JP2000292598A - X線画像撮影装置 - Google Patents

X線画像撮影装置

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JP2000292598A
JP2000292598A JP11104775A JP10477599A JP2000292598A JP 2000292598 A JP2000292598 A JP 2000292598A JP 11104775 A JP11104775 A JP 11104775A JP 10477599 A JP10477599 A JP 10477599A JP 2000292598 A JP2000292598 A JP 2000292598A
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JP
Japan
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image
shooting
moving image
still image
ray
Prior art date
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JP11104775A
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English (en)
Inventor
Koji Amitani
幸二 網谷
Bon Honda
凡 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】診断しやすい良好なX線画像を得ることが可能
なX線画像撮影装置を提供する。 【解決手段】動画撮影から静止画撮影あるいは静止画撮
影から動画撮影に連続的に移る直前に、それぞれ動画撮
影の最後の画像あるいは静止画像を記憶させておき、そ
の記憶させた画像データを用いてゴーストを画像処理で
取り除く。また、動画撮影から静止画撮影に移る前に一
旦X線照射を中断して静止画像撮影に移る。また、透視
画像撮影に引き続き静止画像撮影に連続的に移るとき、
透視画の撮影コマ間隔の時間より長い時間のインタバル
をおいて静止画像撮影に移る。また、透視画像撮影に引
き続き静止画像撮影に連続的に移るとき、透視画像撮影
にかけていた電場とは逆の電場をかける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば医療診断
を行う際、血管造影等のX線撮影に用いられるX線画像
撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年ディジタルラジオグラフィにおい
て、X線受容層にa−SeのようなX線エネルギーによ
って電子と正孔の電荷が発生する光導電物質を用い、X
線照射時に光導電体に電場をかけて電荷分離を行い、そ
の照射したX線の強度に依存した電荷量を微細な面積単
位で2次元的に測定して電気信号に変換し、その電気信
号を用いてCRT上やフィルム上にX線画像を形成する
装置が実用化されつつある。
【0003】この装置の特徴は、X線エネルギーを直接
に電気信号に変換し、この時に電場をかけて電荷の拡散
を抑えることから、鮮鋭性のよいX線画像が得られるこ
とである。この技術はフラットパネルディテクタ、すな
わち被写体を通過して照射されるX線エネルギーをX線
透過画像として再構成するための電気信号に変換する機
能を有し、画像診断のために必要な人体の部分を十分に
覆う面積の平面をもつ、平板状のX線画像平面検出器に
使用され始めている。
【0004】ここで光導電体はX線を照射すると電子と
正孔などの電荷が発生するので、外部から電場を印加す
ることにより導電性が生ずる。しかし、X線エネルギー
を照射しない時には電荷の発生がないために、電場をか
けても導電性は発生しない。この現象が光導電体の所以
である。ここで、一旦X線照射で発生した電荷は、その
X線照射がなくなった段階で、電子と正孔との再結合や
その他の原因により、ある時間を経過した後に消滅する
ことが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のフラットパネル
ディテクタは、医療現場ではいわゆる透視及び一般撮影
に使用される。透視は例えば1秒あたり30コマの動画
像撮影で、アンギオグラフィや骨折治療での観察などに
用いられる。一般撮影は胸部や腹部、四肢骨などの静止
画像撮影であり、画像診断に供せられる。後者の場合は
良好な画質を得るために、透視の場合よりX線照射量が
一般的に多く、10倍以上である。
【0006】ここで、フラットパネルディテクタで透視
画像を観察しながら、患者の撮影位置決めをし、最良の
位置になった時に直ちに静止画像を撮影する時、また透
視をしながら次々と静止画像を撮影するときなど、静止
画像に透視中の画像がゴーストとして残存したり、また
静止画像が透視画像にかぶさったりして鮮鋭性の悪い画
像が生ずる。これは、X線照射により光導電層で画像様
に一度発生した電荷が十分に消滅する前に、次のX線照
射によって画像様の電荷が発生して、その両方の電気信
号を読み込むこと、あるいは光導電層中で異なるタイミ
ングで発生した電荷同士が互いに影響しあうことに起因
する。
【0007】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、前記のような現象を生じせしめないようにして、
診断しやすい良好なX線画像を得ることが可能なX線画
像撮影装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するに
は、動画から静止画に移るとき、もしくは静止画から動
画に移るとき、患者をフラットパネルディテクタから一
旦移動させて、フラットパネルディテクタ全体に一様に
X線を露光した後に一定以上の時間放置すると、次の撮
影時に完全にゴースト画像はとりのぞける。しかしなが
