JP2000288877A - データ間の因果関係導出システム及びデータベースに於ける因果関係導出方法 - Google Patents
データ間の因果関係導出システム及びデータベースに於ける因果関係導出方法Info
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Abstract
わるデータの因果関係を解析すること。 【解決手段】 制御部110にて実行される因果関係導
出カーネル部140は、データアクセスツール/ユーテ
ィリティ/ライブセリ130を介して記憶装置120に
格納される歩留りデータを読込み、因果関係導出結果を
作成して格納部150に格納する。この格納部150に
格納された因果関係導出結果は、因果関係導出カーネル
インタフエース230にて所定のフォーマットに加工さ
れ、出力装置240に出力表示する。
Description
してデータ間の因果関係を導出するシステムに係わり、
特に製造工程等に於いて計測機器等から収集された歩留
りに係わるデータを分析して歩留りを向上させる為の制
御情報を提供可能としたデータ間の因果関係導出システ
ム、及びデータベースに於ける因果関係導出方法に関す
る。
より歩留りが変化するものである。一般に、この歩留り
を向上させることは製造コストを下げる重要な要因であ
る。これは、製造物を限定することなく重要視されてい
ることは勿論である。
通常、容易なことではない。歩留り向上が容易でないこ
とは、歩留りに関係する要因が多岐多種に渡る為、制御
が困難であることに起因している。例えば製鉄に於いて
は、歩留りに関係する製造パラメータ数は大凡5,00
0以上にも及び、熟練した技術者でなければ制御は困難
なものである。又、たとえ熟練した技術者といえども、
必ずしもそれが最適な制御であるとは限らないものであ
る。この為、データに基いたより定量的な情報が切望さ
れているものであった。
計測機器にて収集し、当該データ間の何等かの関係、即
ち因果関係を求めて歩留り向上に寄与させようとする試
みが考えられていた。しかしながら、通常のコンピュー
タサイエンス等の手法を利用してのこの試みにあって
は、多数のデータ間の因果関係を求めるには大きな欠点
が存在していた。それは、全てのデータ間の因果関係を
漏れなく探すことにより、莫大なメモリ容量を要すると
共に膨大な処理時間を要するというものであった。この
為、計算機システムも対応する大型のものが要求される
ものであった。
の向上策は容易なものでなかった。即ち、通常のコンピ
ュータサイエンス等の手法にあっては、多数のデータ間
の因果関係を求める為に、全てのデータ間の因果関係を
漏れなく探すことになるので、莫大なメモリ容量を要す
ると共に、膨大な処理時間を要するという欠点が存在し
ていた。
れたもので、上記不具合を解消し、適切なメモリ容量と
処理時間にて歩留りに関するデータの因果関係を解析可
能なデータ間の因果関係導出システム、及びデータベー
スに於ける因果関係導出方法を提供することを目的とす
る。
する為、記憶装置に記憶された歩留りに関する事象間の
因果関係を導出するコンピュータシステムであって、全
事象に対してある事象Aが発生した場合に他の事象Zが
発生する条件付確率及びある事象Aが発生しなかった場
合に他の事象Zが発生する条件付確率を求め、当該条件
付確率が所定値α(0<=α<=0)より大きいものを
事象間の第一の因果関係として選び、この求めた第一の
因果関係にある全ての原因事象と結果事象の組合せの条
件付確率を求め、当該条件付確率が所定値β(0<=β
<=0)より大きいものを選ぶよう構成したことを特徴
とする。
歩留まりに関係するデータを計測機器から収集して、デ
ータ間の因果関係を求めるのに、適度なメモリサイズと
適度な演算時間にて処理すること可能になる。
を参照して説明する。
ステムの概略構成を示すものであり、サーバコンピュー
タ100とクライアントコンピュータ200、計測機器
300とがネットワーク400を介して接続されてい
る。
有する計算機であり、各種制御を司る制御部110と、
外部記憶装置120、データアクセスツール/ユーティ
リティ/ライブラリ130、因果関係導出カーネル部1
40、因果関係導出結果格納部150、そして外部との
インタフェース機能を司るインタフェース160とが設
けられている。
0内の各種制御処理を司ると共に、本システム全体の制
御をも司る機能を有する。又、制御部110は、後述す
る歩留りに係わるデータ間の因果関係を解析して歩留り
