JP2000287576A - 水生動物の孵化装置 - Google Patents

水生動物の孵化装置

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JP2000287576A
JP2000287576A JP11098980A JP9898099A JP2000287576A JP 2000287576 A JP2000287576 A JP 2000287576A JP 11098980 A JP11098980 A JP 11098980A JP 9898099 A JP9898099 A JP 9898099A JP 2000287576 A JP2000287576 A JP 2000287576A
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hatching
processing tank
tank
processing
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Hiroshi Yamada
洋 山田
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GUPPY KK
NIPPON DOUBUTSU YAKUHIN KK
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 孵化した水生動物を未孵化卵から分離するこ
とができるとともに、孵化作業ごとに清掃をする必要の
ない新規の水生動物の孵化装置を提供する。 【解決手段】 孵化装置10は、一対の処理槽10A,
10Bを備えた一体の容器である。この孵化装置におい
ては、処理槽10Aの上部開口10aと、処理槽10B
の上部開口10bとが中央上部に設けられた連通開口部
10cにて一体化されている。処理槽10Aと10Bに
はそれぞれ下端部に気体導入口10d,10eが形成さ
れている。気体導入口10d,10eの容器外側にはフ
レキシブルチューブ14を取り付けるためのチューブ取
付部13A,13Bが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水生動物の孵化装置
に係り、特に生餌としてのブラインシュリンプを孵化さ
せる装置として好適な容器構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鑑賞魚を水槽内にて飼育する場
合において、生餌としてブラインシュリンプと呼ばれる
水生動物を用いる場合がある。ブラインシュリンプは通
常乾燥卵の状態で流通している。このため、ブラインシ
ュリンプを生餌として用いる場合には、海水を入れた容
器内に乾燥卵を投入し、攪拌させることによって孵化さ
せ、孵化したブラインシュリンプの幼生を網などで容器
から掬い取り、鑑賞魚を飼育する水槽内に入れる。ブラ
インシュリンプは海水中で24時間程度攪拌しつづける
と孵化する。
【0003】ブラインシュリンプを孵化させるためには
上記のように長時間海水を攪拌しつづける必要があるの
で、たとえば、容器の下部に気体導入口を設け、エアポ
ンプなどからフレキシブルチューブなどを介して容器内
にエアを導入し、エア導入によって発生した気泡が上昇
することによって生ずる循環水流を用いて容器内の海水
を攪拌する方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法においては、容器内に投入した未孵化卵と、すでに孵
化したブラインシュリンプの幼生とが攪拌状態で交じり
合っているため、適宜のタイミングで容器内のブライン
シュリンプのみを掬い取って鑑賞魚用水槽に投入するこ
とが困難であり、ブラインシュリンプとともに未孵化卵
もまた水槽内に投入してしまうため、淡水が入れられて
いる水槽内に投入されることにより未孵化卵が孵化しな
くなってしまうとともに、未孵化卵の腐敗によって水槽
中の水質が悪化するという問題点がある。
【0005】また、上記容器内において2〜3日孵化作
