JP2000288476A - 配送物処理装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 配送を不要とする配送物を機械的に分離し、
配送処理の自動化と高速化を図ること。 【解決手段】 配送物処理装置２０において、供給装置
２１に供給された配送物のうち、配送を不要とする不配
情報（Ｎｘ）を事前に入力され、読取装置２２による読
取情報（Ｎ）がこの不配情報に合致することとなる配送
物を検索可能とする検索装置２３と、検索装置２３によ
り検索された配送を不要とする配送物を抜き取る排出装
置２５とを有してなるもの。
配送処理の自動化と高速化を図ること。 【解決手段】 配送物処理装置２０において、供給装置
２１に供給された配送物のうち、配送を不要とする不配
情報（Ｎｘ）を事前に入力され、読取装置２２による読
取情報（Ｎ）がこの不配情報に合致することとなる配送
物を検索可能とする検索装置２３と、検索装置２３によ
り検索された配送を不要とする配送物を抜き取る排出装
置２５とを有してなるもの。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は郵便物、宅配便等の
配送物を処理する配送物処理装置に関する。
配送物を処理する配送物処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、商品情報等のダイレクトメール等
の配送物は、予め配送元が保有している全ての配送先情
報に基づいて、それら配送先へ配送されている。
の配送物は、予め配送元が保有している全ての配送先情
報に基づいて、それら配送先へ配送されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】然るに、ダイレクトメ
ール等の配送物にあっては、前回の配送分に対して宛先
不明等で返送されてきた配送先には配送を不要とし、或
いは商品情報に応じて特定の顧客層に属する配送先にだ
け配送して他の配送先には配送を不要とする等、配送元
が保有している配送先情報のうちの一部のものについて
は配送を不要とすることが考えられる。
ール等の配送物にあっては、前回の配送分に対して宛先
不明等で返送されてきた配送先には配送を不要とし、或
いは商品情報に応じて特定の顧客層に属する配送先にだ
け配送して他の配送先には配送を不要とする等、配送元
が保有している配送先情報のうちの一部のものについて
は配送を不要とすることが考えられる。
【０００４】然しながら、従来技術では、配送元が保有
している配送先情報のうちの一部のものだけを配送停止
することについて、何ら全く機械化していない。
している配送先情報のうちの一部のものだけを配送停止
することについて、何ら全く機械化していない。
【０００５】本発明の課題は、配送を不要とする配送物
を機械的に分離し、配送処理の自動化と高速化を図るこ
とにある。
を機械的に分離し、配送処理の自動化と高速化を図るこ
とにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の本発明
は、配送先情報が付された複数の配送物を処理する配送
物処理装置において、複数の配送物を供給する供給装置
と、供給装置により供給された配送物の配送先情報を読
取る読取装置と、供給装置により供給された配送物のう
ち、配送を不要とする不配情報を事前に 入力され、読
取装置による読取情報がこの不配情報に合致することと
なる配送物を検索可能とする検索装置と、検索装置によ
り検索された配送を不要とする配送物を他の配送物より
分離する分離装置とを有してなるようにしたものであ
る。
は、配送先情報が付された複数の配送物を処理する配送
物処理装置において、複数の配送物を供給する供給装置
と、供給装置により供給された配送物の配送先情報を読
取る読取装置と、供給装置により供給された配送物のう
ち、配送を不要とする不配情報を事前に 入力され、読
取装置による読取情報がこの不配情報に合致することと
なる配送物を検索可能とする検索装置と、検索装置によ
り検索された配送を不要とする配送物を他の配送物より
分離する分離装置とを有してなるようにしたものであ
る。
【０００７】請求項２に記載の本発明は、請求項１に記
載の本発明において更に、前記分離装置により分離され
なかった配送物を、予め区分した配送先区分毎に集積す
る集積装置を有してなるようにしたものである。