ら、患者を撮影の途中でいちいち移動させることは非現
実的である。
【0009】そこで、前記課題を解決し、かつ目的を達
成するために、この発明は、以下のように構成した。
【0010】請求項1に記載の発明は、『X線照射によ
って電子と正孔が発生する光導電体を有し、その層に電
場をかけて電荷分離を行い、その電荷を小サイズ単位で
2次元的に読み取る手段を備えるX線画像撮影装置にお
いて、動画撮影から静止画撮影あるいは静止画撮影から
動画撮影に連続的に移る直前に、それぞれ動画撮影の最
後の画像あるいは静止画像を記憶させておき、その記憶
させた画像データを用いてゴーストを画像処理で取り除
くことを特徴とするX線画像撮影装置。』である。
【0011】この請求項1に記載の発明によれば、動画
撮影から静止画撮影あるいは静止画撮影から動画撮影に
連続的に移る直前に、それぞれ動画撮影の最後の画像あ
るいは静止画像を記憶させておき、その記憶させた画像
データを用いてゴーストを画像処理で取り除くことで、
鮮鋭性の良く診断しやすい良好なX線画像を得ることが
できる。
【0012】請求項2に記載の発明は、『X線照射によ
って電子と正孔が発生する光導電体を有し、その層に電
場をかけて電荷分離を行い、その電荷を小サイズ単位で
2次元的に読み取る手段を備えるX線画像撮影装置にお
いて、動画撮影から静止画撮影に移る前に一旦X線照射
を中断して静止画像撮影に移ることを特徴とするX線画
像撮影装置。』である。
【0013】この請求項2に記載の発明によれば、動画
撮影から静止画撮影に移る前に一旦X線照射を中断して
静止画像撮影に移ることで、静止画像に透視中の画像が
ゴーストとして残存することがなく、鮮鋭性の良く診断
しやすい良好なX線画像を得ることができる。
【0014】請求項3に記載の発明は、『X線照射によ
って電子と正孔が発生する光導電体を有し、その層に電
場をかけて電荷分離を行い、その電荷を小サイズ単位で
2次元的に読み取る手段を備えるX線画像撮影装置にお
いて、透視画像撮影に引き続き静止画像撮影に連続的に
移るとき、透視画の撮影コマ間隔の時間より長い時間の
インタバルをおいて静止画像撮影に移ることを特徴とす
るX線画像撮影装置。』である。
【0015】この請求項3に記載の発明によれば、透視
画像撮影に引き続き静止画像撮影に連続的に移るとき、
透視画の撮影コマ間隔の時間より長い時間のインタバル
をおいて静止画像撮影に移ることで、静止画像に透視中
の画像がゴーストとして残存することがなく、鮮鋭性の
良く診断しやすい良好なX線画像を得ることができる。
【0016】請求項4に記載の発明は、『X線照射によ
って電子と正孔が発生する光導電体を有し、その層に電
場をかけて電荷分離を行い、その電荷を小サイズ単位で
2次元的に読み取る手段を備えるX線画像撮影装置にお
いて、透視画像撮影に引き続き静止画像撮影に連続的に
移るとき、透視画像撮影にかけていた電場とは逆の電場
をかけることを特徴とするX線画像撮影装置。』であ
る。
【0017】この請求項4に記載の発明によれば、透視
画像撮影に引き続き静止画像撮影に連続的に移るとき、
透視画像撮影にかけていた電場とは逆の電場をかけるこ
とで、静止画像に透視中の画像がゴーストとして残存す
ることがなく、鮮鋭性の良く診断しやすい良好なX線画
像を得ることができる。
【0018】請求項5に記載の発明は、『X線照射によ
って電子と正孔が発生する光導電体を有し、その層に電
場をかけて電荷分離を行い、その電荷を小サイズ単位で
2次元的に読み取る手段を備えるX線画像撮影装置にお
いて、動画を撮影して連続して静止画を撮影し、更に連
続して動画を撮影して静止画撮影に移るとき、静止画像
を一旦記憶しておき、その記憶させた画像データを用い
てゴーストを画像処理で取り除くことを特徴とするX線
画像撮影装置。』である。
【0019】この請求項5に記載の発明によれば、動画
を撮影して連続して静止画を撮影し、更に連続して動画
を撮影して静止画撮影に移るとき、静止画像を一旦記憶
しておき、その記憶させた画像データを用いてゴースト
を画像処理で取り除くことで、鮮鋭性の良く診断しやす
い良好なX線画像を得ることができる。
【0020】請求項6に記載の発明は、『X線照射によ
って電子と正孔が発生する光導電体を有し、その層に電
場をかけて電荷分離を行い、その電荷を小サイズ単位で
2次元的に読み取る手段を備えるX線画像撮影装置にお
いて、動画撮影をした後静止画像撮影し、さらに動画撮
影が継続して行われるとき、静止画像撮影のX線照射が
終了して動画撮影を開始するとき一旦X線照射を中断し
て動画撮影に移ることを特徴とするX線画像撮影装
置。』である。
【0021】この請求項6に記載の発明によれば、動画
撮影をした後静止画像撮影し、さらに動画撮影が継続し
て行われるとき、静止画像撮影のX線照射が終了して動
画撮影を開始するとき一旦X線照射を中断して動画撮影
に移ることで、動画像に静止画像がゴーストとして残存
することがなく、鮮鋭性の良く診断しやすい良好なX線
画像を得ることができる。
【0022】請求項7に記載の発明は、『X線照射によ
って電子と正孔が発生する光導電体を有し、その層に電
場をかけて電荷分離を行い、その電荷を小サイズ単位で
2次元的に読み取る手段を備えるX線画像撮影装置にお
いて、動画撮影をした後静止画像撮影し、さらに動画撮
影が継続して行われるとき、静止画像撮影のX線照射が
終了して動画撮影を開始するまでの間の時間が、動画撮
影のコマ送り時間より長いことを特徴とするX線画像撮
影装置。』である。
【0023】この請求項7に記載の発明によれば、動画
撮影をした後静止画像撮影し、さらに動画撮影が継続し
て行われるとき、静止画像撮影のX線照射が終了して動
画撮影を開始するまでの間の時間が、動画撮影のコマ送
り時間より長いことで、動画像に静止画像がゴーストと
して残存することがなく、鮮鋭性の良く診断しやすい良
好なX線画像を得ることができる。
【0024】請求項8に記載の発明は、『X線照射によ
って電子と正孔が発生する光導電体を有し、その層に電
場をかけて電荷分離を行い、その電荷を小サイズ単位で
