JP2000296004A - 靴用中底及びその靴用中底の形成方法並びにその靴用中底を用いた靴 - Google Patents

靴用中底及びその靴用中底の形成方法並びにその靴用中底を用いた靴

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JP2000296004A JP11109244A JP10924499A JP2000296004A JP 2000296004 A JP2000296004 A JP 2000296004A JP 11109244 A JP11109244 A JP 11109244A JP 10924499 A JP10924499 A JP 10924499A JP 2000296004 A JP2000296004 A JP 2000296004A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業工程や部品点数が低減できて製造コスト
が低く、また軽量化が図れて強度も高い靴用中底、及び
その靴用中底の形成方法を提供する。 【解決手段】 所要形状に形成された中底部材11の後
部側を上部片15と下部片16とに分離し、該上部片1
5と下部片16との間に合成樹脂材をモールド成形して
合成樹脂部20を一体に形成した靴用中底11である。
また、所要形状に形成された中底部材11の後部側を上
部片15と下部片16とに分離し、該中底部材11をモ
ールド18にセットしてから、前記上部片15と下部片
16との間に合成樹脂材をモールド成形して合成樹脂部
20を成形することにより、該合成樹脂部20と前記上
部片15及び下部片16とを一体に形成する靴用中底の
形成方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、靴用中底、及びそ
の靴用中底の形成方法、並びにその靴用中底を用いた靴
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、靴用中底としては、例えば、実公
昭59−8570号公報に開示された構成の靴用中底が
従来例として知られている。
【0003】この従来例の靴用中底1は、図11に示す
ように、複数の硬質材を積層して形成された硬質板部2
と、フェルトやウレタン又は不織布などの軟質材からな
る軟質板部3とから構成される。そして、前記硬質板部
2は、上板4と中板5と心材6と下板7とが順次接着固
定されていると共に、その先端側にU字状部8が形成さ
れており、このU字状部8に軟質板部3が接着固定され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来例の靴用中底
1においては、多数の部材を用いていることから重量が
重くなり、この靴用中底1を用いた靴は歩行時に足への
負担が大きいという欠点を有している。また、部品点数
が多く作業工程も煩雑になって、製造コストが高くな
り、そして、品質にバラツキが生じ易いという欠点もあ
る。
【0005】更に、前記の各部材が各々接着剤によって
固定されているので、接着剤(有機性溶剤)を多量に使
用し、人体の健康に有害であって、環境への配慮もなさ
れていないという問題点を有している。また、各部材の
接着剤による固定は、経時的な接着剤の劣化により剥離
が生じて製品が壊れやすいという問題点もあった。
【0006】従って、従来例における靴用中底1におい
ては、軽量化を図ることと、部品点数や作業工程を低減
して製造コストを低くすること、及び安定した品質のも
のを供給すること、そして、接着剤の使用量を抑制する
と共に、製品の強度を向上させることなどに解決しなけ
ればならない課題を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記従来例の課題を解決
する具体的手段として本発明は、所要形状に形成された
中底部材の後部側を上部片と下部片とに分離し、該上部
片と下部片との間に合成樹脂材をモールド成形して合成
樹脂部を一体に形成したことを特徴とする靴用中底を提
供するものである。
【0008】また、前記合成樹脂部は、凹状に形成され
ている構成としたものであり、そして、前記合成樹脂部
の底部は、所定幅の縁部を残して凸状に形成されている
こととしたものである。
【0009】更に、本発明は、所要形状に形成された中
底部材の後部側を上部片と下部片とに分離し、該中底部
材をモールドにセットしてから、前記上部片と下部片と
の間に合成樹脂材をモールド成形して合成樹脂部を成形
することにより、該合成樹脂部と前記上部片及び下部片
とを一体に形成することを特徴とする靴用中底の形成方
法を提供するものである。
【0010】また、少なくとも下部片には、前記合成樹
脂材を注入する際のノズル受部が形成されていることと
したものであり、そして、前記中底部材は、前部中底材
と後部中底材とを加熱処理又は接着して形成してあるこ
ととしたものである。
【0011】更にまた、本発明は、所要形状に形成され
た中底部材の後部側を上部片と下部片とに分離し、該上
部片と下部片との間に合成樹脂材をモールド成形して合
