JP2000298612A - オンラインデータ転送装置 - Google Patents
オンラインデータ転送装置Info
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- JP2000298612A JP2000298612A JP11104736A JP10473699A JP2000298612A JP 2000298612 A JP2000298612 A JP 2000298612A JP 11104736 A JP11104736 A JP 11104736A JP 10473699 A JP10473699 A JP 10473699A JP 2000298612 A JP2000298612 A JP 2000298612A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】インターネットに接続されたコンピュータと社
内LANの間でのデータ交換を、オフラインによる場合
と同等な安全性を保ちつつ、オンラインでスムーズに行
えるようにする。 【解決手段】社内LANに接続されたコンピュータと、
インターネットに直接接続されたコンピュータとの間
を、共通にアクセスできる外部記憶装置で接続し、前記
外部記憶装置の部分領域毎に、各々のコンピュータから
の読み書きのアクセス権を互いに排他的となるように設
定し、その設定にしたがって前記外部記憶装置への読み
書きのアクセスを制御する機能手段と、前記外部記憶装
置の指定された領域にデータが書き込まれたことを検知
して、異なる外部記憶装置の指定された領域にそのデー
タを自動転送する手段とを、外部記憶装置に直接接続さ
れたそれぞれのコンピュータ、またはそれぞれのネット
ワークに接続されたコンピュータに備える。
内LANの間でのデータ交換を、オフラインによる場合
と同等な安全性を保ちつつ、オンラインでスムーズに行
えるようにする。 【解決手段】社内LANに接続されたコンピュータと、
インターネットに直接接続されたコンピュータとの間
を、共通にアクセスできる外部記憶装置で接続し、前記
外部記憶装置の部分領域毎に、各々のコンピュータから
の読み書きのアクセス権を互いに排他的となるように設
定し、その設定にしたがって前記外部記憶装置への読み
書きのアクセスを制御する機能手段と、前記外部記憶装
置の指定された領域にデータが書き込まれたことを検知
して、異なる外部記憶装置の指定された領域にそのデー
タを自動転送する手段とを、外部記憶装置に直接接続さ
れたそれぞれのコンピュータ、またはそれぞれのネット
ワークに接続されたコンピュータに備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2つのコンピュータ
間、一つのコンピュータと一つのネットワーク間または
2つのネットワーク間でデータを転送する技術に関し、
特に一方のネットワークがインターネットに接続されて
いる場合に、オフラインでデータの受け渡しを行う場合
と同等の安全度でデータの受け渡しを行う技術に関する
ものである。
間、一つのコンピュータと一つのネットワーク間または
2つのネットワーク間でデータを転送する技術に関し、
特に一方のネットワークがインターネットに接続されて
いる場合に、オフラインでデータの受け渡しを行う場合
と同等の安全度でデータの受け渡しを行う技術に関する
ものである。
【0002】
【従来技術】近年急速にインターネットを企業グループ
間のデータ交換や商業取引に利用することが広まってき
ている。企業間の活動に必要なデータや情報をインター
ネットで送ったり、インターネットで受発注情報をやり
とりすることが珍しいことでは無くなってきている。社
内のネットワークをインターネットに接続する際、問題
となるのがセキュリティをどう確保するかの問題であ
る。以下図14、図18および図15を用いて説明す
る。
間のデータ交換や商業取引に利用することが広まってき
ている。企業間の活動に必要なデータや情報をインター
ネットで送ったり、インターネットで受発注情報をやり
とりすることが珍しいことでは無くなってきている。社
内のネットワークをインターネットに接続する際、問題
となるのがセキュリティをどう確保するかの問題であ
る。以下図14、図18および図15を用いて説明す
る。
【0003】図14は社内のネットワークとインターネ
ットを接続する際に現在行われている形態の一例を示し
ている。インターネット21と接続するために適当なサ
ービスプロバイダ22(図中ISP1と記す)と契約し
専用線等で自社のルータ23を介して社内LAN26と接
続する。通常ルーター23と社内LAN26の間にファ
イアーウォール(以下FW)24を設け、このFW24
への設定によって、社外からルーター23を通して社内
に入ってくる通信データに制限を加えている。即ちワー
ルドワイドウェヴ(World Wide Web、以下WWW)サーバ
ーやネームサーバーなどの外向けの各種サーバー25に
アクセスする通信パケットのみを許可しその他の種類の
パケットや社内LAN上のホスト(パソコンやワークステ
ーション)に直接アクセスしようとする通信パケットを
通さないようにしている。通常セキュリティレベルを高
く維持するために社内LANからインターネットに接続す
るポイント(FW24およびルーター23)は1箇所に
限るようにしている。
ットを接続する際に現在行われている形態の一例を示し
ている。インターネット21と接続するために適当なサ
ービスプロバイダ22(図中ISP1と記す)と契約し
専用線等で自社のルータ23を介して社内LAN26と接
続する。通常ルーター23と社内LAN26の間にファ
イアーウォール(以下FW)24を設け、このFW24
への設定によって、社外からルーター23を通して社内
に入ってくる通信データに制限を加えている。即ちワー
ルドワイドウェヴ(World Wide Web、以下WWW)サーバ
ーやネームサーバーなどの外向けの各種サーバー25に
アクセスする通信パケットのみを許可しその他の種類の
パケットや社内LAN上のホスト(パソコンやワークステ
ーション)に直接アクセスしようとする通信パケットを
通さないようにしている。通常セキュリティレベルを高
く維持するために社内LANからインターネットに接続す
るポイント(FW24およびルーター23)は1箇所に
限るようにしている。
【0004】インターネット利用の初期の段階では、社
内ネットワークからインターネットへのアクセスが中心
であったため、図14の形態であまり不便ではなかっ
た。しかしインターネットを単に企業の紹介ホームペー
ジとして利用するのではなく、エクストラネットやイン
ターネットEDIといった、企業間での情報の受け渡し
や受注発注情報の受け渡しに活用する段階になると、図
14の形態では問題点が出てきた。すなわちインターネ
ットを利用し、企業間で相互にデータの受け渡しを行う
ための仕組みが必要となってきた。
内ネットワークからインターネットへのアクセスが中心
であったため、図14の形態であまり不便ではなかっ
た。しかしインターネットを単に企業の紹介ホームペー
ジとして利用するのではなく、エクストラネットやイン
ターネットEDIといった、企業間での情報の受け渡し
や受注発注情報の受け渡しに活用する段階になると、図
14の形態では問題点が出てきた。すなわちインターネ
ットを利用し、企業間で相互にデータの受け渡しを行う
ための仕組みが必要となってきた。
【0005】このため、図18に示すような形態をとる
ことが一般的である。図18では、外部企業とデータ交
換をするために社内外共有サーバー34を設け、これが
モデムまたはルーター29を通してインターネットサー
ビスプロバイダ28(以下ISP2と略記する)に接続
している。インターネットからのアクセスに対し、FW
33によって制限を加えている。このFW33の制限は
FW24と異なり、インターネットの特定の相手から社
内外共有サーバー34へのアクセスは可能とする必要が
ある。ここで34はWWWサーバーや、ファイルダウン
ロード用のFTPサーバーが一般的である。この結果図
14に比べて、インターネットからの不正アクセスに対
して相対的に弱くなってしまう。この弱点を補うために
34と社内ネットワーク26の間に別のファイアーウオ
ール、FW35を設置している。このFW35はインタ
ーネットからのアクセスに対しFW24と同等な制限を
加えている。この社内外共有サーバー34は特定の企業
と社内からしかアクセスできないため、ある程度安全に
データの受け渡しを行うことができる。
ことが一般的である。図18では、外部企業とデータ交
換をするために社内外共有サーバー34を設け、これが
モデムまたはルーター29を通してインターネットサー
ビスプロバイダ28(以下ISP2と略記する)に接続
している。インターネットからのアクセスに対し、FW
33によって制限を加えている。このFW33の制限は
FW24と異なり、インターネットの特定の相手から社
内外共有サーバー34へのアクセスは可能とする必要が
ある。ここで34はWWWサーバーや、ファイルダウン
ロード用のFTPサーバーが一般的である。この結果図
14に比べて、インターネットからの不正アクセスに対
して相対的に弱くなってしまう。この弱点を補うために
34と社内ネットワーク26の間に別のファイアーウオ
ール、FW35を設置している。このFW35はインタ
ーネットからのアクセスに対しFW24と同等な制限を
加えている。この社内外共有サーバー34は特定の企業
と社内からしかアクセスできないため、ある程度安全に
データの受け渡しを行うことができる。
【0006】しかし、企業規模がある程度以上の場合に
は、企業間での受け渡しを事業部門ごとに行うため、図
18の28、29、33、34、35の環境も複数必要
になってくる。35に相当するFWが複数になった場
合、不正アクセスに対し、全てのFWを同レベルの安全
度に保つことは困難となり、結果的に不正アクセスに対
する安全性が損なわれる可能性を高くする。
は、企業間での受け渡しを事業部門ごとに行うため、図
18の28、29、33、34、35の環境も複数必要
になってくる。35に相当するFWが複数になった場
合、不正アクセスに対し、全てのFWを同レベルの安全
度に保つことは困難となり、結果的に不正アクセスに対
する安全性が損なわれる可能性を高くする。
【0007】このため、FW35に相当するFWを使わ
ないことにすると、図15に示すような形態をとらざる
をえない。図15では事業部門のサーバー27が直接イ
ンターネット経由で取引先とデータの交換を行うために
データ交換用のコンピュータ30を設け、これがモデム
またはルーター29を通してISP2(28)に接続し
ている。データ交換用のコンピュータ30は、セキュリ
ティを維持する管理上の制約のため、社内LAN26と
接続された事業部門のサーバー27が直接ISP2と接
続できないために設けたものであり、サーバー27とデ
