JP2000297795A - 可変静翼シール及びワッシャ - Google Patents

可変静翼シール及びワッシャ

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JP2000297795A
JP2000297795A JP11339120A JP33912099A JP2000297795A JP 2000297795 A JP2000297795 A JP 2000297795A JP 11339120 A JP11339120 A JP 11339120A JP 33912099 A JP33912099 A JP 33912099A JP 2000297795 A JP2000297795 A JP 2000297795A
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washer
variable vane
seal
variable
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Andrew John Lammas
アンドリュー・ジョン・ランマス
Wayne Ray Bowen
ウェイン・レイ・ボウエン
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D11/00Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
    • F01D11/005Sealing means between non relatively rotating elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D11/00Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D17/00Regulating or controlling by varying flow
    • F01D17/10Final actuators
    • F01D17/12Final actuators arranged in stator parts
    • F01D17/14Final actuators arranged in stator parts varying effective cross-sectional area of nozzles or guide conduits
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    • F01D17/162Final actuators arranged in stator parts varying effective cross-sectional area of nozzles or guide conduits by means of nozzle vanes for axial flow, i.e. the vanes turning around axes which are essentially perpendicular to the rotor centre line
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/52Casings; Connections of working fluid for axial pumps
    • F04D29/54Fluid-guiding means, e.g. diffusers
    • F04D29/56Fluid-guiding means, e.g. diffusers adjustable
    • F04D29/563Fluid-guiding means, e.g. diffusers adjustable specially adapted for elastic fluid pumps

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タービンエンジンの可変静翼アセンブリ(4
00)に対するシール(404)及びワッシャ(42
0)の提供。 【解決手段】 シール(404)は略垂直である第1部
分(416)及び第2部分(418)を含む。シール
(404)が可変静翼(402)及びケーシング(40
6)の間に配置される。ワッシャ(420)は略平坦で
あって、ケーシング(406)及びスペーサ(432)
の間に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術的背景】本発明は概括的にはタービンエン
ジン、さらに具体的にはタービンエンジン内の可変静翼
アセンブリに関する。