成樹脂部を一体に形成した靴用中底を用いたことを特徴
とする靴を提供するものである。
【0012】本発明に係る靴用中底、及びその靴用中底
の形成方法、並びにその靴用中底を用いた靴において
は、合成樹脂材を用いていることから、軽量化が図れ歩
行時の足への負担が少なく、また、屈曲や捻れなどに対
しても強度が高く、そして、安定した品質のものを供給
することができる。また、作業工程が簡略化され、部品
点数も減少するので、製造コストが低減する。更に、中
底部材と合成樹脂部とを接着剤を使用せずに一体に形成
することから、接着剤(有機性溶剤)の使用量を大幅に
抑制することができ、人体の健康への影響が少ないと共
に、環境問題の配慮がなされており、所謂地球に優しい
ものである。そして、中底部材と合成樹脂部とは、経時
的な接着剤の劣化による剥離を生ずることがなく製品が
壊れにくい。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の靴用中底の形成方
法について図面を参照しながら説明する。まず、図1に
おいて、符号11は中底部材を分離した状態を示し、こ
の中底部材11は、前部中底材12と、後部中底材13
とからなる。
【0014】前部中底材12は、不織布やウレタンなど
の軟質系の板状部材で形成されており、これを抜き型を
使用してプレス式の裁断機やレーザー光線又は水圧式に
よる裁断機などの適宜の手段で所要形状に切断して形成
する。尚、中底部材12の上部には、硬質紙材などから
形成される先張り14を設けたり、或いは、所定の硬化
剤を塗るなどして硬度を保っておくことが望ましい。
【0015】後部中底材13は、靴用パルプ板、天然皮
革、皮革加工品、化成品などの硬質系の板状部材で形成
されており、これを前部中底材12と同様に抜き型を使
用してプレス式の裁断機などの適宜の手段で所要形状に
切断して形成する。後部中底材13の先端部は、両端1
3a、13aが延設されて略U字状に形成されており、
この先端部に沿って前部中底材12を所要幅だけ重ね合
わせて、接着又は加熱処理などの適宜の手段で取り付け
る(図2参照)。尚、両端13a、13aを延設させて
おく理由は、後部中底材13と前部中底材12とを取り
付けた部位の極端な硬度変化を緩和するためである。
【0016】このように、前部中底材12に軟質系の部
材を用いれば、靴を履くときなどの曲げ運動に対して柔
軟であって履き心地が良好であり、また、後部中底材1
3に硬質の部材を用いれば、耐久性が向上するのであ
る。尚、前部中底材12と後部中底材13とを一体の板
状部材で形成してもよく、この場合には、その板状部材
が適度の柔軟性と強度とを段階的に併せ持つことが必要
である。
【0017】このような構成の中底部材11の後部側を
所定の切断機で剥離し、中底部材11の略中間部分まで
上部片15と下部片16とに分離する(図3参照)。
尚、剥離用切断機を使用しない方法としては、中底部材
11(後部中底材13)を予め上部片15と下部片16
との別々の部材に形成しておき、これらの部材を重ね合
わせ、且つ中底部材11の後部側から略中間部分までを
除いて接着(圧着)することによって、前記と同様(図
3と同様)な形状に形成できる。また、少なくとも下部
片16の所定位置には、後述する合成樹脂材を注入する
際のノズル受部17を形成しておく必要があり、このノ
ズル受部17は、前述した抜き型を使用して裁断する際
に一緒に形成しておけばよい。
【0018】以上のように形成された中底部材11を図
4から図6に示すような開脚式の射出成型用モールド1
8の所定位置にセットする。このとき、合成樹脂材を射
出する射出孔19に前記下部片16のノズル受部17を
宛ってから押し込んでおく。ノズル受部17の口径は、
射出孔19の径よりも若干小さめに形成しておくことが
望ましく、その理由は、ノズル受部17が射出孔19に
しっかりと嵌っていればモールド18の蓋体18aを閉
じて射出を開始するまでに中底部材11がズレたりはず
れたりする不都合を防止できるからである。尚、モール
ド18の型の形状は、後述する合成樹脂部20の形状が
凹状に形成され且つその底部が所定幅の縁部を残して凸
状に形成されるような形状であることが望ましい。その
理由は後述する。
【0019】合成樹脂材の射出成形が終了すると、図7
に示すように、中底部材11の上部片15と下部片16
との間に合成樹脂部20が一体になった靴用中底21が
形成される。靴用中底21(合成樹脂部20)は、前記
モールド18の型の形状に対応して、凹状に形成されて
おり(図8参照)、即ち、踵部21aから土踏まず部2
1bにかけて滑らかに窪んだ形状に形成されているの
で、この靴用中底21を用いた靴は踵がピッタリと納ま
ってフィット感が向上すると共に、高いヒールであって
も安定した状態で履けるのである。
【0020】また、靴用中底21(合成樹脂部20)の
底部21cは、前記モールド18の型の形状に対応し
て、図8に示すように、所定幅の縁部21dを残して凸
状に形成されている。このように底部21cを凸状に形
成することにより、図9に示すように、アッパー22の
