JP2000300688A - 消火器 - Google Patents

消火器

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JP2000300688A
JP2000300688A JP11116748A JP11674899A JP2000300688A JP 2000300688 A JP2000300688 A JP 2000300688A JP 11116748 A JP11116748 A JP 11116748A JP 11674899 A JP11674899 A JP 11674899A JP 2000300688 A JP2000300688 A JP 2000300688A
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JP11116748A
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Masabumi Sonoda
正文 園田
Tadashi Matsuura
忠 松浦
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Yamato Protec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬剤容器の内部空間を加圧して薬剤を放出さ
せるようにした消火器において、バルブ側の孔部とガス
噴出管や薬剤放出管といった金属管の挿口との接続作業
を容易かつ短時間で行えるようにして、その接続工程を
消火器製造工程の流れ作業工程の中に組み入れても生産
能率の低下をきたさないようにする。 【解決手段】 薬剤容器1の口部12にバルブ2を取り
付け、そのバルブ2に、薬剤放出管92などの金属管の
挿口97を接続する凹入状の孔部5を設ける。孔部5に
挿口97を圧入して接続する。金属管は、挿口97の口
壁に形成されている軸線方向に長い隙間98の開口幅が
縮小されてその挿口97が縮径した状態で孔部5に圧入
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消火器、特に消火
薬剤が充填された薬剤容器の口部にバルブが取り付けら
れ、そのバルブに、加圧用ガスを噴出するためのガス噴
出管又は消火薬剤を薬剤容器の外方に放出することに役
立つ薬剤放出管といった金属管が接続されている消火器
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の消火器において、ガス噴出管や
薬剤放出管といった金属管はその端部に挿口を有してい
て、その挿口の外周直径がバルブ側に設けられている接
続用の孔部の内周直径よりも少し短めになっていた。そ
のため、接続用の孔部に挿口を挿入すると両者の間にク
リアランスが形成され、そのクリアランスを埋めて気密
性を保つために、孔部と挿口との接続箇所に接着剤を塗
布して両者を固着していた。ここで用いられ接着剤に
は、孔部と挿口とのクリアランスを埋めることのできる
性質が要求されるので、その要求を満たすために、肉厚
の塗布層を形成することのできる高粘度の接着剤が用い
られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、肉厚の
塗布層を形成することのできる高粘度の接着剤を用いて
孔部と挿口とを固着するには、接着剤の塗布後に40〜
50℃の恒温槽を利用して塗布層を硬化安定させたり、
塗布層に紫外線照射を行ったりしなければならないとい
った面倒な工程を経る必要があった。そのため、余分な
設備投資を余儀なくされたり時間がかかったりして、消
火器製造工程の流れ作業工程の中に接着剤による孔部と
挿口との接続工程を組み入れることが困難であった。
【0004】本発明は、以上の状況の下でなされたもの
であり、必要な気密性や固着強度を満たすためにバルブ
側の孔部と金属管の挿口との接続箇所に接着剤を塗布す
る必要が必ずしもなく、また、接着剤を塗布する場合で
あっても速硬性を持つ低粘度の接着剤を用いることがで
きるようにすることによって、上記した孔部と挿口との
接続工程を消火器製造工程の流れ作業工程の中に組み入
れても生産能率の低下をきたしにくい消火器を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段を図中の符号を参照して説明する。なお、符号は
