JP2000300060A - わさびの栽培方法及びその装置 - Google Patents
わさびの栽培方法及びその装置Info
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- JP2000300060A JP2000300060A JP11108664A JP10866499A JP2000300060A JP 2000300060 A JP2000300060 A JP 2000300060A JP 11108664 A JP11108664 A JP 11108664A JP 10866499 A JP10866499 A JP 10866499A JP 2000300060 A JP2000300060 A JP 2000300060A
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- cultivation bed
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- bed
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-
- Y02P60/216—
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- Hydroponics (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 この発明に係るわさびの栽培方法は、栽培
ベッド内に栽培床を設け、この栽培床にわさび苗を植
え、この栽培床の表面及び内部に栽培用水を通過させる
とともにこの栽培床の内部を通過する栽培用水量を調節
可能としたわさびの栽培方法である。 【効果】 成長に応じて栽培床中に伸長・展開しつつあ
るわさび苗の根にも養分や溶存酸素を充分に供給するこ
とができ、よって、わさび苗を順調に成長させることが
できるわさびの栽培方法を提供すること。
ベッド内に栽培床を設け、この栽培床にわさび苗を植
え、この栽培床の表面及び内部に栽培用水を通過させる
とともにこの栽培床の内部を通過する栽培用水量を調節
可能としたわさびの栽培方法である。 【効果】 成長に応じて栽培床中に伸長・展開しつつあ
るわさび苗の根にも養分や溶存酸素を充分に供給するこ
とができ、よって、わさび苗を順調に成長させることが
できるわさびの栽培方法を提供すること。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はわさびの栽培方法及び
その方法を使用する装置に関し、わさびの栽培に使用さ
れるものである。
その方法を使用する装置に関し、わさびの栽培に使用さ
れるものである。
【０００２】
【従来の技術】従来におけるこの種のわさび栽培装置に
あっては、栽培床を充填した栽培ベッドを傾斜状態に配
置し、この栽培床にわさび苗を植えた状態で、わさびの
生育に応じた栽培用水（わさび栽培に適する水温、ＰＨ
Ｐ，ＥＣ等を満たす用水）をその高所側から流すことに
よって前記わさび苗に養分や溶存酸素を供給し、下所側
から排水していた。
あっては、栽培床を充填した栽培ベッドを傾斜状態に配
置し、この栽培床にわさび苗を植えた状態で、わさびの
生育に応じた栽培用水（わさび栽培に適する水温、ＰＨ
Ｐ，ＥＣ等を満たす用水）をその高所側から流すことに
よって前記わさび苗に養分や溶存酸素を供給し、下所側
から排水していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のわさび栽培装置にあっては、前記栽培床中を流れ
る前記栽培用水が常に一定であったため、栽培床中に伸
長・展開しているわさび苗の根には、養分や溶存酸素が
供給されにくく、この結果、わさび苗が順調に成長しに
くいという不都合を有した。
従来のわさび栽培装置にあっては、前記栽培床中を流れ
る前記栽培用水が常に一定であったため、栽培床中に伸
長・展開しているわさび苗の根には、養分や溶存酸素が
供給されにくく、この結果、わさび苗が順調に成長しに
くいという不都合を有した。
【０００４】この発明の課題はこれらの不都合を解消す
ることである。
ることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明に係るわさびの
栽培方法においては、栽培ベッド内に栽培床を設け、こ