【0002】一般的にガスタービンエンジンはエンジン
の中を流れる空気を圧縮する高圧圧縮機と、その中で燃
料を圧縮された空気と混合するとともに、点火して高エ
ネルギーガス流を形成する燃焼器と、高圧タービンとを
含んでいる。高圧圧縮機、燃焼器及び高圧タービンは全
部を合わせてコアエンジンと呼ばれることがある。この
ようなガスタービンエンジンは、さらに圧縮するため
に、圧縮された空気を高圧圧縮機に供給する低圧圧縮
機、及び低圧圧縮機に空気を供給するファンをも含むこ
とがある。
【0003】高圧圧縮機は典型的にはケーシングに取囲
まれたロータを含んでいる。ケーシングは、典型的に
は、ケーシングを両半分に形成して、それらをこの後着
脱自在に一緒に結合すること等により、着脱自在に作る
のが典型的である。高圧圧縮機は複数の段を含み、各段
が1列の動翼及び1列の静翼を含む。ケーシングが静翼
を支持し、ロータが動翼を支持する。静翼の列が、動翼
の列の間にあって、空気の流れを下流側の動翼の列に送
込む。
【0004】圧縮機の性能を最適にするために、圧縮機
の中を流れる空気量を制御するために可変静翼アセンブ
リが利用される。各々の可変静翼アセンブリは、隣り合
った動翼の間を伸びる可変静翼を含み、この可変静翼は
軸線の周りに回転自在である。可変静翼の向きが圧縮機
を通る空気の流れに影響を与える。
【0005】公知の可変静翼アセンブリでは、可変静翼
の一部分の周りにトラニオンブッシングが位置ぎめされ
ていて、可変静翼がトラニオンブッシングの中を通るよ
うになっている。トラニオンブッシングを可変静翼とケ
ーシングの間に置いて、アセンブリが高圧圧縮機のステ
ーターケーシングにボルト止めされる。このようなアセ
ンブリは、エーロフォイルの外径とブッシングの内径の
間等にガス洩れ通路をもつことがある。さらに、もう1
つの洩れ通路は、ブッシングの外径と圧縮機のステータ
ーケース開口の内径の間にある。このような洩れによ
り、高速高温の空気が原因で起こる酸化及び侵食のため
に、ブッシングの破損が起こることがある。一旦ブッシ
ングが破損すると、静翼を通越す洩れが増加し、その結
果性能の低下が生ずる。さらに、ブッシングがなくなる
ことにより、翼とケーシングの間の接触が起こるように
なり、これが摩耗の原因となるとともに、エンジンのオ
ーバホールコストを増加する。
【0006】従って、ケーシングを介しての空気の洩れ
を減らすかなくす可変静翼アセンブリを提供することが
望ましい。さらに、比較的低廉で取付けが簡単なこのよ
うなアセンブリを提供することが望ましい。
【0007】
【発明の概要】上記並びにその他の目的は、可変静翼ア
センブリの複数の列を持っていて、各々のアセンブリが
ケーシング及びスペーサの間の略平坦なワッシャ、及び
可変静翼とケーシングの間のシールを含んでいるよう
な、タービンエンジンに対する圧縮機によって達成する
ことができる。さらに圧縮機は、可変静翼アセンブリの
列の間に、動翼の複数の列を含んでいる。ケーシングが
第1陥凹部、内壁及び第2陥凹部を含む。さらにケーシ
ングは、内壁によって形成された、その中を通抜ける開
口を含んでいる。可変静翼アセンブリがこの開口の中を
通る。
【0008】シールが第1部分及び第2部分を含む。第
1部分は第2部分に対して略垂直である。シールの第1
部分がケーシングの第1陥凹部に接触し、第1陥凹部に
沿って伸びる。さらに、シールの第2部分がケーシング
の内壁に沿って伸びる。シールは静翼がステーターケー
シングに接触するのを防止するとともに、空気の流れが
開口から出ていくのを防止する。
【0009】ワッシャがケーシングの第2陥凹部に接触
して、第2部分に沿って伸びる。ワッシャはその半径方
向の長さに沿って略同じ幅を持っている。ワッシャがス
ペーサとケーシングの間の接触を防止する。
【0010】ワッシャとシールが空気流を可成り制限
し、こうして可変静翼アセンブリの寿命を一層長くする
ことに通ずる。さらに、ケーシングを介しての空気の洩
れを減少したことにより、効率の改善が実現される。さ
らに、エンジンのオーバホールコストも、ステーターケ
ーシング、静翼及びスペーサの間の金属間接触が実質的
に減るかなくなるために、小さくなる。
【0011】
【発明の詳しい説明】図1はタービンエンジン(図示せ
ず)に対する高圧圧縮機100の1部分の概略図であ
る。圧縮機100が複数の段を含み、各段が1列の動翼
102及び1列の可変静翼アセンブリ104を有する。
動翼102は典型的にはロータディスク106によって
支持されており、ロータ軸108に接続されている。ロ
ータ軸108は高圧軸であって、高圧タービン(図示せ
ず)にも接続されている。ロータ軸108は、可変静翼
アセンブリ104を支持するケーシング110に取囲ま
れている。
【0012】可変静翼アセンブリ104は可変静翼11