2次元的に読み取る手段を備えるX線画像撮影装置にお
いて、動画撮影をした後静止画像撮影し、さらに動画撮
影が継続して行われるとき、動画撮影と静止画撮影の間
に、一旦X線照射を中断して撮影に移ることを特徴とす
るX線画像撮影装置。』である。
【0025】この請求項8に記載の発明によれば、動画
撮影をした後静止画像撮影し、さらに動画撮影が継続し
て行われるとき、動画撮影と静止画撮影の間に、一旦X
線照射を中断して撮影に移ることで、静止画像に動画像
がゴーストとして残ることがなく、また動画像に静止画
像がゴーストとして残存することがなく、鮮鋭性の良く
診断しやすい良好なX線画像を得ることができる。
【0026】請求項9に記載の発明は、『X線照射によ
って電子と正孔が発生する光導電体を有し、その層に電
場をかけて電荷分離を行い、その電荷を小サイズ単位で
2次元的に読み取る手段を備えるX線画像撮影装置にお
いて、動画撮影をした後静止画像撮影し、さらに動画撮
影が継続して行われるとき、動画撮影と静止画撮影の間
に、動画撮影のコマ送り時間より長い時間を経て撮影に
移ることを特徴とするX線画像撮影装置。』である。
【0027】この請求項9に記載の発明によれば、動画
撮影をした後静止画像撮影し、さらに動画撮影が継続し
て行われるとき、動画撮影と静止画撮影の間に、動画撮
影のコマ送り時間より長い時間を経て撮影に移ること
で、静止画像に動画像がゴーストとして残ることがな
く、また動画像に静止画像がゴーストとして残存するこ
とがなく、鮮鋭性の良く診断しやすい良好なX線画像を
得ることができる。
【0028】請求項10に記載の発明は、『X線照射に
よって電子と正孔が発生する光導電体を有し、その層に
電場をかけて電荷分離を行い、その電荷を小サイズ単位
で2次元的に読み取る手段を備えるX線画像撮影装置に
おいて、動画撮影をした後静止画像撮影し、さらに動画
撮影が継続して行われるとき、動画撮影と静止画撮影の
間に、動画撮影にかけていた電場とは逆の電場をかける
ことを特徴とするX線画像撮影装置。』である。
【0029】この請求項10に記載の発明によれば、動
画撮影をした後静止画像撮影し、さらに動画撮影が継続
して行われるとき、動画撮影と静止画撮影の間に、動画
撮影にかけていた電場とは逆の電場をかけることで、静
止画像に動画像がゴーストとして残ることがなく、また
動画像に静止画像がゴーストとして残存することがな
く、鮮鋭性の良く診断しやすい良好なX線画像を得るこ
とができる。
【0030】請求項11に記載の発明は、『X線照射に
よって電子と正孔が発生する光導電体を有し、その層に
電場をかけて電荷分離を行い、その電荷を小サイズ単位
で2次元的に読み取る手段を備えるX線画像撮影装置に
おいて、連続して静止画を撮影するとき、それぞれの静
止画の撮影前に、撮影時とは逆の電場をかけることを特
徴とするX線画像撮影装置。』である。
【0031】この請求項11に記載の発明によれば、連
続して静止画を撮影するとき、それぞれの静止画の撮影
前に、撮影時とは逆の電場をかけることで、前の静止画
像が画像にかぶさることなく、鮮鋭性の良く診断しやす
い良好なX線画像を得ることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、この発明のX線画像撮影装
置の実施の形態を、図面に基づいて説明するが、この発
明は、この実施の形態に限定されるものではないことは
明らかである。
【0033】図1はX線画像撮影装置の概略構成図、図
2はフラットパネルディテクタ(FPD)を示す概略断
面図、図3はフラットパネルディテクタ(FPD)にX
線照射した状態を示す図、図4はフラットパネルディテ
クタ(FPD)を示す概略平面図である。
【0034】X線画像撮影装置は、図1に示すように、
X線管1から照射されるX線により被写体60の撮影を
行い、X線画像をフラットパネルディテクタ(FPD)
2に捕獲する。このフラットパネルディテクタ(FP
D)からX線画像を画像信号として取り出し、画像処理
部3で画像処理してネットワーク4に送る。ネットワー
ク4には液晶ディスプレイ5やレーザイメージャ6等が
接続されており、液晶ディスプレイ5にX線画像を表示
したり、レーザイメージャ6でX線画像をプリントして
出力する。
【0035】フラットパネルディテクタ(FPD)2
は、図2乃至図4に示すように構成される。フラットパ
ネルディテクタ(FPD)2は、図2に示すように、誘
電基板層20に、光導電層21、誘電層22、前面導電
層23を順に積層して構成され、誘電層22は、必ずし
も必要ではない。
【0036】誘電基板層20上には、複数の第1の微小
導電電極マイクロプレート24が設けられ、この第1の
微小導電電極マイクロプレート24の寸法によって、フ
ラットパネルディテクタ(FPD)2が解像できる最小
画素の輪郭が定まる。複数の第1の微小導電電極マイク
ロプレート24上には、静電容量誘電材25が塗布され
ている。
【0037】さらに、誘電基板層20上には、2個の電
極26,27とゲート28を有する複数のトランジスタ
29が積層されている。さらに、誘電基板層20上に
は、複数の第2の微小導電電極マイクロプレート30が
積層されている。
【0038】図3に示すようにX線が照射されると光導
電体の誘電層22に、電子−と正孔+が発生し、印加電
圧により二つの電荷は引き離される。そして、例えば正
孔+が第1の微小導電電極プレート24で、電気信号と
して読み取られる。
【0039】図4に示すように、少なくとも1つのトラ
ンジスタ29は、複数の第2の微小導電電極マイクロプ
レート30をXアドレスライン41とYセンスライン4
2に接続している。電荷蓄積キャパシタ36は、第1の
微小導電電極マイクロプレート24、第2の微小導電電
極マイクロプレート30及び静電容量誘電材25によっ
て形成されている。第2の微小導電電極マイクロプレー
ト30はトランジスタ29の電極27にも接続されてい
る。第1の微小導電電極マイクロプレート24はアース
に接続されている。
