JP2000299982A - 多出力スイッチング電源 - Google Patents

多出力スイッチング電源

Info

Publication number
JP2000299982A
JP2000299982A JP11106178A JP10617899A JP2000299982A JP 2000299982 A JP2000299982 A JP 2000299982A JP 11106178 A JP11106178 A JP 11106178A JP 10617899 A JP10617899 A JP 10617899A JP 2000299982 A JP2000299982 A JP 2000299982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output circuit
circuit
sub
output
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11106178A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ochiai
孝志 落合
Kazuhiko Osumi
和彦 大隅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Neomax Kiko Co Ltd
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Hitachi Metals Kiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd, Hitachi Metals Kiko Co Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP11106178A priority Critical patent/JP2000299982A/ja
Publication of JP2000299982A publication Critical patent/JP2000299982A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 さほど安定度を必要としないような用途に適
した、小型で簡略化した多出力スイッチング電源を提供
すること。 【解決手段】 出力電圧を一定に制御するためのフィー
ドバック回路とを有するメイン出力回路と、このメイン
出力回路に並列におかれた少なくとも1つのサブ出力回
路を有する多出力スイッチング電源であって、前記フィ
ードバック回路にはメイン出力回路からの制御信号の他
にサブ出力回路からの制御信号を与えるようになし、さ
らに与えられた全信号のうちメイン出力回路とサブ出力
回路とがそれぞれ必要とする安定度に見合うだけの信号
量を適宜分配してスイッチング素子の制御部にフィード
バックするようにした多出力スイッチング電源である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、OA機器や通信機
器などの電源装置に使用される多出力のスイッチング電
源に関し、特に可飽和リアクトル等の定電圧制御回路を
別途備えていない多出力スイッチング電源に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般にパソコンやファックス、複写機な
どのOA機器にあっては、各装置内において複数の動作
部分があることから、一つの商用電源から複数の直流電
圧、例えば5V、12V、24V等を得ることが必要と
されている。そのため、各種の多出力スイッチング電源
が実用に供されている。例えば、従来の多出力スイッチ
ング電源の一例を図2に示す。本例はメイン出力回路a
とサブ出力回路bを備えたものである。むろん、サブ出
力回路はさらに複数個あっても構わない。9は交流電源
から整流された直流電圧源、1はスイッチング素子、2
はトランス、20は一次巻線、21は二次巻線である。
ここまではメイン、サブ回路ともに共通構成である。
【0003】次に、メイン出力回路aでは、出力ダイオ
ード42、52とチョークコイル62及び出力コンデン
サ72とからなる平滑整流回路4を構成し、サブ出力回
路bにおいては、出力ダイオード41、51とチョーク
コイル61及び出力コンデンサ71とからなる平滑整流
回路5を構成している。以上によって、1次側の交流1
00Vの入力電源を整流して直流にすると共に、この直
流をスイッチング素子1によりON、OFFすることに
よりパルス波を形成し、このパルス波をトランスを介し
て2次巻線21側にV2なる電圧を誘起しこれを平滑整
流回路4を通すことにより2次側にある各出力回路に所
望の直流電圧を出力するようになっている。
【0004】ここで、2次側の各出力回路の出力電圧を
一定かつ安定的に保つ必要から、メイン出力回路aに
は、その出力電圧を検知してこれを1次側にフィードバ
ックして定電圧制御するフィードバック回路6が設けら
れている。またさらに、メイン出力回路aの出力だけで
はなくサブ出力回路bの出力電圧も安定化させる必要か
ら、上記2次側のメイン出力回路のフィードバック回路
6とは別に独自の定電圧制御方式の回路を備えているの
が通常である。図の例では可飽和リアクトル3と、可飽
和リアクトル3のリセット電流を制御するリセット回路
7を備えたマグアンプ制御方式が取られている。この他
には三端子レギュレータなどの専用ICを用いたドロッ
パ方式や、チョッパー回路を用いたチョッパー方式など
が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
多出力スイッチング電源ではメイン出力回路以外のサブ
出力回路においても、可飽和リアクトル制御回路または
三端子レギュレータ制御回路あるいはチョッパーレギュ
レータ制御回路などの定電圧制御回路を別途必要として
いた。このため、部品点数と実装作業が増えてコストが
嵩むことは避けられず、また付加回路がある分、実装面
積が必要となり大型化するという問題もあった。確かに
上記OA機器のように精度の高い一定電圧を常に安定的
に必要とする用途では、各出力回路毎に定電圧制御回路
を別途設ける必要がある。しかしながら、負荷側に既に
定電圧制御回路を備えているものであるとか、また例え
ば、モータやソレノイド等工業的な分野で、さほど安定
度を必要としないような用途では、電圧変動範囲はある
程度許容して、それよりも製造面や大きさ及び価格を重
視するような多出力スイッチング電源の用途があること
も事実である。
【0006】そこで本発明では、上記した問題点を解消
することを前提に、どちらかというと、高い精度の出力
安定度よりも小型で簡略化した多出力スイッチング電源
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、整流された直
流電圧源と、トランスの一次巻線に直列に接続され周期
的に断続するスイッチング素子とその制御部とを備えた
1次側電源部と、2次側に前記トランスの二次巻線に直
列に接続された整流回路と、出力電圧を一定に制御する
ためのフィードバック回路とを有するメイン出力回路
と、前記トランスの二次巻線に直列に接続される整流回
路を備え、前記メイン出力回路に並列におかれた少なく
とも1つのサブ出力回路を有する多出力スイッチング電
源であって、前記フィードバック回路には前記メイン出
力回路からの制御信号の他に前記サブ出力回路からの制
御信号を与えるようになし、ここで与えられた各信号は
前記メイン出力回路とサブ出力回路とがそれぞれ必要と
する安定度に見合うだけの信号量を分配し、フィードバ
ック制御するようにした多出力スイッチング電源であ
る。
【0008】本発明では、従来、メイン出力回路のみに
フィードバック制御を用いていたのを、例えば、メイン
出力回路分を80%とし、第1と第2のサブ出力回路分
をそれぞれ10%づつとすると言うように、サブ出力回
路の定電圧制御分をこのフィードバック制御の中に取り
入れて分担させるものである。これによって、メイン出
力回路とサブ出力回路と共に、個々に設定された安定度
で出力電圧を得ることが出来る。ここで、フィードバッ
ク制御の制御信号は、基本的にはメイン出力回路分とサ
ブ出力回路分のトータル量がバランスして保持されてい
けばよいのであるが、例えばメイン出力回路では比較的
高い安定度の要求から過半数以上の分担とし、サブ出力
回路に対しては過不足保護程度の理由からすると上記を
差し引いた残り分を等分した量とするというような設定
が考えられる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。図1は本発明の一実施例に係る多出力
スイッチング電源の構成図である。この実施例のスイッ
チング電源は、E1の定電圧出力を得るメインの出力回
路cと、E2の定電圧出力を得るサブの出力回路d及び
同じくサブの出力回路eを備えた多出力電源の例であ
る。尚、上記した図2のスイッチング電源と同様の構成
は同一符号を付している。また、図示例にあっては2つ
のサブ出力回路を持つ例であるが、これは1つでも良い
し、また必要に応じてさらに追加し複数設けることがで
きるのは無論である。
【0010】図1においてトランス2の1次側にある電
源は上述の従来例と同様に、交流電源から直流電圧V1
を取り出す整流回路9と、一次巻線20に接続されたス
イッチングトランジスタ1を有しており、これは入力さ
れる交流100Vを平滑整流すると共に、所望の周期を
もってパルス電圧をON−OFFするようになってい
る。これによってトランス2の二次巻線21側にパルス
状の電圧V2が誘起されることになる。
【0011】一方、2次側のメイン出力回路cは、二次
巻線21に対して直列にダイオード42とチョークコイ
ル62及び出力端子が順次接続され、ダイオード42と
チョークコイル62との間には、二次側巻線21と並列
にダイオード52が、またチョークコイル62と接地端
との間には平滑コンデンサ72がそれぞれ並列に接続さ
れており、これらによって平滑整流回路4を構成してい
る。次に、サブ出力回路d及びeについての基本構成
は、2次巻線21と定電圧出力端との間にダイオード4
1、51とチョークコイル61及びコンデンサ71から
なる平滑整流回路5を構成している。
【0012】本実施例では、メイン出力回路cにおける
平滑整流回路4の後側に抵抗Rcを、サブ出力回路dの
平滑整流回路5の後側に抵抗Rdを、同じくサブ出力回
路eには抵抗Reをそれぞれ並列に接続し、これらをま
とめて抵抗Rfに接続し、さらに直列的にシャントレギ
ュレータ90と接続するようにしている。尚、信号は最
終的にはフォトカプラ92を介してスイッチング素子の
制御回路80に取り入れられフィードバック制御するよ
うになっている。ここで、各出力回路の信号としては、
抵抗Rfを流れる電流Ifを1mAとすると、メイン出
力回路eにおいては電流Ic=0.8mA、またサブ出
力回路dのそれは電流Id=0.1mA、同じくサブ出
力回路eは電流Ie=0.1mAと設定し、この電流が
それぞれ流れるような抵抗Rc、Rd及びReを選択し
て挿入している。一方、シャントレギュレータ側の内部
基準電圧Vは例えば2.5Vとか1.25Vとし、よっ
て、抵抗Rf側に流れる電流がそれぞれ上記した配分に
バランスするようにそれぞれの電流Ic、Id及びIe
を帰還電流として調節するように働いている。
【0013】従って、以上のことを全体の出力安定度を
10として置き換えたとき、メイン出力回路cについて
は8の安定度を配分し、サブ出力回路d及びeについて
はそれぞれ1の安定度を配分するようにして出力の安定
化を計っているものである。尚、メイン出力回路とサブ
出力回路への配分は数によって変更すれば良く、例えば
サブ出力回路が1つの場合は、メイン出力回路側に8、
サブ出力回路側に2とし、またサブ出力回路が3つの場
合は、メイン出力回路側に7、サブ出力回路側にそれぞ
れ1とするなどして配分する。何れにしても、メイン出
力回路分とサブ出力回路分とそれぞれに制御信号が配分
され、そしてそれぞれに見合って全体がバランスするよ
うに出力されるので、仕様や用途を選定すれば、それを
満足する出力電圧を得ることが出来ることがわかった。
また、実装作業や実装面積も約2割程度低減することが
できた。
【0014】
【発明の効果】本発明の多出力スイッチング電源によれ
ば、サブ出力回路において定電圧制御回路を別途必要と
しないから、部品点数と実装作業が減ってコストを低減
することが出来た。また、実装作業の低減と電源装置の
コンパクト化が図られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る多出力スイッチング電
源の構成図である。
【図2】従来の多出力スイッチング電源の一例を示す構
成図である。
【符号の説明】
1:スイッチング素子 2:トランス 3:可飽和リアクトル 4、5:平滑整流回路 6:フィードバック回路 7:リセット電流制御回路 9:整流回路 10:多出力スイッチング電源 21:一次巻線 22:二次巻線 41、42、51、52:ダイオード 61、62:チョークコイル 71、72:コンデンサ 80:スイッチング素子制御回路 90:シャントレギュレータ 91:フォトカプラ
フロントページの続き Fターム(参考) 5H730 AA15 BB23 BB57 CC01 DD04 EE02 EE08 EE10 EE73 FD01 FF19