業を行うと、孵化した卵殻や卵内残渣が海水中に溜ま
り、海水が腐敗し始める。この海水の腐敗はブラインシ
ュリンプの孵化を困難にするとともに、鑑賞魚用水槽内
の水を汚染するため、通常は、一回ブラインシュリンプ
を孵化させると、その度に容器から海水を排除して清掃
しなければならない。
【0006】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、孵化した水生動物を未孵化卵から
分離することができるとともに、孵化作業ごとに清掃を
する必要のない新規の水生動物の孵化装置を提供しよう
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の孵化装置は、複数の処理槽が相互に結合され
た状態に連設されてなり、前記処理槽のそれぞれの下部
に気体導入口が設けられていることを特徴とする。
【0008】この発明によれば、相互に結合された複数
の処理槽が連設され、処理槽の下部に気体導入口が設け
られているため、処理槽のいずれかにおいて気体導入口
から気体を導入し、処理槽の内部に水流を発生させた状
態とし、水生動物を孵化させる作業を行った後、別の処
理槽において引き続いて孵化作業を行うことができるの
で、孵化装置の清掃作業などを孵化作業が終了する度に
行う必要がなく、しかも、孵化作業を中断することなく
連続的に孵化させることができる。
【0009】上記発明において、前記処理槽間を仕切る
仕切り壁に、隣接する前記処理槽間を連通させる連通開
口部が形成されていることが好ましい。
【0010】この発明によれば、連通開口部によって複
数の処理槽が相互に連通するように構成されているの
で、一方の処理槽で孵化させた水生動物を、連通開口部
を通して他方の処理槽に向けて移動させることが可能に
なり、未孵化卵と、孵化した水生動物とを分離すること
ができる。
【0011】また、本発明の孵化装置は、複数の処理槽
が相互に結合された状態に連設されてなり、前記処理槽
間を仕切る仕切り壁に、隣接する前記処理槽間を連通さ
せる連通開口部が形成されていることを特徴とする。こ
の発明によれば、複数の処理槽のうち少なくとも一つの
処理槽において水生動物の卵を入れて孵化させ、孵化し
た水生動物を連通開口部から他の処理槽に向けて移動さ
せることが可能になり、未孵化卵と、孵化した水生動物
とを分離することができる。
【0012】この場合、前記連通開口部にて相互に連通
している複数の前記処理槽のうち、少なくとも一つの前
記処理槽の下部に気体導入口が設けられていることが好
ましい。
【0013】上記各発明において、前記処理槽の上方か
ら前記連通開口部に着脱自在に取り付けられ、前記連通
開口部を開閉させる開閉板が設けられていることが好ま
しい。この発明によれば、連通開口部に開閉板を着脱自
在に取り付けることにより、開閉板によって連通開口部
を閉鎖すると、別々の処理槽としてそれぞれを孵化槽賭
して用いることができるとともに、連通開口部を開放す
ることによって、一方の処理槽を孵化槽として用い、他
方の処理槽を孵化した水生動物を集めるものとして用い
ることができる。
【0014】上記各発明において、前記処理槽の上部開
口に取り付けられるように構成された遮光性を有する蓋
部材が設けられていることが好ましい。この発明によれ
ば、孵化作業に用いる処理槽の上部開口を蓋部材によっ
て覆うことにより、処理槽内部を暗くする一方で、この
処理槽に対して連通開口部を介して連通している別の処
理槽を明るくすることによって、明るい場所に集まる性
質を備えた水生動物を連通開口部を通して明るい処理槽
へと移動させることができる。逆に、暗所を好む水生動
物を孵化させる場合には、孵化作業を行う処理槽を明る
くし、この処理槽に連通開口部を介して連通した処理槽
を蓋部材によって遮光し、暗くすることによって、孵化
した水生動物を暗い処理槽へと移動させることができ
る。
【0015】この発明において、前記蓋部材には、前記
処理槽の内部を前記連通開口部に臨む領域と前記気体導
入口及びその上方部分を含む他の領域とに前記処理槽の
下部を連通させた状態で仕切る仕切部が設けられている
