JP2000295305A - データ無線受信器のフィルタバッファベースバンド路におけるdcオフセットの逐次近似修正 - Google Patents

データ無線受信器のフィルタバッファベースバンド路におけるdcオフセットの逐次近似修正

Info

Publication number
JP2000295305A
JP2000295305A JP2000068757A JP2000068757A JP2000295305A JP 2000295305 A JP2000295305 A JP 2000295305A JP 2000068757 A JP2000068757 A JP 2000068757A JP 2000068757 A JP2000068757 A JP 2000068757A JP 2000295305 A JP2000295305 A JP 2000295305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
offset
offset correction
path
signal processing
baseband conversion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000068757A
Other languages
English (en)
Inventor
Scott Bardsley
バーズリー スコット
Bruce Tesch
テッシュ ブルース
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Intersil Corp
Original Assignee
Intersil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Intersil Corp filed Critical Intersil Corp
Publication of JP2000295305A publication Critical patent/JP2000295305A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/06Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection
    • H04L25/061Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection providing hard decisions only; arrangements for tracking or suppressing unwanted low frequency components, e.g. removal of dc offset

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 DCオフセット修正機構は、ダウンスト
リームデジタルデータ信号アナライザに適用されるデー
タ無線などの装置の信号処理路に生じるDCオフセット
を補償する。オフラインのキャリブレーションサイクル
間に、DCオフセットは逐次近似DCオフセット測定回
路によって測定され、この測定回路は測定したオフセッ
トを表すマルチビット出力デジタルコードを保存する。
このコードは、DCオフセット修正回路に入力され、こ
の修正回路は、負帰還ローパスフィルタ及びバッファ増
幅器などの選択された信号処理構成要素に修正電流を供
給する。この修正電流が、供給された構成要素に、測定
したDCオフセットを効果的に取り消す2進数化された
修正電圧の所定部分を導入させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システムに関
し、特に、商用のダイレクト広帯域データ無線に採用さ
れているような無線受信器の、ベースバンドダウンコン
バージョン信号路に生じるDCオフセットを修正するた
めの機構に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイレクト広帯域データ無線システムな
どによってビジネスカスタマ及びコンシューマカスタマ
に無線データ通信サービスを提供する無線通信サービス
のプロバイダは、競争的であるためには、低コストの無
線回路設計(複雑でないもの)を使用することが必要で
ある。このようなコストを競う無線装置の性能は、ラジ
オチャンネルに入ってくる(従って無線の性能とレンジ
を制限する)ランダムのイズや、無線に固有のフィルタ
リングおよび変調アーキファクトから生じる信号歪によ
って妨害される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特に、ベースバンド変
換路に比較的低コストの構成部品(リーキィミキサな
ど)を使用すると、DCオフセットが生じることがあ
る。、ベースバンド信号チェーンにおける構成要素のゲ
インが大きいため、このDCオフセットは信号路が接続
されているダウンストリームデジタル化回路への入力に
おいて非常に重要である。このDCオフセットによって
無線のダイナミックレンジが制限され、デジタル化回路
によって生成されたデータにエラーが生じる。このDC
オフセットを除去するか又はキャンセルするためには、