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 整流された直流電圧源と、トランスの一
    次巻線に直列に接続され周期的に断続するスイッチング
    素子とその制御部とを備えた1次側電源部と、2次側に
    前記トランスの二次巻線に直列に接続された整流回路
    と、出力電圧を一定に制御するためのフィードバック回
    路とを有するメイン出力回路と、前記トランスの二次巻
    線に直列に接続される整流回路を備え、前記メイン出力
    回路に並列におかれた少なくとも1つのサブ出力回路を
    有する多出力スイッチング電源であって、前記フィード
    バック回路には前記メイン出力回路からの制御信号の他
    に前記サブ出力回路からの制御信号を与えるようにな
    し、ここで与えられた各信号は前記メイン出力回路とサ
    ブ出力回路とがそれぞれ必要とする安定度に見合うだけ
    の信号量を分配し、フィードバック制御するようにした
    ことを特徴とする多出力スイッチング電源。
JP11106178A 1999-04-14 1999-04-14 多出力スイッチング電源 Pending JP2000299982A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11106178A JP2000299982A (ja) 1999-04-14 1999-04-14 多出力スイッチング電源

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11106178A JP2000299982A (ja) 1999-04-14 1999-04-14 多出力スイッチング電源

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000299982A true JP2000299982A (ja) 2000-10-24

Family

ID=14426998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11106178A Pending JP2000299982A (ja) 1999-04-14 1999-04-14 多出力スイッチング電源

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000299982A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7781911B2 (en) 2007-08-31 2010-08-24 Chimei Innolux Corporation Power supply circuit having power assigning elements between output branches
WO2015117476A1 (zh) * 2014-07-24 2015-08-13 中兴通讯股份有限公司 一种通信网的供电控制装置和方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7781911B2 (en) 2007-08-31 2010-08-24 Chimei Innolux Corporation Power supply circuit having power assigning elements between output branches
WO2015117476A1 (zh) * 2014-07-24 2015-08-13 中兴通讯股份有限公司 一种通信网的供电控制装置和方法
US10474179B2 (en) 2014-07-24 2019-11-12 Zte Corporation Power supply control device and method for communication network

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1988625B1 (en) Power supply apparatus having multiple outputs
KR20010014809A (ko) 직류 전원 회로
US4937722A (en) High efficiency direct coupled switched mode power supply
US10483860B1 (en) Primary side constant current regulation
JPH0532987B2 (ja)
GB2228152A (en) Power supply apparatus
US5124906A (en) Multiple transformer switch mode power supply
EP0345192B1 (en) Power supply providing constant D.C. output voltages from variable A.C. input voltages
JP2000299982A (ja) 多出力スイッチング電源
US9935557B2 (en) Multi-output power supply
CN101364771B (zh) 一种单芯片控制的电源装置
US20020167824A1 (en) Power supply unit DC-DC conversion
JPH04251563A (ja) スイッチングレギュレータ
JP3508092B2 (ja) 平均値整流回路及びスイッチング電源回路
KR200155999Y1 (ko) 스위칭모드 전원공급장치의 다출력 피이드 백 회로
JP3447975B2 (ja) スイッチング電源回路
JP3211030B2 (ja) スイッチングレギュレータ
JPH0542227B2 (ja)
FI96808C (fi) Jännitelähde
JPH06319258A (ja) スイッチングレギュレータ方式の定電圧電源
JP2000228878A (ja) スイッチング電源装置
JPH05300740A (ja) スイッチング電源
JPS63136958A (ja) 画像形成装置用の電源装置
KR0134331Y1 (ko) 다출력 스위칭 모드 전원공급회로의 출력안정화회로
JP2852088B2 (ja) フライバツク式スイツチングレギユレータ

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040525