JP 2000304564 A JP2000304564 A JP 2000304564A
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JP11803299A
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English (en)
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Takuto Yoshida
卓斗 吉田
Yoshito Suzuki
芳人 鈴木
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Harada Industry Co Ltd
Original Assignee
Harada Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】探索すべき徘徊者の存在エリアを示す目標位置
と、探索者の現在位置を示す追跡位置との相対的な位置
関係を明確に把握でき、徘徊者を速やかに発見可能な徘
徊者探索システムおよび探索用携帯端末機を提供。 【解決手段】本発明の徘徊者探索システムは探索依頼者
(1) からの探索依頼(T1)を受付け、それに基づく探索指
令(T2,T6,T16) を行なう探索指令機関(20)と、この機関
(20)から発せられた探索指令(T2,T6,T16) に基いて徘徊
者(4) の位置探査を行ないその存在エリアを示す目標位
置情報(T5,T15)を得る位置探査機関(40)と、この機関
(40)によって得られた徘徊者(4) の存在エリアを示す
目標位置情報(T5,T15)に基づく目標位置(55)とGPSで
測位された自己位置情報(TS)に基づく探索者自身の追跡
位置(54)との相対的な位置関係を示す情報に基づいて徘
徊者(4) の探索を実行する探索実行機関(300,30)とを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆる徘徊老人
等の徘徊者を探索するための徘徊者探索システムおよび
探索用携帯端末機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の徘徊者探索システムの一
つとして、図4に示すようなシステムが知られている。
図4において1は探索依頼者、2はオペレータ、3は探
索者、4は探索すべき徘徊者である。
【0003】図4に示す徘徊者探索システムにおいて
は、探索依頼者1が電話機11等によりファミリーサポ
ート代理店120へ経路R1により探索依頼T1を行な
うと、ファミリーサポート代理店120のオペレータ2
は、探索者3の端末機130に対して経路R10により
探索実行指令T10(探索すべき徘徊者4に関する個人
情報を含んだ指令)を出すと共に、探査センター(NT
T中央パーソナル通信網等を使用)140に対して経路
R2により位置探査指令T2を送信する。
【0004】そうすると、探査センター140では経路
R3,R4により徘徊者4の位置探査を開始する。この
位置探査は、例えば徘徊者4が所持しているPHS等の
携帯端末機41の存在位置を、その近傍に設置されてい
る基地局の位置から割り出す等の位置探査手段を用いる
ことによって行なわれる。上記位置探査によって得られ
た徘徊者4の存在エリアを示す目標位置情報T5は、探
査センター140から経路R5によりファミリーサポー
ト代理店120へ送られる。
【0005】ファミリーサポート代理店120に送られ
てきた前記位置情報T5は、同ファミリーサポート代理
店120の中に設置されているパーソナルコンピュータ
(以下パソコンと略称する)121に入力される。そう
すると位置探査された徘徊者4の前記位置情報T5が、
上記パソコン121の表示画面上に写し出される地図上
の所定位置にプロットされる。この結果はプリンタ12
2によりプリントアウトされて地図123となる。この
地図123はファクシミリ装置124により、経路R1
1を経て探索者3が所持している端末機130へFAX
送信される。
【0006】このFAX送信された内容は、端末機13
0における携帯電話機又はPHS電話機131で受信さ
れ、且つファクシミリ装置132で取り出される。かく
して探索者3は、ファミリーサポート代理店120で得