受信器のアナログ−デジタルコンバータへのベースバン
ド信号入力をACカップリング接続するか、あるいは容
量性接続とするのが通常である。容量性接続をする場合
の問題は充電時間が必要であることであり、この充電時
間が無線機能を損わせる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、伝送データを
回復させるダウンストリームデジタルデータ信号アナラ
イザに適用され、伝送チャンネルからの受信信号が接続
される通信受信器のベースバンド変換処理路の少なくと
も一つの構成要素によって生じるDCオフセットを補償
するDCオフセット修正装置において、当該DCオフセ
ット修正装置が、前記ベースバンド変換処理路を前記伝
送チャンネルから切り離し、前記受信信号のない状態の
前記ベースバンド変換処理路におけるDCオフセットを
デジタル方式で測定するように動作するDCオフセット
測定回路と、前記DCオフセット測定回路と前記ベース
バンド変換処理路にある少なくとも一つの信号処理要素
とに接続され、前記DCオフセットを効果的に取り消す
DCオフセット修正電圧を前記少なくとも一つの信号処
理要素を介して前記ベースバンド変換処理路に導入する
DCオフセット修正回路と、を具えることを特徴とす
る。
【0005】本発明はまた、無線受信器に使用され、受
信信号が無線伝送チャンネルを介して伝送データを回復
させるダウンストリームデジタルデータ信号アナライザ
に適用されるベースバンド変換処理路に入力され、ベー
スバンド変換処理路の少なくとも一つの構成要素によっ
て生じるDCオフセットを補償する方法において、当該
方法が: (a) 前記無線伝送チャンネルから前記ベースバンド
変換処理路を切り離し、受信信号のない状態の前記ベー
スバンド変換処理路におけるDCオフセットをデジタル
方式で測定するステップと; (b) 前記ベースバンド変換処理路を前記無線伝送チ
ャンネルに再接続させ、前記ベースバンド変換処理路の
少なくとも一つの信号処理要素を介して、ステップ
(a)において測定した前記DCオフセットを効果的に
取り消すDCオフセット修正電圧をデジタル方式で導入
するステップと、を具え、更にステップ(a)が受信信
号のない状態の前記ベースバンド変換処理路における前
記DCオフセットのデジタル逐次近似を実行するステッ
プを具えることを特徴とする。
【0006】このDCオフセットの問題は、容量性結合
した信号路を使用せずに、上述したオフセット測定イン
ターバルの間ベースバンド信号路をオフラインにし、ベ
ースバンド路に生じるDCオフセットを測定することに
よって修正することが好ましい。一例として、半二重通
信方式において、無線のベースバンド受信路で生じるD
Cオフセットを、無線動作が伝送モードにある間に実行
されるキャリブレーションサイクルの間に測定すること
が好ましい。
【0007】本発明の好適な実施例において、必要とさ
れるDCオフセット修正の量は、RF/IF−ベースバ
ンドミキサとダウンストリームアナログ−デジタル変換
回路の間に配設されたローパスフィルタとこれに関連す
るバッファ増幅器回路のような各ベースバンド信号路要
素に分配される選択されたオフセット量を決める逐次近
似を用いて測定される。ローパスフィルタ及びバッファ
増幅器の回路構成のパラメータは、逐次近似レジスタで
発生するDCオフセット修正コードを構成するビット
が、2進数化されたDCオフセット修正電圧をベースバ
ンド信号路に与えるように定義される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
の図面を参照して説明する。まず、データ無線受信器の
ダウンコンバータ信号路用の新規で改善された逐次近似
ベースDCオフセット修正機構について説明する。回路
要素のコンフィギュレーション、及び他の通信システム
とインターフェースを介して接続する方法を、ブロック
図に示す。このブロック図は、本発明に直接関係する部
分についてのみ示している。従って、ブロック図は、無
線受信器のベースバンド変換路の主な要素を、適切かつ
機能的なグループにわけて図示するようにした。
【0009】図1は、一般的なデータ無線の受信器部分
のベースバンドダウン変換路を示している。この変換路
は、本発明の逐次近似ベースDCオフセット修正機構を
組み込むように構成されている。入力RF又はIF信号
路10は、カスケード接続された増幅器回路12を介し
て接続されており、この出力は同相(I)分岐14I及
びクアドラチュア相(Q)分岐14Qにそれぞれ接続さ
れている。Iベースバンド分岐を介した信号処理とQベ
ースバンド分岐を介した信号処理は同じであるので(ク
アドラチュアダウン変換器用の90°位相シフタ22で
発生する局部発振器へのイニシャルクアドラチュア位相
オフセットを除く)、以下の説明は、説明を簡単にする
ために同相路14Iのみについて行う。
【0010】同相路14Iの前端において、受信信号は
ミキサ30の第1の入力ポート31に入力される。この
ミキサ30の第2の入力ポート32には局部発振器20
の出力が入力されている。ミキサ30の出力33で生成
されるダウン変換(ベースバンド)信号は、ローパスフ
ィルタ35でろ波され、その出力は、バッファ増幅器3
7を介して信号路38を経由して、ダウンストリームア
ナログ−デジタルコンバータの入力RX A/Dへと接