発明の理解を助けるためだけに付したものであって、本
発明を図示のものに限定する意図ではない。本発明は、
消火薬剤が充填された薬剤容器1の口部12に、その薬
剤容器1の内部空間に連通する金属管の挿口が接続され
る凹入状の孔部を備えたバルブ2が取り付けられ、上記
孔部に、上記金属管の挿口が圧入状に接続された消火器
を対象としている。
【0006】本発明の対象となる消火器には、上記バル
ブ2に、加圧用ガスを蓄えたガス容器8のガス出口81
が接続されたガス容器接続口3と、そのガス容器接続口
3を上記孔部に連通させるガス通路21とが具備され、
上記金属管が、加圧用ガスを上記薬剤容器1の内部空間
に噴出するためのガス噴出管91であるという消火器が
含まれる。
【0007】また、上記バルブ2に、上記薬剤容器1の
外方に薬剤を放出するためのホース62が接続されたホ
ース接続口6と、そのホース接続口6に上記孔部を連通
させる薬剤通路22とが具備され、上記金属管が、消火
薬剤を上記薬剤通路22に導くための薬剤放出管92で
あるという消火器も含まれる。
【0008】さらには、上記バルブ2に、加圧用ガスを
蓄えたガス容器8のガス出口81が接続されたガス容器
接続口3と、そのガス容器接続口3に始部が連通するガ
ス通路21と、上記薬剤容器1の外方に薬剤を放出する
ためのホース62が接続されたホース接続口6と、その
ホース接続口6に終部が連通する薬剤通路22とが具備
され、上記孔部が、上記ガス通路21の終部に連通され
た第1孔部4と上記薬剤通路22の始部に連通された第
2孔部5とに分かれており、上記金属管が、上記第1孔
部4に接続されて加圧用ガスを上記薬剤容器1の内部空
間に噴出するためのガス噴出管91と、上記第2孔部5
に接続されて消火薬剤を上記薬剤通路22に導くための
薬剤放出管92とに分かれているという消火器も含まれ
る。
【0009】本発明において、上記金属管は、その挿口
93,97の口壁にその端縁からの切込み状に形成され
ている軸線方向に長い隙間94,98の開口幅が縮小さ
れてその挿口93,97が縮径した状態で上記孔部に圧
入されている。このため、孔部の内周面とその孔部に圧
入されている挿口の外周面とが気密に密着し、同時に、
挿口が孔部に容易に抜け落ちないように固着される。ま
た、孔部に挿口を圧入する作業は、孔部に挿口を叩き込
むことによって容易にかつ短時間で行うことができるの
で、孔部と挿口との接続工程を消火器製造工程の流れ作
業工程の中に組み入れて本発明に係る消火器を製造して
も、その生産能率が低下するという事態が起こりにく
い。
【0010】上記隙間の軸線方向の長さは、上記孔部に
対する上記挿口の挿込み代よりも短いことが望ましい。
このものによると、隙間が孔部から突き出ないので、孔
部と挿口との接続箇所の気密性が良好に保たれる。
【0011】上記隙間は、上記挿口の端部に向かって漸
次拡開したV字形に形成されていることが望ましい。こ
のものによると、孔部に挿口を叩き込むときに挿口が縮
径しやすいので、孔部に挿口を圧入する作業をいっそう
容易に行うことができるようになる。
【0012】本発明においては、上記孔部と上記挿口と
の接続箇所に接着剤が塗布されていてもよい。本発明に
おいては、孔部の内周面とその孔部に圧入されている挿
口の外周面とが密着することによって接続箇所の気密性
が保たれており、同時に、挿口が孔部に容易に抜け落ち
ないように固着されているので、接着剤として肉厚の塗
布層を形成し得る高粘度のものを用いる必要はない。す
なわち、本発明において用い得る接着剤は速硬性を持つ
低粘度のものでよいので、接着剤を塗布するようにして
も、そのことが、孔部と挿口との接続工程を消火器製造
工程の流れ作業工程の中に組み入れることの障害にはな
らない。また、接続箇所に接着剤を塗布することは、接
続箇所の気密性を高めたり、孔部と挿口との固着強度を
高めたりする上で有益である。
【0013】本発明においては、上記隙間が完全に塞が
れて線状になっていることが望ましく、そのようになっ
ていると、孔部と挿口との接続箇所の気密性がいっそう
良好に保たれる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る消火器の実施
形態の要部の縦断面図であり、この消火器では、消火薬
剤が充填された薬剤容器1の口部12にバルブ2が、ナ
ット体13などを介して気密に取り付けられている。
【0015】図2はバルブ2の底面図、図3は図2のI