られた地図123と同じ内容の地図133を入手でき
る。そこで探索者3は上記地図133をたよりに徘徊者
4の探索TXを開始する。
【0007】探索者3が、地図133上に表示されてい
る目標位置に到達しても、目指す徘徊者4が見つからな
い場合には、探索者3は経路R7によりファミリーサポ
ート代理店120と連絡をとり、徘徊者4の位置探査を
再び行なってもらう。そしてこの再度の位置探査の結果
に基づいて、前記同様の探索行為を更に継続する。かか
る探索行為は、徘徊者4が発見されるまで繰り返し行な
われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の徘徊者探索
システムには、次のような問題がある。すなわち探索者
3が持っている地図133には、徘徊者4の存在エリア
を示す目標位置情報T5に基づく目標位置のみが記録さ
れている。このため、例えば当該探索地域が探索者3に
とってあまり良く知らない地域であるような場合には、
目標位置自体は正確に把握できても、探索者自身の現在
位置が地図133上のどこなのかを的確に判断すること
ができない。このため、結局、探索者3と徘徊者4との
相対的な位置関係を明確に把握することができず、徘徊
者4のいる場所へ速やかに到達できないという問題があ
った。
【0009】本発明の目的は、探索すべき徘徊者が存在
していると推定されるエリアを示す目標位置と、探索者
の現在位置を示す追跡位置との相対的な位置関係を明確
に把握することができ、上記徘徊者を可及的速やかに発
見することを可能ならしめる徘徊者探索システムおよび
探索用携帯端末機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の徘徊者探索システムおよび探
索用携帯端末機は、下記に示す如く構成されている。
【0011】(1)本発明の徘徊者探索システムは、探
索依頼者からの探索依頼を受付け、受付けた探索依頼の
内容に基づく探索指令を行なう探索指令機関と、この探
索指令機関から発せられた探索指令に基づいて探索目標
である徘徊者の位置探査を行ない、前記徘徊者の存在エ
リアを示す目標位置情報を得る位置探査機関と、この位
置探査機関によって得られた前記徘徊者の存在エリアを
示す目標位置情報に基づく目標位置と、GPSで測位さ
れた自己位置情報に基づく探索者自身の追跡位置との相
対的な位置関係を示す情報に基づいて、前記徘徊者の探
索を実行する探索実行機関と、を備えたことを特徴とし
ている。
【0012】(2)本発明の徘徊者探索システムは、前
記(1)に記載のシステムであって、前記相対的な位置
関係を示す情報は、前記探索実行機関が所持する携帯端
末機の表示画面に写し出される地図上にリアルタイムで
プロットされる前記目標位置を示す目標位置表示マーク
及び前記追跡位置を示す追跡位置表示マークであること
を特徴としている。
【0013】(3)本発明の徘徊者探索システムは、前
記(2)に記載のシステムであって、前記探索者の現在
位置を示す追跡位置から前記徘徊者の存在エリアを示す
目標位置までの最短探索ルートを、前記目標位置表示マ
ーク及び追跡位置表示マークに基づいて、前記地図上に
自動設定する手段を備えていることを特徴としている。 (4)本発明の探索用携帯端末機は、パーソナルコンピ
ュータからなる端末機本体と、この端末機本体に付設さ
れている通信手段を介して徘徊者の存在エリアを示す目
標位置情報を取り込む第1の手段と、上記端末機本体に
付設されているGPS受信機で測位された探索者自身の
現在位置を示す自己位置情報を取り込む第2の手段と、
前記第2の手段で取り込んだ自己位置情報に基づく追跡
位置から、前記第1の手段で取り込んだ前記目標位置情
報に基づく目標位置に到達するための、道路混雑状況も
加味した最短探索ルートを演算により求める演算手段
と、この演算手段により求めた最短探索ルートを、前記
追跡位置および目標位置と共に前記端末機本体の表示画
面上に表示する表示手段と、を備えてなることを特徴と
している。
【0014】(5)本発明の探索用携帯端末機は、前記
(4)に記載のシステムであって、前記端末機本体の表
示画面には、前記徘徊者の顔写真及び個人情報が同時に
表示されることを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施形態に係
る徘徊者探索システムの構成を示す図、図2は本発明の