【0040】トランジスタ29は双方向スイッチの働き
をし、バイアス電圧がXアドレスライン41を介してゲ
ートに印加されたかどうかに応じて、Yセンスライン4
2と電荷蓄積キャパシタ36との間に電流を流す。
【0041】複数の第2の微小導電電極マイクロプレー
ト30間のスペースには、導電電極またはXアドレスラ
イン41、及び導電電極またはYセンスライン42が配
置されている。Xアドレスライン41とYセンスライン
42は、図示のように相互に対してほぼ直交するように
配置されている。Xアドレスライン41とYセンスライ
ン42は、リード線またはコネクタを通して、フラット
パネルディテクタ(FPD)2のサイドまたはエッジに
沿って個別にアクセス可能になっている。
【0042】Xアドレスライン41の各々は、バイアス
電圧をラインに、したがって、アドレスされるXアドレ
スライン41に接続されたされたトランジスタ29のゲ
ートに印加することによって順次にアドレスされる。こ
れにより、トランジスタ29は導通状態になり、対応す
る電荷蓄積キャパシタ36に蓄積された電荷はYセンス
ライン42に流れると共に、電荷検出器46の入力側に
流れる。電荷検出器46はYセンスライン42上で検出
された電荷に比例する電圧出力を発生する。電荷検出器
46の出力は順次にサンプリングされて、アドレスした
Xアドレスライン41上のマイクロキャパシタの電荷分
布を表す画像信号が得られ、各マイクロキャパシタは1
つのイメージ画素を表す。Xアドレスライン41上の画
素のあるラインから信号が読み出されると、電荷増幅器
はリセットライン49を通してリセットされる。次のX
アドレスライン41がアドレスされ、このプロセスは、
すべての電荷蓄積キャパシタ36がサンプリングされ
て、イメージ全体が読み出されるまで繰り返される。
【0043】図5は連続撮影したX線画像を画像信号と
して取り出すX線画像撮影装置の概略構成図、図6は残
像消去特性を示す図である。
【0044】X線画像撮影装置では、X線画像を連続し
て撮影する撮影手段50を備え、画像処理部3がフラッ
トパネルディテクタ(FPD)2から画像信号として取
り出される連続撮影したX線画像の画像処理を行う画像
処理手段51を構成しており、撮影手段50の作動によ
り例えば1秒間に複数回の連続撮影を行い、フラットパ
ネルディテクタ(FPD)2を用いて連続撮影によるX
線画像を得ることができる。
【0045】図6で示す残像は、図2で示すようにX線
照射で発生した電荷が一定時間残在するために生ずる現
象であり、残像消去時間は、その残像が電子と正孔など
の再結合などにより消滅する時間を言う。
【0046】ここで、フラットパネルディテクタ(FP
D)2に応じて残像消去特性データを予め記憶した記憶
手段52を備え、画像処理手段51は、残像消去特性デ
ータに基づきX線画像のデータの残像部分を除く補正を
行う。
【0047】残像消去特性データは、例えば図6に示す
ようにフラットパネルディテクタ(FPD)2に応じて
撮影条件に基づき求める。図6では横軸に残像消去時間
を、縦軸に残像レベルをとり、撮影条件により電解強度
が大きい場合には残像消去特性Aを、電解強度が小さい
場合には残像消去特性Bを求める。
【0048】図7に動画に引き続き静止画を撮影すると
きの、照射X線強度の時間変化のプロファイルを概念的
に示す。動画撮影時より静止画撮影時の方のX線強度が
強いことが一般的である。この時、動画の最終画像は静
止画に重なることとなる。例えば心臓などは常時動いて
いるので、このような臓器画像の動画撮影に引き続きえ
られる静止画像が動画の最終画像に重なり鮮鋭性が低下
する。このような不具合は、図5,6で示したように画
像処理によって静止画像の直前の動画像を静止画像から
取り除くことによって解決できる。
【0049】即ち、動画撮影から静止画撮影あるいは静
止画撮影から動画撮影に連続的に移る直前に、それぞれ
動画撮影の最後の画像あるいは静止画像を記憶させてお
き、その記憶させた画像データを用いてゴーストを画像
処理で取り除くことで、鮮鋭性の良く診断しやすい良好
なX線画像を得ることができる。
【0050】ここで、画像処理でその不具合を取り除か
ない場合、例えば図8に示すように動画撮影から静止画
撮影に移る前に一旦X線照射を中断することによって解
決できる。また、図8に示すように透視画像撮影に引き
続き静止画像撮影に連続的に移るとき、透視画の撮影コ
マ間隔の時間t1より長い時間t2のインタバルをおいて
静止画像撮影に移ることで、静止画像に透視中の画像が
ゴーストとして残存することがなく、鮮鋭性の良く診断
しやすい良好なX線画像を得ることができる。
【0051】さらに、図9に示すように、動画撮影時に
光導電体に印加している電場とは逆の極性の電場を静止
画撮影前t10に印加することによっても、間題を解決す
ることができる。即ち、透視画像撮影に引き続き静止画
像撮影に連続的に移るとき、透視画像撮影にかけていた
電場とは逆の電場をかけることで、静止画像に透視中の
画像がゴーストとして残存することがなく、鮮鋭性の良
く診断しやすい良好なX線画像を得ることができる。
【0052】次に、図10に概念的に示すように、動画
を撮影して連続して静止画を撮影し、更に連続して動画
を撮影して静止画撮影を行う場合がある。このとき、静
止画像撮影がそれに引き続く動画画像に悪影響を及ぼし
てしまう。このような時、前記のように静止画像を一旦
記憶しておき、この静止画像を用いて、動画に影響する
部分を画像処理で修正することができる。即ち、動画を
撮影して連続して静止画を撮影し、更に連続して動画を
撮影して静止画撮影に移るとき、静止画像を一旦記憶し
ておき、その記憶させた画像データを用いてゴーストを
画像処理で取り除くことで、鮮鋭性の良く診断しやすい
良好なX線画像を得ることができる。
【0053】こうした画像処理を行わない場合は、図1
1に示すように、静止画撮影から動画撮影に移る前に、
所定時間t3X線照射を一旦停止、もしくは非常に弱い
レベルにおとし、その後動画撮影にはいることにより、