II−III線に沿う概略断面図、図4は図2のIV−
IV線に沿う概略断面図である。これらの図に示したよ
うに、バルブ2には、ガス容器接続口3と、第1孔部4
と、第2孔部5と、ホース接続口6とが設けられてい
る。そして、図3のように、ガス容器接続口3と第1孔
部4とに、バルブ2に設けられたガス通路21の始部2
1aと終部21bとがそれぞれ連通され、また、図4の
ように、第2孔部5とホース接続口6とが、バルブ2に
設けられた薬剤通路22の始部22aと終部22bとが
それぞれ連通されている。
【0016】図1のように、バルブ2には、固定側レバ
ー71と横軸72を揺動支点とする可動側レバー73と
が設けられ、ピン74によって固定側レバー71に取り
付けられたロックレバー75の先端が可動側レバー73
に突き当たっていると共に、そのロックレバー75の起
立姿勢が、可動側レバー73に取り付けられたロック維
持部材76によって保たれている。また、バルブ2に
は、可動側レバー73に応動する破壊軸77が、ガス容
器接続口3に対して出退可能に取り付けられている。
【0017】図1のように、ガス容器接続口3には、加
圧用ガスを蓄えたガス容器8のガス出口81が接続され
ている。このガス出口81には上記破壊軸77で突き破
ることのできる封止板82が付設されている。また、第
1孔部4には(図2・図3参照)は、図1に現れていな
いガス噴出管91(図3参照)が、第2孔部5には薬剤
放出管92が、それぞれ接続されている。さらに、ホー
ス接続口6には、ホース口61を介してホース62が接
続され、このホース62の先端に図示していないノズル
が取り付けられている。
【0018】このような消火器において、ロック維持部
材76を撤去し、可動側レバー73を握り操作によって
下方へ揺動させるとロックレバー75が倒れ、破壊軸7
7が下降して封止板82を突き破る。こうして封止板8
2が突き破られると、ガス容器8に蓄えられている加圧
用ガスが、ガス出口81、ガス通路21、第1孔部4を
この順に通ってガス噴出管91に至り、そのガス噴出管
91の先端から薬剤容器1の内部空間に噴出する。これ
により、薬剤容器1の内圧が上昇し、その内圧によっ
て、薬剤が、薬剤放出管92、第2孔部5、薬剤通路2
2、ホース接続口6、ホース口61、ホース62をこの
順に通ってホース62の先端のノズルから放出される。
【0019】図5は第1孔部4とガス噴出管91との接
続箇所を示した縦断面図、図6はガス噴出管91の接続
前の状態を示した概略部分斜視図である。
【0020】ガス噴出管91には金属管が使われてい
て、その端部に上向きの挿口93が形成されていると共
に、その挿口93の口壁の周方向の1箇所に、軸線方向
に長い隙間94、具体的には挿口93の端部に向かって
漸次拡開してV字形を形作る隙間94が、挿口93の端
縁からの切込み状に形成されている。そして、図5のよ
うに、ガス放出管91の挿口93が第1孔部4に圧入さ
れていて、その圧入状態では、隙間94の開口幅が縮小
されて挿口93が縮径した状態になっている。図3に示
したように、第1孔部4の口径D1は、圧入前のガス放
出管91の挿口93の外周直径D1’よりも少し短くな
っている。
【0021】図5では隙間94が完全に塞がれて線状に
なっている状態を示してある。また、図5で判るよう
に、隙間94の軸線方向の長さは、第1孔部4に対する
挿口93の挿込み代よりも短くなっている。なお、図5
のように、ガス放出管91の挿口93には、ガス通路2
1に連通する開口95が開設されていると共に、バルブ
2に具備された孔23を活用してリベット96が配備さ
れ、そのリベット96によってそのガス放出管91が抜
け止めされている。
【0022】図5のようにガス放出管91の挿口93が
第1孔部4に圧入されていると、第1孔部4の内周面と
挿口93の外周面とが気密に密着する。特に、隙間94
の軸線方向の長さが挿口93の挿込み代よりも短いの
で、隙間94が第1孔部4から突き出さなくなって第1
孔部4と挿口93との接続箇所の気密性が良好に保たれ
る。また、リベット96を用いていない場合であって
も、挿口93が第1孔部4に容易に抜け落ちないように
固着されるが、この実施形態ではリベット96によって
挿口93の抜落ちが確実に防止されている。
【0023】第1孔部4に挿口93を圧入する作業は、
図3のように第1孔部4に挿口93を臨ませた状態か
ら、そのガス放出管91をハンマーなどで叩いて挿口9
3を第1孔部4に叩き込むことによって容易にかつ短時