ータ交換用コンピュータ30の間は光磁気ディスク等の
メディアによりオフラインでデータを受け渡す。
ないことにすると、図15に示すような形態をとらざる
をえない。図15では事業部門のサーバー27が直接イ
ンターネット経由で取引先とデータの交換を行うために
データ交換用のコンピュータ30を設け、これがモデム
またはルーター29を通してISP2(28)に接続し
ている。データ交換用のコンピュータ30は、セキュリ
ティを維持する管理上の制約のため、社内LAN26と
接続された事業部門のサーバー27が直接ISP2と接
続できないために設けたものであり、サーバー27とデ
ータ交換用コンピュータ30の間は光磁気ディスク等の
メディアによりオフラインでデータを受け渡す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図15の形態ではサー
バー27やデータ交換コンピュータ30およびISP2
との契約などは事業部門の管理下にあるため取引先の要
望に応じてシステムを増強、変更することが迅速に行え
る。またFWを用いる場合と比べてセキュリティ面での
問題もない。しかし、データ交換がオフラインに限られ
ることが様々な制約となる。
バー27やデータ交換コンピュータ30およびISP2
との契約などは事業部門の管理下にあるため取引先の要
望に応じてシステムを増強、変更することが迅速に行え
る。またFWを用いる場合と比べてセキュリティ面での
問題もない。しかし、データ交換がオフラインに限られ
ることが様々な制約となる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、このデータ交
換がオフラインに限られる、という制約を取り除くため
に考案されたものであり、図16に示すように社内LA
Nに接続されたサーバー27とインターネットに接続さ
れたコンピュータ30との間を、共通にアクセスできる
外部記憶装置32でネットワークを介さずに直接接続
し、この共有ディスク32に対し各々のコンピュータの
リードライトアクセス権を外部記憶装置の論理的な部分
領域毎に互いに排他的に設定しておき、設定された部分
領域に一方のコンピュータからデータが書き込まれたこ
とを検知してそのデータを他方のコンピュータへ自動的
に転送する機能手段を設けることにより、オフラインに
よる場合と同等な安全性を保ちつつ、インターネットと
社内LAN間でのデータ交換をオンラインでスムーズに
行えるようにするものである。
換がオフラインに限られる、という制約を取り除くため
に考案されたものであり、図16に示すように社内LA
Nに接続されたサーバー27とインターネットに接続さ
れたコンピュータ30との間を、共通にアクセスできる
外部記憶装置32でネットワークを介さずに直接接続
し、この共有ディスク32に対し各々のコンピュータの
リードライトアクセス権を外部記憶装置の論理的な部分
領域毎に互いに排他的に設定しておき、設定された部分
領域に一方のコンピュータからデータが書き込まれたこ
とを検知してそのデータを他方のコンピュータへ自動的
に転送する機能手段を設けることにより、オフラインに
よる場合と同等な安全性を保ちつつ、インターネットと
社内LAN間でのデータ交換をオンラインでスムーズに
行えるようにするものである。
【0010】請求項1に記載の発明は、第1のコンピュ
ータ(1、図16の27に対応する)と、前記第1のコ
ンピュータからアクセスできる第1の外部記憶装置と、
第2のコンピュータ(2、図16の30に対応)と、前
記第2のコンピュータからアクセスできる第2の外部記
憶装置と、前記第1のコンピュータ及び前記第2のコン
ピュータから共通に読み書きできる外部記憶装置である
共有ディスク(7、図16の32に対応)と、から構成
され、前記第1および前記第2のコンピュータの両方
に、アクセス権制御手段と自動転送手段とをそれぞれ備
え、前記アクセス権制御手段は、前記共有ディスクの部
分領域毎に設定された読み書きのアクセス権の設定にし
たがって、自らを動作させているコンピュータの前記共
有ディスクへの読み書きを制御するものであり、前記自
動転送手段は、転送元として指定された、自らを動作さ
せているコンピュータがアクセス可能な、外部記憶装置
のある領域にデータが書き込まれたことを検知すると、
転送先と指定された、もう一つの別なアクセス可能な外
部記憶装置のある領域にそのデータを自動転送するもの
であり、前記第1のコンピュータ上で動作させる前記自
動転送手段の転送元として前記第1の外部記憶装置のあ
る領域を指定し、転送先として前記共有ディスクのある
領域を指定し、前記第2のコンピュータ上で動作させる
前記自動転送手段の転送元として、前記第1のコンピュ
ータで動作する自動転送手段が、転送先として指定した
のと同一な前記共有ディスク上の領域を指定し、転送先
として前記第2の外部記憶装置のある領域を指定するこ
とにより、前記第1の外部記憶装置から前記第2の外部
記憶装置への自動データ転送を行えるようにしたオンラ
インデータ転送装置。第1のコンピュータと第2のコン
ピュータの自動転送手段の転送元、転送先領域の設定に
より、逆方向へデータの転送も可能である。
ータ(1、図16の27に対応する)と、前記第1のコ
ンピュータからアクセスできる第1の外部記憶装置と、
第2のコンピュータ(2、図16の30に対応)と、前
記第2のコンピュータからアクセスできる第2の外部記
憶装置と、前記第1のコンピュータ及び前記第2のコン
ピュータから共通に読み書きできる外部記憶装置である
共有ディスク(7、図16の32に対応)と、から構成
され、前記第1および前記第2のコンピュータの両方
に、アクセス権制御手段と自動転送手段とをそれぞれ備
え、前記アクセス権制御手段は、前記共有ディスクの部
分領域毎に設定された読み書きのアクセス権の設定にし
たがって、自らを動作させているコンピュータの前記共
有ディスクへの読み書きを制御するものであり、前記自
動転送手段は、転送元として指定された、自らを動作さ
せているコンピュータがアクセス可能な、外部記憶装置
のある領域にデータが書き込まれたことを検知すると、
転送先と指定された、もう一つの別なアクセス可能な外
部記憶装置のある領域にそのデータを自動転送するもの
であり、前記第1のコンピュータ上で動作させる前記自
動転送手段の転送元として前記第1の外部記憶装置のあ
る領域を指定し、転送先として前記共有ディスクのある
領域を指定し、前記第2のコンピュータ上で動作させる
前記自動転送手段の転送元として、前記第1のコンピュ
ータで動作する自動転送手段が、転送先として指定した
のと同一な前記共有ディスク上の領域を指定し、転送先
として前記第2の外部記憶装置のある領域を指定するこ
とにより、前記第1の外部記憶装置から前記第2の外部
記憶装置への自動データ転送を行えるようにしたオンラ
インデータ転送装置。第1のコンピュータと第2のコン
ピュータの自動転送手段の転送元、転送先領域の設定に
より、逆方向へデータの転送も可能である。
【0011】請求項2に記載の発明は、第1のコンピュ
ータ(1、図16の27に対応する)と、前記第1のコ
ンピュータが接続されている第1のネットワーク(5、
図16の26に対応)に接続された第3のコンピュータ
と、前記第1のコンピュータと前記第3のコンピュータ
から共通にアクセスできる前記第1のネットワーク上の
外部記憶装置(501)と、第2のコンピュータ(2、
図16の30に対応)と、前記第2のコンピュータから
アクセスできる第2の外部記憶装置と、前記第1のコン
ピュータ及び前記第2のコンピュータから共通に読み書
きできる外部記憶装置である共有ディスク(7、図16
の32に対応)と、から構成され、前記第3と前記第2
のコンピュータの両方に、アクセス権制御手段と自動転
送手段とをそれぞれ備え、前記アクセス権制御手段は、
前記共有ディスクの部分領域毎に設定された読み書きの
アクセス権の設定にしたがって、自らを動作させている
コンピュータの前記共有ディスクへの読み書きを制御す
るものであり、前記自動転送手段は、転送元として指定
された、自らを動作させているコンピュータがアクセス
可能な、外部記憶装置のある領域にデータが書き込まれ
たことを検知すると、転送先と指定された、もう一つの
別なアクセス可能な外部記憶装置のある領域にそのデー
タを自動転送するものであり、前記第3のコンピュータ
上で動作させる前記自動転送手段の転送元として前記外
部記憶装置(501)のある領域を指定し、転送先とし
て前記共有ディスクのある領域を指定し、前記第2のコ
ンピュータ上で動作させる前記自動転送手段の転送元と
して、第3のコンピュータで動作する自動転送手段が、
転送先として指定したのと同一な前記共有ディスク上の
領域を指定し、転送先として前記第2の外部記憶装置の
ある領域を指定することにより、前記外部記憶装置(5
01)から前記第2の外部記憶装置への自動データ転送
を行えるようにしたオンラインデータ転送装置である。
第3のコンピュータと第2のコンピュータの自動転送手
段の転送元、転送先領域の設定により、逆方向へデータ
の転送も可能である。
ータ(1、図16の27に対応する)と、前記第1のコ
ンピュータが接続されている第1のネットワーク(5、
図16の26に対応)に接続された第3のコンピュータ
と、前記第1のコンピュータと前記第3のコンピュータ
から共通にアクセスできる前記第1のネットワーク上の
外部記憶装置(501)と、第2のコンピュータ(2、
図16の30に対応)と、前記第2のコンピュータから
アクセスできる第2の外部記憶装置と、前記第1のコン
ピュータ及び前記第2のコンピュータから共通に読み書
きできる外部記憶装置である共有ディスク(7、図16
の32に対応)と、から構成され、前記第3と前記第2
のコンピュータの両方に、アクセス権制御手段と自動転
送手段とをそれぞれ備え、前記アクセス権制御手段は、
前記共有ディスクの部分領域毎に設定された読み書きの
アクセス権の設定にしたがって、自らを動作させている
コンピュータの前記共有ディスクへの読み書きを制御す
るものであり、前記自動転送手段は、転送元として指定
された、自らを動作させているコンピュータがアクセス
可能な、外部記憶装置のある領域にデータが書き込まれ
たことを検知すると、転送先と指定された、もう一つの
別なアクセス可能な外部記憶装置のある領域にそのデー
タを自動転送するものであり、前記第3のコンピュータ
上で動作させる前記自動転送手段の転送元として前記外
部記憶装置(501)のある領域を指定し、転送先とし
て前記共有ディスクのある領域を指定し、前記第2のコ
ンピュータ上で動作させる前記自動転送手段の転送元と
して、第3のコンピュータで動作する自動転送手段が、
転送先として指定したのと同一な前記共有ディスク上の
領域を指定し、転送先として前記第2の外部記憶装置の
ある領域を指定することにより、前記外部記憶装置(5
01)から前記第2の外部記憶装置への自動データ転送
を行えるようにしたオンラインデータ転送装置である。