の栽培床にわさび苗を植え、この栽培床の表面及び内部
に栽培用水を通過させるとともにこの栽培床の内部を通
過する栽培用水量を調節可能としたため、栽培床中に伸
長・展開しつつあるわさび苗の根にも養分や溶存酸素を
充分に供給することができ、よって、わさび苗を順調に
成長させることができるものである。
栽培方法においては、栽培ベッド内に栽培床を設け、こ
の栽培床にわさび苗を植え、この栽培床の表面及び内部
に栽培用水を通過させるとともにこの栽培床の内部を通
過する栽培用水量を調節可能としたため、栽培床中に伸
長・展開しつつあるわさび苗の根にも養分や溶存酸素を
充分に供給することができ、よって、わさび苗を順調に
成長させることができるものである。
【０００６】また、この発明に係るわさびの栽培装置に
おいては、栽培ベッド内に栽培床を充填するとともに前
記栽培ベッドにおける前記栽培床よりも下方に所要数の
排水孔を設け、且つ、前記栽培ベッドに流水量調節手段
を設けたわさび苗の根の伸長・展開に連れて流水量を調
節することができる。
おいては、栽培ベッド内に栽培床を充填するとともに前
記栽培ベッドにおける前記栽培床よりも下方に所要数の
排水孔を設け、且つ、前記栽培ベッドに流水量調節手段
を設けたわさび苗の根の伸長・展開に連れて流水量を調
節することができる。
【０００７】また、前記流水量調節手段として、前記栽
培ベッドの底板に前記排水孔を穿ち、この排水孔の内側
から外側に向かって防水シートを袋状に突出させるとと
もにこの突出した袋状の防水シート内に重り部材を収容
し、且つ、前記栽培ベッドに防水シート破壊手段を設
け、この防水シート破壊手段によって前記防水シートを
破壊可能とすれば、当該排水孔に栽培用水が流れるよう
にすることができるため、結果的に、排水孔を増加させ
ることができる。
培ベッドの底板に前記排水孔を穿ち、この排水孔の内側
から外側に向かって防水シートを袋状に突出させるとと
もにこの突出した袋状の防水シート内に重り部材を収容
し、且つ、前記栽培ベッドに防水シート破壊手段を設
け、この防水シート破壊手段によって前記防水シートを
破壊可能とすれば、当該排水孔に栽培用水が流れるよう
にすることができるため、結果的に、排水孔を増加させ
ることができる。
【０００８】さらに、前記流水量調節手段として、前記
栽培ベッドの底板に排水孔を穿ち、この排水孔の外壁面
に沿ってスライド板を進退可能に設け、このスライド板
を進退させることによって前記排水孔を開閉させるよう
にすれば、栽培床内部における栽培用水の流量を増減さ
せることができるとともに前記栽培ベッドを再使用しや
すいものである。
栽培ベッドの底板に排水孔を穿ち、この排水孔の外壁面
に沿ってスライド板を進退可能に設け、このスライド板
を進退させることによって前記排水孔を開閉させるよう
にすれば、栽培床内部における栽培用水の流量を増減さ
せることができるとともに前記栽培ベッドを再使用しや
すいものである。
【０００９】さらに、前記流水量調節手段として、前記
排水孔に排水管を連設し、この排水管に流量調節バルブ
を設ければ、栽培ベッドに特別な加工工事をすることな
く、栽培床内部における栽培用水の流量の調節ができる
ものである。
排水孔に排水管を連設し、この排水管に流量調節バルブ
を設ければ、栽培ベッドに特別な加工工事をすることな
く、栽培床内部における栽培用水の流量の調節ができる
ものである。
【００１０】
【実施例】図１はこの発明に係るわさび栽培装置の第一
実施例の横断面図、図２は図１におけるII部拡大図、図
３は使用状態図、図４は第二実施例の流水量調節手段の
説明図、図５は図１に相当する第三実施例の図である。
実施例の横断面図、図２は図１におけるII部拡大図、図
３は使用状態図、図４は第二実施例の流水量調節手段の
説明図、図５は図１に相当する第三実施例の図である。
【００１１】図１において、Ｍはこの発明に係るわさび
の栽培装置、10はこのわさびの栽培装置の栽培ベッドで
ある。この栽培ベッド10は上端開口11を有する箱状のも
のであり、水平面ＧＬに対して、略1/80〜1/100 の傾斜
の状態で配置されている。なお、栽培ベッド10におい
て、12は底板、13は前側板、14は後側板である。
の栽培装置、10はこのわさびの栽培装置の栽培ベッドで
ある。この栽培ベッド10は上端開口11を有する箱状のも
のであり、水平面ＧＬに対して、略1/80〜1/100 の傾斜