ことが好ましい。この発明によれば、気体供給による気
泡上昇により循環水流が発生しても、仕切部によって連
通開口部の近傍に水流が発生しにくくなるので、処理槽
内に投入された未孵化卵が直接に連通開口部から隣接す
る他の処理槽へと移動することを抑制することができ
る。
【0016】請求項5、6において、前記蓋部材には、
前記処理槽の内部を前記気体導入口の上方領域の水面近
傍と、前記気体導入口の上方領域から側方に外れた水面
近傍とを分離する分離部が設けられていることが好まし
い。この場合には、分離部によって分離された水面近傍
の領域には循環水流が発生しにくくなるので、たとえば
乾燥卵を投入した場合に、分離部によって分離された水
流の少ない水面近傍にて乾燥卵に十分に吸水させること
ができる。したがって、卵の自重が十分に増大してから
循環水流中に巻き込み、攪拌することができるため、卵
が水面近傍に浮き上がった状態で攪拌作用を十分に受け
ることができないなどの不具合を防止できる。
【0017】上記各発明において、相互に隣接された複
数の処理槽の水面が相互に分離されており、当該水面よ
りも上記連通開口部が下方に設けられていることが好ま
しい。また、連通開口部が上方に開いた形状を備えてい
る場合には、開閉板によって連通開口部の上部を閉鎖
し、下部のみを開口させるように構成することが好まし
い。この場合には、孵化作業を行う処理槽において水生
動物が孵化した後に、卵殻が水面近傍に浮き上がってき
ても、処理槽の水面が相互に分離されていることによっ
て、浮き上がった卵殻を連通開口部を介して隣接する処
理槽内に移動させてしまうことを防止できる。
【0018】上記各発明において、前記処理槽の外面に
は、前記気体導入口に接続された気体供給用のフレキシ
ブル管を保持する保持部が設けられていることが好まし
い。保持部によって気体供給用のフレキシブル管を処理
槽の外面上に保持することができるので、フレキシブル
管を使用しないとき、あるいは、気体供給用のフレキシ
ブル管を孵化装置の近傍に保持しておきたいときに、フ
レキシブル管を保持して孵化装置の取り扱い性を向上さ
せることができる。特に、この保持部は、前記処理槽間
に形成された装置外面の凹部内に前記フレキシブル管を
収容するように形成されていることが望ましい。このこ
とによってよりコンパクトにフレキシブル管を収容保持
することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る水生動物の孵
化装置の実施形態について詳細に説明する。図1は本実
施形態のブラインシュリンプその他の生餌用水生動物を
孵化させるための孵化装置を示すものである。合成樹脂
などの素材により形成された孵化装置10は、四隅を面
取りした角型の横断面形状を備えた一対の処理槽10
A,10Bを備えた一体の容器である。この孵化装置に
おいては、処理槽10Aの上部開口10aと、処理槽1
0Bの上部開口10bとが中央上部に設けられた連通開
口部10cにて一体化された構造を備えている。連通開
口部10cは、処理槽10Aと10Bの間に形成された
仕切壁11の上方に形成され、上方に開いた形状を備え
ている。
【0020】処理槽10Aは外壁12Aと仕切壁11に
よって取り囲まれ、処理槽10Bは外壁12Bと仕切壁
11によって取り囲まれることによってそれぞれ画成さ
れている。外壁12A,12Bはそれぞれ下部において
角錐状に縮径し、下方に進むに従って仕切壁11によっ
て一体化されていた外壁12Aと外壁12Bとが相互に
二股状に分離している。処理槽10Aと10Bにはそれ
ぞれ下端部に気体導入口10d,10eが形成されてい
る。気体導入口10d,10eの容器外側には図示一点
鎖線にて示すフレキシブルチューブ14を取り付けるた
めのチューブ取付部13A,13Bが形成されている。
【0021】外壁12A,12Bは仕切壁11の外側に
おいて一体に結合しているが、その外面には、その結合
部に沿って横断面V字状の溝凹部10f,10gが形成
されている。この溝凹部10f,10gの上端部には、
それぞれ一対の係合鉤を有する保持部15が固定されて