続されている。
【0011】ミキサ30によって生じるようなDCオフ
セットは、従来は、コンデンサを介したベースバンド信
号路38とダウンストリームアナログ−デジタル変換器
とをACカップリングすることによって除去していた。
しかしながら、この方法は、ユーザが伝送モードから受
信モードに切り替えを行うため、無線の受信路が使用で
きる場合に、コンデンサを充電するために必要な時間分
だけ遅れが生じることを意味しており、この遅れが機能
を低下させる。
【0012】本発明は、ベースバンド信号路38を補助
DCオフセット測定回路40に接続することにより、上
記問題を解決するようにした。後述するように、オフラ
インのインターバルにある間(例えば無線でデータトラ
フィック受信がなされない伝送モードにあるとき)に、
DCオフセット測定回路40は、無線制御プロセッサ
(図示せず)から送出されるCAL_EN信号により制
御可能となり、ベースバンド路におけるDCオフセット
を測定する。
【0013】この目的のため、RX_A/D路38の各
リード線(RX+及びRX−)は、比較器41にそれぞ
れ接続され、この比較器の出力は、逐次近似レジスタ
(SAR)42に接続されている。クロック入力46に
よって駆動される制御カウンタ44の制御の下、SAR
42のデジタルコードの内容が、最大有意ビット(MS
B)で開始され、オフセットが測定されるコードレゾリ
ューション(2進ビット数、例えば8ビット)の最小有
意ビット(LSB)で終了するビット毎にインクリメン
タリに調整され、ベースバンド信号処理路に発生するD
Cオフセット修正量を表すデジタルコード値を認識す
る。
【0014】本発明のより好適な実施形態においては、
SAR42によって導出されるDCオフセット修正総量
が、各DCオフセット修正値に細分又は配分され、ロー
パスフィルタ35及びバッファ増幅器37によってベー
スバンド信号路38に個別に導入される。特に、SAR
42によって生じた(8ビット)デジタル出力コードの
MSBsの選択された数値(例えば本例では“4”)
は、電流デジタル−アナログコンバータ(IDAC)5
0によって第1のアナログ電流値へ変換され、ローパス
フィルタ35によって提供されるDCオフセット修正電
圧を設定するのに使用される差動調整電流入力Iadj
として入力される。また、SAR出力のLSBsの選択
された数値(例えば“4”)は、デジタル−アナログコ
ンバータ50によって第2のアナログ電流値に変換さ
れ、バッファ増幅器37によって提供されるDCオフセ
ット修正電圧設定用の差動調整電流入力Iadjとして
入力される。
【0015】更に好適な実施形態では、図2及び図3に
それぞれ示すように、ローパスフィルタ35及びバッフ
ァ増幅器37の回路構成のパラメータは、SAR42に
よって生じたDCオフセット修正コードを構成するビッ
トが、2進数表示されたDCオフセット修正電圧をベー
スバンド信号路38へと分配するようにして、定義する
ことができる。この目的のために、例えば、ローパスフ
ィルタ35の入力抵抗R1(例えば3.2kΩ)との比
がローパスフィルタ35のDCゲインGDC35を決定す
る。負帰還抵抗R4の抵抗値を適当に選択することによ
って(例えば、8kΩ)(例えば、GDC35
(Vout35)/(Vind35)=R4/R1=8k/3.2
k=2.5ボルト/ボルト(v/v))、図5に示すよ
うに、IDAC50によって生成される上から4つまで
のMSB電流が、ファクタ8Kによって、表1に示す出
力電圧にスケーリングされる。
【0016】図2に示す回路構成において、ローパスフ
ィルタの伝送関数(Voutd35)/(Vind35)は以下の
式で定義される:
【式1】
【0017】無限増幅器のゲインA35及びVin+−V
in−=Vind=0において、Iadjdの関数として
のVoutd35は以下の式で定義される。
【式2】
【0018】同様に、バッファ増幅器37の負帰還抵抗
R9の抵抗値を最適に選択することによって(例えば2
kΩ)、バッファ増幅器37の差動DCオフセット制御
ターミナルIadj+及びIadj−へ供給される制御
電流値は、(R9×Iadj)ボルトに等しい2進数化
された出力電圧に変換される。表1に示すように、SA
R42によって生成されるDCオフセット修正コードの
下から4つまでのLSBsに関連する2進入力電流は、
従って4つのDCオフセット修正電圧に変換される。こ
れらの値はIDAC50によって生成される4つの(L
SBに関連する)入力電流及び負帰還抵抗R9(2k
Ω)の値とそれぞれ等しく、4つの2進数表示されたD
Cオフセット修正電圧(2mv〜16mv)となる。
【0019】バッファ増幅器37のゲインGDC37を最適
な値に設定することにより、(MSBに関連する)ロー
パスフィルタ35で生成され、バッファ増幅器37の差
動入力ターミナル(Vin+及びVin−)に導入され
る出力電圧は、前記4つのLSBsに関連する4つの2
進数化されたDCオフセット修正電圧(2mv〜16m
v)の2進数拡張(binary extension)を提供する値に
変換される。
【0020】無限増幅器ゲインA37及びIadj+−I
adj−=Iadjd=0において、V outd37とVind37
比は以下の式で定義される: Voutd37/Vind37=1+2(R9/R10).