第3のコンピュータと第2のコンピュータの自動転送手
段の転送元、転送先領域の設定により、逆方向へデータ
の転送も可能である。
【0012】請求項3に記載の発明は、第1のコンピュ
ータ(1、図16の27に対応する)と、前記第1のコ
ンピュータが接続されている第1のネットワーク(5、
図16の26に対応)に接続された第3のコンピュータ
と、前記第1のコンピュータと前記第3のコンピュータ
から共通にアクセスできる前記第1のネットワーク上の
外部記憶装置(501)と、第2のコンピュータ(2、
図16の30に対応)と、前記第2のコンピュータが接
続されている第2のネットワークに接続された第4のコ
ンピュータと、前記第2のコンピュータと前記第4のコ
ンピュータから共通にアクセスできる第2のネットワー
ク上の外部記憶装置(601)と、前記第1のコンピュ
ータ及び前記第2のコンピュータから共通に読み書きで
きる外部記憶装置である共有ディスク(7、図16の3
2に対応)と、から構成され、前記第3と前記第4のコ
ンピュータの両方に、アクセス権制御手段と自動転送手
段とをそれぞれ備え、前記アクセス権制御手段は、前記
共有ディスクの部分領域毎に設定された読み書きのアク
セス権の設定にしたがって、自らを動作させているコン
ピュータの前記共有ディスクへの読み書きを制御するも
のであり、前記自動転送手段は、転送元として指定され
た、自らを動作させているコンピュータがアクセス可能
な、外部記憶装置のある領域にデータが書き込まれたこ
とを検知すると、転送先と指定された、もう一つの別な
アクセス可能な外部記憶装置のある領域にそのデータを
自動転送するものであり、前記第3のコンピュータ上で
動作させる前記自動転送手段の転送元として前記外部記
憶装置(501)のある領域を指定し、転送先として前
記共有ディスクのある領域を指定し、前記第4のコンピ
ュータ上で動作させる前記自動転送手段の転送元とし
て、前記第3のコンピュータで動作する自動転送手段
が、転送先として指定したのと同一な共有ディスク上の
領域を指定し、転送先として前記外部記憶装置(60
1)のある領域を指定することにより、前記外部記憶装
置(501)から前記外部記憶装置(601)への自動
データ転送を行えるようにしたオンラインデータ転送装
置である。第3のコンピュータと第4のコンピュータの
自動転送手段の転送元、転送先領域の設定により、逆方
向へデータの転送も可能である。
ータ(1、図16の27に対応する)と、前記第1のコ
ンピュータが接続されている第1のネットワーク(5、
図16の26に対応)に接続された第3のコンピュータ
と、前記第1のコンピュータと前記第3のコンピュータ
から共通にアクセスできる前記第1のネットワーク上の
外部記憶装置(501)と、第2のコンピュータ(2、
図16の30に対応)と、前記第2のコンピュータが接
続されている第2のネットワークに接続された第4のコ
ンピュータと、前記第2のコンピュータと前記第4のコ
ンピュータから共通にアクセスできる第2のネットワー
ク上の外部記憶装置(601)と、前記第1のコンピュ
ータ及び前記第2のコンピュータから共通に読み書きで
きる外部記憶装置である共有ディスク(7、図16の3
2に対応)と、から構成され、前記第3と前記第4のコ
ンピュータの両方に、アクセス権制御手段と自動転送手
段とをそれぞれ備え、前記アクセス権制御手段は、前記
共有ディスクの部分領域毎に設定された読み書きのアク
セス権の設定にしたがって、自らを動作させているコン
ピュータの前記共有ディスクへの読み書きを制御するも
のであり、前記自動転送手段は、転送元として指定され
た、自らを動作させているコンピュータがアクセス可能
な、外部記憶装置のある領域にデータが書き込まれたこ
とを検知すると、転送先と指定された、もう一つの別な
アクセス可能な外部記憶装置のある領域にそのデータを
自動転送するものであり、前記第3のコンピュータ上で
動作させる前記自動転送手段の転送元として前記外部記
憶装置(501)のある領域を指定し、転送先として前
記共有ディスクのある領域を指定し、前記第4のコンピ
ュータ上で動作させる前記自動転送手段の転送元とし
て、前記第3のコンピュータで動作する自動転送手段
が、転送先として指定したのと同一な共有ディスク上の
領域を指定し、転送先として前記外部記憶装置(60
1)のある領域を指定することにより、前記外部記憶装
置(501)から前記外部記憶装置(601)への自動
データ転送を行えるようにしたオンラインデータ転送装
置である。第3のコンピュータと第4のコンピュータの
自動転送手段の転送元、転送先領域の設定により、逆方
向へデータの転送も可能である。
【0013】請求項4に記載の発明は請求項1に記載の
発明を構成するコンピュータ1と2のいずれかにインタ
ーネットサービスプロバイダーと接続できるようルータ
またはモデムを設けた構成とするものである。
発明を構成するコンピュータ1と2のいずれかにインタ
ーネットサービスプロバイダーと接続できるようルータ
またはモデムを設けた構成とするものである。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、第1のコンピュータ、第2のコンピュ
ータまたは第3のコンピュータの何れかに、インターネ
ットサービスプロダーと接続できるようルーターまたは
モデムを設けた構成とするものである。
の発明において、第1のコンピュータ、第2のコンピュ
ータまたは第3のコンピュータの何れかに、インターネ
ットサービスプロダーと接続できるようルーターまたは
モデムを設けた構成とするものである。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項4に記載
の発明において、第1のコンピュータ、第2のコンピュ
ータ、第3のコンピュータまたは第4のコンピュータの
何れかに、インターネットサービスプロダーと接続でき
るようルーターまたはモデムを設けたものである。
の発明において、第1のコンピュータ、第2のコンピュ
ータ、第3のコンピュータまたは第4のコンピュータの
何れかに、インターネットサービスプロダーと接続でき
るようルーターまたはモデムを設けたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明を図示する実施形態に
基づいて説明する。図1は本発明によるデータ転送装置
の一実施例の全体構成を示した図である。1は第1のコ
ンピュータであり、2は第2のコンピュータである。1
00は第1のコンピュータがアクセス可能な第1の外部
記憶装置、200は第2のコンピュータがアクセス可能
な第2の外部記憶装置である。第1のコンピュータ及び
第2のコンピュータは接続装置8を介して外部記憶装置
である共有ディスク7をアクセスできるように構成され
ている。共有ディスク7はディスクユニット71とコン
ピュータとのデータ授受を制御するI/F装置72を含
んでいる。9はコンピュータ1、コンピュータ2と接続
装置8および共有ディスク7の間をつなぐデータケーブ
ルである。尚、このデータケーブル、コンピュータ1お
よびコンピュータ2のデータケーブルのI/F装置(図
示していない)、共有ディスクのI/F装置72は特定
の周辺装置のインターフェース規格に従って動作するも
のである。
基づいて説明する。図1は本発明によるデータ転送装置
の一実施例の全体構成を示した図である。1は第1のコ
ンピュータであり、2は第2のコンピュータである。1
00は第1のコンピュータがアクセス可能な第1の外部
記憶装置、200は第2のコンピュータがアクセス可能
な第2の外部記憶装置である。第1のコンピュータ及び
第2のコンピュータは接続装置8を介して外部記憶装置
である共有ディスク7をアクセスできるように構成され
ている。共有ディスク7はディスクユニット71とコン
ピュータとのデータ授受を制御するI/F装置72を含
んでいる。9はコンピュータ1、コンピュータ2と接続
装置8および共有ディスク7の間をつなぐデータケーブ
ルである。尚、このデータケーブル、コンピュータ1お
よびコンピュータ2のデータケーブルのI/F装置(図
示していない)、共有ディスクのI/F装置72は特定
の周辺装置のインターフェース規格に従って動作するも
のである。
【0017】図2は本発明の一実施例を構成するコンピ
ュータ1および2が備える機能手段を説明した図であ
る。コンピュータ1および2は、それぞれ共有ディスク
設定手段41、アクセス権制御手段42、自動転送手段
43を有するとともに、後述する図5に示す全体動作を
行うようこれらの各手段を統括して制御している。共有
ディスク設定手段41は共有ディスク7を幾つかの論理
的に独立した領域に分け、オンラインによる安全なデー
タ転送ができるように必要な設定を施す。アクセス権制
御手段42は前記共有ディスク設定手段の設定に従っ
て、実際に安全に誤り無くデータ転送が行われるよう、
コンピュータ1および2の共有ディスク7に対するアク
セス権を制御する。自動転送手段43は実際のデータ転
送を行う。
ュータ1および2が備える機能手段を説明した図であ
る。コンピュータ1および2は、それぞれ共有ディスク
設定手段41、アクセス権制御手段42、自動転送手段
43を有するとともに、後述する図5に示す全体動作を
行うようこれらの各手段を統括して制御している。共有
ディスク設定手段41は共有ディスク7を幾つかの論理
的に独立した領域に分け、オンラインによる安全なデー
タ転送ができるように必要な設定を施す。アクセス権制
御手段42は前記共有ディスク設定手段の設定に従っ
て、実際に安全に誤り無くデータ転送が行われるよう、
コンピュータ1および2の共有ディスク7に対するアク
セス権を制御する。自動転送手段43は実際のデータ転
送を行う。
【0018】本発明による装置の全体の動作フローは図
5に示される。まず第1または第2のコンピュータの何
れかの上で、S1からS3のステップにて共有ディスク
の設定を行う。設定が終わると第1のコンピュータ、第
2のコンピュータそれぞれで、アクセス権制御手段を起
動し(S4)、自動転送用のフォルダの設定を行い(S
5)、自動転送手段を起動する(S6)。自動転送手段
は常に設定された転送元フォルダを監視して、ユーザー
や、他のユーザープログラムが新しいデータファイルを
書き込んだことを知ると直ちに転送先フォルダへデータ
をコピーする。ただし、S4からS6のステップはアク
セス制御手段42および自動転送手段43を動作させる
コンピュータ上で行う。装置の構成により、42および
43を第1のコンピュータの代わりに第3のコンピュー
タ、第2のコンピュータの代わりに第4のコンピュータ
で動作する場合は、それぞれ第3、第4のコンピュータ
上でS4からS6のステップを実行する。以下図5の動
作フローチャートに沿って説明を進めて行く。
5に示される。まず第1または第2のコンピュータの何
れかの上で、S1からS3のステップにて共有ディスク
の設定を行う。設定が終わると第1のコンピュータ、第