を向上させる為の制御情報を提供する機能を有する。
持するデータベース122並びにファイル124を有し
ている。そして、これらデータベース122やファイル
124には、計測機器300から送出されてくる歩留り
に関する種々の事象データが格納されている。
ライブラリ130は、データベース122やファイル1
24に格納される上記大量のデータを読込み、制御部1
10の制御下で因果関係導出カーネル部140へ当該デ
ータを転送する。そして、因果関係導出カーネル部14
0は制御部110にて実行されるものである。
たデータアクセスツール/ユーティリティ/ライブラリ
130を介してデータベース122やファイル124に
格納される大量のデータ、即ち歩留りに関する事象デー
タを読込み、制御部110にて実行される因果関係導出
カーネル部140の処理結果、即ち歩留りに関する制御
情報を格納する機能を有するものである。
部210と、インタフェース220、因果関係導出カー
ネルインタフェース230、出力装置240を内設する
ものである。
200の各種制御処理を司るものであり、インタフェー
ス220は外部とのインタフェース機能を司るものであ
る。因果関係導出カーネルインタフェース230はイン
タフェース220を介して送出されてくる因果関係導出
結果格納部150からの情報を、クライアントコンピュ
ータ200のユーザが理解し易い形式に加工する機能を
有するものである。出力装置240は因果関係導出カー
ネルインタフェース230からの加工情報をディスプレ
イや印字装置に出力表示する機能を有するものである。
230が有する機能は、クライアントコピュータ200
側ではなく、サーバコンピュータ100側に持たせても
良いことは勿論である。この場合、クライアントコンピ
ュータ200側には特別な仕掛けを設けることなく本発
明を実現可能となるものである。
象から歩留りに係わる各種情報、即ち各種パラメータ/
事象データを収集し、この収集データをネットワーク4
00を介してサーバコンピュータ100に転送する機能
を有するものである。
に説明する。
機能的に示す図2を参照して、本発明実施形態の全体の
概略的な流れを説明する。
意の値α(但し、0<=α<=1)、事象Z、Aに対し
て、 P(Z|A)>=α 又は P(Z|notA)>=α を満たすZ、Aの組合せを求めるブロックである。
意の値β(但し、0<=β<=1)、事象A、B、C、
…、Y に対して、 P(Z|A,B)>=β 又は P(Z|A,notB)>=β 又は P(Z|notA,B)>=β 又は P(Z|notA,notB)>=β 又は P(Z|A,B,C)>=β 又は … P(Z|notA,notB,…,notY)>=β を満たすZ、A、B、C、…、Yの組合せを求めるブロ
ックである。
確率、P(notx)は事象xが発生しない確率、P
(x|y)は事象yが発生した場合に事象xが発生する
条件付確率を表すものとする。又、α及びβは、上記範
囲内(0〜1)にて任意に設定される最適値或いは適切
値である。
3乃至図6を参照してより具体的に述べる。ここでは、
事象数を5つとし、夫々事象A、事象B、事象C、事象
D、事象Eとする。
算処理を行う。全事象発生の組合せの数は、2×n×
(n−1)で求まるから、5つの事象についてはn=5
として全40パターンが求まる(図3参照)。この40
パターンについて条件付確率を求め、その中でα以上の
値を有するものを求める。この結果、図3中の下線を付
した6パターン、 P(B|A)>=α P(C|A)>=α P(C|B)>=α P(D|notB)>=α P(E|C)>=α P(E|D)>=α が求まる。これらの組合せは各々、 事象Aが発生した場合、確率α以上で事象Bが発生する
確率 事象Aが発生した場合、確率α以上で事象Cが発生する
確率 事象Bが発生した場合、確率α以上で事象Cが発生する
確率 事象Bが発生しなかった場合に、確率α以上で事象Dが
発生する確率 事象Cが発生した場合、確率α以上で事象Eが発生する
確率 事象Dが発生した場合、確率α以上で事象Eが発生する
確率 という因果関係があることを示すものである。
ムで示すと図4のようなネットワークになる。このネッ
トワークでは、求まった因果関係の中に現われる全ての
事象を、ノードにて表現している。そして、事象の発生
の間に因果関係がある場合には、それを矢印の向きで表
現している。従って、図3中下線を付された因果関係は
各々、 A→B A→C B→C B→D C→E D→E で表現されている。ここで、A→Bは事象Aの発生が事