動画撮影に及ぼす静止画像撮影の影響を軽減できる。こ
のときの間隔時間t3は動画のコマ送り間隔時間t1より
長いことが好ましい。即ち、動画撮影をした後静止画像
撮影し、さらに動画撮影が継続して行われるとき、静止
画像撮影のX線照射が終了して動画撮影を開始するとき
一旦X線照射を中断して動画撮影に移り、また動画撮影
をした後静止画像撮影し、さらに動画撮影が継続して行
われるとき、静止画像撮影のX線照射が終了して動画撮
影を開始するまでの間の時間t3が、動画撮影のコマ送
り時間t1より長いことで、動画像に静止画像がゴース
トとして残存することがなく、鮮鋭性の良く診断しやす
い良好なX線画像を得ることができる。
【0054】図12では動画撮影から静止画撮影に移る
時に、所定時間t2一旦X線照射を止めるか、非常に弱
くする。このときの間隔時間t2は動画のコマ送り間隔
時間t1と同じか長くすることにより、よりよい結果が
得られる。また、静止画撮影から動画撮影に移る時に、
所定時間t3一旦X線照射を止めるか、非常に弱くす
る。このときの間隔時間t3は動画撮影から静止画撮影
に移る時の所定時間t2と同じか長くすることにより、
よりよい結果が得られる。
【0055】即ち、動画撮影をした後静止画像撮影し、
さらに動画撮影が継続して行われるとき、動画撮影と静
止画撮影の間に、一旦X線照射を中断して撮影に移る。
また、動画撮影をした後静止画像撮影し、さらに動画撮
影が継続して行われるとき、動画撮影と静止画撮影の間
に、動画撮影のコマ送り時間より長い時間を経て撮影に
移ることで、静止画像に動画像がゴーストとして残るこ
とがなく、また動画像に静止画像がゴーストとして残存
することがなく、鮮鋭性の良く診断しやすい良好なX線
画像を得ることができる。
【0056】また、さらに図13に示すような光伝導体
に印加する電場の極性を反転させることにより、静止画
撮影の影響をさらに小さくすることができる。次に、静
止画を連続して撮影する場合であるが、この場合は一般
的に静止画撮影間隔は動画撮影コマ送り間隔より長い。
即ち、動画撮影をした後静止画像撮影し、さらに動画撮
影が継続して行われるとき、動画撮影と静止画撮影の間
に、動画撮影にかけていた電場とは逆の電場をかけるこ
とで、静止画像に動画像がゴーストとして残ることがな
く、また動画像に静止画像がゴーストとして残存するこ
とがなく、鮮鋭性の良く診断しやすい良好なX線画像を
得ることができる。
【0057】また、図14に示すように、まず静止画撮
影し、次に静止画撮影に入る前に、すくなくとも一度光
伝導体に逆電場をかけることにより、その前に撮影した
静止画像の影響を受けることを軽減することができる。
即ち、所定時間T間隔で連続して静止画を撮影すると
き、それぞれの静止画の撮影前に、撮影時とは逆の電場
をかけることで、前の静止画像が画像にかぶさることな
く、鮮鋭性の良く診断しやすい良好なX線画像を得るこ
とができる。
【0058】このX線画像撮影装置で得られた画像情報
は、医療診断分野のMR,CT,RI等の画像出力装置
として用いられている、走査型レーザ露光装置(一般的
な呼称としてレーザーイメージャとも呼ばれる)を用い
て画像信号によりレーザービーム強度を変調し、従来の
ハロゲン化銀写真感光材料や熱現像ハロゲン化銀感光材
料に露光したあと、適切な現像処理過程を経て、画像の
ハードコピーを得ることができる。
【0059】この走査型レーザー露光装置は、レーザー
光源としてルビーレーザー、YAGレーザー、ガラスレ
ーザーなど固体レーザー;He―Neレーザー、Arイ
オンレーザー、Krイオンレーザザー、CO2レーザ
ー、COレーザー、He−Cdレーザー、N2レーザ
ー、エキシマーレーザーなどの気体レーザー、InGa
Pレーザー、AlGaAsレーザー、GaAsレーザ
ー、InGaAsレーザー、InAsPレーザー、Cd
SnP2レーザー、GaSbレーザー、GaNレレーザ
ーなど半導体レーザー、化学レーザー、色素レーザーが
あげられる。
【0060】この発明で用いられるハロゲン化銀写真感
光材料はポリエステル、3酢酸アセート、ポリエチレン
ナフタレート、ポリカーボネートそしてポリノルボルネ
ン系樹脂等の着色あるいは無着色の透明な高分子材料を
支持体に、接着性を付与する下引き層を塗布し、更にそ
の上に支持体の片面もしくは両面にハロゲン化銀粒子を
分散したゼラチンなどの高分子層(感光層)が塗設され
る。
【0061】片面のみにハロゲン化銀粒子などを含む感
光層が塗設される場合は、該層の別の面にハレーション
防止塗料、帯電防止剤、マット剤などを必要に応じて含
むゼラチン層を塗設することができる。この層のゼラチ
ンなどの高分子膜は該感光材料が環境の湿度変化や水中
での処理中に強いカールを起こさないように、その膜厚
を調整することができる。この感光材料で用いられ感光
層はハロゲン化銀粒子を分散する。このハロゲン化銀、
塩化銀、塩臭化銀などの組成であって、形態はサイコロ
状、8面体、その粒径分布は狭いものから広いものまで
目的によって選択できる。ジャガイモ状、球状、棒状、
平板状などで、平均粒径は球状のハロゲン化銀粒子とし
て換算して0.1〜1μmが好ましい。平板状の場合は
平均アスペクト比が100:1〜2:1のものを用いる
ことができる。ハロゲン化銀粒子の内部と表面のハロゲ
ン組成の異なる多重層構造のコア/シェル型粒子を用い
ることが好ましい。
【0062】このハロゲン化銀粒子の製造方法は、特開
昭59−177535号、同59−17844号、同6
0−35726、同60−147727号等を参考にす
ることができる。これらのハロゲン化銀粒子はハイポや
セレン化合物、テルル化合物、そして金化合物を用いて
化学増感することが好ましく、ハロゲン化銀粒子生成時
にイリジウム化合物やその他金属イオン、そしで増感色
素を添加することができる。感光材料に用いられる増感
色素の分光極大波長は500〜1500nmであり、シ
アニン色素やメロシアニン色素が一般に用いられ、その
構造等については、例えばC.E.K.Mees,T.
