JP2000296145A - 加温具 - Google Patents
加温具Info
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Abstract
効果等)を得ることができるにも拘わらず、使用者に高
温による不快感を感じさせ難く、所望の部位を長時間快
適に加温することのできる加温具を提供すること。 【解決手段】 発熱体を有する低温発熱部2,2・と、
該低温発熱部2,2・の発する最高温度よりも高温の最
高温度を発する発熱体を有する高温発熱部3とを具備す
る加温具。
Description
用者が高温を不快に感じにくく、腹部や腰部等を効果的
に加温することのできる加温具に関する。
として、衣類や肌に固定し、腹部や腰部等の加温に用い
る加温具が種々提案されている。しかし、従来の加温具
は、加温具を当接させた部分が全体的に同様に加温され
るため、長時間当てていると使用者が熱すぎると感じ
て、使用の継続が困難になったり、不快感を生じる等の
問題を有していた。そのため、加温具の温度を全体的に
低くすることが考えられるが、それでは温熱刺激による
効果、例えば生理痛の緩和等の効果を期待することがで
きない。
(温熱刺激による痛みの緩和効果等)を得ることができ
るにも拘わらず、使用者に高温による不快感を感じさせ
難く、所望の部位を長時間快適に加温することのできる
加温具を提供することにある。
る低温発熱部と、該低温発熱部の発する最高温度よりも
高温の最高温度を発する発熱体を有する高温発熱部とを
具備する加温具を提供することにより、上記目的を達成
したものである。
一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1
及び図2に示す本実施形態の加温具1は、扁平なシート
状の形態を有しており、発熱体を有する四つの低温発熱
部2,2・と、発熱体を有し該低温発熱部2,2・の発
する最高温度よりも高温の最高温度を発する高温発熱部
3とを具備する。
100-1996 に規定される使いすてかいろの試験(測
定)方法に準拠し、温熱部表面30℃の条件で測定して
得られる値であり、低温発熱部の発する最高温度と高温
発熱部の発する最高温度との高低は、低温発熱部と高温
発熱部とを適宜の手段により分離して測定した最高温度
を比較することにより判断できる。尚、本明細書におい
て最高温度に関する好ましい範囲を示す場合における最
高温度は、このJIS法により測定した最高温度であ
る。
する最高温度を低温発熱部が発する最高温度よりも高く
する方法としては、高温発熱部と低温発熱部とで平面
積を異ならせる方法、発熱体を被覆する通気性シート
の通気量を異ならせる方法、発熱体の種類ないし組成
を異ならせる方法等があり、これら何れの方法でも良
く、また、これらを適宜に組み合わせても良い。
温度が高くなることを利用したものであり、発熱体の坪
量を変えずに、両者の最高温度を異ならせることができ
る等の利点がある。
の方法により最高温度を異ならせてある。具体的には、
低温発熱部2それぞれは、平面視形状が一辺の長さL
(図1参照)が4cmの正方形状で平面積16cm2 で
あるのに対し、高温発熱部3は、平面視形状が直角二等
辺三角形状で平面積32cm2 であり、平面積が大きい
高温発熱部3の発する最高温度(46℃)が、平面積の
小さい低温発熱部の発する最高温度(40℃)よりも高
くなっている。尚、加温具1における低温発熱部2と高
温発熱部3とでは発熱体の組成及び坪量が同じで、厚み
も同じである。そのため、加温具1は、製造コストが低
廉であり、保管、運搬、使用の際の取り扱い性に優れ、
更に外観にも優れたものとなっている。
シートの通気量が大きい程、最高温度が高くなることを
利用したものであり、高温発熱部の通気性シートの通気
量を低温発熱部の通気性シートの通気量よりも大きくす
ることにより、高温発熱部の発する最高温度を低温発熱
部の発する最高温度よりも大きくすることができる。
イロ等に用いる鉄粉を主成分とするもの等、特に制限さ
れないが、前記の方法は、発熱体、より具体的には酸
化反応により発熱する鉄粉等に対する空気の供給量を調
節して最高温度を調節するものである。そのため、通気
性シートは、発熱体に対する空気の供給量を調節し得る
シートであれば、その配設箇所や材質等に制限はなく、
例えば、発熱体を一対の表面シートと裏面シートとの間
に挟持固定する場合、両シートの何れか一方のみを通気
性シートとし、この通気性シートの通気量を低温発熱部
と高温発熱部とで異ならせても良いし、両シートを共に
通気性シートとし、両シートの通気量を低温発熱部と高
温発熱部とで異ならせても良い。また、通気性シート
は、従来使い捨てカイロに用いられている各種材質のシ
ートを用いることができ、積層シートであっても良い。
0208に規定される防湿包装材料の透湿度試験方法
(カップ法)に準拠して測定することができる。
なる鉄粉等の金属粉の種類を異ならせる方法、発熱体の
成分、例えば鉄粉や保水剤、水、食塩等のいずれか一種
又はこれらの二種以上の発熱体中における含有率を、低
温発熱部と高温発熱部とで異ならせる方法がある。
温度は低温発熱部の発する最高温度よりも2℃以上、特
に5〜10℃高いことが好ましい。両者の温度差が2℃
以上あると、低温発熱部及び高温発熱部の双方の特性を
特に活かした効果的な加温が可能である。
〜50℃、特に38〜42℃であることが好ましく、高
温発熱部の発する最高温度は40〜70℃、特に45〜
55℃であることが好ましい。低温発熱部の発する最高
温度が35℃未満であると、低温発熱部による加温効果
を通常の環境下では期待し難くなり、50℃を超えると
高温発熱部との間に上述したような温度差を確保するこ
とが困難となる。また、高温発熱部の発する最高温度が
40℃未満であると、低温発熱部との間に上述したよう
な温度差を確保することが困難となり、70℃を超える
と、高温発熱部の面積にもよるが、高温による不快感を
生じ易くなる。
部2,2・・及び高温発熱部3は、それぞれ別個に発熱
体5を有する。即ち、低温発熱部2,2・・及び高温発
熱部3は、何れも裏面シート4と、裏面シート4上に載
置された発熱体5と、発熱体5を覆い、発熱体5の周縁
部において裏面シート4に接着された表面シート6とか
らなる。そして、各低温発熱部2と高温発熱部3とは、
裏面シート4及び表面シート6からなる屈曲可能な連結
部7を介して連設されている。各低温発熱部2,2同士
も同様に裏面シート4及び表面シート6からなる屈曲可
能な連結部7’を介して連設されている。また、裏面シ
ート4の裏面には粘着剤が塗布され、粘着部8が設けら
れている。
材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエ
チレンテレフタレート、ナイロン、あるいはこれらを2
種以上組み合わせた複合繊維等からなる不織布と、発熱
温度、発熱時間を調整するための調整シートからなる通
気性の積層シート等が挙げられる。この積層シート等の
通気性のシートの通気量は、発熱の持続時間や最高温度
を調節する場合の調節の容易等の観点から、50〜30
0g/m2 ・24hとするのが好ましい。
ように特に制限されないが、発熱体の重量に対して鉄粉
を50〜70%、水を5〜30%、食塩及び保水剤をそ
れぞれ1〜10%含有するものが好ましく用いられる。
また、粘着部8を形成する粘着剤としては、ゴム系粘着
剤、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤等が挙げら
れる。
に粘着固定して用いることができる。例えば、ショーツ
等の下着やシャツ等の衣類に貼りつけ、通常の使い捨て
カイロと同様に腹部、腰部、肩部等の加温に用いること
ができる。
発熱部2,2・と高温発熱部3とを具備しているため、
長時間当てていても使用者が高温を不快に感じにくく、
温めたい部位を効率良く温めることができる。即ち、高
温発熱部により特に加温したい部分(つぼや痛みの中心
点等)を集中的に加温できる共に、低温発熱部によりそ
の周辺を穏やかに加温することができ、これにより、高
温発熱部の高温により優れた加温効果(温熱刺激による
痛みの緩和効果等)を得ながら、高温発熱部の高温によ
る不快感を抑えることができる。本加温具1は、このよ
うな効果を奏し得るため、生理痛緩和用、腰痛緩和用、
肩こり緩和用等に好ましく用いることができる。また、
加温具1における低温発熱部2と高温発熱部3とは、発
熱体を有しない連結部により連設されているため、連結
部において容易に屈曲させることができ、長時間の使用
によっても不用意に剥がれたりし難く、安定した装着感
が得られる。
2,2・と高温発熱部3とで発熱体5の組成や坪量が同
じであり、前記の方法により低温発熱部2,2・が発
する最高温度と高温発熱部3が発する最高温度を異なら
せてあるため、製造が極めて容易であると共に、外観
や、保管、運搬、使用の際の取り扱い性に優れたものと
なっている。更に、加温具1は、その中心部に高温発熱
部3を有するため、高温発熱部3の高温による不快感を
低温発熱部2,2・が特に効果的に抑制するようになっ
ている。
ことができる。通常、加温具1は、粘着部8に公知の剥
離紙を剥離自在に粘着され、発熱体5が発熱しないよう
に包装袋等に密封されて販売等される。
示した。図3に示す加温具1’は、低温発熱部2,2と
高温発熱部3の配置及びそれぞれの平面積が上述した加
温具1と異なるが、高温発熱部3が加温具1’の中心部
にある点や、低温発熱部2,2及び高温発熱部3それぞ
れの積層構造等の基本的な構成は加温具1と同様であ
る。そのため、加温具1と同様の構成部分には同一の符
号を付し、その詳しい説明を省略する。従って、上記加
温具1に関して上述した説明は、適宜本加温具1’に適
用される。
高温発熱部それぞれの平面形状は、上述の実施形態に制
限されず、長方形、正方形、三角形、楕円等の種々の形
状とすることが可能である。また、加温具1,1’にお
ける粘着部に代えて、機械的ファスナーのオス材(例え
ば、「マジックテープ」登録商標、クラレ社製)等を用
いて形成した係合部を設けることもできる。
熱刺激による痛みの緩和効果等)を得ることができるに
も拘わらず、使用者に高温による不快感を感じさせ難
く、所望の部位を長時間快適に加温することのできるも
のである。
面図である。
平面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 発熱体を有する低温発熱部と、該低温発
熱部の発する最高温度よりも高温の最高温度を発する発
熱体を有する高温発熱部とを具備する加温具。 - 【請求項2】 前記低温発熱部と前記高温発熱部とが、
発熱体を有しない連結部を介して連設されている請求項
1記載の加温具。 - 【請求項3】 前記高温発熱部の平面積が、前記低温発
熱部の平面積よりも大きい請求項1又は2に記載の加温
具。 - 【請求項4】 前記高温発熱部において発熱体を被覆す
る通気性シートの通気量が、前記低温発熱部において発
熱体を被覆する通気性シートの通気量よりも大きい請求
項1〜3の何れかに記載の加温具。 - 【請求項5】 前記加温具は、その中心部に前記高温発
熱部を有する請求項1〜4の何れかに記載の加温具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10804899A JP3957026B2 (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 加温具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10804899A JP3957026B2 (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 加温具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000296145A true JP2000296145A (ja) | 2000-10-24 |
| JP3957026B2 JP3957026B2 (ja) | 2007-08-08 |
Family
ID=14474619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10804899A Expired - Fee Related JP3957026B2 (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 加温具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3957026B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006006662A1 (ja) * | 2004-07-14 | 2006-01-19 | Mycoal Products Corporation | 発熱体 |
| JP2024111293A (ja) * | 2020-12-04 | 2024-08-16 | 花王株式会社 | 温熱具 |
-
1999
- 1999-04-15 JP JP10804899A patent/JP3957026B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006006662A1 (ja) * | 2004-07-14 | 2006-01-19 | Mycoal Products Corporation | 発熱体 |
| US7998183B2 (en) | 2004-07-14 | 2011-08-16 | Mycoal Co., Ltd. | Heat generating body |
| JP2024111293A (ja) * | 2020-12-04 | 2024-08-16 | 花王株式会社 | 温熱具 |
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|---|---|
| JP3957026B2 (ja) | 2007-08-08 |
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