の状態で配置されている。なお、栽培ベッド10におい
て、12は底板、13は前側板、14は後側板である。
【００１２】15,15,は主排水孔、16,16,…は補助排水孔
であり、それぞれ前記栽培ベッド10の底板12に形成され
ている。この主排水孔15および補助排水孔16の機能は後
記する。
であり、それぞれ前記栽培ベッド10の底板12に形成され
ている。この主排水孔15および補助排水孔16の機能は後
記する。
【００１３】20は下方網板であり、前記栽培ベッド10内
における前記底板12の上方に設置されている。この下方
網板20は小石層21を支え、小石層21における小石の流失
を防止している。また、22は上方網板であり、前記小石
層21の上面に設置されている。この上方網板22は作土層
23を支え、作土層23における作土の流失を防止してい
る。この作土層23は川砂等からなり、この発明の「栽培
床」に相当する。Ｐはわさび苗であり、前記作土層23に
植えられている。なお、25は供給管であり、前記栽培ベ
ッド10の上方側に配置されている。この供給管25を介し
て、前記栽培ベッド10に栽培用水が供給される。
における前記底板12の上方に設置されている。この下方
網板20は小石層21を支え、小石層21における小石の流失
を防止している。また、22は上方網板であり、前記小石
層21の上面に設置されている。この上方網板22は作土層
23を支え、作土層23における作土の流失を防止してい
る。この作土層23は川砂等からなり、この発明の「栽培
床」に相当する。Ｐはわさび苗であり、前記作土層23に
植えられている。なお、25は供給管であり、前記栽培ベ
ッド10の上方側に配置されている。この供給管25を介し
て、前記栽培ベッド10に栽培用水が供給される。
【００１４】次に、図１及び図２において、30はビニル
シート（この発明の「防水シート」に相当する）であ
り、前記補助排水孔16,16,…の内側から外側に向かって
袋状に突出されている。この場合、前記ビニルシート30
の周縁部は、前記底板12と前記下方網板20とによって挟
まれている。31は小石（この発明の「重り部材」に相当
する）であり、前記突出した袋状のビニルシート30内に
収容されている。32は操作針金（この発明の「防水シー
ト破壊手段」に相当する）であり、その先端は前記突出
した袋状のビニルシート30の根幹部に巻きかけられ、そ
して、前記栽培ベッド10の底板12に沿って前方側に延び
ている。作業者は、わさびの生育に応じ、この操作針金
32を前方向（図２において矢印方向）に引くことによっ
て、前記ビニルシート30を破壊し、この補助排水孔16に
栽培用水が流れるようにして、栽培用水の流水量を増加
させることができる。なお、前記補助排水孔16，前記ビ
ニルシート30、前記小石31および前記操作針金32がこの
発明の「流水量調節手段」を構成している。
シート（この発明の「防水シート」に相当する）であ
り、前記補助排水孔16,16,…の内側から外側に向かって
袋状に突出されている。この場合、前記ビニルシート30
の周縁部は、前記底板12と前記下方網板20とによって挟
まれている。31は小石（この発明の「重り部材」に相当
する）であり、前記突出した袋状のビニルシート30内に
収容されている。32は操作針金（この発明の「防水シー
ト破壊手段」に相当する）であり、その先端は前記突出
した袋状のビニルシート30の根幹部に巻きかけられ、そ
して、前記栽培ベッド10の底板12に沿って前方側に延び
ている。作業者は、わさびの生育に応じ、この操作針金
32を前方向（図２において矢印方向）に引くことによっ
て、前記ビニルシート30を破壊し、この補助排水孔16に
栽培用水が流れるようにして、栽培用水の流水量を増加
させることができる。なお、前記補助排水孔16，前記ビ
ニルシート30、前記小石31および前記操作針金32がこの
発明の「流水量調節手段」を構成している。
【００１５】このわさびの栽培装置Ｍにおいて、前記供
給管25から栽培用水Ｗを栽培ベッド10内に供給すると、
栽培用水Ｗは作土の表面を流れて栽培ベッド10の前側板
13から溢れ落ちるとともに、作土内に浸透し、小石層21
を通過して、主排水孔15,15,…、場合によって、主排水
孔15,15,…及び補助排水孔16,16,…から排出される（図
１における矢印を参照のこと）。
給管25から栽培用水Ｗを栽培ベッド10内に供給すると、