周縁22aを靴用中底21の底部21cに沿わしたとき
に、アッパー22の周縁22aが靴用中底21の縁部2
1dにスッポリと納まるので、別途に凸状を形成するた
めの中物が必要なく、従って部品点数が減少すると共に
作業工程が簡略化できるのである。
【0021】以上のように、本発明に係る靴用中底2
1、及びその靴用中底21の形成方法においては、合成
樹脂材を用いていることから、軽量化が図れ、屈曲や捻
れなどに対しても強度が高く、安定した品質のものを供
給できる。また、作業工程が簡略化され部品点数も減少
するので、製造コストが低減できる。
【0022】次に、以上に説明した靴用中底21を用い
た靴について説明する。図10は、本発明に係る靴(一
例としてハイヒール)25を略示的に示す縦断面図であ
り、その底部には、靴用中底21が用いられている。図
中符号26は本底を示し、符号27は裏材を示し、符号
28はヒールを示し、符号29はトップリフトを示す。
この靴25は、靴用中底21(合成樹脂部20)が踵部
21aから土踏まず部21bにかけて滑らかに窪んだ形
状に形成できるので、靴内部において踵がピッタリと納
まり足と靴内部との空間を最小限に抑えてフィット感が
向上すると共に、外見上も踵部21aの周囲を従来品よ
りも小さくスッキリと見せることができるのである。そ
して、踵が凹状部分に沈むことにより外見上のヒールの
高さよりも重心の位置を低く保つことが可能となり、例
えばヒール靴であっても安定感に優れ且つ前方に足が滑
り難いために足への負担を軽くし、美しさと履用感の良
さとを同時に提供することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る靴用中
底は、所要形状に形成された中底部材の後部側を上部片
と下部片とに分離し、該上部片と下部片との間に合成樹
脂材をモールド成形して合成樹脂部を一体に形成したこ
とによって、合成樹脂材を用いていることから、軽量化
が図れ歩行時の足への負担が少なく、また、屈曲や捻れ
などに対しても強度が高く、そして、安定した品質のも
のを供給することができる。また、作業工程が簡略化で
き、部品点数も減少するので、製造コストが低減する。
更に、中底部材と合成樹脂部とを接着剤を使用せずに一
体に形成することから、接着剤(有機性溶剤)の使用量
を大幅に抑制することができ、人体の健康への影響が少
ないと共に、環境問題の配慮がなされており、所謂地球
に優しいものである。そして、中底部材と合成樹脂部と
は、経時的な接着剤の劣化による剥離を生ずることがな
く、製品が壊れにくいという種々の優れた効果を奏す
る。
【0024】また、合成樹脂部は、凹状に形成されてい
ることによって、踵部から土踏まず部にかけて滑らかに
窪んだ形状に形成すれば、踵がピッタリと納まるので靴
のフィット感が向上すると共に、ハイヒールであっても
安定した状態で履けるという優れた効果を奏する。
【0025】そして、合成樹脂部の底部は、所定幅の縁
部を残して凸状に形成されていることによって、アッパ
ーの周縁を靴用中底の底部に沿わしたときに、アッパー
の周縁が靴用中底の縁部にスッポリと納まるので、別途
に凸状を形成するための中物が必要なく、従って部品点
数が減少すると共に作業工程が簡略化できるという優れ
た効果を奏する。
【0026】更に、本発明に係る靴用中底の形成方法
は、所要形状に形成された中底部材の後部側を上部片と
下部片とに分離し、該中底部材をモールドにセットして
から、前記上部片と下部片との間に合成樹脂材をモール
ド成形して合成樹脂部を成形することにより、作業工程
が簡略化されて部品点数も減少するので、製造コストが
低減する。また、合成樹脂材を用いていることから軽量
化が図れ、そして、屈曲や捻れなどに対しても強度が高
く、更に、安定した品質のものを供給することができ
る。更にまた、中底部材と合成樹脂部とを接着剤を使用
せずに一体に形成することから、接着剤(有機性溶剤)
の使用量を大幅に抑制することができ、人体の健康への
影響が少ないと共に、環境問題の配慮がなされており、
所謂地球に優しいものである。そして、中底部材と合成
樹脂部とは、経時的な接着剤の劣化による剥離を生ずる
ことがなく製品が壊れにくいという種々の優れた効果を
奏する。
【0027】特に、中底部材をモールドにセットしてか
ら、前記上部片と下部片との間に合成樹脂材をモールド
成形して合成樹脂部を成形することによって、所要形状
の合成樹脂部を形成できると共に、安定した品質のもの
を供給できるという優れた効果を奏する。
【0028】また、少なくとも下部片には、前記合成樹
脂材を注入する際のノズル受部が形成されていることに
よって、上部片と下部片との間に確実に合成樹脂材を射
出することができるという優れた効果を奏する。
【0029】そして、中底部材は、前部中底材と後部中
底材とを加熱処理又は接着して形成してあることによっ
て、前部中底材に柔軟性のある部材を用いれば、靴を履
くときなどの曲げ運動に対して柔軟であって履き心地が
良好であり、また、後部中底材に硬質の部材を用いれ
ば、耐久性が向上するという優れた効果を奏する。