第2実施形態に係る徘徊者探索システムの構成を示す
図、図3は探索者が所持する携帯端末機の表示画面の一
例を示す図である。なお図1,図2において、図4と同
一箇所には同一符号が付されている。
【0016】(第1実施形態)以下、図1に示す第1実
施形態に係る徘徊者探索システムの構成を、図3を適時
参照しながら説明する。
【0017】図1に示す徘徊者探索システムにおいて
は、探索依頼者1から、適宜な通信手段たとえば電話機
11により、探索指令機関(探索依頼者1から探索依頼
を受付け、受付けた探索依頼の内容に基づく探索指令を
行なう機関)であるファミリーサポート代理店20に対
し、経路R1により探索依頼T1があると、ファミリー
サポート代理店20のオペレータ2は、パソコン21を
用いて、探索すべき徘徊者4の氏名や登録番号から、パ
ソコン21の内蔵メモリーに格納されている当該徘徊者
4の「顔写真」,「個人情報」(性別、住所,氏名,年
齢,身長,体重,体型的特徴,趣味等),過去の徘徊時
の立ち寄り先や知人宅など比較的高い確率で推測される
徘徊者4の「居場所に関する推定情報」等を検索する。
【0018】このパソコン21には、ポジション表示ソ
フト,DGPSデータ転送ソフト,個人データ管理ソフ
ト等が予めインストールされている。
【0019】上記検索作業により徘徊者4の顔写真や個
人情報等が得られると、オペレータ2から探索依頼者1
に対し、上記入手された情報に誤りがないかどうかの確
認が行なわれる。
【0020】この確認が行なわれた後、ファミリーサポ
ート代理店20から、位置探査機関(位置探査指令にし
たがって探索目標である徘徊者4の位置探査を行なう機
関)である探査センター(NTT中央パーソナル通信網
等を使用)40に対し、経路R2により位置探査指令T
2が送信される。そうすると探査センター40では、経
路R3,R4を通じて徘徊者4の位置探査が開始され
る。この位置探査は、例えば徘徊者4が所持しているP
HS等の携帯端末機41の存在位置を、その近傍に設置
されている基地局の位置から割り出す等の位置探査手段
を用いることによって行なわれる。
【0021】上記位置探査によって得られた徘徊者4の
存在エリアを示す目標位置情報T5は、探査センター4
0から経路R5によりファミリーサポート代理店20へ
送られる。ファミリーサポート代理店20に送られてき
た徘徊者4の前記位置情報T5は、同ファミリーサポー
ト代理店20内に設置されているパソコン21に入力さ
れる。従って、探査センター40から送られてきた前記
位置情報T5は、当該パソコン21のポジション表示ソ
フトにより処理されることによって、徘徊者4の居場所
であると推測される目標位置が、パソコン画面上に表示
されている地図上の所定位置にプロットされる。パソコ
ン21に入力した前記位置情報T5及び内蔵メモリーに
格納されている当該徘徊者4の顔写真や個人情報等は一
纏めにまとめられる。
【0022】ここでオペレータ2は、探索実行機関であ
る例えば特定の警備会社300を選択決定する。そして
経路R6により、選択決定された上記警備会社300の
特定探索者3が所持する携帯端末機30を呼び出し、か
つ探索実行指令T6を送信する。この探索実行指令T6
には、徘徊者4の居場所であると推測される存在エリア
を示す目標位置情報T5,顔写真及び個人情報等が含ま
れている。
【0023】探索実行機関としての警備会社300は、
前記位置探査機関である探査センター40により位置探
査された徘徊者4の存在エリアを示す目標位置情報T5
に基づく目標位置と、次に述べるGPS受信機32で測
位された探索者自身の現在位置を示す自己位置情報TS
に基づく追跡位置との相対的な位置関係に基づいて、前
記徘徊者4の探索を実行する機関である。
【0024】上記警備会社300における各探索者3が
それぞれ所持している携帯端末機30は、前記ファミリ
ーサポート代理店20とのやり取りを行なう為の携帯電
話機又はPHS電話機31と、GPSで測位した自己の
現在位置を示す自己位置情報TSを得るためのGPS受
信機32と、前記電話機31で得た前記ファミリーサポ
ート代理店20からの探索実行指令T6に含まれている
目標位置情報T5及び前記GPS受信機32で得た自己
位置情報TSを取り込み、少なくとも「ナビゲーション
機能」「地図表示機能」「個人データ表示機能」「自動
経路探査機能」などの諸機能を発揮し得る如く設けられ