載の本発明において更に、前記分離装置により分離され
なかった配送物を、予め区分した配送先区分毎に集積す
る集積装置を有してなるようにしたものである。
【０００８】請求項３に記載の本発明は、請求項１又は
２に記載の本発明において更に、前記不配情報として、
従前に配送した配送物のうち、返送されてきた返送物の
配送先情報を用いるようにしたものである。
２に記載の本発明において更に、前記不配情報として、
従前に配送した配送物のうち、返送されてきた返送物の
配送先情報を用いるようにしたものである。
【０００９】
【作用】請求項１の本発明によれば下記の作用があ
る。 検索装置は、供給装置により供給された配送物のう
ち、配送を不要とする不配情報を事前に入力され、読取
装置による読取情報がこの不配情報に合致することとな
る配送物を検索する。そして、分離装置は、検索装置に
より検索をされた配送を不要とする配送物を他の配送物
より分離する。従って、供給装置により供給された全配
送物のうちで、配送を不要とする配送物を機械的に分離
し、配送処理の自動化と高速化を図り、配送の生産性を
向上できる。
る。 検索装置は、供給装置により供給された配送物のう
ち、配送を不要とする不配情報を事前に入力され、読取
装置による読取情報がこの不配情報に合致することとな
る配送物を検索する。そして、分離装置は、検索装置に
より検索をされた配送を不要とする配送物を他の配送物
より分離する。従って、供給装置により供給された全配
送物のうちで、配送を不要とする配送物を機械的に分離
し、配送処理の自動化と高速化を図り、配送の生産性を
向上できる。
【００１０】請求項２の本発明によれば下記の作用が
ある。 分離装置により分離されなかった、配送を必要とする
配送物は、集積装置で、予め区分した配送先区分毎に分
離して集積され、配送の生産性を向上できる。
ある。 分離装置により分離されなかった、配送を必要とする
配送物は、集積装置で、予め区分した配送先区分毎に分
離して集積され、配送の生産性を向上できる。
【００１１】請求項３の本発明によれば下記の作用が
ある。 従前の配送分のうち、宛先不明等で返送されてきた配
送物の配送先情報を不配情報とすることにより、次回か
らの配送を不要として次回からの返送発生率を低減し、
有効配送率を向上でき、配送の生産性を向上できる。
ある。 従前の配送分のうち、宛先不明等で返送されてきた配
送物の配送先情報を不配情報とすることにより、次回か
らの配送を不要として次回からの返送発生率を低減し、
有効配送率を向上でき、配送の生産性を向上できる。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１は返送物処理装置を示す模式
図、図２は配送物処理装置を示す模式図である。
図、図２は配送物処理装置を示す模式図である。
【００１３】（返送物処理装置１０）（図１） 図１の返送物処理装置１０は、郵便物、宅配便等の配送
物１のうち、返送されてきた返送物２を後処理するもの
であり、供給装置１１、１台もしくは２台以上の読取装
置１２、記録装置１３を有して構成されている。尚、配
送物１は、配送先の住所（郵便番号）、顧客番号、顧客
名等の配送先情報Ｎｘをバーコード、文字、図形等によ
り予め付されている。
物１のうち、返送されてきた返送物２を後処理するもの
であり、供給装置１１、１台もしくは２台以上の読取装
置１２、記録装置１３を有して構成されている。尚、配
送物１は、配送先の住所（郵便番号）、顧客番号、顧客
名等の配送先情報Ｎｘをバーコード、文字、図形等によ
り予め付されている。
【００１４】供給装置１１は、従前に配送した配送物１
のうち、宛先不明等で返送されてきた返送物２を積層状
態で投入され、この返送物２を一通ずつ取出して搬送コ
ンベヤ（不図示）に供給する。
のうち、宛先不明等で返送されてきた返送物２を積層状
態で投入され、この返送物２を一通ずつ取出して搬送コ
ンベヤ（不図示）に供給する。
【００１５】読取装置１２は、バーコードリーダ等から
なり、搬送コンベヤの搬送経路上に設置され、搬送コン
ベヤにより搬送中の返送物２の配送先情報Ｎｘを読取
る。尚、読取装置１２は、センサ１４を付帯して備え、
センサ１４が返送物２の通過を検出している期間を配送
先情報Ｎｘの読取タイミングとする。２台の読取装置１
２、１２を備える場合には、一方の読取装置１２で返送
物２の配送先情報Ｎｘの例えばバーコード部分を読取