2のコンピュータそれぞれで、アクセス権制御手段を起
動し(S4)、自動転送用のフォルダの設定を行い(S
5)、自動転送手段を起動する(S6)。自動転送手段
は常に設定された転送元フォルダを監視して、ユーザー
や、他のユーザープログラムが新しいデータファイルを
書き込んだことを知ると直ちに転送先フォルダへデータ
をコピーする。ただし、S4からS6のステップはアク
セス制御手段42および自動転送手段43を動作させる
コンピュータ上で行う。装置の構成により、42および
43を第1のコンピュータの代わりに第3のコンピュー
タ、第2のコンピュータの代わりに第4のコンピュータ
で動作する場合は、それぞれ第3、第4のコンピュータ
上でS4からS6のステップを実行する。以下図5の動
作フローチャートに沿って説明を進めて行く。
【0019】ステップS1及びS2について説明する前
に、外部記憶装置のパーティションと初期化について説
明しておく。コンピュータに接続されている物理的な外
部記憶装置はコンピュータのオペレーティングシステム
(Operating System以下OS)からは論理的なボリュー
ム(論理ボリュームあるいは単にボリュームと記す)と
して認識される。物理的な外部記憶装置が全体で一つの
論理ボリュームとなる場合もあるし、設定によって複数
の論理ボリュームに分けて使うこともある。後者の場合
外部記憶装置を論理的な複数の領域に分けることになる
が、この領域のことをパーティションと呼んでいる。外
部記憶装置には必ずパーティションマップという通常の
ユーザーからは見えない領域があり、ここにその外部記
憶装置のパーティション設定情報が記録されている。パ
ーティションマップも1つのパーティションである。
に、外部記憶装置のパーティションと初期化について説
明しておく。コンピュータに接続されている物理的な外
部記憶装置はコンピュータのオペレーティングシステム
(Operating System以下OS)からは論理的なボリュー
ム(論理ボリュームあるいは単にボリュームと記す)と
して認識される。物理的な外部記憶装置が全体で一つの
論理ボリュームとなる場合もあるし、設定によって複数
の論理ボリュームに分けて使うこともある。後者の場合
外部記憶装置を論理的な複数の領域に分けることになる
が、この領域のことをパーティションと呼んでいる。外
部記憶装置には必ずパーティションマップという通常の
ユーザーからは見えない領域があり、ここにその外部記
憶装置のパーティション設定情報が記録されている。パ
ーティションマップも1つのパーティションである。
【0020】図6はパーティションマップを説明する図
である。図6の(A)では3つのパーティション(論理
ボリューム)に区分けされていることが判る。ただし最
初のパーティションはパーティションマップであり、次
のパーティションはデバイスドライバに当てられている
ので、ユーザーが利用できるのは3番目のパーティショ
ンだけである。
である。図6の(A)では3つのパーティション(論理
ボリューム)に区分けされていることが判る。ただし最
初のパーティションはパーティションマップであり、次
のパーティションはデバイスドライバに当てられている
ので、ユーザーが利用できるのは3番目のパーティショ
ンだけである。
【0021】パーティションマップで設定された通りに
外部記憶装置を複数の領域(パーティション)に分け各
領域にコンピュータのファイルシステムが論理ボリュー
ムとして扱えるように決められた構造・形式を作成する
作業が外部記憶装置の初期化である。その最も重要なデ
ータ構造がボリュームヘッダである。ボリュームヘッダ
は各パーティション(論理ボリューム)に一つ有り、そ
のパーティションがどのブロックから始まり、サイズが
どれくらいか、書き込み可能か読み込みのみ可能かなど
の情報がその他の属性情報とともに書き込まれている。
外部記憶装置を複数の領域(パーティション)に分け各
領域にコンピュータのファイルシステムが論理ボリュー
ムとして扱えるように決められた構造・形式を作成する
作業が外部記憶装置の初期化である。その最も重要なデ
ータ構造がボリュームヘッダである。ボリュームヘッダ
は各パーティション(論理ボリューム)に一つ有り、そ
のパーティションがどのブロックから始まり、サイズが
どれくらいか、書き込み可能か読み込みのみ可能かなど
の情報がその他の属性情報とともに書き込まれている。
【0022】共有ディスク設定手段41は前記パーティ
ションを設定するパーティション設定手段411、共有
ディスク7の前記初期化を行う初期化手段412と後述
するボリューム管理表作成手段から構成される。これら
の機能手段はそれぞれ図5の全体の動作フローのS1、
S2、S3の動作ステップを実行する。
ションを設定するパーティション設定手段411、共有
ディスク7の前記初期化を行う初期化手段412と後述
するボリューム管理表作成手段から構成される。これら
の機能手段はそれぞれ図5の全体の動作フローのS1、
S2、S3の動作ステップを実行する。
【0023】以下このステップS1とステップS2の内
容について図7を中心に説明する。まず、共有の外部記
憶装置7は単一ボリュームのストレージ装置として第1
および第2のコンピュータのOSに認識されているもの
とする。(何れかのコンピュータによる外部記憶装置の
7の初期化が済んでいる。最初はデフォルトのパーティ
ション設定なのでユーザーが使えるパーティションは1
つだけである)この状態のパーティションマップが図7
の73(その内容は図6の(A))であり、ユーザーの
扱える唯一のボリュームのボリュームヘッダー75が存
在する。なお実際にはパーティションマップも共有ディ
スクの中に存在する。まず、パーティション設定手段4
11は第1のコンピュータ画面上で起動され、グラフィ
カルユーザーインターフェース(Graphical User Int
erface 以下GUI) を通じて、ユーザー(共有ディス
クの管理者)に複数のパーティションを設定するよう促
す。即ち新しく作成するパーティションのサイズの入力
を画面上から要求し、入力されたサイズを取り込む。共
有ディスク管理者は、後述するボリューム管理のために
使用される1つの共用パーティションを含めて、必要な
パーティション数だけ、このサイズの入力を繰り返す。
(この実施例の説明では3つのパーティションを設定す
る)パーティション設定手段は各パーティションにデフ
ォルトの名前、デフォルトのアクセス属性(書込可能、
読込可能)を加えて図6の(B)のようにパーティショ
ンマップを更新する。以上でパーティションの設定手段
411の動作は終了する。
容について図7を中心に説明する。まず、共有の外部記
憶装置7は単一ボリュームのストレージ装置として第1
および第2のコンピュータのOSに認識されているもの
とする。(何れかのコンピュータによる外部記憶装置の
7の初期化が済んでいる。最初はデフォルトのパーティ
ション設定なのでユーザーが使えるパーティションは1
つだけである)この状態のパーティションマップが図7
の73(その内容は図6の(A))であり、ユーザーの
扱える唯一のボリュームのボリュームヘッダー75が存
在する。なお実際にはパーティションマップも共有ディ
スクの中に存在する。まず、パーティション設定手段4
11は第1のコンピュータ画面上で起動され、グラフィ
カルユーザーインターフェース(Graphical User Int
erface 以下GUI) を通じて、ユーザー(共有ディス
クの管理者)に複数のパーティションを設定するよう促
す。即ち新しく作成するパーティションのサイズの入力
を画面上から要求し、入力されたサイズを取り込む。共
有ディスク管理者は、後述するボリューム管理のために
使用される1つの共用パーティションを含めて、必要な
パーティション数だけ、このサイズの入力を繰り返す。
(この実施例の説明では3つのパーティションを設定す
る)パーティション設定手段は各パーティションにデフ
ォルトの名前、デフォルトのアクセス属性(書込可能、
読込可能)を加えて図6の(B)のようにパーティショ
ンマップを更新する。以上でパーティションの設定手段
411の動作は終了する。
【0024】次に、図5のステップS2において、共有
ディスク初期化手段412が呼び出され、更新したパー
ティションマップ74(その内容は図6の(B)に示さ
れる)に基づいて共有ディスクの初期化が行われる。そ
の結果3つのユーザーが利用可能なボリュームが作成さ
れる。それぞれのボリュームにはボリュームヘッダ7
6、77、78が作成される。(以後これらの符号をも
ってボリューム自体も指し示すこととする)
ディスク初期化手段412が呼び出され、更新したパー
ティションマップ74(その内容は図6の(B)に示さ
れる)に基づいて共有ディスクの初期化が行われる。そ
の結果3つのユーザーが利用可能なボリュームが作成さ
れる。それぞれのボリュームにはボリュームヘッダ7
6、77、78が作成される。(以後これらの符号をも
ってボリューム自体も指し示すこととする)
【0025】次に、図5のステップS3において、ボリ
ューム管理表の作成を行うためにボリューム管理表作成
手段が呼び出される。ボリューム管理表(図8の81)
の行方向のエントリーはアクセス権制御手段が管理すべ
きボリュームに対応する。そして各ボリュームの所有者
属性が記録されている。該当ボリュームの所有者として
登録されたコンピュータはそのボリュームに対してファ
イルの読み書き、削除が可能である。所有者でないコン
ピュータは読込のみ可能である。(実施の形態として
は、個々のボリュームに対するアクセス属性をさらに細
かく設定することも可能である)ボリューム管理表作成
手段の動作は図8に示している。即ちまず第1のコンピ
ュータに認識されている全ての論理ボリュームをユーザ
ー画面に表示する。第1のコンピュータのOSは通常は
システム立ち上げ時に接続されている外部記憶装置を全
てマウントする。共有ディスク7も初期化が終わってい
るのでこの時にOSのマウントサービスを呼び出すこと
により認識される(S31)。次に、ボリューム管理表
作成手段はGUIによりディスク管理者にアクセス権制
御手段が管理すべきボリュームとその所有者を入力する
よう促す。この例では管理しなければならないボリュー
ムは76、77、78である。ディスク管理者は、76
の所有者を第1のコンピュータ、77の所有者を第2の
コンピュータと設定する。78の所有者は「共有属性」
(特定の所有者無し)とする。この結果できたボリュー
ム管理表81が図8に示されている。最後にボリューム
管理表作成手段はボリューム管理表81をファイルとし
てボリューム78に格納させる。(S33)設定作業は
ここまでで終了する。
ューム管理表の作成を行うためにボリューム管理表作成
手段が呼び出される。ボリューム管理表(図8の81)
の行方向のエントリーはアクセス権制御手段が管理すべ
きボリュームに対応する。そして各ボリュームの所有者
属性が記録されている。該当ボリュームの所有者として