【0021】従って、Vin+−Vin−=Vinind
=0のとき、Iadjdの関数としてのVoutd35は以下
の式で定義される: Voutd37=R9×Iadjd7
【0022】本例においては、SAR DCオフセット
修正コードの最も大きいLSB(ビット4)用にバッフ
ァ増幅器37で生成されるDC出力電圧Voutd37は、1
6mvであるので、当該電圧の次の2進数拡張は32m
vである。SAR DCオフセット修正コードの最も小
さいMSB(ビット5)用にローパスフィルタ35で生
成されるDC出力電圧Voutd35は8mvであるので、バ
ッファ増幅器37が同じビット値となるように32mv
のDC出力電圧を生成するには、バッファアンプ37の
ゲインGDC37は4v/vに設定される必要がある。
【0023】従って、表1に示すように、ローパスフィ
ルタ35とバッファ増幅器37との各負帰還抵抗R4及
びR9の抵抗値と、バッファ増幅器37のゲインGDC37
の組合せにより、別々に制御された回路要素(ローパス
フィルタ35及びバッファ増幅器37)が、SAR42
によって生成される8ビットの修正コードを2進数化さ
れたDCオフセット修正電圧のワイドレンジへと変換す
ることが可能になる。
【0024】図4のフローチャートに示す制御プロセッ
サで実行されるルーチンを参照して本発明のDCオフセ
ット修正機構の動作を以下に説明する。上に簡単に述べ
たように、無線ベースバンド受信器路を介してのDCオ
フセット量の測定は、キャリブレーションサイクルと同
調することによって行われる。例えば、このキャリブレ
ーションサイクルを、無線動作が伝送モードにある間に
行うようにする。
【0025】ステップ401に示すように、DCオフセ
ット測定ルーチンの開始に際して、制御プロセッサは、
CAL_ENリードの状態を、DCオフセット測定回路
40のエネーブル入力へ変更する(例えばローからハイ
へ)。この動作に先立って、CAL_ENリードが所定
のロジック状態(例えばロー又は0)に保持されている
間に、DCオフセット電圧測定回路40の回路要素はリ
セット又は不能にされる。
【0026】特に、絶縁スイッチング回路(図示せず)
が、DCオフセット電圧測定回路40からベースバンド
路38を切り離し、比較器41及びIDAC50のスイ
ッチがオフになる。また、予め測定されたオフセット修
正データ値を保持しているSAR42のデジタルレジス
タがリセット若しくはクリアされ、制御カウンタ44も
またクリア若しくはリセットされた状態にある。
【0027】ステップ401でハイにされたCAL_E
Nリードに応答して、制御カウンタ44は線46に与え
られるクロック信号のカウントを開始し、ステップ40
2に示すようにキャリブレーションロジック回路が、受
信器の構成要素(すなわちミキサ30、ローパスフィル
タ35、バッファ増幅器37、比較器42及びIDAC
50)がオンにされていなければ、これらの要素の電源
を入れる。十分な又は最大のカウント値(例えば5ビッ
トカウンタであれば“11111”)に達したら、制御
カウンタ44は、CAL_ENリードがロー(0)にな
るのに応答してリセットされる(“00000”にな
る)までこのカウントを保持する。ステップ403に示
すように、プロセッサもまた、(すでにオフにされてい
なければ)ミキサ30への入力ポート31に接続された
IF路をパワーダウンする。しかしながら、局部発振器
入力ポート32は、局部発振器フィードスルーが修正す
べきDCオフセット構成要素の一つを構成するので、ア
クティブな状態のままである。
【0028】ステップ404において上述したセトル時
間が経過した後、比較器42は他の回路構成要素から分
離され、そのオフセットはゼロになる。比較器42がリ
セットされると、ステップ405において、SAR42
がエネーブルされ、MSBを最初に、逐次近似シーケン
スが完成するまで出力コード結果の各ビットを介してス
テッピングを開始して、それによってIDAC50によ
って使用されるマルチビット出力コードを生成し、表1
に示すようにDCオフセット修正調整電流Iadjのオ
フセット値を発生する。
【0029】発生したオフセットコード値を保存して、
ステップ406において比較器42がパワーダウンす
る。問い合わせステップ407において、無線が受信モ
ードにあるかどうかについて決定がなされる。もし受信
モードになければ(答えがNOであれば)、ステップ4
08において受信路全体がパワーダウンする。もし問い
合わせステップの答えがYESであり、受信モードがア
クティブであることを示している場合は、(ステップ4
03でパワーダウンしている。)、ステップ409にお
いてIF路がパワーアップする。
【0030】プロセッサがCAL_ENリードの状態を
論理的ハイ(「1」)に保持している限り、SAR42
内に保存されているオフセット修正コードは保持され
る。無線が通常受信モードにある間は、IDAC50の
電源は入ったままであり、IDAC50は最適な差動オ
フセット調整電流Iadjをベースバンド信号処理路3
8のローパスフィルタ35及びバッファ増幅器37に供
給し、これによって測定されたDCオフセットを修正す
る。これによって、必要であれば、受信信号処理要素が
IDAC50と共にシャットダウンする。電源がバック
アップされている時は、以前に測定したDCオフセット
修正コードが依然としてSAR42内に保持されてい
る。このためローパスフィルタ35及びバッファ増幅器
37用に発生したオフセット電圧が前の値に戻り、ベー
スバンドオフセットがゼロの状態に戻る(前に測定され
た値からオフセットがドリフトしないのであれば)。
【0031】DCオフセットの問題は、DCオフセット
測定及び修正スキームで改善される。この機構は、所定
のオフセット測定インターバル用に無線ベースバンド信
号路をオフラインにするように機能し、逐次近似を使用
してベースバンド路に発生するDCオフセットを測定す
るように機能する。オフセットを表す、結果として得ら
れるマルチビットコードの選択されたセグメントは、選
択された量のオフセット電流を、RF/IFベースバン
ドミキサとダウンストリームアナログ−デジタルコンバ