象Bの発生に影響を持つ(事象Aの発生と事象Bの発生
には因果関係がある)、A,B→Cは事象A及び事象B
の同時発生が事象Cの発生に影響を持つ(事象A,Bの
同時発生と事象Cの発生には因果関係がある)、ことを
表すものとする。
は、 P(B|A) P(C|A) P(C|B) P(D|notB) P(E|C) P(E|D) といったような条件付確率として、矢印に付加してい
る。
では第一の因果関係と称することとする。第一の因果関
係とは、原因となる事象(原因事象)と結果となる事象
(結果事象)が一対一に対応するものである。
の因果関係と称することとする。第二の因果関係は、原
因事象と結果事象の関係が多対一対応になっているもの
である。例えば、第一の因果関係として、 X→Z Y→Z が求まった場合、第二の因果関係の候補として、 X,Y→Z X,notY→Z notX,Y→Z notX,notY→Z が挙げられる。そして、その発生確率が、ユーザが指定
した値β以上の場合を、第二の因果関係とするものであ
る。上記例で求めた第一の因果関係から求める第二の因
果関係の候補は、 A,B→C A,notB→C notA,B→C notA,notB→C C,D→E C,notD→E notC,D→E notC,notD→E の8パターンであり、これを条件付確率として表したも
のが図5である。この図5では、求めた条件付確率が、
ユーザが指定した値β以上のものとして、下線を付した P(C|A,B) P(E|C,D) が求まる。要するに本例では、「A,B→C」と「C,
D→E」の2パターンが第二の因果関係として求まって
いる。この第二の因果関係を、第一の因果関係に付加
し、全ての因果関係をネットワークで表現したのが図6
である。
理の流れを図7のフローチャートを参照して説明する。
なる(ステップS710)。上記例によれば5つの事象
の発生確率、即ちP(A)、P(B)、P(C)、P
(D)、P(E)を求めることになる。
た場合に他の事象Zが発生する条件付確率(ステップS
720a)、及び、ある事象Aが発生しなかった場合に
他の事象Zが発生する条件付確率を求め(ステップS7
20b)、それがユーザが指示した値α(0<=α<=
1))より大きいものを抽出し、それを第一の因果関係
とする(ステップS720c)。上記A、B、C、D、
Eの5事象の例では、図3に示す40パターンの確率を
求めることになる。
の原因事象と結果事象の組合せの条件付確率を求め(ス
テップS730a)、それが、ユーザが指示した値β
(0<=β<=1)より大きいものを抽出し、第二の因
果関係とする(ステップS730b)。上記A、B、
C、D、Eの5事象の例では、図5に示す8個の確率を
求めることになる。
0cの処理については図8を、上記ステップS730a
及びS730bの処理については図を参照して詳述す
る。
める処理の流れを詳述する。制御部110は、例えばデ
ータベース122中に歩留りに関するレコードが存在し
ている場合(ステップS802のYES)、データベー
ス122からレコードを1件読込む(ステップS80
4)。そして、全事象に対してある事象Zが発生してい
たら、その発生回数N(Z)をカウントアップする(ス
テップS806)。又、全事象に対してある事象Aが発
生していた場合に、発生している他の事象Zの発生回数
N(Z|A)をカウントアップする(ステップS80
8)。更に、全事象に対してある事象Aが発生していな
かった場合に、発生している他の事象Zの発生回数N
(Z|notA)をカウントアップする(ステップS8
10)。そして、読込んだレコード数R(全レコード
数)をカウントアップする(ステップS812)。この
後、ステップS802の処理へ移行する。
理したら(ステップS802のNO)、全事象の発生確
率を「P(Z)=N(Z)/R」にて求める(ステップ
S814。図7のS710に相当)。この後、全事象に
対してある事象Aが発生した場合に、他の事象Zが発生
する条件付確率を「P(Z|A)=N(Z|A)/N
(A)」にて求める(ステップS816。図7のステッ
プ720aに相当)。又、全事象に対してある事象Aが
発生しなかった場合に、他の事象Zが発生する条件付確
率を「P(Z|A)=N(Z|notA)/(R−N
(A))」にて求める(ステップS818。図7のステ
ップS720bに相当)。そして、ユーザが指示した値
αに対して、 P(Z|A)>=α 又は P(Z|notA)>=α が成立する組合せを求め、これを第一の因果関係とする
(ステップS820。図7のステップS720cに相