登録されたコンピュータはそのボリュームに対してファ
イルの読み書き、削除が可能である。所有者でないコン
ピュータは読込のみ可能である。(実施の形態として
は、個々のボリュームに対するアクセス属性をさらに細
かく設定することも可能である)ボリューム管理表作成
手段の動作は図8に示している。即ちまず第1のコンピ
ュータに認識されている全ての論理ボリュームをユーザ
ー画面に表示する。第1のコンピュータのOSは通常は
システム立ち上げ時に接続されている外部記憶装置を全
てマウントする。共有ディスク7も初期化が終わってい
るのでこの時にOSのマウントサービスを呼び出すこと
により認識される(S31)。次に、ボリューム管理表
作成手段はGUIによりディスク管理者にアクセス権制
御手段が管理すべきボリュームとその所有者を入力する
よう促す。この例では管理しなければならないボリュー
ムは76、77、78である。ディスク管理者は、76
の所有者を第1のコンピュータ、77の所有者を第2の
コンピュータと設定する。78の所有者は「共有属性」
(特定の所有者無し)とする。この結果できたボリュー
ム管理表81が図8に示されている。最後にボリューム
管理表作成手段はボリューム管理表81をファイルとし
てボリューム78に格納させる。(S33)設定作業は
ここまでで終了する。
【0026】次に全体動作フロー(図5)のステップS
4でアクセス権制御手段42が起動される。このアクセ
ス権制御手段は後述する共有ディスクマウント手段とO
Sのファイル入出力サービスと連動した動作によりボリ
ュームのアクセス権の制御を行う。その詳細な動作フロ
ーを図9および図10に示すが、フローの説明の前に、
ボリュームのアクセス権を制御する仕組みに関して、関
連するOSの動作を含めて説明しておく。
4でアクセス権制御手段42が起動される。このアクセ
ス権制御手段は後述する共有ディスクマウント手段とO
Sのファイル入出力サービスと連動した動作によりボリ
ュームのアクセス権の制御を行う。その詳細な動作フロ
ーを図9および図10に示すが、フローの説明の前に、
ボリュームのアクセス権を制御する仕組みに関して、関
連するOSの動作を含めて説明しておく。
【0027】この制御のしくみは外見的にはコンピュー
タのOSの動作の一つである外部記憶装置のマウント機
能として動作する。マウントするとは、外部記憶装置の
各論理ボリュームのボリュームヘッダを読み出し、この
コピーをファイル入出力サービスが扱うある領域に作成
して、以後のその論理ボリュームに対するファイル入出
力を行う準備を整えることである。図11は本発明の1
部を構成するアクセス権制御の仕組みを説明する図であ
る。通常のOSのマウントサービス13は外部記憶装置
のボリュームヘッダーを読み出して、ファイル入出力サ
ービスが扱う記憶領域(図11でボリューム制御ブロッ
ク17a)にそのコピーを作成する。一方、アクセス権
制御手段が呼び出す共有ディスクのマウント手段14は
ボリューム77をマウントするに当たって、前もってボ
リューム78からボリューム管理表81を読み込んでお
き、ボリュームヘッダ77の内容をボリューム管理表を
参照して書き換えるのである。すなわち、もし当該ボリ
ュームの所有者が自分自身であれば、ボリュームヘッダ
ーのアクセス属性の部分を読込書込削除可能と設定する
が、所有者が自分自身でない場合は読込のみ可能と設定
する。所有者が共有の場合は読込書込可能とする。この
ような内容で当該ボリュームのボリューム制御ブロック
17bが準備されるので、以後このボリュームに対する
ファイル入出力のアクセス権がボリューム管理表の内容
に応じて適切に設定されることになる。
タのOSの動作の一つである外部記憶装置のマウント機
能として動作する。マウントするとは、外部記憶装置の
各論理ボリュームのボリュームヘッダを読み出し、この
コピーをファイル入出力サービスが扱うある領域に作成
して、以後のその論理ボリュームに対するファイル入出
力を行う準備を整えることである。図11は本発明の1
部を構成するアクセス権制御の仕組みを説明する図であ
る。通常のOSのマウントサービス13は外部記憶装置
のボリュームヘッダーを読み出して、ファイル入出力サ
ービスが扱う記憶領域(図11でボリューム制御ブロッ
ク17a)にそのコピーを作成する。一方、アクセス権
制御手段が呼び出す共有ディスクのマウント手段14は
ボリューム77をマウントするに当たって、前もってボ
リューム78からボリューム管理表81を読み込んでお
き、ボリュームヘッダ77の内容をボリューム管理表を
参照して書き換えるのである。すなわち、もし当該ボリ
ュームの所有者が自分自身であれば、ボリュームヘッダ
ーのアクセス属性の部分を読込書込削除可能と設定する
が、所有者が自分自身でない場合は読込のみ可能と設定
する。所有者が共有の場合は読込書込可能とする。この
ような内容で当該ボリュームのボリューム制御ブロック
17bが準備されるので、以後このボリュームに対する
ファイル入出力のアクセス権がボリューム管理表の内容
に応じて適切に設定されることになる。
【0028】アクセス権制御手段の動作説明に戻る。図
9はアクセス権制御手段の動作フローを示す。まずボリ
ューム管理表を得るためにもしボリューム78がマウン
トされていなければ通常のOSのマウントサービスでボ
リューム78をマウントする(S40)。次にボリュー
ム管理表を読み出し、この表に登録されているボリュー
ムを第1のコンピュータあるいは第2のコンピュータの
モニタ画面上に表示する(S41)。ユーザーは画面に
出てくるGUIを利用して、利用したいボリュームを選
択する(S42)。ボリュームが1つ選択されると共有
ディスクマウント手段を呼び出し、選択されたボリュー
ムのマウントを行う(S43)。図10は呼び出された
共有ディスクマウント手段の動作フローである。まず要
求されたボリュームのボリュームヘッダーを読み出し
(S45)、ボリューム管理表に基づき、前述したよう
にアクセス属性を設定し(S46)、これをボリューム
管理ブロックにセットする(S47)。
9はアクセス権制御手段の動作フローを示す。まずボリ
ューム管理表を得るためにもしボリューム78がマウン
トされていなければ通常のOSのマウントサービスでボ
リューム78をマウントする(S40)。次にボリュー
ム管理表を読み出し、この表に登録されているボリュー
ムを第1のコンピュータあるいは第2のコンピュータの
モニタ画面上に表示する(S41)。ユーザーは画面に
出てくるGUIを利用して、利用したいボリュームを選
択する(S42)。ボリュームが1つ選択されると共有
ディスクマウント手段を呼び出し、選択されたボリュー
ムのマウントを行う(S43)。図10は呼び出された
共有ディスクマウント手段の動作フローである。まず要
求されたボリュームのボリュームヘッダーを読み出し
(S45)、ボリューム管理表に基づき、前述したよう
にアクセス属性を設定し(S46)、これをボリューム
管理ブロックにセットする(S47)。
【0029】以上がアクセス権制御手段の動作である。
アクセス権制御手段は第1のコンピュータ、第2のコン
ピュータでそれぞれ起動させる。実際の制御はOSのフ
ァイル入出力サービスの動作と連動して実行される。即
ち、もしユーザーあるいはユーザープログラムが、現在
使用しているコンピュータが所有者と定められていない
ボリュームに対して、ファイルの更新やファイル削除を
行おうとすると、要求を受けたファイル入出力サービス
は、該当するボリュームの制御ブロックを参照してアク
セス権設定をチェックし、もしそのリクエストが許可さ
れていないアクセスを伴うものならば、そのリクエスト
を拒絶する。
アクセス権制御手段は第1のコンピュータ、第2のコン
ピュータでそれぞれ起動させる。実際の制御はOSのフ
ァイル入出力サービスの動作と連動して実行される。即
ち、もしユーザーあるいはユーザープログラムが、現在
使用しているコンピュータが所有者と定められていない
ボリュームに対して、ファイルの更新やファイル削除を
行おうとすると、要求を受けたファイル入出力サービス
は、該当するボリュームの制御ブロックを参照してアク
セス権設定をチェックし、もしそのリクエストが許可さ
れていないアクセスを伴うものならば、そのリクエスト
を拒絶する。
【0030】次に図5の全体動作フローのステップS5
において、自動転送手段の用いる転送元フォルダと転送
先フォルダを指定し、ステップS6において自動転送手
段43を起動する。自動転送手段の動作を図12および
図13により以下に説明する。
において、自動転送手段の用いる転送元フォルダと転送
先フォルダを指定し、ステップS6において自動転送手
段43を起動する。自動転送手段の動作を図12および
図13により以下に説明する。
【0031】ここでは、第1のコンピュータから第2の
コンピュータへデータファイルを転送する場合を説明す
る。第1のコンピュータ上で動く自動転送手段は転送元
フォルダ、転送先フォルダがそれぞれ、第1のコンピュ
ータからアクセスできる外部記憶装置100上のフォル
ダ1、共有ディスク上のフォルダ2と設定されているも
のとする。第2のコンピュータ上で動く自動転送手段は
転送元フォルダ、転送先フォルダがそれぞれ、共有ディ
スク上のフォルダ2、第2のコンピュータからアクセス
できる外部記憶装置200上のフォルダ3と設定されて
いるものとする。図12を用いて説明する。図12にお
いて第1のコンピュータ上の自動転送手段は一定時間
(例えば60秒)待機した後(S51)、転送元フォル
ダフォルダ1に存在するファイルを調べる。この時各フ
ァイルの更新時刻(作成時刻)と転送手段が記録した前
回のコピー時刻を比較し、前回のコピー時刻よりも後に
フォルダ1に作成された(更新された)ファイルのリス
トを作成する(S53)。もしそのようなファイルがな
ければ直ちにS51に戻る。新しいファイルが1つ以上
あれば、S54にて、すべての前記リスト上のファイル
を共有ディスクの転送先フォルダにコピーする。コピー
した時刻を自動転送手段の管理する特定の記憶領域に記
録する(S55)。尚、最初に自動転送手段が起動され
た時点では前回のコピー時刻の値は十分に古い時刻と設
定する。
コンピュータへデータファイルを転送する場合を説明す
る。第1のコンピュータ上で動く自動転送手段は転送元
フォルダ、転送先フォルダがそれぞれ、第1のコンピュ
ータからアクセスできる外部記憶装置100上のフォル
ダ1、共有ディスク上のフォルダ2と設定されているも
のとする。第2のコンピュータ上で動く自動転送手段は
転送元フォルダ、転送先フォルダがそれぞれ、共有ディ
スク上のフォルダ2、第2のコンピュータからアクセス
できる外部記憶装置200上のフォルダ3と設定されて
いるものとする。図12を用いて説明する。図12にお
いて第1のコンピュータ上の自動転送手段は一定時間
(例えば60秒)待機した後(S51)、転送元フォル
ダフォルダ1に存在するファイルを調べる。この時各フ
ァイルの更新時刻(作成時刻)と転送手段が記録した前
回のコピー時刻を比較し、前回のコピー時刻よりも後に
フォルダ1に作成された(更新された)ファイルのリス
トを作成する(S53)。もしそのようなファイルがな
ければ直ちにS51に戻る。新しいファイルが1つ以上
あれば、S54にて、すべての前記リスト上のファイル
を共有ディスクの転送先フォルダにコピーする。コピー
した時刻を自動転送手段の管理する特定の記憶領域に記
録する(S55)。尚、最初に自動転送手段が起動され
た時点では前回のコピー時刻の値は十分に古い時刻と設
定する。
【0032】一方、第2のコンピュータ上で起動された
自動転送手段の動作は図13に示されている。転送元フ
ォルダである共有ディクス上のフォルダ2をチェックし
て、前回のコピー時刻より後に作成(更新)されたファ
イルを転送先フォルダ、フォルダ3にコピーする。転送
手段の動作自体は同じであるが、第1のコンピュータ上
で起動される自動転送手段の転送先と、第2のコンピュ
ータで起動される自動転送手段の転送元が一致している
ため、第1のコンピュータから第2のコンピュータへ人
手を介さずに、データが転送される。
自動転送手段の動作は図13に示されている。転送元フ
ォルダである共有ディクス上のフォルダ2をチェックし
て、前回のコピー時刻より後に作成(更新)されたファ
イルを転送先フォルダ、フォルダ3にコピーする。転送
手段の動作自体は同じであるが、第1のコンピュータ上
で起動される自動転送手段の転送先と、第2のコンピュ
ータで起動される自動転送手段の転送元が一致している
ため、第1のコンピュータから第2のコンピュータへ人
手を介さずに、データが転送される。
【0033】尚、第2、第1のコンピュータ上でそれぞ
れもう一つの自動転送手段を、第2のコンピュータで起
動させる自動転送手段の転送元を外部記憶装置200上
のフォルダ4、転送先を共有ディスク7の第2のコンピ
ュータが書き込み可能な部分領域に属しているフォルダ
5、第1のコンピュータで起動させる自動転送手段の転
送元を前記フォルダ5、転送先を外部記憶装置100上
のフォルダ6、と設定して起動させることにより、フォ
ルダ4→フォルダ5→フォルダ6と反対方向にデータ転
送させることもできる。これを応用して、コンピュータ
2が内容を読み込んだデータファイルのファイル名を記
述したテキストファイルをコンピュータ1へ返すような
機能を設けることにより、コンピュータ1がコンピュー
タ2が読み込んだことを確認する機能を実現することも
できる。これは、第2のコンピュータ上で動作する自動
転送手段(転送元がフォルダ2、転送先がフォルダ3)
が図13のステップS64で、読み込んだファイルの名
前のリストをフォルダ4に書き込む動作を付け加えれば
実現できる。また自動転送手段が対象とするファイル
は、特定のデータベースソフトウエアにより作成された
データベースファイルでもよい。この場合はS54、S
64のステップでは、単なるファイルのコピーではな
く、データベースソフトウエアのレプリケーション機能
により、転送先フォルダにレプリケーションを作成す
る。こうして、データベースファイルを各フォルダ間で
絶えず同一内容に保つことにより、第1のコンピュータ
から第2のコンピュータへデータを伝えることができ
る。ファイルを介してコミニケーションを絶えず取り合
うことにより、自動的にデータの転送を行うことが実現
される。以上、本発明の一実施例(図1)について説明
した。尚、外部記憶装置100および200はそれぞれ
コンピュータ1、2からOSのファイル入出力サービス
がアクセス可能な記憶装置であればその接続形態は何で
も良い。従ってコンピュータ1、2の中に内蔵されてい
ても良く、IEEE 802.3規格等のネットワークに接続され
た他のコンピュータに接続されていても良い。
れもう一つの自動転送手段を、第2のコンピュータで起
動させる自動転送手段の転送元を外部記憶装置200上
のフォルダ4、転送先を共有ディスク7の第2のコンピ
ュータが書き込み可能な部分領域に属しているフォルダ
5、第1のコンピュータで起動させる自動転送手段の転
送元を前記フォルダ5、転送先を外部記憶装置100上
のフォルダ6、と設定して起動させることにより、フォ
ルダ4→フォルダ5→フォルダ6と反対方向にデータ転
送させることもできる。これを応用して、コンピュータ
2が内容を読み込んだデータファイルのファイル名を記
述したテキストファイルをコンピュータ1へ返すような
機能を設けることにより、コンピュータ1がコンピュー
タ2が読み込んだことを確認する機能を実現することも
できる。これは、第2のコンピュータ上で動作する自動
転送手段(転送元がフォルダ2、転送先がフォルダ3)
が図13のステップS64で、読み込んだファイルの名
前のリストをフォルダ4に書き込む動作を付け加えれば
実現できる。また自動転送手段が対象とするファイル
は、特定のデータベースソフトウエアにより作成された
データベースファイルでもよい。この場合はS54、S
64のステップでは、単なるファイルのコピーではな
く、データベースソフトウエアのレプリケーション機能
により、転送先フォルダにレプリケーションを作成す
る。こうして、データベースファイルを各フォルダ間で
絶えず同一内容に保つことにより、第1のコンピュータ
から第2のコンピュータへデータを伝えることができ
る。ファイルを介してコミニケーションを絶えず取り合
うことにより、自動的にデータの転送を行うことが実現
される。以上、本発明の一実施例(図1)について説明
した。尚、外部記憶装置100および200はそれぞれ
コンピュータ1、2からOSのファイル入出力サービス
がアクセス可能な記憶装置であればその接続形態は何で
も良い。従ってコンピュータ1、2の中に内蔵されてい
ても良く、IEEE 802.3規格等のネットワークに接続され
た他のコンピュータに接続されていても良い。
【0034】本発明による他の実施例の構成図を図3に
示す。この実施例は図1に示される構成の実施例による
装置に、ネットワーク(5)とネットワーク(5)に接
続された第3のコンピュータ(3)を加え、図1におけ
る第1の外部記憶装置の代わりにネットワーク(5)上
の外部記憶装置(501)をおいた構成である。ネット
ワーク5はIEEE 802.3規格のネットワークである。アク
セス権制御手段42と自動転送手段41は第2のコンピ
ュータ上で動作するとともに、第1のコンピュータの代
わりに第3のコンピュータ上で動作する。共有ディスク
設定手段は第1のコンピュータまたは第2のコンピュー
タ上で動作させる。第1のコンピュータもしくは第2の
コンピュータで共有ディスクの設定を行う際に、図1に
示される構成の実施例では共有ディスクのボリューム管
理表の所有者属性に第1のコンピュータと設定したボリ
ュームがあるが、図3の構成の実施例ではこのボリュー
ムの所有者属性を第3のコンピュータと設定する。また
第3のコンピュータ上で動作させる自動転送手段の転送
元を501上のフォルダ、転送先を共有ディスク7上
の、第2のコンピュータで動作する自動転送手段の転送
元と同一のフォルダとする。(このフォルダは第3のコ
ンピュータが所有しているボリューム上にある)第2の
コンピュータで動作する自動転送手段の転送先フォルダ
を第2の外部記憶装置上に設定すれば、第1のネットワ
ーク上の外部記憶装置(501)から第2の外部記憶装
置へのデータ転送が行われるものである。尚、ネットワ
ーク5は、コンピュータ3のOSのファイル入出力サー
ビスが機能するように構成できれば物理層がIEEE 802.3
規格でなくともよい。
示す。この実施例は図1に示される構成の実施例による
装置に、ネットワーク(5)とネットワーク(5)に接
続された第3のコンピュータ(3)を加え、図1におけ
る第1の外部記憶装置の代わりにネットワーク(5)上
の外部記憶装置(501)をおいた構成である。ネット
ワーク5はIEEE 802.3規格のネットワークである。アク
セス権制御手段42と自動転送手段41は第2のコンピ
ュータ上で動作するとともに、第1のコンピュータの代
わりに第3のコンピュータ上で動作する。共有ディスク
設定手段は第1のコンピュータまたは第2のコンピュー
タ上で動作させる。第1のコンピュータもしくは第2の
コンピュータで共有ディスクの設定を行う際に、図1に
示される構成の実施例では共有ディスクのボリューム管
理表の所有者属性に第1のコンピュータと設定したボリ
ュームがあるが、図3の構成の実施例ではこのボリュー
ムの所有者属性を第3のコンピュータと設定する。また
第3のコンピュータ上で動作させる自動転送手段の転送
元を501上のフォルダ、転送先を共有ディスク7上
の、第2のコンピュータで動作する自動転送手段の転送
元と同一のフォルダとする。(このフォルダは第3のコ
ンピュータが所有しているボリューム上にある)第2の
コンピュータで動作する自動転送手段の転送先フォルダ
を第2の外部記憶装置上に設定すれば、第1のネットワ
ーク上の外部記憶装置(501)から第2の外部記憶装
置へのデータ転送が行われるものである。尚、ネットワ
ーク5は、コンピュータ3のOSのファイル入出力サー
ビスが機能するように構成できれば物理層がIEEE 802.3
規格でなくともよい。
【0035】さらに、本発明による別の実施例の構成図
を図4に示す。この実施例は図3に示される構成の実施
例による装置に、ネットワーク(6)とネットワーク
(6)に接続された第4のコンピュータ(4)を加え、
図3における第2の外部記憶装置の代わりにネットワー
ク(6)上の外部記憶装置(601)をおいた構成であ
る。ネットワーク6はIEEE 802.3規格のネットワークで
ある。アクセス権制御手段42と自動転送手段41は第
3のコンピュータ上で動作するとともに、第2のコンピ
ュータの代わりに第4のコンピュータ上で動作する。共
有ディスク設定手段は第1のコンピュータまたは第2の
コンピュータ上で動作させる。第1のコンピュータもし
くは第2のコンピュータで共有ディスクの設定を行う際
に、第3のコンピュータと第4のコンピュータが所有す
るボリュームが1つずつとなるようボリューム管理表8
1を設定する。第3のコンピュータ上で動作させる自動
転送手段の転送元を501上のフォルダ、転送先を共有
ディスク7上の、第4のコンピュータで動作する自動転
送手段の転送元と同一のフォルダとする。(このフォル
ダは第3のコンピュータが所有しているボリューム上に
ある)第4のコンピュータで動作する自動転送手段の転
送先フォルダを外部記憶装置(601)上に設定すれ
ば、ネットワーク(5)上の外部記憶装置(501)か
らネットワーク(6)上の外部記憶装置(601)への
データ転送が行われるものである。尚、ネットワーク6
は、コンピュータ4のOSのファイル入出力サービスが
機能するように構成できれば物理層がIEEE 802.3規格で
なくともよい。
を図4に示す。この実施例は図3に示される構成の実施
例による装置に、ネットワーク(6)とネットワーク
(6)に接続された第4のコンピュータ(4)を加え、