2及びケーシング110内の開口116から突出する翼
心棒114を含む。可変静翼アセンブリ104は、さら
に、可変静翼112から伸びるレバーアーム118を含
む。レバーアーム118を利用して可変静翼112を回
転させる。圧縮機100を通る流路に対する翼112の
向きが、圧縮機の中での空気の流れを制御する。
【0013】可変静翼アセンブリ104は、圧縮機10
4を通る空気の流れの制御を強めるようにする。しか
し、可変静翼アセンブリ104は、開口116等を介し
て、圧縮機100から出ていく空気の流れの潜在的な通
路にもなる。開口116を通る空気の流れの損失が、圧
縮機100の効率を低下させる。
【0014】図2は、タービンエンジン(図示せず)の
高圧圧縮機(図2には示していない)に使われる公知の
可変静翼アセンブリ200の分解図である。可変静翼ア
センブリ200が可変静翼202と、可変静翼202上
に位置ぎめされたワッシャ204を含む。ケーシング2
06が可変静翼202を支持していて、第1陥凹部20
8、内壁210及び第2陥凹部212を有する。開口2
14がケーシング206を通抜けていて、内壁210と
接する。ワッシャ204が第1部分216及び第2部分
218を含む。ワッシャの第1部分216が第1陥凹部
208の中に坐着し、可変静翼202をケーシング10
6から隔てる。ワッシャの第2部分218は第1部分2
16に対して略垂直であって、開口214に入り込む。
ワッシャの第2部分218が内壁210と接触する。
【0015】可変静翼202は外壁222をもつ桟22
2と、スペーサ坐着面224と、2つの延長部226と
を有する。桟220が翼心棒228を取囲んでいて、翼
心棒228及び桟220の両方がケーシング206の開
口214の中に入る。
【0016】さらに可変静翼アセンブリ200が、第1
部分232及び第2部分234をもつブッシング230
を含む。第1部分232がケーシング206の上に配置
され、第2陥凹部212に沿って伸びる。スペーサ23
6がブッシングの第1部分232に接触し、ブッシング
の第1部分232によって、ケーシング206から隔て
られる。ブッシングの第2部分234がケーシング20
6の内壁210に沿って伸びる。ブッシングの第2部分
234は桟の外壁222がケーシングの内壁210に接
触するのを防止する。
【0017】可変静翼アセンブリ200はスリーブ23
8及びレバーアーム240をも含む。スリーブ238が
翼心棒228の周りに配置され、スペーサ236と接触
する。スリーブ238は第1延長部分242及び第2延
長部分244を含む。延長部分242、244がスペー
サ236と接触して、スリーブ238がスペーサ236
にある開口246内で摺動するのを防止する。スペーサ
の開口246は2つの部分248を持っていて、これら
の部分は、桟の延長部226がそれから突出して、スリ
ーブの第1延長部分242及びスリーブの第2延長部分
244の間を伸びることができるようにしている。レバ
ーアーム240は第1部分250及び2つの第2部分2
52を有する。レバーアームの第2部分252は、スリ
ーブ238の第1延長部分242及び第2延長部分24
4の間にはまる形になっている。レバーアーム240の
第1部分250を利用して、静翼202の角度を調節
し、こうして圧縮機を通る空気の流れを変える。
【0018】さらに、可変静翼アセンブリ200が、レ
バーアーム240に接触するレバーアームナット254
を含む。レバーアームナット254が翼心棒228と協
働し、可変静翼アセンブリ200をケーシング206と
接触した状態に保つ。
【0019】空気がワッシャ204及びブッシング23
0を通越すことが出来れば、空気が開口214から脱出
することがある。空気がワッシャ204及びブッシング
230を通越すようになり始めた後、ワッシャ204及
びブッシング230は、空気の高い温度及び高い圧力の
ために、急速に劣化する。
【0020】図3は、別の公知の可変静翼アセンブリ3
00の概略図であって、可変静翼アセンブリ300に作
用する力を示している。可変静翼アセンブリ300は、
例えば高圧圧縮機に対する可変静翼アセンブリである。
可変静翼アセンブリ300が可変静翼302及び可変静
翼302上に位置ぎめされたワッシャ304を持ってい
る。ケーシング306が可変静翼302を支持してい
て、第1陥凹部308、内壁310及び第2陥凹部31
2を有する。内壁310によって開口314が形成され
る。ワッシャ304は第1部分316及び第2部分31
8を含む。ワッシャの第1部分316が第1陥凹部30
8の中に坐着し、可変静翼302をケーシング306か
ら隔てる。ワッシャの第2部分318は第1部分316
に対して略垂直であって、開口314に入り込む。ワッ
シャの第2部分318が内壁310に接触し、可変静翼
302をケーシング306から隔てる。