た端末機本体(パソコン)33と、道路混雑情報を受信
するVICS受信機34とからなる。
【0025】かくして前述の如く、ファミリーサポート
代理店20から探索実行指令T6が携帯端末機30の電
話機31に受信されると、この受信された探索実行指令
T6は端末機本体33に取り込まれる。端末機本体33
には、GPS受信機32からの自己位置情報TS及びV
ICS受信機34からの道路混雑情報TCも取り込まれ
ている。従って端末機本体33では、これらの情報につ
いて必要な処理が行なわれる。
【0026】ところで前記ファミリーサポート代理店2
0に設置されているFM多重受信機22は、次のような
機能を有している。すなわちこのFM多重受信機22
は、FM多重アンテナ23により受信しているFM放送
波の中からDGPS補正データのみを取り出す。そして
取り出したDGPS補正データを、ファミリーサポート
代理店20が警備会社300と接続された時、破線で示
す経路R8により、探索者3の持つGPS受信機32に
対して送信する。警備会社300側では上記GPS受信
機32で測位したデータを前記DGPS補正データを用
いて補正し、より精度の高い位置情報データを得る。こ
のようにして得られた精度の高い位置情報データは、前
記探索実行指令T6とほぼ同時的に破線で示す経路R9
により、ファミリーサポート代理店20に送信される。
【0027】なお、上記DGPS補正データは、探索者
3が定期的あるいは非定期的にファミリーサポート代理
店20にアクセスすることにより、容易に入手すること
ができる。従って探索者3は自己の現在位置データを、
適時、より正確なものに改めることができる。
【0028】図3は上記の如く処理された探索情報の内
容を表示する端末機本体33の表示画面50を示してい
る。図示の如く表示画面50上には探索すべき徘徊者4
の顔写真51,徘徊者4の個人情報52a,居場所に関
する推定情報52bが表示される共に、探索地域の地図
53が表示される。そして上記地図53上には、徘徊者
4の存在エリアを示す目標位置情報T5に基づく目標位
置55が、例えば星形の目標位置表示マークとしてプロ
ットされる。同時にGPS受信機32で測位された探索
者3の現在位置を示す自己位置情報TSに基づく追跡位
置54が、例えば丸形の追跡位置表示マークとしてプロ
ットされる。また徘徊者宅56,知人宅57a,57
b,過去の立ち寄り先58a,58b,58c等が例え
ば適宜な形のランドマークとして表示される。更に自動
経路探査機能が発揮され、VICS受信機34からの道
路混雑情報TCを加味した、探索者3の現在位置すなわ
ち追跡位置54から徘徊者4の存在エリアである目標位
置55までの最短(最善)の探索ルート59が演算さ
れ、同じ地図53上に自動的に設定表示される。
【0029】かくして上記端末機本体33の表示内容、
特に徘徊者4の存在エリアを示す目標位置情報T5に基
づく目標位置55と、探索者3の現在位置を示す自己位
置情報TSに基づく追跡位置54との相対的な位置関
係、および追跡位置54から目標位置55までの最短
(最善)の探索ルートが明確に表示されることから、探
索者3は上記表示内容に従って、迷わずに徘徊者4の探
索TXを開始することができる。
【0030】探索者3が端末機本体33の表示画面50
に表示されている目標位置55に到達しても、目指す徘
徊者4が見つからない場合には、経路R7によりファミ
リーサポート代理店20と連絡をとり、徘徊者4の位置
探査を再び行なってもらう。そしてその再度の位置探査
の結果に基づいて、探索者3は前記同様の探索を継続す
る。かかる探索行為は、徘徊者4が発見されるまで繰り
返し行なわれる。
【0031】(第2実施形態)図2は、本発明の第2実
施形態に係る徘徊者探索システムの構成を示す図であ
る。なお図2において図1と同一箇所には同一符号が付
されている。図2に示す第2実施形態が前記第1実施形
態と異なる点は、検索センター40に対する位置探査指
令T12の送信、および検索センター40からの目標位
置情報T15の受信を、ファミリーサポート代理店20
が行なわずに、探索者3が自ら直接的に行なうようにし
た点である。したがって上記以外の点すなわちファミリ
ーサポート代理店20,警備会社300の携帯端末機3
0,探査センター40の基本的構成等に関しては第1実
施形態のものと同じであるため詳しい説明は省く。