いる。これらの保持部15は、上記チューブ取付部13
A,13Bに取り付けられたフレキシブルチューブ14
を保持するためのものであり、たとえばフレキシブルチ
ューブ14を図示しないエアポンプに接続しない状態で
フレキシブルチューブ14の上端部を保持するために用
いてもよく、あるいは、後述するように孵化装置10全
体を水槽内に入れた場合、水槽外に設置されたエアポン
プに向けて水槽内の水面上からフレキシブルチューブ1
4を水面上に導き出すためにフレキシブルチューブの中
途部分を保持するために用いられてもよい。
【0022】図2は、本実施形態の孵化装置10におけ
る連通開口部10cの近傍を示す横断面図(a)、開口
方向に見た縦断面図(b)、連通開口部10cを部分的
に閉鎖可能に構成された開閉板16の側面図及び正面図
(c)及び連通開口部10cを全面的に閉鎖可能に構成
された開閉板17の側面図及び正面図(d)を示すもの
である。
【0023】本実施形態では、図2(a)及び(b)に
示す連通開口部10cには、その側方の開口縁部に縁リ
ブ11aが縦方向に形成されている。この縁リブ11a
の上端部は連通開口部10cの上端部よりもやや下方に
形成されている。一方、この連通開口部10cに対し
て、図2(c)に示す開閉板16又は図2(d)に示す
開閉板17は上下方向に挿脱自在に構成されている。
【0024】開閉板16には、両側端部に縦溝16aが
それぞれ形成されているとともに、上端部に肉厚に形成
された上縁部16bが形成されている。開閉板16を連
通開口部10cに上方から挿入すると、両側端部の縦溝
16aが縁リブ11aに噛み合った状態でスライド可能
になる。開閉板16の縦方向の長さは連通開口部10c
の縦方向の長さよりも短く形成されており、開閉板16
を連通開口部10cに沿って下方に挿入させていくと、
やがて上縁部16bが縁リブ11aに当接してそれ以上
下方にスライドさせることができなくなる。したがっ
て、開閉板16を連通開口部10cに装着した場合、連
通開口部10cの上部は開閉板16によって閉鎖される
が、連通開口部10cの下部は開口したままとなる。
【0025】開閉板17には、上記開閉板16の縦溝と
同様に両側端部に縦溝17aが形成されている。また、
開閉板17の下端部には厚さ方向に張り出した形状の下
縁部17bが形成され、この下縁部17bの下面に凹溝
17cが形成されている。開閉板17を連通開口部10
cに上方から挿入すると、両側端部の縦溝17aが縁リ
ブ11aに噛み合った状態でスライド可能になる。ただ
し、上記開閉板16とは異なり、開閉板17はその下縁
部17bが連通開口部10cの下側の開口縁部に当接す
るまでスライドさせることができるようになっている。
下縁部17bが連通開口部10cの開口縁部に当接する
と、連通開口部10cの下側の開口縁部が下縁部17b
の凹溝17cに嵌合し、連通開口部10cの全体を完全
に閉鎖することができるようになっている。
【0026】図3は本実施形態を用いてブラインシュリ
ンプなどの水生動物を孵化させる場合の使用態様の一例
を示す説明図である。この場合、連通開口部10cに上
記の開閉板16を装着して連通開口部10cの上部を閉
鎖し、下部を連通させたままにしておく。そして、処理
槽10A及び10Bに海水もしくは海水に近い塩分濃度
の塩水(以下、いずれの場合も単に「海水」という。)
を入れる。また、処理槽10A及び10Bには、下部の
チューブ取付部13A,13Bに取り付けたフレキシブ
ルチューブ14を図示しないエアポンプに接続するなど
の方法によって気体導入口10d,10eからエアをそ
れぞれ吹き込む。そして、一方の気体導入口10dから
はエアを強く吹き込み、処理槽10A内の海水を攪拌す
る。また、他方の気体導入口10eからはそれよりも弱
くエアを吹き込む。
【0027】上記のように構成した孵化装置10には、
まず処理槽10Aにブラインシュリンプの乾燥卵を投入
し、上記の気体導入口10dから吹き込まれたエアによ
って卵を攪拌する。その後、処理槽10Aの上部開口1
0aを遮光性を有する蓋部材18で覆い、その状態を維