【0021】さらに可変静翼アセンブリ300が、第1
部分322及び第2部分324をもつブッシング320
を含む。第1部分322がケーシング306上に位置ぎ
めされていて、第2陥凹部312に沿って伸びる。スペ
ーサ326がブッシング320に接触し、ブッシング3
20によってケーシング306から隔てられている。さ
らに、ブッシング320がワッシャ304に接触し、ワ
ッシャ304の一部分をスペーサ326から隔てる。可
変静翼302は、外壁330及びスペーサ坐着面332
をもつ桟328をも含む。桟328が翼心棒334を取
囲んでいる。翼心棒334及び桟328がケーシング3
06内の開口314内を伸びる。ブッシングの第2部分
324がケーシング306の内壁310に沿って伸び
る。ブッシングの第2部分324は桟の外壁330がケ
ーシングの内壁310に接触するのを防止する。
【0022】可変静翼アセンブリ300は、翼心棒33
4の周りに位置ぎめされていて、スペーサ326と接触
するレバーアーム336をも含む。レバーアーム336
を利用して、翼302の角度を調節し、こうして圧縮機
を通る空気の流れを変える。さらに、可変静翼アセンブ
リ300が、レバーアーム336に接触するスリーブ3
38と、スリーブ338に接触するレバーアームナット
340を含む。レバーアームナット340が翼心棒33
4と協働し、可変静翼アセンブリ300をケーシング3
06と接触した状態に保つ。
【0023】可変静翼アセンブリ300は、可変静翼3
02に対するガス荷重342によって発生される、転覆
モーメントをもつ「低ボス」翼アセンブリである。ガス
荷重342が可変静翼アセンブリ300に対して1対の
力344、346を発生する。力344がブッシング3
20に作用し、ブッシング320をケーシングの第2壁
312に押付ける。力346がワッシャ304に作用
し、ワッシャ304をケーシングの第1壁308に押付
ける。ワッシャ304及びブッシング320が、金属間
接触を防止する低摩擦面を作る。
【0024】ワッシャ304及びブッシング320は、
少なくとも部分的には、ワッシャ304及びブッシング
320を通越す空気の洩れによって、破損することがあ
る。高速で高温の空気が、ワッシャ及びブッシングの樹
脂の酸化及び侵食の原因となり、それが繊維の破損を招
き、最終的にワッシャ304及びブッシング320の破
損を招く。一旦ブッシング320及びワッシャ304が
破損すると、翼心棒334を通越す洩れが増加し、これ
は性能の低下を表す。さらに、ワッシャ304及びブッ
シング320が減損すると、可変静翼302、スペーサ
326及びケーシング306の間で接触が起こるように
なり、これが摩耗の原因となり、エンジンのオーバホー
ルコストを増加する。
【0025】図4は本発明の一つの実施形態による可変
静翼アセンブリ400の概略図である。可変静翼アセン
ブリ400が可変静翼402及び可変静翼402上に位
置ぎめされたシール404を含む。ケーシング406が
可変静翼402を支持していて、第1引っ込んだ壁40
8、内壁410及び第2陥凹部412を有する。内壁4
10によって開口414が形成される。
【0026】シール404は第1部分416及び第2部
分418を含む。シールの第1部分416が第1引っ込
んだ壁408の中に坐着し、可変静翼402をケーシン
グ406から隔てる。シールの第2部分418は内壁4
10に接触し、可変静翼402をケーシング406から
隔てる。一つの実施形態では、シールの第1部分416
は、第1引っ込んだ壁408の略全長に互って伸びる。
さらに、シールの第2部分418が第2引っ込んだ壁4
12の略全長に互って伸び、第2部分418は第1部分
416に対して略垂直である。シール404は可変静翼
402がケーシング406に接触するのを防止する。
【0027】さらに可変静翼アセンブリ400がワッシ
ャ420を含む。一つの実施形態では、ワッシャ420
は略平坦であって、第1端422及び第2端424を有
する。さらに具体的に言うと、ワッシャ420が、真っ
直ぐであって、湾曲又はベンドを持たない第1壁426
及び第2壁428を含む。ワッシャ420は、第1端4
22から第2端424まで略一定である幅430を有す
る。ワッシャ420がケーシングの第2引っ込んだ壁4
12に接触し、引っ込んだ壁412の略全長に互って伸
びる。
【0028】さらに可変静翼アセンブリ400がワッシ
ャ420に接触するスペーサ432を含む。ワッシャ4
20は、スペーサ432と第2引っ込んだ壁412の間
の接触を妨止するためにある。一つの実施形態では、シ
ール404及びワッシャ420は、デラウエア州ウィル
ミントン 19898所在のデュポンドゥネムアースア
ンドカンパニから入手し得るテフロン(登録商標)及び
硝子の複合体のような低摩擦材料で作られる。スペーサ