【0032】第2実施形態においては、探索依頼者1か
らファミリーサポート代理店20へ経路R1により探索
依頼T1があると、ファミリーサポート代理店20のオ
ペレータ2は、パソコン21を用いて探索すべき徘徊者
4の氏名や登録番号から、パソコン21の内蔵メモリー
に格納されている当該徘徊者4の「顔写真」,「個人情
報」「居場所に関する推定情報」等を検索する。そして
上記検索作業により得られた徘徊者4の顔写真や個人情
報等に誤りがないかどうか、探索依頼者1に対して確認
が行なわれ、しかるのち探索実行機関である特定の警備
会社300の選択決定が行なわれる。そして選択決定さ
れた上記警備会社300における特定探索者3の携帯端
末機30に対し、経路R16により呼び出しが行なわれ
たのち、当該徘徊者4の「顔写真」「個人情報」「居場
所に関する推定情報」を含む探索実行指令T16が送信
される。
【0033】ファミリーサポート代理店20からの上記
探索実行指令T16が、警備会社300の特定の携帯端
末機30における電話機31に受信されると、この受信
された探索実行指令T16は端末機本体33に取り込ま
れる。次に携帯端末機30から位置探査機関としての探
査センター40に対し、経路R12により位置探査指令
T12が送信される。そうすると探査センター40で
は、上記位置探査指令T12に基づいた徘徊者4の位置
探査が、経路R3,R4を通じて開始される。
【0034】この位置探査により得られた徘徊者4の存
在エリアを示す目標位置情報T15は、探査センター4
0から探索実行機関である警備会社300に対し経路R
15により送られる。
【0035】徘徊者4の目標位置情報T15が探査セン
ター40から警備会社300の当該携帯端末機30の電
話機31に受信されると、この受信された徘徊者4の目
標位置情報T15は端末機本体33に取り込まれる。そ
うすると、この目標位置情報T15は、既に端末機本体
33に取り込まれている前記探索実行指令T16に含ま
れている顔写真や個人情報等、さらにはGPS受信機3
2からの自己位置情報TS及びVICS受信機34から
の道路混雑情報TCなどと共に必要な処理がなさされ、
その処理結果が第1実施形態と同様に端末機本体33の
表示画面50上に表示される。かくして、第1実施形態
の場合と同様に、探索者3は上記表示内容に基づいて徘
徊者4の探索TXを開始することができる。
【0036】探索者3が、端末機本体33の表示画面5
0に表示されている目標値点に到達しても、目指す徘徊
者4が見つからない場合には、経路R17により探査セ
ンター40と連絡をとり、徘徊者4の位置探査を再び行
なってもらう。そしてその再位置探査の結果に基づいて
前記同様の探索を更に継続する。かかる探索行為は、徘
徊者4が発見されるまで繰り返し行なわれる。
【0037】ファミリーサポート代理店20のFM多重
受信機22によるDGPS補正機能などは第1実施形態
の場合と同様であるので説明は省く。
【0038】(実施形態における特徴点) [1]実施形態に示された徘徊者探索システムは、探索
依頼者(1) からの探索依頼(T1)を受付け、受付けた探索
依頼(T1)の内容に基づく探索指令(T2,T6,T16) を行なう
探索指令機関(20)と、この探索指令機関(20)から発せら
れた探索指令(T2,T6,T16) に基いて探索目標である徘徊
者(4) の位置探査を行ない、前記徘徊者(4) の存在エリ
アを示す目標位置情報(T5,T15)を得る位置探査機関(4
0)と、この位置探査機関(40)によって得られた前記
徘徊者(4) の存在エリアを示す目標位置情報(T5,T15)に
基づく目標位置(55)と、GPSで測位された自己位置情
報(TS)に基づく探索者自身の追跡位置(54)との相対的な
位置関係を示す情報に基づいて、前記徘徊者(4) の探索
を実行する探索実行機関(300,30)と、を備えたことを特
徴としている。
【0039】上記徘徊者探索システムにおいては、位置
探査機関(40)によって得られた前記徘徊者(4) の存在
エリアを示す目標位置情報(T5)に基づく目標位置(55)
と、GPSで測位された自己位置情報(TS)に基づく探索
者自身の追跡位置(54)との相対的な位置関係を示す情報
に基づいて、前記徘徊者(4) の探索を実行することが可
能となる。従って当該探索地域が、探索者(3) にとって