持する。ここで、蓋部材18は、遮光性材料によって形
成されていてもよく、あるいは蓋部材の表面に遮光性物
質を塗布することなどによって構成してもよい。ここで
言う遮光性とは、外光をある程度遮ることができればよ
く、必ずしも、不透明であったり、高い反射性を有する
ものである必要はない。本願明細書に言う遮光性の意味
はすべてこれと同様である。本実施形態では、たとえば
黒色に着色された樹脂材料によって蓋部材18を構成し
ている。
【0028】時間が経過してブラインシュリンプが孵化
すると、処理槽10A内にブラインシュリンプの幼生が
泳ぎ回ることになる。処理槽10Aは遮光性の蓋部材1
8によって遮光されているために暗く、それに比べて処
理槽10Bは遮光されていないために明るいので、明る
い場所に集まる性質を有するブラインシュリンプは、開
閉板16の下方にて開口する連通開口部10cの下部を
通過して処理槽10Bに移動する。したがって、順次孵
化したブラインシュリンプの幼生は次々と処理槽10B
に集まるので、処理槽10Bからブラインシュリンプの
幼生のみを取り出すことが可能になる。
【0029】ここで、ブラインシュリンプが明るい場所
に集まる性質を利用して処理槽10Bにブラインシュリ
ンプを集める場合には、少なくとも外壁12Aを遮光性
の材料で形成することが好ましい。このようにすること
によって、処理槽10Aをより暗くすることができるか
らである。
【0030】ブラインシュリンプが孵化すると、その後
に残された卵殻は処理槽10A内の水面近傍に浮き上が
ってくる。このとき、開閉板16は連通開口部10cを
水面上から水面下に伸びて連通開口部10cの上部を閉
鎖しているので、処理槽10Aの水面近傍に浮上した卵
殻が処理槽10Bに移動することを防止することができ
る。
【0031】この使用態様において、ブラインシュリン
プを処理槽10Bに集めた後に、開閉板16を外し、そ
の代わりに、開閉板17を用いて連通開口部10cを完
全に閉鎖した後、チューブ取付部13Aに接続されたフ
レキシブルチューブ14をエアポンプから外して、この
フレキシブルチューブ14から処理槽10A内の海水を
卵殻や未孵化卵とともに排水してもよい。排水後、必要
に応じて処理槽10Aの内部を洗浄し、再び新たな海水
を処理槽10A内に入れることにより、次の孵化作業に
備えることができる。
【0032】図4は、本実施形態の別の使用態様を示す
ものである。この使用態様においては、開閉板17を用
いて連通開口部10cを完全に閉鎖している。また、蓋
部材18により処理槽10Aの上部開口10aを覆って
いる。処理槽10Aの内部には海水を入れ、ここに、上
述と同様にブラインシュリンプの乾燥卵を投入する。処
理槽10Aの気体導入口10dからは気泡が立ち上り、
図示のように上下方向の循環水流が発生し、投入した卵
を攪拌する。ブラインシュリンプが孵化すると、幼生は
処理槽10Aの内部を図示のように泳ぎ回る。
【0033】この使用態様では、孵化装置10の一対の
処理槽10A,10Bのうち、一方の処理槽10Aを用
いてブラインシュリンプを孵化させ、他方の処理槽10
Bはそのまま使用しない。処理槽10Aにおいてブライ
ンシュリンプが孵化すると、通常どおり孵化したブライ
ンシュリンプの幼生を取り出す。やがて、処理槽10A
が海水の汚れなどによって使用できなくなると、そのま
まにして処理槽10Bにブラインシュリンプの乾燥卵を
投入し、上記の処理槽10Aと同じ状況にてブラインシ
ュリンプを孵化させる。
【0034】通常、ブラインシュリンプの孵化サイクル
は約24時間であるので、たとえば一対の処理槽10
A,10Bにてそれぞれ一回ずつ孵化させても、丸2日
は孵化装置を清掃するなどの作業が不要になる。また、
例えば、孵化サイクルよりも短い周期で給餌を行いたい
場合、一方の処理槽で孵化したブラインシュリンプを給
餌できるようになるタイミングと、他方の処理槽で孵化
したブラインシュリンプを給餌できるようになるタイミ
ングとを、上記所望の給餌の周期だけずらすように準備
を行うことが可能になる。例えば、12時間おきに給餌
をしたい場合には、一方の処理槽にて乾燥卵を投入した
後に、12時間ずらして他方の処理槽にて乾燥卵を投入
することによって、給餌してから12時間後に再度給餌
を行うことができるようになる。もちろん、3つ以上の
処理槽を供えている場合には、連続して3回以上の給餌
が可能になる。
【0035】さらに、図4のように処理槽10Aにて孵
化させ、ブラインシュリンプを取り出した後、エアポン
プに接続されていたフレキシブルチューブ14を外し、
フレキシブルチューブ14から卵殻や未孵化卵とともに
海水を排水してもよい。その後、処理槽10Bを用いて
ブラインシュリンプの孵化を行い、その間に処理槽10
Aを洗浄して再び海水を入れることにより、次の孵化作
業に備えることができる。このように本使用態様では、
一対の処理槽10A,10Bを交互に使用することによ
って連続的に孵化作業を行っていくことも可能である。
この場合、フレキシブルチューブ14を通して処理槽1
0Aから孵化したブラインシュリンプをも共に排出する
方法で、ブラインシュリンプを処理槽から取り出しても
よい。
【0036】次に、図5を参照してさらに別の使用態様
について説明する。この使用態様においては、孵化装置
10の上部開口10a,10bに蓋部材19を取り付け
る。この蓋部材19は、上記蓋部材18と同様に遮光性
の材料によって形成されている。蓋部材19は、上部開
口10a,10bの開口縁部に係合する係合縁部19e
を備え、この係合縁部19eによって孵化装置の上部に
取り付けられる。蓋部材19においては、処理槽10A
の上部を部分的に分離する分離板部19aが上方から伸
びている。分離板部19aは、処理槽10Aの隅部の水
面近傍を他の領域の水面近傍から分離するものであり、
水面上から下方に伸びて水面下に入り、水面下の適宜の
深さ位置に先端が配置される。分離板部19aは、処理
槽10Aの水面近傍を隅領域19Xと主領域19Yとに
分離している。
【0037】また、蓋部材19には、処理槽10Aのう
ちの仕切壁11に対向する仕切板部19bが形成されて
おり、この仕切板部19bは上方から水面下に入り、処
理槽10Aの下部まで伸びている。仕切板部19bの先
端は上記の気体導入口10dの近傍まで伸び、処理槽1
0Aの底部との間にわずかな隙間を有する。仕切板部1
9bは、処理槽10Aの内部を主領域10Yと副領域1
0Zとに仕切っている。主領域10Yと副領域10Zと
は仕切板部19bの先端部の下方に形成された隙間によ
って連通している。
【0038】さらに、蓋部材19に設けられた閉鎖部1
9cは、仕切壁11の上方に形成された連通開口部10
cに対して上方から伸び、連通開口部10cの上部を閉
鎖する。閉鎖部19cと仕切壁11との間には、連通開
口部10cの下部が開口している。
【0039】また、蓋部材19には、処理槽10B内に
おいて下方に伸びる抑止板部19dが形成されている。
この抑止板部19dは、処理槽10Bの仕切壁11に対
向する位置に配置されている。抑止板部19dは水面下
に配置されている部分が網目状もしくは柵状に形成され
ている。抑止板部19dは処理槽10Bを副領域10V
と主領域10Wとに流通可能に分けている。
【0040】蓋部材19は、上記分離板部19aによっ
て仕切られた処理槽10Aの隅領域10X上の部分に蓋
開口部19fが形成され、また、閉鎖部19cと抑止板
部19dの間以外の処理槽10Bの上方部分に蓋開口部
19gが形成されている。これらの蓋開口部19以外の
上部開口10a及び10bはすべて蓋部材19によって
覆われている。
【0041】この実施形態において、処理槽10A,1
0Bに海水を入れ、チューブ取付部13A,13Bにそ
れぞれフレキシブルチューブ14を接続して、処理槽1
0A及び10Bにエアを供給できるように構成し、処理
槽10A内に多量のエアを供給し、処理槽10Bにこれ
よりも少ない量のエアを供給する。この状態で、蓋部材
19の蓋開口部19fから乾燥卵を投入する。このと
き、処理槽10A内において分離板部19aが配置され
ていることによって、気体導入口10dから上昇してく
る気泡によって発生する上昇水流は分離板部19aによ
って分離された隅領域10Xには向かわず、気体導入口
10dの上方に形成された主領域10Y内を水面に向か
って上昇する。そして、この上昇水流によって発生する
下降水流もまた、主領域10Y内を下降する。このた
め、分離板部19aによって遮られた隅領域10Xには
気泡によって生ずる上下方向の循環水流はほとんど発生
しない。したがって、蓋開口部19fから投入された乾
燥卵は比較的水流の少ない隅領域10Xの水面近傍にお
いて徐々に吸水し、吸水して重くなると水中を下降して
主領域10Yの下部に至り、上記の循環水流に巻き込ま
れて攪拌される。したがって、乾燥卵が十部に吸水しな
いまま循環水流に巻き込まれ、主領域10Yの水面上に
浮かんだまま長時間、十分な攪拌作用を受けられないと
いう不具合の発生を防止できる。
【0042】気泡の上昇によって発生する循環水流はほ
とんど主領域10Yに限定され、仕切板部19bによっ
て遮られた副領域10Zには発生しない。ただし、副領
域10Zの下部には、主領域10Yの下部に向けて下降
してきた下降水流の一部が仕切板部19bの先端部下方
の隙間を通過して流れ込むことがある。この流れが発生
すると、未孵化卵の一部は副領域10Zに入り込む。し
かしながら、主領域10Yと副領域10Zとは処理槽1
0A内に挿入された仕切板部19bによって処理槽10
Aの下部を除いて仕切られているため、副領域10Zの
上部に向かうに従って急激に流れが弱まる。したがっ
て、未孵化卵は自重によって再び副領域10Zの下部に
向けて沈降し、やがて、仕切板部19bの下の隙間にお
いて主領域10Y内の上昇水流に巻き込まれて主領域1
0Y内に戻る。
【0043】処理槽10A内にてブラインシュリンプが
孵化すると、当初は主領域10Y内にて泳いでいるが、
蓋開口部19gから差し込む光による明るさに誘われて
副領域10Zに移動し、さらに閉鎖部19cの下方の開
口から処理槽10Bへと入る。最後に、抑止板部19d
を通過して処理槽10Bの主領域10Wへと移動し、明
るい水面近傍に集まる。ここで、孵化したブラインシュ
リンプの幼生が隅領域10Xに集まることを防止するた
めに、蓋開口部19fにさらに蓋をすることが好まし
い。なお、抑止板部19dは、気体導入口10eから供
給されたエアによって発生する処理槽10B内の循環水
流を和らげ、閉鎖部19cの下方の開口を通過する水流
を低減するためのものである。開口を通過する水流が低
減されることによって、処理槽10Aから未孵化卵や卵
殻が処理槽10Bに移動することをより確実に防止でき
る。
【0044】以上のように、本実施形態は一対の処理槽
10A,10Bを備えており、これらの処理槽が相互に
連通開口部10cを介して連通している。連通開口部1
0cは開閉板16,17によって全てあるいは部分的に
開閉可能に構成されている。このため、一方の処理槽1
0Aで孵化した水生動物を他方の処理槽10Bへと集め
るように使用することができ、また、処理槽10Aと1
0Bとを交互に独立に用いて連続的に孵化サイクルを実
施することも可能である。
【0045】なお、上記実施形態では、孵化装置自体を
単独で用いるように説明したが、たとえば、鑑賞魚用水
槽の周壁に孵化装置を係合させて取付け、孵化装置を水
槽内部の水面近傍に配置し、あるいは水槽外部に隣接さ
せて配置し、処理槽内から孵化した水生動物を掬い取っ
て水槽内に入れるようにしてもよい。この場合、上記の
ようにブラインシュリンプなどの生餌用の水生動物を孵
化させ、水槽内の鑑賞魚などの飼育している水生動物に
与えてもよく、また、鑑賞魚などの飼育目的の水生動物
自体を処理槽にて孵化させ、これを水槽内に放すように
してもよい。
【0046】尚、本発明の孵化装置は、上述の図示例に
のみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。たとえば、上記実施形態の孵化装置には一対の処理
槽のみが形成されているが、処理槽の数は一対に限ら
ず、3つ以上の処理槽が相互に結合されていてもよい。
また、処理槽同士が上記のように密着した形状となって
いるのではなく、たとえば管状の連通路を介して処理槽