り、他方の読取装置１２で宛名情報部分を読取るように
したり、あるいは一方の読取装置１２で奇数番目の返送
物２の配送先情報Ｎｘを、他方の読取装置１２で偶数番
目の返送物２の配送先情報Ｎｘを読取る。
なり、搬送コンベヤの搬送経路上に設置され、搬送コン
ベヤにより搬送中の返送物２の配送先情報Ｎｘを読取
る。尚、読取装置１２は、センサ１４を付帯して備え、
センサ１４が返送物２の通過を検出している期間を配送
先情報Ｎｘの読取タイミングとする。２台の読取装置１
２、１２を備える場合には、一方の読取装置１２で返送
物２の配送先情報Ｎｘの例えばバーコード部分を読取
り、他方の読取装置１２で宛名情報部分を読取るように
したり、あるいは一方の読取装置１２で奇数番目の返送
物２の配送先情報Ｎｘを、他方の読取装置１２で偶数番
目の返送物２の配送先情報Ｎｘを読取る。
【００１６】記録装置１３は、パソコン等からなり、読
取装置１２の読取情報（返送物２の配送先情報Ｎｘ）を
記録する。また、記録装置１３は、複数の返送物２につ
いて読取装置１２が得た読取情報を統計処理することに
より、前回の配送分に占める返送物２の総数、返送物２
の地域別件数等の返送情報を加工可能とする。
取装置１２の読取情報（返送物２の配送先情報Ｎｘ）を
記録する。また、記録装置１３は、複数の返送物２につ
いて読取装置１２が得た読取情報を統計処理することに
より、前回の配送分に占める返送物２の総数、返送物２
の地域別件数等の返送情報を加工可能とする。
【００１７】尚、記録装置１３は、プリンタ１５、表示
部１６を備え、上述の読取情報、返送情報を印字又は表
示可能とする。
部１６を備え、上述の読取情報、返送情報を印字又は表
示可能とする。
【００１８】記録装置１３に記録した返送物２の配送先
情報Ｎｘは、後述する配送物処理装置２０による次回の
配送物１の配送処理のための不配情報として用いること
ができ、例えばフロッピー（登録商標）ディスク１７の
形態で出力される。
情報Ｎｘは、後述する配送物処理装置２０による次回の
配送物１の配送処理のための不配情報として用いること
ができ、例えばフロッピー（登録商標）ディスク１７の
形態で出力される。
【００１９】尚、返送物処理装置１０は読取装置１２の
出側に返送物２を排出する排出装置（不図示）を備えて
いる。
出側に返送物２を排出する排出装置（不図示）を備えて
いる。
【００２０】従って、返送物処理装置１０は以下の如く
動作する。 (1) 供給装置１１に返送物２を投入し、この返送物２を
一通ずつ読取装置１２に供給する。
動作する。 (1) 供給装置１１に返送物２を投入し、この返送物２を
一通ずつ読取装置１２に供給する。
【００２１】(2) 読取装置１２は返送物２の配送先情報
Ｎｘを読取り、この読取情報を記録装置１３に転送す
る。
Ｎｘを読取り、この読取情報を記録装置１３に転送す
る。
【００２２】(3) 記録装置１３は読取装置１２の読取情
報（返送物２の配送先情報Ｎｘ）を記録し、或いはこれ
を統計処理して返送情報を加工する。
報（返送物２の配送先情報Ｎｘ）を記録し、或いはこれ
を統計処理して返送情報を加工する。
【００２３】(4) 記録装置１３は返送物２の配送先情報
Ｎｘを次回の配送物１の配送処理のための不配情報とし
て用いるべく、これを記録したフロッピーディスク１７
を出力する。
Ｎｘを次回の配送物１の配送処理のための不配情報とし
て用いるべく、これを記録したフロッピーディスク１７
を出力する。
【００２４】返送物処理装置１０によれば、以下の作用
がある。 返送物２に対し、配送先情報を読取り、この読取情報
を記録することについて、それぞれ読取装置１２と記録
装置１３を用いて機械化処理するものとし、返送物２に
対する対応の自動化と高速化を図ることができるように
した。
がある。 返送物２に対し、配送先情報を読取り、この読取情報
を記録することについて、それぞれ読取装置１２と記録
装置１３を用いて機械化処理するものとし、返送物２に
対する対応の自動化と高速化を図ることができるように
した。
【００２５】従って、返送物２の配送先情報について記
録装置１３に保持した記録を用いて、次回からのその配
送先への配送物１の作成又は配送の停止、もしくはその
記録に対し、正しい配送先情報の調査、更新を図ること
ができ、次回からの返送発生率を低減し、有効配送率を
向上でき、配送の生産性を向上できる。
録装置１３に保持した記録を用いて、次回からのその配