【0030】更にまた、本発明に係る靴は、所要形状に
形成された中底部材の後部側を上部片と下部片とに分離
し、該上部片と下部片との間に合成樹脂材をモールド成
形して合成樹脂部を一体に形成した靴用中底を用いたこ
とによって、靴用中底(合成樹脂部)が踵部から土踏ま
ず部にかけて滑らかに窪んだ形状に形成できるので、靴
内部において踵がピッタリと納まり足と靴内部との空間
を最小限に抑えてフィット感が向上すると共に、外見上
も踵部周囲を従来品よりも小さくスッキリと見せること
ができる。そして、踵が凹状部分に沈むことにより外見
上のヒールの高さよりも重心の位置を低く保つことが可
能となり、例えばヒールのある靴であっても安定感に優
れ且つ前方に足が滑り難いために足への負担を軽くし、
美しさと履用感の良さとを同時に提供することができる
という種々の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】中底部材を前部中底材と後部中底材とに分離し
た状態を示す斜視図である。
【図2】中底部材の斜視図である。
【図3】中底部材を後部を上部片と下部片とに分離して
ある状態を示す斜視図である。
【図4】射出成型用モールドの一部を示す斜視図であ
る。
【図5】射出成型用モールドの蓋体を開けた状態を示す
縦断面図である。
【図6】射出成型用モールドの蓋体を閉じた状態を示す
縦断面図である。
【図7】本発明に係る靴用中底の斜視図である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【図9】靴用中底にアッパーを取り付けた状態を示す縦
断面図である。
【図10】本発明に係る靴(ヒールのある靴)を略示的
に示す縦断面図である。
【図11】従来例に係る靴用中底の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 靴用中底 2 硬質板部 3 軟質板部 4 上板 5 中板 6 心材 7 下板 8 U字状部 11 中底部材 12 前部中底材 13 後部中底材 13a両端 14 先張り 15 上部片 16 下部片 17 ノズル受部 18 射出成型用モールド 18a蓋体 19 射出孔 20 合成樹脂部 21 靴用中底 21a踵部 21b土踏まず部 21c底部 21d縁部 22 アッパー 22a周縁 25 靴(ヒールのある靴) 26 本底 27 裏材 28 ヒール 29 トップリフト

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要形状に形成された中底部材の後部側
    を上部片と下部片とに分離し、該上部片と下部片との間
    に合成樹脂材をモールド成形して合成樹脂部を一体に形
    成したことを特徴とする靴用中底。
  2. 【請求項2】 合成樹脂部は、凹状に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の靴用中底。
  3. 【請求項3】 合成樹脂部の底部は、所定幅の縁部を残
    して凸状に形成されていることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の靴用中底。
  4. 【請求項4】 所要形状に形成された中底部材の後部側
    を上部片と下部片とに分離し、該中底部材をモールドに
    セットしてから、前記上部片と下部片との間に合成樹脂
    材をモールド成形して合成樹脂部を成形することによ
    り、該合成樹脂部と前記上部片及び下部片とを一体に形
    成することを特徴とする靴用中底の形成方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも下部片には、前記合成樹脂材
    を注入する際のノズル受部が形成されていることを特徴
    とする請求項4に記載の靴用中底の形成方法。
  6. 【請求項6】 中底部材は、前部中底材と後部中底材と
    を加熱処理又は接着して形成してあることを特徴とする
    請求項4又は5に記載の靴用中底の形成方法。
  7. 【請求項7】 所要形状に形成された中底部材の後部側
    を上部片と下部片とに分離し、該上部片と下部片との間
    に合成樹脂材をモールド成形して合成樹脂部を一体に形
    成した靴用中底を用いたことを特徴とする靴。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002336005A (ja) * 2001-05-03 2002-11-26 Jeong Hyeon Ryu かかとがない靴の靴敷き
JP2007312822A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Daiyu Shoji:Kk 高さのあるヒールを備えた婦人靴の中底体
KR101167496B1 (ko) 2009-12-23 2012-07-20 (주)희성 여성화용 중창 및 이를 이용한 여성화

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