が結合し、連通していてもよい。さらに、複数の処理槽
のうちの全てに気体導入口が設けられている必要はな
く、実際に孵化作業を行う処理槽のみに気体導入口が設
けられていてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
相互に結合された複数の処理槽が連設され、処理槽の下
部に気体導入口が設けられているため、処理槽のいずれ
かにおいて気体導入口から気体を導入し、処理槽の内部
に水流を発生させた状態とし、水生動物を孵化させる作
業を行った後、別の処理槽において引き続いて孵化作業
を行うことができるので、孵化装置の清掃作業などを孵
化作業が終了する度に行う必要がなく、しかも、孵化作
業を中断することなく連続的に孵化させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る孵化装置の実施形態の構造を示す
容器の斜視図である。
【図2】同実施形態の連通開口部の近傍を示す横断面図
(a)、縦断面図(b)、開閉板の側面図及び正面図
(c)、ならびに、別の開閉板の側面図及び正面図
(d)である。
【図3】同実施形態の使用態様を示すための縦断面図で
ある。
【図4】同実施形態の別の使用態様を示すための縦断面
図である。
【図5】同実施形態のさらに別の使用態様を示すための
縦断面図である。
【符号の説明】
10 孵化装置 10A,10B 処理槽 10a,10b 上部開口 10c 連通開口部 10d,10e 気体導入口 10f,10g 溝凹部 11 仕切壁 11a 縁リブ 12A,12B 外壁 13A,13B チューブ取付部 14 フレキシブルチューブ 15 保持部 16,17 開閉板 18,19 蓋部材 19a 分離板部 19b 仕切板部 19c 閉鎖部 19d 抑止板部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の処理槽が相互に結合された状態に
    連設されてなり、前記処理槽のそれぞれの下部に気体導
    入口が設けられていることを特徴とする水生動物の孵化
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記処理槽間を仕切
    る仕切り壁に、隣接する前記処理槽間を連通させる連通
    開口部が形成されていることを特徴とする水生動物の孵
    化装置。
  3. 【請求項3】 複数の処理槽が相互に結合された状態に
    連設されてなり、前記処理槽間を仕切る仕切り壁に、隣
    接する前記処理槽間を連通させる連通開口部が形成され
    ていることを特徴とする水生動物の孵化装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記連通開口部にて
    相互に連通している複数の前記処理槽のうち、少なくと
    も一つの前記処理槽の下部に気体導入口が設けられてい
    ることを特徴とする水生動物の孵化装置。
  5. 【請求項5】 請求項2から請求項4までのいずれか1
    項において、前記処理槽の上方から前記連通開口部に着
    脱自在に取り付けられ、前記連通開口部を開閉させる開
    閉板が設けられていることを特徴とする水生動物の孵化
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項2から請求項5までのいずれか1
    項において、前記処理槽の上部開口に取り付けられるよ
    うに構成された遮光性を有する蓋部材が設けられている
    ことを特徴とする水生動物の孵化装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記蓋部材には、前
    記処理槽の内部を前記連通開口部に臨む領域と前記気体
    導入口及びその上方部分を含む他の領域とに前記処理槽
    の下部を連通させた状態で仕切る仕切部が設けられてい
    ることを特徴
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