間で行うことができる。この場合、第1孔部4の開口縁
にテーパ状のガイド面41を形成しておけばその圧入作
業をいっそう容易にしかも確実に行うことができるよう
になる。
【0024】図7は第2孔部5と薬剤放出管92との接
続箇所を示した縦断面図である。
【0025】薬剤放出管92に金属管が使われている
点、薬剤放出管92の端部に上向きの挿口97が形成さ
れている点、挿口97の口壁の周方向の1箇所にV字形
の隙間98が切込み状に形成されている点、第2孔部5
に圧入された挿口97の隙間98の開口幅が縮小されて
その挿口97が縮径した状態になっている点、図4に示
したように第2孔部5の口径D2が、圧入前の薬剤放出
管92の挿口97の外周直径D2’よりも少し短くなっ
ている点、隙間98の軸線方向の長さが第2孔部5に対
する挿口97の挿込み代よりも短くなっている点など
は、図5及び図6について説明したところと同様であ
る。
【0026】したがって、第2孔部5の内周面と挿口9
7の外周面とが気密に密着して接続箇所の気密性が良好
に保たれる。また、挿口97が第2孔部5に容易に抜け
落ちないように固着される。
【0027】第2孔部5に挿口97を圧入する作業は、
図4のように第2孔部5に挿口97を臨ませた状態か
ら、その薬剤放出管92をハンマーなどで叩いて挿口9
7を叩き込むことによって容易にかつ短時間で行うこと
ができる。この場合、第2孔部5の開口縁にテーパ状の
ガイド面51を形成しておけばこの圧入作業をいっそう
容易にしかも確実に行うことができるようになる。
【0028】図8は、第2孔部5と薬剤放出管92の挿
口97との接続箇所に接着剤99を塗布することによっ
て、第2孔部5と挿口97とを接合した事例を示した縦
断面図である。接着剤99には速硬性を持つ低粘度のも
のが用いられている。そのため、接着剤99は塗布した
後、即座に硬化する。その他の構成は図7で説明したと
ころと同様であるので、同一部分に同一符号を付してあ
る。
【0029】本発明に係る消火器は上記した実施形態に
限定されない。すなわち、薬剤容器の口部に取り付けら
れたバルブの孔部に、金属管の挿口が圧入状に接続され
た消火器であって、金属管は、その挿口の口壁にその端
縁からの切込み状に形成されている軸線方向に長い隙間
の開口幅が縮小されてその挿口が縮径した状態で上記孔
部に圧入されているものであればよい。したがって、実
施形態のように、孔部が第1孔部4と第2孔部5とに分
かれていなくてもよく、また、金属管がガス放出管91
と薬剤放出管92とに分かれていなくてもよい。さら
に、ガス放出管91や薬剤放出管92といった金属管の
挿口93,97に設けられる隙間94,98は、端縁に
向かって漸次拡開したV字形に形成されているものでな
くても、軸方向のどの位置の幅も同一になっているよう
なスリット状に形成されているものであればよい。ただ
し、隙間がV字形に形成されていると、挿口を孔部に圧
入するときにその挿口が無理なく縮径しやすくなる利点
がある。さらに、隙間は金属管の挿口の周方向の対向す
る2箇所に形成されていても、それより多い箇所に形成
されていてもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明の消火器では、バルブ側の孔部に
金属管の挿口が圧入されていることによって、孔部と挿
口との接続箇所の気密性が保たれていると同時に、孔部
と挿口とが固着されている。そのため、必要な気密性や
固着強度を満たす孔部と挿口との接続工程が容易にかつ
短時間で行われ、しかも、接続箇所に接着剤を塗布する
必要が必ずしもなくなり、また、接着剤を塗布する場合
であっても速硬性を持つ低粘度の接着剤を用いることが
できるようになる。したがって、本発明の消火器は、孔
部と挿口との接続工程を、設備投資を行うことなく消火
器製造工程の流れ作業工程の中に何らの障害なく組み入
れて製造することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る消火器の実施形態の要部の縦断面
図である。
【図2】バルブの底面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う概略断面図であ
る。
【図4】図2のIV−IV線に沿う概略断面図である。
【図5】第1孔部とガス噴出管との接続箇所を示した縦
断面図である。
【図6】ガス噴出管の接続前の状態を示した概略部分斜
視図である。
【図7】第2孔部と薬剤放出管との接続箇所を示した縦