送先への配送物１の作成又は配送の停止、もしくはその
記録に対し、正しい配送先情報の調査、更新を図ること
ができ、次回からの返送発生率を低減し、有効配送率を
向上でき、配送の生産性を向上できる。
【００２６】記録装置１３において、返送物２の配送
先情報を統計処理した返送情報（返送物の総数、返送物
の地域別件数等）を得ることにより、現在までの配送先
情報の精度、配送計画の有効性等を定量的に把握し、配
送の生産性を向上できる。
先情報を統計処理した返送情報（返送物の総数、返送物
の地域別件数等）を得ることにより、現在までの配送先
情報の精度、配送計画の有効性等を定量的に把握し、配
送の生産性を向上できる。
【００２７】（配送物処理装置２０）（図２） 図２の配送物処理装置２０は、前述した配送物１を配送
のために前処理するものであり、供給装置２１、１台も
しくは２台以上の読取装置２２、検索装置２３、不良排
出装置２４、照合排出装置（分離装置）２５、集積装置
２６を有して構成されている。
のために前処理するものであり、供給装置２１、１台も
しくは２台以上の読取装置２２、検索装置２３、不良排
出装置２４、照合排出装置（分離装置）２５、集積装置
２６を有して構成されている。
【００２８】供給装置２１は、配送物１を積層状態で投
入され、この配送物１を一通ずつ取出して搬送コンベヤ
（不図示）に供給する。
入され、この配送物１を一通ずつ取出して搬送コンベヤ
（不図示）に供給する。
【００２９】読取装置２２は、バーコードリーダ等から
なり、搬送コンベヤの搬送経路上に設置され、搬送コン
ベヤにより搬送中の配送物１の配送先情報Ｎを読取る。
尚、読取装置２２はセンサ２７を付帯して備え、センサ
２７が配送物１の通過を検出している期間を配送先情報
Ｎの読取タイミングとする。２台の読取装置２２、２２
を備える場合には、一方の読取装置２２で配送物１の配
送先情報Ｎの例えばバーコード部分を読取り、他方の読
取装置２２で宛名情報部分を読取るようにしたり、ある
いは一方の読取装置２２で奇数番目の配送物１の配送先
情報Ｎを、他方の読取装置２２で偶数番目の配送物１の
配送先情報Ｎを読取る。
なり、搬送コンベヤの搬送経路上に設置され、搬送コン
ベヤにより搬送中の配送物１の配送先情報Ｎを読取る。
尚、読取装置２２はセンサ２７を付帯して備え、センサ
２７が配送物１の通過を検出している期間を配送先情報
Ｎの読取タイミングとする。２台の読取装置２２、２２
を備える場合には、一方の読取装置２２で配送物１の配
送先情報Ｎの例えばバーコード部分を読取り、他方の読
取装置２２で宛名情報部分を読取るようにしたり、ある
いは一方の読取装置２２で奇数番目の配送物１の配送先
情報Ｎを、他方の読取装置２２で偶数番目の配送物１の
配送先情報Ｎを読取る。
【００３０】検索装置２３は、パソコン等からなり、供
給装置２１により供給された配送物１のうち、配送を不
要とする不配情報を事前に入力される。この不配情報と
しては、例えば前述の返送物処理装置１０で得た如く
の、従前に配送した配送物１のうち、返送されてきた返
送物２の配送先情報Ｎｘを用いることができ、前述のフ
ロッピーディスク１７の形態で入力される。そして、検
索装置２３は、読取装置２２による読取情報（配送物１
の配送先情報Ｎ）がこの不配情報（配送先情報Ｎｘ）に
合致することとなる配送物１を不配配送物１Ａとして検
索可能とする。また、検索装置２３は、読取装置２２に
より配送先情報Ｎを読取れなかった配送物１を不良配送
物１Ｂとして検出する。
給装置２１により供給された配送物１のうち、配送を不
要とする不配情報を事前に入力される。この不配情報と
しては、例えば前述の返送物処理装置１０で得た如く
の、従前に配送した配送物１のうち、返送されてきた返
送物２の配送先情報Ｎｘを用いることができ、前述のフ
ロッピーディスク１７の形態で入力される。そして、検
索装置２３は、読取装置２２による読取情報（配送物１
の配送先情報Ｎ）がこの不配情報（配送先情報Ｎｘ）に
合致することとなる配送物１を不配配送物１Ａとして検
索可能とする。また、検索装置２３は、読取装置２２に
より配送先情報Ｎを読取れなかった配送物１を不良配送
物１Ｂとして検出する。
【００３１】また、検索装置２３は、複数の配送物１に
ついて読取装置２２が得た読取情報を統計処理すること
により、配送物１の供給総数、不配配送物１Ａの件数、
不配配送物１Ａの地域別件数、不良配送物１Ｂの件数、