432が第1部分434及び第2部分436を含む。第
1部分434がワッシャ420と接触していて、ワッシ
ャ420の長さと略等しい長さを持っている。スペーサ
432はワッシャ420によって、シール404から隔
てられている。一つの実施形態では、シール404及び
ワッシャ420は接触しておらず、ワッシャ420の幅
に比べて短かな距離だけ隔たっている。ワッシャ420
は、スペーサ432がケーシング406に接触するのを
防止する。
【0029】可変静翼402は、第1部分437、外側
部分440をもつ桟438、及びスペーサ坐着部分44
2をも持っている。第1部分437は外側部分440に
対して略垂直であり、外側部分440はスペーサ坐着部
分442に対して略垂直である。桟438が翼心棒44
4を取囲んでいる。翼心棒444及び桟438がケーシ
ング406内の開口414の中を伸びている。シールの
第2部分418がケーシング406の内壁410に沿っ
て伸びる。シールの第2部分418は桟の外壁440が
ケーシングの内壁410に接触するのを防止する。
【0030】可変静翼アセンブリ400は、翼心棒44
4の周りに位置ぎめされていて、スペーサ432と接触
しているレバーアーム446をも含む。レバーアーム4
46を利用して、可変静翼402の角度を調節し、こう
して圧縮機を通る空気の流れを変える。さらに、可変静
翼アセンブリ400は、レバーアーム446に接触する
スリーブ448と、スリーブ448に接触するレバーア
ームナット450とを含む。レバーアームナット450
が翼心棒444と協働し、可変静翼アセンブリ400を
ケーシング406と接触した状態に保つ。
【0031】第1部分416及び第2部分418が可変
静翼402と接触するとともに略垂直になるように、シ
ール404を可変静翼402の上に配置することによ
り、可変静翼アセンブリ404を組立てる。可変静翼4
02及びシール404は、シール404が実質的に開口
414の中を伸びるように、ケーシング406内の開口
414の中で位置ぎめする。
【0032】シール404に隣接してワッシャ420を
ケーシング406の上に配置する。スペーサ432をワ
ッシャ420と接触するように、可変静翼402の上に
位置ぎめする。レバーアーム446を翼心棒440上に
位置決めして、スペーサ432と接触するようにする。
スリーブ448を翼心棒444上で位置ぎめして、レバ
ーアーム446と接触するように配置する。最後に、レ
バーアームナット450を翼心棒444上に位置ぎめし
て、スリーブ448と接触させる。
【0033】可変静翼アセンブリ400は、例えば高圧
圧縮機に使うことができる。勿論、可変静翼アセンブリ
400は、低圧圧縮機、高圧タービン又は低圧タービン
のような他の環境でも使うことができる。さらに、アセ
ンブリ400の部品は、異なる材料のスチフネスに対処
して若干の寸法の違いを持たせることができる。
【0034】本発明の一つの実施形態によるワッシャ及
びシールは、低摩擦面を用いて可変静翼及ケーシングを
隔てる機能を依然として持たせながら、翼心棒と圧縮機
のケースの間の空気の洩れを著しく減らす独特の形状を
持っている。シールは、材料の分解の原因となることが
判っている洩れる空気流に対して、自由な縁を露出する
のを避けるために、内側に取付けられる。可変静翼の隅
肉は形を最大にして、可変静翼とケースによってできる
現存の空所を埋めるとともに、荷重のかからない側にお
ける繊維の膨張を防止する。外側にあるワッシャも、洩
れの通路に露出した縁を全く持たない。ワッシャ及びシ
ールの外径のところにある全ての自由な縁は、半径方向
の締付けを行う合わさる部品の足紋の範囲内にあり、自
由な縁の分解を抑制する。この形状は、翼心棒とケース
の界面を通る空気流を制限する寸法になっているが、そ
れでも、ケーシングの中孔での翼の動きを制限しない。
【0035】新しい形状のワッシャ及びシールは、空気
流を目立って制限し、シールの内、空気流による分解の
惧れがある区域を保護する。空気流が、公知のワッシャ
及びブッシングの判っている破損モードの主たる原因で
あることが判っている。ワッシャ420及びシール40
4は、公知のワッシャ及びブッシングよりも可成り長い
寿命を持ち、翼を通越す空気の洩れを減らし、若干でも
効率を改善する。ケース、翼及びスペーサの間の金属間
接触が減るかなくなるので、エンジンのオーバホールコ
ストも減少する。
【0036】本発明の種々の実施例についてこれまで説
明したところから、本発明の目的が達成されたことは明
らかである。本発明を詳しく説明して図面に示したが、
これは例であって、例に過ぎず、本発明を制約するもの
と解してはならないことをはっきりと承知されたい。従
って、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載のみによ
って限定されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 タービンエンジンに対する高圧圧縮機の一部
分の概略図。
【図2】 タービンエンジンの高圧圧縮機に対する公知
の可変静翼アセンブリの分解図。
【図3】 別の公知の可変静翼アセンブリの断面図。
【図4】 本発明の一つの実施形態による可変静翼アセ
ンブリの断面図。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タービンエンジン用可変静翼アセンブリ
    (400)であって、 第1の長さをもつ第1部分(437)と第2の長さをも
    つ第2部分(440)と第3の長さをもつ第3部分(4
    42)とを含む可変静翼(402);上記可変静翼第1
    部分及び可変静翼第2部分と接触しているシール(40
    4);第1部分(434)と第2部分(436)とを含
    んでいて、該第1部分が上記可変静翼第3部分と接触し
    ているスペーサ(432);及び上記スペーサと前記シ
    ールの間に配置されていて、上記スペーサ第2部分と接
    触している略平坦なワッシャ(420)を含んでなる、
    可変静翼アセンブリ(400)。
  2. 【請求項2】 前記シール(404)が、前記可変静翼
    (402)がケーシング(406)と接触するのを防ぐ
    形になっている、請求項1記載の可変静翼アセンブリ
    (400)。
  3. 【請求項3】 前記ワッシャ(420)が、前記スペー
    サ(432)がケーシング(406)に接触するのを防
    ぐ形になっている、請求項1記載の可変静翼アセンブリ
    (400)。
  4. 【請求項4】 前記シール(404)が第1部分(41
    6)と第2部分(418)を含んでいて、該シール第1
    部分が該シール第2部分に対して実質的に垂直である、
    請求項1記載の可変静翼アセンブリ(400)。
  5. 【請求項5】 前記スペーサ第2部分(436)が前記
    ワッシャ(420)の長さと略等しい長さを有してい
    る、請求項1記載の可変静翼アセンブリ(400)。
  6. 【請求項6】 前記ワッシャ(420)が第1壁(42
    6)及び第2壁(428)を含んでいて、これらの壁が
    前記スペーサ第2部分(436)の長さに略等しい長さ
    を有している、請求項1記載の可変静翼アセンブリ(4
    00)。
  7. 【請求項7】 可変静翼アセンブリ(400)をケーシ
    ング(406)に接続する方法であって、該可変静翼ア
    センブリ(400)が、可変静翼(402)、該可変静
    翼と接触する第1部分(416)と第2部分(418)
    を含むシール(404)、該シールに隣接したワッシャ
    (420)、及び該ワッシャ及び可変静翼と接触したス
    ペーサ(432)を含んでいて、当該方法が、 上記シールを、その第1部分及び第2部分が可変静翼に
    接触するとともに略垂直になるように可変静翼の上に配
    置し、ケーシング内の開口の中で前記可変静翼及びシー
    ルを位置ぎめする工程を含み、前記シールが実質的に前
    記開口を通抜ける、方法。
  8. 【請求項8】 さらに、ワッシャ(420)を前記シー
    ル(404)に隣接してケーシング(406)上に配置
    し、スペーサ(432)を前記ワッシャと接触させて可
    変静翼(402)上に位置ぎめする工程を含み、前記ワ
    ッシャが前記スペーサが前記ケーシング(406)に接
    触するのを防止する、請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記ワッシャ(420)を配置する工程
    が、第1端(422)、第2端(424)及び前記第1
    端から前記第2端まで前記ケーシング(406)上で略
    一定の幅(430)をもつ略平坦なワッシャを配置する
    工程を含む、請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記可変静翼(402)及びシール
    (404)をケーシング(406)内に位置ぎめする工
    程が、前記ケーシングと可変静翼の間の金属間接触を防
    止するように前記可変静翼及びシールをケーシング内に
    位置ぎめする工程を含む、請求項7記載の方法。
JP11339120A 1998-12-16 1999-11-30 可変静翼シール及びワッシャ Withdrawn JP2000297795A (ja)

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