H.James著、The Theory of Th
e Photographic Process,第3
版198〜201ページ(マクミラン、ニューヨーク、
1986)に記載されている。
【0063】また、感光層に保存中や現像処理中のカブ
リ上昇を抑制する種々の含窒素有機化合物や硫黄原子を
含有するメルカブト化合物を含有することが好ましい。
さらに感光層中にイラジエイションを防止する染料を含
有することができる。また、現像処理後の膜面に凹凸を
与えて外光の反射を抑えるための非感光性のハロゲン化
銀粒子を含有することができる。感光層の上層には感光
層を保護するゼラチン保護層を塗設することができ、こ
の層には目的に応じて帯電防止剤、マット剤、スベリ剤
などを含有せしめることができる。そして感光層ならび
にその保護層中にゼラチン鎖を架橋して膜面を強化する
硬膜材を含有することが好ましい。
【0064】この発明のハロゲン化銀感光材料は自動現
像機を用いて現像処理することが好ましく、処理時間
(Dry To Dry)は10〜210秒で処理する
ことができる。自動現像機で用いる現像液には現像種液
として特開平4ー154641、特開平4ー16841
号記載のジヒドロキシベンゼン類や3ーピラゾリドン
類、またアスコルベン酸類を用いることが好ましい。保
恒剤として亜流酸塩、アルカリ剤として水酸化塩や炭酸
塩が特開昭61ー28708号や特開昭60ー9343
9号記載の緩衝剤とともに用いられる。溶解剤としてグ
リコール類、銀スラッジ防止剤としてスルフィド、ジス
ルフィルド化合物やトリアジンが用いられる。
【0065】有機抑制剤はアゾール系有機防止剤、無機
抑制剤は臭化カリウム等L.F.A.メイソン著「フォ
トグラフィック・プロセッシング・ケミストリー」フォ
ーカルプレス社刊(1966年)226〜229頁記載
の化合物を用いることができる。また、有機キレート
剤、ジアルデヒド系現像硬膜剤を含むことができる。現
像処理をする時の現像液の補充量は5〜15ml/4つ
切り1枚が好ましい。定着液としては当業界で一般的に
用いられる定着素材を含むことができ、キレート剤や定
着硬膜剤、そして定着促進剤を含むことができる。
【0066】特開平9ー311407号記載の、上記の
ようなウェット処理を行わずに熱現像を行うハロゲン化
銀感光材料を用いることができる。この感光材料は支持
体上に少なくとも1層の感光層を有し、有機銀塩、感光
性はハロゲン化銀粒子、銀イオンのための還元剤及びバ
インダーを含有する熱現像感光材料である。この感光材
料のハロゲン化銀粒子の組成は沃臭化銀、臭化銀、塩臭
化銀もしくは臭化銀で有り、立方体、8面体、球状、ジ
ャガイモ状で平均粒径は球形粒子として換算して0.2
〜0.10μmが好ましい。更にハロゲン化銀粒子にハ
イポやセレンそして金化合物で化学増感を施し、400
〜1500nmに感色性を付与する分光増感色素を用い
ることが好ましい。
【0067】この感光材料では、感光材料の保存中のカ
ブリの上昇を抑制するために有機カルボン酸塩やイソシ
アネート化合物を含有することが好ましい。感光材料に
用いる有機銀塩は炭素数が10〜30の長鎖カルボン酸
銀塩が好ましい。その例としてベヘン酸銀、ステアリン
酸銀、オレイン酸銀、ラウリン酸銀、カノロン酸銀、ミ
リスチン酸銀、パルチミン酸銀、マレイン酸銀、フマル
酸銀、酒石酸銀、リノール酸銀、酪酸銀及び樟脳酸銀及
びこの混合物である。
【0068】有機銀塩のための還元剤は、フェニドンや
ハイドロキノン等のジヒドロキシベンゼン類が用いられ
る。そのほかに広範囲の還元剤を用いることができ、例
えばアミドオキシム類、アジン類、脂肪族カルボン酸ア
リールヒドロアジドとアスコルビン酸との組み合わせ等
である。また、感光材料の感光層の上に保護膜を塗設す
ることが好ましく、この保護膜には帯電防止剤やマット
剤、スベリ剤等を目的に応じて添加することができる。
【0069】これら感光層及び保護層は、接着性を付与
する下びき層を塗布したポリエステル、3酢酸アセー
ト、ポリエチレンナフタレート、ポリカーポネート、そ
してポリノルボルネン系樹脂等の着色あるいは無着色の
透明な高分子材料を支持体上に塗設する。感光層の塗布
をしていない支持体上にハレーション防止染料やマット
剤、帯電防止剤を含有したバッキング層を塗布すること
が好ましい。感光材料は走査型レーザ露光装置を用いて
画像信号が露光され、そして80℃以上200℃以下で
熱現像が行われる。
【0070】このX線画像形成システムで得られた画像
情報は、例えば特開平8ー282099号に記載されて
いるように、走査レーザ露光装置を用いて画像信号によ
り高密度レーザービームで露光することによって顕色成
分を有する転写層から受容層に転写することにより、ハ
ードコピーを得ることができる。
【0071】この走査型レーザー露光装置は、レーザー
光源としてルビーレーザー、YAGレーザー、ガラスレ
ーザー等固体レーザー、He−Neレーザー、Arイオ
ンレーザー、Krイオンレーザー、CO2レーザー、C
Oレーザー、He−Cdレーザー、N2レーザー、エキ
シマーレーザー等の気体レーザー、InGaPレーザ
ー、AlGaAsレーザー、GaAsレーザー、InG
aAsレーザー、InAsPレーザー、CdSnP2レ
ーザー、GaSbレーザー、GaNレーザー等半導体レ
ーザー、化学レーザー、色素レーザーがあげられる。レ
ーザー光は400〜1200nmである。
【0072】感光材料は3つの支持体から構成される。
第1の支持体上に顕色成分を設けた転写材料と、第3の
支持体を有した剥離材料を転写層と対面するように設
け、第1の支持体側から高密度エネルギー光を像用に露
光することによって、露光部分の支持体と転写層の結合
力をアブレーションによって低下させ、転写材料と剥離
材料を引き離して、転写層の露光部を剥離材料上に転写
した後、剥離材料の露光部の転写層と、第2の支持体上
に発色成分を含有する受容層を有した受容材料の受容層
側と重ね合わせ画像を形成することを特徴とする。ここ
で言うアブレーションとは、画像露光部分の転写層の破
壊はおこらず、支持体と転写層間の結合力のみが低下す
る、あるいはなくなる、あるいは画像露光部分の転写層
の一部が熱破壊して発散する等のほかに、画像露光部分
の転写層に亀裂が生じるまでの現象まで含む。
【0073】画像形成は、潜像形成時または潜像形成後
に発色成分と顕色成分を混合させることにより行われ、
さらに加熱または加圧することが好ましい。加熱する手
段はオープン、サーマルヘッド、ヒートロール、ホット
スタンプ、熱ペン等温度のみをかけるものでも、温度を
かけると同時に圧力をかけるものでも良い。第1層の顕
色成分は例えば、有機還元剤で第2の支持体の発色成分
は有機還元剤により発色する銀源である。有機還元剤は
例えばスクシンイミド、フタルイミド、2−メチルスク
シンイミド、ジチオウラシル、5−メチル−5−n−ペ
ンチルヒダトイン、フタルイミド等があげられる。銀源
としては脂肪族カルボン酸との銀塩(たとえばベヘン酸
銀、ステアリン酸銀、オレイン酸銀、ラウリン酸銀等で
ある。
【0074】また、特開平9−188073号記載の熱
転感熱記録方法を用いることができる。熱転写シートの
染料層面と熱転写受像シートの受容層面とが接するよう
に向かい合わせ、染料層と受容層の界面にサーマルヘッ
ド等の加熱印加手段により、画像情報に応じた熱エネル
ギーを与えることにより、染料層中の染料を受容層に移
行させる。さらに、移行した後に熱転写シートの背面側
からサーマルヘッド等の加熱印加手段により所定の熱エ
ネルギーを与えることにより、未反応染料の定着を行
う。
【0075】染料層の熱移行性の染料の具体例は、例え
ば特開昭59−78893号、同59−1090939
4号、同60−2398号の公開公報に記載されている
ものをあげることができる。染料層に用いられるバイン
ダー樹脂の代表例は、セルロース系、ポリアクリル酸
系、ポリビニルアルコール系等から選ぶことができる。
受容層は昇華染料が定着しやすい樹脂が選ばれ、例えば
ポリオレフィン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビ
ニリデン樹脂等から選ぶことができる。
【0076】更にピエゾ効果等により、入力する画像信
号に基づいてインク微粒子を像用に射出して画像を形成
する、いわゆるインクジェットによって画像を出力する
ことが可能であり、更に画像信号を光信号に置き換え
て、トナーによる画像を形成するゼログラフィの一つで
ある、いわゆるデジタルコピアーにより画像を出力する
ことができる。
【0077】
【発明の効果】前記したように、請求項1に記載の発明
では、動画撮影から静止画撮影あるいは静止画撮影から
動画撮影に連続的に移る直前に、それぞれ動画撮影の最
後の画像あるいは静止画像を記憶させておき、その記憶
させた画像データを用いてゴーストを画像処理で取り除
くことで、鮮鋭性の良く診断しやすい良好なX線画像を
得ることができる。
【0078】請求項2に記載の発明では、動画撮影から
静止画撮影に移る前に一旦X線照射を中断して静止画像
撮影に移ることで、静止画像に透視中の画像がゴースト
として残存することがなく、鮮鋭性の良く診断しやすい
良好なX線画像を得ることができる。
【0079】請求項3に記載の発明では、透視画像撮影
に引き続き静止画像撮影に連続的に移るとき、透視画の
撮影コマ間隔の時間より長い時間のインタバルをおいて
静止画像撮影に移ることで、静止画像に透視中の画像が
ゴーストとして残存することがなく、鮮鋭性の良く診断
しやすい良好なX線画像を得ることができる。
【0080】請求項4に記載の発明では、透視画像撮影
に引き続き静止画像撮影に連続的に移るとき、透視画像
撮影にかけていた電場とは逆の電場をかけることで、静
止画像に透視中の画像がゴーストとして残存することが
なく、鮮鋭性の良く診断しやすい良好なX線画像を得る
ことができる。
【0081】請求項5に記載の発明では、動画を撮影し
て連続して静止画を撮影し、更に連続して動画を撮影し
て静止画撮影に移るとき、静止画像を一旦記憶してお
き、その記憶させた画像データを用いてゴーストを画像
処理で取り除くことで、鮮鋭性の良く診断しやすい良好
なX線画像を得ることができる。
【0082】請求項6に記載の発明では、動画撮影をし
た後静止画像撮影し、さらに動画撮影が継続して行われ
るとき、静止画像撮影のX線照射が終了して動画撮影を
開始するとき一旦X線照射を中断して動画撮影に移るこ
とで、動画像に静止画像がゴーストとして残存すること
がなく、鮮鋭性の良く診断しやすい良好なX線画像を得
ることができる。
【0083】請求項7に記載の発明では、動画撮影をし
た後静止画像撮影し、さらに動画撮影が継続して行われ
るとき、静止画像撮影のX線照射が終了して動画撮影を
開始するまでの間の時間が、動画撮影のコマ送り時間よ
り長いことで、動画像に静止画像がゴーストとして残存
することがなく、鮮鋭性の良く診断しやすい良好なX線
画像を得ることができる。
【0084】請求項8に記載の発明では、動画撮影をし
た後静止画像撮影し、さらに動画撮影が継続して行われ
るとき、動画撮影と静止画撮影の間に、一旦X線照射を
中断して撮影に移ることで、静止画像に動画像がゴース
トとして残ることがなく、また動画像に静止画像がゴー
ストとして残存することがなく、鮮鋭性の良く診断しや
すい良好なX線画像を得ることができる。
【0085】請求項9に記載の発明では、動画撮影をし
た後静止画像撮影し、さらに動画撮影が継続して行われ
るとき、動画撮影と静止画撮影の間に、動画撮影のコマ
送り時間より長い時間を経て撮影に移ることで、静止画
像に動画像がゴーストとして残ることがなく、また動画
像に静止画像がゴーストとして残存することがなく、鮮
鋭性の良く診断しやすい良好なX線画像を得ることがで
きる。
【0086】請求項10に記載の発明では、動画撮影を
した後静止画像撮影し、さらに動画撮影が継続して行わ
れるとき、動画撮影と静止画撮影の間に、動画撮影にか
けていた電場とは逆の電場をかけることで、静止画像に
動画像がゴーストとして残ることがなく、また動画像に
静止画像がゴーストとして残存することがなく、鮮鋭性
の良く診断しやすい良好なX線画像を得ることができ
る。
【0087】請求項11に記載の発明では、連続して静
止画を撮影する時、それぞれの静止画の撮影前に、撮影
時とは逆の電場をかけることで、前の静止画像が画像に
かぶさることなく、鮮鋭性の良く診断しやすい良好なX
線画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】X線画像撮影装置の概略構成図である。
【図2】フラットパネルディテクタ(FPD)を示す概
略断面図である。
【図3】フラットパネルディテクタ(FPD)にX線照
射した状態を示す図である。
【図4】フラットパネルディテクタ(FPD)を示す概
略平面図である。
【図5】連続撮影したX線画像を画像信号として取り出
すX線画像撮影装置の概略構成図である。
【図6】残像消去特性を示す図である。
【図7】動画に引き続き静止画を撮影するときの照射X
線強度の時間変化のプロファイルを概念的に示す図であ
る。
【図8】透視画像撮影に引き続き静止画像撮影に連続的
に移るときの照射X線強度の時間変化のプロファイルを
概念的に示す図である。
【図9】透視画像撮影に引き続き静止画像撮影に連続的
に移るときの照射X線強度の時間変化のプロファイルを
概念的に示す図である。
【図10】動画を撮影して連続して静止画を撮影し、更
に連続して動画を撮影して静止画撮影を行うときの照射
X線強度の時間変化のプロファイルを概念的に示す図で