不配配送物１Ａと不良配送物１Ｂを除いた良品配送物１
（集積装置２６で集積される配送物１）の総数、それら
良品配送物１の地域別件数等の配送処理情報を加工可能
とする。
ついて読取装置２２が得た読取情報を統計処理すること
により、配送物１の供給総数、不配配送物１Ａの件数、
不配配送物１Ａの地域別件数、不良配送物１Ｂの件数、
不配配送物１Ａと不良配送物１Ｂを除いた良品配送物１
（集積装置２６で集積される配送物１）の総数、それら
良品配送物１の地域別件数等の配送処理情報を加工可能
とする。
【００３２】尚、検索装置２３は、プリンタ２８、表示
部２９を備え、上述の読取情報、配送処理情報を印字又
は表示可能とする。
部２９を備え、上述の読取情報、配送処理情報を印字又
は表示可能とする。
【００３３】不良排出装置２４は、読取装置２２の出側
で、搬送コンベヤの搬送経路上に不良排出シャッタ２４
Ａを設けて構成され、検索装置２３の出力により制御さ
れ、検索装置２３により検索された不良配送物１Ｂをシ
ャッタ２４Ａの作動により搬送領域外に排出する。
で、搬送コンベヤの搬送経路上に不良排出シャッタ２４
Ａを設けて構成され、検索装置２３の出力により制御さ
れ、検索装置２３により検索された不良配送物１Ｂをシ
ャッタ２４Ａの作動により搬送領域外に排出する。
【００３４】照合排出装置２５は、不良排出装置２４の
出側で、搬送コンベヤの搬送経路上に照合排出シャッタ
２５Ａを設けて構成され、検索装置２３の出力により制
御され、検索装置２３により検索された不配配送物１Ａ
（配送を不要とする配送物１）をシャッタ２５Ａの作動
により搬送経路外に抜き取り排出（分離）する。
出側で、搬送コンベヤの搬送経路上に照合排出シャッタ
２５Ａを設けて構成され、検索装置２３の出力により制
御され、検索装置２３により検索された不配配送物１Ａ
（配送を不要とする配送物１）をシャッタ２５Ａの作動
により搬送経路外に抜き取り排出（分離）する。
【００３５】集積装置２６は、照合排出装置２５の出側
に、搬送コンベヤに続く集積コンベヤ２６Ａを設けて構
成され、不良排出装置２４、照合排出装置２５により排
出されなかった配送物１を集積する。このとき、集積装
置２６は、集積コンベヤ２６Ａを搬送コンベヤより低位
且つ低速とし、配送物１をうろこ状に集積可能とする。
また、集積装置２６は、集積コンベヤ２６Ａの入側に設
置される振分け装置（不図示）等により、搬送コンベヤ
から集積コンベヤ２６Ａに進入する配送物１の位置を集
積コンベヤ２６Ａの搬送直交方向（幅方向）に変位（位
置ずれ）可能とすることにより、配送物１を予め区分し
た配送先区分毎に分離して集積できる。配送物１の配送
先区分としては、例えばそれらの郵便番号の100 番台、
200 番台、300 番台…のそれぞれに区分する等がある。
に、搬送コンベヤに続く集積コンベヤ２６Ａを設けて構
成され、不良排出装置２４、照合排出装置２５により排
出されなかった配送物１を集積する。このとき、集積装
置２６は、集積コンベヤ２６Ａを搬送コンベヤより低位
且つ低速とし、配送物１をうろこ状に集積可能とする。
また、集積装置２６は、集積コンベヤ２６Ａの入側に設
置される振分け装置（不図示）等により、搬送コンベヤ
から集積コンベヤ２６Ａに進入する配送物１の位置を集
積コンベヤ２６Ａの搬送直交方向（幅方向）に変位（位
置ずれ）可能とすることにより、配送物１を予め区分し
た配送先区分毎に分離して集積できる。配送物１の配送
先区分としては、例えばそれらの郵便番号の100 番台、
200 番台、300 番台…のそれぞれに区分する等がある。
【００３６】従って、配送物処理装置２０は以下の如く
動作する。 (1) 検索装置２３に配送物１の不配情報（Ｎｘ）（フロ
ッピーディスク１７）を入力しておく。
動作する。 (1) 検索装置２３に配送物１の不配情報（Ｎｘ）（フロ
ッピーディスク１７）を入力しておく。
【００３７】(2) 供給装置２１に配送物１を投入し、こ
の配送物１を一通ずつ読取装置２２に供給する。
の配送物１を一通ずつ読取装置２２に供給する。
【００３８】(3) 読取装置２２は配送物１の配送先情報
Ｎを読取り、この読取情報を検索装置２３に転送する。
Ｎを読取り、この読取情報を検索装置２３に転送する。
【００３９】(4) 検索装置２３は、読取装置２２による
読取情報（配送物１の配送先情報Ｎ）をフロッピーディ
スク１７の不配情報（Ｎｘ）と照合し、不配配送物１Ａ
を検索する。尚、検索装置２３は不良配送物１Ｂも検出