ータの回路構成との間に設置されたローパスフィルタ及
び接続されたバッファ増幅器回路などのベースバンド信
号路要素へ供給するのに使用される。ローパスフィルタ
及びバッファ増幅器のパラメータは、DCオフセット修
正コードを構成するビットが、2進数化されたDCオフ
セット修正電圧をベースバンド信号路へと与えるように
決定される。
【0032】DCオフセット修正機構は、ダウンストリ
ームデジタルデータ信号アナライザに適用されるデータ
無線などの装置の信号処理路に生じるDCオフセットを
補償する。オフラインのキャリブレーションサイクル間
に、DCオフセットは逐次近似DCオフセット測定回路
によって測定され、この測定回路は測定したオフセット
を表すマルチビット出力デジタルコードを保存する。こ
のコードは、DCオフセット修正回路に入力され、この
修正回路は、負帰還ローパスフィルタ及びバッファ増幅
器などの選択された信号処理構成要素に修正電流を供給
する。この修正電流が、供給された構成要素に、測定し
たDCオフセットを効果的に取り消す2進数化された修
正電圧の所定部分を導入させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、データ無線の受信器部分におけるベ
ースバンド変換回路を示すブロック図である。
【図2】 図2は、図1に示す回路のベースバンド信号
処理路へと分配された測定されたDCオフセット修正電
圧の部分を介したローパスフィルタの回路構成を示す図
である。
【図3】 図3は、図1に示す回路のベースバンド信号
処理路へと分配されたDCオフセット修正電圧の部分を
介したバッファ増幅器の回路構成を示す図である。
【図4】 図4は、本発明のDCオフセット測定及び修
正動作を制御する制御プロセッサで実行されるルーチン
のステップを示すフローチャートである。
【図5】 図5は、図1に示すIDACによって生成さ
れたビットにおいて、図2及び図3のローパスフィルタ
及びバッファ増幅器によって2進符号化されたDCオフ
セット修正電圧にして表した表を示す。
【符号の説明】
10 入力RF又はIF信号路 12 増幅器回路 14I 同相分岐 14Q クアドラチュア相 20 局部発振器 22 90°位相器 30 ミキサ 31 第1の入力ポート 32 第2の入力ポート 33 出力 35 ローパスフィルタ 37 バッファ増幅器 38 ベースバンド信号路 40 DCオフセット測定回路 41 比較器 42 逐次近似レジスタ 44 制御カウンタ 46 クロック入力 50 電流デジタル−アナログコンバータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送データを回復させるダウンストリー
    ムデジタルデータ信号アナライザに適用され、伝送チャ
    ンネルから受信信号が接続される通信受信器のベースバ
    ンド変換処理路の少なくとも一つの構成要素によって生
    じるDCオフセットを補償するDCオフセット修正装置
    であって、当該DCオフセット修正装置が、前記ベース
    バンド変換処理路を前記伝送チャンネルから切り離し、
    前記受信信号のない状態の前記ベースバンド変換処理路
    に存在するDCオフセットをデジタル方式で測定するD
    Cオフセット測定回路と、前記DCオフセット測定回路
    と前記ベースバンド変換処理路にある少なくとも一つの
    信号処理要素とに接続され、前記少なくとも一つの信号
    処理要素を介して、前記DCオフセットを効果的に取り
    消すDCオフセット修正電圧を前記ベースバンド変換処
    理路に導入するDCオフセット修正回路と、を具えるこ
    とを特徴とするDCオフセット修正装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のDCオフセット修正装
    置において、前記DCオフセット測定回路が、前記受信
    信号のない状態の前記ベースバンド変換処理路に存在す
    る前記DCオフセットのデジタル逐次近似を実行するよ
    うに機能し、測定したオフセットを表すマルチビットデ
    ジタルコードを保存する逐次近似レジスタを具え、前記
    DCオフセット修正回路は、前記ベースバンド変換処理
    路の複数の信号処理要素を介して、前記DCオフセット
    を効果的に取り消す前記DCオフセット修正電圧の所定
    部分を導入することを特徴とするDCオフセット修正装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のDCオフセット修正装
    置において、前記DCオフセット測定回路が更に、前記
    マルチビットデジタルコードを前記ベースバンド変換処
    理路の前記少なくとも一つの信号処理要素に導入される
    アナログの電気的な値に変換するデジタル−アナログコ
    ンバータを具え、前記ベースバンド変換処理路の前記複
    数の信号処理要素のパラメータが、前記アナログの電気
    的な値が2進数的に定義されるようなものであることを
    特徴とするDCオフセット修正装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のDCオフセット修正装
    置において、前記DCオフセット測定回路が、前記DC
    オフセットを表すマルチビットデジタル出力コードを生
    成するように機能し、前記DCオフセット修正回路が、
    前記DCオフセット修正電圧の第1の量を、前記マルチ
    ビットデジタル出力コードの第1のコードセグメントに
    応じて前記第1の信号処理要素を介して前記ベースバン
    ド変換処理路へ与え、前記DCオフセット修正電圧の第
    2の量を、前記第2の信号処理要素を介して前記ベース
    バンド変換処理路へ与えることを特徴とするDCオフセ
    ット修正装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のDCオフセット修正装