栽培用水Ｗは作土の表面を流れて栽培ベッド10の前側板
13から溢れ落ちるとともに、作土内に浸透し、小石層21
を通過して、主排水孔15,15,…、場合によって、主排水
孔15,15,…及び補助排水孔16,16,…から排出される（図
１における矢印を参照のこと）。
【００１６】図３に示すように、このわさびの栽培装置
Ｍを複数用意し、階段状に連続して配置することもでき
る。この場合、上段側の栽培装置Ｍから排出された栽培
用水Ｗが下段側の栽培装置Ｍに順次供給されていく（図
３における矢印を参照のこと）。33は前記主排水孔15,1
5,…及び補助排水孔16,16,…から排出された栽培用水Ｗ
を受けて前方側に送水する樋である。なお、34は支柱で
ある。
Ｍを複数用意し、階段状に連続して配置することもでき
る。この場合、上段側の栽培装置Ｍから排出された栽培
用水Ｗが下段側の栽培装置Ｍに順次供給されていく（図
３における矢印を参照のこと）。33は前記主排水孔15,1
5,…及び補助排水孔16,16,…から排出された栽培用水Ｗ
を受けて前方側に送水する樋である。なお、34は支柱で
ある。
【００１７】図４は第二実施例を示したものである。50
はスライド板であり、前記補助排水孔16の外壁面に沿っ
て進退可能に設けられている。51,51 はガイド片であ
り、前記底板12における前記補助排水孔16の両側に設置
されている。このガイド片51は前記スライド板50の進退
をガイドしているとともその落下を防止ている。52は操
作杆であり、前記スライド板50に一体形成されている。
この操作杆52は前記栽培ベッド10の底板12に沿って前方
側に延びている。作業者はこの操作杆52を介して前記ス
ライド板50を進退させ（図４において矢印方向に）、前
記補助排出孔16の開閉作業および開口面積の調節をする
ことができる。なお、第二実施例においては、前記補助
排水孔16及び前記スライド板50がこの発明の「流水量調
節手段」を構成している。
はスライド板であり、前記補助排水孔16の外壁面に沿っ
て進退可能に設けられている。51,51 はガイド片であ
り、前記底板12における前記補助排水孔16の両側に設置
されている。このガイド片51は前記スライド板50の進退
をガイドしているとともその落下を防止ている。52は操
作杆であり、前記スライド板50に一体形成されている。
この操作杆52は前記栽培ベッド10の底板12に沿って前方
側に延びている。作業者はこの操作杆52を介して前記ス
ライド板50を進退させ（図４において矢印方向に）、前
記補助排出孔16の開閉作業および開口面積の調節をする
ことができる。なお、第二実施例においては、前記補助
排水孔16及び前記スライド板50がこの発明の「流水量調
節手段」を構成している。
【００１８】図５は第三実施例を示したものである。こ
の実施例においては、主排水孔15が前記栽培ベッド10の
前側板13に設けられ、この主排水孔15から排水管60が延
びている。そして、排水管60の根幹部に流量調節バルブ
61が設けられている。この流量調節バルブ61を調節する
ことによって作土層23及び小石層21を通過する栽培用水
の流量を調節することができる。なお、第三実施例にお
いて、前記主排水孔15、前記排水管60及び流量調節バル
ブ61がこの発明の「流水量調節手段」を構成している。
の実施例においては、主排水孔15が前記栽培ベッド10の
前側板13に設けられ、この主排水孔15から排水管60が延
びている。そして、排水管60の根幹部に流量調節バルブ
61が設けられている。この流量調節バルブ61を調節する
ことによって作土層23及び小石層21を通過する栽培用水
の流量を調節することができる。なお、第三実施例にお
いて、前記主排水孔15、前記排水管60及び流量調節バル
ブ61がこの発明の「流水量調節手段」を構成している。
【００１９】
【発明の効果】この発明に係るわさびの栽培方法は、栽
培ベッド内に栽培床を設け、この栽培床にわさび苗を植
え、この栽培床の表面及び内部に栽培用水を通過させる
とともにこの栽培床の内部を通過する栽培用水量を調節
可能としたため、栽培床中に伸長・展開しつつあるわさ
び苗の根にも養分や溶存酸素を充分に供給することがで
き、よって、わさび苗を順調に成長させることができる
ものである。
培ベッド内に栽培床を設け、この栽培床にわさび苗を植
え、この栽培床の表面及び内部に栽培用水を通過させる
とともにこの栽培床の内部を通過する栽培用水量を調節
可能としたため、栽培床中に伸長・展開しつつあるわさ
び苗の根にも養分や溶存酸素を充分に供給することがで
き、よって、わさび苗を順調に成長させることができる
ものである。
【００２０】また、この発明に係るわさびの栽培装置に
おいては、栽培ベッド内に栽培床を充填するとともに前
記栽培ベッドにおける前記栽培床よりも下方に所要数の
排水孔を設け、且つ、前記栽培ベッドに流水量調節手段
を設けたわさび苗の根の伸長・展開に連れて流水量を調
節することができる。
おいては、栽培ベッド内に栽培床を充填するとともに前
記栽培ベッドにおける前記栽培床よりも下方に所要数の
排水孔を設け、且つ、前記栽培ベッドに流水量調節手段
を設けたわさび苗の根の伸長・展開に連れて流水量を調
節することができる。
【００２１】よって、この装置を使用すれば、わさびの
成長の応じてわさび苗の根の伸長・展開に連れて栽培床
の浸透性が衰えても流水量を多くすることによって、わ
さび苗の根に養分や溶存酸素を充分に供給することがで
きるものである。
成長の応じてわさび苗の根の伸長・展開に連れて栽培床
の浸透性が衰えても流水量を多くすることによって、わ
さび苗の根に養分や溶存酸素を充分に供給することがで
きるものである。
【００２２】また、前記流水量調節手段として、前記栽
培ベッドの底板に前記排水孔を穿ち、この排水孔の内側
から外側に向かって防水シートを袋状に突出させるとと
もにこの突出した袋状の防水シート内に重り部材を収容
し、且つ、前記栽培ベッドに防水シート破壊手段を設
け、この防水シート破壊手段によって前記防水シートを
破壊可能とすれば、当該排水孔に栽培用水が流れるよう
にすることができるため、結果的に、排水孔を増加させ
ることができる。
培ベッドの底板に前記排水孔を穿ち、この排水孔の内側
から外側に向かって防水シートを袋状に突出させるとと
もにこの突出した袋状の防水シート内に重り部材を収容
し、且つ、前記栽培ベッドに防水シート破壊手段を設
け、この防水シート破壊手段によって前記防水シートを
破壊可能とすれば、当該排水孔に栽培用水が流れるよう
にすることができるため、結果的に、排水孔を増加させ
ることができる。
【００２３】さらに、前記流水量調節手段として、前記
栽培ベッドの底板に排水孔を穿ち、この排水孔の外壁面
に沿ってスライド板を進退可能に設け、このスライド板
を進退させることによって前記排水孔を開閉させるよう
にすれば、栽培床内部における栽培用水の流量を増減さ
せることができるとともに前記栽培ベッドを再使用しや
すいものである。
栽培ベッドの底板に排水孔を穿ち、この排水孔の外壁面
に沿ってスライド板を進退可能に設け、このスライド板
を進退させることによって前記排水孔を開閉させるよう
にすれば、栽培床内部における栽培用水の流量を増減さ
せることができるとともに前記栽培ベッドを再使用しや
すいものである。
【００２４】さらに、前記流水量調節手段として、前記
排水孔に排水管を連設し、この排水管に流量調節バルブ
を設ければ、栽培ベッドに特別な加工工事をすることな
く、栽培床内部における栽培用水の流量の調節ができる
ものである。
排水孔に排水管を連設し、この排水管に流量調節バルブ
を設ければ、栽培ベッドに特別な加工工事をすることな
く、栽培床内部における栽培用水の流量の調節ができる
ものである。
【図１】この発明に係るわさび栽培装置の第一実施例の
横断面図である。
横断面図である。
【図２】図１におけるII部拡大断面図である。
【図３】使用状態図である。
【図４】第二実施例の流水量調節手段の説明図である。
【図５】図１に相当する第三実施例の図である。
【符号の説明】 Ｍ … わさびの栽培方法 Ｐ … わさび苗 Ｗ … 栽培用水 10 … 栽培ベッド内 15 … 主排水孔（排水孔） 16 … 補助排水孔（排水孔）（流水量調節手段） 21 … 小石層（栽培床） 23 … 作土層（栽培床） 30 … ビニルシート（防水シート）（流水量調節手
段） 31 … 小石31（重り部材）（流水量調節手段） 32 … 操作針金（防水シート破壊手段）（流水量調節
手段） 50 … スライド板（流水量調節手段） 60 … 排水管（流水量調節手段） 61 … 流量調節バルブ（流水量調節手段）
段） 31 … 小石31（重り部材）（流水量調節手段） 32 … 操作針金（防水シート破壊手段）（流水量調節
手段） 50 … スライド板（流水量調節手段） 60 … 排水管（流水量調節手段） 61 … 流量調節バルブ（流水量調節手段）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2B027 NA07 NB01 ND01 NE06 QB03 TA05 TA22 UA30 2B314 MA33 NA03 NA34 NB06 NB13 NB21 ND33 PB08 PB26 PB64 PC18 PC25
Claims (5)
- 【請求項１】 栽培ベッド内に栽培床を設け、この栽培
床にわさび苗を植え、この栽培床の表面及び内部に栽培
用水を通過させるとともにこの栽培床の内部を通過する
栽培用水量を調節可能としたことを特徴とするわさびの
栽培方法。 - 【請求項２】 栽培ベッド内に栽培床を充填するととも
に前記栽培ベッドにおける前記栽培床よりも下方に所要
数の排水孔を設け、且つ、前記栽培ベッドに流水量調節
手段を設けたことを特徴とするわさびの栽培装置。 - 【請求項３】 請求項２のわさびの栽培装置において、
前記流水量調節手段として、前記栽培ベッドの底板に前
記排水孔を穿ち、この排水孔の内側から外側に向かって
防水シートを袋状に突出させるとともにこの突出した袋
状の防水シート内に重り部材を収容し、且つ、前記栽培
ベッドに防水シート破壊手段を設け、この防水シート破
壊手段によって前記防水シートを破壊可能としたことを
特徴とする。 - 【請求項４】 請求項２のわさびの栽培装置において、
前記流水量調節手段として、前記栽培ベッドの底板に排
水孔を穿ち、この排水孔の外壁面に沿ってスライド板を
進退可能に設け、このスライド板を進退させることによ
って前記排水孔を開閉させることを特徴とする。 - 【請求項５】 請求項２のわさびの栽培装置において、
前記流水量調節手段として、前記排水孔に排水管を連設
し、この排水管に流量調節バルブを設けたことを特徴と
する。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10866499A JP3726177B2 (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | わさびの栽培装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10866499A JP3726177B2 (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | わさびの栽培装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000300060A true JP2000300060A (ja) | 2000-10-31 |
| JP3726177B2 JP3726177B2 (ja) | 2005-12-14 |
Family
ID=14490559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10866499A Expired - Fee Related JP3726177B2 (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | わさびの栽培装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3726177B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2007202572A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-08-16 | Nishiyama Shoji Kk | 栽培床の殺菌殺線虫及び成育妨害成分排除方法並びに栽培床 |
| JP2012517221A (ja) * | 2009-02-09 | 2012-08-02 | ラウ，クウォク・ケイ | 植物栽培用の器具およびシステム |
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1999
- 1999-04-15 JP JP10866499A patent/JP3726177B2/ja not_active Expired - Fee Related
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