する。
読取情報（配送物１の配送先情報Ｎ）をフロッピーディ
スク１７の不配情報（Ｎｘ）と照合し、不配配送物１Ａ
を検索する。尚、検索装置２３は不良配送物１Ｂも検出
する。
【００４０】(5) 検索装置２３により検出された不良配
送物１Ｂを不良排出装置２４により排出する。
送物１Ｂを不良排出装置２４により排出する。
【００４１】(6) 検索装置２３により検索された不配配
送物１Ａを照合排出装置２５により排出する。
送物１Ａを照合排出装置２５により排出する。
【００４２】(7) 排出装置２４、２５により排出されな
かった配送物１を集積装置２６により集積する。このと
き、配送物１を配送先区分毎に分離して集積できる。
かった配送物１を集積装置２６により集積する。このと
き、配送物１を配送先区分毎に分離して集積できる。
【００４３】配送物処理装置２０によれば、以下の作用
がある。 検索装置２３は、供給装置２１により供給された配送
物１のうち、配送を不要とする不配情報（Ｎｘ）を事前
に入力され、読取装置２２による読取情報（Ｎ）がこの
不配情報に合致することとなる不配配送物１Ａを検索す
る。そして、排出装置２５は、検索装置２３により検索
された不配配送物１Ａを抜き取る。従って、供給装置２
１により供給された全配送物１のうちで、配送を不要と
する配送物１Ａを機械的に除去し、配送処理の自動化と
高速化を図り、配送の生産性を向上できる。
がある。 検索装置２３は、供給装置２１により供給された配送
物１のうち、配送を不要とする不配情報（Ｎｘ）を事前
に入力され、読取装置２２による読取情報（Ｎ）がこの
不配情報に合致することとなる不配配送物１Ａを検索す
る。そして、排出装置２５は、検索装置２３により検索
された不配配送物１Ａを抜き取る。従って、供給装置２
１により供給された全配送物１のうちで、配送を不要と
する配送物１Ａを機械的に除去し、配送処理の自動化と
高速化を図り、配送の生産性を向上できる。
【００４４】排出装置２５により抜き取られなかっ
た、配送を必要とする配送物１は、集積装置２６で、予
め区分した配送先区分毎に分離して集積され、配送の生
産性を向上できる。
た、配送を必要とする配送物１は、集積装置２６で、予
め区分した配送先区分毎に分離して集積され、配送の生
産性を向上できる。
【００４５】従前の配送分のうち、宛先不明等で返送
されてきた返送物２の配送先情報（Ｎｘ）を不配情報と
することにより、次回からの配送を不要として次回から
の返送発生率を低減し、有効配送率を向上でき、配送の
生産性を向上できる。
されてきた返送物２の配送先情報（Ｎｘ）を不配情報と
することにより、次回からの配送を不要として次回から
の返送発生率を低減し、有効配送率を向上でき、配送の
生産性を向上できる。
【００４６】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、不
配配送物１Ａや不良配送物１Ｂをそれぞれシャッタ２４
Ａ、２５Ａを作動させることで搬送領域外に排出し、他
の配送物より分離するようにしたが、搬送直交方向にず
らすことで他の配送物より分離するようにしても良い。
また、返送物処理装置１０の供給装置１１、読取装置１
２、記録装置１３はそれぞれ、配送物処理装置２０の供
給装置２１、読取装置２２、検索装置２３と兼用するも
のとし、返送物処理装置１０を配送物処理装置２０の一
部（供給装置２１、読取装置２２、検索装置２３）にて
構成することができる。
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、不
配配送物１Ａや不良配送物１Ｂをそれぞれシャッタ２４
Ａ、２５Ａを作動させることで搬送領域外に排出し、他
の配送物より分離するようにしたが、搬送直交方向にず
らすことで他の配送物より分離するようにしても良い。
また、返送物処理装置１０の供給装置１１、読取装置１
２、記録装置１３はそれぞれ、配送物処理装置２０の供
給装置２１、読取装置２２、検索装置２３と兼用するも
のとし、返送物処理装置１０を配送物処理装置２０の一
部（供給装置２１、読取装置２２、検索装置２３）にて
構成することができる。
【００４７】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、配送を不
要とする配送物を機械的に分離し、配送処理の自動化と
高速化を図ることができる。