あまり良く知らない地域であっても、探索者(3) は徘徊
者(4) との相対的な位置関係から、徘徊者(4) のいる目
標位置(55)へ速やかに到達することができる。
【0040】[2]実施形態に示された徘徊者探索シス
テムは、前記[1]に記載された徘徊者探索システムで
あって、前記相対的な位置関係を示す情報は、前記探索
実行機関(300) が所持する携帯端末機(30)の表示画面(5
0)に写し出される地図(53)上にリアルタイムでプロット
される前記目標位置(55)を示す目標位置表示マーク及び
前記追跡位置(54)を示す追跡位置表示マークであること
を特徴としている。
【0041】上記徘徊者探索システムにおいては、前記
[1]と同様の作用効果を奏するうえ、携帯端末機(30)
の表示画面(50)上にリアルタイムで表示される目標位置
表示マーク及び追跡位置表示マークにより、目標位置(5
5)及び追跡位置(54)を目視により確認できるので、より
的確に徘徊者4の探索を実行することが可能となる。 [3]実施形態に示された徘徊者探索システムは、前記
[2]に記載された徘徊者探索システムであって、前記
探索者(3) の現在位置を示す追跡位置(54)から前記徘徊
者(4) の存在エリアを示す目標位置(55)までの最短探索
ルート(59)を、前記目標位置表示マーク及び追跡位置表
示マークに基づいて、前記地図(53)上に自動設定する手
段を備えていることを特徴としている。
【0042】上記徘徊者探索システムにおいては、前記
[2]と同様の作用効果を奏するうえ、最短探索ルート
(59)を探り当てる手間が省けるので、徘徊者4の探索を
直ちに開始することができる。
【0043】[4]実施形態に示された探索用携帯端末
機は、パーソナルコンピュータからなる端末機本体(33)
と、この端末機本体(33)に付設されている通信手段(31)
を介して徘徊者(4) の存在エリアを示す目標位置情報(T
5,T15)を取り込む第1の手段と、上記端末機本体(33)に
付設されているGPS受信機(32)で測位された探索者自
身の現在位置を示す自己位置情報(TS)を取り込む第2の
手段と、前記第2の手段で取り込んだ自己位置情報(TS)
に基づく追跡位置(54)から、前記第1の手段で取り込ん
だ前記目標位置情報(T5,T15)に基づく目標位置(55)に到
達するための、道路混雑状況も加味した最短探索ルート
(59)を演算により求める演算手段と、この演算手段によ
り求めた最短探索ルート(59)を、前記追跡位置(54)およ
び目標位置(55)と共に前記端末機本体(33)の表示画面(5
0)上に表示する表示手段と、を備えてなることを特徴と
している。
【0044】上記探索用携帯端末機においては、前記徘
徊者探索システムによる徘徊者(4)の探索を実行する上
で必要な情報を迅速かつ的確に入手することができるた
め、徘徊者(4) を可及的速やかに発見することが可能と
なる。特に、最短(最善)の探索ルート(59)が自動的に
設定表示されるので、探索者(3) は迷わずに探索を開始
することができる。
【0045】[5]実施形態に示された探索用携帯端末
機は、前記[4]に記載された探索用携帯端末機であっ
て、前記端末機本体(33)の表示画面(50)には、前記徘徊
者(4) の顔写真(51)及び個人情報(52)が同時に表示され
ることを特徴としている。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、探索すべき徘徊者が存
在していると推定されるエリアを示す目標位置と、探索
者の現在位置を示す追跡位置との相対的な位置関係を明
確に把握することができ、上記徘徊者を可及的速やかに
発見することを可能ならしめる徘徊者探索システムおよ
び探索用携帯端末機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る徘徊者探索システ
ムの構成を示す図。
【図2】本発明の第1実施形態に係る徘徊者探索システ
ムの構成を示す図。
【図3】本発明の第1実施形態に係る徘徊者探索システ
ムで使用される携帯端末機の表示画面の一例を示す図。
【図4】従来例に係る徘徊者探索システムの構成を示す
図。
【符号の説明】