当)。
第二の因果関係を求める処理の流れを詳述する。制御部
110は、122中に歩留りに関するレコードが存在し
ている場合(ステップS902のYES)、データベー
ス122からレコードを1件読込む(ステップS90
4)。そして、第一の因果関係として求めた全ての原因
事象A、B、C、…の組合せの発生回数N(A,B,
C,…)をカウントアップする(ステップS906)。
上記A、B、C、D、Eの5事象の例では、(A、
B)、(A、notB)、(notA、B)、(not
A、notB)、(C、D)、(C、notD)、(n
otC、D)、(notC、notD) 8パターンの組合せの発生回数を求めることになる。
又、この時、結果事象Zが発生していたら、その発生回
数N(Z|A,B,C,…)をカウントアップする(ス
テップS908)。上記全5事象の例では、 (A、B、C) (A、notB、C) (notA、B、C) (notA、notB、C) (C、D、E) (C、notD、E) (notC、D、E) (notC、notD、E) の8パターンの発生回数を求めることになる。この後、
ステップS902の処理に移行する。そして、ステップ
S902にて全てのレコードを処理したらステップS9
10の処理に移行する。
原因事象と結果事象の組合せの条件付確率を、「P(Z
|A,B,C,…)=N(Z|A,B,C,…)/N
(A,B,C,…)」にて求める(ステップS910。
図7のステップS730aに相当)。上記A、B、C、
D、Eの5事象の例だと、 P(C|A,B) P(C|A,notB) P(C|notA,B) P(C|notA,notB) P(E|C,D) P(E|C,notD) P(E|notC,D) P(E|notC,notD) の8パターンの確率を求めることになる。求めた条件付
確率のうち、ユーザが指示した値β以上のものを、第二
の因果関係とする(ステップS920。図7のステップ
S730bに相当)。
「当たり前」の因果関係が包含されることも想定され
る。例えば、Wという事象が100%に近似する極めて
高い確率にて発生していた場合、Wを原因事象或いは結
果事象とした因果関係を求めることは無意味なことであ
る。加えて、ユーザに提供する因果関係の数をいたずら
に増加させ、分析を困難にしてしまうものである。この
ような事情を鑑み、図8のフローチャートで示される処
理の中に、任意に設定される最適値或いは適切値たる所
定値γ(但し、0<=γ<=1)より大きい発生確率を
示す事象を包含するものを第一の因果関係から除外する
処理ステップを、上記ステップS820の後に設けると
良いものである。
かった場合、不適切な第一の因果関係が多数求まってし
まう場合も想定される。この場合、メモリの使用量が莫
大なものになる共に処理時間も長時間になり、ユーザが
期待する時間内に第二の因果関係が求まらなくなってし
まう虞がある。このような事態については、求まった第
一の因果関係にある全ての原因事象と結果事象の組合せ
のうち、一つの結果事象の原因事象の数が、任意に設定
される最適値或いは適切値たる所定値ε(0<=ε<=
1)より大きい場合には、その原因事象と結果事象の組
合せの条件付確率を求めないようにする処理ステップ
を、上記ステップS906とステップS908との間に
設ければ良いものである。
した値αが不適切だった場合、不適切に多数或いは不適
切に少数の第一の因果関係が求まることがある。この場
合は、αの値を適切に調節し、適切な数の第一の因果関
係が求まるよう処理すれば良いものである。即ち、図8
の処理で求まった第一の因果関係の数が、所定値φ(但
し、0<=φ<=1)以上の場合には、所定値αの値を
0から1の範囲内で所定値Δだけ加算するよう構成すれ
ば良い。又、所定値ψ(但し、0<=ψ)以下の場合に
は、所定値αの値を0から1の範囲内で所定値Δ分だけ
減算するよう構成すれば良い。而して、図8の処理を最
初からやり直すステップを含めるものである。
に、計測機器から取得したデータ間の因果関係を求める
ためのものだけでなく、他のあらゆる領域のデータ間の
因果関係導出の為に適用できることは勿論である。
記憶媒体に、当該処理手順を記したプログラム情報を記
憶させ、この記憶媒体の内容をコンピュータが読込み上
述処理を実行させるよう構成しても良いことは勿論であ
る。
測機器にて収集した歩留りに関係するデータ間の因果関
係を、適度なメモリサイズと適度な処理時間にて求める
ことができるようになり、以って歩留りを向上させる為