要とする配送物を機械的に分離し、配送処理の自動化と
高速化を図ることができる。
【図１】図１は返送物処理装置を示す模式図である。
【図２】図２は配送物処理装置を示す模式図である。
１ 配送物 ２ 返送物 ２０ 配送物処理装置 ２１ 供給装置 ２２ 読取装置 ２３ 検索装置 ２５ 排出装置（分離装置） ２６ 集積装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 寛和 岡山県岡山市南方３丁目７番17号 株式会 社ベネッセコーポレーション内 Ｆターム(参考） 3F079 AA01 CA02 CA06 CB08 CB35 CC06 CC13 EA01 EA08
Claims (3)
- 【請求項１】 配送先情報が付された複数の配送物を処
理する配送物処理装置において、 複数の配送物を供給する供給装置と、 供給装置により供給された配送物の配送先情報を読取る
読取装置と、 供給装置により供給された配送物のうち、配送を不要と
する不配情報を事前に入力され、読取装置による読取情
報がこの不配情報に合致することとなる配送物を検索可
能とする検索装置と、 検索装置により検索された配送を不要とする配送物を他
の配送物より分離する分離装置とを有してなることを特
徴とする配送物処理装置。 - 【請求項２】 前記分離装置により分離されなかった配
送物を、予め区分した配送先区分毎に集積する集積装置
を有してなる請求項１記載の配送物処理装置。 - 【請求項３】 前記不配情報として、従前に配送した配
送物のうち、返送されてきた返送物の配送先情報を用い
る請求項１又は２記載の配送物処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11100483A JP2000288476A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | 配送物処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11100483A JP2000288476A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | 配送物処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000288476A true JP2000288476A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14275185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11100483A Withdrawn JP2000288476A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | 配送物処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000288476A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002126653A (ja) * | 2000-10-18 | 2002-05-08 | Toppan Forms Co Ltd | 郵便物区分け方法及び郵便物区分けシステム |
| WO2017012548A1 (zh) * | 2015-07-22 | 2017-01-26 | 杭州亚美利嘉科技有限公司 | 包裹分捡系统及方法 |
| US20180356232A1 (en) | 2017-06-09 | 2018-12-13 | Hangzhou AMLJ Technology Company, Ltd. | Module fiducial markers for robot navigation, address markers and the associated robots |
| US10870131B2 (en) | 2017-08-15 | 2020-12-22 | Tompkins International | Mobile sorter platforms and method for sorting articles |
| US10899542B2 (en) | 2017-08-15 | 2021-01-26 | Tompkins International | Mobile sorter platforms and method for sorting articles |