断面図である。
【図8】第2孔部と薬剤放出管との接続箇所の構造の変
形例を示した縦断面図である。
【符号の説明】
1 薬剤容器 2 バルブ 3 ガス容器接続口 4 第1孔部(孔部) 5 第2孔部(孔部) 6 ホース接続口 8 ガス容器 12 口部 21 ガス通路 21a ガス通路の始部 21b ガス通路の終部 22 薬剤通路 22a 薬剤通路の始部 22b 薬剤通路の終部 62 ホース 81 ガス出口 91 ガス噴出管(金属管) 92 薬剤放出管(金属管) 94,98 隙間 99 接着剤

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消火薬剤が充填された薬剤容器の口部
    に、その薬剤容器の内部空間に連通する金属管の挿口が
    接続される凹入状の孔部を備えたバルブが取り付けら
    れ、上記孔部に、上記金属管の挿口が圧入状に接続され
    た消火器において、 上記金属管は、その挿口の口壁にその端縁からの切込み
    状に形成されている軸線方向に長い隙間の開口幅が縮小
    されてその挿口が縮径した状態で上記孔部に圧入されて
    いることを特徴とする消火器。
  2. 【請求項2】 上記バルブに、加圧用ガスを蓄えたガス
    容器のガス出口が接続されたガス容器接続口と、そのガ
    ス容器接続口を上記孔部に連通させるガス通路とが具備
    され、上記金属管が、加圧用ガスを上記薬剤容器の内部
    空間に噴出するためのガス噴出管である請求項1に記載
    した消火器。
  3. 【請求項3】 上記バルブに、上記薬剤容器の外方に薬
    剤を放出するためのホースが接続されたホース接続口
    と、そのホース接続口に上記孔部を連通させる薬剤通路
    とが具備され、上記金属管が、消火薬剤を上記薬剤通路
    に導くための薬剤放出管である請求項1に記載した消火
    器。
  4. 【請求項4】 上記バルブに、加圧用ガスを蓄えたガス
    容器のガス出口が接続されたガス容器接続口と、そのガ
    ス容器接続口に始部が連通するガス通路と、上記薬剤容
    器の外方に薬剤を放出するためのホースが接続されたホ
    ース接続口と、そのホース接続口に終部が連通する薬剤
    通路とが具備され、 上記孔部が、上記ガス通路の終部に連通された第1孔部
    と上記薬剤通路の始部に連通された第2孔部とに分かれ
    ており、 上記金属管が、上記第1孔部に接続されて加圧用ガスを
    上記薬剤容器の内部空間に噴出するためのガス噴出管
    と、上記第2孔部に接続されて消火薬剤を上記薬剤通路
    に導くための薬剤放出管とに分かれている請求項1に記
    載した消火器。
  5. 【請求項5】 上記隙間の軸線方向の長さが、上記孔部
    に対する上記挿口の挿込み代よりも短い請求項1、請求
    項2、請求項3、請求項4のいずれかに記載した消火
    器。
  6. 【請求項6】 上記隙間が、上記挿口の端部に向かって
    漸次拡開したV字形に形成されている請求項1、請求項
    2、請求項3、請求項4、請求項5のいずれかに記載し
    た消火器。
  7. 【請求項7】 上記孔部と上記挿口との接続箇所に速硬
    性を持つ低粘度の接着剤が塗布されている請求項1、請
    求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6のい
    ずれかに記載した消火器。
  8. 【請求項8】 上記隙間が塞がれて線状になっている請
    求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請
    求項6、請求項7のいずれかに記載した消火器。
JP11116748A 1999-04-23 1999-04-23 消火器 Withdrawn JP2000300688A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101412976B1 (ko) 2013-06-07 2014-06-27 주식회사 아산정밀 휴대용 친환경 소화기의 작동장치
CN104324465A (zh) * 2014-11-05 2015-02-04 尹维 管式超细干粉灭火装置

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