    置において、前記第1及び第2の信号処理要素のパラメ
    ータが、前記ベースバンド変換処理路に与えられた結果
    として生じるDCオフセット修正電圧が前記マルチビッ
    トデジタル出力コードのビット内容に応じて2進数で重
    み付けされるものであり、前記第1及び第2の信号処理
    要素がそれぞれ、カスケード接続された負帰還ローパス
    フィルタとカスケード接続されたバッファ増幅器とを具
    えることを特徴とするDCオフセット修正装置。
  6. 【請求項6】 ダウンストリームデジタルデータ信号ア
    ナライザに適用される通信装置の信号処理路に生じるD
    Cオフセットを補償するDCオフセット修正装置におい
    て、前記信号処理路におけるDCオフセットを測定し、
    この測定したDCオフセットを表すマルチビット出力デ
    ジタルコードを保存するように機能する逐次近似DCオ
    フセット測定回路と;前記逐次近似DCオフセット測定
    回路と前記信号処理路の複数の信号処理要素とに接続さ
    れ、前記複数の信号処理要素を介して、前記DCオフセ
    ットを効果的に取り消す結果として生じたDCオフセッ
    ト修正電圧の各要素を、前記信号処理路に導入するよう
    に機能するDCオフセット修正回路を具えることを特徴
    とするDCオフセット修正装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のDCオフセット修正装
    置において、前記オフセット測定回路がデジタル−アナ
    ログコンバータを具え、当該コンバータは、前記マルチ
    ビットデジタルコードを、前記ベースバンド変換処理路
    の前記複数の信号処理要素に接続される各アナログの電
    気的な値に変換するように機能し、前記複数の信号処理
    要素のパラメータが、前記アナログの電気的な値が2進
    数で定義されるようなものであり、前記信号処理要素
    が、負帰還ローパスフィルタとバッファ増幅器とを具え
    ることを特徴とするDCオフセット修正装置。
  8. 【請求項8】 無線受信器に使用され無線伝送チャンネ
    ルを介して受信信号が、伝送データを回復させるダウン
    ストリームデジタルデータ信号アナライザに適用される
    ベースバンド変換処理路に入力するものであって、ベー
    スバンド変換処理路の少なくとも一つの構成要素によっ
    て生じるDCオフセットを補償する方法において、当該
    方法が: (a) 前記無線伝送路から前記ベースバンド変換処理
    路を切り離し、受信信号のない状態の前記ベースバンド
    変換処理路におけるDCオフセットをデジタル方式で測
    定するステップと; (b) 前記ベースバンド変換処理路を前記無線伝送路
    に再接続して、前記ベースバンド変換処理路の少なくと
    も一つの信号処理要素を介して、ステップ(a)におい
    て測定された前記DCオフセットを効果的に取り消すD
    Cオフセット修正電圧をデジタル方式で導入するステッ
    プと、を具え、ステップ(a)が受信信号のない状態の
    前記ベースバンド変換処理路における前記DCオフセッ
    トのデジタル逐次近似を実行するステップを具えること
    を特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の方法において、ステッ
    プ(b)が、前記ベースバンド変換処理路の複数の信号
    処理要素を介して、ステップ(a)で測定した前記DC
    オフセットを効果的に取り消す前記DCオフセット修正
    電圧の所定部分を導入するステップを具え、ステップ
    (a)が、前記測定したDCオフセットを表すマルチビ
    ットデジタルコードを発生させ、当該マルチビットデジ
    タルコードを、前記ベースバンド変換処理路の複数の信
    号処理要素に接続されるアナログの電気的な値に変換す
    るステップを具え、前記ベースバンド変換処理路の前記
    複数の信号処理要素のパラメータが、前記アナログの電
    気的な値が2進数で定義されるようなものであることを
    特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の方法において、ステ
    ップ(b)が、前記複数の信号処理要素の第1の要素を
    介して前記ベースバンド変換処理路に前記DCオフセッ
    ト修正電圧の第1の所定量を分配し、前記複数の信号処
    理要素の第2の要素を介して前記ベースバンド変換処理
    路に前記DCオフセット修正電圧の第2の所定量を分配
    するステップを具え、ステップ(a)が、前記受信信号
    のない状態の前記ベースバンド変換処理路における前記
    DCオフセットのデジタル逐次近似を実行し、前記DC
    オフセットを表すマルチビットデジタル出力コードを保
    存するステップを具え、更にステップ(b)が、前記D
    Cオフセット修正電圧の第1の量を、前記マルチビット
    デジタルコードの第1のコードセグメントに応じて前記
    第1の信号処理要素を介して前記ベースバンド変換処理
    路に分配し、前記DCオフセット修正電圧の第2の量
    を、前記第2の信号処理要素を介して前記ベースバンド
    変換処理路に分配するステップを具える、ことを特徴と
    する方法。
JP2000068757A 1999-03-11 2000-03-13 データ無線受信器のフィルタバッファベースバンド路におけるdcオフセットの逐次近似修正 Pending JP2000295305A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US26638699A 1999-03-11 1999-03-11
US09/266386 1999-03-11

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000295305A true JP2000295305A (ja) 2000-10-20