-
1999
- 1999-04-07 JP JP11100483A patent/JP2000288476A/ja not_active Withdrawn
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002126653A (ja) * | 2000-10-18 | 2002-05-08 | Toppan Forms Co Ltd | 郵便物区分け方法及び郵便物区分けシステム |
| JP4592912B2 (ja) * | 2000-10-18 | 2010-12-08 | トッパン・フォームズ株式会社 | 郵便物区分け方法及び郵便物区分けシステム |
| US10248112B2 (en) | 2015-07-22 | 2019-04-02 | Tompkins International | Parcel and article sorting system and method |
| US9914586B2 (en) | 2015-07-22 | 2018-03-13 | Hangzhou Yamei Li-Jia Science And Technology Co. Ltd. | Parcel sorting system and method |
| US9975148B2 (en) | 2015-07-22 | 2018-05-22 | Tompkins International | Parcel and article sorting system and method |
| WO2017012548A1 (zh) * | 2015-07-22 | 2017-01-26 | 杭州亚美利嘉科技有限公司 | 包裹分捡系统及方法 |
| US10245620B2 (en) | 2015-07-22 | 2019-04-02 | Hangzhou Yameilijia Technology Co., Ltd. | Parcel sorting system and method |
| US20180356232A1 (en) | 2017-06-09 | 2018-12-13 | Hangzhou AMLJ Technology Company, Ltd. | Module fiducial markers for robot navigation, address markers and the associated robots |
| US10598493B2 (en) | 2017-06-09 | 2020-03-24 | Hangzhou AMLJ Technology Company, Ltd. | Module fiducial markers for robot navigation, address markers and the associated robots |
| US10914589B2 (en) | 2017-06-09 | 2021-02-09 | Hangzhou AMLJ Technology Company, Ltd. | Module fiducial markers for robot navigation, address markers and the associated robots |
| US10870131B2 (en) | 2017-08-15 | 2020-12-22 | Tompkins International | Mobile sorter platforms and method for sorting articles |
| US10899542B2 (en) | 2017-08-15 | 2021-01-26 | Tompkins International | Mobile sorter platforms and method for sorting articles |
| US12043486B2 (en) | 2017-08-15 | 2024-07-23 | Tompkins Robotics, Inc. | Mobile sorter platforms and method for sorting articles |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |