JP2000304437A - 冷気を逃がさない冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵庫のドアを開けることによるエネルギ
ー損失を少なくしたい。その為に、ドアを開けた時に、
冷気を逃がさないようにしたい。 【解決手段】棚の縁に高い壁を作る事で、ドアを開けた
ときに重い冷気が逃げ出せないようにした。食品の確認
や出し入れは、下から数えて奇数段目の棚をドア側に取
り付ける事で、ドアを開けた時、それが庫外に出るよう
にし、これにより生じる棚の上部の空間から行うように
した。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】冷蔵庫に関することで、ドア
を開ける事で起こるエネルギー損失を出来るだけ少なく
しようとした工夫である。

【０００２】

【従来の技術】従来の冷蔵庫の棚の縁は、前面から食品
等の確認や出し入れを行う必要があるため、その部分を
高くすることは出来なかった。そのため、ドアを開ける
と庫室内に在った冷気は全て一度に流出してしまう。
またドアを開けている間中、温度の低い食品等の表面で
冷気が生じるが、それは瞬時に下方へ流出してしまう。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】冷気が逃げるという事
は冷気を失うだけではなくそこには必ず暖気が流れ込ん
でしまう。これが低い温度の食品等の表面でも起こる。
冷気の流出を止めない限り、新しい暖気が連続して押し
寄せ、熱の移動が激しく行われる。大事な事は冷気を逃
がさない事である。使いやすいドア式で、そのドアを開
けても冷気が逃げないようにすることが課題である。

【０００４】

【問題を解決する手段】冷気が重いことを利用し、棚の
縁を高くし壁を作る事で冷気が逃げないようにする。

【０００５】

【発明の実施の形態】棚の縁に可能な限り高い壁（１）
（２）を作り、冷気が逃げないようにする。下から数え
て奇数段目の、棚の取り付けを、ドア側にする。その棚
はドアを開けた時には、庫外に出る。この事によりドア
を開けた時に、それぞれの棚の上面に大きな空間が生ま
れる。食品の確認や出し入れは、全てこの空間から行
う。

【０００６】

【発明の効果】冷気を逃がさない工夫により、冷蔵庫の
ドアを開ける事によるエネルギー損失を、少なく出来
た。また、それを簡単な仕組みで解決できた。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の見取り図である。

【符号の説明】

（１）庫内の棚の壁 （２）ドア側の棚の壁

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】冷気を逃がさないように、棚の縁に高い壁
   を持った冷蔵庫。