Family

ID=23014363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000068757A Pending JP2000295305A (ja) 1999-03-11 2000-03-13 データ無線受信器のフィルタバッファベースバンド路におけるdcオフセットの逐次近似修正

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP1035691A3 (ja)
JP (1) JP2000295305A (ja)
KR (1) KR20000071434A (ja)
CA (1) CA2296824A1 (ja)
NO (1) NO20001181L (ja)
TW (1) TW474082B (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002237856A (ja) * 2001-02-13 2002-08-23 Advantest Corp 直交変調信号の信号解析装置
JP2009522936A (ja) * 2006-01-05 2009-06-11 クゥアルコム・インコーポレイテッド 高利得複素フィルタのためのdcオフセット補正
US7787847B2 (en) 2001-01-24 2010-08-31 St-Ericsson Sa Front end and high frequency receiver having quadrature low noise amplifier
JP2012156936A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Renesas Electronics Corp 半導体集積回路およびその動作方法
US9071306B2 (en) 2013-03-07 2015-06-30 International Business Machines Corporation Transmission apparatus, reception apparatus, communication system, circuit apparatus, communication method, and program
CN112946549A (zh) * 2021-01-28 2021-06-11 杭州西力智能科技股份有限公司 一种交流系统中校正直流分量的方法
CN112968285A (zh) * 2021-02-02 2021-06-15 维沃移动通信有限公司 电子设备

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004054573B4 (de) * 2004-11-11 2014-01-23 Intel Mobile Communications GmbH Schaltungsanordnung zum Ermitteln eines Gleichspannungs-Offset in einem Datensignal und Empfangsvorrichtung mit derselben
US7620373B2 (en) 2006-06-23 2009-11-17 Sierra Monolithics, Inc. Apparatus and method for calibration of gain and/or phase imbalance and/or DC offset in a communication system
KR101472469B1 (ko) 2008-01-15 2014-12-12 삼성전자주식회사 Dc 오프셋을 실시간으로 제거하는 dc 오프셋 보상 회로및 상기 dc 오프셋 보상 회로를 포함하는 수신 시스템
US8164494B2 (en) 2008-12-02 2012-04-24 Electronics And Telecommunications Research Institute Method and device for digitally correcting DC offset
EP3672091B1 (en) * 2018-12-19 2022-11-02 STMicroelectronics razvoj polprevodnikov d.o.o. Low power mode card detection
KR102189402B1 (ko) * 2019-01-11 2020-12-11 어보브반도체 주식회사 산소포화도 측정기의 이진검색 기반 자동 오프셋 교정장치

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5205294A (en) * 1991-02-19 1993-04-27 Pacific Communications, Inc. Apparatus and methodology for digital telemetry of biomedical signals
EP0865686B1 (en) * 1996-09-06 2004-12-08 Koninklijke Philips Electronics N.V. A zero-if receiver

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7787847B2 (en) 2001-01-24 2010-08-31 St-Ericsson Sa Front end and high frequency receiver having quadrature low noise amplifier
US8145176B2 (en) 2001-01-24 2012-03-27 St-Ericsson Sa Front end and high frequency receiver having quadrature low noise amplifier
JP2002237856A (ja) * 2001-02-13 2002-08-23 Advantest Corp 直交変調信号の信号解析装置
JP4618752B2 (ja) * 2001-02-13 2011-01-26 株式会社アドバンテスト 直交変調信号の信号解析装置
JP2009522936A (ja) * 2006-01-05 2009-06-11 クゥアルコム・インコーポレイテッド 高利得複素フィルタのためのdcオフセット補正
JP2012156936A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Renesas Electronics Corp 半導体集積回路およびその動作方法
US9071306B2 (en) 2013-03-07 2015-06-30 International Business Machines Corporation Transmission apparatus, reception apparatus, communication system, circuit apparatus, communication method, and program
CN112946549A (zh) * 2021-01-28 2021-06-11 杭州西力智能科技股份有限公司 一种交流系统中校正直流分量的方法
CN112968285A (zh) * 2021-02-02 2021-06-15 维沃移动通信有限公司 电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
TW474082B (en) 2002-01-21
EP1035691A3 (en) 2003-10-15
NO20001181D0 (no) 2000-03-08
NO20001181L (no) 2000-09-12
EP1035691A2 (en) 2000-09-13
CA2296824A1 (en) 2000-09-11
KR20000071434A (ko) 2000-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5724653A (en) Radio receiver with DC offset correction circuit
US20020160738A1 (en) DC offset correction for use in a direct-conversion radio architecture
EP1867057B1 (en) Receiver dc offset correction
JP2000295305A (ja) データ無線受信器のフィルタバッファベースバンド路におけるdcオフセットの逐次近似修正
US10581442B2 (en) Apparatus for correcting linearity of a digital-to-analog converter
WO2009147891A1 (ja) カーテシアンループを用いた無線送信装置
US7146141B2 (en) Direct conversion receiver with DC offset compensation and method thereof
US6862439B2 (en) Offset compensation in a direct-conversion receiver
US20020171773A1 (en) Image sampling circuit with a black reference combined with the video input
US7629906B2 (en) Circuit and method for calibrating direct current offset
EP1532730A2 (en) Sequential dc offset correction for amplifier chain
US5864310A (en) Wireless receiver with offset compensation using flash-ADC
EP3567720A1 (en) Mismatch and reference common-mode offset insensitive single-ended switched capacitor gain stage
US6424284B1 (en) Baseband receiver including dual port DAC
US7760126B2 (en) Flash converter differential reference ladder auto-zero circuit
US20040152435A1 (en) Process for reducing the second-order nonlinearity of a frequency transposition device and corresponding device
JP5106442B2 (ja) カーテシアンループを用いた無線送信装置
CN109510623B (zh) 模拟至数字转换器
US20050104760A1 (en) Applying desired voltage at a node
US20160241424A1 (en) Front-End System for A Radio Device
US20090146717A1 (en) Increasing charge capacity of charge transfer circuits without altering their charge transfer characteristics
WO2004075426A1 (ja) 信号処理装置、及びダイレクトコンバージョン受信装置
US20090295363A1 (en) Voltage Reference With Improved Linearity Addressing Variable Impedance Characteristics At Output Node
CN112075026A (zh) 逐次逼近模数转换器
JPH09223966A (ja) D/a変換回路