ある。
【図11】動画撮影をした後静止画像撮影し、さらに動
画撮影が継続して行われるときの照射X線強度の時間変
化のプロファイルを概念的に示す図である。
【図12】動画撮影をした後静止画像撮影し、さらに動
画撮影が継続して行われるときの照射X線強度の時間変
化のプロファイルを概念的に示す図である。
【図13】動画撮影をした後静止画像撮影し、さらに動
画撮影が継続して行われるときの照射X線強度の時間変
化のプロファイルを概念的に示す図である。
【図14】所定時間T間隔で連続して静止画を撮影する
ときの照射X線強度の時間変化のプロファイルを概念的
に示す図である。
【符号の説明】
1 X線管 2 フラットパネルディテクタ 3 画像処理部 4 ネットワーク 5 液晶ディスプレイ 6 レーザイメージャ 50 撮影手段 51 画像処理手段 52 記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G083 AA04 BB03 BB05 DD15 EE02 EE04 4C093 AA01 AA13 CA01 CA08 CA13 DA02 EB13 EB17 EE08 FA19 FA33 FA43 FG07 FH02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X線照射によって電子と正孔が発生する光
    導電体を有し、その層に電場をかけて電荷分離を行い、
    その電荷を小サイズ単位で2次元的に読み取る手段を備
    えるX線画像撮影装置において、動画撮影から静止画撮
    影あるいは静止画撮影から動画撮影に連続的に移る直前
    に、それぞれ動画撮影の最後の画像あるいは静止画像を
    記憶させておき、その記憶させた画像データを用いてゴ
    ーストを画像処理で取り除くことを特徴とするX線画像
    撮影装置。
  2. 【請求項2】X線照射によって電子と正孔が発生する光
    導電体を有し、その層に電場をかけて電荷分離を行い、
    その電荷を小サイズ単位で2次元的に読み取る手段を備
    えるX線画像撮影装置において、動画撮影から静止画撮
    影に移る前に一旦X線照射を中断して静止画像撮影に移
    ることを特徴とするX線画像撮影装置。
  3. 【請求項3】X線照射によって電子と正孔が発生する光
    導電体を有し、その層に電場をかけて電荷分離を行い、
    その電荷を小サイズ単位で2次元的に読み取る手段を備
    えるX線画像撮影装置において、透視画像撮影に引き続
    き静止画像撮影に連続的に移るとき、透視画の撮影コマ
    間隔の時間より長い時間のインタバルをおいて静止画像
    撮影に移ることを特徴とするX線画像撮影装置。
  4. 【請求項4】X線照射によって電子と正孔が発生する光
    導電体を有し、その層に電場をかけて電荷分離を行い、
    その電荷を小サイズ単位で2次元的に読み取る手段を備
    えるX線画像撮影装置において、透視画像撮影に引き続
    き静止画像撮影に連続的に移るとき、透視画像撮影にか
    けていた電場とは逆の電場をかけることを特徴とするX
    線画像撮影装置。
  5. 【請求項5】X線照射によって電子と正孔が発生する光
    導電体を有し、その層に電場をかけて電荷分離を行い、
    その電荷を小サイズ単位で2次元的に読み取る手段を備
    えるX線画像撮影装置において、動画を撮影して連続し
    て静止画を撮影し、更に連続して動画を撮影して静止画
    撮影に移るとき、静止画像を一旦記憶しておき、その記
    憶させた画像データを用いてゴーストを画像処理で取り
    除くことを特徴とするX線画像撮影装置。
  6. 【請求項6】X線照射によって電子と正孔が発生する光
    導電体を有し、その層に電場をかけて電荷分離を行い、
    その電荷を小サイズ単位で2次元的に読み取る手段を備
    えるX線画像撮影装置において、動画撮影をした後静止
    画像撮影し、さらに動画撮影が継続して行われるとき、
    静止画像撮影のX線照射が終了して動画撮影を開始する
    とき一旦X線照射を中断して動画撮影に移ることを特徴
    とするX線画像撮影装置。
  7. 【請求項7】X線照射によって電子と正孔が発生する光
    導電体を有し、その層に電場をかけて電荷分離を行い、
    その電荷を小サイズ単位で2次元的に読み取る手段を備
    えるX線画像撮影装置において、動画撮影をした後静止
    画像撮影し、さらに動画撮影が継続して行われるとき、
    静止画像撮影のX線照射が終了して動画撮影を開始する
    までの間の時間が、動画撮影のコマ送り時間より長いこ
    とを特徴とするX線画像撮影装置。
  8. 【請求項8】X線照射によって電子と正孔が発生する光
    導電体を有し、その層に電場をかけて電荷分離を行い、
    その電荷を小サイズ単位で2次元的に読み取る手段を備
    えるX線画像撮影装置において、動画撮影をした後静止
    画像撮影し、さらに動画撮影が継続して行われるとき、
    動画撮影と静止画撮影の間に、一旦X線照射を中断して
    撮影に移ることを特徴とするX線画像撮影装置。
  9. 【請求項9】X線照射によって電子と正孔が発生する光
    導電体を有し、その層に電場をかけて電荷分離を行い、
    その電荷を小サイズ単位で2次元的に読み取る手段を備
    えるX線画像撮影装置において、動画撮影をした後静止
    画像撮影し、さらに動画撮影が継続して行われるとき、
    動画撮影と静止画撮影の間に、動画撮影のコマ送り時間
    より長い時間を経て撮影に移ることを特徴とするX線画
    像撮影装置。
  10. 【請求項10】X線照射によって電子と正孔が発生する
    光導電体を有し、その層に電場をかけて電荷分離を行
    い、その電荷を小サイズ単位で2次元的に読み取る手段
    を備えるX線画像撮影装置において、動画撮影をした後
    静止画像撮影し、さらに動画撮影が継続して行われると
    き、動画撮影と静止画撮影の間に、動画撮影にかけてい
    た電場とは逆の電場をかけることを特徴とするX線画像
    撮影装置。
  11. 【請求項11】X線照射によって電子と正孔が発生する
    光導電体を有し、その層に電場をかけて電荷分離を行
    い、その電荷を小サイズ単位で2次元的に読み取る手段
    を備えるX線画像撮影装置において、連続して静止画を
    撮影するとき、それぞれの静止画の撮影前に、撮影時と
    は逆の電場をかけることを特徴とするX線画像撮影装
    置。
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