の適切な制御情報を提供できるものである。しかも、計
算機システムを大型化させることなく実現できるもので
ある。
ムの概略構成を示すブロック図。
の仕組みを機能的に示す概略図。
条件付確率を示す図。
於いて値α以上のものについてネットワークにて示す
図。
る第二の因果関係の候補を条件付確率として示す図。
ワークにて表現した図。
フローチャート。
処理の流れを示すフローチャート。
処理の流れを示すフローチャート。
…データベース、124…ファイル、140…因果関係
導出カーネル部、150…因果関係導出結果格納部、2
30…因果関係導出カーネルインタフェース、300…
計測機器。
Claims (10)
- 【請求項1】 計測機器等から収集された歩留り等に係
わる各種事象データを格納する記憶装置を接続する計算
機システムに於いて、 上記記憶装置に格納される全事象データに対して第一の
事象が発生した場合に、他の事象が発生する条件付確率
情報を求める手段と、 上記全事象に対して上記第一の事象が発生しない場合
に、他の事象が発生する条件付確率情報を求める手段
と、 上記両手段にて求めた条件付確率情報が第一の適正値以
上のものを事象間の第一の因果関係として抽出する手段
と、 この手段にて抽出された第一の因果関係にある全ての原
因事象と結果事象との組合せの条件付確率情報を求める
手段と、 この手段にて求めた条件付確率情報が第二の適正値以上
の事象を抽出する手段とを設けたことを特徴とするデー
タ間の因果関係導出システム。 - 【請求項2】 上記第一の事象の発生確率が第三の適正
値以上の場合、当該事象を包含するデータを上記第一の
因果関係から除去する手段を設けたことを特徴とする請
求項1記載のデータ間の因果関係導出システム。 - 【請求項3】 上記第一の因果関係にある全ての原因事
象と結果事象の組合せ中、一つの結果事象の原因事象の
数が、第四の適正値以上の場合、当該原因事象と結果事
象の組合せの条件付確率を求めないよう制御する手段を
設けたことを特徴とする請求項1記載のデータ間の因果
関係導出システム。 - 【請求項4】 上記第一の因果関係の数が第五の適正値
以上の場合、上記第一の適正値を増加させる手段を設
け、 上記第一の因果関係を再度求めるようにしたことを特徴
とする請求項1記載のデータ間の因果関係導出システ
ム。 - 【請求項5】 上記第一の因果関係の数が第六の適正値
以下の場合、上記第一の適正値を減少させる手段を設
け、 上記第一の因果関係を再度求めるようにしたことを特徴
とする請求項1記載のデータ間の因果関係導出システ
ム。 - 【請求項6】 計測機器等から収集された歩留り等に係
わる各種事象データを記憶装置に格納し、この記憶装置
に格納した上記各種事象データを解析する計算機システ
ムに於いて、 上記記憶装置に格納される全事象データに対して第一の
事象が発生した場合、他の事象が発生する条件付確率情
報を求めると共に、上記全事象に対して上記第一の事象
が発生しない場合、他の事象が発生する条件付確率情報
を求め、 上記求めた条件付確率情報が第一の適正値以上のものを
事象間の第一の因果関係として抽出し、 この抽出した第一の因果関係にある全ての原因事象と結
果事象との組合せの条件付確率情報を求め、 この求めた条件付確率情報が第二の適正値以上の事象を
抽出するようにしたことを特徴とするデータベースに於
ける因果関係導出方法。 - 【請求項7】 上記第一の事象の発生確率が第三の適正
値以上の場合、当該事象を包含するデータを上記第一の
因果関係から除去するようにしたことを特徴とする請求
項6記載のデータベースに於ける因果関係導出方法。 - 【請求項8】 上記第一の因果関係にある全ての原因事
象と結果事象の組合せ中、一つの結果事象の原因事象の
数が第四の適正値以上の場合、当該原因事象と結果事象
の組合せの条件付確率を求めないようにしたことを特徴
とする請求項6記載のデータベースに於ける因果関係導
出方法。 - 【請求項9】 上記第一の因果関係の数が第五の適正値
以上の場合、上記第一の適正値を増加させ、 上記第一の因果関係を再度求めるようにしたことを特徴
とする請求項6記載のデータベースに於ける因果関係導
出方法。 - 【請求項10】 上記第一の因果関係の数が第六の適正
値以下の場合、上記第一の適正値を減少させ、 上記第一の因果関係を再度求めるようにしたことを特徴
とする請求項6記載のデータベースに於ける因果関係導
出方法。
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