図3における第2の外部記憶装置の代わりにネットワー
ク(6)上の外部記憶装置(601)をおいた構成であ
る。ネットワーク6はIEEE 802.3規格のネットワークで
ある。アクセス権制御手段42と自動転送手段41は第
3のコンピュータ上で動作するとともに、第2のコンピ
ュータの代わりに第4のコンピュータ上で動作する。共
有ディスク設定手段は第1のコンピュータまたは第2の
コンピュータ上で動作させる。第1のコンピュータもし
くは第2のコンピュータで共有ディスクの設定を行う際
に、第3のコンピュータと第4のコンピュータが所有す
るボリュームが1つずつとなるようボリューム管理表8
1を設定する。第3のコンピュータ上で動作させる自動
転送手段の転送元を501上のフォルダ、転送先を共有
ディスク7上の、第4のコンピュータで動作する自動転
送手段の転送元と同一のフォルダとする。(このフォル
ダは第3のコンピュータが所有しているボリューム上に
ある)第4のコンピュータで動作する自動転送手段の転
送先フォルダを外部記憶装置(601)上に設定すれ
ば、ネットワーク(5)上の外部記憶装置(501)か
らネットワーク(6)上の外部記憶装置(601)への
データ転送が行われるものである。尚、ネットワーク6
は、コンピュータ4のOSのファイル入出力サービスが
機能するように構成できれば物理層がIEEE 802.3規格で
なくともよい。
【0036】これらの実施例によれば2つのコンピュー
タ間、1つのコンピュータと1つのネットワーク上の外
部記憶装置間、または2つのネットワーク上の外部記憶
装置間で自動転送が可能となる。さらに、これらの実施
例を構成するいずれか一つのコンピュータにルーターま
たはモデムを設けて、通信事業者の提供する専用線また
は電話線のダイヤルアップによりインターネットサービ
スプロバイダーと接続できる構成とすることもできる。
そのような構成とすると、インターネットに接続された
コンピュータまたはネットワーク上の決められた外部記
憶装置の領域にインターネットから受けたデータを置く
ことにより、他方の側のコンピュータまたはネットワー
クへ自動的にデータ転送される。自動転送手段の設定に
より逆方向の転送も可能である。
タ間、1つのコンピュータと1つのネットワーク上の外
部記憶装置間、または2つのネットワーク上の外部記憶
装置間で自動転送が可能となる。さらに、これらの実施
例を構成するいずれか一つのコンピュータにルーターま
たはモデムを設けて、通信事業者の提供する専用線また
は電話線のダイヤルアップによりインターネットサービ
スプロバイダーと接続できる構成とすることもできる。
そのような構成とすると、インターネットに接続された
コンピュータまたはネットワーク上の決められた外部記
憶装置の領域にインターネットから受けたデータを置く
ことにより、他方の側のコンピュータまたはネットワー
クへ自動的にデータ転送される。自動転送手段の設定に
より逆方向の転送も可能である。
【0037】仮に、図4で第2のコンピュータがインタ
ーネットサービスプロバイダーと接続されているとす
る。第1のネットワークは社内LAN、第2のネットワ
ークはWWWサーバー等をおくネットワークと考えてみる
ことができる。第2のコンピュータと、第1のコンピュ
ータは、IP(InternetProtocol、以下IPと略す)パ
ケット等が通るネットワークの形で接続されていないの
で、第2のコンピュータが悪意のある第3者に万一乗っ
取られても、そこから第1のネットワーク(社内LA
N)への、IPプロトコルによる攻撃・いたずらは不可
能である。したがって仮に共有ディスク7上のデータが
盗み読まれることがあっても、それ以上の被害が第1の
ネットワーク(社内LAN)にまで及ぶことはない。
ーネットサービスプロバイダーと接続されているとす
る。第1のネットワークは社内LAN、第2のネットワ
ークはWWWサーバー等をおくネットワークと考えてみる
ことができる。第2のコンピュータと、第1のコンピュ
ータは、IP(InternetProtocol、以下IPと略す)パ
ケット等が通るネットワークの形で接続されていないの
で、第2のコンピュータが悪意のある第3者に万一乗っ
取られても、そこから第1のネットワーク(社内LA
N)への、IPプロトコルによる攻撃・いたずらは不可
能である。したがって仮に共有ディスク7上のデータが
盗み読まれることがあっても、それ以上の被害が第1の
ネットワーク(社内LAN)にまで及ぶことはない。
【0038】また第1(または第3)のコンピュータと
第2(または第4)のコンピュータは共有ディスク7へ
の書き込み可能な領域が互いに排他的に設定され、制御
されるため、1または3(2または4)の書き出したデ
ータを2または4(1または3)が誤って上書きして壊
すことはない。この排他的に書き込み領域を制御する機
能と、一方のコンピュータから見て読み込み専用領域部
分にデータが書き込まれたことを自動検知して、そのデ
ータを自動的に読み込ませる機能手段により、1または
3から2または4へのデータ交換がスムーズに誤り無く
行われる。したがって全体として、オフライン接続と同
等の安全度でインターネットと社内LANの間のデータ
交換をオンラインで行うことが可能となる。
第2(または第4)のコンピュータは共有ディスク7へ
の書き込み可能な領域が互いに排他的に設定され、制御
されるため、1または3(2または4)の書き出したデ
ータを2または4(1または3)が誤って上書きして壊
すことはない。この排他的に書き込み領域を制御する機
能と、一方のコンピュータから見て読み込み専用領域部
分にデータが書き込まれたことを自動検知して、そのデ
ータを自動的に読み込ませる機能手段により、1または
3から2または4へのデータ交換がスムーズに誤り無く
行われる。したがって全体として、オフライン接続と同
等の安全度でインターネットと社内LANの間のデータ
交換をオンラインで行うことが可能となる。
【0039】
【発明の効果】以上より本発明によるデータ転送装置に
よれば社内LANに接続したコンピュータとインターネ
ットに直接接続された(正確にはインターネットサービ
スプロバイダとルータ等を介して直接接続された)コン
ピュータとの間で、オフラインの場合と同等の安全度で
インターネットを経由して届いたデータの受け取りまた
は転送が可能となる。この発明を利用すれば図17に示
すように社内LANと事業部門の得意先向けのWWWサ
ーバーとの間でオンラインによる安全なデータ転送が可
能となるので、インターネットを利用した企業間取引や
企業間の共同作業が効率よくできる。
よれば社内LANに接続したコンピュータとインターネ
ットに直接接続された(正確にはインターネットサービ
スプロバイダとルータ等を介して直接接続された)コン
ピュータとの間で、オフラインの場合と同等の安全度で
インターネットを経由して届いたデータの受け取りまた
は転送が可能となる。この発明を利用すれば図17に示
すように社内LANと事業部門の得意先向けのWWWサ
ーバーとの間でオンラインによる安全なデータ転送が可
能となるので、インターネットを利用した企業間取引や
企業間の共同作業が効率よくできる。
【図1】本発明によるデータ転送装置の全体構成図であ
る
る
【図2】第1および第2のコンピュータを構成する機能
手段を示した図である
手段を示した図である
【図3】本発明によるデータ転送装置の全体構成図であ
る
る
【図4】本発明によるデータ転送装置の全体構成図であ
る
る
【図5】本発明によるデータ転送装置の全体の動作フロ
ーである
ーである
【図6】パーティションマップを説明する図である
【図7】共有ディスク設定手段の動作(共有ディスクの
初期化)を説明する図である
初期化)を説明する図である
【図8】共有ディスク設定手段の動作(ボリューム管理
表の作成)を説明する図である
表の作成)を説明する図である
【図9】アクセス権制御手段の全体動作フローを示すフ
ローチャートである
ローチャートである
【図10】アクセス権制御手段の動作を示すフローチャ
ートである
ートである
【図11】アクセス権制御手段の動作の仕組みを説明す
る図である
る図である
【図12】第1のコンピュータの自動転送手段の動作を
説明するフローチャートである
説明するフローチャートである
【図13】第2のコンピュータの自動転送手段の動作を
説明するフローチャートである
説明するフローチャートである
【図14】従来技術を説明する図(その1)である
【図15】従来技術を説明する図(その3)である
【図16】本発明の概念を説明する図である
【図17】本発明の効果を説明する図である
【図18】従来技術を説明する図(その2)である
1 第1のコンピュータ 2 第2のコンピュータ 3 第3のコンピュータ 4 第4のコンピュータ 5 第1のネットワーク 6 第2のネットワーク 7 共有ディスク 8 周辺機器インターフェースケーブル接続装置 9 周辺機器インターフェースケーブル 100第1のコンピュータからアクセスできる外部記憶
装置 200第2のコンピュータからアクセスできる外部記憶
装置 501 第1のネットワーク上のコンピュータから
アクセス可能な外部記憶装置 601 第2のネットワーク上のコンピュータから
アクセス可能な外部記憶装置 21 インターネット 22 インターネットサービスプロバイダ 23 ルーター 24、33、35 ファイアーウオール 25 WWWサーバー、ネームサーバーなど外界とやり
とりするサーバー 26 社内のローカルエリアネットワーク(LAN) 27 社内LANに接続されたコンピュータ 28 サービスプロバイダ 29 モデムまたはルーター 30 データ交換用コンピュータ 32 共有ディスク(7と同じ) 34 社内外共有サーバー 41 共有ディスク設定手段 411 パーティションの設定手段 412 共有ディスクの初期化手段 42 アクセス権制御手段 43 自動転送手段 73 初期状態のパーティションマップ 74 更新されたパーティションマップ 75 初期状態のユーザー利用可能な論理ボリュームの
ボリュームヘッダ 76〜78 ユーザーが設定した論理ボリュームのボリュームヘッダ
ー 81 ボリューム管理表 13 OSのマウントサービス 14 共有ディスクマウント手段 15 OSのファイル入出力サービス
装置 200第2のコンピュータからアクセスできる外部記憶
装置 501 第1のネットワーク上のコンピュータから
アクセス可能な外部記憶装置 601 第2のネットワーク上のコンピュータから
アクセス可能な外部記憶装置 21 インターネット 22 インターネットサービスプロバイダ 23 ルーター 24、33、35 ファイアーウオール 25 WWWサーバー、ネームサーバーなど外界とやり