1…探索依頼者 2…オペレータ 3…探索者 4…徘徊者 11…電話機 20…ファミリーサポート代理店(探索指令機関) 21…パソコン 22…FM多重受信機 23…FM多重受信機用アンテナ 30…携帯端末機 31…携帯電話機又はPHS電話機 32…GPS受信機 33…端末機本体 34…VICS受信機 300…警備会社(探索実行機関) 40…探索センター(位置探査機関) 41…携帯電話機又はPHS電話機 50…表示画面 51…徘徊者の顔写真 52a…徘徊者4の個人情報 52b…居場所に関する推定情報 53…探索地域の地図 55…目標位置 54…追跡位置 56…徘徊者宅 57a,57b…知人宅 58a,58b,58c…過去の立ち寄り先 59…最短(最善)の探索ルート T1…探索依頼 T2,T12…位置探査指令 T5,T15…目標位置情報 T6,T16…探索実行指令
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/00 G09B 29/00 F 29/10 29/10 A Fターム(参考) 2C032 HB08 HB22 HC11 HC27 HD17 HD21 2F029 AA07 AB07 AB13 AC02 AC09 AC14 AC16 AC20 5C087 AA03 AA09 AA21 AA25 BB12 BB20 BB74 BB76 CC31 DD03 DD49 EE05 EE16 EE18 FF01 FF02 FF17 FF19 FF23 FF30 GG19 GG20 GG23 GG66 GG70 5H180 AA21 BB05 CC12 FF05 FF10 FF13 FF22 FF32 5J062 AA01 BB05 CC07 EE04 GG02 HH05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】探索依頼者からの探索依頼を受付け、受付
    けた探索依頼の内容に基づく探索指令を行なう探索指令
    機関と、 この探索指令機関から発せられた探索指令に基づいて探
    索目標である徘徊者の位置探査を行ない、前記徘徊者の
    存在エリアを示す目標位置情報を得る位置探査機関と、 この位置探査機関によって得られた前記徘徊者の存在エ
    リアを示す目標位置情報に基づく目標位置と、GPSで
    測位された自己位置情報に基づく探索者自身の追跡位置
    との相対的な位置関係を示す情報に基づいて、前記徘徊
    者の探索を実行する探索実行機関と、 を備えたことを特徴とする徘徊者探索システム。
  2. 【請求項2】前記相対的な位置関係を示す情報は、前記
    探索実行機関が所持する携帯端末機の表示画面に写し出
    される地図上にリアルタイムでプロットされる前記目標
    位置を示す目標位置表示マーク及び前記追跡位置を示す
    追跡位置表示マークであることを特徴とする請求項1に
    記載の徘徊者探索システム。
  3. 【請求項3】前記探索者の現在位置を示す追跡位置から
    前記徘徊者の存在エリアを示す目標位置までの最短探索
    ルートを、前記目標位置表示マーク及び追跡位置表示マ
    ークに基づいて、前記地図上に自動設定する手段を備え
    ていることを特徴とする請求項2に記載の徘徊者探索シ
    ステム。
  4. 【請求項4】パーソナルコンピュータからなる端末機本
    体と、 この端末機本体に付設されている通信手段を介して徘徊
    者の存在エリアを示す目標位置情報を取り込む第1の手
    段と、 上記端末機本体に付設されているGPS受信機で測位さ
    れた探索者自身の現在位置を示す自己位置情報を取り込
    む第2の手段と、 前記第2の手段で取り込んだ自己位置情報に基づく追跡
    位置から、前記第1の手段で取り込んだ前記目標位置情
    報に基づく目標位置に到達するための、道路混雑状況も
    加味した最短探索ルートを演算により求める演算手段
    と、 この演算手段により求めた最短探索ルートを、前記追跡
    位置および目標位置と共に前記端末機本体の表示画面上
    に表示する表示手段と、 を備えてなることを特徴とする探索用携帯端末機。
  5. 【請求項5】前記端末機本体の表示画面には、前記徘徊
    者の顔写真及び個人情報が同時に表示されることを特徴
    とする請求項4に記載の探索用携帯端末機。
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