とりするサーバー 26 社内のローカルエリアネットワーク(LAN) 27 社内LANに接続されたコンピュータ 28 サービスプロバイダ 29 モデムまたはルーター 30 データ交換用コンピュータ 32 共有ディスク(7と同じ) 34 社内外共有サーバー 41 共有ディスク設定手段 411 パーティションの設定手段 412 共有ディスクの初期化手段 42 アクセス権制御手段 43 自動転送手段 73 初期状態のパーティションマップ 74 更新されたパーティションマップ 75 初期状態のユーザー利用可能な論理ボリュームの
ボリュームヘッダ 76〜78 ユーザーが設定した論理ボリュームのボリュームヘッダ
ー 81 ボリューム管理表 13 OSのマウントサービス 14 共有ディスクマウント手段 15 OSのファイル入出力サービス
Claims (6)
- 【請求項1】第1のコンピュータと、前記第1のコンピ
ュータからアクセスできる第1の外部記憶装置と、第2
のコンピュータと、前記第2のコンピュータからアクセ
スできる第2の外部記憶装置と、前記第1のコンピュー
タ及び前記第2のコンピュータから共通に読み書きでき
る外部記憶装置である共有ディスクと、から構成され、
前記第1および前記第2のコンピュータの両方に、アク
セス権制御手段と自動転送手段とをそれぞれ備え、 前記アクセス権制御手段は、前記共有ディスクの部分領
域毎に設定された読み書きのアクセス権の設定にしたが
って、自らを動作させているコンピュータの前記共有デ
ィスクへの読み書きを制御するものであり、 前記自動転送手段は、転送元として指定された、自らを
動作させているコンピュータがアクセス可能な、外部記
憶装置のある領域にデータが書き込まれたことを検知す
ると、転送先と指定された、もう一つの別なアクセス可
能な外部記憶装置のある領域にそのデータを自動転送す
るものであり、前記第1のコンピュータ上で動作させる
前記自動転送手段の転送元として前記第1の外部記憶装
置のある領域を指定し、転送先として前記共有ディスク
のある領域を指定し、前記第2のコンピュータ上で動作
させる前記自動転送手段の転送元として、前記第1のコ
ンピュータで動作する自動転送手段が、転送先として指
定したのと同一な領域を指定し、転送先として前記第2
の外部記憶装置のある領域を指定することにより、前記
第1の外部記憶装置から前記第2の外部記憶装置への自
動データ転送を行えるようにしたことを特徴とするオン
ラインデータ転送装置。 - 【請求項2】第1のコンピュータと、前記第1のコンピ
ュータが接続されている第1のネットワークに接続され
た第3のコンピュータと、前記第1のコンピュータと前
記第3のコンピュータから共通にアクセスできる前記第
1のネットワーク上の外部記憶装置(501)と、第2
のコンピュータと、前記第2のコンピュータからアクセ
スできる第2の外部記憶装置と、前記第1のコンピュー
タ及び前記第2のコンピュータから共通に読み書きでき
る外部記憶装置である共有ディスクと、から構成され、
前記第3と前記第2のコンピュータの両方に、アクセス
権制御手段と自動転送手段とをそれぞれ備え、 前記アクセス権制御手段は、前記共有ディスクの部分領
域毎に設定された読み書きのアクセス権の設定にしたが
って、自らを動作させているコンピュータの前記共有デ
ィスクへの読み書きを制御するものであり、 前記自動転送手段は、転送元として指定された、自らを
動作させているコンピュータがアクセス可能な、外部記
憶装置のある領域にデータが書き込まれたことを検知す
ると、転送先と指定された、もう一つの別なアクセス可
能な外部記憶装置のある領域にそのデータを自動転送す
るものであり、前記第3のコンピュータ上で動作させる
前記自動転送手段の転送元として前記外部記憶装置(5
01)のある領域を指定し、転送先として前記共有ディ
スクのある領域を指定し、前記第2のコンピュータ上で
動作させる前記自動転送手段の転送元として、第3のコ
ンピュータで動作する自動転送手段が、転送先として指
定したのと同一な領域を指定し、転送先として前記第2
の外部記憶装置のある領域を指定することにより、前記
外部記憶装置(501)から前記第2の外部記憶装置へ
の自動データ転送を行えるようにしたことを特徴とする
オンラインデータ転送装置。 - 【請求項3】第1のコンピュータと、前記第1のコンピ
ュータが接続されている第1のネットワークに接続され
た第3のコンピュータと、前記第1のコンピュータと前
記第3のコンピュータから共通にアクセスできる前記第
1のネットワーク上の外部記憶装置(501)と、第2
のコンピュータと、前記第2のコンピュータが接続され
ている第2のネットワークに接続された第4のコンピュ
ータと、前記第2のコンピュータと前記第4のコンピュ
ータから共通にアクセスできる第2のネットワーク上の
外部記憶装置(601)と、前記第1のコンピュータ及
び前記第2のコンピュータから共通に読み書きできる外
部記憶装置である共有ディスクと、から構成され、前記
第3と前記第4のコンピュータの両方に、アクセス権制
御手段と自動転送手段とをそれぞれ備え、 前記アクセス権制御手段は、前記共有ディスクの部分領
域毎に設定された読み書きのアクセス権の設定にしたが
って、自らを動作させているコンピュータの前記共有デ
ィスクへの読み書きを制御するものであり、 前記自動転送手段は、転送元として指定された、自らを
動作させているコンピュータがアクセス可能な、外部記
憶装置のある領域にデータが書き込まれたことを検知す
ると、転送先と指定された、もう一つの別なアクセス可
能な外部記憶装置のある領域にそのデータを自動転送す
るものであり、前記第3のコンピュータ上で動作させる
前記自動転送手段の転送元として前記外部記憶装置(5
01)のある領域を指定し、転送先として前記共有ディ
スクのある領域を指定し、前記第4のコンピュータ上で
動作させる前記自動転送手段の転送元として、前記第3
のコンピュータで動作する自動転送手段が、転送先とし
て指定したのと同一な領域を指定し、転送先として前記
外部記憶装置(601)のある領域を指定することによ
り、前記外部記憶装置(501)から前記外部記憶装置
(601)への自動データ転送を行えるようにしたこと
を特徴とするオンラインデータ転送装置。 - 【請求項4】請求項1に記載の発明において、第1のコ
ンピュータまたは第2のコンピュータの何れかに、ルー
ターまたはモデムを設けてインターネットと接続できる
ようにしたことを特徴とするオンラインデータ転送装
置。 - 【請求項5】請求項2に記載の発明において、第1のコ
ンピュータ、第2のコンピュータまたは第3のコンピュ
ータの何れかに、ルーターまたはモデムを設けてインタ
ーネットと接続できるようにしたことを特徴とするオン
ラインデータ転送装置。 - 【請求項6】請求項3に記載の発明において、第1のコ
ンピュータ、第2のコンピュータ、第3のコンピュータ
または第4のコンピュータの何れかに、ルーターまたは
モデムを設けてインターネットと接続できるようにした
ことを特徴とするオンラインデータ転送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11104736A JP2000298612A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | オンラインデータ転送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11104736A JP2000298612A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | オンラインデータ転送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000298612A true JP2000298612A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14388793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11104736A Pending JP2000298612A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | オンラインデータ転送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000298612A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003006086A (ja) * | 2001-06-21 | 2003-01-10 | Yokogawa Electric Corp | サービス提供システム |
JP2003216519A (ja) * | 2002-01-25 | 2003-07-31 | Minolta Co Ltd | 電子データ転送プログラム |
JP2006285876A (ja) * | 2005-04-04 | 2006-10-19 | Hitachi Ltd | 記憶制御装置及びストレージシステム |
JP2016517105A (ja) * | 2014-02-27 | 2016-06-09 | フジツウ テクノロジー ソリューションズ インタレクチュアル プロパティ ゲーエムベーハー | システムの作動方法及びシステム |
-
1999
- 1999-04-13 JP JP11104736A patent/JP2000298612A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003006086A (ja) * | 2001-06-21 | 2003-01-10 | Yokogawa Electric Corp | サービス提供システム |
JP2003216519A (ja) * | 2002-01-25 | 2003-07-31 | Minolta Co Ltd | 電子データ転送プログラム |
JP2006285876A (ja) * | 2005-04-04 | 2006-10-19 | Hitachi Ltd | 記憶制御装置及びストレージシステム |
JP2016517105A (ja) * | 2014-02-27 | 2016-06-09 | フジツウ テクノロジー ソリューションズ インタレクチュアル プロパティ ゲーエムベーハー | システムの作動方法及びシステム |
US9923868B2 (en) | 2014-02-27 | 2018-03-20 | Fujitsu Technology Solutions Intellectual Property Gmbh | Working method for a system and system |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060330 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090113 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090602 |